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理学療法学科の新着情報一覧

理学療法学科の新着情報一覧

2013.09.30

就活レポート~就職活動の現場から~№199

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第199弾! 理学療法学科8期生(14卒) 山野綾子さん 牧病院 勤務     【その病院施設に決めた理由】 同じ法人内の病院で2か月間実習させていただきました。先生方は患者さんに対してはもちろんのこと、実習生である学生にも、本当に丁寧で優しく、熱心に指導してくれました。リハビリ室の雰囲気や患者さんの一生懸命にリハビリに取り組んでいる姿を見て、このような環境で働くことができればいいなと感じました。しかし、理学療法士になり臨床に出るにあたって、初期の段階で術前術後、リスク管理等を学びたいという思いが強くあったため、同法人の急性期病院と決めました。法人では急性期・回復期・老健・デイケア・訪問リハなど幅広い領域があることや、院内保育園が設置されていることも魅力でした。 【就職活動を振り返って(苦労したこと、学んだことなど)】 苦労したこと:実習を経験すれば、自分のしたい分野や行きたい病院のが決まるかなと考えていましたが実習が終わっても決めることができませんでした。履歴書の文章、面接の練習も苦労しました。 【就職活動でPRしたポイント】 他施設に比べ1日の担当数が少ないこと、法人理念のこと、この法人で働きたいという思いをPRしました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターの岡田さんには、履歴書の添削や面接練習で大変お世話になりました。面接練習では良いところ、悪いところをはっきり言ってくれました。悪いところは練習し、本番ではそのおかげで心に余裕をもって行うことができました。”畿央生らしさ”を十分にアピールできるのも、就職サポートが手厚いからだと思います。 【後輩へのアドバイス・メッセージ(就職活動のこと、学生生活の過ごし方など)】 周囲と就職先について色々な話しをしていると、本当に自分がしたいのは何なのか、が分からなくなることもあると思います。でも見学にいき、施設間を比べると自分の行きたいと思う病院が見つかると思います。頑張ってください(^^)  

2013.09.28

欧州呼吸器学会の参加レポート

2013年欧州呼吸器学会(European Respiratory Society annual congress)参加レポート     この度2013年欧州呼吸器学会に参加してきました。学会は9月7~11日にスペイン,バルセロナのFIRA BARCELONA, Convention Centre de Gran Viaで開催されました。この学会は、呼吸器系の学会では世界最大級であり、私は昨年に引き続いて2回目の参加となりました。本学からは私1人の参加でしたが、昨年大学院(博士)を卒業した有薗さん(現 聖隷クリストファー大学)や長崎、名古屋、関西の友人など10人ほどの理学療法士とも学会場で会って話をしました。     私は、9/11(水)に ”Mechanisms contributing to exercise limitation in health and respiratory, cardiac and pulmonary vascular diseases” セッションで ”Comparison of the characteristics of symptom-limited exercise tests between incremental and constant work rate protocols” という演題をポスターディスカッションという形式で発表しました。これは通常のポスターとオーラルでの発表、質疑応答が混ざった形式です。       セッションの司会者は,P. Laveneziana, L. Puente Maestúの2名で、特にL. Puente Maestú氏は、運動負荷や骨格筋の酸素動態に関して多数報告しており、私も文献でよく知っている研究者でした。私の演題は、「高強度定常負荷試験の方がランプ負荷試験に比べて骨格筋の酸素利用が高くなり、これが運動持続時間のリハビリによる改善効果が高いという要因の1つであろう」という内容で、座長やフロアからいくつか質問を受けました。 今回の学会では日本の理学療法士の発表も増えてきましたが、まだ演題数は少なく、言葉の壁により十分な討論が出来ないケースが多い様です。私自身も含めてもっと国際的にならなければと再度思わされた学会でした。   健康科学部理学療法学科 教授 田平一行

2013.09.27

畿央大学大学院 博士後期課程の学位記授与式が行われました。

去る9月21日(土)の14:00より、畿央大学大学院健康科学研究科博士後期課程の学位記授与式が行われ、井出宏さんと徳田光紀さんのお二人に博士(健康科学)の学位が授与されました。       畿央大学大学院健康科学研究科の博士課程論文審査基準では、主論文の条件として「査読のある国際(英文)学術雑誌に掲載されたもの、あるいは掲載が決定しているもの1篇」としています。お二人の論文は3月までに完成はしていたものの雑誌掲載が遅れたため、学位記の授与が9月になったものです。金子章道研究科長からは、世界に通用する学位論文を完成させたお二人に対してねぎらいとこれからの活躍に対する期待を込めた式辞があり、また博士号を授与されたお二人からは、それぞれに感謝と決意の挨拶がありました。そのあとお二人と金子研究科長、冬木副学長、森岡研究科主任、お二人の指導教官である田平教授、庄本教授を交えて記念撮影をし、あたたかな雰囲気の中で授与式を終了しました。 お二人からコメントを頂戴しましたので、ここでご紹介させていただきます。   ●徳田 光紀さん   私は学士、修士、博士とすべて畿央大学および畿央大学大学院で取得させて頂きました.大学時代の担任も、大学院の指導教員も庄本康治教授でありました。理学療法士として、研究者として一から指導して頂いた庄本先生には感謝の言葉しか浮かびません。本当にありがとうございました。 また,金子章道研究科長はじめ世界レベルの研究者の先生方の講義を受講できたことは、今後も大きな財産になると感じています。『博士号の取得がゴールではなく,ここが一人前の研究者としての起点となるべきである』金子研究科長に頂いた祝辞のお言葉は忘れません。今後も研究者の一人として謙虚に,そして畿央大学大学院で博士号を取得できたことに自信と誇りを持って、研究活動を続けていきたいと思います。 これからもご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。   ●井出 宏さん   2013年9月21日(土)博士学位授与式に出席しました。 この中で健康科学研究科の金子研究科長は、学位の取得は研究者としての出発点に過ぎない。慢心することなく今後も研鑽を続けてほしい、という旨の言葉がありました。私は、この言葉をいただいて、今後とも継続的な自己研鑽に努めること、研究のための研究ではなく常に臨床を意識した研究をしていくこと、独創的な研究とは何かを常に考えていく必要性を再確認しました。また、ここまで来られたのは田平教授のご指導や田平研究室の同僚からの助言などがあったからだと思っています。そして、最後に陰に陽に支えてもらった私の家族に感謝したいと思います。

2013.09.26

就活レポート~就職活動の現場から~№197

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第197弾! 理学療法学科8期生(14卒) 田中のぞみさん 牧リハビリテーション病院 勤務   【その病院施設に決めた理由】 評価実習でお世話になった病院です。病院全体の雰囲気が明るく、セラピストと患者様の心の距離が近いように思い、魅力を感じました。私には、患者様の不安ややる気、身体機能などすべてを引き出せる理学療法士になりたいという目標があり、この病院では目標が実現できるのではないかと思い志望しました。 働いている現在1年目の先輩にお話を聞いた際「毎日楽しい!」とおっしゃっていた事が決め手でした。 【就職活動を振り返って(苦労したこと、学んだことなど)】 長期実習で自宅から自転車で20分程度の病院に行っていたことから、それくらい自宅から近い病院がいいという気持ちがあり、内定を頂いた病院は自宅から1時間程度かかるので迷いました。また大阪市内に住んでいるので病院がたくさんあり迷いました。しかし、見学にいくことで自分がやりたいことや大切にしたいことが具体的になり、最初から希望していた病院を受験することを決まることができました。 【就職活動でPRしたポイント】 ・常に笑顔でいること ・「人」が好きなこと ・学生生活で行ったボランティア活動 【キャリアセンターと就職サポートについて】 履歴書添削や面接練習の中で、「私」を客観的に評価してくれ、自分でも気づいていなかった長所を褒めて頂いたり、短所を注意して頂いたりし、新しい気づきがありました。 右も左もわからない状態で、どこの病院に見学にいっていいかさえわからなかった時に、希望などを聞いてくれ、それに合った病院をピックアップしてくれたりと、何から何までお世話になりました。 面接練習では個人面接、グループ面接の対策をしていただき、練習が終わった後も自信がなかったのですが、岡田先生が背中を押す言葉をかけてくれたので、自信を持って本番に臨むことができました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ(就職活動のこと、学生生活の過ごし方など)】 長期実習が終わるとすぐに就職活動が始まります。そこから自分の希望を考えていては遅いかなと思うので、長期実習に行くと変わるかもしれませんが、まずは行く前までに「こんな働き方をしたい」「こんな理学療法士になりたい」など、自分の中での理想の理学療法士像を少し考えておいたほうがいいと思います。 また、学生生活で「これを頑張った!」と言えるのは強いと思うので、普段の学生生活、クラブ活動やボランティア、アルバイトなど、なにか信念をもって頑張れたらいいなと思います。

2013.09.25

理学療法学科で「全学年症例検討会」が行われました。

4回生が下級生に向けて語る「症例報告会」を開催!     理学療法学科では4回生になると、4月から7月まで8週間の「総合臨床実習」を2回、病院を変えて計16週間行います。実習を引き受けて下さっている病院の理学療法士(実習指導者)の指導のもと、理学療法士の卵として様々な疾患を呈する患者さんを対象に基本的な評価を行い、その結果に基づいて基本的な治療プログラムを立案し、実施していきます。3回生までに学んだ知識、技術を総動員して患者さんと直接向き合う経験の中で4回生たちは大きく成長して帰ってきますが、その経験から学んだことを下級生たちに伝える「全学年症例検討会」が9月18日(水)に行われました。     4回生にとっては基本的な知識を再確認し、下級生に説明できる能力を高めることをねらいとし、1~3回生にとっては理学療法士の仕事を身近に感じたり、現在学んでいる科目(基礎医学)と臨床との関係を理解することで勉強へのモチベーションを高めることがねらいです。何よりも学年を超えた縦のつながりを強め、気軽に質問、相談できる人間関係を作ることで、学生生活、実習に対する不安解消につなげることをめざしています。   当日は各学年3名前後、全部で12名前後のグループに分かれて司会進行は4回生が担当、教員はファシリテーター役に徹して見守ります。4回生が準備したレジュメや資料をもとに活発な質疑応答も行われ、この症例検討会のねらいは達成できたようです。学生たちの声を紹介します。   ●理学療法学科4回生 宮村 佑 長期実習が終わり、2ヶ月が経ちます。就職活動、卒業研究、国家試験に気持ちが切り替わりつつあるこの時期に、後輩に向けての症例報告会が行われることで、もう一度実習中の気持ちが思い出されました。しかし実際に発表するだけでなく、分かりやすく説明するとなるとなかなか上手くいかず、改めて伝えることの難しさを感じました。 また、今回は実習の話が中心となりましたが、他にもたくさん、後輩に伝えたいことはあります。後輩、特に1.2回生には面識のない人が多かったですが、この症例報告会をきっかけに交流の場が増え、縦のつながりが強くなれば良いと思います。     ●3回生 赤山 加惠 今回、症例発表で4回生の長期実習の話を聞かせていただきました。実習での参考になる話はもちろん、辛かった話や苦労した話も聞かせていただきました。話を聞く中で、今後の実習に不安を感じると共に、「もっと頑張らなくては」と再度自分を奮い立たせる良い機会となりました。せっかくのこのような機会なので、同じ種類の症例でなく、整形と脳卒中など違う種類の話を聞くことができれば、より一層考えや興味が深まるのではないかと思いました。今回聞かせていただいた話を活かし、今後の授業や元気塾に、臨床に出た時の事も考えながら取り組んでいきたいと思います。     ●2回生 麻野 紗也加 今回4回生の先輩方による症例発表を聞いて、実際の現場を体験してこられた先輩方のお話は、とても興味深く、勉強になることばかりでした。難しい内容は絵などを使って細かく説明してくださり、わかりやすかったです。去年のこの発表会ではほとんどわからなかった内容が、2回生になった今では大分理解できるようになっていて、自分でも驚きました。今授業で習っている内容が直接将来に結びついていることを、改めて感じました。先生から聞くのとはまた違う視点があり、今後も上級生の方と交流する機会を持てればよいなと思いました。     ●1回生 伊與田 一輝 この症例検討会が始まる前までは、1回生の僕たちには難しい話ばかりで全然理解できないのではないかと少し心配していましたが、4回生の方々は僕たちの知らない専門用語をその都度説明し、庄本先生も出てきた疾患についての動画を見せてくださったので、しっかり理解しながら話を聞くことができました。1番印象に残ったことは、「実習を終えて考え方が変わったことはありますか?」という質問に対して、「患者さんに目標を聞くときに、ただ歩けるようになりたいだけじゃなくて、~するために歩けるようになりたいなどと具体的な目標を持ってもらうことが大事だと思った」とおっしゃっていたことです。先日の卒業生のシンポジウムでも旅行するためにリハビリをずっと続けている患者さんの話があったので、高いモチベーションの中でリハビリしてもらうには具体的な目標が大事なのだと学びました。僕も4回生になったときに後輩たちにわかりやすく伝えられるように、まずは今の勉強をしっかり頑張ろうと思いました。  

2013.09.16

院生が『日本ペインリハビリテーション学会学術大会』で優秀賞を受賞!

2013年8月31日9月1日に、福岡の九州ビルディングにおいて、『日本ペインリハビリテーション学会学術大会』が開催されました。   今学会のテーマは、「痛みの医療におけるリハビリテーションの可能性」でした。プログラムの中には、術後痛から慢性痛を対象とした臨床研究のみならず、動物実験などの基礎研究も多くありました。臨床家として、テーマ通り、痛みに対するリハビリテーション可能性を考えさせられ、大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。   基調講演では、沖田実教授(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科医療科学専攻リハビリテーション科学講座運動障害リハビリテーション学分野)が痛みの教育の現状と課題について、理学・作業療法士の卒前教育を中心にお話されました。シンポジウムでは、「慢性痛医療の最前線―チーム医療の各領域から―」というタイトルで行われました。その中では、池本竜則先生(愛知医科大学運動療育センター・学際的痛みセンター)が、運動器外科の視点から、細井昌子先生(九州大学病院心療内科)が、心療内科の視点から、川久保宏美先生(九州大学病院看護部心療内科)が、看護の視点から、松原貴子先生(日本福祉大学健康科学部リハビリテーション学科)が、リハビリテーションの視点からお話されました。どれも非常に興味深い内容であり、その中でも特に、川久保宏美先生がお話された、心療内科の看護の視点からでは、患者の現象の捉え方や対応の仕方など、セラピストとしても非常に多くのことを学ばせて頂きました。     一般演題では、口述発表が5演題、ポスター発表が19演題あり、基礎から臨床まで多岐にわたる領域からの発表がありました。その中から今回、私が発表した「撓骨遠位端骨折後のギプス固定期間中に腱振動刺激による運動錯覚の介入がギプス除去後の痛みに及ぼす影響-1症例による検討-」が優秀賞に選出されました。     この研究は私が本学大学院修士課程で行っている臨床研究であります。発表や質疑応答では不十分な点が多かったため、私の演題が日本ペインリハビリテーション学会歌術大会にてこのような素晴らしい賞に選出していただけるとは全く思ってもおりませんでした。また今回の演題では、1症例による検討であり、課題が多くみられます。そのため今後解明するために、よりいっそう研究に励んでいきたいと思っております。この場を借りて、この研究を御指導してくださった森岡周教授ならびに本学神経リハビリテーション学研究室のメンバーに心から感謝いたします。   健康科学研究科 健康科学専攻修士課程1回生 今井亮太 (理学療法学科5期卒業生)

2013.09.11

畿央大学短期語学留学プログラム 現地リポートNo.10

こんにちは。理学療法学科2回の佐々木紀奈子です。 8月中頃からイギリスのレスターに留学して3週間目が終わりました。英語はもちろんのこと様々なことを経験し、肌で感じています。今まで英語を話すことはなく、留学当初は非常に緊張し上手く言えないことも多々ありましたが、積極的にコミュニケーションをとるように心がけた結果、少しずつですが上達を実感するようになりました。 理学療法学科として初めてこの留学プログラムに参加しているということなので、医療福祉関係で気づいたことについて書きたいと思います。       こちらの写真を見たことがあるでしょうか?わたしはイギリスで初めて見ました。ちなみに二階建てバスの最前列から撮った写真です。 恐らくですが、近くに福祉施設があるのだと思います。お年寄りへの配慮が見られます。この夫婦のイラストは心がホッとします。 理学療法士の地位は日本よりイギリスが先に確立されたと言われています。歴史の深さがあるがゆえに、この国はすべての人が共生する社会で日本ではなかなか見ることができないと感じました。 その代表例として、ホストファミリーとドッグショーに出かけたときの話です。このショーは飼い主と犬がともに歩きその美しさや信頼性を見るものです。イギリスでは車椅子を見かけないかわりに電動車椅子をよく見かけます。そのショーの出場者として電動車椅子にのった女性がいました。その女性は電動車椅子にのったまま、リードをもちウォーキングをして見せました。曲がり角も自由自在に犬と電動車椅子をコントロールされていました。その姿は素敵でした。 女性の姿から、すべての人が自分の意志を持っており、趣味や仕事を楽しんでいるように感じました。日本人である私と違い、周りのことなんて意識しないのです。住みよい国と言われる理由がなんとなく分かった気がしました。   最後の1週間はロンドン観光をしたり、ミュージカルを観たりと予定いっぱいです!あらゆることを吸収し、大きく成長して帰国したいと思っています。   ▲ドッグショーです     ▲とても親切にして頂いたホストファミリーとの一枚です。   【関連記事】 短期語学留学プログラム現地リポート1 短期語学留学プログラム現地リポート2 短期語学留学プログラム現地リポート3 短期語学留学プログラム現地リポート4 短期語学留学プログラム現地リポート5 短期語学留学プログラム現地リポート6 短期語学留学プログラム現地リポート7 短期語学留学プログラム現地リポート8 短期語学留学プログラム現地リポート9

2013.09.09

卒業生が「総合リハビリテーション賞」を受賞しました!

2013年7月31日に第21回「総合リハビリテーション賞」授賞式が医学書院にて開催されました。     本賞は、「総合リハビリテーション」誌編集顧問の上田敏先生が東京大学を退官される折(1993年)に金原一郎記念医学医療振興財団に寄付された基金を原資として発足されたものです。今回、2012年に掲載された投稿論文45本のなかから、私が発表した「足底知覚学習課題が高齢者の歩行安定性に与える効果―ランダム化比較対照試験」(「研究と報告」40巻10号掲載)が本賞に選出されました。 本研究は、私が本学大学院博士後期課程在学中に行った研究であり、足底の知覚誤差が減少することによって高齢者の歩行中の姿勢バランスが向上することを明らかにした研究になります。 授賞式では、上田敏先生から賞状と激励のお言葉をいただき、大変緊張すると同時に嬉しい気持ちでいっぱいでした。 この場を借りて、本研究を御指導してくださった森岡周教授ならびに本学神経リハビリテーション学研究室の皆さんに深謝いたします。   畿央大学大学院健康科学研究科 客員研究員 日本学術振興会 特別研究員 中野 英樹

2013.09.04

学生広報スタッフBlog vol.89~理学療法学科シンポジウムレポート!

学生広報スタッフ、理学療法学科4回生の山野です。   8月24日(土)に開催された理学療法学科の開学10周年記念事業に参加しました。在学生に加えて1期生から7期生の卒業された先輩方、総勢300人以上が冬木記念ホールに集まりました。       午前の部では、松田輝先生による「プロフェッショナルとしての理学療法士への処方箋」の基調講演がありました。臓器移植に対する理学療法の重要性、他職種連携、生涯教育などの内容で、大変興味深く考えさせられる講演会でした。最後は、畿央大学の建学の精神である「知・徳・美」の融合がプロフェッショナルへの道である、と締めていただきました。   お昼休憩、卒業生は食堂にて懇親会が行われました。(私は参加していませんが、、、) ▼親睦会の様子はこちらから!  開学10周年記念 理学療法特別講演会を開催しました。      午後の部では、「理学療法士として道を拓く」というテーマでのシンポジウムが行われました。       司会は三ツ川拓治さん(1期生、西大和リハビリテ−ション病院)、シンポジストは、千賀恵さん(1期生、喜馬病院)、吉田陽亮さん(1期生、大和橿原病院)、尾川達也さん(3期生、西大和リハビリテ−ション病院)、石垣智也さん(4期生、東生駒病院)、加藤美奈さん(5期生、愛仁会リハビリテ−ション病院)、貴島みのりさん(5期生、藤井会リハビリテーション病院)、峯耕太郎さん(6期生、徳島赤十字ひのみね総合療育センター)、上田和輝さん(6期生、ポシブル株式会社)です。シンポジウムを進めていく中で、「スペシャリスト」「プロフェッショナル」がキーワードとなっており、様々な視点から先生方の考えを聴き、理学療法士の今後を考える貴重な機会となりました。   4回生である現在、理想の理学療法士像を思い浮かべていますが、社会に出ると現実ではうまくいかないことも多々あると思います。しかし、そんなときに一緒に考えることのできる先生、先輩、同級生、後輩がいるんだなと再確認しました。こういった環境で日々過ごしていることを誇りに思います。 久しぶりにお会いする先輩方も多く、とても有意義な時間を過ごすことができました。4回生前期からスタートした4ヶ月にわたる長期実習も終わり、残すは就職活動・卒業研究・模試、そして来年2月にある国家試験となりました。   あと少しの残された学生生活を楽しみながら、切磋琢磨し頑張っていきたいと思います!

2013.09.03

第5回やまとフォーラムを開催しました。

冬木学園教員と地域で活躍されている多彩な方々を講師に迎え、第5回やまとフォーラムを開催!   学校法人冬木学園(畿央大学)は地域の文化交流の要となり、その発展に貢献することをめざしています。やまとフォーラムでは、畿央大学はじめ冬木学園各校の教員とともに、地域の実社会で活躍されている方たちを講師に招いて教育・文化・健康に関する14の公開講座を開講しています。基調講演を含めてお一人様3講座に参加いただけます。   例年は8月最後の日曜に開催していましたが、畿央大学開学10周年記念事業等と曜日の調整から、今年は2013(平成25)年9月1日(日)に、『第5回やまとフォーラム』を開催しました。     この日は、台風15号の到来で開催が危ぶまれましたが、温帯低気圧に変わり雨模様ながら無事ご来場者をお迎えすることができました。お客様の受付・誘導・各教室で講師紹介などをするのは畿央大生約30名のボランティアで、やまとフォーラム運営にはなくてはならない存在で手作り感いっぱいのイベントになっています。     開会にあたり、冬木学園理事長(畿央大学学長)冬木智子先生からは「畿央大学を開学して記念の10周年の節目を迎えられたことは地域の皆さまのおかげ」との感謝の言葉が語られ、続いて地元広陵町山村吉由町長からはその御祝いと大学のある町として発展している広陵町の様子を紹介するご挨拶がありました。   坂本信幸氏の基調講演には約350名、1限目7講座350名、2限目6講座300名、のべ約1,000名を超える受講者にお越しいただきました。   今年の基調講演は、「古事記」、「日本書紀」、「万葉集」のふるさと、奈良県が推進する『記紀・万葉プロジェクト』に呼応する形で、万葉集の著名な編者であり、また高岡市万葉歴史館館長・奈良女子大学名誉教授坂本信幸氏をお招きして、『葛城の万葉歌と大伯皇女の歌』と題してお話いただきました。     坂本講師の読み上げる万葉歌によって、1300年の時代を遡って昔の大和人がどのような思いで生きていたのか、宮廷の暮らしは華やかだったのか、政変にあけくれるなかでも兄妹や愛しい人を慕う恋の歌によって古代へと引き寄せられてしまいます。この日の講演に合わせて畿央大学近辺の葛城地域で詠まれた万葉の歌を現在の推定地の写真や地図を示して解説していただき、とても親近感のわく、わかりやすい講演でした。私たちは固有名詞として「万葉集」を知っているだけで、その中身に触れる機会は少ないので、とても勉強になったのではないでしょうか。   基調講演に続くⅠ限目(14:40~15:40 )7講座、Ⅱ限目(16:00~17:00)6講座の概要を紹介します。   【No.1】重信茜講師:香芝市役所 高齢福祉課、地域包括支援センター保健師 「ラジオ体操で健康!元気!~たった3分であなたも変われます~」 誰もが知っているラジオ体操。健康維持、介護予防に最適で短時間で簡単にでき、様々な効果があるラジオ体操の魅力について、実技を交えながら紹介していただきました。     【No.2】北田善三講師:畿央大学健康科学部 健康栄養学科教授 「健康長寿をめざして~『養生訓』にみる健康づくりの秘訣~」 生活習慣病が死因の上位を占める現代にも通じる、短命といわれた江戸時代に84歳の長寿を全うした貝原益軒の養生訓の教えを解説していただきました。          【No.3】西本登志講師:奈良県農業センター総括研究員 「美味しい野菜の新品種をつくりたい!~トウガラシ、イチゴ、菜っ葉の新品種の紹介~」 カプシエイト効果のある育成中の新しい「ヒモトウガラシ」、10年もかかったイチゴの新品種「古都華」、大和真菜の新品種「夏なら菜」・「冬なら菜」の特徴と育成の苦労話などをお聞きしました。      【No.4】中山順講師:畿央大学健康科学部 人間環境デザイン学科准教授 「人にやさしい生活環境づくり~みんなに快適で魅力ある生活環境を求めて~」  高齢者も含める皆にわかりやすく、使いやすく、魅力的な生活用品や空間について、ベビーカーやエレベーターなど私達の身の回りのものを例に挙げ、ユニバーサルデザインの視点から考察しました。      【NO.5】上山好庸講師:あすか劇団「時空」主宰、写真家JPS会員 「先ず思うこと、すべてはここから始まる~手作り舞台はこうして出来上がる~」 15年前に立ちあげた手づくり劇団「時空」は毎年千人以上の観客の前で幻想的な明日香の魅力を大掛かりな舞台装置を用いて演じています。その足跡をたどりながら地域の活性化、地域づくりのあり方を語っていただきました。      【No.6】堀江尚子講師:畿央大学健康科学部 看護医療学科准教授 「孤独死のことについて考えます~それは人ごとではありません~」 孤独死の背景として家族構成や地域社会の変化があり、いまや放置できない社会問題となっている現状を考察し、全国における取り組み事例などを紹介しつつ、みんなが希望を持てる社会づくりについて考えました。      【No.7】石井正信講師:田原本町観光協会事務局長、元奈良県公民教育研究会副会長 「日本人の美しい心が日本を救う~国中と邪馬台国?~」 畿央大学は『太陽の道』の線上にあり、まさに大和の真秀ろばです。この地は大和心と日本文化(稲作文化)の発祥地です。古事記から大和心を紐解きわかりやすく説明していただきました。      【No.8】片上裕之講師:片上醤油 代表者 「醤油 再発見 ~醤油の歴史や種類などをわかりやすく解説~」 毎日使っていて、あまりに身近な醤油ですが、これまでの発展、歴史を振り返り、理解を深めるとともに、現在の醤油の種類やその特徴、使い方などをわかりやすく解説。受講生の皆さんに黒豆の醤を試食していただきました。      【No.9】大城愛子講師:畿央大学教育学部 現代教育学科講師 「スウェーデンの子育て支援と保育 ~仕事と子育ての両立を支えるシステムとは~」 北欧スウェーデンでは女性の就労率の高さと共に高い出生率を維持しており、子どもは社会のものであり“社会的子育て親”の考え方で保育費も安価、小学校から大学まで学費は無料です。日本との制度の違いは根本的に物の考え方の相違があることを学びました。     【No.10】田尾秀寛講師:東寺真言宗権少僧正、四国八十八ケ所霊場会、四国別格霊場会、西国三十三ケ所霊場会の公認先達 「お遍路の社会学」 四国霊場開創1200年を来年に控え、お四国には年間50万人の方がお参りに訪れています。本四架橋後バス遍路が盛んになり世界遺産登録に向けて活動している様子など、お遍路さんについてさまざまな観点からわかりやすい言葉で教えていただきました。      【No.11】近藤芳嗣講師:県民招待作家、奈良市天理市芸術協会員、水門会員、近藤豆腐店代表取締役 「入江泰吉先生に学んだ事 ~表現芸術としての写真~」 大和路は歴史とそこに生きた人々のドラマ。…と自らの作家活動の原点を入江泰吉先生は記述しています。情緒性、空気感、滅びへの愛着などが作品を通じて感じる事が出来ます。今回やまとフォーラムちらし(表面)には入江先生の“二上山暮色”を拝借し、入江ワールドの一端にも触れています。      【No.12】峯松亮講師:畿央大学健康科学部 理学療法学科教授 「筋トレ?いいえ、骨トレ! ~転ばぬ先の骨トレーニング~」 骨折は寝たきりの原因となります。健康のために体を鍛えるように、骨も鍛えることができます。骨粗鬆症と運動を中心にその予防法を概説。運動と栄養のバランスをとって転ばぬ先の骨トレへの挑戦を推奨していただきました。      【No.13】米田安佐子講師:香芝市保健センター 保健師 「あなたにも忍び寄る・・・がん! ~私は大丈夫 そんなあなたが心配です~」 日本では1981年から、がんが死亡原因の第1位を占めており、現在では3人に1人ががんで死亡すると言われています。がんのことをクイズ形式で紹介しながら、がん予防についてみんなで考えてみました。     地域のみなさまに支えていただき、今年でこの「やまとフォーラム」は5回目を、また畿央大学も開学10周年を迎えることができました。心から感謝申し上げますとともに、今後ともご支援、ご協力のほどお願い申し上げます。

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