2025年の看護医療学科の新着情報一覧
2025.10.23
アルツハイマー月間の学内啓発活動を実施しました。~ 看護実践研究センター 認知症ケア部門
畿央大学 看護実践研究センター 認知症ケア部門では、昨年に引き続き8月に地域の方々へアルツハイマー月間の啓発活動を行いました。今年度は、地域活動に加え、大学内での啓発活動を企画し実施しました。 ▼▼ 昨年度啓発活動の様子はこちら ▼▼ 「アルツハイマーデー」啓発活動報告~看護実践研究センター 認知症ケア部門 後期の授業が始まる初日9月26日(金)昼休み大学内で活動を行いました。11名のボランティア学生により「9月アルツハイマー月間」「新しい認知症観」についてのカードを200枚配布し、現時点での周知について尋ねました。 アルツハイマーデーとは 世界アルツハイマーデーは、1994年に国際アルツハイマー病協会(ADI)と世界保健機構(WHO)によって制定されました。この日は、アルツハイマー病やその他の認知症に対する認識を高め、患者やその家族に対する支援と希望を提供することを目的としました。 9月は「アルツハイマー月間」として、認知症に対する理解を深め、支援の輪を広げることをめざされています。我が国においても、本年1月1日に「認知症基本法」が施行され、9月は「認知症月間」、9月21日が「認知症の日」と定められました。 畿央大学生の認知症に関するアンケート結果 「アルツハイマー月間を知っていますか」 知っている:47名(28.3%) 知らない:119名(71.6%) 「新しい認知症観を知っていますか」 知っている:20名(12.6%) 知らない:138名(87.3%) 今回、「認知症ケア論」を履修した学生さん、活動に興味を持ってくれた学生さんの協力で実施しました。まずは、認知症のことを知ってもらうことが必要だという思いがきっかけです。実際にまだまだ知らない学生さんが多いこともわかりました。この活動がきっかけになり、ひとりでも多くの学生さんが興味関心を持ってもらえるようこれからも引き続き活動を続けていきたいと思います。 看護医療学科 助教 伊藤千春 関連記事 「ママは立ち入り禁止?パパのためのベビークラス」を開催 ~ 看護実践研究センター母子包括ケア部門 「認知症の人の家族支援を考える」山川みやえ先生の講演会を開催しました。~畿央大学看護実践研究センター認知症ケア部門 1回生集中講義「認知症ケア論」が開講しました!~看護医療学科 畿央大学付属広陵こども園ベビークラス活動報告 ~ 看護実践研究センター 母子包括ケア部門
2025.10.20
就職レポートNo.835(公的病院/看護師)看護医療学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第835弾! 看護医療学科4回生 岡本 彩さん 公的病院(看護師) 内定 あなたがその職種を志したきっかけを教えてください。 両親の影響と医療ドラマが好きであったことから、小さい頃から人を支える仕事に就きたいと考えていました。その中で、私は外出先で意識を失い救急搬送されて、看護される側を経験しました。この経験から、看護師は人の身体だけでなく、心理面でも支えることができる職種であると感じ、志すようになりました。 看護師を目指すようになったため、看護学科がある大学を探し始めたところ、畿央大学は家から30分ほどで通える範囲であったことと、就職率・国家試験合格率ともに高いことから、安心して学業に取り組むことができると感じ、畿央大学への進学を決めました。 畿央大学での学生生活を振り返ってどうでしたか? 学生生活では、学業とアルバイトなどの私生活を両立させることを目標に取り組んできました。 看護師には専門的知識の習得が重要であるため、1年生から学ぶ内容が専門的かつ広範囲で大変なことが多かったです。しかし、自己学習ノートを作成して復習に力を入れることや、友人と一緒に勉強することで楽しく継続的に学ぶことができました。特に、授業や実習の課題を、友人とともに朝早くから夜遅くまで取り組んだことは印象に残っています。 また、勉強との兼ね合いを考えながら、アルバイトや友人との遊ぶ時間などの時間も確保できるようにしたことで、リフレッシュも図りつつ勉強にも前向きに取り組むことができました。 就職活動について、その就職先に決めた理由を教えてください。 高度医療を学び、専門性を高め、その知識や技術を看護に活かしたいと考えていました。また、地元の医療に貢献したいという思いもあったため、自宅から通勤できる範囲での就職先を探しました。その中で、志望病院は、特定機能病院であることや、病院の看護部理念と自身の看護観が一致していたことから、就職先に決めました。 就職活動を振り返っていかがでしたか? 就職活動は、3年生の実習の間の休み期間を中心に病院見学や合同説明会についての情報を収集し、予約や見学に行く必要があったことが大変だと感じました。また、採用試験で必要となる書類等を自身で作成・送付するため、間違いがないようにする必要がありました。就職活動では初めてのことばかりで不安でしたが、キャリアセンターの方がどんな些細な質問にも時間を割いて対応してくださったため、準備を万全にすることができました。エントリーシートや小論文の添削も丁寧にしてくださり、面接練習では力量に合わせた練習をしてくださったことで、本番も自信をもって臨むことができました。 また、就職活動では、自己PRやエントリーシートの作成があるため、自身の性格や過去の出来事について思い出す必要があるため、自分とはどういう人なのかを見つめ直すきっかけになりました。 面接を受けるうえで心がけたことは、どのような質問がきても答えられるようにしたことです。先輩の就職活動体験記を参考に、志望病院での面接の質問内容を網羅して返答を考え、その質問から深掘りされうる質問と、それに対して自分の言葉で答えられるように準備をしていました。それに加えて、志望病院はエントリーシートに書いた内容からの深掘り質問が多いと知ったため、エントリーシートの内容から派生した内容も書き出すようにしていました。この甲斐あって、面接本番では適度な緊張感と余裕がある状態で受けることができました。 就職活動で役立ったツールを教えてください。 1つは、病院見学やインターンシップに参加する際に持って行ったメモ帳です。病院に行く前に自身が知りたい内容についての質問を考えておき、病院での説明や先輩看護師への質問等で得られた情報を書き込んでいました。また、病院に行って感じたことも書き込むようにしていました。病院の雰囲気や看護師の働き方について感じたことをメモしておくことで、自分に合いそうな環境か考えることができました。これらを記入しておき、志望する病院を決める際に見返すことで、病院ごとで比較ができ、面接で話す内容の1つにもなりました。 2つ目は手帳です。3年生から4年生は実習や病院見学などで予定が多いため、一目で予定がわかるように手帳を使っていました。病院見学や採用試験の日程も書き込み、逆算して行動できるようにしていました。 他にも、病院見学やインターンシップの情報に関しては、マイナビ看護学生や各病院のホームページを参照していました。特にマイナビのアプリでは、 病院をお気に入り登録しておくことで様々な情報をいち早く収集できるため、活用していました。 就職活動で役立ったツールを教えてください。 1つは、病院見学やインターンシップに参加する際に持って行ったメモ帳です。病院に行く前に自身が知りたい内容についての質問を考えておき、病院での説明や先輩看護師への質問等で得られた情報を書き込んでいました。また、病院に行って感じたことも書き込むようにしていました。病院の雰囲気や看護師の働き方について感じたことをメモしておくことで、自分に合いそうな環境か考えることができました。これらを記入しておき、志望する病院を決める際に見返すことで、病院ごとで比較ができ、面接で話す内容の1つにもなりました。 2つ目は手帳です。3年生から4年生は実習や病院見学などで予定が多いため、一目で予定がわかるように手帳を使っていました。病院見学や採用試験の日程も書き込み、逆算して行動できるようにしていました。 他にも、病院見学やインターンシップの情報に関しては、マイナビ看護学生や各病院のホームページを参照していました。特にマイナビのアプリでは、 病院をお気に入り登録しておくことで様々な情報をいち早く収集できるため、活用していました。
2025.10.09
認知症の人を支える支援者の集い「認知症カフェの集い」~畿央大学看護実践研究センター認知症ケア部門
申込フォームはこちら
2025.10.08
2025年度 看護医療学科卒業研究発表会を開催!~ 看護医療学科
看護医療学科では、2025年10月4日(土)卒業研究発表会を4つの会場において開催しました。本発表会では4年間の学修成果を結実させた卒業研究を、24ゼミ96名の学生が8ブロックに分かれて、学生たちが自らの研究成果を堂々と発表しました。 発表では在宅医療・介護従事者が在留外国人利用者に抱える困難とその対応に関する研究や、LGBTQ+に対する医療関係者の認識、認知症患者家族の心理状況や、乳がん患者の心理過程とそれに応じた意思決定支援など、多彩なテーマや、児童生徒、妊産婦や子育て世代など様々なライフステージにおける現代社会の課題に直結した内容が多く見られました。学生は自らの研究結果を丁寧に説明し、発表後には活発な質疑応答が行われ、参加者全体で知見を共有する場となりました。 今回は、卒業研究発表会の様子を看護医療学科の伊藤ゼミと前田ゼミの学生のレポートとともにご紹介します。 伊藤ゼミ 所属学生のレポート 私たちは1月にゼミが決定してから、約10か月間卒業研究に取り組んできました。最初は研究テーマの方向性が定まらず、何をしたいのか見失ってしまうことが何度もありました。先生やゼミの仲間からの助言に支えられ、少しずつ研究を形にしていくことができました。実習や就職活動、国家試験の勉強と両立しながらの毎日は大変でしたが、無事に研究を終えることができ、今は大きな達成感と安堵感を覚えています。 私たちのゼミでは、次のようなテーマで研究を行いました。 認知症の人が望む最期を支える家族の代理意思決定 ―家族の精神的負担の軽減とACPの展望― 終末期患者の看護ケアによる心理状態の変化 ―リラクゼーションとタッチケアに着目して― 高齢者の認知機能における回想法の実践とその効果 ―地域で暮らす高齢者に着目して― 地域包括ケア病棟における退院支援の実際と課題 ―地域での暮らしを継続する視点から― 当日は、練習の成果を発揮し、自信をもって発表ができました。学生同士の質疑応答も活発に行われ、緊張しながらも有意義な時間となりました。 私たちは午前の部で発表を終え、午後は他のゼミの発表を聴講しました。クリティカルケアや母性看護、養護教諭など多様な分野の研究を知ることができ、とても刺激になりました。仲間の努力を間近で感じ、自分たちもここまで頑張ってきてよかったと実感しました。卒業研究を通して学んだことを、これからの進路や臨床の現場で活かし、よりよい看護へとつなげていきたいと思います。 最後に、温かくご指導くださった先生方、発表会の開催にご協力くださった皆様に心より感謝申し上げます。 看護医療学科 伊藤ゼミ 津守 純怜 ▼伊藤ゼミの皆さん 前田ゼミ 所属学生のレポート 私たちは第1回のゼミが4月に開催され、7月の予演会に向けて卒業研究が始まりました。インターンシップ実習や就職活動などメンバーがそれぞれに忙しくタイトなスケジュールではありましたが、私たちのゼミでは、 「遷延性意識障害患者の意識回復に向けた関わり」 「育てにくさをもつ親のレジリエンス獲得への支援」 「妊産婦が妊娠・出産を主体的に行うための支援について―バースプランによる関りを踏まえて―」 「メンタルヘルスの不調を抱えている児童・生徒に対して 学校現場の養護教諭が支援できることについて」 というテーマについて卒業研究に取り組みました。 予演会では、発表を行う際のパワーポイントについて発表してお互いに意見を出し合いました。そして、意見をもとに修正し、より良いものにして、卒業研究発表会を迎えることができました。発表はとても緊張しましたが、質疑応答もなんとか終えることができました。また、午後の部では、他にも認知症看護、終末期看護、在留外国人やLGBTQ+に関することなどさまざまな分野についての研究の発表が行われました。他の学生の発表は、新たな知識や知らなかった考えに触れることができ、新たな分野に興味をもつきっかけとなりました。 看護医療学科 前田ゼミ 藤本 陽南子 1月にゼミの所属が発表され、3月中旬から卒業研究が始まりました。初めはどのように研究したらよいかわからず、手探りで行っていましたが、先生からの丁寧なご助言とゼミメンバーと意見を出し合いながら、試行錯誤を重ねたことで、発表会を迎えることができました。就職活動や実習、国家試験の勉強などと両立しながらの研究は大変でしたが、メンバーや先生の支えもあり、充実した研究活動を行うことができました。 看護医療学科 前田ゼミ 岸野 七海 発表は緊張しましたが、来年卒業研究を行う3回生も参加し、学生間での質疑応答もスムーズに行われ、有意義な発表になったと思います。 看護医療学科 前田ゼミ 玉利 舞 自分の論文を発表するときはとても緊張しました。しかし、論文を完成させ、多くの人の前で発表することは大きな達成感と自信に繋がりました。また、発表会は知識を深める貴重な機会であり、他の学生の研究を聞くことで、自身の専門分野外の知見や新たな視点を学ぶことができました。また質疑応答では、自分では気づけなかった多角的な視点に気づくことができ、研究への理解を一層深めることができました。今後は、この経験で培った学びへの意欲と探究心を活かし、患者さん一人ひとりの状況やニーズを深く理解し、根拠に基づいた、より質の高い看護を提供できるよう尽力していきたいと思います。 看護医療学科 前田ゼミ 大坪 晶美 ▼最後は、前田先生とゼミ生で記念撮影! 看護医療学科のみなさん、お疲れ様でした! 関連記事 令和7年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催しました ~ 看護医療学科 「薬害の実情」と「患者の人権」を学ぶ ~ 看護医療学科「保健医療福祉システム論Ⅰ」 緩和ケア病棟での実習を経験した4回生とのディスカッション ~ 看護医療学科「終末期ケア論」 後期からの臨地実習に向けて!~看護医療学科「老年看護援助論Ⅱ」 先輩から後輩へ、看護のバトンをつなぐ!~精神看護学研究室の卒業生と4回生が授業に参加!
2025.10.07
株式会社中尾組と産学連携協定の調印式を行いました。
畿央大学は2025年10月1日(水)、株式会社中尾組と畿央大学健康科学部人間環境デザイン学科による産学連携に係る協定の締結調印式が開催されました。 (左から)人間環境デザイン学科 東実千代学科長、冬木正彦 畿央大学学長、株式会社中尾組 中尾隆成社長 奈良県内で創業110年を迎える総合建設会社である株式会社中尾組とは開学以来、企業インターンシップや卒業生の就職など多方面で交流を深めてきました。今回の協定は、奈良県産材を活用した木造建築や桜井市のまちづくり、建築分野の実証実験、インターンシップ・現場見学会などの体験学習、地域振興・社会活性化、教育・人材育成、SDGsへの取り組みなど、多岐にわたる分野での連携をさらに前に進めることを目的としています。 中尾社長、冬木学長、東学科長からそれぞれ挨拶があり、これまでの連携実績を振り返りつつ、Win-Winの関係で人材育成と地域に根差した活動の進展に対する期待が述べられました。双方が協力し合うことで、地域社会や産業の発展、人材育成への新たな一歩を踏み出すことへの強い意欲を確認する機会となりました。 協定書の締結後は記念撮影が行われ、和やかな雰囲気の中で式が進行しました。 両者の懸け橋となっている人間環境デザイン学科4期生の鈴木理人さんにも駆けつけていただきました。今回の協定を機に、相互協力しながら地域社会の総合的な発展と大学の教育・研究・社会貢献のさらなる深化を進めていく予定です。 関連リンク 自治体等との協定
2025.09.19
イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.12 ~ 無事に帰国しました!
学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。今年度は12名の学生が2025年8月30日(土)~9月14日(日)までイギリスのカンタベリーで過ごしました。英語学習やイギリスの文化に触れることができるだけでなく、課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫し無事日本に帰国しました。帰国後イギリスでの生活を振り返り、その感想を第十二弾としてご紹介します。 こんにちは、看護医療学科2回生の糸谷 美優です!イギリス生活が終了し、無事全員帰国しました!楽しみな気持ちと不安な気持ちでイギリス短期留学を迎えたあのときからあっという間に2週間が過ぎ、まだ余韻に浸っています。今回は現地レポート最終ということで、特に印象的な2週間での体験や学びをご紹介します! 私は、子どもの頃から英語が好きで海外に興味があり、大学生の間に一度は留学をして、異国の文化や価値観の実際を学び、豊かな人間性を育みたいと考えていたため、今回の留学に参加しました。そして、私がこの留学を通して達成したい目標は、英語力を向上させることに加え、多様な文化や価値観をもつ人々とつながりをもち、視野を広げることです。 語学留学の魅力 学校での生活はとても刺激的で楽しいです!授業形態は、プリントが配られ2,3人のペアで一緒に解いたり、クラスメイトみんなで意見を伝え合ったり、オンラインゲームを使って前日の学習内容を復習しながら競い合ったりと、さまざまです。 どんな質問もウェルカムな先生で、わからないことを質問すると具体例を挙げながらより丁寧に説明してくださり、積極的に質問することで、関連するその他多くの知識も得ることができました。例えば、Cheersは、日本での英語教育では、乾杯を意味すると習いましたが、イギリスでは、落とした消しゴムを拾ってくれたときやおつりを受け取るときなど、カジュアルな「ありがとう」としても日常的に使われます。その地域特有のスラングを教わり、授業後に実際に現地の方が使っている光景を見る、そして実際に自分も使ってみることができたのは、語学留学の魅力だと感じました。 さまざまな思い出の中でも特に印象に残っているのが、二度目のWalk&Talkです。この日は、学校近くの美術館に行き、2つのグループに分かれて、先生オリジナルのクイズを解きました。 現地の英語のリスニングに慣れただけではなく、約1週間コミュニケーションをとったことで、他の国からの留学生との仲も深まったため、前回のWalk&Talkに比べ、相手の話していることが理解できるようになりジョークを交えた会話も楽しむことができ、人生で最も新たな友達と英語で話した一日でした!シンプルな会話だけではなく、また相手の誤解を招くことなく、ジョークを交えた会話を楽しめたことは、お互いに信頼関係が形成され、学生らしい友人関係を構築することができたと感じ、嬉しかったです。 ホームステイで幸せな毎日 ホームステイは、大変だというイメージがあり心配していましたが、とても幸せな毎日でした!ホストファミリーは皆さん優しく、私の未熟な英語にも笑顔で会話を弾ませてくださり、おいしいイギリス料理も作ってくださいました。立派でおしゃれなお家で食べる、ホストファーザーがつくってくださったご飯は、本当においしかったです。♡ 帰国して感じる自身の成長と感謝 振り返ると、2週間はとても短く、まだまだ滞在したかったと感じるほどですが、内容が濃く、充実した毎日でした。初めは、先生や留学生の話すスピードが速く、知っている単語やキーワードを拾いながら二度目の説明で何となく先生の話の趣旨を感じ取っていましたが、2週間目のいつからか、文章として聞き取り、一度の説明で先生が伝えていることを理解できるようになりました。 また、異国の文化や価値観の中での生活をして、自分の知識や経験の浅さ、コミュニティの狭さを痛感するとともに、それらについての理解が深まることへの楽しさに気づきました。さらに、笑顔の大切さを学びました。言葉がうまく通じ合わない場面でも、相手の笑顔によって、安心し、その出会いや優しさに喜びを感じます。 留学に限らず海外渡航自体が初めてなうえ、看護の実習と時期が重なるなど、すごく大変で、参加しない方がよいのではないかという迷いや心配もありましたが、家族や先生をはじめとする方々のご支援により、充実した毎日、貴重な経験を得られたことに、心から感謝します。 そして、短期留学を終えた今、参加してよかったと心の底から思います。大学での勉強に追われ、留学を希望しているが参加することを迷っているのであれば、私は、勇気をもって参加する背中を後押しします! これらの体験や学びを今後の人生に活かしていきます! 看護医療学科 2回生 糸谷 美優 関連記事 ▼▼ 今年度のイギリス短期留学レポートはこちらから ▼▼ イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.1 ~ イギリスでの生活が始まります イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.2 ~ 日本を離れての生活に慣れてきました! イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.3 ~ 授業の様子とカンタベリー散策 イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.4 ~ 積極的に会話をして過ごしています! イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.5 ~ ロンドンで過ごす休日 イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.6 ~ 留学の折り返し地点を迎えました! イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.7 ~ 「Think flexible. 」と「Enjoy my life!」 イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.8 ~ イギリスの美味しい料理を召しあがれ! イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.9 ~ 授業のあとのお楽しみ イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.10 ~ 思い出もお土産もたくさんできました! イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.11 ~ ロンドンに行って思い出作り!
2025.09.14
イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.11 ~ ロンドンに行って思い出作り!
学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。今年度は12名の学生が2025年8月30日(土)~9月14日(日)までイギリスのカンタベリーで過ごします。英語学習やイギリスの文化に触れることができるだけでなく、課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫します。現地からのレポート第十一弾をご紹介します。 日曜日に友達と一緒にロンドンに行ってきました。朝からカンタベリーの駅でロンドン行きの往復切符を買って出発!片道はおよそ1時間10分で、思ったよりもあっという間に着きました。 まず最初に行ったのは、ハリーポッターのお店です。映画の世界観が広がっていて、とてもワクワクしました。 その後は歩いてVivienne Westwoodの店舗へ。そこには日本人のスタッフさんがいて、日本語で丁寧に対応してくださったので安心でした。私はブレスレットを、ゆいちゃんはリングを購入!Vivienne Westwoodはイギリス発祥のブランドなので、円安の今でも日本より40%ほど安く買うことができました。 街を歩いていると、ストリートで似顔絵を描いている人がいたので、私たちも描いてもらいました。とても良い思い出になりました! お昼ご飯は、フィッシュアンドチップスが美味しいと評判のお店へ。ボリュームたっぷりで、サクサクの衣が最高でした。 ロンドンから帰ってきてからは、ホストファザーが作ってくれたピザをいただきました。外出の締めくくりに温かい家庭の味を楽しめて、とても幸せな一日になりました! 看護医療学科 1回生 景山 桜唯 関連記事 ▼▼ 今年度のイギリス短期留学レポートはこちらから ▼▼ イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.1 ~ イギリスでの生活が始まります イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.2 ~ 日本を離れての生活に慣れてきました! イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.3 ~ 授業の様子とカンタベリー散策 イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.4 ~ 積極的に会話をして過ごしています! イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.5 ~ ロンドンで過ごす休日 イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.6 ~ 留学の折り返し地点を迎えました! イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.7 ~ 「Think flexible. 」と「Enjoy my life!」 イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.8 ~ イギリスの美味しい料理を召しあがれ! イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.9 ~ 授業のあとのお楽しみ イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.10 ~ 思い出もお土産もたくさんできました!
2025.09.12
新校舎の建設が始まります!
畿央大学では、教育研究環境のさらなる充実を目指し、新校舎の建設を進めています。 その工事の着工に先立ち、2025年9月2日(火)、「地鎮祭」を執り行いました。 まだまだ厳しい暑さが残るなか、神主をお招きし、学園、設計者、施工者の三者がそろって、工事が安全に、そして無事に完成するよう祈願しました。 新校舎には、教育研究活動の成果発表や地域交流イベントなどで幅広く活用できる2層吹き抜けのプレゼンテーションホールを設けます。畿央大学の持つ「知」のリソースを地域へ発信し、繋がりを育む拠点となることをめざしています。 新しい校舎の完成に、どうぞご期待ください!
2025.09.10
第37回フィンスイミング日本選手権大会に出場しました!~水泳部
こんにちは! 水泳部主将の上野です。 第37回フィンスイミング日本選手権大会が今年も横浜国際プールで行われました。5月9日(金)~5月11日(日)の日程だったこともあり、最終日の11日の競技の50mアプニアと100mサーフィスにしぼって出場しました。 競泳とは違って聞きなれない種目ですが、どちらもイルカの足ひれのような1枚のフィンを両足揃えて着用する「モノフィン」での競技です。 50mアプニアは、モノフィンを履いて息継ぎなしで両腕を頭上で組んで進む潜水競技です。 また100mサーフィスは、呼吸法としてシュノーケルを使用する競技で、スタートとターン時以外は身体の一部が水面から出ていなければならないルールがあります。 昨年の秋に手術をしたことや、今まで使用していたフィンが壊れて、新しいフィンに変わったことなどから不安要素はマックスでしたが、無事泳ぎ切ることができました。その中でも100mサーフィスでは、昨年の同大会より0.65秒速い自己ベストで泳げたことはうれしかったです。 ただ、国際大会大学生派遣標準記録まであと少しのアプニアでベストがでなかったのが残念ですが、インカレでリベンジします! 水泳部 看護医療学科 3回生 上野 心優 関連記事 広陵町町制施行70周年記念イベントに書道部と軽音学部が参加! 「おでん研修」に励みました!! ~ 教職クラブODEN 1300のバンドが集結!アカペラサークルライブ「50Fes2025」に出演~アカペラ部ADVANCE# 学生ボランティア団体活動レポートが優秀レポートとして表彰されました!~災害復興ボランティア部HOPEFUL~
2025.09.06
海外インターンシップ実習の視察で台湾へ ~ 学びと交流の4日間
2025年8月10日(日)〜13日(水)、担当教員3名で台湾を訪問し、来春予定の海外インターンシップ研修の視察を行いました。 台北では以下を巡り、台湾の歴史・文化や日本との交流の足跡を肌で感じることができました。 ▼ 龍山寺:台北最古級の寺院 ▼ 中正紀念堂:広大な敷地の中にある蒋介石の記念施設 ▼ 九份:かつての炭鉱の街で、懐かしい街並みや茶芸館が並ぶ、日本統治時代の雰囲気が伝わる場所 ▼ 十分:線路のすぐ脇を歩ける珍しい構造かつ、昔ながらの商店や屋台が軒を連ねるレトロな雰囲気の商店街 中国医薬大学 訪問 その後台中に移動し、中国医薬大学を訪問しました。先生方から温かい歓迎を受け、両国の教員による看護医療・看護教育の現状と課題についてのプレゼンテーションと活発な意見交換を行いました。 そして、来年3月に実施予定である中国医薬大学での学生参加型プログラムとして、畿央生の中国医薬大学健康看護学部の授業の聴講や演習への参加について、検討しました。今後も、大学間で相談しながら、具体的なプログラムを決定する予定です。 中国医薬大学附属病院 緩和ケア病棟 見学 また、中国医薬大学附属病院の緩和ケア病棟を見学しました。病棟の設備は、日本と大きく変わりませんでしたが、入棟する患者様の疾患が、日本とは違い、がん患者様以外の方も約半数おられることがわかりました。また、仏教・キリスト教・ヒンズー教など多宗教の祈りの部屋が設けられており、患者様の宗教的背景を尊重する姿勢に感銘を受けました。 多職種連携によるチーム医療は日本と共通する点が多く見られましたが、特に在宅ホスピスケアや在宅ホスピスへのスムーズな移行について重要視されているようで、事例や動画を交えて説明していただきました。 台中は緑が多く、治安も良好で、学生にとっても安心して滞在できる環境です。今後も大学間で連携を深め、学びの多いプログラムを構築してまいります。 次回の「海外インターンシップ実習―台湾編」を、ぜひご期待ください。 看護医療学科 酒井 啓子、祐實 泰子、對中 百合 関連記事 令和7年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催しました ~ 看護医療学科 「認知症の人の家族支援を考える」山川みやえ先生の講演会を開催しました。~畿央大学看護実践研究センター認知症ケア部門研修会 「薬害の実情」と「患者の人権」を学ぶ ~ 看護医療学科「保健医療福祉システム論Ⅰ」 緩和ケア病棟での実習を経験した4回生とのディスカッション ~ 看護医療学科「終末期ケア論」 後期からの臨地実習に向けて!~看護医療学科「老年看護援助論Ⅱ」 先輩から後輩へ、看護のバトンをつなぐ!~精神看護学研究室の卒業生と4回生が授業に参加!


