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健康栄養学科の新着情報一覧

2016年の健康栄養学科の新着情報一覧

2016.09.12

イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.2

9月3日(土)から9月23日(金)にかけて、9名の畿央生がイギリスのカンタベリーでの短期語学留学プログラムに参加しています。 学生からのレポート、第2弾です!   健康栄養学科1回生の岩井美桜です。 私はカンタベリーに着いて1番初めに、とてもオシャレな街だなと思いました。 日本にはない感じののどかな雰囲気で、レンガ造りの家が並んでいて、とても歴史を感じる素敵な街です。 ホームステイ先は、お父さんとお母さんの二人暮らしで犬が1匹います。私以外にもイタリア人の女の子2人を受け入れていて、とても親切で優しい家族です。私が自己紹介の英語を話すのをゆっくり目を見て聞いてくれて、たくさん質問もしてくれました。でも、言っていることをほとんど理解することができず、答えることができなくてとても悔しかったです。早く英語が話せるようになりたいと思いました。     家のルールや学校への行き方などは、すべてイタリア人の女の子が教えてくれました。とてもフレンドリーで色々な話をしてくれ、私が困った顔をしているとすぐに助けてくれました。初めてのホームステイで右も左も分からない状態で不安だったので、とても嬉しかったです。 3、4日目あたりから耳も慣れてきて、英語を聞き取れるようになり、質問に対してYes.No.以外の返事をすることができるようになりました。でもまだ単語を繋げるだけの簡単な英語しか話せず、もっと正確に伝えれるようになりたいなと思いました。 私がイギリスでの生活で1番不安だったのは、食事についてだったのですが、ホームステイ先のお母さんはとても料理上手で、毎晩夕食後に手作りのデザートを出してくれます。思っていたよりもずっと美味しいご飯で、良かったです。 他に生活で困ったことはほとんどなく、シャワーの時間も寝る時間も自由にさせてくれるので、良いホームステイ先に当たったなと思いました(笑)   学校での勉強は、とても難しいです。初日、私はかなりレベルが高いクラスに振り分けられ、授業の内容がほとんど理解できませんでした。10人くらいの少人数で様々な国籍の生徒と一緒に勉強するのですが、会話のスピードがとても速く、全く自分の意見を話すことができなくて、授業を受けているのが辛かったです。日本人は、文法には強いけど会話にはとても弱いということを痛感しました。もっと、会話能力を上げる勉強をするべきだと思います。 私はもう少し易しいクラスに替えてもらおうと思いましたが、学校にもう3週間ほど通っている日本の人に、「難しいクラスで学んでいる方が、より英語の勉強になるよ」とアドバイスを受けたので、このまま難しいクラスで頑張ってみようと思いました。   今日で5日が過ぎました。初日より断然速い英語を聞き取ることができるようになり、ゆっくりだけど自分の意見を話すことができるようになってきました。 英語を勉強するのが楽しいと感じるようになりました。残りの1週間で、たくさん英語を話して、たくさん吸収したいと思います。   【関連記事】 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.1

2016.09.12

平成28年度「チーム医療ふれあい実習」を終えて

『チーム医療ふれあい実習』は、理学療法学科1回生、看護医療学科1回生、健康栄養学科臨床栄養コース2回生の学生たちが学科の枠を超えてグループを編成し、チーム医療が実践されている医療現場を訪れ、チーム医療に携わる専門職としての資質や態度を養うもので、本学の特色ある学びの一つになっています。     今年度は8月22日(月)~26日(金)、10施設に分かれて実施しました。以下、学生たちの学びの様子を紹介します。   【健康栄養学科】 私達は、患者さんが言葉に出さない本当の気持ちを理解することを目標に、この実習に参加しました。 実習に行く前は、患者さんの表情、雰囲気が暗いのではないかと思っていました。しかし実際行ってみると、明るい患者さんが多く、看護師さんとも楽しそうに触れ合っていました。また、患者さん自身が積極的にリハビリに参加していて、「早く家庭復帰したい!」という思いが伝わってきました。 2日目に嚥下食体験をさせていただき、私達が普段食べている食事とは見た目、匂い、量も大きく違っていて、味も単調で毎日食べていると飽きる味だと感じました。腹持ちもよくなく、リハビリで身体を動かした患者さんには「物足りない」といった声も多くありました。また、入院当初は食べたいという意欲が湧かなかった摂食障害の患者さんに好きな食べ物を聞き、食事を変えたところ、だんだん食べるようになり、笑顔が増えたというお話も聞き、食事も医療の一環であると感じました。患者さん一人一人に合わせた食事を提供することは手間がかかるし大変なことですが、患者さんが心身ともに健康になるためには、重要なことだと分かりました。 私達はこの実習で、病棟やリハビリでたくさんの患者さんとふれあい、話しているうちに患者さんが心を開いていってくれるのが分かりました。将来、管理栄養士として働くことになったらこの実習で学んだこと、感じたことを思い出し、生かしていきたいです。 健康栄養学科2回生 河邊彩花・末吉葵・原口千佳   【看護医療学科】  実際に病院へ行き、病棟やリハビリ室など現場を見ることで、様々な職種の役割や関係性を知ることができました。見学やそれぞれ専門の方のお話を聞いて、理学療法士が看護記録を確認してリハビリの計画を立てること、言語聴覚士と管理栄養士が患者さんの食事の形態について相談すること、看護師や理学療法士、ケアマネージャーが患者さんの退院後の生活について考えることなどを知り、ひとつの医療には多くの職種が関わっているのだということが分かりました。 チーム医療ではそれぞれの職種が患者さんの情報を共有し、様々な視点からひとりの患者さんを見ることで、その人に合った医療を考えることができるのだと感じました。 チーム医療ふれあい実習を通して他職種との関係、専門性を理解していることが大事だと思ったので、これから他学科との関わりも大事にして看護について学んでいきたいと思いました。 看護医療学科1回生 神田 菜々子   【理学療法学科】  施設実習では、外来、回復期リハビリテーション病棟、栄養科、リハビリテーション科を4つのグループに分かれ、3日間かけて回りました。外来では、患者さんに看護師さん等が常に付き添っていました。栄養科の栄養指導は患者さんのご家族にも日程を合わせて行っているそうです。また、実習の中で入院されている患者さんと話す機会を設けていただきました。その中では高齢者や、自分の身に不安を感じている患者さんとコミュニケーションをとることの重要性と難しさを自らの肌で感じられました。 チーム医療を医療現場で見て、私は何よりもコミュニケーションが大切だと感じました。患者さんとは、その人に合った医療を提供するためにその人自身についての情報を会話の中で引き出し、またその会話の中で表情をみて患者の状態を知る。医療者間ではカンファレンスだけでなく、個々の話し合いでも頻繁に患者についての情報を交換するなど、さまざまな種類のコミュニケーションを磨くことが大切で、それがいい医療を提供することに直接つながるのだなと感じました。 実習を終えてみて、私が一番思ったことは今できることを精一杯するべきだということです。現場で活躍するための土台となる専門的な知識を養い、畿央大学の生活のなかで多くの経験をし、コミュニケーション能力を向上させたいと思います。 協力してくださった施設の方々、このような経験を、時間を割いて設けていただきありがとうございました。この学びを忘れることなく、夢に向かっていきたいと思います。 理学療法学科1回生 藤田 大輝     将来、自分たちがチーム医療を担う一人であることを改めて自覚し、それぞれが目標を新たにしたことでしょう。その目標に向かって、今回の学びを生かしながら歩んでいってほしいと思います。 看護医療学科 講師 小林 智子

2016.08.31

小学生向け「ひらめき☆ときめきサイエンス2016~大学の研究室へようこそ~」を実施しました。

小学校5・6年生29名が、大学で「運動中のからだのしくみ」を学びました。     2016年8月27日(土)、小学生の夏休み最後の土曜日、午前10時から『ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~』に、奈良県をはじめ遠くは京都・大阪・和歌山からも元気な小学校5・6年生29名の参加がありました(奈良新聞8月29日(月)付2面にも掲載されました)。   畿央大学では文部科学省の外郭団体である独立行政法人日本学術振興会の助成を受け、平成21年から毎年連続実施している小学校高学年向けイベントです。大学は教育研究機関として、国の科学研究費を使っていろいろな社会に役立つ研究を行っており、その成果を子どもたちにも知ってもらい、未来の科学者を育てていくのがこのイベントの狙いです。   この日のプログラムは「運動中のからだのしくみを発見しよう~健康をたもつ運動と栄養の科学~」と題して、健康科学部健康栄養学科 永澤健准教授が実施責任者、同学科小西佳奈助手と北野文理助手、および理学療法学科松本大輔助教が実施分担者、健康栄養学科10名と理学療法学科8名の学生チームで実施しました。     事務局より簡単な事務連絡を行った後、日本学術振興会の定藤規弘先生(写真右上/医歯薬学専門調査班専門研究員)からこの事業の目的と科研費についてわかりやすく説明いただきました。引き続き、永澤先生から当プログラム概要とスタッフの紹介を行いました。そのあと生理機能実習室に移動し、講義と実験が行われました。 胸の上から聴診器をあてて心臓のドクドク音を聞いてポンプの働きによって血液が全身に送られる様子を観察。運動をすると筋肉はたくさんの酸素を必要とするので拍動が増えます。筋肉の反応時間を知る=脳が筋肉へ指令を出すメカニズムを理解するために落ちる棒をつかむ時間を測定、また自分の腕や背中の体脂肪の厚さを測りました。超音波を使って筋肉や脂肪を観察するのも普段できない珍しい実験です。いろんな機器を使用して自分のからだの仕組みを知ってもらいました。     学食棟に移動して運動効果アップの食事を学びました。主菜、副菜、デザートをバランスよく食べることで筋肉をつけ骨を太くし健康な体を作ります。たくさんのフードモデルが並ぶ食育SATシステムを使って毎日自分が食べている食事がどのくらいのカロリー、栄養素なのか瞬時に計算します。     食事タイムには、「まごはやさしいわ」(豆、ごま、発酵食品、野菜、魚、しいたけ、いも、わかめ)という中身の食材ゴロ合わせで、1つひとつのメニューに込められている意味を噛み締めながら、特別に発注した栄養バランス弁当を食べていただきました。 お腹が空いているとスポーツや勉強にも集中できません。筋肉をつけるには、肉や魚、大豆などのたんぱく質をしっかり摂取することが大切です。スポーツと食事についてのスポーツ栄養クイズにもチャレンジ!     昼食後は生理機能実習室に戻って、光を使って体内の酸素量を測る実験です。座っているときと運動したときの酸素飽和度と心臓の拍動数を比べてみました。赤い光をあてて自分の血管を見て、ヒトの血管を全部つなげると10万km(地球2周半)にもなることを学びました。     最後の授業は、運動療法実習室に移動して理学療法学科松本大輔先生による体力アップのための健康体操。運動でも勉強でも大事なのは、背筋を伸ばした姿勢、規則正しい生活、十分な睡眠、適度な運動です。血圧の測定方法を学びながら血圧の変化を測定し、さらにストレスの測定を行いました。参加者からは「ストレスってはかれるんだー」という声があがりました。 そして保護者の方々も一緒になって、ゲーム感覚で出来るおすすめの健康体操を全員で行いました。     朝から約7時間も勉強しました。すべてのプログラムが終了し、受講生一人ひとりに畿央大学の冬木正彦学長から修了証書(未来博士号)が授与されました。後ろで見守っていた保護者の方々からは笑みと大きな拍手が響き渡りました。     畿央大学が毎年「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~」を開催するのは、子どもたちとその保護者の方々に喜んでいただいているからです。   今回の参加者(児童・保護者の方)からの感想は、「いろいろな実験ができて楽しかった」「畿央大学のイベントにまた参加したい」「大学生のお兄さん・お姉さんと楽しく過ごすことができ、記念写真も撮りました」「違った小学校の方とお友たちになれて良かった」「夏休みの終わりに貴重な体験ができた」「先生方や学生さんの説明はとてもわかりやすかった」と有意義な一日を過ごすことができたと評価をいただいています。   理科や科学に興味を持った子どもが増えてくれることを願っています。「未来博士号」をもらった元気な子どもたち、また畿央大学に来てくださいね。

2016.08.23

「食育推進ボランティア表彰」の感謝の会を行いました!~健康栄養学科

8月20日(土)に(*)ヘルスチーム菜良が受賞した「食育推進ボランティア表彰」の感謝の会が帝塚山大学にて行われました!   (*)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており食育啓蒙活動に取り組んでいます。   今年、ヘルスチーム菜良は農林水産省の「食育推進ボランティア表彰」を受賞しました。 この表彰は若い世代を対象とした望ましい食習慣の普及啓発等の食育の推進を図ることを目的に2009年度から実施されており、食育の推進にかかわるボランティア団体が表彰の対象となります。 ヘルスチーム菜良は2009年10月の結成以来、管理栄養士養成課程で学ぶ知識を活かし、自治体や各種団体などと連携し食育活動を行っています。     感謝の会には、本学からはヘルスチーム菜良(健康栄養学科)2回生~4回生の7名と、教員1名が参加しました。 はじめに授賞式に参加した学生からの報告がありました。 食育の推進を行っているボランティア団体がある中でも、ヘルスチーム菜良は奈良県内の管理栄養士養成課程を持つ4つの大学が合同で食育の推進ボランティアを行っているという特徴があります。 それぞれの大学での活動報告・意見交換など、より良い活動ができるよう、日々お互いに高め合ってきたことが評価されました。 その後各大学の先生方から、コメントをいただき、乾杯・歓談をしました。     バイキング形式での食事を楽しみながら、他大学の学生や先生方とたくさんお話しすることができました。中にはヘルスチーム菜良のOB、OGの方も参加されており、当時の活動を聞くことができました。     たくさんの先輩方や先生方によってヘルスチーム菜良が活動できていることに感動しました。 この気持ちを忘れず、これからも食育の推進活動に取り組もうと思いました!     これからも4大学協働でのイベント参加や交流会、大学ごとの取り組みなどを行っていきます! この表彰をバネにさらに頑張っていきます!   健康栄養学科3回生 村岡美喜    

2016.08.17

オープンキャンパスで「食育SATシステム」を用いた食育イベントを開催! ~ヘルスチーム菜良

こんにちは!健康栄養学科1回生の西川実希です。   8月13日(土)、14日(日)の2日間にわたり開催されたオープンキャンパスで、ヘルスチーム菜良および健康栄養学科の1回生~3回生から各日7名がスタッフとして参加し、「食育SATシステム」を用いて、日頃の食生活を見直そうという取り組みを行いました。   ※ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、奈良女子大学、帝塚山大学)で構成され、食育・啓蒙活動などに取り組んでいます。 ※食育SATシステム…フードモデル(食品サンプル)を用いて、1食分の食事の栄養バランスを計算し、5段階でわかりやすく評価されるシステム。     夏休みということもあり、2日間あわせて約270名もの多数の方に来ていただきました! 来ていただいた方には、昨日の夕食、または食べたい夕食をフードモデル(食品サンプル)から選んでもらい、SATシステムで栄養バランスの評価を行いました。     一見、栄養バランスが良さそうな献立でも、食物繊維やカルシウムが不足していたり、塩分が多すぎたりして、栄養バランスが整ったメニューを考えることの難しさを実感するいい機会になったと思います!   食育SATシステムの結果を見て、過剰摂取している栄養素、不足している栄養素については私たちがアドバイスさせていただきました。     高校生だけでなく、保護者の方にも体験していただき、「これから献立を考えるときの参考にする!」という言葉も多数頂戴しました。   今年度のオープンキャンパスでの「SATシステム」を使った取り組みは今回が最後ですが、来年度も行われます!是非足を運んでくださいね!(^^)/   引き続き、栄養に関わる様々な活動をしていきたいと思います!これからも頑張ります!   ヘルスチーム菜良 健康栄養学科 1回生 西川実希 【関連記事】 過去のヘルスチーム菜良の記事を読む

2016.07.23

近鉄連携「近鉄香芝SAフードコート丼物メニュー開発プロジェクト」審査会を行いました。

近鉄香芝サービスエリアで販売される丼物メニューが決定しました!   昨年2015年度は「近鉄香芝SAカフェメニュー開発」を実施、今回2016年度は「近鉄香芝サービスエリア丼物メニュー開発」を行っています。この事業には畿央大学健康栄養学科(指導教員:中谷友美先生、餅田尚子先生)の主に食品開発コースの2回生36名が参加、10チームに分かれて創作メニューに取り組んでいます。このプロジェクトの締め括りとして、2016(平成28)年7月9日(土)12時10分から入賞(サービスエリアで採用)作品を決める審査会が行われました。       主催者として㈱近鉄リテーリング 中井潔 代表取締役社長、岩崎雅浩 取締役、山中久次 香芝SA支配人、来賓として西日本高速道路株式会社 後藤由成、阪奈高速道路事務所長および西日本高速道路サービス・ホールディングス㈱ 大野元 執行役員関西支社長、大学側からは冬木正彦学長、栢野新市健康栄養学科主任らが出席し、学生たちが精魂込めて作った丼メニューを審査していただきました。   (左から栢野学科主任、冬木学長)   (左から後藤事務所長、大野支社長、中井社長)   (左から岩崎取締役、山中支配人)   審査基準は、1)課題達成度(SAの客層を勘案しているか)・2)課題達成度(管理栄養士の卵としてのセールスポイントは魅力的か)・3)課題達成度(見た目)・4)課題達成度(味)・5)課題達成度(独創性)・6)課題達成度(注文したいと思うか/審査員自身が)・7)課題達成度(調理作業時間/提供時間)の7項目各6点42点満点でのチェックです。   SAでのトラックドライバーやファミリー層向けへの幅広い顧客層をターゲットとしており、商品のネーミングや提供時間(単純・短時間調理)などいろんな場面に照らしてのプレゼン能力も問われます。   (10種類の創作丼メニューが完成)   学生たちは10時頃から作りはじめ、自分たちの順番・プレゼン時刻に最良の状態で出せるよう準備していました。自分の前のチームがプレゼンする頃には盛り付け、まるで店売りのように直前調理が出来栄えを左右します。プレゼン持ち時間10分で1チーム、餅田先生が調理室で「急いで!準備出来てる?」と指揮をとっていました。     10チームの新メニューのプレゼンを聞き、試食し、審査となるとかなり時間を要しましたが、ほぼ時間通りに終了しました。その後、講義教室に移動し、いよいよ表彰式が始まりました。最初に特別賞2作品、準グランプリ賞、グランプリ賞の計4作品が受賞対象になり、㈱近鉄リテーリング中井社長から各チームに表彰状と賞品が贈られました。ここで当初の予定とは違うサプライズがありました。特別賞が岸和田SAで販売に向け検討という副賞がついたのです。     以下、4作品を掲載します。   【グランプリ】大和ポークねばねばアボカ丼 グループ5 下平愛、奥田佳菜、上山蓮実、辻川裕里江 «受賞者のコメント» グランプリ受賞時、驚きましたが何度も繰り返し試作し、努力してきたので受賞の自信はありました。メニュー開発に向けて、実際にサービスエリアに行って、客層やメニュー、厨房の様子を生で見ました。あっさりしたメニューが少なく、厨房が忙しそうだったので、それらを考慮して手軽にできるメニューを考えました。     【準グランプリ】まほろば大和のうるわし豚丼 グループ7 今北知世菜、岡本愛海、谷南萌子、中家安也奈、橋本咲穂里 «受賞者のコメント» 準グランプリを受賞できて、驚きと感動でいっぱいです。サービスエリアとしてのメニューと管理栄養士の卵としての考えを結びつけることと、奈良のイメージを丼に表現することが難しかったです。それでも、どのグループよりも一番奈良への愛情を持っていたことがこの丼の完成につながったと思っています。     【特別賞】1杯で2度美味しい♪一石二豚丼 グループ9 北島進吾、垣尾大輔、高橋直也、中村啓、古川貴章、柳本博輝 «受賞者のコメント» 特別賞受賞できうれしかったですが、グランプリ・準グランプリではなかったことが悔しかったです。一杯で全く違う味を楽しめるという独創性と遊び心は他のチームより自信がありました。その分、冷汁の調味料の微調整や大和ポークのどの部位を使うかとても悩みましたが、チームみんなで試行錯誤しこの丼が完成しました。     【特別賞】二上山のトントン丼 グループ4 築紫茜、池内美聡、的場萌、三木恵実 «受賞者のコメント» 選ばれると思っていなかったのでびっくりしましたが、素直に嬉しかったです。この丼ができるまで、考えた作り方と実際に作ってやってみるのでは全然違って、実際に作るのはともて難しかったです。小さなパンフレットを手書きで作成し、より丼の魅力を分かりやすく伝える工夫をしました。       最後に、西日本高速道路株式会社 後藤阪奈高速道路事務所長、西日本道路サービス 大野支社長、㈱近鉄リテーリング 中井社長、冬木学長、中谷先生から講評をいただき、みんなで記念写真を撮りました。4月から始まった近鉄SA丼メニューも勉強会、検討会を経ていずれの作品も甲乙付け難い見事な仕上がりとなりました。学生にとっては思い出に残る貴重な体験になったはずです。このような機会を与えていただいた近鉄関係者のみなさま、ありがとうございました。   グランプリ、準グランプリは2016年10月頃から香芝サービスエリアで販売開始となる予定です。     【関連記事】 近鉄連携「香芝SAフードコートメニュー開発プロジェクト」レシピ検討会を行いました。 近鉄連携「香芝サービスエリア 丼物メニュー開発」質問会を開催しました。 近鉄連携「香芝SAフードコート メニュー開発プロジェクト」がスタートしました。 近鉄連携「香芝SAフードコート メニュー開発プロジェクト」~第1回目プレゼンテーション会を開催!

2016.07.21

オープンキャンパスで食育イベントを開催!~健康栄養学科ヘルスチーム菜良

7月16日(土)、17日(日)にオープンキャンパスが開催されました。 ヘルスチーム菜良(*)から11名がスタッフとして参加し、「食育SATシステム(**)」を用いて、日頃の食生活を見直そうという取り組みを行いました。   (*)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成され、食育啓蒙活動などを行っています。   (**)食育SATシステム…フードモデルを用いて1食分の食事バランスを栄養価で計算され、5段階でわかりやすく評価されるシステム     16日(土)、17日(日)合わせて約200名もの多数の方に来ていただき、その日の昼食や今食べたいものをフードモデルから選んでもらい、栄養バランスの評価を行いました。食育SATシステムの結果を見て、不足している栄養素、過剰に摂取している栄養素についてアドバイスをさせていただきました。     高校生だけでなく、ご家族の方にも多数体験していただき、機械の前に行列ができることもありました! アンケート結果を見ると、足りない栄養素は食物繊維やカルシウムが多く、過剰な栄養素は食塩となる人がかなり多く、塩分の摂り方には注意が必要だと改めて認識しました。     これからもヘルスチームで食育などを通して栄養に関わる様々な活動をしていきたいと思います!   健康栄養学科   3回生 山本 真央 1回生 西川 実希 西口 綾香 西田 璃奈 【関連記事】 過去のヘルスチーム菜良の記事を読む  

2016.07.15

「Atlas of Science」に健康科学研究所プロジェクト研究の成果が掲載されました!~健康栄養学科

健康栄養学科の栢野先生および松村先生による健康科学研究所プロジェクト研究の成果が「Atlas of Science」という国際的な科学情報サイトに掲載されました。   奈良県南部の吉野郡周辺の吉野川流域は、日本でも有数の柿の生産地です。本研究は地域に定着している「干柿」に関するものです。     要約   柿の果実はタンニンやカロテノイドといった健康に対して有用な成分を含有しています。本研究では干柿を対象とし、これまであまり着目されていない抽出残渣(抽出の際に溶解せずに残存する不溶物)に焦点をあて、抗酸化性の評価を行いました。抗酸化性の高い食物は肌や血管の老化を防ぎ、アンチエイジングに有効です。   奈良県吉野郡で収穫、加工された干柿より90%エタノールによる抽出を行い、抽出物および抽出残渣を調製しました。   第一の実験では、抽出物および抽出残渣の抗酸化性を試験管内で測定しました。その際、抽出残渣は不溶性なので、酸加水分解で可溶化する処理を加えました。これらの抗酸化性を測定した結果、干柿全体の抗酸化性のうち80~95%が抽出残渣に存在していることが明らかとなりました。   第二の実験では、動物に対しての抽出残渣の抗酸化性を評価しました。①コントロール食群、②茶カテキン食群、③干柿抽出残渣食群、と3グループのラットを2週間飼育して、血液中の血しょうの抗酸化性を測定しました。その結果、干柿残渣食群は投与1週間で血しょうの抗酸化性が1.5倍まで上昇し、比較対象とした茶カテキン食群よりも早く効果が現れました。   第三の実験では、抽出残渣に人工的な消化の処理を行い、内臓での消化段階における抗酸化性を測定しました。その結果、口腔、胃、小腸の消化過程ではほとんど変化は認められませんでしたが、大腸の過程においては著しく抗酸化性が上昇しました。これは抽出残渣に含まれる高分子化合物が腸内細菌の働きによって分解され、抗酸化性を有する可溶性の低分子化合物が生成したためと考えられます。     これまでの多くの研究において、果物や野菜の抗酸化性は抽出物のみに焦点があてられ、抽出残渣はほとんど評価されていませんでした。本研究では、高い抗酸化性を有する干柿の抽出残渣がラットの消化管内の腸内細菌によって分解され、低分子の抗酸化物質が吸収され生体に対して抗酸化性を発揮したと考えられます。これらのデータは、他の食品素材においてもこれまで評価されていない抽出残渣が健康に対して有用な抗酸化成分を含有している可能性を示唆しています。

2016.07.11

TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.27~7月勉強会「たのしいストレッチをつくろう」!

こんにちは!健康支援チームTASK※、健康栄養学科2回生の多山知世菜です。 ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を越えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 7月6日(水)にTASKの勉強会を開催しました。今回のテーマは「たのしいストレッチをつくろう」です。 新メンバーを迎えて早2か月が経ったということで、今回の勉強会では1回生にTASKメンバーともっともっと親しくなってもらうことを目的としていました。 まず最初に班に別れて自己紹介をして名前を覚えてきたところでアイスブレイクを行いました。班で一列に並び、○○さんの後ろの○○さんの後ろの○○ですという風に覚えた名前をどんどん答えていくゲームです。1回生はすんなりと答えてくれていましたが、上回生はあれれ…?盛り上がりをみせました! 盛り上がったところで今回のテーマであるストレッチづくりへ。 班で自由にストレッチをいくつかつくってもらい発表するといったもので、これが意外と難しく苦戦しながら考えてくれていました。どの班も面白い発想と工夫を凝らしたストレッチを発表してくれて、とてもよかったです。今回の勉強会も学科や学年を超えて楽しむことができ有意義な時間となりました。 そして今回の勉強会から2回生が担当を受け持つことになり、上手くできず上回生に助けてもらう姿も見られました。2回生が主体となって行うことがどんどん増えていく中で、TASKのメンバーとして1回生をしっかりと引っ張っていきたいと思います。 次回の勉強会も楽しみながら学びましょう!

2016.07.05

健康栄養学科8期生、同窓会レポート!

2016年7月2日(土)に健康栄養学科8期生10人で同窓会を行いました。 夏ということでビアガーデンにて大いに食べて飲んで楽しんできました。それぞれ異なる仕事をしていますが、同じ社会人3年目として様々な悩みや楽しさを共有し、とても有意義で楽しい時間を過ごせました。     学生時の最後は国試の勉強の話ばかりでしたが、卒業して2年以上経った今、将来のことも考えるようになり大人になったな~としみじみ。大変だった勉強をともに頑張ったからこそ今でもこのように集まってたわいもない話で楽しめるんだなと感じました。     また次回開催もたくさん集まれたらいいなと思います。同窓会をサポートしてくださる畿桜会の制度がとてもありがたいです。ありがとうございました! 健康栄養学科  8期生  島田 実佳   ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。

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