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看護医療学科の新着情報一覧

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2018.05.22

平成30年度離島・へき地医療体験実習(野迫川村)レポートvol.2~看護医療学科

離島・へき地医療体験実習は看護医療学科4回生の必須科目です。今年は、宇陀市大宇陀、川上村、五條市大塔、野迫川村、山添村の5地域で91人が平成30年5月15日(火)~5月17日(木)の3日間にわたり実習をさせて頂いています。いずれの地域でも充実した内容の実習で終了しました。現在まとめが学内で行われています。野迫川村の実習報告第2弾、第2日目、第3日目の様子をお伝えします。   2日目(5月16日) この日の目玉は、学内準備で最も時間をかけた「いきいき広場(健康チェック)」の開催でした。今回の主な活動地域である大股地区(全世帯数13、住民票上の住民数32名)生活改善センターをお借りしました。 朝7時、地区内に「畿央大学の看護学生による健康チェック“いきいき広場”が開催されます。」と放送が流れました。しかし、受け付け開始の9時になっても人の影がない・・・(汗) 「身体が動かない人以外は皆仕事をしているから家にはおらん」という事前情報のとおり、地区内は静かでした。さぁ、どうする?と話しているとポツポツと住民の方が会場に・・よかったぁ、受付をさせて頂きます!     血圧測定、「今日の体調はいかがですか?」と優しく声をかける看護師のたまご!なかなか様になっていました。奥は骨密度測定、こちらも手際よくできていました。     長坐位前屈、正しく測定できるように背中が壁に付いているか、膝は伸びているか、そして、その姿勢で苦痛はないか、尋ねました。     足趾握力「初めて見る測定器に住民の方も興味津々」     開眼片足立ち、万が一のために両横に学生が立って見守ります。     学内準備の間に、理学療法学科の松本大輔先生にご指導を頂いたイキイキ100歳体操!も住民の方々と一緒に行いました。昨年秋から大股地区と北股地区でモデル的に導入されており、週1回のペースで生活改善センターに集まって住民主体で実施しているとのことでした。     健康に関するアンケートでは、「整形的な健康問題が多い」とオリエンテーションで保健師さんから伺っていたとおり、「腰が痛くて」「足がなぁ」という声が聞かれました。健康チェックの結果を踏まえ、食事内容や運動習慣を住民の方々と一緒に振り返りました。     いきいき広場担当学生は、午前と午後で担当を入れ替わり、小中学校、保育園、診療所、高野豆腐伝承館、野川弁天、アマゴ養殖場、そうめん工場と住民の方々の生活や野迫川村を知るべく小グループで出かけていきました。   野迫川村の伝統的産業を2つ紹介します。ひとつはそうめんです。 長箸でそうめんを捌き乾燥させます。10分程度の作業でもかなり疲れました。壁に吹き付けた水で湿度を調整するなど職人技も拝見し、誰でも引き継げるわけではない伝統的産業をいかに守るか、高齢化の進む村の産業の後継者問題を考える機会となりました。     もうひとつは、アマゴの養殖です。 アマゴ養殖を支えているのも70歳を超える地元住民(大股地区で運営している)の皆さんです。水が命、台風や大雨では、土砂崩れで山水を引くパイプが詰まらないか、寝ずの番をするそうです。病気などにも弱い智魚は屋内で育てています。餌やりを体験しました。     2日目最後のイベントは、診療所の根津医師のご講義と、診療所看護師2人も交えた意見交換会でした。学生は2日間の学びも発表しコメントを頂きました。     3日目(最終日) まず、廃校となった北今西小学校の校舎に本部を置くNPO法人結の森倶楽部の代表にお聞きしました。野迫川村を村外に広く知ってもらうための活動として、野迫川村特産品を宅配にして発送していることや、人が集まるイベントを企画運営していることなど、お話を頂きました。原木しいたけ、まつたけ、沢わさび、そうめん、アマゴの他にも、野迫川キュウリや野迫川まな、など、伝統野菜があることを知りました。     村における女性の役割や、子育て育児、女性の健康、「食」についてお話を伺うため、婦人部の方々との伝統料理を作って食べるという企画をしました。 そうめんの「節」(竿に干すので上の部分はU字になります。そこを節と言います)でサラダを作っています。     ▼野迫川産 沢わさびのすりおろし,とても香りがいい     昨年出産された女性から妊婦・出産・子育てのお話を伺いました。 「平成23年の水害後ボランティアに来ていて野迫川村が好きになった」と話してくださいました。その後、ご主人(野迫川村の方)と知り合い結婚。大股地区にご主人のご実家の隣に住んでおられるそうです。子育ての大変さは、お姑さんのサポートもあり今のところあまり感じない、集落の方々に見守られている感じだそうです。     みんなで作ったものを頂きながら、80代の方の嫁いできたころの話、50代の女性の嫁いできたときの話を伺いました。男性が強いというわけではないけれど、村の伝統的な行事(例えば集会や餅つきなど)は、男性が中心という風習はしっかり残っていることもお聞きしました。     さらなる詳細は、実習発表会で! 5月23日(水曜日)13:00から冬木記念ホールで報告会をさせて頂きます。 他学科の先生方、職員の皆様、ぜひ、発表会にお越しください。   実習に協力いただきました野迫川村の皆様に感謝申し上げます。                             看護医療学科教授 堀内美由紀 【関連記事】 平成30年度離島・へき地医療体験実習(宇陀市大宇陀地区)レポートvol.2~看護医療学科 平成30年度離島・へき地医療体験実習(宇陀市大宇陀地区)レポートvol.1~看護医療学科 平成30年度離島・へき地医療体験実習(野迫川村)レポートvol.1~看護医療学科 学生広報スタッフblog vol.225~看護医療学科「離島・へき地医療体験実習」レポート!

2018.05.17

平成30年度奈良県認知症ケア専門士会 第1回研修会を開催しました。

2018年5月12日(土)13:00~17:00、平成30年度奈良県認知症ケア専門士会 第1回研修会が開催されました。 認知症ケア専門士は、人口の高齢化とともに増えゆく認知症の人へのケアに対する技術の向上や保健・福祉に貢献することを目的として平成15年に日本認知症ケア学会総会で決定された資格です。3年以上の経験年数とともに試験に合格することが必要なのですが、さらに、認定後も生涯学習に対する義務が課されています。奈良県では2014年に関西で初めての認知症ケア専門士会が設立され、看護医療学科の山崎尚美教授が会長となりました。その後毎年研修会を開催しています。   【第1部:講演「これからの若年性認知症サポートの在り方」】   若年性認知症の方の支援については、現在さまざまな議論がなされていますが、本当に当事者の目線で自分ごととしてのサポートとは、いかなるものか、当事者の方を含めて模索中です。本日の前半は、平成29年度から畿央大学でも出張相談事業を開始した、SPSラボきずなやの若野達也さんに「これからの若年性認知症サポートのあり方」というテーマで話題提供をしていただきました。講演には参加者19名、理事6名、看護医療学科教員3名、看護医療学科学生5名、合計33名の参加がありました。   【ボランティアとして参加した看護医療学科学生の声】  5月12日(土)「これからの若年性認知症のサポートのあり方 SPS若年認知症サポートセンターきずなや活動について」というテーマで講師として若野達也さんに講演していただきました。 認知症といえば「高齢の方の疾患」といったイメージを持ってしまいがちですが、実は50歳代や60歳代といった若い方でもかかる疾患だということを改めて認識することができました。 きずなや活動では、認知症の方が地域の方々と一緒に社会参加できる拠点をつくることを目標に、農村・漁村在住の方などとのネットワークを活かした食のプロジェクトや学生と連携した放棄地の活用、町おこし活動などを行っています。認知症の方が病気になる前と同じように社会参加し、社会に貢献できる居場所づくり活動をめざしています。 今回の講演を聴いた中に、若年性認知症の方の「社会に貢献したい」「自分の生きている証を残したい」「家族のために働きたい」「僕たちは人間失格だ」などといった声がありました。認知症の方を社会から切り離し、孤立させ、偏見を深めるのではなく、地域とつながりをもち、その人の持てる力を発揮して社会に貢献できる場所があることで、その人らしい人生を送ることができると感じました。 看護医療学科4回生 井上美香 蔵本凜 島野綾子 野並あこ 前田理佳子     【第2部:ワールドカフェ】 第2部は、ワールド・カフェを開催しました。ワールド・カフェとは、会議室で日々繰り返される機能的な会議よりも、カフェで行なうようなオープンで自由な会話を通してこそ活き活きとした意見の交換や、新たな発想の誕生が期待できる、という考え方に基づいた話し合いの手法です。テーブルでのアイデアが、「他花受粉」のように、どんどん他のテーブルへと拡がり、新たな発想が生み出されます。     今回は4人ずつ、6つのグループに分かれ、お茶やコーヒーなどを飲み、お菓子を食べながら「現在、仕事上で困っていること」について自由に意見が交わされました。病院や入所施設、通所施設、ケアマネージャーであったりと様々な職場で様々な困っていることがグループのテーマとして出され、対応や援助の在り方について意見が出されました。20分ごとにメンバーが入れ替わり、最後には元のグループに帰ります。その時には新たな対応方法が出されていて、とても参考になりました。 2部のワールドカフェには参加者18名、理事6名、教員3名の合計27名の参加があり、3単位の単位が認定されました。   看護医療学科准教授 南部登志江 ●日本県認知症ケア専門士会公式HPはコチラから! ●日本県認知症ケア専門士会公式Facebookはコチラから! ●奈良県認知症ケア専門士会公式Facebookはコチラから!   【関連記事】 奈良県認知症ケア専門士会第10回研修会が開催されました。 認知症の方々とタスキをつなぐ「RUN伴」に参加・協力!~看護医療学科 第18回日本認知症ケア学会に参加・発表!~看護医療学科教員

2018.05.17

平成30年度離島・へき地医療体験実習(宇陀市大宇陀地区)レポートvol.2~看護医療学科

看護医療学科では、本学の特徴的な実習カリキュラムに位置付けられている「離島へき地医療体験実習」(平成30年5月15日(火)~5月17日(木))が奈良県内5ヶ所の地域にわかれて実施されています。 そのうちの一つである宇陀市大宇陀地区は、今年で4年目を迎えた実習地です。毎年地域の医療・介護・看護・地域の人々を支える専門職や多くのご家庭を訪問し、生活と健康や地域のコミュニティの特徴を学んでいます。2日目の様子をレポートします。   2日目(5月16日) 大宇陀での実習も2日目を迎えました。今日は、この時期の大宇陀にしては、早朝から気温が上昇し、出発前から汗ばむ陽気となりました。宿泊している場所は標高が380mを超えている高原であることから、空と緑の木々が一体となって大変美しい景色をつくり出しています。そのような自然の恵みを背に、今日は、実習のメイン行事である宇陀市介護予防事業に参加しました。   この地域での実習が始まった4年前から学生が来る時期には、大宇陀の方々はとてもこの企画を楽しみにしてくれています。   ▲学生と参加者の皆さん:80歳代や90歳代と思えない体力に驚きです   学生は、朝から入念に準備をし、参加者の皆さんが来られるのを待ち、バイタルサイン測定や、骨密度測定、生活習慣や運動の習慣についての聞き取りなど調査票を用いて丁寧に行いました。そして、驚いたのが体力測定です。ほとんどの方が80歳を超えておられ、中には90歳代の方もおられましたが、骨密度は、年齢平均を上回っており、握力も若い学生よりも優れていました。なかでも、長座体前屈では、45㎝以上の記録が続々と出され、91歳の女性も記録はなんと52㎝を超えていました。   ▲驚愕の記録が続出した長座体前屈測定の様子   握力が強いことに関して、参加者の一人は「80歳を過ぎるまで、ずっと百姓をしてきました。物を持ったり握ったりをする機会が日常のなかでありました」と話されていました。   ▲長年の農業で鍛えた「手力」を披露してくれました   また、移動手段が自動車ではなく、徒歩や少し離れた場所には、バス停まで歩いてバスに乗車、下車した後はまた歩くという習慣があること、山や坂が多い場所を歩く習慣があることが、骨密度の充実と関係しているのではないか、と学生は考えました。 測定を終えた人から、相談コーナーで測定結果の分析や健康に関することなど気になることについて学生から説明を受けていましたが、学生は専門家さながらの指導や分析結果を伝えることができていました。その様子に、昨年までの実習とは違って大きく成長した4年生の姿に教員も嬉しい気持ちになりました。   ▲相談コーナーで参加者からの健康相談に対応する様子   ▲後半は、頭と体を使ったアクティビティで楽しみました   学生たちは参加者の皆さんと初対面とは思えないコミュニケーションを築き、最後は茶話会で和気あいあいとした時間を過ごしました。話は弾み、日ごろは昼間一人で過ごされている方にも楽しい時を過ごしていただくことができました。   ▲茶話会では、時間を忘れておしゃべりに花が咲きました   実習中盤の大きなイベントが大成功に終わって、学生たちも満足な様子でした。この後は、宇陀市認知症サポーターキャラバンの皆さんから「オレンジリングプロジェクト」の講義を受け、宇陀市の認知症ケアの実際や行政サービスについての理解を深めることができました。   ▲オレンジリングを手に記念撮影   この実習は、宇陀市の皆さんの手厚い協力があってこそ、盛りだくさんのプログラムを学生が経験することができていると実感しています。また、学生もそれに応えようと準備を整えて、全員が与えられた役割をはたすために奮闘している姿勢が頼もしく感じられます。 さあ、明日は最終日・・家庭訪問や地域連携カンファレンスへの参加、大宇陀才ケ辻地区の「いきいき100歳体操」に参加など予定が満載ですが、元気に乗り切れそうです!   看護医療学科講師 大友絵利香   【関連記事】 平成30年度離島・へき地医療体験実習(宇陀市大宇陀地区)レポートvol.1~看護医療学科 平成30年度離島・へき地医療体験実習(野迫川村)レポートvol.1~看護医療学科 学生広報スタッフblog vol.225~看護医療学科「離島・へき地医療体験実習」レポート!

2018.05.16

平成30年度離島・へき地医療体験実習(宇陀市大宇陀地区)レポートvol.1~看護医療学科

今年も、例年通り5月中旬が訪れ、私たち看護医療学科では、本学の特徴的な実習カリキュラムに位置付けられている「離島へき地医療体験実習」(平成30年5月15日(火)~5月17日(木)の3日間)が初日を迎えました。 奈良県内5ヶ所の地域にわかれて、4回生は準備を進めて実習に臨んでいます。 そのうちの一つである宇陀市大宇陀地区は、今年で4年目を迎えた実習地です。毎年地域の医療・介護・看護・地域の人々を支える専門職や多くのご家庭を訪問し、生活と健康や地域のコミュニティの特徴を学んでいます。今日は、一日目の実習の様子をレポートします。   初日(5月15日)  学生は榛原駅に集合し、曽爾村と大宇陀にわかれて実習に向かいました。大宇陀では、学生が実習中にお世話いただく、大宇陀特別養護老人ホームラガール乃美幸彦施設長より、宇陀市の高齢化や人口減少の現状と介護医療連携の実際、在宅看取り推進のための取り組みについてお話を伺いました。ここでは年々人口が減少し高齢化がさらにすすんでいる宇陀市の現状を知ることができました。    いよいよ午後からは、それぞれのチームごとに家庭訪問や宇陀市が介護予防事業の一つとして力を入れている「いきいき100歳体操」の会場に向かっての活動を展開しました。   ▲古民家に暮らす90歳の女性宅で指導を受け、学生も作品を作りました   ▲90歳を過ぎても、一人で元気に生活する女性と楽しい時間を過ごす学生の様子   家庭訪問では、大宇陀本郷と大宇陀岩清水に在住の女性宅2軒にお邪魔しました。 膝の変形があるため、歩行に杖は必要ですが、自分のことは自分で行い、身の回りを美しく保っておられるお二人は、学生と折り紙や大正琴、書道などを通じて数時間コミュニケーションを図りました。これまでの人生で勉学や仕事に積極的に取り組んでおられた生き方が高齢になってからも、丁寧に日々を過ごす姿勢につながることをお二人から学びました。 「元気で今年も畿央の学生さんに来てもらえてうれしかった。周囲に面倒をかけながらでも、また来年学生さんに会えることを楽しみに長生きしたいです」と学生の姿が見えなくなるまで見送ってくださいました。また、来年もお会いすることを私たちも楽しみにしています。   ▲筆と硯を手に書道で寄せ書きをする学生:元教員の女性からご指導いただきました   また、宇陀市榛原下井足地区の「いきいき100歳体操」に参加したグループは、事前に誤嚥予防体操や「マツケンサンバ」に合わせた体操などのプログラムを準備して出かけました。 参加者は70歳代から90歳代までと幅広かったのですが、皆さん大変お元気で、90歳代の方の骨密度は、若年者でも驚くほどの値でした。学生は、転倒リスク診断や健康指導を行い、実習後に生活と健康の関連について考えるよい機会になったようです。    実習は夕方までハードスケジュールでしたが、宿の夕食では学びの共有やおみくじゲームでリラックスタイム。明日の実習に備えて、ゆっくりお湯につかりしっかり休息をとります。   ▲夕食後、おみくじゲーム。みんな「吉」を引き当てました    看護医療学科講師 大友絵利香   【関連記事】 学生広報スタッフblog vol.225~看護医療学科「離島・へき地医療体験実習」レポート! 平成29年度離島・へき地医療体験実習 宇陀市大宇陀地区実習レポートvol.3~看護医療学科 平成29年度離島・へき地医療体験実習~宇陀市大宇陀地区レポートvol.2 平成29年度離島・へき地医療体験実習~宇陀市大宇陀地区実習レポートvol.1

2018.05.16

平成30年度離島・へき地医療体験実習(野迫川村)レポートvol.1~看護医療学科

離島へき地医療体験実習は看護医療学科4回生の必須科目です。今年は、宇陀市大宇陀、川上村、五條市大塔、野迫川村、山添村の5地域で91人が平成30年5月15日(火)~5月17日(木)の3日間にわたり実習をさせて頂いています。   初日(5月15日) 奈良県内でも28度を超える気温があちらこちらで記録された昨日、野迫川村チーム18名はJR五條駅に集合、宿泊施設であるホテル野迫川のお迎えのバスで一路、野迫川村へ向かいました。まずは役場です。立て看板に「畿央大学」が! いつも温かく学生たちを迎えてくださる役場職員の皆様に感謝します。     野迫川村についてのオリエンテーションは、角谷喜一郎村長の「ようこそ野迫川村へ」で始まりました。毎年、ご多忙の中、予定を調整して私たちの到着を待ってくださいます。野迫川村は、村人口408人、日本一人口が少ない村で、高齢化率45%です。現在、保育園児が5人、小学生が6人、中学生が7人と、子どもの数も減っていますが、教育には変わらず力を入れておられ、「学校がなくなれば村もなくなる」というお言葉がとても印象的でした。     実習受け入れの段取りをしてくださっている住民課の吉井課長様より野迫川村の紹介を受けました。     保健師さんからは、速報データを使って住民の皆さんの健康課題が説明されました。二人の保健師さんが乳幼児から高齢者まですべて住民の保健事業を担当されています。     野迫川村ご出身の鎌塚警部補が、学生のリクエストに応え、休みを返上してオリエンテーションへ来てくださいました。この春、野迫川村に配属になり、43年ぶりに村に戻って来られたそうです。「自然が良い、と人は訪ねて来るけれどその良さが村の者にはわからないんだよ。人より獣の方が多い村、奈良県のチベット」と学生の笑いを誘いましたが、「村の絆が防犯に重要な役割を果たしている」というお話から、故郷を誇りに思っていらっしゃることを感じました。     平成28年4月に開署された奈良県広域消防組合野迫川村分署を全員で訪ねました。今年は救急救命士さんも配置されたとのことで、へき地における緊急搬送についての説明はもちろん、日ごろの「予防」(救急要請をするタイミングの周知など)活動についてお話を伺いました。「AEDの使い方はわかるかな?」まさかのシーン・・ 急性期担当の加藤先生の目が少し吊り上がりました(笑)。昨年導入されたドクターヘリの活躍についての説明でヘリナースへのあこがれが強くなった学生もいたようです。     野迫川村の観光スポット鶴姫公園,四方遮るものがなく、幸せの鐘「天空の響き」は、全ての神様に聞こえるとか?願いを込めて鐘を鳴らしました。     緑!緑!緑!白い風車が映えます。可住地面積が2.1%の野迫川村のこの景色でイメージできるでしょうか。残念ながら鳴門大橋は確認できませんでしたが、360度パノラマビューの美しさは間違えなく五つ星です。天体観測でも有名な場所です。     しかし、熊野古道にバスを止めて・・・学生の視線の先は↓      2011年の大規模土砂災害(表層崩壊)の爪痕、山肌が広くむき出しになっており、その大きさに言葉を失いました。 発災直後からボランティアに通った北股地区はオレンジの部分(堰堤)のすぐ下。     写真は世界遺産熊野古道小辺路。一時,立ち入れなくなった箇所もありましたが、安全確認が進められ、現在では国内外から多くの方々が訪ねて来られます。この時期の野迫川村としてはとても暖かい日でしたが、森の中は冷やっとしました。歴史や自然を学びつつ、とても気持ちの良い森林浴でした。     さて、明日の準備です!イキイキ100歳体操の復習もしっかりと。     続報もお楽しみに。   看護医療学科教授 堀内美由紀   【関連記事】 学生広報スタッフblog vol.225~看護医療学科「離島・へき地医療体験実習」レポート! 平成29年度離島・へき地医療体験実習 宇陀市大宇陀地区実習レポートvol.3~看護医療学科 平成29年度離島・へき地医療体験実習~宇陀市大宇陀地区レポートvol.2 平成29年度離島・へき地医療体験実習~宇陀市大宇陀地区実習レポートvol.1

2018.05.15

平成30年度第2回「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合いin御所」を開催!~看護医療学科

畿央大学と御所市高齢者対策課地域包括支援センター、住民が共同して運営している「金曜日カフェ〜つどい〜」で2018年5月11日(金)「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合いin御所」(認知症カフェ)が開催されました。   「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合いin御所」では、午前中は認知症についての話で「認知症サポーター養成講座」としています。午後は「認知症の人の介護について語る会」として認知症の人とその家族、介護をされている方、介護経験者、専門家などによる認知症についての思いを語り合う場を設けています。   御所市認知症啓発事業として、畿央大学健康科学部看護医療学科老年看護学教員と共同で行っており、この日の午前中のサポーター養成講義には、地域のボランティアの方3名と畿央大学健康科学部看護医療学科老年看護学教員3名、畿央大学健康科学部看護医療学科の学生5名、御所市地域包括支援センター職員4名、地域の方8名、合計23名の参加がありました。   <午前の部> 午前の部では大学教員による認知症に関する講義を60分間行い、その中で認知症のセルフチェックや誤嚥にナラん!体操を行いました。     山崎講師による講演『認知症について』 講師から住民の方々に認知症と物忘れの違いや認知症の種類・症状についての講義がありました。その中で、「自分の身近な人が物忘れではなく、認知症であるような発言がみられた場合、どのような対応をするとよいか?」について住民の方に質問していました。「自尊感情を傷つけない」声のかけ方が大切だということを聞き、「そうなのね。気を付けないと」とつぶやかれている方もいました。その後、簡単な認知症の気づきチェックリストを使い、住民の方にセルフチェックをしていただきました。その際に、畿央大学の学生も一緒にセルフチェックを行い、少しお話させていただきました。結果から住民同士で話されている様子や、「気を付けやなあかんな」というような発言もみられ、セルフチェックをすることで自身の認知機能について数字として知り、予防行動につながるのではないかと感じました。     『誤嚥にナラん体操』 認知症になると、噛む回数が減り誤嚥しやすくなることから、元気なときから予防することを目的に「誤嚥にナラん体操」が行われました。畿央大学の理学療法学科の教員が制作し、学生が実際に実施している動画(YouTubeにアップされている)をもとに、住民の方に、立つまたは座って、一緒に体操をしてもらいました。体操の内容自体は難しいものではないため、カウントに合わせて皆さん上手にされていました。簡単でしたが全身を使うことができるので、誤嚥予防だけでなく、転倒予防にもつながります。5分でできる簡単な体操なので、皆さんもぜひ行ってみてください!                               看護医療学科4回生                 井上美香 蔵本凜 島野綾子 野並あこ 前田理佳子     午前中の「認知症についての話」の時間では、畿央大学の学生5名が一緒に認知機能セルフチェックや体操をしたことで、参加された方も話がはずんでいろいろな話をされていました。     <午後の部> 午後は、「認知症の人の介護について語る会」で、認知症を介護されている方4名、地域のケアマネージャー4名、御所市地域包括支援センター3名、畿央大学教員3名、地域のボランティア3名の合計17名の参加がありました。 現在家族を介護されている方から、それぞれ介護の現状や困っていることなどの話をされ、それについて専門職のケアマネや地域包括、教員などが一緒に解決の方法を話し合いました。デイサービスなどの施設やかかりつけ医でも意見が違うことがあり、どうしたらいいのか悩むことも多いようです。家族の方は「その方法もありますね」と、表情が柔らかくなって帰られました。認知症の方の背景や現在の状態も多様で、どのかかわり方が良いのかすぐには答えの出にくいこともあるため、専門職の多様なアドバイスは参考になると思います。また、話を聞いてもらう事も安心につながります。     次回は11月9日(金)と少し先になりますが、気軽にカフェに立ち寄ってください。                              看護医療学科准教授 南部登志江   【関連記事】 ・過去の「御所コミュニティカフェの取り組み」記事を読む

2018.04.23

がんから学ぶ「生」と「死」~看護医療学科「終末期ケア論」レポート

平成30年4月20日(金)、看護医療学科3年次配当「終末期ケア論」で外部講師をお招きしました。この授業は選択必修科目のひとつで、誰にでも訪れる「死」について考え、終末期の対象が抱く多くの苦悩を理解し、適切な症状マネジメントができる看護師をめざして、今年度も90名が受講しています。     第2回の授業となった4月20日(金)には、自らもがんと診断され苦しい治療を乗り越えて現在は奥様と二人、大宇陀グループホームラガールで静かに余生を過ごされている上西昭様に講義をしていただきました。     上西様は、教育者として長年活躍され、社会福祉などにも幅広く従事された経験をお持ちです。また、僧侶として、多くの命と向き合われただけでなく、死を前にして誰しもが抱く心の苦悩をケアされていました。そのようなご経験から、ご自身の病気や苦痛の体験さえも非常に達観された考えで受け止めておられます。   講義の中では、自身が幼少のころ、戦争を経験されたことから得た教訓や、病気で腕を切断した画家の友人から「これだけの腕が残って喜ばなければ・・」という言葉を聞いたときの気持ちを学生に伝えてくださいました。そのことに対して多くの学生が「失ったものを悲しむのではなく、今あるものに感謝し喜ぶことが大切だと考えて、自分たちも過ごしていきたい」と共感していました。 そして、ご自身が体調不良を自覚して複数の医療機関を受診した結果、肺がんと診断されたときの経験をもとに「がんは高齢者のみならず、若年の人も罹患する病気なので、体調不良がなくとも健康診断を受けて早期発見に努めてほしい」という啓発の言葉もいただきました。 肺がん治療中に同じように励ましあって治療を受けていた患者さんが亡くなられた経験の中で「私よりもはるかに若い方が先に逝かれた。年齢が若い方ががんの進行は早いので、若い方も十分に自身の健康を気遣ってほしい。」という気持ちを伝えてくださいました。     加えて、自身が経験した疾病体験や患者体験から 「苦しい人には、上下関係のない人としての向き合いや寄り添いが一番の支えになる。心から耳を傾ける。他事に関心を向けず、手を握らんばかりに気持ちを聴くことが大切です。また≪寄り添い≫とは、患者と同じ方向を向いて歩んでいくことです。」 と、看護を志す学生が忘れてはならないケアの礎となる言葉をいただきました。   最後に、ご自身が保護司として寄り添った身寄りのない方が、ご遺体を献体にささげられたときに「まだ、温かい今にも息を吹き返しそうな遺体を抱えて献体のお手伝いをしたことがきっかけで、自らも夫婦で献体する意思決定をしました」と話されました。この授業では、脳死判定や意思決定についても大きなテーマとしており、学生自身も命や死を深く考えるきっかけとなりました。     体調が万全ではない中、早朝より1時間以上かけて大学に出向いてくださった上西様でしたが、約45分間の講義のあとも学生が看護師として持ち続けるべき志をご自分の言葉で丁寧に伝えられました。 学生からは「今日のお話を聴いて、寄り添いや今あるものを喜ぶことの大切さを学びました。後期からの臨床実習を前に、いまは毎日大変ですが患者さんに寄り添い、心で仕事ができる看護師になれるよう頑張ります」とお礼の気持ちを述べました。     これから、高齢化がますます進み、多死社会を迎えるという背景のなかで看護師になる学生には、「人間の死に接近できる死生観」を養ってほしいと考えています。「その人らしく生を全うする過程を承認し支えられる看護師、終末期の患者さんから頼りにされる看護師」となってくれる人財が畿央大学の出身者から多く生まれることを願って、今後も創意工夫を凝らした授業を展開していきたいと考えています。 私たちも上西様から教えられた「仕事は心でするものです」という言葉を胸に、学生と寄り添っていきたいと思いました。     上西様、ほんとうにありがとうございました。また、ご多忙な中、授業に来てくださった学科主任の山崎先生にお礼申します。                         看護医療学科教員 對中百合、大友絵利香   【関連記事】 「第1回大韓老人療養病院協会主催研修」が開催されました~看護医療学科 ダイバーシケアに関するセミナー「異文化の理解と異文化におけるコミュニケーションのあり方」を開催! 認知症高齢者の緩和ケアをテーマに「第1回 認知症高齢者の終末期ケア研修会」を開催しました。 

2018.04.23

救急看護の基本、心肺蘇生法を学ぶ!~看護医療学科「急性期看護学援助論Ⅱ」

看護医療学科3年次配当の専門科目である「急性期看護学援助論Ⅱ」では、手術療法を受ける対象への援助に加え、生命危機に瀕した対象への救急看護についても演習を含めた授業を行っています。今回は、救急看護の基本である心肺蘇生法について学生が懸命に取り組む様子を報告します。     この演習では、BLS(Basic Life Support)と呼ばれる一次救命処置の手順をアルゴリズムに沿って、正確に質の高い技術として獲得できることを目的としています。学生は2年次の急性期看護学援助論Ⅰで学んだ知識を整理して臨みました。   この日のシナリオは、路上で倒れている人を発見―呼吸なし―アルゴリズムに沿った蘇生法の開始―AEDによるショックを実施―蘇生に成功するという流れでした。 倒れている人を発見する場面では、リアリティに溢れるアクションで救急現場の緊迫感を演出していた学生が多くみられ、続く意識の確認では、モデル人形を大きく揺さぶって声をかけるなど、演習への意気込みが感じられました。     続いて、「救急車を呼んでください。AEDを持って来て。」と応援者に要請し、呼吸停止を確認、胸骨圧迫と人工呼吸を行いました。しかし、胸骨圧迫は正しく行うことがなかなか難しく、圧迫する深さや速さ・圧迫部位が微妙にずれるなど苦戦しました。おりしもこの日は、最高気温が25度を超える暑い日となり、みんな汗だくで息をあがらせながらの取り組みでした。 人工呼吸では、モデル人形の胸郭が膨らむことで息を吹き込むことができているかどうか確認するのですが、気道確保がうまくできなかったり吹き込みが弱かったりと思うように胸郭が上がらずに再三練習する様子が見られました。     授業が進むにつれて、胸骨圧迫のリズムや深さが安定し アンパンマンマーチのリズムに合わせて軽快に体を動かし、蘇生の技術を習得していました。   AEDを使った除細動では、すでに学習している致死性不整脈について頭に置いたうえで、AEDの音声に従って心電図解析を待ってショックボタンを押しました。実際に傷病者に遭遇したときに、傍に駆け寄って蘇生を開始することは、少しばかり勇気が必要かもしれません。しかし、医療者を志す学生の皆さんには 「自分をPUSH、胸骨をPUSH、AEDのボタンをPUSH」して、命の架け橋をつないでほしいと考えます。 これから4か月間は、後期からの臨地実習に向けて手術を受ける対象への援助を中心とした演習が続きます。課題も多く大変な時期ですが、自分に負けず丁寧に学びを深めてほしいと教員一同願っています。   看護医療学科教員 林田麗、加藤由加、菊谷美代子、大友絵利香   【関連記事】 がんから学ぶ「生」と「死」~看護医療学科「終末期ケア論」レポート 第5回BLS(一次救命処置)ブロバイダーコースを開催!~防災救命サークルWiL 救急蘇生法の演習を行いました!~看護医療学科「急性期看護学援助論Ⅱ」

2018.04.18

平成30年度第1回「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かちあい in 御所」を開催!~看護医療学科

畿央大学と御所市高齢対策課地域包括支援センター、住民が共同して運営している「金曜日カフェ~つどい~」で2018年4月13日(金)「Kioオレンヂ喫茶(カフェ) 分かち合いin 御所」(認知症カフェ)が開催されました。   午前は認知症についての話で認知症サポーター養成講座としています。午後は「認知症の人の介護について語る会」として認知症の人とその家族、介護をされている方、介護経験者による認知症についての思いを語り合う場を設けています。   御所市認知症啓発事業として、畿央大学健康科学部看護医療学科老年看護学教員と共同で行っており、この日は地域のボランティアの方3名と畿央大学看護医療学科老年看護学教員5名、畿央大学看護医療学科の学生4名、御所市地域包括支援センター職員4名、地域の方15名の参加がありました。   <午前の部> 午前の部では、大学教員による認知症に関する講義を60分間行ったあと、お茶を飲みながら日々の生活など学生や住民同士で自由に話し合いました。 また、住民同士の会話が落ち着いたころには、住民の方々と一緒に、認知症予防及び糖尿病予防のためにフラダンスを踊りました。   松原講師による「糖尿病と認知症について」 最初に、講師から住民の方々へ「糖尿病がどんな病気か」「身のまわりに糖尿病の人がいるか」といった質問をしていました。「合併症がある」「神経障害」といったワードが住民の方々から出たことから、みなさんが日頃から糖尿病について身近に感じていらっしゃる様子がうかがえました。     講義のあとは、畿央大学の学生も交えて、住民同士でお茶を飲みながらゆっくりとお話しする機会が設けられました。自身の健康状態や世間話をすることによって、他者との関わりがもてる場となっており、楽しそうな様子で会話が弾んでいました。     松原講師による「フラダンス」 松原講師の指導のもと、松原講師が準備したスカートや髪飾り、レイなどを身につけ、男性参加者も一緒になり教員・学生を含めた参加者全員で、フラダンスを踊りました。手と足を同時に動かすフラダンスは、ゆっくり説明を受けながらであれば簡単そうに見えましたが、曲に合わせて踊ると手と足の動きがわからなくなり、思っていたよりも難しかったです。 しかし、踊りがわからなくても、とにかく笑顔で踊るようにという説明を受け、必死になりながらも、みなさんニコニコしながら身体を動かしていました。フラダンスが身体を動かすいい機会となり、糖尿病予防や認知症予防につながったように思います。     看護医療学科 4回生 井上美香 島野綾子 野並あこ 前田理佳子   <午後の部> 午後の部では、認知症の人の介護をされている方、介護経験者やケアマネジャー、地域の民生委員、地域包括支援センター職員、大学教員の14名が認知症介護について語り合いました。介護をされている方が日頃の援助について相談されると、具体的な援助のアドバイスや視点を変えた考え方・方法など様々な意見が出てきてとても参考になりました。また、他の介護をされている方の話も聞かせていただき、介護でご苦労をされながらも、近隣の方にも支援を仰ぐなど工夫されている様子がうかがえました。相談者の方は、話し終わられた後「来てよかったです。ありがとうございました。」と笑顔で帰られました。 このように、認知症の人の介護をされている方は一人で悩まず、同じように介護をする方や専門職の方に話をすることで解決の糸口が見つかることもよくあります。もし介護で悩んでおられたら、お近くの認知症カフェを訪ねてみてください。 看護医療学科 助手 島岡昌代       【関連記事】 ・過去の「御所コミュニティカフェの取り組み」記事を読む

2018.04.17

第5回BLS(一次救命処置)ブロバイダーコースを開催!~防災救命サークルWiL

看護医療学科4回生の谷田有加です。 平成30年4月15日(日)、小児外科の医師である小角卓也先生の指導のもと、看護医療学科の藤澤弘枝先生の見守る中、防災救命サークル「WiL」として第5回目のBLS(一次救命処置)プロバイダーコースを開催しました。   ▲ペアで技術の振り返りをしている様子。みんな意見を出し合ってすごく良い感じ!   このコースは、世界中の医療従事者や社会、病院で使われているアメリカ心臓協会(AHA)のガイドラインのもと、一次救命処置の技術を習得し、国際免許を取得することができるものです。今回は看護医療学科4回生1名、2回生2名が参加してくれました!みなさん、真剣に講義を受けてくださり、一生懸命、技術を習得してくれました!!   ▲試験前に復習タイム!頑張れ~   そして見事全員合格!BLSプロバイダーの資格を取得しました!おめでとうございます! 少しずつではありますが、正確なBLSを身に着た学生が増えており、とても嬉しく感じております。今後も、この活動を頑張っていこうと思っています。     防災救命サークル「WiL」という名前の由来は、BLSの国際免許を発行しているアメリカ心臓協会が2015年にテーマとして掲げた「Life is Why」の頭文字を逆さまに読み取ったものです。    「自分は何のために生きているのか?自分は何故助けるのか?」   その答えは人それぞれですが、私たちはその疑問から発展して、「大切な人を守る実践教育」をモットーにして活動しています。現在は看護医療学科・健康栄養学科・現代教育学科の学生29人が在籍しています(他の学科も募集しています!)。サークルとして設立したばかりなので、現在のメインの活動は日曜日(不定期)に開催するBLSプロバイダーコースと毎週木曜日の自由な勉強会ですが、一緒にサークルをつくっていきましょう!! 最後まで読んでいただきありがとうございました!!WiLはツイッターで最新の情報を投稿していますので、ぜひチェックしてください!  防災救命サークルWiL 部長 看護医療学科4回生 高田咲貴 谷田有加 【関連記事】 第2回BLS(一次救命処置)プロバイダーコースを開催!~看護医療学科 BLS(一次救命処置)ブロバイダーコースを開催!~看護医療学科 新生児蘇生法(NCPR)の結果発表!~看護医療学科 「NCPR(新生児蘇生法)Aコース」講習会を開催!~助産学専攻科 新生児蘇生法(NCPR)講習会を開催!~看護医療学科

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