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看護医療学科の新着情報一覧

看護医療学科の新着情報一覧

2023.03.02

就職レポートNo.730(病院/看護師・助産師)助産学専攻科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第730弾! 助産学専攻科 11期生(23卒)  A.M さん 病院(看護師・助産師) 勤務     ※撮影時のみマスクを外しています。    【その病院に決めた理由】 助産外来など妊娠期から産褥期まで継続した支援が行われていることや産科病棟と外来が一体化されている環境から、私の目指す助産師像が実現できると感じました。また分娩件数が多く、その中でも正常分娩の割合が高いことから助産師として活躍できる場が多くあり、充実した教育体制のもと助産師として様々な経験を積みながら成長できる環境だと考え、志望しました。 さらに就職した年から新しい病院に移ることや福利厚生が手厚いこと、畿央大学の先輩が多いことも志望理由です。     【就職活動を振り返って】 私は誰よりも早く就職活動を意識し行動していたと思います。看護学科2回生の頃から合同説明会に参加し、病院見学会やインターンシップに参加してきました。コロナ禍となり、人数制限が設けられていても参加できたことが多かったので、病院選びに効果的だったと思います。また4回生の時に看護師の就職活動を行う友人のお手伝いとして自己PRや面接練習を行っていました。この経験は自身の就職活動に大いに活かせました。 自身の就職活動が本格的となり、助産師の就職活動は厳しかったですし、助産学専攻科の講義や演習とともに進めていくため、身体的にも精神的にもしんどかったです。しかし就職活動が早かったため、4月上旬の選考から受けることができ、効率よく就職活動ができたと思います。     【就職活動でPRしたポイント】 自己PR以外に社会活動やサークル活動を履歴書に記載していました。社会活動については面接時にも興味をもっていただけたため、その内容や取り組み方、この経験を何に活かしたのかを伝えました。 自己PRではアルバイトの経験を元に、病院や看護部の理念、求めている看護師像によって病院ごとに少し変化させていました。自身の体験からどのように考え、意識したのか、この強みを看護や助産にどう活かしていくのかが伝わるよう意識しました。自己PRは個人を知るために面接内でよく聞かれますが、想定される質問を考え、答えられるように準備していました。また笑顔で伝えることも心がけていました。     【キャリアセンターと就職サポートについて】 早くから助産師の就職活動について相談にのっていただき、的確に助言していただきました。就職活動が本格的に始まってからは履歴書などの添削をしていただきました。自身では文章をまとめるのに苦労しましたが、時間をかけて丁寧に添削していただきました。面接練習も数回していただき、助言をいただきました。就職活動中一番助けていただいたのが、精神的なサポートです。多くの不安や悩みを抱えていたので、丁寧に話を聞いてくださり、思いを打ち明けることができました。キャリアセンターの方のサポートがなければ就職活動を円滑に行えていなかったと思います。本当に感謝しています。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 助産師の就職活動は看護師よりもはるかに厳しいです。そのため、早めに取り組むことをお勧めします。コロナ禍でも病院見学会やインターンシップが行われている病院もあるので、早めに情報収集し、積極的に参加するといいと思います。 面接に対しては、キャリアセンターの方が練習してくださるので安心です。友人とも互いに練習することで、面接官側の思考がわかるきっかけにもなるので、お勧めです。履歴書は手書きだと、時間がかかります。ホームページでエントリー前から公開されている病院や例年同じ形式の病院が多いので、早めに考えておくと良いです。履歴書もキャリアセンターの方が添削してくださるので心強いです。 最後に、就職活動は「ご縁」だと感じています。落ちても、働いていたら自分に合わなかったかもしれないなどと思うようにして、切り替えることが必要だと思います。そして、前向きに次の試験に臨むようにしましょう! 就職活動は厳しく、大変だと思います。キャリアセンターや家族、友人の手を借りながら、自身が納得いく就職活動を行えるように取り組んでいきましょう。応援しています!  

2023.01.27

プレティーチャーズガイダンスを実施しました。

この4月から学校や園の現場で先生になる4回生を対象に、プレティーチャーズガイダンスを実施しました。     プレティーチャーズガイダンスとは、年度当初はどのような業務があり何を準備する必要があるのか、社会人として求められているものは何か等について、事前に知り安心してスタートできるよう、教育学部教員、教採・公務員対策室教員が担当し、開講しています。         今年は1月16日(月)、17日(火)、19日(木)、20日(金)、23日(月)に実施しました。     学校教員志望者は、板書のポイントや教室掲示物作成など。幼保志望者は、保育者としての心構えやクラス通信など、実践的な内容を熱心に受講していました。4回生の後期になると履修する授業も限られており、採用試験に向けて一緒に頑張ってきた友達と教室でこうした講座を受けるのは久しぶりで、懐かしみお互いを励ましあう姿も見られました。         4回生のみなさん、大学生活も残りわずかですが、一日一日を大事にして過ごしてください。みなさんが4月から先生として活躍されることを期待しています!

2023.01.24

令和5年度 在外研究員 研究計画説明会を開催しました。

教育研究水準の向上および国際交流の進展に資するため、学術の研究・調査等のため外国に在外研究員を派遣する制度があります。令和5年度の在外研究員には理学療法学科 松本 大輔准教授が選ばれ、2023(令和5)年4月1日から2024(令和6)年3月31日までの期間、フランス南西部トゥールーズにあるInstitute of Aging, Gérontôpole, Toulouse University Hospitalで研究活動を行われます。これに先立ち、2023年1月19日(木)に在外研究説明会を開催し、教職員24名が参加しました。     研究課題名:Association and interaction between intrinsic capacity and environment factors for functional ability decline 受入研究者:Prof. Philipe de Souto Barreto, Prof. Bruno Vellas 在外研究機関:Institute of Aging, Gérontôpole, Toulouse University Hospital(フランス)       松本先生は、高齢者の介護予防・ヘルスプロモーションに向けた関連要因および地域格差の検討、身体活動およびフレイルに関する行動遺伝学的研究等を専門とした研究をしておられます。チーム医療ふれあい実習、海外インターンシップ等の担当授業のほか、本学が広陵町と連携した「広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト」の取り組みや健康支援学生チーム「TASK」の活動支援などを通じて地域での介護予防や健康増進に力を入れてこられました。   世界的に高齢化が進み、ヘルシーエイジングに向けた取り組みが重要になってきています。WHO(世界保健機関)では、高齢者の内在的能力の低下を管理するための地域レベルでの介入ガイドラインとして高齢者のための統合ケア(ICOPE)を推奨しています。       受入機関であるToulouse University Hospitalは、WHO Collaborating Centre for Frailty,Clinical & Geroscience Research, and Geriatric Training であり、WHO ICOPEの実装パイロット研究を進めている機関でもあります。松本先生は国際論文も多数執筆しておられる世界的権威Bruno教授、Philipe教授の下で、ブラジルや台湾、メキシコ、スペインからの研究者と一緒に研究されます。     ▼Bruno教授(中央)、Philipe教授(左)   松本先生の研究計画はWHOが提唱する内在的能力の6つのドメインと物理的環境要因とその相互作用や、機能的能力およびウェルビーイングとの関連性などについて検討することとしています。     松本先生には、専門とする高齢者の介護予防・ヘルスプロモーションの専門知識と本学で近隣地域と連携して取り組んでこられた豊富な経験を国際的な場で活かし、日本国内では経験できないような発展的な研究を進めていただくことを期待しています。   【関連記事】 平成29年度在外研究報告会を開催しました。  平成29年度 在外研究説明会を開催しました。 平成28年度 在外研究説明会を開催しました。 畿央大学開学10周年記念プロジェクト研究中間報告会及び在外研究報告会を開催しました。

2023.01.10

認知症ケアサークルが「2022年度Orange Project®記念式典」にオンライン参加!

Orange Project®とは、熊本県(熊本大学・熊本保健大学・崇城大学)と奈良県(畿央大学)、愛知県(同朋大学)を中心に活動している認知症啓発のための学生ボランティア団体です。 “認知症になっても安心してくらせるまちづくりに貢献する”をコンセプトに、認知症啓発運動を行っている学生を中心とした団体で、2019年9月に畿央大学では「認知症にやさしい広陵町、認知症に強い畿央大学」となることを目的に、サークルとして発足しています。 2022年12月18日(日)に「2022年度Orange Project®記念式典」が開催されました。 式典は感染防止対策を講じながら、熊本県(熊本県立大学講義室)とオンライン(Zoom)参加のハイブリット型で実施されました。     ▼熊本県立大学での集合写真       昨年に引き続き、私たち畿央大学オレンジプロジェクトのメンバーはオンラインで参加しました。 第1部では、顧問の先生方からの挨拶、活動報告、来賓祝辞、新年度の役員の紹介が行われました。         学生による活動報告では、畿央大学から看護医療学科2回生の大久保 翼が、コロナ禍でもリモートと対面での活動を平行しながら実践していることを発表しました。 鹿児島県大根占小学校児童への認知症オンライン講座の実施 畿央大学七夕交流会 認知症講演会(橿原) 学内でのオンラインミーティングの実施 ▼本学活動報告の様子         第2部では、今年度の活動を通しての感想、これからやってみたいこと、また逆に困っていること、大学間交流について小グループで意見交換やその内容を発表し、お互いにアドバイスや今後の活動の方針などを話し合いながら内容を深めました。   今年度は畿央大学から功労賞が1名選ばれており、(オンライン上で)賞状をいただくことができました。   日本全体で急速に高齢化が進んでいる現在、およそ高齢者は10人に3人の割合で暮らしています。とくに高齢者は人間関係の変化から孤立しやすくコミュニティ内でのつながりが希薄になりつつあります。 そのような中で、地域の人・次世代の担い手である若い人が高齢者とつながりを持ち支えていくことは非常に大切なことです。ただ小さなコミュニティでの活動だけではなかなか良いアイデアを生み出すのは難しいです。したがって他の大学や他の地域で行われている活動も取り入れつつOrangeProject®を発展させていくことは、高齢者が地域の人・若い人とのつながりを持ち高齢者や認知症の方が活き活きと生活できることを支えるのに必要だと思います。   現在はコロナ状況も落ち着きを見せ始め、徐々に活動を戻していこうとする動きも高まっているため、少しずつ対面での活動や交流が増えていくと考えられます。今後のOrangeProject®の発展に貢献できるように、オンラインや対面での活動・交流に積極的に参加したり、地域の人や学生等が参加しやすい活動を考えていきたいと思います。   2023年度も畿央大学OrangeProject®をよろしくお願いいたします。     看護医療学科 2回生 大久保 翼 寺下 慎之介     【関連記事】 新たに「認知症ケア論」が開講しました!~看護医療学科 対面とZoomで「七夕交流会」を開催!~Orange Project®畿央大学 第1回エコマミ公開講座に山崎教授と学生が協力!~Orange Project®畿央大学 畿央大学看護実践研究センター第7回研修会 「地域で・笑顔で 生きるとは」を開催しました。 認知症啓発のための「絵本・紙芝居で子どもから社会へつなげよう」活動報告!~Orange Project®畿央大学 「2021年度Orange Project®記念式典」で学生3名が功労賞を受賞! 広陵中学校の認知症サポーター養成講座にリモートで協力!~Orange Project®畿央大学 多世代まちづくりプロジェクト2021コンペティション、2年連続で「参加者賞」に!~認知症ケアサークル「畿央大学Orange ProjectⓇ」 広陵町図書館での認知症啓発活動に参加!~認知症ケアサークル「畿央大学Orange ProjectⓇ」

2023.01.04

就職レポートNo.719(病院/看護師)看護医療学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第719弾! 看護医療学科12期生 (23卒) M.Y さん 病院(看護師) 勤務   ※撮影時のみマスクを外しています。   【その病院に決めた理由】 私は自立したい思いから、関東方面での就職を考えていました。興味のある分野は、救急医療や手術室看護師でしたが、やりたいことが見つからなかったため、幅広く最先端の医療が勉強でき、豊富な症例で経験を積むことができる病院を選択しました。また、休みの取りやすさや、勤務形態、勉強できる環境が整備されていること、説明会での対応など、理想とする条件にあてはまっていたことから就職先の病院に興味を持ちました。さらに、「基本を忘れず、五感を研ぎ澄ませながら、みて、触れて、考える」という言葉に共感し、専門職者としてだけでなく、人の気持ちを考える環境で人としても成長できると思い就職を決めました。     【就職活動を振り返って】 就職活動について考え出した頃は大阪での就職を考えていたため、大阪の病院について複数の先生に相談に乗っていただきました。しかし、関東方面での就職に決めてからは病院の環境について知っている先生が少なく、情報収集に苦戦しました。そこで病院は無数にあるため名の知れた病院に絞り、病院主催の説明会に参加し、電話でも病院見学の可否を問い合わせしていました。また質問したいことはメールを送ったり、可能であれば外観だけでも見に行ったり、先輩の体験記も参考にしながら自分が思い描く将来のために知りたいことを知ることで納得のいく病院を見つけました。     【就職活動でPRしたポイント】 PRしたことは、「冷静さ」です。面接では、就職してからどのような看護をしたいか、どうして遠方の病院を選択したかなど、その病院を選んだ理由に関することが多かったため、冷静さを言葉で伝えることはしませんでした。しかし、面接やロールプレイングでは、緊張から冷静さを失わないように、今後、試験で出会った方々と一緒に働くと考え、仲良くなり楽しむ意識を忘れずにいることで、冷静に課された課題をこなすことができたと考えています。 面接では大阪の病院ではない理由を深く聞かれましたが、これまでたくさん調べてきたことが功を奏し、大阪の病院との違いを説明することができたため、受験のための準備がPRにつながったと思います。     【キャリアセンターと就職サポートについて】 実習で行ったこともなく、コロナ禍で病院に入ることができなかったことから、知りたい病院についてわからないことだらけで、どのように知りたいことを聞きけばいいか迷っていたことがありました。電話やメールで問い合わせていい質問なのか迷ったりしても、キャリアセンターの方に聴くことで、具体的にやらなければならないことが分かり、行動することができたと感じています。また、履歴書の添削や面接練習に付き合っていただきました。自分で考えていることをうまく言葉にできなくても、面接で話せるように言葉を提案してくださり、安心して本番に臨むことができたと思います。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 私は受験日が遅く、周りの友人たちが内定をもらう中で何もしていない時期がありました。その不安から、早期で受験できるところを受けようかと何度か揺らぐこともありましたが、周りの友人の受験体験を聞くことで、自分の実践につなげられる準備期間になったと思います。私は4月からの働く環境が、自分にとって最後の大きな環境の変化になると思ったので、ハードルが高そうだから諦めることはせず、チャレンジしていく気持ちを忘れず病院選びを行いました。給与のことなど聞きづらいことでも電話やメールを活用し、焦らず、自分のなりたい未来を想像し、病院を知っていくことで納得のいく病院が選択できると思います。頑張ってください。  

2022.12.14

就職レポートNo.708(病院/看護師)看護医療学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第708弾! 看護医療学科12期生(23卒)  K.T さん 病院(看護師) 勤務   ※撮影時のみマスクを外しています。   【その病院に決めた理由】 私は国際看護に興味を持っており、日本の中で最も在留外国人の多い東京都での就職を視野に入れていました。私が内定をいただいた病院は、日本で初めてのJMIP(外国人患者受入れ医療機関)認証病院であることや国際診療部が設置されていること、また高度急性期病院であることや勤務形態など、私が思い描いていた病院像と合致しました。さらに、「あたたかい看護」という看護部の理念に惹かれ、自分の目指す看護を提供できるのではないかと思い、就職を決めました。     【就職活動を振り返って】 関西で行われる合同説明会などにはあまり関東圏の病院がないことや、東京都という自分の知らない土地での病院探しは難しく、「どのような病院があるのか」という点からの病院探しには非常に苦労しました。また、興味を持った病院を知ったときには、説明会やインターンシップが終わっているなど、後悔するところもありました。そのため、自分なりにインターネットで調べたり、知人に聞いたり、担任の先生に相談したことで、「ここがいい」という病院に出会うことができました。     【就職活動でPRしたポイント】 就職活動でPRしたポイントは「リーダーシップ」と「状況把握力」です。 小学生の際にバスケットボールチームのキャプテン、高校生では書道部の部長、大学ではオープンキャンパススタッフのリーダーを務めたことなど、これまでの経験で得た力をアピールしました。     【キャリアセンターと就職サポートについて】 特に印象に残っていることとして、病院での面接時に「志望理由書を良く書けていますね」と褒めていただけたことです。志望理由書は、限られた範囲内でどれだけ自分の思いを伝えられるかが重要だと思います。クラス担当の辻谷さんに何度も見ていただき、納得するものが完成できたからだと思っています。また、面接は実際に東京に行き、対面での実施だったため、当日は標準語につられ少し戸惑うこともありましたが、面接練習を何度もしていただいたおかげで自信をもって臨むことができました。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 周りの友人と同じ頃に就職活動を始めましたが、同級生が就職先を決めていく中で、なかなか自分の思う病院に出会えず、とても焦っていました。また、面接時には実際に東京に一人で行ったためとても孤独で不安でしたが、家族や友人たちがメッセージをくれたのが心の支えになっていました。 もし、関西圏以外での就職を少しでも考えている人がいれば、不安や緊張はあるかもしれませんが、できるだけ早く多くの病院を調べ、説明会やインターンシップに参加することが重要だと思います。また、早めに就職先を決めて対策することも大切だと思いますが、周りが決めているからと焦りすぎるのではなく、熟考し、自分の思いと合致した病院に巡り合えることを願っています。友人と支え合いながら、頑張ってください。  

2022.12.09

就職レポートNo.705(病院/看護師)看護医療学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第705弾! 看護医療学科12期生(23卒)  M.Hさん 病院(看護師) 勤務   ※撮影時のみマスクを外しています。   【その病院に決めた理由】 私は国際看護や移植医療に興味がありました。内定をいただいた病院では国際看護をするにあたり基礎となる英会話を選択で受講することができる制度があります。また、移植医療にも力をいれており、私の看護師として目指したいことを実現できる環境が整っていると感じました。また、クリニカルコーチ制をとっていることで指導方法が統一されること、サポーターの方がついてくださることで相談しやすい環境も整っていることに魅力を感じました。そして、説明会で病院や先輩方の雰囲気がとてもよく、私もここで一緒に働きたいと思い志望しました。     【就職活動を振り返って】 大変だったことは採用試験がオンラインだったことです。周囲に同じ病院を受験する友達もおらず、オンラインで実施の病院もなかったので、とても不安でした。オンラインになると視線が泳いでしまい対面での面接練習でできていたことができなくなってしまいました。しかし、面接練習をオンラインでも実施していただいたことで本番も落ちつて取り組むことができました。また、先に採用試験が終了した友達に「どんな感じだった?」とたくさん話を聴き、イメージを膨らますことも大切だと感じました。     【就職活動でPRしたポイント】 人とコミュニケーションをとるときに、その人に合わせて話し方を変えることができるという長所をアピールしました。実際にこの長所がアルバイトで活かされたエピソードや、今後看護師としてどのように患者さんと関わっていくのかを具体的に伝えました。 具体的に話すことで少しでも自分がどのような人なのかを伝えられるように頑張りました。     【キャリアセンターと就職サポートについて】 クラス担当の方はとても話しやすく、就職活動のことや学校生活のことまで幅広く話を聴いてくださいました。また、試験を大学で受けるにあたり本番と同じ環境で練習も行ってくださいました。添削や面接練習の時には私の考えを否定するようなことはせず、いつも「いいと思うよ」「大丈夫!」という声掛けや、丁寧なアドバイスをくださるので、キャリアセンターに行くたびに不安が軽減していたような気がします!!そのことが私にとっての自信にもつながりました。本当に感謝しています、ありがとうございました!     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 私が就職活動を始めたのは3回生になってからでした。新型コロナウイルスの影響で病院説明会や見学会を中止・延期されている病院も多く、思うように情報収集を行うことが出来なかったです。その為、開催されているタイミングを逃すことがないよう、定期的に病院ホームページをチェックし、機会があれば1回生からでも病院見学会に足を運ぶことが大切だと思います。大学生活4年間はあっという間に過ぎていくので、就職で後悔しないように頑張ってください!応援しています!  

2022.12.06

NPO法人奈良難病連におけるピアサポート事業等の活動と当事者としての思いを学ぶ ~看護医療学科「公衆衛生看護学概論」

保健師選択科目で、2年次配当「公衆衛生看護学概論」の第10回授業「住民組織活動の実際を通して学ぶ」の外部講師として、NPO法人奈良難病連(以下奈良難病連)事務局長 春本様を講師にお招きし、奈良難病連での難病ピアサポート~難病と生きる方への寄り添い~をテーマに講義をしていただきました。 難病患者の支援は、主に保健所保健師の活動分野となります。授業では、保健所における難病支援活動として、難病相談支援センター活動と難病者支援について学習しましたが、疾病特有の課題が生活にどう影響するのか、当事者やその家族の思いを含め、ピアサポート(仲間同士の支え合い)の重要性を、保健師だけでなく医療機関で難病の方を看護する機会がある看護師となる学生も直接生の声を聴いて理解することを目的に、今回、春本様に講師をお願いしました。   これまでコロナ禍でオンデマンド授業での講師をお願いしていましたが、本年度はぜひに、と対面授業をお願いしました。         自己紹介では、ご子息が先天性疾患を持って誕生された後、度々の手術で経験された不安に手を差し伸べてくれた同じ心臓病を持つ母親からの声かけや情報提供に救われたことを契機に全国心臓病の子どもを守る会に入会され、家族会活動に参加された経験を語って頂きました。そこから、リウマチや膠原病、クローン病等9つの加盟患者家族会と福祉団体で構成された奈良難病連の事務局長として長年活動されていること、主な事業であるピアサポーター事業としての難病ピアカウンセラー養成講座を継続開催して、当事者の家族であるからこそ病を持って生きることの不安や苦悩、治療の選択の迷いの相談を受け止めることができる人材育成をされていることや、ピアカウンセラーとなった方が相談相手として対応するピア相談の実際などをお話していただきました。         学生からは、先天性の心疾患があるとわかった時のお気持ちやご子息の姉兄への育児での困りごと、保健師と関わった経験や困ったこと等の具体的な質問がありました。   受講した学生の受講票では、難病当事者・家族としての思いを理解できた内容として、「難病当事者の方は、幼い頃からの治療や身体の状態により辛い思いをされていたり、制限があるなど苦痛を感じることも多いのだということやまたそれは家族の生活にも大きく影響を及ぼし、家族も辛い思いをされていることがわかりました。そんな状況の中、同じような境遇の方に感情や気持ちを話せることは、思いを分かち合い楽になるためにも大切なことなのだと理解しました。」などの記述がありました。         また、今後看護者として難病の方とどのように関わろうと思うか、できることについては、「難病当事者にとって、ピアの存在がどれだけ大切かを学ぶことができた。同じ疾患を持つピアだからこそ互いに支援し合えることがわかったため、看護者としてできることは、ピアの存在やピア相談等サポーターの存在を紹介することだと考えた。またピアサポートに対する気持ちやニーズは難病患者それぞれに異なると考えられるため、個別性を尊重しニーズに合った支援ができるよう関わっていくことが大切だと思った。」など、看護者として人として理解して関わることができるよう学んでいくことの重要性を感じた記述が多くみられました。今回の学びをこれからの学習や実習に活かしてもらいたいと思います。   看護医療学科 教授 松本泉美   【関連記事】 ハンセン病療養所で、当事者家族の声から「医療と人権」を学ぶ~看護医療学科「健康学特論」 広陵町におけるがん予防活動の取り組みについて学ぶ~看護医療学科「公衆衛生看護学概論」 ハンセン病当事者家族から「疾病と差別」を学ぶ~看護医療学科「健康学特論」 「薬害の実情」と「患者の人権」を学ぶ~看護医療学科「保健医療福祉システム論Ⅰ」    

2022.12.05

就職レポートNo.702(病院/看護師)看護医療学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第702弾! 看護医療学科12期生(23卒)  T.Uさん 病院(看護師) 勤務   ※撮影時のみマスクを外しています。   【その病院に決めた理由】 将来緩和ケアに携わりたいと考えていたので、緩和ケアやがん看護に関わることのできる病院を探していました。内定をいただいた病院は、がん診療連携拠点病院として様々ながん患者さんの看護を通して緩和ケアを学ぶことができる点を魅力に感じたため、志望しました。 また、パートナーシップ制度を採用されていて、先輩看護師の業務の取り組み方を身近に学ぶことができる点や技術トレーニングが豊富だと説明会で伺ったことから、教育体制が充実している点にも惹かれました。     【就職活動を振り返って】 就職活動を始めるにあたり、コロナの影響で病院説明会も対面で実施されている病院は少なく、第一志望の病院をどこにするのかすごく悩みました。その際に「自分が将来何をしたいのか」、「そのためにはどのような経験が必要なのか」といった自分自身のやりたいことを明確にすると共に、病院それぞれの特徴をたくさん調べて第一志望の病院を選ぶようにしました。 また、書類づくりや面接対策の際に、数多くある病院の中で「この病院でなくてはいけない!」という想いをどのように伝えれば効果的なのか、すごく試行錯誤したことが印象に残っています。     【就職活動でPRしたポイント】 自分が考える看護師像として、身体症状だけでなく病気の不安や辛さといった心理面も支えられる看護を実践したいと考えていたので、それに対応するように周囲との協調性や思いやりについて伝えられるようにしました。主にアルバイトや実習の内容から一人一人の個別性に応じて関わる姿勢や、相手の立場に沿って関わる姿勢についてPRしました。 また、温かみのある印象を持ってもらえるよう、面接官全員の顔を見ながら笑顔で話すことを心がけました。このようにしたことで、自分自身の緊張も少し和らげることができました。     【キャリアセンターと就職サポートについて】 書類づくりにおいて、何度も何度も一緒に文章を考えていただきました。最初は何を書けば良いのかわからず不安でいっぱいでしたが、何度も伝えたいエピソードについてキャリアセンターの先生と相談しながら、4、5回程修正を繰り返して最終的には自分でも納得のできる内容で提出することができました。 また、面接練習は2、3回していただいたのですが、私は心配性なところがあり不安で自信を無くしていたとき、いつも「上野さんなら絶対大丈夫!」と笑顔で励ましてくださり、自信をもって面接に挑むことができました。他学科の学生の担当などもありお忙しい中、温かく支えてくださった先生に本当に感謝しています。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 1月から合同病院説明会があったのですが、私はそのとき実習もあり、まだ就職活動は早いのではないかと思っていました。早い病院では3月から試験があり、書類づくりもとても時間がかかるので、就職活動は早く始めることをおすすめします。 面接のときにはすごく緊張しましたが、伝えたい内容をいくつか準備しておき、覚えてきた内容を話すというよりも会話のようなやり取りになるように心がけました。”練習通りに”と意識するよりは、質問に沿って自分が伝えたいことを話すようにすることが大事だと思います。 4回生前期は実習や卒業研究を進めながら就職活動をしなければならず、やらなければならないことがたくさんあり、気を病むこともありました。友だち同士で息抜きに遊びに出かけたり、一緒に学校で勉強する約束をしたりなど、友人同士で支え合うことが大事だと思います。辛いときは1人で抱え込まず、誰かの支えを借りたりしながら頑張りすぎず頑張ってください!  

2022.12.05

看護医療学科「海外インターンシップ」再開への道 vol.1~カンボジアで働く卒業生と情報交換!

看護医療学科2年次配当「海外インターンシップ」は、海外の異なる文化や歴史、その中で築かれてきた保健・医療・福祉制度を学んで日本の制度や保障との比較をすること、グローバル化に対応できる看護職者としてのコミュニケーションスキルを身に付けることを目的としています。2023年度からの海外インターンシップ復活に向けて、準備がスタートしました! 看護医療学科の酒井です。2019年までオーストラリアで実施されていた「海外インターンシップ」再開への道を模索していたところ、カンボジアの病院で理学療法士として勤務されている理学療法学科2期生(2008年卒)の上野友也さんが本学を訪問されるという情報が入りました。   せっかくの機会ですので、理学療法学科の庄本康治学科長、看護医療学科の河野由美学科長、キャリアセンター飯山知里さんと海外インターンシップ担当教員(祐實泰子准教授、對中百合准教授と私の3名)で情報交換をさせていただきました。     ▼上野さん(左)と理学療法学科 庄本学科長(右)           上野さんは卒業後、「海外で働きたい」という熱い思いから海外青年協力隊(JICA)でのアフリカ勤務を経験されました。その後、カンボジアのサンライズジャパンホスピタルのシニアスタッフとして、臨床と教育、マネジメント業務を担当されています。     【アフリカ勤務時の様子】 東アフリカでの青年海外協力隊活動レポート!~理学療法学科2期生         ▼カンボジアのプノンペンにあるサンライズジャパンホスピタル       看護医療学科では、カンボジアを「海外インターンシップ」の新たな候補地とし、上野さんから医療、看護、病院の体制や教育、管理、保険制度、患者や家族、文化・習慣についてなど、様々な情報を提供していただきました。大変興味深く、多様な学びができると手ごたえを感じています。     【参考:2019年にカンボジアにスタディツアーに行った在学生のブログ】 看護医療学科4回生が、カンボジアでのスタディツアーに参加!     今後、さらに情報交換やディスカッションで理解を深めていきながら、学生の皆さんの役に立つ、意義深いプログラムになるように検討していきたいと考えています。来年春ごろには、具体的な形にする予定です。進行状況は随時このブログでご報告させていただきます。     ▼カンボジアと言えば、世界遺産「アンコールワット」が有名       カンボジアでの海外インターンシップは、現地の気候が良い2~3月を検討しています。2024年2~3月に渡航できるかもしれませんので、皆さん楽しみにしておいてください!   看護医療学科 海外インターンシップ担当 講師 酒井 啓子   【関連記事】 海外インターンシップ2019 in オーストラリア報告会!~看護医療学科 看護医療学科4回生が、カンボジアでのスタディツアーに参加! 看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.6(教員総括)看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.5 看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.4 看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.3 看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.2 看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.1 看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 事前校内プログラムレポ―トVol.1  

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