理学療法学科の新着情報一覧
2012.04.25
理学療法学科卒業生が勉強会を開催!
畿央大学理学療法科卒業生(4期生)の中田宏樹です。 平成24年4月22日(日)、同期の卒業生8名で理学療法の勉強会を行いました。 勉強会はKSM(kio study meeting)と名付けました。 これから毎月1回、畿央大学のキャンパスをお借りして、勉強会を行っていく予定です。 この勉強会の目的は、講義とディスカッションを行いながら知識を深めていくことです。 そのため、メンバーは10人前後の小規模でやることになりました。 勉強会の様子は、卒業生の活動として、このブログの「畿桜会NEWS」で随時、公開していきますので、ご期待ください! 今回はまさかの宅勉でした…笑 勉強会なのに…とても…とても面白かったです。 講義の内容は、大学で学んだことをどんどん発展させており、更にたくさんの知識を得ることが出来ました。 卒業したとはいえ、共に4年間を歩んできた仲間達です。 ディスカッションも遠慮することなく、様々な意見が飛び交いました。 内容も、畿央大学で学んだことを基礎に各自が考えを発展させ、非常にハイレベルだったと思います。 仲間達の熱意に触れ、また一段と勉強したいという意欲がわきました。 そんなこんなでふと時計を見た際…まさかの勉強会終了時間。 一瞬で過ぎ去った時間に、内容の濃さを実感しました。 ちなみにこの勉強会…今の時代の流れに合わせていろんなことを試しています。 インターネットの共有ファイルを使用し、講義のスライドをいつでもどこでも閲覧出来るようにしました。 更にそれを誰でも編集出来るようにもしています。 インターネット環境に詳しいメンバーがいたため、お世話になりました。 そして、勉強会参加者の中には九州で働いている人もいます。 彼はインターネット経由のテレビ電話(Skype)で勉強会に参加しています。 私たちの「勉強したい」という熱い想いは、地域を超えていったわけです。笑 ちなみに今回は計8人でしたが、実はあと数名メンバーがいます。 そんな仲間達で、これから毎月勉強会をしていきます。 ご協力頂いております先生方、事務局の方々に深く感謝申し上げます。 そして、これからもよろしくお願いいたします。 さて、桜が散り始め、新しい季節を感じてきました。 いっちょ、これからまた、みんなで頑張りますか~!
2012.04.24
ベトナム国立大学の教授がニューロリハビリテーション研究室を視察に来られました。
4月17日(火)にベトナム国立大学のToi教授が本学のニューロリハビリテーション研究室(森岡研究室)の視察に来られました。 ニューロリハビリテーションとは、神経科学を基盤としたリハビリテーション介入のことを言います。 本学のニューロリハビリテーション研究室は、主に脳機能イメージング機器を用いて、脳機能障害に対するニューロリハビリテーションについて考究し、科学的なニューロリハビリテーション手法の開発を行っています。 当日はまず、お互いの研究室の紹介(Toi教授、森岡教授)を行いました。お二人とも、英語でのスライドで英語でのプレゼン、英語でのディスカッションでした。さすがです。 次に、本研究室が現在行っている研究の紹介(前岡助教、D3中野)を行いました。 前岡先生と私は、英語でのスライドで通訳の人を介してプレゼンとディスカッションを行いました。 ディスカッションでは、お互いに様々な意見交換を行うことができました。 その後、Toi教授は脳機能イメージング機器などを設置している実験室を見学されました。 お話を伺っていると、Toi教授は本学の充実した脳機能イメージング機器の環境に対して大変驚かれていました。 今回のこのような視察をきっかけに、今後は国内の共同研究のみならず海外の共同研究にも発展していきたいと思います。 また、それと同時に本学の充実した脳機能イメージング機器を用いて、世界に向けて数多くの情報を発信していきたいと思います。 (畿央大学大学院 中野英樹)
2012.04.22
総合スポーツクラブNPO法人ポルベニルカシハラとの連携「子ども体力向上プログラム」が始動!
畿央大学、橿原市、ミズノスポーツほかが連携協力して園児の体力測定を実施! 文部科学省の統計によっても近年の小学生児童の体力低下はめだっていますが、中でも奈良県内小学生の運動能力は都道府県別で全国46位になっている現状です。 その原因として「外遊びやスポーツの軽視」、「マイカー使用等の生活の利便化」、「偏った食事等の生活習慣の乱れ」などによって身体を動かす機会が減少していることが考えられます。 そこで総合スポーツクラブNPO法人ポルベニルカシハラと畿央大学は、就学前の幼児年代から運動を好きになり、体力づくりに効果のある運動を楽しく行うことで、子どもの体力向上を図ること、そして何より保護者に、その重要性を理解してもらうことが重要であると考え、本プログラムの実施に踏み切りました。 2012(平成24)年4月20日、畿央大学理学療法学科瓜谷先生、松本先生(福本先生は授業のため欠席)および学部生5名(理学療法学科2名、看護医療学科2名、教育学部1名)、ミズノスポーツより2名、ポルベニルスタッフ9名計18名が橿原市立真菅幼稚園の園児約90名の体力測定を行いました。当日はあいにくの雨模様のため室内での立ち幅跳び、手と足指の握力測定、長座体前屈測定のみで、園庭で予定していたシャトルラン、ボール遠投、25m走などは次回延期とし、終了後は反省会議を開き今後の打合せをしました。 畿央大学では毎年10月下旬の大学祭(畿央祭)で約400名の地域住民の方々に「健康チェック」(骨密度計測・握力測定・体組成の測定・ファンクショナルリーチテスト・30秒椅子立ち上りテストなど)を無料で実施しており、そのノウハウを活かして子どもたちの体力増進につなげようという試みです。 子ども体力向上プログラム(園児の身体能力に合った体操、食事摂取の提案、保護者アンケート、講習会等)を実施する園、実施しない園でのその後の体力測定値との比較を行い、体力向上につながる各種メニューを模索していく壮大な事業です。 小学生以上の年齢児童の体力測定は文科省指導のもと全国で実施されていますが就学前児童については公表値がなく、この取り組みは本学理学療法学科教員の研究テーマとしても、また全国的にも注目に値するものといえます。
2012.04.12
新入生宿泊研修 -理学療法学科-
平成24年4月5・6日の2日間、理学療法学科新入生宿泊研修を大阪リバーサイドホテルにて行いました。 ”建学の精神(徳をのばす・知をみがく・美をつくる)と理学療法士について”をテーマに、初日は5人の4回生の先輩からのプレゼンテーションを聞き、建学の精神を活かした有意義な大学生活を送るにはどうしたら良いかをグループで話し合い、発表してもらいました。 予想していた以上にディスカッションは盛り上がり、新入生グループそれぞれの解釈で建学の精神とこれからの決意を発表してくれました。 新入生同士、グループワークを通じてすぐに打ち解けあった様子で、会場はすぐに賑やかになりました。 4回生の先輩達も積極的にグループワークのファシリテーターとして参加してくれました(ディスカッションよりも授業の事や部活について沢山質問を受けようでしたが・・・)。 研修2日目は、様々な医療現場で活躍している卒業生の先輩方にも建学の精神と理学療法士についてプレゼンをしてもらいました。 リハビリテーション室の様子や治療場面など写真や動画を駆使したプレゼンテーションで、新入生の皆さんには、自分達の将来像・目標をよりリアルにイメージできたんじゃないでしょうか? 今回の研修を通して、「理学療法士になる!」という、将来へのモチベーションがさらに上がり、充実した大学生活を送ってくれるものと確信した2日間でした。 ホテル周辺の桜は七部咲き程度でしたが、とても綺麗でした。 フレッシュな新入生と桜、なんか心が洗われる様な気がしました。 よし、がんばろう!
2012.04.01
平成24年度 畿央大学ニューロリハビリテーションセミナーのご案内
「平成24年度 畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー」につきましては、4月2日申込受付開始後約20分で定員に達してしまいました。 これからお申込みしようとされた方々に受講していただけない状況となりましたこと、誠に申し訳ございません。 ニューロリハビリテーションセミナー事務局 脳の科学(Brain Science)の進歩が叫ばれて数年が経過しました。そして、その科学を応用したリハビリテーションの導入が議論されはじめています。こうした世界的な流れを「神経科学を基盤としたリハビリテーション介入(Neuroscience based Rehabilitation)」と呼び、それを略したものがニューロリハビリテーション(Neurorerabilitation)です。ニューロリハビリテーションの展開は端緒についたばかりであることから、全国各地のリハビリテーションに関連する大学や養成校において、授業としてはほとんど取り入れられていないのが現状です。 しかしながら、その可能性は大変魅力的なものであり、近い将来、ニューロリハビリテーションに基づいた介入の必要性が叫ばれるようになるでしょう。畿央大学では、一昨年度よりニューロリハビリテーションセミナーを開催し、セラピストとして実践している方々の技術・知識の向上を目的としたブラッシュアップセミナーとして、またセラピスト教育に携わっている教育研究者に対して情報提供することで、その内容を教育に活用していただいています。 今年度も、学会や各種講習会などで断片的に広められているニューロリハビリテーションに関して、基礎から実践まで系統的に学べるプログラムを構成しました。そのプログラムは、骨・筋の構造や機能を学ぶように脳の構造や機能を学ぶ「基礎編」、人間の動きを学ぶように情報処理に代表される脳のシステム機能を学ぶ「応用編」、目に見える神経障害の病態を学ぶようにその病態を引き起こす目に見えない脳内機構、そして機能回復に伴う神経可塑的機構について学び、リハビリテーション介入を考える「臨床編」、さらには実際に先端の機器・装置を使用することで脳機能イメージング研究を体験し、臨床における運動、作業、言語課題を創造する「実践編」の四つで構成しています。実践編においては、将来的には研究サポートも提供したいと考えています。 ニューロリハビリテーションに関する基礎から実践までの幅広い知識の涵養を目的として、それらの内容について比較的精通した畿央大学の教育研究者が情報提供したいと考えています。皆様の受講を心よりお待ち申し上げております。 畿央大学 教授 森岡 周 基礎編 平成24年6月23日(土)、24日(日) 定員200名/受講費10,000円 定員に達しましたので、 締め切りました。 応用編 平成24年9月29日(土)、30日(日) 定員200名/受講費10,000円 定員に達しましたので、 締め切りました。 臨床編 平成24年12月1日(土)、2日(日) 定員200名/受講費10,000円 定員に達しましたので、 締め切りました。 実践編 平成25年2月23日(土)、24日(日) 定員 50名/受講費20,000円 定員に達しましたので、 締め切りました。 ※基礎編のみ、6月23日(土)カリキュラム終了後、参加者の情報交換と親睦をかねて、畿央大学学生食堂にて懇親会を開催します。 懇親会の参加もお申し込み下さい。懇親会費用(実費)は2,000円とし、当日受講費と一緒にいただきます。 会場 畿央大学(〒635-0832奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2)最寄駅:近鉄大阪線「五位堂駅」 講師 教授 森岡 周准教授 松尾 篤准教授 冷水 誠助教 前岡 浩 他 申込方法 定員に達しましたので、締め切りました。 締 切 各講座、定員になり次第締め切り 受講者の選考 原則、先着順 基礎編 日時 平成24年6月23日(土)、24日(日) 場所 冬木記念ホール 定員 200名 受講費 10,000円 内容ニューロリハビリテーションの基礎となる 脳の発生、構造、発達 ニューロン、グリア、シナプス、ミエリンの構造と機能 脳幹、視床、大脳基底核、小脳、大脳辺縁系、大脳皮質(前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉)の構造と機能 について学ぶ。 プログラム 6/23(土)6/24(日) 12:00~ 受付 9:00~10:30 (5) 大脳基底核と小脳の構造と機能 12:50~13:00 開会式 10:40~11:25 (6) 後頭葉の構造と機能 13:00~14:10 (1) 脳の発生・発達と構造 11:25~12:10 (7) 側頭葉の構造と機能 14:20~15:40 (2) 脳幹の構造と機能 13:00~14:30 (8) 頭頂葉の構造と機能 15:50~17:10 (3) 大脳辺縁系の構造と機能 14:40~16:10 (9) 前頭葉の構造と機能 17:20~18:00 (4) 視床の構造と機能 16:10~16:30 質疑応答 18:00~18:30 テーブル討議 16:30~16:40 閉会式 応用編 日時 平成24年9月29日(土)、30日(日) 場所 冬木記念ホール 定員 200名 受講費 10,000円 内容 ニューロリハビリテーションを応用するための基盤となる 脳内感覚情報処理機構 上肢・下肢の運動を実現するための脳内機構 運動・行為の学習をもたらす脳内機構およびその手続き 人間が持つ情動/感情とコミュニケーションの脳内機構 高次機能である思考・注意・記憶の脳内機構 運動イメージとミラーニューロンシステムに関する神経ネットワーク について学ぶ。 プログラム 9/29(土)9/30(日) 12:00~ 受付 9:00~10:30 (4) 運動学習の脳内機構 12:50~13:00 開会式 10:40~12:10 (5) 情動とコミュニケーションの脳内機構 13:00~14:30 (1) 感覚情報処理機構 13:00~14:30 (6) 思考・注意・記憶の脳内機構 14:40~16:10 (2) 上肢運動制御の脳内機構 14:40~16:10 (7) 運動イメージとミラーニューロンシステム 16:20~17:50 (3) 姿勢・歩行制御の脳内機構 16:10~16:30 質疑応答 18:00~18:30 テーブル討議 16:30~16:40 閉会式 臨床編 日時 平成24年12月1日(土)、2日(日) 場所 冬木記念ホール 定員 200名 受講費 10,000円 内容 ニューロリハビリテーションの臨床のための根拠となる 脳損傷後の可塑的変化機構 高次脳機能障害の神経機構と治療介入 失調症の神経機構と治療介入 パーキンソン病の神経機構と治療介入 運動器疾患・痛みの神経機構と治療介入 機能回復および学習プロセスに基づいた治療介入 神経科学に基づくリハビリテーション治療の最新トピックス 神経科学を用いたclinical reasoning について学ぶ。 プログラム 12/1(土)12/2(日) 12:00~ 受付 9:00~10:20 (5) 失行の神経機構 12:50~13:00 開会式 10:40~12:00 (6)痛みの神経機構 13:00~14:00 (1) 損傷脳の再組織化と機能回復の神経機構 13:00~14:20 (7) 神経科学に基づくリハビリテーション 14:10~15:30 (2) 失認の神経機構 14:40~16:00 (8)神経科学を用いたクリニカル・リーズニング 15:40~17:00 (3) 失調症の神経機構 16:00~16:30 質疑応答 17:10~18:30 (4)Parkinson病の神経機構構 16:30~16:40 閉会式 18:30~18:50 テーブル討議 実践編 日時 平成25年2月23日(土)、24日(日) 場所 E101講義室、脳機能実験室、インキュベーションラボなど 定員 50名 受講費 20,000円 内容 ニューロリハビリテーション研究の読解、実践、応用のための 各種脳機能イメージング研究(PET,fMRI,NIRS,MEG,EEGなど)の概要 脳機能イメージング研究の手続き 脳機能イメージング研究(NIRS,EEG)の実際(実験) 脳機能イメージング研究に基づく臨床・課題の創造 について本学が所有する脳機能イメージング装置を実際に使用し、自己の体験を通して学ぶ。体験学習。 プログラム 2/23(土)2/24(日) 12:00~ 受付 9:00~11:00 脳機能イメージング研究の実験(2) 12:50~13:00 開会式 11:00~13:00 脳機能イメージング研究の解析(1) 13:00~15:00 脳機能イメージング研究の概説 14:00~15:00 脳機能イメージング研究の解析(2) 15:00~16:00 脳機能イメージング研究の手続き 15:00~16:10 脳機能イメージング研究の説明 16:00~18:30 脳機能イメージング研究の実験(1) 16:10~16:30 質疑応答 16:30~16:40 閉会式 ※fNIRS 島津製作所より2台追加し、合計4台で実施予定。
2012.04.01
平成24年度 畿央大学運動器リハビリテーションセミナーのご案内
運動器疾患に対しては、私たち理学療法士をはじめとして、多くのリハビリテーションスタッフが日々治療にあたっています。運動器疾患のリハビリテーションに必要不可欠な解剖学・生理学・運動学などの基礎知識は、養成校での低学年時に習得することが常で、リカレント教育(再教育)の機会が少ないのが現状です。これらの基礎分野は、近年の科学進歩によりそれぞれ飛躍的進歩を遂げ、10年~20年前には未知であったことが既知の事実として証明されたり、事実として習ったものが修正されたりしています。また、臨床現場での評価ツールの進歩も目覚ましく、計測不可能であったものが客観的データとしてあらわされ、多くの学会や研究会で報告されています。しかし、データを読むための解析は難しく、膨大なデータを未知の解析法により変換され強引に納得させられている感が否めません。そこで、断片的な情報をまとめ、運動器疾患に対するリハビリテーションに必要な知識を基礎から実践までの系統的に学べるプログラムを構成しました。そのプログラムは運動器リハに必要な基礎知識を学べる『基礎編』、基礎知識をもとに日々臨床で行っているエクササイズに活かせる『応用編』、基礎知識をもとに各疾患を学ぶ『臨床編』、最後は解析手法を学ぶとともに、実際に計測機器を使用することで体の動きを捉え、臨床研究を体験することにより、運動器リハ研究への創造をする『実践編』の四つで構成しています。運動器疾患に対するリハビリテーションに関して、基礎から実践までの幅広い知識の涵養を目的として、それらの内容について精通した畿央大学の教育研究者が情報提供したいと考えています。皆様の受講を心よりお待ち申し上げております。 畿央大学准教授 福本貴彦 基礎編 平成24年6月3日(日)定員50名/受講費7,000円 応用編 平成24年8月5日(日)定員50名/受講費7,000円 臨床編 平成24年10月28日(日)定員50名/受講費7,000円 実践編 平成25年1月26日(土)、27日(日)定員 30名/受講費15,000円 実践編のみ2日間開講します。1日目2日目を通してご出席ください。 会場 畿央大学(〒635-0832奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2)最寄駅:近鉄大阪線「五位堂駅」 講師 教授 今北 英高教授 峯松 亮准教授 高取 克彦准教授 福本 貴彦助教 瓜谷 大輔 他 申込方法 ※受付開始時間を過ぎても申込フォームへのリンクボタンが表示されない場合はページの再読込、またはF5ボタンを押してください。上記内容でもリンクボタンが表示されない場合は、Ctrl + F5 ボタンを押しキャッシュのクリアをお願いいたします。※お申込頂きましたPCメールアドレスに自動返信メールを送信いたします。Outlook 2003 および Outlook Express 6 で受信したメールで文字化けが発生された場合、下記URLのMicrosoftサポート内の方法1、及び2をご確認ください。Microsoftサポート 締 切 各講座、定員になり次第締め切り 受講者の選考 原則、先着順 基礎編 日時 平成24年6月3日(日) 場所 L101教室 定員 50名 受講費 7,000円 内容 運動器リハビリテーションの基礎となる解剖・生理・運動学を学ぶことから正常な運動器の構造と治癒過程について学ぶ。 プログラム 6/2(日) 8:50~9:00 開会式 9:00~10:30 運動器リハに役立つ骨の知識 10:40~12:10 運動器リハに役立つ筋の知識 13:00~14:30 運動器リハに役立つ関節の知識 14:40~16:10 運動器リハに役立つ神経の知識 16:20~17:50 運動器リハに役立つバイオメカ二クスの知識 17:50~18:00 閉会式 応用編 日時 平成24年8月5日(日) 場所 L101教室 定員 50名 受講費 7,000円 内容 運動器リハビリテーションの基盤となる運動療法に応用するための歩行・姿勢・運動連鎖などのバイオメカニクスをもとに運動器の機能について学ぶ。 プログラム 8/4(日) 8:50~9:00 開会式 9:00~10:30 ROMに関する研究知見 10:40~12:10 筋力に関する研究知見 13:00~14:30 ストレッチに関する研究知見 14:40~16:10 歩行練習・転倒予防に関する研究知見 16:20~17:50 神経筋協調トレーニングに関する研究知見 17:50~18:00 閉会式 臨床編 日時 平成24年10月28日(日) 場所 L101教室 定員 50名 受講費 7,000円 内容 運動器リハビリテーションを臨床導入するための根拠となる病態・病理をもとに、臨床で多く遭遇するOA、人工関節、骨折、腰痛、肩関節障害について学ぶ。 プログラム 10/27(日) 8:50~9:00 開会式 9:00~10:30 最新の知見に基づくOAの保存的リハビリテーション 10:40~12:10 運動学を臨床応用した人工関節リハビリテーション 13:00~14:30 骨折のバイオメカニクスリハビリテーション 14:40~16:10 motor controlからみた腰痛患者のリハビリテーション 16:20~17:50 最新の知見に基づく肩関節障害のリハビリテーション 17:50~18:00 閉会式 実践編 実践編のみ2日間開講します。1日目2日目を通してご出席ください。 日時 平成25年1月26日(土)、27日(日) 場所 運動機能実習室、生理機能実習室、運動療法実習室など 定員 30名 受講費 15,000円 内容 運動器研究の読解、実践、応用のための加速度計・動作分析器・筋力計について本学が所有する装置や機器を実際に使用し、自己の体験を通じて学ぶ(体験学習)。 プログラム 1/26(土)9/29(日) 12:00~ 受付 9:00~11:00 筋電と筋力① 12:50~ 開会式 11:00~13:00 筋電と筋力② 13:00~14:00 客観的評価の基礎知識 14:00~15:00 3Dと床反力① 14:20~15:50 加速度計の実践① 15:00~16:10 3Dと床反力② 16:00~18:30 加速度計の実践② 16:10~16:30 質疑応答 16:30~16:40 閉会式
2012.03.30
理学療法士国家試験結果~2012年3月卒業生
2011年度理学療法士国家試験、合格率95.5%! 第47回理学療法士国家試験(2012年2月26日実施)の合格発表が3月30日に行われ、6回目の卒業生となる健康科学部理学療法学科では、67名が受験し64名が合格しました。本学の合格率は95.5%(新卒のみ)で、全国平均は82.4%(全体)でした。 今回の試験は昨年に続いて問題が難しく、全体の合格率は82.4%と厳しい結果になりました。本学の学生はよく頑張って、平均を上回る成果をあげてくれましたが、決して満足できる数字ではありませんでした。合格を確実にしていくためにはしっかりとした準備が必要ですが、来年にむけて、学生諸君とともに一層の対策強化をはかりたいと思います。 理学療法学科 学科長 庄本康治
2012.03.16
社会連携 鳥人間コンテスト常連校「京都大学Shooting Stars」を支援しています!
昨年(2011年度)第34回鳥人間コンテストでは、最高齢のパイロットとして吉本興業の間寛平さんが飛ぶことになり、畿央大学理学療法学科田平先生、福本先生、松本先生らが肺活量や筋力など基礎体力測定や持続力維持のサポートを行いました。 これは、もともと理学療法学科の松本先生が、2009年度32回大会から、京都大学Shooting Starsチームのパイロットをサポートしていた関係で、読売テレビをとおして依頼があったものです。 昨年の京大チームは、伝動装置の不具合があって4位1,629mの記録に止まりましたが、今年こそ大きな期待がかけられています。 ▼下の写真の2人のうち、今年のパイロット島田君(2回生、左)と、来年2013年フライト予定の來山君(1回生、右)の2名が本学で体力測定をするため、訪ねてきてくれました。 來山君は、来年の出場に向けて今から1年以上かけて10キロ減量し、さらに筋力を付け直すという人体改造をして、優勝に望むそうです。 京大Shooting Starsは鳥人間コンテスト出場回数18回を誇る伝統ある古豪チームですので、今年(2012年)7月末頃に予定されている琵琶湖畔での第35回鳥人間コンテストには、ぜひみなさんも応援に行ってくださいね。 【関連記事】 鳥人間コンテスト本番出場で間寛平さんをメディカルサポート https://www.kio.ac.jp/information/2011/08/post-392.html 6月30日に間寛平さんが畿央大学で体力測定! https://www.kio.ac.jp/information/2011/07/post-387.html
2012.03.02
就活レポート~就職活動の現場から~№128
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第128弾! 理学療法学科6期生(12年卒) 原田 鉄也さん 兵庫医科大学病院 勤務 【志望理由】 病院見学で主任の先生と話をするうちに、自分の理想の理学療法士像を叶えるならココだ!!と感じたからです。よく「専門性」という言葉をよく聞きますが、実習や学校の講義などを通し専門性を伸ばすにしてもまずは様々な分野に携わり、広い視野を持つことが大事だという考えを持つようになりました。こちらの病院ではリハ基準も整っており、スタッフルームも勉強をしやすい環境だと感じました。また研究面においても、意欲的な方々が多く、様々な論文にて病院の名前を拝見する機会が多くありました。そのためこの病院ならいつまでも向上心を持ったまま、自分の理想に近づけると感じ志望しました。 【就職活動を振り返って】 就職についてはぼんやりと自分の働きたい職場像をイメージしながら実習に臨みました。そして実習先の様々な先生方になぜ今の病院に勤めているのか、また自分の目指す理学療法士像を聴いていただき、徐々に自分の働きたい病院のイメージを固めていきました。実習が終わった頃から、積極的に病院を探し始めましたがなかなか見つからず、「ココだ」と思っても求人が出ていない病院が多くありました。このままでは拉致があかないと感じ、とりあえず見学に行こうと動き出し、見学先の主任の先生に自分の考えを話し様々な意見をいただきました。また求人が出ていない施設にも電話し見学だけでもお願いするということを行いました。そのうち2施設だけ働きたいという病院が見つかりましたが、一方は今年度は募集が行われるか未定(電話で人事の方に伺いました)で、もう一方は最終結果が年度末という状況で少し悩みましたが、他の病院で妥協したら絶対後悔すると考え、後者の病院を受けました。結果、2次試験でご縁がなく、気づけば12月になりクラスで就職が決まっていないのは残り数名の状況でした。少しくじけそうになりましたが、結果が届く前日に、元々は第一志望であった前者の病院で求人が出たため、もう一踏ん張り!!と思い受験したところ、無事合格することができました。 こうして8月から始め約5ヵ月、長い僕の就職活動が終わりました。この5ヶ月間は卒業研究や国家試験の勉強など他にもやることがあり就職に対するモチベーションを維持するのが大変でしたが、ゼミの仲間や先生方に支えられ、クラスの友達やキャリアセンターの方にも相談し、いろんな人達に助けられた日々でした。みんなのおかげで無事合格できました、みんなありがとう。結果論にはなりますが最終的に第1志望の病院に就職することができ大満足の結果です。 【就職活動でPRしたこと】 ・自分の理想の理学療法士像 ・自分は好奇心旺盛で、様々なことに貪欲にやっていくということ ・マラソンをやっていた経験から体力には自身があること ・研究面で自分がしたいこと 【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターの岡田さんにはお世話になりっぱなしでした。履歴書の添削や送付状の書き方、お礼状のことや面接練習、そのほかの細かいことなど少しでも気になれば岡田さんに聴きにいき、優しく丁寧に対応していただきました。岡田さんとは廊下ですれ違うことが多く、そのたび気にかけ声をかけていただきました。また毎週メールで新着求人情報を送っていただけるため、自分では気づいていなかった病院を知ることができ大変助かりました。 【後輩へのアドバイス、メッセージ】 ①自分が今やりたいこと、将来やりたいことを考える。 まずは、自分がどういう理学療法士になりたいのか考えると言いかと思います。どういった分野をしたいのか、どういった場面で活躍したいのかなどこれだけでもずいぶん絞れます。また将来も考えて、研究が行いたいのであれば論文などを検索して、その病院でどのような研究が行われているかなど調べてもよいかと思います。 ②積極的に動く 自分が行きたい病院に募集がなかったときは、以前までの求人がいつ出ていたか、また直接病院へ電話して求人の予定を聞いたらいいと思います。また募集がない状況でも、見学をさせていただける病院もたくさんあるので、興味があるなら見学に行きいろんな話を聞いたらいいと思います。なにより見学の場面では担当の先生と話す機会があります。このとき病院についての質問だけでなく、自分がやりたいことなど熱く語ると、貴重な意見を返していただける先生が多く、自分の考えていなかったことに気づけたりします。 ③国試の勉強 就職活動中は国試の勉強もあり少し大変です。しかし、就職試験では専門試験で国試の問題がでる施設もあります。実際、僕が受けた病院では60問近く国試の問題が出ましたが、過去5年分の問題を解いていると6割以上はまったく同じ問題が出ていました。おかげでこの試験に受かることができました。いずれは勉強することだと思うので早いうちにしていれば、就職試験、国試対策どちらにも活用できるかと思います。 ④相談する これは僕自身就職活動をするうちに強く思ったことですが、使えるものは何でも使いましょう。先生方や、キャリアセンター、先ほどのべたように病院の先生など、相談すればいろいろなものを返していただけます。どういう人が働いているのか、今後、つぶれることはないか?など僕たちが知らないことをたくさん知っています。なので積極的に相談しましょう。 ⑤最後に 病院というのはいくつもあり、どこでもいいなら特に就職に困ることはないかと思います。また今までさんざんいろんなことを言いましたが、実際に働いてみるまでどのような施設かははっきりとわからないと思います。 しかし、働いて数年の先輩方の話を聞いていると、今の施設に満足しておらず施設を替える方も多くいらっしゃいます。僕自身、今回の志望先に満足しているといいましたが、3年後はまた違う意見を持っている可能性もあります。またどこで働いても、その人のやる気しだいではいくらでも有意義なものとなると思います。 結局まとまらない話となりましたが、この就職レポートで少しでも参考になるところがあれば幸いです。就職先しだいで今後いろいろなものが左右されるのは間違いないので後悔のないよう就職活動をがんばってください。応援しています。
2012.02.28
ニューロリハビリテーションセミナー(実践編)を開講しました。
平成24年2月25日(土)、26日(日)に「平成23年度畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー -実践編-」が開講されました。 昨年度から始まりました畿央大学ニューロリハビリテーションセミナーも2年目となりましたが、今回の「実践編」はそれを締めくくるセミナーとなりました。 これまでのセミナーと異なり、「実践編」では脳機能イメージング研究の実際について、講義に加え、実際の機器操作、測定、解析、結果の解釈、プレゼンテーションまでを受講生に経験していただきました。 昨年同様、本学にある機能的近赤外分光法(fNIRS)装置2台と(株)島津製作所のご協力のもとさらに2台を加えた合計4台を準備しました。 そして今回は、昨年度に本学に導入された高機能デジタル脳波計Active Two system(BIOSEMI社製)の脳波計(EEG)も加え、電気生理学的側面からの脳機能測定も体験して頂きました。 「実践編」では少人数でのグループに分かれ、それぞれの装置を1日半存分に体験、装置の限界も含め理解していただけたでしょう。 プレゼンテーションの準備では、考察についてグループ内で様々な議論がなされ、それによりさらに脳機能について理解が深められたことと思います。 また「実践編」はこれまでのセミナーに比べ少人数のため、セミナーおよび懇親会でも非常に距離が近く、良い雰囲気の中、新たな人のつながりもできたと考えます。 すでに、来年度の畿央大学ニューロリハビリテーションセミナーについては、日程の案内を畿央大学ホームページなどに掲載しております。 https://www.kio.ac.jp/event/120217.html 来年度は3年目となり、一つの区切りでもあります。さらに発展したセミナーとなるよう準備をしています。 最後に、今回の実践編を開催するにあたり、測定やデータ処理について島津製作所の皆様にもサポートしていただき、機器についてより詳細な説明を提供できたことを、この場をかりて感謝申し上げます。 畿央大学大学院健康科学研究科の皆様にも2日間、セミナーの運営にご協力いただき、あわせて感謝申し上げます。 【平成23年度畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー関連記事】 ■実践編に向けた「脳波の解析に関する技術指導セミナー」 https://www.kio.ac.jp/information/2011/08/post-396.html ■臨床編 https://www.kio.ac.jp/information/2011/12/23-3.html ■応用編 https://www.kio.ac.jp/information/2011/09/post-413.html ■基礎編 https://www.kio.ac.jp/information/2011/07/23-1.html