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健康栄養学科の新着情報一覧

健康栄養学科の新着情報一覧

2014.06.06

「梅雨バテ防止食材」の特集番組に、健康栄養学科教員が出演!

村木先生が読売テレビに登場! 「梅雨を乗り切る食材 トウガラシ」を紹介   読売テレビで月曜~金曜の午後4:47~放映されている情報番組「かんさい情報ネット ten!」の金曜企画“カラクリ”コーナーにて、本学健康栄養学科准教授の村木 悦子先生が取材を受け、2014年6月6日(金)の番組内で放送されます。   6月4日に関西地方でも梅雨入りが発表され、雨の降る日が多くなってきましたが、今回はこれから始まる梅雨を乗り切り、元気に夏を迎えるための「梅雨バテ防止の食材」についての特集です。   そして今回このコーナーで梅雨を乗り切るカラクリとして紹介されるのはトウガラシです! トウガラシに含まれるカプサイシンの発汗促進(熱産生)作用と熱放散作用を利用し、梅雨とその先の夏に向けて今から体温調節のできる身体づくりをして、「梅雨バテ」だけでなく「夏バテ」予防にも繋げていくことが今回のポイントです。   ▼取材を受ける村木先生。   特集のなかでトウガラシを使った料理も紹介されます。   ▼その料理に使う食材はこちらです!   トウガラシのカプサイシンだけでなく、鶏肉に含まれるカルノシン、アンセリンの疲労回復効果など、今回のテーマにぴったりな食材を使用しています。 トウガラシそのものだと辛いものが苦手な方には抵抗があるかもしれませんが、トウガラシを使用した食品であるキムチを用いたり、その辛みを抑えるために、ある調味料や食材を使ったりと、食欲のなくなるこの季節でも食べやすい料理となっているようです。 「ある調味料」とは、何か??? とても気になりますね! トウガラシに関するさらに詳しいお話や料理のレシピは、6月6日の放送をぜひご覧ください!!   健康栄養学科 助手 隅蔵 菜海  

2014.06.04

新校舎(P棟新築・R棟増築)が完成しました。

平成25年8月に着工したP棟新築工事及びR棟増築工事が約8.5ヶ月の工事を無事に終えて完成しました。 平成26年5月29日(木)吉日大安には、冬木智子理事長はじめ冬木学園役員及び関係者、清水後援会会長、株式会社日建設計関係者(基本設計・工事監理業務請負会社)、株式会社大林組関係者(実施設計・施工請負会社)の立会いの下、竣工式が執り行われ、これからの畿央大学の発展が祈念されました。     P棟は地上3階建て鉄筋コンクリートと鉄骨の複合構造の建物となっており、2階と3階でC棟に接続されています。1階は理学療法実習室、運動機能実習室、ニューロリハビリテーション研究センターがあります。運動療法実習室と運動機能実習室は実習や研究活動、学生の自己学習の場としての活用に加え、元気塾等の取り組みにおいても活用されます。 ニューロリハビリテーション研究センターは、ガラス張りの個人研究室にオープンラボが併設され、大学院生や研究員、外部からこられる研究者等が交流できるスペースとなっています。さらに、脳波計やfNIRSやtDCSなどの脳神経科学に関する研究機器が配備されるシールドルームや測定室が設置されており、オープンラボとあわせて高いレベルでの研究活動が期待されます。 2階には210人収容の大講義室が1室、120人収容の講義室が2室、50人収容の講義室が1室配置されました。なお、講義室には集中管理をすることで操作方法が簡単便利になった視聴覚機器が設置され、より教育効果が期待できる環境となります。 3階には3面ガラス張りでタブレットPCを完備したアクティブラーニングルームと壁面一体がホワイトボードとなっているゼミ室5室を配置。ディスカッションやプレゼンテーションでの使用、参加型学習、体験型学習といった受身ではない能動的な取り組みを促す新たな学習環境が整備されました。また、その他には個人研究室と院生研究室、講義室が配置されています。     R棟は地上3階建の鉄筋コンクリート造となっており、2階部分でC棟とL棟と接続されています。 1階には木目調の床とテーブルに、赤・白・黒の椅子が色鮮やかに配置された新たな食堂ができました。既存の食堂は定食や丼ぶり、麺類主体で限られたメニューしかありませんでしたが、新たな食堂は好きなものを選択できるカフェテリア方式の提供となっており、自分なりのランチが楽しめます。なお、照明は全てセンサー方式で省エネにも配慮しています。 2階には講義室と学生の福利厚生施設である畿友会室、クラブボックスが配置されました。 3階は人間環境デザイン学科の教員が入居する個人研究室とデザイン実習室、デザインゼミ室が配置されています。教員と学生の居室が近いことは、よりきめ細やかな対応や指導が行われ、密接な関係の構築に結びつくことが期待できます。     開学当初はC棟とL棟からはじまった校舎建築もD棟、E棟、K棟の建築を経て今回で5期目の校舎建築となりました。着実に前進してきたキャンパス整備も一段落となります。貴重な学生生活を送る学び舎として大切にし、またこの学び舎からすぐれた教育や研究の成果を社会に送り出していきたいと考えています。   ▲クリックで、キャンパスマップに移動します。

2014.05.26

宇陀市連携「子ども元気体操づくり・子ども体力測定」プロジェクトがスタートしました!

健幸都市“ウェルネスシティ宇陀市”構想に賛同して、大学をあげてお手伝いしています!   健幸都市“ウェルネスシティ宇陀市”とは、市民の誰もが健康で幸せと思えるまちを表し、人々が身体面の健康だけでなく、生きがいを感じ、安心して豊かな生活を送れるまちをめざす考え方です。「健幸」をまちづくりの基本に据えた政策を連携しながら実行することにより、健康長寿の市を実現します。(企画構想リーフレットより) また、奈良県においても「子どもを夢中にさせる運動遊び推進事業 ~からだは幼児期からの取組!~ 」を推奨しており、健康づくりは高齢者ばかりでなく子どもからというのが主流になってきています。   畿央大学は、健幸都市“ウェルネスシティ宇陀市”構想に賛同して、理学療法学科、健康栄養学科、現代教育学科の教員・学生らでチームを組んで支援しています。まず子どもから元気に!ということで、「子ども元気体操づくり」、そしてその体操の効果判定のためにも、「子どもの体力測定」を大学独自のノウハウで実施することになりました。       2014(平成26)年5月24日(土)宇陀市最大の約180名規模の幼保児童を擁する大宇陀幼児園では保護者参観日としていただき、子どもたちが隣接するふれあい交流ドーム体育館内で25m走・ボール投げ・足指握力等の測定をしている間、保護者には園内リズム室を使って畿央大学教員による講演会を実施しました。子ども体力測定は同園の規模が大きいため当日はこれら3つの測定に、宇陀市子ども支援課、園の教員多数とともに畿央大学学生健康支援メンバー(TASK)10名(指導教員:理学療法学科松本大輔助教)らが担当しました。     この日に体力測定したのは、大宇陀幼児園の3歳児未満を除く園児(約150名)で、A・B2つのチームに分かれて同じメニューを2回交互に実施する形で時間効率よく、体力測定・講演会・親子一緒にレクリエーション(ダンス・ふれあい遊びなど)を行いました。 保護者への講演として、まず理学療法学科准教授福本貴彦先生は「知っておいてほしい、運動発達とケガへの対応」と題して、幼児期の脳の発達と身体能力、万一ケガしたときの応急処置方法、歩行運動のための足指握力の大切さなどについて講義していただきました。続いて、健康栄養学科助教柴田満先生は「元気に体操!しっかり水分補強」と題して、この夏の時期に高齢者とともに子どもに起きやすい熱中症(熱失神、熱けいれん、熱疲労、熱射病などの種類)についての発生時の特徴や注意事項について説明していただきました。     大宇陀幼児園があるのは心の森総合福祉公園の入口で、体力測定をしたふれあい交流ドーム、野球もできそうな広大な広場、パターゴルフ場、大温泉浴場あきのの湯、特別養護老人ホームなどが大自然あふれる緑の中に配置されています。最後に、畿央大学と宇陀市子ども支援課と園のスタッフみんなで、大宇陀幼児園をバックに記念撮影しました。初夏のさわやかな土曜の一日、充実した保護者参観日になりました。

2014.05.26

橿原市・橿原商工会議所連携「しょうが給食献立開発」第1回勉強会を行いました。

橿原市保育所見学発表会と橿原市管理栄養士による講演会で「保育所給食」を学ぶ!   今年で6年目を迎えた橿原市・橿原商工会議所と畿央大学健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授、金一玲助手、登録参加学生40名)の連携事業は昨年に続いて「橿原産しょうが」をテーマに『しょうが給食献立』開発を行っています。   2014(平成26)年5月22日16時30分、授業が終わった学生23名が集まり第1回目の勉強会がスタート。 この日は5月10日に行われた橿原市立藤原京幼稚園および橿原の歴史文化に触れた今井町見学の発表会と、市職員で園児たちの給食を指導されている管理栄養士の阪本晶子氏を講師としてお招きして「保育所給食」について学びました。     幼児の給食では成長の源となる栄養価をバランスよく満たすとともに衛生面、アレルギー面での細かな注意が必要です。 基本的に保護者からの給食費で賄っているため、おやつを含めたコストが1日300円までに抑えるなど制約事項が多く、管理栄養士をめざす畿央大学健康栄養学科の学生にとって勉強になることばかりです。     3歳未満と3歳以上の児童では胃袋の大きさが異なりおやつタイムがあったり、園内の家庭菜園を利用して旬の野菜を育て芋掘りなど収穫体験をしたり、アレルギーのある児童には異なる色の食器を使って誰が見てもわかる工夫がされていたり、給食当番制で共同生活している実態を教えていただきました。     最後に、次回6月12日(木)16時30分から調理実習室で行われる第2回目勉強会で講師をしていただくフードコーディネーター・料理研究家の松田弘子先生のご紹介がありました。 松田先生は昨年度の「しょうが商品開発」事業でもお手伝いいただき、しょうがレシピの基本をわかりやすく説明、調理実演してくださった先生で、次回が楽しみです!   【関連記事】 橿原市・橿原商工会議所との連携「橿原産しょうがを使った給食献立」開発事業がスタート! 産官学連携「橿原産しょうがを使った給食献立開発」~保育所見学ツアーを実施!  

2014.05.19

近鉄SA(サービスエリア)フードコートメニュー開発プロジェクトの第1回勉強会を実施しました。

健康栄養学科1回生から4回生までの91名がエントリーしての最大規模のプロジェクト!   畿央大学は、近畿日本鉄道本社㈱生活関連事業本部サービスエリア事業部が運営する西名阪自動車道の香芝SA内にある近鉄レストランで提供するメニュー開発で連携しています。 「そこでしか食べられない人気のメニュー開発」をめざして、健康栄養学科(指導教員:林京子講師、峰松祐至助手)および1回生から4回生までの学生91名の希望者がエントリーしました。   2014(平成26)年5月15日、調理実習室で行なわれた第1回勉強会は、西名阪香芝近鉄レストランの中華料理シェフ甲谷達弥氏に講師を務めていただき、学生約80名が受講しました。 近鉄からは甲谷シェフのほか、岸村SA事業部長、森田課長、小薮レストラン支配人、東副支配人らにも来ていただいて勉強風景を見るとともに、調理実演後学生たちに実際に調理してもらう全食材を提供していただきました。     この日の甲谷シェフが用意してくださったのは、 ①芝海老のチリソース煎りつけ(ビーフンと蝦餅の油通し付き) ②チャーシュー入りレタスチャーハン の2種です。   シェフは元調理専門学校の主任教授であり、学生への教え方はさすがとても分かりやすく大変勉強になったようで、中華の達人の技を目の当たりに見て学生たちの反応は上々でした。     教卓台以外に8台ある調理台に学生約10名ずつに分かれてシェフと同じメニューを作りました。 最初簡単と思っていたのですが、一番難しかったのはチャーハンのようでした。 海老チリもチャーハンも具材と調味料は時間節約のため予め準備していただいていたので、お味は最高です。     甲谷シェフには全8台の学生たちの調理状況を見て、細かなアドバイスをしていただきました。 そして最後は出来上がった料理をみんなでおいしくごちそうになりました。さて、どんなフードコートメニューが創作されるか、楽しみです。   【関連記事】 近鉄SA(サービスエリア)フードコートメニュー開発プロジェクトが始動しました!  

2014.05.14

広陵町連携 地域巡回型健康教室「広陵元気塾」が開かれています。

畿央大学理学療法学科教員が広陵町住民のみなさまの健康づくりのお手伝い!   畿央大学は広陵町福祉部保健センターと連携して地元広陵町が主催する地域巡回型健康教室「広陵元気塾」の運動指導を行なっています。 2014(平成26)年5月13日(火)は広陵町西体育館(真美1校区)会場に健康づくりに関心のある約30数名の方々が参加され、畿央大学からは理学療法学科 助教 松本大輔先生が運動の指導に当たりました。     この「広陵元気塾」は、広陵町住民のみなさまに「元気」と「笑顔」をお届けするために、広陵町の保健師とテーマ別の講師が、校区単位で地域を巡回するものです。   26年度の第1回テーマは「動けるからだづくり~ストレッチを中心に~」で4月から5月の2ヶ月間に5箇所を巡回します。 6月~7月は「大人も子どももわくわく食育」 8月~9月は「大人と子どものふれあい体操」 10月~11月は「歩ける足になるためのフットケア」など 来年3月まで2ヶ月ごとにテーマが替ります。 広陵町のみなさまはぜひご参加ください。   ※日程、場所は決まり次第広陵町広報誌に掲載されますので、ご確認ください。   なお、本日の模様は、5月30日(金)奈良テレビ放送「ゆうドキッ!」(17時58分~18時54分)の中の特集『いきいきまち便り』で紹介される予定ですので、ぜひご覧ください!

2014.05.12

産官学連携「橿原産しょうがを使った給食献立開発」~保育所見学ツアーを実施!

産官学連携『橿原産しょうがを使った給食献立開発』 参加学生が保育所と今井町を見学!   平成21年度「古代弁当プロジェクト」から始まって今年で6年目を迎えた橿原市・橿原商工会議所連携事業、今年は「橿原産しょうがを使った給食献立開発」プロジェクトを取り組み、保育所の給食献立を開発します。   2014年5月10日(土)に、畿央大学健康科学部健康栄養学科の「橿原産しょうがを使った給食献立開発」プロジェクト(指導教員:浅野恭代教授、金一玲助手)の参加登録学生43名中27名が、橿原の藤原京保育所と橿原(今井町)の文化歴史の見学を行いました。   今回の見学会は、保育所の給食献立を開発する上で、保育所給食メニューをイメージするために、 藤原京保育所のご協力のもと見学させていただき、園児の給食を実際に見て、保育所給食の説明を受け、今後の開発に活かしてもらう主旨で実施しました。     藤原京保育所では、まず、森下園長先生より、当保育所についてのお話があり、平日は100名以上の園児が在籍し、食育・地産地消に取り組んでいるそうです。 その後、健康栄養学科浅野先生より、今回の保育所で見学したことを、次回の勉強会で発表するようお話がありました。     見学会は、二つの班に分かれて 一班ずつ、調理室の見学を行いました。 調理室内へは衛生面の問題上、入ることはできないため、窓越しで廊下から見学。 橿原市こども未来課の管理栄養士である阪本様より洗浄室と調理室について説明していただき、学生たちは熱心にメモを取りながら聞いていました。 また、学生たちは 「調理は何時から始めますか?」 「何人の保育士さんで何人の園児のお世話をされていますか?」 等、質問も活発にしていました。     そして、給食が園児たちに運ばれる時間となり、配膳される様子を見学し、園児が食べ始める頃、園児たちの近くまで入らせてもらって、給食の内容や園児たちの食べる様子を間近で観察することができ、開発の取り組みに意欲を湧かせていました。   訪問させて頂いた当日は土曜日で給食は軽食だったため、副園長先生が「平日の献立はもっと品数が沢山あるんですよ」と、平日メニューを学生に紹介できないことをとても残念そうに話されていました。     その後、園内を見学させて頂き、最後に調理師さんから調理室内の調理器具の説明を受け、学生たちは、窓越しに覗き込んで見学していました。     園長先生が最後のご挨拶で、「学生さんたちの開発する保育所給食を期待しています」と、学生たちに向けてエールを送って下さいました。   保育所見学の後、かしはら万葉ホールへ移動し、昼食は、奈良県の食材を使った食事をいただきました。     午後からは橿原市の今井町見学を行い、橿原市の歴史について学びました。 まず今井まちなみ交流センター「華甍(はないらか)」の見学を行い、 説明員の方から、橿原(今井町)の文化歴史のお話をお聞きしました。     その後、重要伝統的建築物群保存地区の今井町の街並みを見学して周りました。 18世紀中ごろに建てられた重要文化財の「河合家住宅」では、今も酒造業を営まれている様子を見学しました。     保育所の見学、そして橿原の歴史を学ぶことによって、橿原らしい給食メニューのイメージが膨らみます。 学生たちが創った給食を食べる園児たちの喜ぶ顔が見たいですね!     【関連記事】 橿原市・橿原商工会議所との連携「橿原産しょうがを使った給食献立」開発事業がスタート!  

2014.05.09

管理栄養士国家試験、合格率100%!~2014年3月卒業生

第28回管理栄養士国家試験(2014年3月23日実施)の合格発表が5月9日に行われました。8回目の卒業生となる健康科学部健康栄養学科では、今春卒業した65名が受験し全員が合格を果たしました。全国平均は91.2%(管理栄養士養成課程新卒のみ)でした。   畿央大学健康栄養学科の第8期生は建学の精神である「知をみがく」を大いに実践し、受験者全員が合格を果たしました。学生諸君の血の滲むような努力の結果であり、私達教職員も大変喜んでいます。卒業生たちが今後、食と健康に関するあらゆる場面で活躍してくれることを願っています。 健康栄養学科 学科長 北田 善三  

2014.04.24

近鉄SA(サービスエリア)フードコートメニュー開発プロジェクトが始動しました!

管理栄養士をめざす健康栄養学科らしい、近鉄SA健康メニューを開発 低カロリー、植物たんぱく質中心、減塩に挑戦!   近畿日本鉄道本社 生活関連事業本部サービスエリア(SA)事業部は直営7つ、系列グループ4つの高速道路SAを展開しており、その中でも本学に近い西名阪自動車道の「香芝SA」内にある近鉄レストランで提供するメニュー開発で連携しました。   西名阪自動車道(通称:西名阪)は、大阪=天理IC間が有料、天理から東名阪自動車道に至るまで一般国道無料区間となる基幹道路で、平日はトラックドライバー、休日は家族旅行ドライバー中心にサービスエリアも賑わっています。最近では高速道路の単なる休憩所ではなく、温泉やテーマパーク、イベント、レストラン、ショッピングモールなど目的地化された新しいSAへのニーズが高まっています。「そこでしか食べられない人気のメニュー開発」をめざし、畿央大学健康栄養学科(指導教員:林京子講師、峰松祐至助手)が取組みます。   2014(平成26)年4月22日、近鉄SA事業部岸村部長、森田課長、今本課長、小藪支配人らによる参加希望学生への事業説明会が開催され、エントリー約60名のうち40数名の学生が集まりました。         畿央大学の健康栄養学科には、チーム医療の一員として病院や施設で働く栄養専門職をめざす「臨床栄養コース」、運動と栄養の両面から学びアスリートの食事や栄養指導、子どもたちの食育、高齢者の介護予防などの場面で活躍する「スポーツ栄養コース」、そして食品機能や品質管理、食品開発の専門知識とスキルを身につけ、企画力を持った人材として食品メーカーや健康産業で活躍する「食品開発コース」があり、今回のような企業との連携による創作メニュー開発に積極的な学生がたくさんいます。       <メニュー創作の条件> メニューは下記3種類から考え、指定された栄養価計算をすること。 1.低カロリーメニュー   肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧の方々向けに、カロリーは600kcal以下。 2.植物性たんぱく質中心のメニュー      脂質異常症を対象とし、コレステロールを減らすために動物性脂肪やたんぱく質を減らし、   カロリーは700k~1000kcal、植物性たんぱく質を主采に用いる。   不二製油の豆乳クリーム使用も可能。 3.減塩メニュー    主に高血圧を対象とし、男性の摂取目標量9g/日から考えて塩分3g以下とする。   近鉄本社からは、サービスエリアのレストランとして、 1.素材の全部または一部に奈良県産品を使用した、奈良らしいワンプレートメニューであること。 2.季節の食材は変わるとしても、通年販売可能なメニューで、キーワードは「がっつり、ヘルシー」 3.下処理は別として、お客様の待ち時間10分以内の調理が可能なこと。 などが提示されました。   <今後のスケジュール> ・5月15日(木)16:30~ 調理実習室にて、プロの調理師による勉強会 ・6月13日(金)創作レシピ提出締切(林先生あて) ・6月19日(木)16:30~ 調理実習室にて、レシピ検討会。試作調理をプロがアドバイスします。 ・7月  5日(土)13:00~ 調理実習室にて、コンテスト実施 ・9月頃、西名阪香芝SA(上下線)の近鉄レストランにて販売予定 ・学生創作の全メニューを紹介した小冊子が制作されます。   勉強会や開発の様子については随時ホームページ、ブログにて紹介していきます。 また、学生の皆さんからの参加応募は5月15日勉強会まで受付けますので、ふるって参加して下さい。     ●その他、2014年度は下記連携事業がスタートしています。 奈良県中央卸売市場連携「マグロを使ったメニュー開発プロジェクト」がスタートしました。 橿原市・橿原商工会議所との連携「橿原産しょうがを使った給食献立」開発事業がスタート!

2014.04.21

奈良県中央卸売市場連携「マグロを使ったメニュー開発プロジェクト」がスタートしました。

奈良県中央卸売市場連携「マグロを使ったメニュー開発プロジェクト」 第1回目授業で、マグロ解体!!   畿央大学は奈良県中央卸売市場の活性化を目的として2013年5月に連携協定を結び、昨年1年間は主に奈良県産大和野菜や大和ポーク、肉鶏などを使ったレシピ開発を行ってきました。「ゆたかなる森がはぐくむ川と海」が大会テーマとされる第34回「全国豊かな海づくり大会―やまと」が今年11月15日、16日に天皇陛下をお招きして大淀町や橿原市まほろばキッチンで開催されることにちなんで、メイン食材を「おさかな」に決定しました。本来ならアユ、アマゴになるべきですが、天然・養殖ともに漁獲量が少なく県民の食卓にあがることは稀です。そこで県民1人あたりマグロ消費量は奈良が全国でも上位ということからマグロをメイン食材として取り組むことになりました。   2014(平成26)年4月17日、健康栄養学科給食経営管理論実習(指導教員:上地加容子准教授、冨岡華代助手、小西佳奈助手、3回生76名)の第1回目授業に体長1.5m、約40kgのマグロが登場。上地先生による司会進行のもと、冒頭奈良県中央卸売市場名草企画課長(奈良県農林部)から全国豊かな海づくり大会にちなんでテーマがマグロになったこと、同市場水産物卸協同組合吉田新理事長からは今朝のセリにかけられた最大級のキハダマグロを提供、今後のレシピ開発にかける期待の言葉をいただきました。そして、マグロ専門職人さんらによるマグロ解体と部位の説明が始まりました。                               マグロを切り出すごとに、頭部分のカマ、背筋のカミ・ナカ・シモの赤身、腹筋のカミ(大とろ)・ナカ(中とろ)・シモ(中とろ)、など部位の名前と味具合、大まかな100gあたりの小売値段などを説明していただきました。最後はあとの試食がしやすいように、よくスーパーなどで売っている短冊に切り分けてくださいました。学生もスプーンで骨に付いたナカ落ちをせせり取るお手伝いをしました。                                               そしていよいよ試食です。今回のキハダマグロは冷凍ではなく、1ランク上の冷蔵の生のため美味しさも抜群です。奈良県農林部関係者、水産物卸協同組合、マグロ解体専門職人のみなさまのご協力、ご支援によって実り多い給食実習授業になりました。本当にありがとうございます。このマグロレシピ開発の成果は、8月7日マグロレシピ品評会において発表され、11月16日JAならけんまほろばキッチンの関連開催行事会場で紹介される予定です。健康栄養学科給食経営管理論実習の履修生のみなさん、たくさんの美味しいレシピづくりを期待しています!頑張ってください!   【関連記事】 奈良県中央卸売市場連携 「サラダわさび菜・たまご」を使ったレシピ品評会を行いました。 奈良県中央卸売市場連携「冬の市場まつり」の鍋フェスタに参加しました。 奈良県中央卸売市場連携「奈良県産食材を使ったレシピ開発」事業 後期授業第6回目を行いました。 奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第8弾  

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