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看護医療学科の新着情報一覧

2026年の看護医療学科の新着情報一覧

2026.06.12

8月23日(日)看護実践研究センター認知症ケア部門研修会「認知症ケアにおける「支援の拒否」を紐解く」

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2026.06.05

『国際看護学Ⅰ』世界を知り、自分を見つめる― 海外インターンシップ報告会で広がる看護の可能性 ~ 看護医療学科

2026年5月29日(金)、「国際看護学Ⅰ」の授業において、看護医療学科の3回生・4回生による「海外インターンシップ報告会」を開催しました。学生たちは、それぞれが海外で体験した学びや気づきを共有し、国際的な視点から看護を考える貴重な機会となりました。 ▶海外インターンシップの様子はこちら 発表の様子 4回生は2025年3月にカンボジアを訪問し、国立病院と日本が運営する病院の違い、日本人看護師による在宅看護活動、現地大学生との交流、さらにはシェムリアップでの船上生活者の暮らしについて発表しました。一方、3回生は2026年3月に台湾で研修を行い、大学での授業体験や現地学生とのディスカッション、市民の健康意識に関するフィールドワークの成果を紹介しました。異なる文化や医療環境に触れた学生たちの発表からは、多くの学びと成長が感じられました。         発表後はグループに分かれ、発表者を囲んでのディスカッションを実施しました。カンボジアの医療事情や台湾の学生生活について活発な質問が飛び交い、学年を超えた交流の場となりました。海外での経験を共有することで、参加した学生たちにとっても新たな視点や刺激を得る機会になったようです。     さらに、「看護師という仕事に対するモチベーション」をテーマにグループディスカッションを行いました。学生からは、「主体的に学び続けたい」「世界の医療を知ることで、自分が看護師として何ができるのかを考えるようになった」といった前向きな意見が数多く聞かれました。また、「自分の看護観を見直すきっかけになった」「仲間との対話を通して、これからも頑張ろうと思えた」といった声もあり、国際看護を学ぶことが自己成長や将来のキャリア形成につながっていることがうかがえました。     国際看護学の学びは、単に海外の医療や看護を知ることだけが目的ではありません。世界に目を向け、多様な価値観や文化に触れることで、自分自身の看護観や生き方を見つめ直し、「社会のために何ができるのか」を考える力を育むことにあります。今回の授業では、多くの学生がその第一歩を踏み出してくれたように感じました。   畿央大学の看護医療学科では、これからも海外での学びや交流の機会を通して、グローバルな視点を持ち、多様な人々に寄り添える看護専門職の育成をめざしていきます。   看護医療学科 准教授 酒井 啓子 関連記事 ▼2024年度カンボジアへの海外インターンシップに関する記事 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.1~ 事前学習プログラムレポート 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.2~ 無事カンボジアに到着しました! 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.3~ カンボジアでの医療の現状を学びました! 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.4~ 現地大学生や本学卒業生との交流 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.5~ プノンペンでの最終日 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.6~ トンレサップ湖での水上生活とナイトマーケット 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.7~ 世界遺産・アンコールワットへ! 国際看護Ⅰの授業で「海外インターンシップ」発表 ~ 看護医療学科   ▼2025年度台湾への海外インターンシップに関する記事 台湾をもっと知るために。学科を越えた学びが始まる!~ 看護医療学科・人間環境デザイン学科 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.1~ 無事台湾に到着しました! 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.2 ~ 2回生は中国医薬大学の看護学生と交流しました 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.3 ~ 4回生は緩和ケア病棟の見学をしました 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.4 ~ 中国医薬大学(CMU)を訪問しました 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.5 ~フィールドワークで学びを深めました 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.6 ~ 謝謝你, 再见! 「海外インターンシップ」発表会を実施しました ~ 看護医療学科    

2026.06.03

「基礎看護技術自己学修会」を実施しました ~ 看護医療学科

「基礎看護学領域」では、1回生前期から2回生前期までに学修した基礎看護技術の確実な修得をめざして、「基礎看護技術自己学修会」を企画・開催しています。 2018年4月に1回目を開催して以降、コロナ禍で中断していた時期もありましたが、今回、2026年5月20日(水)で23回目の実施となりました。 当日は4回生4名・3回生4名の合計8名が参加し、バイタルサイン測定と点滴実施中の対象者の寝衣交換を実施しました。   参加した学生からは以下のような感想がありました。 技術練習をしたのが随分前で、今回、実習に行く前にバイタルサイン測定をしたことで、技術を復習することができました。いい機会になりました。 技術練習でのバイタルサイン測定では、自身の技術力の低下を感じました。一方で、1回生の時に繰り返し練習していた寝衣交換については、自信をもって実施することができました。実習前に基礎看護技術を改めて練習する機会は少ないため、非常に貴重な時間となりました。また、患者さんに提供する技術の到達度や、自身にできること・できないことを再確認する良い機会となりました。 基礎看護学実習でバイタルサインの測定はしたけれど、それ以降実施することがなかったので、3回生の後期から始まる実習に大きな不安がありました。バイタルサインの測定は、どの領域の実習でも実施する基礎看護技術なので、今回学修会に参加して実施できてよかったです。寝衣交換も実施できるか不安が大きかったし、実施してみても覚えていないことが多く、実習前に練習ができて本当に良かったです。 1回生や2回生の時に学習したバイタルサイン測定や、点滴を実施している患者さんの寝衣交換を行って、基礎である血圧の測定から苦戦してしまい、実習ではできて当たり前のことであるのに、自分はその当たり前のことができなかったので、実習に行く前に練習して少し自信がつきました。寝衣交換では、本当に実施方法を覚えていない状態で参加しましたが、友達同士や先生に助けてもらいながら実施しているうちに思い出すことができました。実習では点滴を実施している患者さんも多いと思うので、練習して思い出すことができて本当に良かったと思います。 実習に行って実際の場面を見た後に再度復習できたことで、患者さんに援助する際の不安の軽減になりました。   実習で、実際に経験できなかったことなどをこのような機会で実施できることで、今後に生かしていくことができると思いました。 実習を経験してから演習を行ったことで、患者さんの立場や目線になって行動し、患者さんへの関わり方を意識して看護を行うことの重要性を学ぶことができました。 基礎看護技術自己学修会に参加することで、曖昧になっていた知識の再確認をすることができました。また、根拠や手順を改めて復習することで知識の定着につながりました。今回学修した内容を後期からの実習に活かし、受け持ち患者さんに安楽・安全な援助を実施できるようにしたいです。   学年が上がるにつれて学ぶ内容も高度になり、学生生活はますます忙しくなるかと思います。技術練習の必要性はわかっていても、自分だけだとなかなか行動に移せない…という現状もあるかと思います。しかし、患者さんにより良い援助を提供するためには、基礎看護技術を修得していることが必要です。今回の学修会をきっかけとして、学生が主体的に自己学修に励むことを願っています。   基礎看護学領域 須藤 聖子・小林 智子・北村 有希・中西 恵理   ▼看護医療学科に関する記事 「海外インターンシップ」発表会を実施しました ~ 看護医療学科 2026年度 新入学生研修 学科別レポート ~看護医療学科 オレンジリングに込める、私たちの決意 ~ 看護医療学科「認知症ケア論」 「その人らしさ」を支える看護の可視化「生活機能関連図」作成演習~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」 2026年度看護医療学科「へき地医療体験実習」がスタートしました! 2026年度へき地医療体験実習レポート(川上村)1日目 ~ 看護医療学科 2026年度へき地医療体験実習レポート(川上村)2日目 ~ 看護医療学科 2026年度へき地医療体験実習レポート(川上村)3日目(最終日)  2026年度へき地医療体験実習レポート(山添村)~ 看護医療学科 2026年度「へき地医療体験実習」実践報告会 ~ 看護医療学科 看護技術基礎論「安全を守る技術」演習を実施しました~看護医療学科 『認知症ケア論』で課題の成果発表プレゼンテーションを実施! ~ 看護医療学科

2026.06.03

看護医療学科 紅林 佑介准教授が国際学術誌 PLOS ONE のAcademic Editorに就任しました

本学健康科学部看護医療学科の 紅林 佑介 准教授が、Public Library of Scienceが発行する国際学術誌PLOS ONE (精神医学・精神保健分野)のAcademic Editor(学術編集委員)に就任しました。   PLOS ONE は、医学・生命科学・心理学・公衆衛生学・看護学など、幅広い分野の研究を対象とする国際的な査読付き学術誌です。査読付き学術誌では、投稿された論文について、研究の方法や結果の示し方が科学的に妥当であるか、また研究倫理に沿っているかを、専門家が慎重に確認します。     Academic Editor(学術編集委員)は、この査読プロセスを支える重要な役割です。投稿論文の内容を確認し、適切な専門家に査読を依頼したうえで、査読結果を踏まえて論文の修正・再査読・採否などの編集判断に関与します。この役割は、各専門分野において豊富な研究実績と専門性を有する研究者が担います。 紅林准教授は、精神看護学を専門とし、統合失調症をはじめとする重症精神疾患の認知機能、身体活動・生活習慣とメンタルヘルス、セルフ・コンパッション、看護実践能力、看護教育などに関する研究に取り組んできました。今回の就任は、これらの研究活動および国際的な学術貢献に基づくものです。 紅林准教授は今後、主にメンタルヘルス・精神医学領域に関連する専門性をもとに、Academic Editorとして国際的な学術出版活動に貢献していきます。   関連記事 国際学会で学生の発表が研究発表に採択されました!~看護医療学科 精神看護学研究室 紅林ゼミ 自分を優しく思いやる心(セルフ・コンパッション)が「不眠」と「孤独感」を解消する仕組みを解明:本学看護学科による国際共同研究 — 看護医療学科 紅林准教授、国際学術誌『SAGE Open Nursing』の編集査読委員に就任

2026.05.26

2026年度「へき地医療体験実習」実践報告会 ~ 看護医療学科

2026年5月20日(水)に冬木記念ホールにて、「2026年度 へき地医療体験実習 実践報告会」を開催しました。今年度も看護本来の姿に立ち返って、その人の顔が見える看護や保健医療を臨地で体験することを通して看護の本質を考えることを目的に、奈良県の山添村、川上村、五條市大塔町、宇陀市大宇陀地区の計4地域で実習させていただきました。   4月初旬から始まった学内実習での準備期間中に、学生はほかの授業や就職活動と並行しながら、地域の医療状況や生活環境について事前学習を行い、地域ごとに異なる目標や行動計画の立案、インタビュー内容や家庭訪問の計画、体力測定会や健康教育に必要なパンフレットの作成、測定結果記入表の作成など、忙しい中でも多くの準備を重ねてきました。     そして、2026年5月12日(火)~5月14日(木)に現地で実習を行い、診療所や役場、学校、こども園、社会福祉協議会、保健センター、住民の働く職場や集まりの会などを訪問。住民や支援者、職員の方に支援や活動内容の実際についてお話を聞かせていただきました。   また、地区踏査では、実際に観察した地域環境や住民の方々のお話からへき地で暮らし続ける人々の生活の実際を把握し、そこから考えうる健康課題を導き、住民の健康ニーズに合わせたケアのあり方について考えることができました。 山添村 山添村では、お茶づくりが盛んで、繁忙期には健康へ意識が向きづらく受診が遅れることや、塩分摂取の多さによる心疾患リスク、急斜面での作業による転倒リスクなど、地域ならではの健康課題について学びました。茶摘み体験や地域の方との交流を通して、医療だけでなく、住民同士の支え合いや日々の見守りの大切さを実感した実習でした。     五條市大塔町 五條市大塔町では、学生が主体となって家庭訪問の調整や体力測定、健康教育、茶話会などの企画・運営を行いました。地域の方々と実際に関わる中で、住民同士が送迎や声掛けをし合うなど、助け合いながら暮らしている様子を知ることができました。こうした地域のつながりが、自助・互助・共助を強め、住み慣れた地域で安心して暮らし続けることにつながっていることを学びました。     宇陀市大宇陀地区 宇陀市大宇陀地区では、地域住民の方々と玉入れや金魚すくいなどのアクティビティを通して交流しました。楽しみながら自然に会話が生まれ、地域のつながりや支え合いの大切さを実感しました。また、「まちの保健室」では健康測定や結果に応じた健康教育が行われており、住民が気軽に立ち寄り、健康について考えるきっかけづくりがされていました。地域で安心して暮らし続けるための支援の大切さを学んだ実習でした。     川上村 川上村では、母子から高齢者まで幅広い世代への支援について学びました。また、各年代に応じて伝わりやすい内容や表現を工夫しながら、健康に関するパンフレットを作成しました。子育て支援が充実している一方で、相談相手や同年代との関わりが限られる課題もあり、継続的な支援の必要性を感じました。さらに、高齢者への認知症予防や見守り活動など、地域全体で住民一人ひとりを支える「顔の見える関わり」の大切さを学びました。       今回の実習に際し、ご理解ご協力いただきました各地域の関係者の皆様、明日香村の武田先生に感謝いたします。ありがとうございました。     大塔町 参加学生 22名 看護医療学科 准教授 前田 則子 講師 澤 寛子 助教 堀井 有紗   関連記事 ▼2026年度看護医療学科へき地医療体験実習に関する記事 2026年度へき地医療体験実習レポート(川上村)1日目 ~ 看護医療学科 2026年度へき地医療体験実習レポート(川上村)2日目 ~ 看護医療学科 2026年度へき地医療体験実習レポート(川上村)3日目(最終日)  2026年度へき地医療体験実習レポート(山添村)~ 看護医療学科   ▼2025年度看護医療学科へき地医療体験実習に関する記事 2025年度看護医療学科「へき地医療体験実習」がスタートしました! 2025年度へき地医療体験実習レポート(山添村)~看護医療学科 2025年度へき地医療体験実習レポート(川上村)~ 看護医療学科 2025年度「へき地医療体験実習」実践報告会を開催しました! ~ 看護医療学科   ▼ 看護医療学科に関する記事 「海外インターンシップ」発表会を実施しました ~ 看護医療学科 2026年度 新入学生研修 学科別レポート ~看護医療学科 2026年度看護医療学科「へき地医療体験実習」がスタートしました! オレンジリングに込める、私たちの決意 ~ 看護医療学科「認知症ケア論」 「その人らしさ」を支える看護の可視化「生活機能関連図」作成演習~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ

2026.05.25

看護技術基礎論「安全を守る技術」演習を実施しました~看護医療学科

看護医療学科では、1回生の前期に「看護技術基礎論」で看護に共通する基本技術を学びます。今回は、5月13日(水)に「安全を守る技術」として、衛生学的手洗い・手指消毒・ディスポーザブル手袋の着脱の演習の様子をご紹介します。 今回の演習では、現在、臨床で看護師・助産師として勤務している卒業生4名がアシスタントとして参加し、1回生が正確な技術を身につけることができるよう、熱心にアドバイスをしてくれました。     演習に参加した1回生からは、以下のような感想がありました。 1回生の感想 実際に同じ授業を経験しているからこそできるアドバイスやお話をしてもらえて、とても参考になった。 演習中や演習後に、自分ができていない部分や観察者として気づかなかったところを教えていただけて勉強になりました。演習後の会話で、演習内容以外にも課題の進め方やテストの事を聞くことができ、良い機会になりました。 手洗いの際、無意識に手を振って水気を飛ばしていたところを指摘していただき、今後の手洗いに活かしていきたいと思いました。また、授業についてのアドバイスや海外インターンシップなど多くの話を先輩方から教えていただいたので、まずは基礎となる今を一生懸命取り組み、2年3年4年とつなげられるように頑張ります。 私も4年後、看護師になるということを改めて実感することができました。         卒業生からは以下のような感想がありました。 卒業生の感想 演習のお手伝いを通して、学生時代を思い出しすごく懐かしく感じました。 一生懸命演習に取り組む姿が印象的で、私自身も初心を思い出す良い機会になりました。 普段行っている手洗いと手指消毒でしたが、今回の演習に入らせて頂き、改めて患者さんと医療者を守るために必要で大切な基礎看護技術だと実感しました。今後も初心に戻り、正しい手洗いと手指消毒ができるようにしていきたいと思ったと同時に、いい機会になったと感じました。 演習のアシスタントとして参加させてもらい、1回生の皆さんと関わる中で、看護を学び始めた頃の自分を思い出しました。 演習では、「なぜそうするのか」を考えながら取り組むことが大切だと思います。失敗や緊張も成長のきっかけになるので、焦らず自分のペースで頑張ってください。 これからの学生生活の中で、仲間と支え合いながらたくさん学び、皆さんらしい看護観を見つけていってほしいと思います。応援しています! 最後に 卒業生が述べているように、手洗い・手指消毒は、患者さんと医療者双方を感染から守ることができる重要な基礎看護技術です。今回の演習で1回生は初めてユニフォームを着用し、医療者として身だしなみを整えました。ユニフォームに初めて袖を通した時の気持ちを忘れずに、患者さんの安全を守ることができる看護職をめざして努力を続けてほしいと願っています。   基礎看護学領域 須藤聖子・小林智子・北村有希・中西恵理   関連記事 ▼看護医療学科に関する記事 「海外インターンシップ」発表会を実施しました ~ 看護医療学科 2026年度 新入学生研修 学科別レポート ~看護医療学科 2026年度看護医療学科「へき地医療体験実習」がスタートしました! オレンジリングに込める、私たちの決意 ~ 看護医療学科「認知症ケア論」 「その人らしさ」を支える看護の可視化「生活機能関連図」作成演習~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ 2026年度へき地医療体験実習レポート(川上村)1日目 ~ 看護医療学科 2026年度へき地医療体験実習レポート(川上村)2日目 ~ 看護医療学科 2026年度へき地医療体験実習レポート(川上村)3日目(最終日)  2026年度へき地医療体験実習レポート(山添村)~ 看護医療学科

2026.05.18

2026年度へき地医療体験実習レポート(山添村)~ 看護医療学科

看護医療学科の4回生は、5月12日(火)から14日(木)までの3日間、吉野郡川上村・五條市大塔町・山辺郡山添村・宇陀市大宇陀の4つの地域で「へき地医療体験実習」を行っています。 「へき地医療体験実習」の目的は、看護本来の姿に立ち返って、その人の顔が見える看護や保健医療を臨地で体験することを通して看護の本質を考えることです。4つの地域に分かれてそれぞれの地域の特性を踏まえた活動を展開しています。 今回のブログでは山添村の様子をお伝えします。   ▶へき地医療体験実習のブログはこちら 23名の学生が参加し、地域の方々、山添村役場住民福祉課、東山診療所、村立こども園、山添村社会福祉協議会、かすががーでん(波多野地区活性化協議会)、やまぞえハイジ、製茶工場をはじめとする村内各機関のみなさまのご協力のもと、素晴らしい実習をすることができました。 1日目(5月12日) 初日はまず、山添村役場住民福祉課の辻井課長と新瀬保健師長、佐野保健師から山添村の保健・福祉体制等の概況や健康課題のお話をお伺いしました。学生は山添村における保健活動や支援の実際、保健師・行政の役割について理解を深めることができました。     その後、私たちは「かすががーでん」(波多野地区活性化協議会)に赴きました。山添村は古くからの大和茶の産地です。保育所跡地を活用した「かすががーでん」ではお茶摘みと釜炒りの体験をさせていただきました。     自分たちが摘んだ「一芯二葉」を丁寧に釜で炒っていき、とても美味しいお茶に仕上げました。           2日目(5月13日) 2日目は、山添村保健福祉センターにて骨密度・体力測定会を行いました。骨密度、身長・体重、血圧、握力、足趾把持力に加え、骨密度を計測させていただき、その後、学生たちが作成したパンフレットをご説明させていただきました。事前にしっかりと準備したおかげで、来てくださった方々に測定会の結果とこれからの生活についてしっかりとお伝えすることができ、また実際の暮らしについてのお話も聞かせていただきました。     3日目(5月14日) 最終日の午前中は、東山診療所、山添村社会福祉協議会、やまぞえハイジの3つの場所に分かれ、それぞれインタビューを行いました。東山診療所では、吉川院長と大久保看護師長から、山添村の医療提供体制や看護の工夫等を教えていただきました。山添村社会福祉協議会では、浦事務局長から高齢者福祉等の実際のお話だけでなく、山添村住民として、高齢化による自治会運営の課題等についても教えていただきました。 やまぞえハイジでは、歯科衛生士の増田さん、山中さんのお話を伺い、その後、「あつまるでぇ」の参加者さまに血圧、握力、足趾把持力を計測させていただくとともに、参加者さまと多くのお話をする時間をいただき、山添村の魅力を知ることができました。 それぞれの場所で、山添村の医療の現状と地域に密着した保健医療福祉活動をお伺いすることで、学びを深めることができました。             最終日の午後は、こども園に行く班と、製茶工場・茶畑に行く班に分かれ、それぞれインタビューと製茶工場・茶畑の見学をさせていただきました。 こども園のインタビューでは園の取り組みや村での子育てについてお話を伺いました。自然とのふれあいや、地元の方々との交流を大事にされていることなどを具体的に知り、学びを深めることができました。 川畑碾茶工場では、インタビューの後、工場内に入らせていただき説明を受けました。工場内の見学後、茶畑にて収穫の様子も見学しました。当日は今期の初収穫の日で、碾茶用に栽培された茶畑部分のシートをはずし、刈り取りの現場を見学することができました。初日は、手摘みで釜炒りという体験作業でしたが、実際の茶農家さんの仕事を拝見でき、生活の様子も伺うことができました。         最後に 3日間のへき地医療体験実習では、山添村で暮らす方々の生活や思いを肌で感じ、病院実習だけでは経験できない多くのことを学びました。今後、看護職に就いた後もこの経験はきっと役に立つと考えます。 最後になりましたが、この実りある3日間の実習のために多くのご協力を賜りました関係者の皆様、地域の皆様に深く感謝いたします。   看護医療学科 教授 文 鐘聲 講師 松川 真葵 助教 大平 俊介 助手 田中 三代 関連記事 ▼2026年度看護医療学科へき地医療体験実習に関する記事 2026年度へき地医療体験実習レポート(川上村)1日目 ~ 看護医療学科 2026年度へき地医療体験実習レポート(川上村)2日目 ~ 看護医療学科 2026年度へき地医療体験実習レポート(川上村)3日目(最終日)    ▼2025年度看護医療学科へき地医療体験実習に関する記事 2025年度看護医療学科「へき地医療体験実習」がスタートしました! 2025年度へき地医療体験実習レポート(山添村)~看護医療学科 2025年度へき地医療体験実習レポート(川上村)~ 看護医療学科 2025年度「へき地医療体験実習」実践報告会を開催しました! ~ 看護医療学科   ▼ 看護医療学科に関する記事 「海外インターンシップ」発表会を実施しました ~ 看護医療学科 2026年度 新入学生研修 学科別レポート ~看護医療学科 2026年度看護医療学科「へき地医療体験実習」がスタートしました! オレンジリングに込める、私たちの決意 ~ 看護医療学科「認知症ケア論」 「その人らしさ」を支える看護の可視化「生活機能関連図」作成演習~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ

2026.05.18

2026年度へき地医療体験実習レポート(川上村)3日目(最終日) ~ 看護医療学科

看護医療学科の4回生は、5月12日(火)から14日(木)までの3日間、吉野郡川上村・五條市大塔町・山辺郡山添村・宇陀市大宇陀の4つの地域で「へき地医療体験実習」を行っています。 「へき地医療体験実習」の目的は、看護本来の姿に立ち返って、その人の顔が見える看護や保健医療を臨地で体験することを通して看護の本質を考えることです。4つの地域に分かれてそれぞれの地域の特性を踏まえた活動を展開しています。 今回のブログでは、5月14日(木)に行われた川上村での3日目(最終日)の実習の様子をお届けします。 ▶2日目のブログはこちら いよいよ実習最終日を迎えました。雨予報ではありましたが、時折雨が降る程度で、天候にも恵まれました。学生たちは、今日も朝から元気いっぱいにスタートしました。   泉谷村長の講話 最終日は、川上村の泉谷村長にお話いただきました。     川上村は、1959年、伊勢湾台風の大被害を契機に下流地域の水害防止のために、村の中心地域がダムの水底に沈むという苦渋の決断をし、ダム建設に50年の年月を要しました。 吉野川の源流である原生林「水源地の森」や豊かな水源を守るだけでなく、村民の皆さんが安心して暮らし続けられるよう、さまざまな取り組みを進めていることが熱く語られました。 今年は特に、少雨や高温といった気象の影響により、水源ダムの貯水量が歴史上初めて5%台まで大きく低下し、水不足が深刻化していますが、村の人々は自分たちの暮らしだけでなく、奈良県や和歌山県の農業や命につながる水を支えているという強い責任感を持って取り組まれていることが伝わってきました。   また、村長ご自身の親御さんの介護経験から、日本の介護・看護・医療体制の課題についてもお話しいただきました。さらに、「人と人との交流や会話が大切であること」、「仲間づくりや友人づくりが重要であること」についてなどあたたかい励ましのお言葉もいただきました。 学生たちは、この3日間を通して、へき地ならではの環境や暮らしを肌で感じ取り、多くの学びを得ることができました。机上では学ぶことのできない地域の実情についても、村長さんのお話と結び付けながら理解を深めることができたようです。 住民の健康支援を行う専門職や地域おこし協力隊へのインタビュー 村役場で勤務されている看護師、保健師、理学療法士の方々や、地域おこし協力隊として村に移住してご活躍されている方にインタビューをさせていただきました。     学生からは、母子保健・成人保健・高齢者保健・地域包括など、学内の事前学習で把握した内容を基に多岐にわたる視点から質問が挙がりました。それぞれの専門職の方々や地域おこし協力隊の方には、学生の質問に丁寧にご回答いただき、必要な情報やデータもご提供いただきました。 学生たちはインタビューを通して、地域での暮らしと健康、そして保健・医療・福祉とのつながりについて学びを深めていました。また、これまでの臨床実習で病院に入院している方の看護を学んできましたが、「地域で生活する人々の健康を衛る」というへき地における保健医療福祉における連携と協働に対する理解を深める機会になったのではないかと思います。 今回のへき地医療体験実習を終えて 学生たちは、へき地医療における看護の課題を「知識として知る」だけでなく、「現場で観て、聞いて、感じる」ことで理解を深めることができました。この経験が、今後の学びや将来の進路の中での看護の本質を考え、実践者となるうえで大きな財産となってくれることを願っています。 お世話になりました川上村 各機関の皆様、地域住民の皆様に心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。   看護医療学科 助教 伊藤 千春、中谷 隆太郎 関連記事 ▼2026年度看護医療学科へき地医療体験実習に関する記事 2026年度へき地医療体験実習レポート(川上村)1日目 ~ 看護医療学科 2026年度へき地医療体験実習レポート(川上村)2日目 ~ 看護医療学科   ▼2025年度看護医療学科へき地医療体験実習に関する記事 2025年度看護医療学科「へき地医療体験実習」がスタートしました! 2025年度へき地医療体験実習レポート(山添村)~看護医療学科 2025年度へき地医療体験実習レポート(川上村)~ 看護医療学科 2025年度「へき地医療体験実習」実践報告会を開催しました! ~ 看護医療学科   ▼ 看護医療学科に関する記事 「海外インターンシップ」発表会を実施しました ~ 看護医療学科 2026年度 新入学生研修 学科別レポート ~看護医療学科 2026年度看護医療学科「へき地医療体験実習」がスタートしました! オレンジリングに込める、私たちの決意 ~ 看護医療学科「認知症ケア論」 「その人らしさ」を支える看護の可視化「生活機能関連図」作成演習~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ

2026.05.15

2026年度へき地医療体験実習レポート(川上村)2日目 ~ 看護医療学科

看護医療学科の4回生は、5月12日(火)から14日(木)までの3日間、吉野郡川上村・五條市大塔町・山辺郡山添村・宇陀市大宇陀の4つの地域で「へき地医療体験実習」を行っています。 「へき地医療体験実習」の目的は、看護本来の姿に立ち返って、その人の顔が見える看護や保健医療を臨地で体験することを通して看護の本質を考えることです。4つの地域に分かれてそれぞれの地域の特性を踏まえた活動を展開しています。 今回のブログでは、5月13日(水)に行われた川上村での2日目の実習の様子をお届けします。 ▶1日目のブログはこちら 2日目:健康測定会を実施しました。 今日も学生たちは元気いっぱいに、実習2日目をスタートしました。 2日目は、かわかみふれあいセンターにて、住民に対するヘルスプロモーションの一環として「転倒防止関連健康状態の把握と下肢筋力低下防止に対する住民の意識を高めること」を目的に、地域住民の方を対象とした健康測定会を実施しました。       学生たちはこの日のために、学内で実施学生役・住民役に分かれてシミュレーションを重ね、改善点や工夫点を話し合いながら準備を進めてきました。 健康測定会では、問診、血圧測定、足趾把持力測定、握力測定を実施し、それぞれの結果に応じた保健指導も行いました。学生たちは、自ら作成した問診票や測定結果記入用紙、保健指導用パンフレットを活用しながら、一人ひとりに合わせた丁寧な説明を行いました。     開始直後は緊張した様子の学生たちでしたが、住民の皆様方のあたたかい声かけや優しい雰囲気に支えられ、次第に笑顔も見られるようになりました。     時折急な雨が降るなど不安定な天候でしたが、15名の地域住民の方にご参加いただきました。 参加された住民の方からは、「毎年来ていますよ。今日も受けていきます。」「教えてもらったことをやってみます」と声をかけていただき、継続した地域とのつながりを感じる場面となりました。学生たちにとっても大きな励みとなりました。       また、健康測定会には、地域おこし協力隊としてご活躍されている方にもご参加いただき、お話を伺う貴重な機会となりました。その方は、日頃から健康管理を意識して生活されており、学生にとっても多くの学びを得る機会となりました。 学生が作成した「食習慣に関するチェックリスト」や「5分でできる元気なカラダ作り」のパンフレットを用いながら、働く世代の健康管理や、今後も健康に暮らし続けるために必要なことについて一緒に考えました。     さらに、高齢者の買い物を支援するために各地区を巡回する移動スーパーに帯同し、住民の健康状態を把握しながら、必要な支援を切れ目なく実践しているコミュニティナースの活動を実際に体験し、また、住民の方のご自宅への訪問にも同行させていただきました。 学生たちは、地域住民の生活を支える仕組みには、多職種や地域の方々の連携に加えて、「住民のことを一番に考える」という思いが大切であることを学んだようです。   今後に向けて 明日最終日となる3日目は、村役場で働く多職種の方へのインタビューや、匠の聚でアーティストとしてご活躍されている方々へのインタビューを予定しています。学生たちが地域での学びをさらに深められるよう、あたたかく見守っていきたいと思います。   看護医療学科 助教 中谷 隆太郎   関連記事 ▼2026年度看護医療学科へき地医療体験実習に関する記事 2026年度へき地医療体験実習レポート(川上村)1日目 ~ 看護医療学科   ▼2025年度看護医療学科へき地医療体験実習に関する記事 2025年度看護医療学科「へき地医療体験実習」がスタートしました! 2025年度へき地医療体験実習レポート(山添村)~看護医療学科 2025年度へき地医療体験実習レポート(川上村)~ 看護医療学科 2025年度「へき地医療体験実習」実践報告会を開催しました! ~ 看護医療学科   ▼ 看護医療学科に関する記事 「海外インターンシップ」発表会を実施しました ~ 看護医療学科 2026年度 新入学生研修 学科別レポート ~看護医療学科 2026年度看護医療学科「へき地医療体験実習」がスタートしました! オレンジリングに込める、私たちの決意 ~ 看護医療学科「認知症ケア論」 「その人らしさ」を支える看護の可視化「生活機能関連図」作成演習~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ

2026.05.14

2026年度へき地医療体験実習レポート(川上村)1日目 ~ 看護医療学科

看護医療学科の4回生は、5月12日(火)から14日(木)までの3日間、吉野郡川上村・五條市大塔町・山辺郡山添村・宇陀市大宇陀の4つの地域で「へき地医療体験実習」を行っています。 「へき地医療体験実習」の目的は、看護本来の姿に立ち返って、その人の顔が見える看護や保健医療を臨地で体験することを通して看護の本質を考えることです。4つの地域に分かれてそれぞれの地域の特性を踏まえた活動を展開しています。 今回のブログでは、5月12日(火)に行われた川上村での1日目の実習の様子をお届けします。   川上村担当の学生たちは、「母子」「学校」「成人」「高齢者」「包括」の5つのグループに分かれて、各グループの対象となる住民の健康課題に対する対応策を検討し学生ができることを実際に提供することを目標に設定して実習を進めています。   ▶2025年度のへき地医療体験実習(川上村)の様子はこちら 1日目の様子 元気いっぱいの学生20名と教員4名が2泊3日の臨地実習がスタートしました。 バスで五位堂駅を出発し、大滝ダムを見学したのち、川上村役場で実習開始の挨拶をしました。     その後の高齢者グループの活動について報告します。 高齢者グループは、下肢筋力低下防止に対する意識の向上をめざして、デイサービスを利用されている高齢者の方々(平均90.5歳)12名を対象に「健康測定」と「健康教育」を実施しました。     健康測定の実施項目 血圧 握力 足趾把持力   学生にとっては不慣れな測定もあり、時間がかかる場面もありましたが、高齢者の方々があたたかく見守り、協力してくださいました。 健康教育 テーマは「血圧」。     学生たちは、事前に準備と練習を何度も重ねてきましたが、実際の場面では「声が思ったより届きにくい」「資料が見えづらい」など現場ならではの課題に直面しました。それでも、学生たちは焦りながらも臨機応変に対応し、最後まで説明することができました。 高齢者の方々が、まるで孫の話を聞くように、学生の言葉に耳を傾けてくださる姿から、あたたかさと愛情を感じる時間となりました。   今後に向けて 2日目は、地域住民の方を対象とした「健康測定会」を実施します。学生たちが学びを生かして取り組む姿を、あたたかく見守っていきます。   看護医療学科 助教 伊藤 千春 関連記事 ▼2025年度看護医療学科へき地医療体験実習に関する記事 2025年度看護医療学科「へき地医療体験実習」がスタートしました! 2025年度へき地医療体験実習レポート(山添村)~看護医療学科 2025年度へき地医療体験実習レポート(川上村)~ 看護医療学科 2025年度「へき地医療体験実習」実践報告会を開催しました! ~ 看護医療学科   ▼ 看護医療学科に関する記事 「海外インターンシップ」発表会を実施しました ~ 看護医療学科 2026年度 新入学生研修 学科別レポート ~看護医療学科 2026年度看護医療学科「へき地医療体験実習」がスタートしました! オレンジリングに込める、私たちの決意 ~ 看護医療学科「認知症ケア論」 「その人らしさ」を支える看護の可視化「生活機能関連図」作成演習~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」

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