2025年の看護医療学科の新着情報一覧
2025.01.21
就職レポートNo.816(公的病院/看護師)看護医療学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第816弾! 看護医療学科4回生 小笠原 佳子さん 公的病院(看護師) 内定 あなたがその職種を志したきっかけを教えてください。 漠然とですが、誰かの役に立ちたい、人と関わりたい、どこでも働ける安定した職業がいいなと考えていました。あとはドラマにも少し影響され、看護師を志そうと思いました。 畿央大学は少人数制で手厚くサポートしてもらえるところや、国家試験の合格率も高かったことが入学の決め手になったと思います。 畿央大学での学生生活を振り返ってどうでしたか? あっという間の濃い4年間だったなと思います。たくさん思い出はありますが、友達と残って課題の山と戦ったことは、当時しんどかったけれど、今となってはいい思い出です(笑)。 しんどい時もありましたが先生方や周りの友達のおかげで、すごく楽しい学生生活を送れたと思います! オープンキャンパススタッフの活動をしていましたが、就職活動でも役に立ったので、やっておいてよかったです! 就職活動について、その就職先に決めた理由を教えてください。 子どもと関わることが大好きだったので、看護師としても子どもと関わることができるといいなと思っていました。当院には2回実習で行かせていただき、看護師が子どもやご家族に温かく笑顔で接されていたことが印象に残っています。また、看護師同士、経験を問わず積極的にコミュニケーションがとられており、病棟の雰囲気が良かったことも魅力に感じ、この病院に就職したいと思いました。 就職活動を振り返っていかがでしたか? 領域実習が終わり、ほっと安心していたため、就職活動に取り掛かる時期が3月末だったのを覚えています。 取り掛かりが少し遅かったことや、採用書類の志望動機や自己PRを書く欄が多かったこと、自分が思っていた以上に4回生でも授業や実習などの課題があり、並行して進めていかなければいけなかったことが大変でした。大変ではあったものの、志望動機や自己PRなど書類は丁寧に満足がいくように心がけていました。どのように思いを文章化したらよいのか、病院に伝えたいことが多すぎて欄内に収まらない際には、キャリアセンターの方に相談をし、修正をかけていただいたおかげで、満足した書類を作成できました。 面接対策ではグループ面接練習1回、個別での面接練習を2回していただきました。初めはどのように受け答えをしたら良いのかわからなかったけれど、キャリアセンターの方のアドバイスや練習を重ねるうちに自然と会話のように受け答えができるようになったと思います。また、小論文対策でも、どのように対策をしたらよいのか具体的に教えてくださったおかげで、面接・小論文ともに本番もリラックスして挑めたと思います。すごく感謝しています!! 就職活動で役立ったツールを教えてください。 メモ帳です。面接や小論文での重要なポイントをまとめてメモに書いていたことで、本番前にすぐ確認することができました。 後輩のみなさんへメッセージをお願いします! 領域実習が終わりゆっくり休みたいところですが、4回生が始まるとへき地実習や卒業研究、授業など多重課題と並行しながら就職活動をすることになるので、できるだけ余裕を持って就職活動を始めると良いと思います。 就職活動をする中で、どのように病院を選んだらいいのか、面接やエントリーシートの作成、小論文の進め方など不安になることもありますが、キャリアセンターに相談することをおすすめします。私自身、キャリアセンターの方から丁寧に、具体的にわからない部分を教えてもらうことができ、すごく安心しました! 就職活動は一人ではないので、周りの友達と支えながら、たまには息抜きをして取り組むと良いと思います。みなさんが希望する場所で就職できることを祈っています!頑張ってください!!
2025.01.08
就職レポートNo.807(大学病院/看護師)看護医療学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第807弾! 看護医療学科4回生 横沢 莉子さん 大学病院(看護師) 内定 あなたがその職種を志したきっかけを教えてください。 中学生の時に病院で職業体験をした際、患者さんに優しく接していた看護師の姿を見て、あこがれを持ちました。また、元々医療ドラマが好きで医療職に興味があったことや、人のためになる仕事がしたいと思っていたことから、看護師を志しました。畿央大学は、担任制であるためサポートが手厚く、国家試験の合格率も100%だったため、安心して看護師になるための勉強ができる環境が整っている大学だと感じ、入学を決めました。 畿央大学での学生生活を振り返ってどうでしたか? 私は2回生の時に憧れだったカナダへ短期語学留学に行ったことがとても印象に残っています。中学生の頃から留学には興味があったものの、勇気が出ずこれまでチャンスを逃してきましたが、大学生になり、これが最後のチャンスだと思い勇気を出して留学しました。英語はあまり得意ではありませんでしたが、ホストマザーはとても優しく話をしてくださり、一緒に留学をした仲間たちと語学学校やホームステイを通してカナダの文化や景色を楽しむことができました。また、カナダで年齢や国籍の異なるたくさんの人に出会い、さまざまな景色を見たことで世界が広がったと感じています。 就職活動について、その就職先に決めた理由を教えてください。 教育体制が整っていたことと、高度な医療を学ぶことができること、そして、自宅から通勤しやすい場所にあることから選びました。私は、看護師として早く一人前になりたいという思いがあるため、教育体制が充実していることは最も重要視して選びました。また、急性期看護に関心があるため、最先端の医療と看護を学ぶことができるという点も魅力的に感じました。 就職活動を振り返っていかがでしたか? 就職活動は初めての経験で、最初はいつからどのような準備をしていかなければならないのかがわからず不安に思っていましたが、キャリアセンターの方やゼミ担当の先生に何度も相談をして、少しずつ自分の不安を取り除き、就職活動を行うことができました。エントリーシートの添削から、面接練習や小論文対策までとても熱心にサポートしていただいたため、自分が納得できるものを仕上げ、最後には面接も小論文も自信を持って本番に挑むことができました。実習や国試勉強と卒業研究、そして就職活動を両立させる必要があったため、時間の使い方に迷いとても大変に思いましたが、To Doリストを作成して、優先順位をつけると、少しずつ課題を達成していくことができました。 就職活動で役立ったツールを教えてください。 就職活動で役立ったツールはマイナビ看護学生のアプリです。私は、このアプリで気になる病院の情報を比較したり、合同説明会の予定についての情報を入手したりして、たくさん合同説明会や病院見学に行き、自分に合った病院を探しました。 後輩のみなさんへメッセージをお願いします! 就職活動では自己分析や就職先選び、面接対策など多くの悩みが出てくると思います。ですが、先生やキャリアセンターの方々はとても親身になってサポートをしてくださるので安心してください。就職活動の秘訣は、自己分析をして自分を知ることと、就職先を実際に目で見ること、そして先生や友達に相談することではないかなと経験して思いました。皆さんの就職活動が上手くいくことを応援しています。頑張ってください。
2025.01.06
2/23(日)第3回「認知症の人と家族の思いに耳を傾ける」を開催します~看護実践研究センター
開催日時 2025年2月23日(日) 13:00 受付開始 13:30 講演会開演 15:00 シンポジウム〔当事者・支援者登壇〕 16:00 終了予定 会 場 畿央大学 冬木記念ホール(奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2) アクセス 申込方法 申込フォームより必要箇所を入力し、お申込みください。 申込フォーム なお、E-mailでもお申込みいただけます。件名を「講演会参加希望」として、下記の点を明記のうえm.muroya@kio.ac.jpに送信をお願いします。 ①氏名 ②年齢 ③連絡先(メール) ④所属(ある人) ⑤連絡先(電話番号) ⑥参加動機・講師への質問 ⑦主催者への質問・連絡 ※定員に達した場合は受付を終了します。 協力機関 (順不同) 香芝市地域包括支援センター、葛城市地域包括支援センター、広陵町地域包括支援センター、SPSラボ若年認知症サポートセンターきずなや、奈良県若年性認知症サポートセンター、認知症の人と家族の会奈良県支部、まほろば倶楽部 問い合わせ 室谷・増田 TEL 0745-54-1602(大学総務部) 講演会チラシ
2025.01.06
令和6年度「臨地実習指導者研修会」を開催!~看護医療学科
2024年12月14日(土)13時より、看護医療学科「臨地実習指導者研修会」を行いました。この研修会は、看護医療学科の臨地実習指導者および本学教員が学生の看護実践能力の向上に向けて協働し、効果的な実習指導を行うことを目的として、また日頃の学生指導を振り返るとともに相互の交流と親睦を深める機会として年1回開催しています。 当日は朝から小雨がちらつく寒い日となりましたが、コロナ禍を経て5年ぶりの開催ということもあり、本学の実習施設・病院から77名もの臨地実習指導者の方々にご参加いただき、本学教員を含めると100名を超え、盛況となりました。 第1部 講演 「実習における発達障害傾向のある学生へのかかわり」 順天堂大学保健看護学部精神看護学領域 教授 北川 明先生 本年度は、発達障害傾向のある学生をどのように理解し、どのように支援すればよいのか、実習におけるかかわり方について考えようと研修を行いました。第1部は順天堂大学保健看護学部の北川明教授にご講演いただきました。 講演は、発達障害の定義、タイプ別の特徴といった基礎知識から発達障害傾向のある学生への支援の基本と方向性、合理的配慮の考え方へと、具体例を示しながらわかりやすくご説明くださいました。 発達障害には様々な特徴がありますが、これらは「脳機能の障害であり完治はしない。生涯を通じて適応方法を学んでいく」というお話から、発達障害傾向のある学生が特性を持ちながら社会に適応できるよう関わっていくことが大事であると理解しました。 支援の基本として、本人が何に困っているのか、何ができないのか自らの特性を理解すること、そして教員や支援者がその困りごとを本人と共有し具体的対策を一緒に考えることが挙げられました。学生の自己理解を促すことに加え、困ったときの対処や助けを求めることを教育していくことが支援の充実に繋がるということを強調され、教員としての役割を強く認識しました。 また、発達障害は二次障害の併発が多いということから、障害特性への対応だけでなくメンタルケアとしてカウンセリング的かかわり(受容)の必要性にもふれられました。 さらに、学生には教育を受ける権利を保障する、看護師には職業選択の自由を保障する観点から合理的配慮の考え方を示していただき、教育目標の到達水準を下げることなく、どうすれば目標に到達できるのか、到達する方法を工夫する必要性について改めて考えさせられました。 第2部 グループワーク 第2部では、場所を畿央カフェ「カトレア」に移し、実習指導者と本学教員で混成した小グループに分かれ、グループワークを行いました。各グループで日頃の実習指導での悩みや実践方法について振り返り、第1部の講演と関連させて、今後どのように活用していくか自由に意見交換を行いました。 いくつかのグループに意見交換の内容を共有していただきましたが、教員と指導者間での情報共有の必要性、グレーゾーンの学生の見分け方、Z世代の特徴をふまえた指導に苦慮されていることや実践されていることについて検討されたことが報告されました。 最終のグループからは「大学の間に学生自身がその特性を理解し、どんなサポートが必要かをわかっておくこと、それを教員と現場で共有することで、学生の支援ができる。また、入職してからわかってもサポートが難しいので、学生時代にそれがわかっていると、入職してからのサポートにつながる。本人のやりたいことをやらせてあげるためにも何が必要なのかを準備するためにも、本人との共有が第一である」との発表があり、素晴らしいまとめとなりました。 その後、共有された内容について北川先生に総評をいただきました。 教員と施設との情報共有において注意すべき点として、個人情報でもあることから、情報を共有してもよいか本人に承諾を得る必要があることを挙げられました。障害の診断の有無は重要ではなく、どんな困り事があるのか何がうまくいかないのかを理解し、どんなサポートがあれば困難をクリアできるのか本人と一緒に考える、アセスメントすることで対処が可能になることを改めて強調されました。 「指導する側が疲弊してしまう」という意見に対し、最も身近にいる者が陥りやすいと言われるカサンドラ症候群を防ぐためにもチームで関わることが大事であり、そのためには部署や組織全体での教育、学習、サポートが必要であることから、今回の研修内容を各自の病院・施設で是非活用してほしいことを伝えられました。 今後、障害特性のある学生や看護師は増加する傾向にあるようです。その人の特性を理解し、支援の方法や内容をチームで共有しながらよりよい支援につなげていきたいと思います。 最後に、本学看護医療学科長の河野由美教授による講評があり、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。 研修会後のアンケートより 「発達障害に関する理解が深まった」 「学生指導だけでなく新人教育にも活用できる」 「対応のしかたを学べたことで楽になった、何か少し先が見えた気がする」 「同じように悩む人たちと情報共有できてよかった」 「安全な看護を提供するためにどうすべきかも含め職場で共有していきたい」 など多くのご意見をいただくことができました。 今後も実習指導者と教員間でコミュニケーションを図り情報共有しながら、学生を導いていけるよう努力を重ねていきたいと思います。 ご参加いただきました臨床の皆様、ご講演とご指導いただきました北川先生、ありがとうございました。 看護医療学科 基礎看護学領域 准教授 須藤聖子、小林智子 講師 中西恵理 関連記事 ボランティア活動報告!~子育て応援ボランティアサークルSmile 認知症予防講座を開催しました。~ 看護実践研究センター認知症ケア部門 看護実践研究センターシンポジウム 行政・関係機関・大学連携による中小企業の健康づくり推進―広陵町における中小企業健康経営推進の取り組み―開催報告 「前向き子育てプログラム トリプルP」真美ケ丘西小学校PTA教育講演会活動報告 ~ 看護実践研究センター 安心感の輪子育てプロジェクト