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看護医療学科の新着情報一覧

2014年の看護医療学科の新着情報一覧

2014.10.14

卒業後の進路相談・教員採用試験対策について

2014.10.08

卒業研究発表会を開催!~看護医療学科4期生

10月4日(土)に、看護医療学科4期生の卒業研究発表会を実施しました。卒業研究や当日の様子について、2名の学生がレポートします!   Ⅰ.看護医療学科4回生 木村 円香 (E103PC室 にて) 3回生の時から卒業研究の説明を受けてはいましたが、長期実習が目前に迫っていた状況もあり、漠然と「来年は卒論やらなあかんのか~」というスタートでした。 4回生となり、研究計画書の提出などで卒業研究が現実的なものとなり、「自分が研究したいことは一体何なのか」について改めて考え直しました。 少しずつ自分が研究したいことが明確になり、研究に合った文献を検索したり、インターネットで参考になることを調べては読み込む日々でした。     わたしたち看護医療学科の卒業研究は「文献研究」であり、先行文献を読んだ上で考察していくというものです。実際にアンケートをとったり実験を行うわけではないため、自分が欲しい情報についての研究が行われていなかったり、研究したい内容の文献があまりにも少ないなど、文献研究なりの難しさを感じました。 そこから担当の先生に相談したり、他の先生にも助言を頂いたりしていく中で、自分たちなりに初めての研究を形にしていくことが出来ました!     わたしは1番最初の発表グループだったので、思いのほか緊張してしまいました。 「自分が研究した内容をしっかりと伝えることが出来ているのだろうか」「矛盾はないだろうか」と少し不安を抱えながらの発表でしたが、同じグループの学生たちもしっかりと発表し、質疑応答にも答えることができて、終わった時には安心しました。   わたしが研究したテーマは、『妊娠期における禁煙継続のための介入方法』でした。 文献には、妊娠期から産後は、児に対する愛着や母性意識が芽生える時期であり、喫煙している母親にとっても母性意識の高まりによって禁煙へと行動変容しやすいと述べられていました。しかし、妊娠を契機に禁煙したにもかかわらず、約半数が出産後に喫煙を再開している、と述べられている文献もありました。そこで、昨今の女性の喫煙に対する考えや特徴を先行研究により把握した上で、禁煙行動のきっかけとなりやすい妊娠期に、看護師や保健師・助産師がどのような介入を行うことで女性の禁煙行動の継続へつなげていくことができるのか、について検討することとしました。研究目的に適う文献から、女性の特性を分析し、禁煙行動を継続させるためには、このような介入が効果的なのではないか、と介入のポイントを考察していきました。今後、実際に対象を目の前にした時、禁煙継続を図るためのヒントとして今回の学びを活かしていきたいと思います。   印象に残っている他のグループの発表では、”ターミナル期(終末期)の患者・家族に対する看護”という、超高齢社会にある現在には重要なテーマのものもありました。それは、とても複雑なものであり、全ての人に対して、一概に「この時はこう!」とは決して言えないことだと思います。 その他、病気を持つ親と子どもについてテーマを挙げている人もいました。"終末期の親と子どもへの関わり方"についてや、"幼い子どもを持つ乳がん患者への看護"についてなどがありました。病院で働く看護師としては、患者さんが1番の対象とはなりますが、一人の患者さんがいれば、その家族に対する関わりも大変重要で必要不可欠となるとわたしは思います。幼い子どもは、病気への理解も難しく、混乱を生じやすいため、子どもの理解度を看護師が捉えた上で関わる必要があります。これについても、親と子どもそれぞれの状況により異なるため、一概には言えません。   このように、看護とは人との関わりが大きく、それぞれの病気や状態、環境などから総合的に対象を捉える目が必要であると改めて認識することとなりました。   しかし、今回、先行研究により検討する中で、介入方法のヒントを見出すことができました。今後、活用していく場面に遭遇した時は、思い出して活かしていきたいと思いましす。このブログで書いている内容はごく一部で、他にも様々な領域の研究が発表されていました。看護医療学科の学生それぞれが、初めてのことでどうすればいいのかわからず悩みながらも助言をいただく中で、分析・検討を行い、発表会を行えるまでに自分の研究を整えていくことができました!   お忙しい中、ご指導していただいた先生方には感謝申し上げたいと思います。 今回の学びを忘れずに、病院で働く中のヒントとして活かしていったり、実際に研究する時には参考にしていきたいと思います!本当に、ありがとうございました!!!   Ⅱ.看護医療学科4回生 福井 優貴 (E104PC室にて) こんにちは。学生広報スタッフ・看護医療学科4回生の福井です。 卒業研究発表会では各ゼミが2つの教室に分かれて発表を行い、私はE104教室で実施された発表会に参加しました。 今回はその様子をご報告します。 卒業論文は、個々に研究したいテーマを先行文献から考察し、得られた結果を論文にまとめます。学生一人一人がそのテーマを選定した思いがあり、実習を通じて疑問に思ったことや自身の経験から感じたことを研究していました。そのため、テーマが多岐にわたりました。 では、ここで発表会の様子を少し、写真で紹介したいと思います。   ▲私が所属する弓場ゼミ発表の様子   “さすが小児の弓場ゼミ”と言われる発表にしたいと思い、発表前にはディズニーランドのパレードで使用される「エレクトリカルパレード」の曲を流しながら行進・入場しました。 また、発表に使ったパワーポイントには、子どもが好きなディズニーの中から、個々が好きなディズニーキャラクターを貼付し、誰でも楽しんで見てもらえるような発表形式にしました。発表中観客席から「かわいい」と言った声も聞くことができ、注目度の高い発表をすることが出来ました。   発表後には「発表がとても分かりやすかった」「知らない事があったから、発表を聞いて勉強になった」と言っていただき、発表に来ていた学生が関心をもって聞いてくれていたことが何よりもうれしかったです。 他のゼミの発表では、認知症高齢者への音楽療法や災害時のグリーフケアについてなど興味深い発表がなされていました。自分が研究していない領域の研究成果を聞くことで、どの研究からも新たに学び得たことがありました。 また、他領域で用いられていた援助方法や考え方、理論が自分の研究していることに活かせるのではないかといった新たな可能性を発見することもできました。   卒業論文を執筆することで、今までに見えていなかった新しい考えや支援方法を知ることができ、研究することの楽しさ・やりがい、今後展開していかなければならない課題を発見することができました。また研究を行い、様々な事象を考察・クリティーク(批評)することで、今まで見えてこなかった課題を発見する力を養えたのではないかと思います。   今回の卒業研究で見えてきた課題を解消できるように、今後も看護研究に積極的に取り組んでいきたいと感じました。 以上 卒業研究発表会レポートでした。

2014.09.22

御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.4~「まちの保健室」を開催!

健幸都市=SWCスマートウェルネス構想(少子高齢化、高齢者医療費高騰削減しつつ福祉充実化策)のもと御所市と畿央大学の協定で誕生した、毎週金曜日オープンしているコミュニティカフェも5週目を迎えました。 9月19日(金)は、畿央大学看護医療学科(指導教員:松本泉美准教授ほか2名)看護医療学科4回生4名による「まちの保健室」を開催しました。   当日午前中に会場準備を行い、13時からのスタートでしたが、13時前からすでにたくさんの方が待っておられ、皆さん楽しそうにお話しをされていました。 このコミュニティカフェは主に高齢者の方々が家にこもらずに集まって頂く場所を提供することによって、他者と交流し、話し合い、楽しいひと時を過ごして頂き、健康になって頂くことを目的としています。 今回の“まちの保健室”では、体についての問診・血圧測定・身体測定・骨密度測定・教員による健康相談や保健指導を行いました。         【参加した学生の感想】 午後からのスタートでしたが、予想以上の20名を超える方々が骨密度測定をしに来てくださいました。 参加者は高齢者がほとんどで、お話しを伺うと、普段の生活の中で健康について常に意識しておられ、毎日一定時間歩くことを心がけている方、食事の内容に気をつけていらっしゃる方というような、健康意識の高い方が多く見られました。 一人暮らしの高齢者の方が多かったのですが、近所に知り合いやお友達がいて助け合っているということで、地域住民の支えあいがしっかりしている土地だと感じました。 御所市民の方の健康チェックが目的でしたが、高齢者の方々はたいへん元気な方々が多く、お話しをさせていただいたことで、運営側の教員・学生も元気をもらうことができました。 看護医療学科4回生 上田 周和、平 晏奈       13時からの開始でしたが、13時前からたくさんの方に集まっていただきました。 予想以上にたくさんの方に来ていただけたので、座っていただく椅子が足りなくなるぐらいでした。毎週、来ていただいている方もおられる一方、初めてカフェに来ていただいた方も多く、ご近所お誘いあわせで来ていただいているようで、健康への関心の高さが感じられます。 今回は、通常の会場運営の私たち(人間環境デザイン学科)に加えて、看護医療学科の教員・学生がコラボして「まちの保健室」の運営をしてくれました。 初めに参加者にはアンケートを書いてもらい、それをもとに問診、血圧測定、体重測定、身長測定、骨密度測定を行い、最後に診断結果をもとに健康相談を行っていただきました。 測定終了後も、結果表を見せ合って「良かった」「運動もしなくっちゃ」等、皆さんで話されていました。 看護医療学科の先生方や学生の皆さんは、約2時間、休憩する間もなく測定・評価をしてくださいました。本当にありがとうございました。ぜひ2回目もお願いしたいと思います。 人間環境デザイン学科4回生 水ノ上佳希   【 関連記事 】 御所市連携「御所市コミュニティカフェ」がオープンしました。 御所市コミュニティカフェが8月22日(金)にオープンします! 御所市連携「コミュニティカフェ」が8月オープン!~人間環境デザイン学科 齋藤ゼミ  御所市連携コミュニティカフェ・イベント「サッとシステム」による栄養バランス指導を行いました。

2014.09.18

学生広報スタッフBlog vol.145~看護医療学科3回生は長期実習中!

爽秋の候、いかがお過ごしですか☆ 学生広報スタッフの、きーさんです!   きーさんは今、看護医療学科3回生後期の長期実習中♪ 約90名を20名弱のグループ5つに分け、後期期間中に「老年看護学」「精神看護学」「急性期看護学」「慢性期看護学」「母子看護学」「在宅看護学」という6分野の実習を様々な病院・施設で経験します。   実習先へはスーツ等で直接向かいます。 学内日もあるのですが、週に1回くらいのペースなので看護の3回生はほとんど学校にはいません。   実習記録を書いたり看護計画を立案したりといろいろ大変ではありますが、受け持ち患者さんから感謝の言葉を頂いて元気が出たり、指導者さんから温かいご指導を頂いたりして、きーさんは楽しく頑張っています(^^) もちろん、通常授業は全く無いので期末試験も後期は無し!♪   ここでちょっとその様子を写真で紹介したいと思います(差し支えない範囲で!)☆ 【左】今日の実習おわり!ホッと一息ピースサイン♪ 【右】駅で偶然、他グループメンバーらと再会☆   【左】白衣の天使♡(のタマゴ) 【右】協力し合う学生たち   「長期実習はしんどい」「大変そう」というイメージを持っている人もいるかも知れませんが、現場に出て看護の実際を学ばせて頂けたり、患者さんとの一期一会があったりと、良い事いっぱい♪ まだ2週目が終わったところですが、患者さんと一緒に病棟レクに参加したり、大学のマジックサークルで身に付けたトランプマジックを披露して喜んでもらったりと、きーさんは楽しみながら学ばせてもらっています(^o^) 病棟や施設の皆さん、先生方、患者さん、実習メンバー。多くの人々に支えられて学ばせて頂き本当に感謝の気持ちでいっぱいです☆ 皆さんありがとうございます&今後ともよろしくお願いします!   <追伸> ここで、上に出てきた畿央大学マジックサークル「Prestigio」のご紹介!   サークルは今年7月にメンバー8名で設立。 適宜メンバーの都合に合わせて集まって練習しています♪ 8月29日には、御所市と畿央大学とが連携して開設したコミュニティカフェでメンバー2名がマジックを披露しました☆   ▲子ども達大喜び♪♪   人と接するお仕事を目指している人など、是非入ってみては? きーさんも実習で患者さんに披露して喜んでもらい、親睦も深まったかなと自負しているところです(#^.^#)

2014.09.18

就活レポート~就職活動の現場から~№234

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第234弾! 看護医療学科4期生(15卒) 石塚 咲子さん 国立病院機構 大阪医療センター 勤務   【その病院に決めた理由】 病院インターンシップに参加したときに、スタッフ同士のコミュニケーションがよくとられており、皆さんが生き生きと働いておられる姿を見てとても良い印象を受けました。 また、充実した教育制度や、様々な疾患や分野が経験できることで知識や技量をふやし、スキルアップができると思ったので、この病院を希望しました。 【就職活動を振り返って】 3月から合同説明会に参加したものの、どのように病院を決めればよいのかわかりませんでした。そこで、地域などを考慮しながら候補を絞っていき、見学会に参加して、実際の職場の雰囲気を肌で感じるようにしました。また、説明会や見学会では、知りたいことを事前に考えて積極的に質問し、疑問点が後から出ないようにし、その内容をもとに先生や家族に相談に乗ってもらいながら、自分に合った病院を探しました。 そして何よりも、インターンシップなど自分の目で実際に確かめることが、一番の決め手になりました。面接対策では、自己PRの文章を書き、確認してもらいながら何度も訂正し、自分のものとしていきました。 【就職活動でPRしたこと】 実習中に工夫して取り組んだことや、失敗から学んだことをふまえて、自分の看護観をアピールしました。グループ面接だったのですが、他の人が話しているときの態度もみられるので、常に気を抜かず、予想していなかった質問をされたときも慌てず、笑顔で元気よく話すことを特に意識しました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 担当の西畑さんは、自己PRで悩んでいた時も、私の話の中のどんな小さなことでも引き出して、良いところをたくさん見つけてくださいました。履歴書の添削も細かい部分まで見て、表現の仕方を丁寧に教えてくださいました。また、面接練習では、より良い言い方を教えてくださったり、「笑顔でよく話せているよ」と言っていただいたおかげで、自信を持って本番に臨むことができました。 【後輩へのメッセージ】 私は3月の病院合同説明会で就職活動を始め、自分で選択基準を考えた上で、気になる病院を絞りました。あらかじめ絞っておくことで、見学会などに早くから余裕をもって参加できるので、早くから就職活動を始めることをおすすめします。実習や卒業研究、勉強など忙しいと思いますが、時間を見つけて積極的に病院見学会やインターンシップに参加して、自分に合った病院を選んでください。実習は辛いこともあると思いますが、自分の看護観を見つけるためにも、失敗を恐れずたくさん学んでください。応援しています!

2014.09.17

就活レポート~就職活動の現場から~№233

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第233弾! 看護医療学科4期生(15卒) 豊生 朝香さん 信貴山病院分院 上野病院 勤務   【その病院に決めた理由】 領域実習で様々な特色がある病院に行きましたが、その中でも特に精神看護の分野に興味を持ちました。その領域の実習病院の現場の雰囲気や看護の臨床の場で、精神専門の病院で働きたい!という気持ちが大きくなりました。そこで、その病院系列で就職先を決めました。 【就職活動を振り返って】 専門分野の病院だけに限らず、他の実習で行った病院で気になるところも含め、できるだけ実際に足を運んで、自分の目で見て、病院関係者の方にお話を伺うようにしました。学校の説明会だけでなく、たくさんの病院が集まる合同説明会などにも足を運び、就職先の病院について考えやイメージを膨らませ、また友人と話をしたりして、色々と参考にしました。就職活動の講義も受講し、特に面接のマナー講座は役に立ちました。 【就職活動でPRしたこと】 面接では、今までいろいろなことに挑戦してきたことをアピールしました。また、それらの経験から自分が得たこと、どのように仕事に活かしていこうと思っているかなどを面接で話すようにしました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 履歴書の作成と実習の期間が被っていたこともあり、とても大変でしたが、指導をしてくださった谷口さんに予定を合わせてもらい、納得のいく履歴書を完成させることができました。また、面接ではどのようなことが聞かれるか、どのような話をしたらいいのかも、履歴書の項目を考えながら一緒に考えてくださいました。ありがとうございました! 【後輩へのアドバイス】 就職活動を進めるにあたって、どのような看護師になりたいか、またどんな病院で働きたいかを自分と向き合って考えることが大切だと思います。病院の説明会や見学会に行けば行くほど、そのイメージがはっきりしてきますので、気になる病院には自分をどんどんアピールしていくといいと思います!

2014.09.16

就活レポート~就職活動の現場から~№232

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第232弾! 看護医療学科4期生(15卒) 山下 英章さん 大阪市民病院機構 勤務   【その病院に決めた理由】 病院説明会の時に先輩看護師さんが、「自分から進んで研修に取り組めば、本当に多くの事を学ぶことが出来る」という言葉に惹かれました。また、病院の教育制度であるキャリア開発ラダーは、自ら学ぶ姿勢を持つことで、到達段階を確認しながら働くことが出来ると思いました。また、将来は救命救急の分野で専門看護師の資格を習得したいと考えています。そのため、自分の目標に近付きながら働くことが出来ると考えたからです。   【就職活動を振り返って】 領域実習・インターンシップ実習・離島僻地実習を終えてからの就職活動であったため、自分の看護観がある程度固まっていました。そのため、自分の看護観をどのようにして相手に伝えるのがいいか苦労しました。この苦労の中で、自分が経験したことを相手に伝えると事で、自分の伝えたいことが伝わるということを学ぶことが出来ました。   【就職活動でPRしたポイント】 アルバイトを通して学んだ「協調性」と「リーダーシップ」です。マネージャーとして、店で起きた問題解決を行ってきました。その中で、人の話を聞きその人の本心を聞くことが出来ます。そこから、人はそれぞれに異なった考えや意見を持っていることに改めて気付くことが出来ました。また、その意見をまとめ伝えることでチームにまとまりが出ることがわかり、その役割を率先して行うことで「リーダーシップ」を養うことが出来ました。   【キャリアセンターと就職サポートについて】 初めての面接練習はとても悲惨なものでした(笑)しかし、回数をこなしていくうちに自分の思いや考えを徐々に伝えることが出来ました。また、それ以上に緊張しなくなり面接に臨むことが出来ました。面接終了後発表まで約1か月の期間があり、その間不安でしたが、キャリアセンターの人達が励ましてくれて本当に助かりました。   【将来の夢・目標】 将来は救急の分野で専門看護師の資格を取りたいと考えています。 専門的な知識を持ち患者様に関わることで、患者様とその家族によりよい医療の環境を提供することが出来ると思いました。また、患者様やその家族の思いの表出・医療者との壁を少しでもなくせるような関わりを行い、形だけではなく本当に患者様に寄り添える看護師を目指したいです。   【後輩へのメッセージ】 就職活動の時期は、卒論や勉強・実習様々な事に追われている時期だと思います。その中で時間を上手いこと使いながら頑張ってください。実習の経験は人それぞれだと思います。なので、その中から得た経験、考えた事などしっかりと伝えたらいいと思います。悩んだりしんどい時は、キャリアセンターの人や身近な先生や友人にも力になってもらい頑張ってください!!

2014.09.15

就活レポート~就職活動の現場から~№231

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第231弾! 看護医療学科4期生(15卒) 安田 沙也香さん 大阪府立病院機構 成人病センター 勤務     【その病院に決めた理由】 がん看護に携わりたいと考えていたので、自宅からも通える病院に見学に行きました。実際に病院見学に行ってみて、病棟の雰囲気や、働いていらっしゃるスタッフの方々のお話を聞いて、この方たちの下で看護師として学びを深めたいと感じたので志望しました。   【就職活動を振り返って】 あせる必要はないのですが、早いうちから計画的に行動するほうがいいと思いました。あとは、病院見学には気になるところは全て参加したほうがいいと思いました。実際に病院に行ってみて、感じるものは結構大切だと思いました。   【就職活動でPRしたポイント】 中学・高校と生徒会会長を務めていましたので、その経験と、その経験が大学生活でどのように活かされ、また深めることができたかについてPRしました。   【キャリアセンターと就職サポートについて】 履歴書の添削から面接練習まで、普通の大学では受けられない手厚いサポートをしてくださるので、何から始めたらいいのかわからないという不安はなく進めていくことができました。学生が気軽に声をかけやすい親しみやすい人が多いと思います!   【将来の夢・目標】 とりあえず仕事に早く慣れて一人前になるのが今の目標です!   【後輩へのメッセージ】 4回生は自分がどれだけ計画性を持って行動できるかがとても大切だと思います。就職活動や卒業研究に国家試験対策に加えて通常授業や保健師の実習などもあり、とても忙しいです。早く就職活動を終わらせたほうがいいというわけではなく、病院見学会の日程なども早く調べて、いつまでに自分はなにをしなければいけないのかを常に念頭に置いて、生活することが重要だと思います。

2014.09.01

学生広報スタッフBlog vol.141~看護医療学科教員と学生が、奈良県野迫川村で被災地ボランティア!

学生広報スタッフ、看護医療学科4回生の小杉明日香です。 看護医療学科では4年次に「離島・へき地医療体験実習」があり、実習地であった野迫川村にボランティアに行ってきました。その模様を「チーム野迫川」としてまとめたので、お伝えしたいと思います☆ ↓   みなさんこんにちは!私たちは、畿央大学看護医療学科の被災地ボランティア「チーム野迫川」です! 看護医療学科4回生8名、教員2名で8月30日(土)~31日(日)の2日間で、ちょうど3年前の紀伊半島大水害で大きな被害を受けた奈良県南部の野迫川村北股地区へ、復興応援ボランティアに行って来ました。     みなさんは、紀伊半島大水害を覚えておられますか? 平成23年の台風12号がもたらした水害です。 野迫川村も、大きな被害を受けました。特に大規模土砂災害に遭った北股地区の住民の方は、3年もの間仮設住宅で生活し、今年7月20日にようやく自宅へ帰ることができました。元の自宅に帰れた方もいますが、災害によって家をなくした方もおられ、様々な思いで仮設住宅から戻っています。   こうした北股地区の方々に、長かった仮設住宅での生活や引越しの疲れを癒していただき、楽しい時間を過ごしてもらおうと「チーム野迫川」を結成しました! 野迫川村には4月に看護医療学科4回生の「離島へき地医療体験実習」でもお世話になりましたが、今回はそのお礼の意味もあって行かせて頂くことになりました。     ボランティア内容としては、 1日目には健康チェック(血圧測定、身体測定、筋力・体脂肪測定、握力測定)、風船バレー、なら健康長寿体操を行いました。 2日目には一部の方の家庭訪問を実施し、健康チェックを行いました。 また、4月の離島へき地医療体験実習で植えたジャガイモの収穫に行きました。 お昼には、住民の方に集まっていただき、バーベキューを開催しました。       それでは、写真大会スタート!!   ▲まだまだ復興途中です・・・現在も復旧作業が行われています。   ▲健康チェックです! 看護医療学科のチカラの見せどころ! 測定値をみながら、日常生活で気をつけることなどアドバイスを行います。   ▲風船バレーと「なら健康長寿体操」です! 住民の方は積極的に参加してくださいました! バレーは、わたしたちも必死です(笑)   ▲民宿よしのやさんに、お世話になりました! ちょうど8月30日(土)は、よしのやのおとうさんの誕生日☆ みんなでメッセージと歌のプレゼントをしました! 喜んでいただき嬉しかったです!   ▲天候にもめぐまれました! 暑くも寒くもなく・・・快適に芋ほりできました! こんなにたくさん収穫できましたよ~! 家庭訪問では、災害当時の写真を見せていただき、貴重なお話を聞かせていただきました。   ▲収穫したてのジャガイモを使って、野迫川村の郷土料理「芋もち」をつくりました! 作り方を教えていただき、おいしくできました~! 家でも作ってみたいですね!   ▲仮設住宅に住んでいるころは、住民のみなさんが集まる機会がたくさんあったそうですが、自宅にも戻ってからはそのような機会はなくなったそうです。 今回BBQで集い久しぶりに住民同士が顔を合わせ、楽しそうに過ごされました。     ▲空き時間に撮影した写真です! ほんとうに充実したボランティア活動になりました!     今回のボランティアに参加して、、、、 住民の方々は、私たちを温かく笑顔で迎え入れてくだいました。1泊2日という短い訪問でしたが、災害を乗り越え皆さんが協力して前向きに生活をされているということで、私たちの方が住民の方々から元気を頂きました。短い時間しか関わることができませんでしたが、災害を乗り越えみなさんが協力して元気に生活をされているということを実感することができました。 帰り際には、「またきてね!」と声をかけてくださり、嬉しいと思いました。今回の野迫川村での復興支援ボランティアに参加してよかったです。今後も、このような応援が継続できればいいなと感じました。    小杉明日香   ___________________________________________________________     【参加メンバー】 ≪看護医療学科4回生≫ 唐川知子 川﨑絵里奈 小杉明日香 平晏奈 竹内美咲 中川香里 西谷弥那美 福住果織 ≪看護医療学科教員≫ 堀内美由紀先生 小川範子先生   ●同行した教員より   ここ数年、報告されている短時間集中豪雨は、全国各地で大きな被害をもたらしています。最近では広島の大規模土砂災害がありました。奈良県では、平成23年8月末に発生した台風第12号による大雨で約1、800カ所の土砂崩れとそれに起因する閉塞河川16カ所(土砂ダム4カ所)、死者14名、行方不明者10名、負傷者6名、住家被害188件と甚大な被害を受けました。 野迫川村でも各地区で災害が発生しました。幸い死傷者はなかったものの、北股地区では3万本もの木々と共になだれ込んだ土石流が家屋等を押し流しながら集落内を流れる北股川をせき止め、その川の水が人家に流れ込むという壊滅的な被害を受けました。地区全世帯に避難指示が発令され、北股の皆さんは、一時避難所から仮設住宅へ、そして、3年もの間、仮設住宅での生活を余儀なくされました。 災害看護学会調査調整部メンバーとして調査に関わった際、元来の我慢強い地域の方々の気質と、もちろん東日本大震災と同じ年の災害であったことも関係しているとは思いますが、「私たちなんて東日本大震災で被害を受けた方々のことを思えばなんてことない」「狭いけど温かいし快適な仮設住宅よ」と、苦難の中にも明るい話題を見つける皆さんの姿勢に大変感銘を受けました。そして、ぜひこの村で学生たちを学ばせたいと思い、看護医療学科4回生の離島へき地医療体験実習の受け入れをお願いしました。実習の受け入れが実現して2年、学ばせて頂くばかりでいいのか、もっと同じ奈良県下の大学として貢献できることはないのか、今回の訪問は、そうした思いを学生と共に行動にしたものです。ボランティア活動と呼ぶにはおこがましい訪問でしたが、北股地区の区長様のご配慮と住民の方々の温かい出迎えで学生は貴重な体験をさせていただきました。学生の報告にもありますように、3年間も近い距離で生活された住民の方々が、それぞれの家に戻られ、学生たちのレクレーションで「久しぶりの集い」の機会が提供できたことはうれしく思います。「まだまだ片付けができていない」と眉にしわを寄せながらも「仮設住宅は快適だったけどやはり自分の家がいい」と語ってくださる皆さんの顔には、これまでの笑顔とは違う「真の笑顔」が印象的でした。 最後に、余談ですが、野川地区という五條にいちばん近い(北股とはかなり離れている地域)に高野豆腐伝承館というものがあり、帰りに立ち寄ったのですが、「野迫川に泊まっていたのか」と聞かれ、「大学の学生たちのボランティアというか・・・」と切り出すと「畿央大学?」とご主人に聞かれ、その後はお母さんの煮た高野豆腐や厚揚げなど試食がたくさん出てきて、釣りのお客さんに、「血圧やら測ってくれて、話聞いてくれて年寄りに喜ばれている若もんたち」と、何か自分のことのように自慢してくださるのでうれしくなりました。3泊4日という短い実習、まだ2年目ですが、畿央大学の名前が地域の方々に浸透し始めたのかと思うと、担当する教員としてもモチベーションの上がる出来事でした。 堀内美由紀     【関連記事】 「平成26年度離島・へき地医療体験実習の学び発表会」を開催しました!(2012.05.01) 台風被害から1年~十津川村・野迫川村での堀内ゼミ合宿!(2012.09.05)

2014.08.30

就活レポート~就職活動の現場から~№226

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第226弾! 看護医療学科4期生(15卒) 中出 万結さん 大阪医科大学附属病院 勤務   【その病院に決めた理由】 私は領域実習を終えて、将来は「病気だけではなく人を診て根拠を持ちつつ個別性のある看護が出来る看護師になりたい」と思うようになりました。この病院は幼少時代に通っていましたが友人に勧めてもらいました。インターンシップに行き、新人看護師さんの話や先輩看護師さんとのシャドウウィングを通して、徹底して根拠を学べることを実感しました。また、PNSを導入しており新人教育が充実していることからもこの病院であれば私の思い描いている理想の看護師を目指していけるのではないかと思ったためこの病院に決めました。   【就職活動を振り返って】 まず、領域実習をすべて終わる頃には看護師として働くときに何を大切にしたいのかをはっきりさせようと思い実習に取り組んでいました。そして、その理想の看護師像に当てはまる病院を絞って行きました。12月ごろからパンフレットを請求して病院について考えるようになりました。   【就職活動でPRしたこと】 面接では「根性」をアピールしました。中高とずっと続けていたソフトボールで一番しんどかったことを質問され、自分の弱さと向き合うことと答え、自分の行動を振り返って改善することで身体的にも精神的にも強くなった経験を看護師になった時に活かすことが出来るとアピールしました。そしてこの病院なら私の思い描いている理想の看護師に近づけるというようにこの病院に行きたい!!という思いを強くアピールしました。   【キャリアセンターと就職サポートについて】 面接を受ける日が看護の中で1番早いくらい、就活のスタートが早く、不安もありましたが、キャリアセンターの谷口さんは書類の作成や面接練習にも親身になって関わってくださり、相談しやすかったです。そのおかげで自信をもって面接に挑むことが出来ました。本当に感謝しています!!   【後輩へのアドバイス】 まず、自分の理想の看護師像を持ち、それに当てはまる病院を選ぶべきだと思います。4回生は実習・卒論・国家試験の勉強と忙しいので早めに就活をすることをお勧めします。説明会も大切ですが、インターンシップに行くことで病院の雰囲気を掴め、働いたときのイメージもしやすいかと思います。