2019年の健康栄養学科の新着情報一覧
2019.09.18
大阪ガス出張授業「エコ・クッキング」に参加!~ヘルスチーム菜良~
2019年9月9日(月)に西大寺北小学校で大阪ガスの出張授業の1つである「エコ・クッキング」が行われ、ヘルスチーム菜良※として健康栄養学科の3回生1人、2回生3人、1回生4人が参加しました。 ※ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 今回のテーマは「エコ・クッキング」ということで、まず初めに、大阪ガスの方から環境のことを考えた買い物の仕方や、無駄のない調理の工夫、片付けをするポイントを学びました。 しっかり話を聞いた後は、調理実習を行いました。私たちは各班のサポートをしました。災害時に電気やガスが止まってもガスコンロで炊飯できるようにするため、炊飯器を使わず鍋でご飯を炊き、かつおだしの味噌汁を作り、だしをとった後のかつお節でふりかけを作りました。児童たちは「この鍋に合った火加減はこのくらいや!」「大根の葉っぱの部分も使えるかなぁ?」などエコについて一生懸命考えながら楽しそうに調理してくれました。 調理後、各班から出たゴミの量を調べると1番少ない班で5gでした! この結果からもわかるように、どの班もゴミを減らす工夫ができました。 そして最後に、3回生の徳原有実さんが「今、起こっている地球環境問題」について講義を行いました。主に地球温暖化による影響についての話でした。児童たちは積極的に発言し、興味津々の様子で話を聞いていました。 今回、「エコ・クッキング」に参加して、私たち自身も調理や片付けの仕方を見直す良い機会になりました。また、実際に教育現場を見させてもらえたので、今後もこの経験を活かして食育の活動にもっと取り組んでいきたいです。 健康栄養学科1回生 松村拓奈 ●ヘルスチーム菜良の情報はコチラからご覧になれます。
2019.09.06
「親子で学ぼう!めざせ!減塩マスター」親子減塩教室に参加!~ヘルスチーム菜良
令和元年8月25日(日)に開催された香芝市親子減塩教室が開催されました。 畿央大学からは、ヘルスチーム菜良※が参加させていただきました。 ※ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 今回の減塩教室では、畿央大学の講師である野原潤子先生による「~子どもの食育について考えよう~野菜を使った減塩の方法を学びましょう」の講話や、親子で学べるたくさんの展示ブース・体験ブースがあり、大勢の方が楽しんでおられました。 今回私たちは、紙芝居「減塩修行の旅」、1日に必要な野菜はどれくらい?、食育サッとシステム※による食生活診断のブースを担当しました。 ※食育サッとシステム…フードモデルを用いて1食分の食事バランスを栄養価で計算し、5段階で評価されるシステムです。 ~紙芝居「減塩修行の旅」~ 主人公であるげんえもんと一緒に考える場面が多く、どうすれば食塩量を減らすことができるかや、食塩が少ない加工食品はどれかなど質問を投げかけると、たくさんの子供たちが意見を出してくれて盛り上がりました。 ~1日に必要な野菜はどれくらい?~ 実際の野菜をおいていたので子供たちはそれにとても興味津々でした。350gのお皿を当てるのにも積極的に答えてくれました。保護者の方は350gの量を見て、意外と多いということと、奈良県の野菜摂取量が特に少ないことに驚かれていました。また茹でた野菜を比較して見ると、量がずいぶん減ることに興味をもってもらえたと思います。 ~食育サッとシステムによる食生活診断~ 昨日食べた晩御飯を選んでもらいました。「昨日はこんなの食べた!」などと私たちに教えてくれながら、本物とそっくりなフードモデルに目をキラキラさせて選ぶのを楽しんでいました。 今回、この親子減塩教室に参加させて頂いて、私自身も減塩の大切さを学びました。参加された方々の食生活が今よりもっと良くなるように繋がったらいいなと思います。今後もこの経験を活かして、様々な方のより良い食生活のお手伝いができるように活動していきたいです。 健康栄養学科1回生 山下琴美 ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。
2019.09.02
令和元年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催!~理学療法・看護医療・健康栄養学科
チーム医療ふれあい実習を終えて チーム医療に携わる専門職としての資質や態度を養い、職種間の協働の重要性について学ぶ「チーム医療ふれあい実習」は、本学の特色ある学びの一つになっています。今年度は令和元年8月19日(月)~23日(金)に、看護医療学科1回生、理学療法学科1回生、健康栄養学科臨床栄養コース2回生の学生総勢186名が、学科の枠を超えてグループを編成し、チーム医療が実践されている医療現場(10施設)で実習を行い、最終日には冬木記念ホールで実践発表会を行い、それぞれの学びを共有しました。 実際の現場での実習を通して、さまざまな気づき、学びがあったようです。以下、各学科の学生たちの学びの様子を紹介します。 看護医療学科 今回の実習では、放射線科、薬剤科、検査科、リハビリテーション科などの各部署や、病棟、外来の見学をさせていただきました。そこでは、チーム医療や、コミュニケーションの大切さを学びました。部署の見学をさせていただいた際、より良い医療を患者さんに提供するために、各職種が専門性を発揮し他職種と連携して、様々な視点からみることが大切だと学びました。 病棟では、患者さんのケアやカンファレンスの場面も見学させていただきました。その中でも共通していた点は、コミュニケーションの大切さです。患者さんや家族の方と話す機会も作ってくださいましたが、ニュースなどに対する私の知識が乏しく、話を続けることができませんでした。このことから、幅広い世代の方が対象であることを理解し、知識を増やして、時と場合に合わせたコミュニケーションをとることの重要性を学びました。また、医療者が患者さんの言葉や反応を見逃さず、目的をもって接しておられたことがとても印象に残っています。看護師はカンファレンスなどで、他職種と患者さんをつなぐ仲介役も担っていました。以上のことから、患者さんだけではなくチーム医療を行う上で、医療従事者間でのコミュニケーションの大切さも学びました。また、実習を行うことができたのは病院の皆さま、患者さんやそのご家族の協力があったからだと実感しました。 今回の実習を通して、自分自身の欠点を知り、各職種の専門性を知ることの重要性も学びました。今回の経験を活かして、他学科との関わりを大切にし、今後の学びに繋げていきたいと思います。そして、協力して下さった方々への感謝の気持ちを忘れないようにします。本当にありがとうございました。 看護医療学科1回生 丸谷麻友 健康栄養学科 今回のチーム医療ふれあい実習では、チーム医療として看護師、理学療法士、管理栄養士をはじめ多くの職種がどのような役割を担っているのかを実際に見学させていただきました。患者さんに栄養指導をする場面を見学させていただいた際には、患者さんだけでなくご家族にも栄養指導を行うことにより、家族全体で患者さんの栄養サポートができるということや、患者さんからは聞き出せない情報を、ご家族から得られることが多いなどの利点を学びました。そして栄養指導にご家族の同席を促すために、看護師が日程を調整するなどといった連携が取られていることを知りました。 また実際に食事介助の場面で様々な食事形態も見ることができ、患者さんの嚥下機能を言語聴覚士が評価して多職種と情報を共有し、管理栄養士がその情報に基づいて献立を考え、看護師や言語聴覚士が食事介助をするという連携を知りました。 毎日の実習終了後にはグループでのカンファレンスを行い、看護師、理学療法士、管理栄養士をめざす視点から感じたことや学んだことを共有することで、自分だけでは気づくことができなかった考えや学びがあり、多職種間での情報交換の重要性に気づきました。このように実際に医療現場で実習させていただいたことでたくさんのことを学ぶことができましたが、同時にたくさんの課題も見つかりました。医療現場で働く管理栄養士になるために今回の実習で得たたくさんの学びや課題をこれからの勉強に活かしていきたいと思います。ありがとうございました。 健康栄養学科2回生 井原雪那 理学療法学科 今回の実習では検査部、薬剤部、栄養科、外来、病棟、リハビリテーション科を見学させていただき、各専門職同士の連携などチーム医療の大切さを学びました。部署での見学ではそれぞれの専門職が役割を果たし、医療ミスを防ぐための取り組みや他職種との連携の仕方を学びました。 リハビリテーション科では、現場で活躍されている理学療法士に付いて実際に患者さんに治療を行っている様子を見学させていただきました。患者さんやそのご家族への話し方、接し方を勉強させていただきました。お話を聞かせていただいた他職種の方々は理学療法士がリハビリ中にご家族のことや不安事など踏み入ったことを聞いてくれて、その情報がすごく助かっていると仰っており、患者さんとの結びつきが強い職業だと思いました。 そして、今回の実習を通してまだまだ勉強をして様々な知識を蓄える必要があると感じました。例えば、患者さんと接する際に、病気などについて質問された時に答えられなければ、信頼を得ることが出来ず、十分なリハビリが行えないと思います。また、患者さんやご家族を安心させることも出来ません。他にも、チームとして他の医療職と連携する際にも、自分が欲しい情報や今患者さんの為にどの医療職と協力すればいいかを判断する為にも、理学療法士以外の医療職の知識も必要だと思いました。 実際の現場を体験する事で、将来自分が理学療法士となった時の姿を具体的にイメージする事が出来るようになりました。今回の実習で学んだ事を生かし、患者さんから信頼される理学療法士となる為に今後も努力していきたいと思います。 理学療法学科 1回生 西﨑陽花、畑凛太郎、松田羽奏 このチーム医療ふれあい実習は、1・2年次に行うEarly Exposure Programという側面があります。Early Exposureの教育効果として、 低学年のうちから現場に出て、実際に働いている専門職の姿を見る。 自分たちが将来専門職としてかかわる患者さんたちと関わる。 医療の現場で起きていることと、大学で学んでいることとのつながりを感じる。 など、学生のモチベーションにつながりやすいと言われています。 自ら学ぶという姿勢は、誰かに言われてすぐにできるようなものではなく、学生それぞれに適切に働きかけることにより、徐々に高まっていくものです。彼らの感想から、本実習が学生のモチベーションを高め、「こんな専門職になりたい」という想いをつくる手助けになったのではないかと感じております。 また、多学科混成の学生・教員チームで実習に臨み、それぞれの専門職の役割や立場としての意見・考え方を知るだけでなく、みんなで患者さんを支えていくことの意味に気づいてくれたと思います。 2010年に厚生労働省から「チーム医療の推進について」という報告書でチーム医療の重要性が示されました。本学では2008年から、今年で12回目のチーム医療ふれあい実習を無事終えることができました。 最後に、この場を借りて、ご協力いただきました患者様、施設・指導者の方々に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。 理学療法学科 准教授 松本大輔 【関連記事】 平成30年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催しました! 平成29年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催しました! 平成28年度「チーム医療ふれあい実習」を終えて
2019.09.02
奈良県中央卸売市場連携「ならいちばのキッチン・第12回料理教室」を開催しました。
健康栄養学科の学生プロデュースによる料理教室 今回のメニューは、「ヤマトポークの彩り野菜巻き~和風ジュレを添えて~」 畿央大学は奈良県中央卸売市場と連携して7年目になります。毎年料理教室を開催していますが、今年度の1回目となる料理教室が令和元年8月31日(土)に開催されました。今回は参加希望者が76名にものぼったため抽選となり、16名の方々が当日参加してくださいました。家族で参加されている方、親子そして孫や友人と参加されている方もおり、とてもいい雰囲気の料理教室となりました。 はじめに、関連卸協同組合尾崎副理事長からご挨拶をいただき、続いて今回の食材を提供していただいたジェルネフーズの方からヤマトポークについての説明をしていただきました。その後、畿央大学健康栄養学科の教員(指導教員:上地加容子教授、上西梢助手)と2回生6名が「ヤマトポークの彩り野菜巻き」の調理方法やヤマトポークについて説明・実演を行いました。そして、3つの班に分かれた後はそれぞれの班で野菜巻きを調理しました。 電熱調理器を使う作業などは大人の参加者が行い、他の簡単な作業などは子どもが行うなど、各班協力しながら楽しそうに調理を行っていました。調理中は「私も肉をたたいて伸ばしたい」や「盛り付けがきれいにできた」などの元気のいい声が飛び交っていました。学生達は終始参加者とコミュニケーションをとり、説明もしながらいい雰囲気づくりを心掛けていました。参加者からは「孫と共に参加できて楽しかった」「誰でも上手くできるように準備されていて素晴らしいと思った」との声をいただきました。 奈良県中央卸売市場(最寄駅:近鉄橿原線筒井駅徒歩10分)は毎月最終土曜日に食祭市を実施しています。食祭市は8時半から12時に一般の方を対象に開催されています。毎回「当日の目玉商品」が設定され、良いものをお安くお買い求めいただけます。また、食に関する様々なイベントが楽しめますので、ぜひ皆さんもお越しになってください。 なお、今回のならいちばのキッチンの様子は、9月3日(火)22時54分からの県政フラッシュ(奈良テレビ)にて放映されます。 奈良県中央卸売市場ホームページはこちら ~本学健康栄養学科の取り組み~ ●ヘルスチーム菜良 ●COOKPAD 【過去の記事】 ならいちばのキッチン・第11回料理教室 ならいちばのキッチン・第10回料理教室 ならいちばのキッチン・第9回料理教室 ならいちばのキッチン・第8回料理教室 ならいちばのキッチン・第7回料理教室 ならいちばのキッチン・第6回料理教室 ならいちばのキッチン・第5回料理教室 ならいちばのキッチン・第4回料理教室 ならいちばのキッチン・第3回料理教室 ならいちばのキッチン・第2回料理教室 ならいちばのキッチン・第1回料理教室
2019.08.21
「めざせ!減塩マスター」親子減塩教室に参加!~ヘルスチーム菜良
2019年7月27日(土)、中和保健所にて親子減塩教室が開催されました。 畿央大学からはヘルスチーム菜良※健康栄養学科4回生3名が参加しました! 今回は近畿大学の実習生とヘルスチーム菜良のメンバー、帝塚山大学の実習生と共に参加しました。 ※ヘルスチーム菜良・・・管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており食育啓蒙活動に取り組んでいます。 9つの体験ブースや展示ブースで楽しみながら減塩について学んでもらいました。その中で主に担当させていただいたブースについて紹介します。 ~目で見る!1日の目標食塩摂取量~ 目標とする食塩摂取量や、日本人の平均摂取量、普段よく使う調味料に含まれている食塩量を、実際に食塩が入っている小袋などを用いて可視化した展示となっていました。 内容に興味を持って下さる方が多く、中には「薄味にしている」など、すでに減塩に取り組んでいるという方もおられました。 ~1日に必要な野菜はどのくらい~ 実際に本物の野菜を用意し、ボウルに数種類の野菜を100g、200g、300g、350g入れてどれが必要量の350gであるのかを選んでもらいました。 350gのボウルを当てる親子は多いように感じましたが実際には食べていないという方がほとんどでした。 必要量を満たすために色々なおかずに野菜を入れてみる提案や、かさを減らすために加熱することなどを提案しました。また実際に切られた野菜を測定するコーナーでは、重量の感覚を知ってもらうことができ、自分が食べることができそうな野菜の重さを知ってもらい、「これが△gなら意外と食べれそう!」「鍋(加熱野菜)の時はよく野菜を摂れているんだなぁ」などの声を聞くことができ、楽しみながら野菜について関心を持ってもらえる機会はこのような地域のイベントでつくっていけるということを学びました。 ~調理で使用する塩の量を計る~ このブースでは、調理中に目分量で使っている塩が実際どれくらいの量なのか知ってもらうために参加者の方々とお話しました。 塩の量は1g単位の少ない量のため摂りすぎかどうか気付きにくい傾向にあるので、出来るだけ分かりやすく、また、少しでも減らさないといけないと思ってもらえるように意識してお話しました。 他にも、だしの試飲やゲームなど、様々なブースを通して、減塩や野菜について楽しく学んでいただけたのではないかと思います。 自分にできそうな減塩方法を1つでも見つけ、実践してみようと思って下さった方がいれば嬉しいです。 参加者に減塩について学んでもらうことはもちろんですが、私たち自身も経験を重ねていくことで、現場の保健師の方や管理栄養士の方に「分かりやすくて良かったよ」と言っていただいたことは、自信につながりました。 今回の4回生の参加メンバーは、もう何度か減塩教室に参加させていただいていますが、毎回自分自身の成長につながる良い機会だなと感じています。 この経験や成長をまた他のイベントや卒業後も活かせるよう努力しようと思いました。 次回は8/25(日)の香芝市総合福祉センターでの親子減塩教室に参加を予定しております!次回も楽しいイベントになるように頑張ります。 ヘルスチーム菜良 健康栄養学科4回生 山田さくら、葛本葉月、竹元優花 ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。
2019.08.21
オープンキャンパス企画「一食の栄養量を調べよう」レポートvol.2!~ヘルスチーム菜良
令和元年7月21日(日)に畿央大学のオープンキャンパスが開催されました。 ヘルスチーム菜良※1では、学生スタッフとして1回生6人が参加し、食育サッとシステム※2を用いて一日のうちの一回の食事をカロリー計算しました。 (※1)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 (※2)食育サッとシステム…フードモデルを用いて1食分の食事バランスを栄養価で計算し、5段階で評価されるシステムです。 今回は155人も参加してくれました。その中で星3、4はたくさんいたのですが、星5は本当にまれで、4,5人ほどでした。 参加してくださった人達と話しながら栄養について考えることが出来たのでまだまだ知らないことが多い私たちはもっと栄養について学び、アドバイスできる人になりたいと思ういい機会になりました。 健康栄養学科1回生 竹中美彩希 ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。
2019.07.23
近鉄連携「香芝SAフードコード麺メニュー開発プロジェクト2019」質問会を開催しました。
恒例となった香芝SAフードコートメニュー開発プロジェクト。昨年度は「鶏肉を使用した丼メニュー」をテーマとし、「大和三山の雪化粧」がグランプリを受賞、「すき焼き風奈良の郷土どんぶり」が準グランプリとなり、それら2メニューが香芝SAのフードコートで、特別賞受賞の「鶏のザクザクあんかけ丼」は岸和田SAで販売され、現在も好評発売中です。 今年のテーマは「麺メニュー」。健康栄養学科学生8グループ34名が6月にプレゼンテーションを行った後、各グループ試作を重ねてきました。その中で実際に出た疑問を質問させていただく機会として、7月22日(月)に㈱近鉄リテーリング香芝SAの小椋支配人をお招きして質問会を行い、8グループのうち7グループが参加しました。 あらかじめグループで考えた質問・疑問についてお聞きし、その回答を学生たちは熱心にメモを取っていました。「今香芝SAで一番高いメニューは何ですか」「出汁の濃度の調整は可能ですか」など、具体的な質問も多く出ていました。現場ならではの意見や案をいただき、いただいた意見をさっそく取り入れて試作をしようとするグループや、中には原価が定価程の値段になってしまい、販売価格を換算すると驚きの値段になってしまったというグループもありました。 小椋支配人からは「材料などこちらで準備できる限界はもちろんあるが、今の段階ではそれらに捉われず、学生さんの豊かな発想を第1に考えて試作を行ってみてください。」等、多くのアドバイスをいただきました。 4月に始動したプロジェクトも、いよいよ折り返しとなりました。今後のスケジュールは、9月中旬にレシピ検討会、そして9月28日(土)にコンテストを実施し、来年1月~2月には西名阪道 香芝SA上下線にて発売開始予定です。ぜひご期待ください! 【過去の商品化関連記事】 2019年度 近鉄連携「香芝SAフードコート 麵メニュー開発プロジェクト」第6弾が始動しました! 平成30年度 畿央生が考案した丼メニューが香芝SA・岸和田SAで販売中! ~ 近鉄連携「香芝サービスエリアメニュー開発プロジェクト」 平成29年度 畿央生が考案した麺メニューが香芝SA・岸和田SAで販売されます~近鉄連携「香芝サービスエリアメニュー開発プロジェクト」 平成28年度 近鉄連携 西名阪自動車道香芝サービスエリアで畿央生が作った「大和ポークを使った丼メニュー」が発売されます。 阪和自動車道 岸和田サービスエリアで畿央生が作った「大和ポークを使った丼メニュー」が発売されます。 平成27年度 近鉄連携 西名阪自動車道香芝サービスエリアで畿央生が作ったカフェメニューが発売されます。 平成26年度 西名阪香芝サービスエリアで畿央生が創作した新メニュー試食会が行われました。
2019.07.10
4大学(畿央大・奈良女子大・帝塚山大・近畿大)交流会レポート~ヘルスチーム菜良
令和元年6月23日(日)、畿央大学でヘルスチーム菜良※の4大学交流会を行いました。畿央大学・帝塚山大学・奈良女子大学・近畿大学の総勢40人が参加しました。 ※ヘルスチーム菜良・・・管理栄養士養成課程を持つ奈良県内の4年制大学(畿央大学、奈良女子大学、帝塚山大学、近畿大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 初めに、各大学から昨年度の活動報告がありました。学食とのコラボ商品や小学生を対象とした料理教室など各大学が様々な活動を行っていました。 その後各大学が工夫をこらして作ってきたお菓子を食べながら、各テーブルでお話ししました。どの大学のお菓子もとても美味しかったです。 ▲畿央大学の彩り野菜蒸しパン・奈良女子大学のヘルシーカボチャチーズケーキ・帝塚山大学のほうれん草のパウンドケーキ・近畿大学のかぼちゃとクリームチーズのパウンドケーキ 今年は大阪ガスの方から教えていただくエコクッキングも行いました。普段は聞かない話を聞くことができとても貴重な経験をさせていただきました。 続いて、クイズとビンゴ大会を行い、他大学の方と楽しみながら交流を深めました。 最後に今後の4大学の連携活動について話し合いました。4大学合同のお弁当の開発や、各大学の学祭でのお菓子販売などの案がでました。今後も様々な案の実現にむけて計画・実施を行っていきたいと考えています。 ~参加者からの感想~ 同じ分野を学ぶ人と話せるいい機会で話が盛り上がりました。これからも他大学との交流会をたくさんしていきたいと思いました。 1回生 山田茉央 普段畿央大学の中でしか過ごさないため、他大学の人と話ができて楽しかったです。交流会を通して他大学の活動を知ることができたり、4大学で進めていく企画を考案したりと、他大学との交流会は刺激を受けるものがありました。 2回生 川向理奈 他大学の活動報告を聞いて、畿央大学にはない活動を行っていたので非常に参考になりました。交流会を通じて4大学合同のイベントを増やしていきたいということについて話し合いができたので、実現していきたいと思いました。 3回生 徳原有美 他大学の方と関わる機会は滅多になく、とても有意義な時間を過ごすことができました。今後もヘルスチーム菜良として4大学で様々な活動を行っていきたいとおもいます。 健康栄養学科1回生 河合玲奈 【過去の「ヘルスチーム菜良」のBLOG記事を読む】
2019.06.28
同窓会レポート~健康栄養学科8期生
畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ) 今回は、健康栄養学科8期生の同窓会レポートをお届けします! 『みなさんと出会ったのは10年前です』という、元学科長の北田先生からのお言葉から始まった栄養学科8期生の同窓会。 私たちが畿央大学に入学した時から数えると、間もなく10年の年月を迎えるということに驚きましたが、良くも悪くもみんな変わらず、学生時代のように笑い合い、お互い仕事やプライベートなどの近況報告もしました。 元学科長の北田先生、担任の岡崎先生・柴田先生も参加してくださり、全員で16名での同窓会開催となりました。卒業以来はじめての再会となった友達もいましたが、そんなことを感じないくらい和気あいあいとした雰囲気で、思い出話にも花が咲き、楽しい時間を過ごしました。 私たちの年代は、結婚をしたり子供ができたり、家を買ったり、また社会人6年目で仕事での責任も大きくなってきています。それぞれに大きい変化がある年代です。集まることもなかなか難しくなってきますが、節目の年だけでも集まることができるように、これからも畿央大学で出来た繋がりを大事にしていきたいと思います。 健康栄養学科8期生 辻本(島田)実佳
2019.06.24
オープンキャンパス企画「一食の栄養量を調べよう」レポート!~ヘルスチーム菜良
令和元年6月9日(日)に畿央大学のオープンキャンパスが開催されました。 ヘルスチーム菜良*1では、学生がスタッフとして参加し、食育サッとシステム*2を用いて日頃の食生活がどれほどのカロリーか、どれほどの栄養を摂取できているのか、などを見直してもらう体験コーナーを実施しました。 (※1)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 (※2)食育サッとシステム…フードモデルを用いて1食分の食事バランスを栄養価で計算し、5段階で評価されるシステムです。 今回、14時から17時の間に、なんと80名もの方に参加していただきました! 評価が少し厳し目の食育サッとシステムは、5つ星のうち星が2つでも十分な方ですが、今回の参加者の方々は星が3つ、4つの方が沢山おられました。普段から栄養に気を遣って食事をされている方が多く、中には星が5つ出た方もいらっしゃいました。 私たち学生も、たくさんの来場者の方々と栄養についてお話ができ、とても楽しい時間を過ごせました。 1回生はまだまだ未熟者ですが、改めて栄養についてもっと深く学びたいと思える機会にもなりました。 参加してくださった方々に少しでも参考になったと感じていただければいいなと思います! 健康栄養学科1回生 前川彬乃 ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。