健康栄養学科の新着情報一覧
2013.08.29
チーム医療ふれあい実習発表会(健康科学部1回生)を開催しました。
健康科学部1回生の『チーム医療ふれあい実習』が、8月19日(月)~23日(金)に実施されました。 最終日(8/23)には施設側の担当者をお招きして、本学にて実践発表会を開催し、関係者全員で実習の学びを共有しました。 各学科それぞれの学びの様子をレポートを掲載します。 【理学療法学科】 私たちは、この実習を通し医療の世界を肌で感じることで、座学で学んだ知識をより深い理解へと繋げることができました。実際の医療現場を見させていただいたことで新たな気づきがありました。一つは、医療従事者が他職種間で相手の職種を尊重し、また自分の専門分野に誇りを持って仕事をされていたこと。二つ目に、医療従事者だれもが「患者中心の医療」を基に行動されていたこと。どちらもチーム医療に欠かせない要素であり、医療の軸であると思いました。今後、私たちがその要素を育てていくためには、相手を思いやる気持ちや専門職としての知識を、より深く追求することが必要となるでしょう。そのためにも、今教わっていることをしっかり押さえなければならない、と再認識しました。 理学療法学科の学生として、やはりリハビリテーション室の見学は大きな刺激がありました。理学療法士の方の患者さんと常に笑顔で接する様子や、リハビリの様子を見させていただき、患者さんとの信頼関係を築く大切さと、適切な理学療法を提供できる知識の必要性を感じ、自分自身のコミュニケーションや知識の未熟さを知りました。さらに、この実習において患者さんと触れ合い感じたことは、理学療法士になりたいという気持ちをより強くさせてくれました。 最後となりましたが、忙しい中私たちに時間を割いていただき、院内での丁寧な説明のみならず、より多くの学びを与えてくださるよう実習内容を組んでくださった病院の皆様に心からお礼申しあげます。 理学療法学科 1回生 塩谷 純朗 【看護医療学科】 まだまだ専門知識が少ない段階での短期間の実習でしたが、この実習を通して新たな視点や今後の課題が見つかり、今まで学習してきたことがより深まりました。 実習では病棟見学だけでなく、院長先生の貴重なお時間をいただいての座談会や、学校ではあまり深く学習することのない看護師以外の医療従事者の方のお話を聞かせていただいたり、合同カンファレンスの様子を見学させていただいたり、また実際に自分たちでカンファレンスをする機会をいただきました。学校の授業だけではあまりイメージできなかった多職種間の連携や各医療職のチーム医療における役割、チーム医療を実践することの難しさ、そして医療従事者としていつも大切にしなければならいことを学ぶことができました。 また医療従事者としての視点からの学習だけでなく、実際の患者さんとのふれあいや、疑似体験などから患者さんの気持ちや、医療従事者として患者さんとコミュニケーションをとることの難しさが身をもってわかりました。私が一番印象に残ったのは、看護師さんが処置をする時やバイタルチェックを行う時、看護師さんが必ず挨拶していたことです。するとそれまでぼんやりとした表情だった患者さんの顔が明るくなり、やる気を出して痛くてつらそうな治療にも暴れたりせず、じっと耐えていました。その時、挨拶などの何気ないことでも重要なコミュニケーションであること、そしてその積み重ねが信頼関係を築くために大切であること、看護の持つ力の大きさに改めて気づかされました。 今回の実習で入学当初の看護師になりたいという気持ちがより具体的なかたちで心によみがえりました。この実習で得た学びや気づきを今後の学習に活かし、自分の中で育てていきたいと思います。 看護医療学科 1回生 森 知玲 【健康栄養学科】 今回「チーム医療ふれあい実習」で私は市立奈良病院に行き、たくさんのことを学ばせていただきました。 この実習の最終的な目標は、実際にチーム医療が実践されている医療の現場を見学することで、チーム医療を担っているさまざまな職種の役割や機能を理解することでした。3日間という短い間でしたが、さまざまな事を体験し、初めて気づいたこと、勉強になったことがたくさんありました。患者さんに元気になってもらいたいという同じ思いを抱く多種多様な医療スタッフが連携し、チームとして医療を行なっているということ、目的と情報を共有し合い、患者さんの状況に適切な医療を提供しているということを、改めて実感することができました。大学で学んだことと現実が直結した瞬間でした。 また、現場で働く管理栄養士の方からもお話を伺い、実際に患者さんに提供している献立も見せていただきました。具体的な業務や役割をより明確にイメージすることができました。 実習を通して、学んだこと・新たに発見したことは多く、自分自身にとっての課題も見つかりました。すべてを今後の勉学に活かしていきたいです。 健康栄養学科 1回生 寺尾 幸 この実習での学びは、学生の将来に大きく役立つものとなったようです。 実習病院の指導者・スタッフの皆様、そして患者様、実習期間中は大変お世話になり、有り難うございました。
2013.08.28
2013ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~を開催しました。
小学校5・6年の受講生・保護者26組が夏休み最後の楽しい思い出づくりイベントに参加! 2013(平成25)年8月25日(日)、独立行政法人日本学術振興会への応募採択事業「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~「世界から注目される『日本料理』のおいしさをサイエンスする―おだしの文化の調理科学体験―」を実施しました。大阪府はじめ、奈良県内からは御所市、橿原市、葛城市、大和高田市、三郷町、そして畿央大学近隣の広陵町、香芝市、上牧町、三郷町などから、元気な26名の小学校5・6年生に調理科学と運動科学を学ぶため参加していただきました。このイベントは2009(平成21)年から5年連続で実施しており、毎年8月子どもたちの夏休みに親子の楽しい思い出づくりとして好評を博しています。 ▲冬木智子学長(前列中央)を囲んで受講生・保護者、実施教員、協力学生全員で記念撮影 午前10時から開校式(ご挨拶・オリエンテーション)、本事業の説明に続いて、第1限目は畿央大学健康栄養学科山本隆教授による「世界の“うま味”と日本料理のおだしの文化について」の講義がありました。日本料理は“かつお”と“こんぶ”の出汁(だし)がうま味のベースになっていて、1907年東京大学理学部池田菊苗教授が、甘味,酸味,塩味,苦味に次ぐ第五の味と言われるおいしさの素“グルタミン酸ナトリウム”を発見しました。世界の国・地域のうま味のもとはこのグルタミン酸やイノシン酸が含まれていて地域の食材を活かした料理がつくられているのです。 2限目は、健康栄養学科上地加容子准教授による実験「味覚の測定方法」。山本先生から教えていただいた五味について薄い溶液からだんだん濃い溶液を口に含んでみてどの時点で味として感じることができるかを実験してみました。年齢や食生活、家庭環境、体調によっても大きく異なるそうで、これをレーダーチャート化して個人の味覚グラフを作りました。味覚には個人差があって当然だそうです。 3限目は、いよいよお楽しみの、健康栄養学科上地加容子准教授、冨岡華代助手、餅田尚子助手による「調理をサイエンスする」実習です。6つの班に分かれた子どもたちが今日のお昼ごはんになる素麺のトッピング具材の切り分けを行い、健康栄養学科の学部生10名がサポートしました。調理実習室の後ろには保護者のみなさんが見守るなか、家庭でもお母さんの手伝いをよくやっている包丁使いが上手な子どもたちも見受けられました。 そして、調理班ごとに分かれて保護者と一緒に学生食堂でランチタイム! 子どもが作ったものを食べるなんて家庭ではめったにありません。お母さん、お父さん方は大喜びでした!! 食後の4限目は、上地先生による「味覚測定」結果のお話です。2限目に行った味覚測定でのレーダーチャート化された結果についてもう少し踏み込んだ解説です。うま味のもとであるグルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸には具体的な食材としてどのようなものがあるのか、料理とだしの関係、西洋料理・中華料理も日本料理と同じように“うま味の相乗効果”によっておいしく食べられることを学びました。 5限目の授業は、理学療法学科松本大輔助教による「胃腸の機能を整える健康体操」です。この授業には理学療法学科の学生8名が子どもたちのサポートをしてくれました。健康でいるためには、胃腸の機能を整えること、それには規則正しい生活、バランスのとれた食事と定期的で適度な運動が必要です。激しい運動をする場合は食後1時間くらいは休憩をとったあとにする、など基本的なことを学びました。また、腹筋運動(複式呼吸、身体のひねり運動)などを毎日続けることが肝心です。 最後は、畿央大学の冬木智子学長先生から全員に「未来博士号」の修了証書授与式と講話があり、そのあと、冬木記念ホール前に集まり小学生・保護者・教職員・学部生スタッフ全員で記念写真を撮りました。 身体にとって栄養と運動は欠かせないものです。畿央大学健康栄養学科と理学療法学科の先生方、協力学生にとってこの「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~」は本学にマッチしたプログラムを地域の小学生のみなさまにご提供できるものであり、5年もの間続けてご好評いただいています。参加してくれた小学生たちから、博士が育ってくれることを期待したいと思います。
2013.08.23
就活レポート~就職活動の現場から~№188
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第188弾! 健康栄養学科8期生(14卒) 澤田優作さん デリア食品株式会社 勤務 【その企業に決めた理由】 ・もともと食品メーカーで働きたいと考えていた。 ・総合職で営業や商品開発など様々な仕事を経験できると思ったから。 ・人事の人や社員の方たちが暖かい人ばかりだった。 ・選考を通じて1番自分を出せたと思った。 【就職活動を振り返って…苦労したこと、学んだこと、など】 食品メーカーを幅広く見ていたので、自己分析とESに苦労しました。特に2.3月はESの提出期限が一気に来たので困りました。また、癖のあるESもありました。食品メーカーを志望する人は早め早めに自己分析を行っていき、いろいろな文章をストックしておくといいと思います。 また、就職活動を通して、いろいろな企業を見ることができ、いろいろな人に出会いました。振り返ってみると、就職活動は大変でしたが、楽しかったです。 【就職活動でPRしたポイント】 大学で行っていた部活動のこと。部長をしていたのでそのことについて主に話していました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 ESや履歴書の添削はよくしてもらいました。また、些細な相談もしました。困ったことなどがあったら、とりあえずキャリアセンターに行くといいと思います。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 就職活動は、本当にいろいろなことを学べます。そして自分と向き合う良い機会だと思います。なので、悔いの残らないようにし、自分のやりたいことを見つけてほしいです。 また、就職活動は、受験やテスト勉強などのようにやればやるだけ結果がついてくるものではないと思います。途中で行き詰ったら息抜きも必要です。僕は、就職活動中、どれだけ追い込まれても、週1回はサークルでバスケットボールをしてリフレッシュしてモチベーションを保っていました。なので、うまく自分と向き合いながら進めていってください。
2013.08.22
就活レポート~就職活動の現場から~№184
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第184弾! 健康栄養学科8期生(14卒) 高津万結香さん 株式会社ユタカファーマシー 勤務 【その企業に決めた理由】 ドラッグストアには病気の人、病気でない人、もっと健康になりたい人、化粧品を買いに来た人など、さまざまな理由で訪れる人がいます。そんな人たちに健康、栄養、薬の面で身近に支援することが出来るドラッグストアでの仕事に対し、魅力を感じていたからです。また、総合職ではなく管理栄養士の枠で採用してもらったことも大きな理由です。店舗運営の仕事がないわけではないですが、「他のドラッグストアよりは管理栄養士として働くことが出来る」という先輩社員のお話を伺い、入社することに決めました。 【就職活動を振り返って 苦労したこと、学んだこと】 最初に参加した合同説明会は、調剤薬局やドラッグストア企業ばかりで薬学部限定という、少し特殊な合同説明会でした。私はドラッグストアに興味があったので、普通の合同説明会よりも多くのドラッグストアに出会えるのでは!と思い、行ってみました。企業のブースに行けば、当たり前ですが、周りは薬学部の方たちしかいないのでとても目立ちます。(笑)お話を伺うまでに、管理栄養士なのですが、と一言をお断りは入れたほうが良いですが、ほとんどの企業は快く受け入れてくださいました。また、ここに来たおかげで初めて知った企業が多かったので、やはり自分から出会いに行くことは大切だと思います。 【就職活動でPRしたポイント】 大学での茶道部の活動、アルバイトでの経験、中学高校と続けた部活動の経験です。ドラッグストアは接客業ですので、アルバイトの経験はとても役に立ちました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 就職活動では欠かせない自己PR文などを西畑さんに添削して頂いたおかげで、実際に履歴書、ESを書くときは全く苦労しませんでした。 少しでも不安に思うことがあれば、相談しにいくことをおすすめします。どんな話でも、キャリアの皆さんはとても親身に聞いてくださるので、たいへん心強い存在でした! 【後輩へのアドバイス、メッセージ 就職活動のこと、学生生活のすごし方】 私は最初からドラッグストアに就職したいと思う気持ちが強い反面、他の業界にまったく興味がわかずに、ドラッグストア業界しか見ていませんでした。今思うと、就職活動ではたくさんの企業に出会うことが出来るきっかけになったかもしれないですから、もっと視野を広げて就職活動をしても良かったのかな、と思います。周りのみんなに比べ、会社説明会に行った数も少なく、どこからも内定をもらえなかったらどうしようと悩むときも、正直ありました。でも、こうして無事就職活動を終えることが出来たのも、業界をしぼっていたからこそ、自分の道を突き進むことの出来た強い意志のおかげだと思っています。 後輩の皆さんには是非、たくさんの業界や企業を見て素敵な出会いをしてほしいと思います。その中で、自分が本当にやりたいことを見つけてください。そして、そのやりたいことをやることが出来る環境を作りましょう。 やりたいことが見つからない、という人がいるかもしれません。でも心の中には、きっと言葉にならない思いというのがあります。それを言葉に、行動にして表現することが就職活動に繋がると思います。 つらいこともたくさんあるかもしれませんが、周りの友達や家族、キャリアの方々など、みんなが支えてくれます。自信を持ってくださいね!応援しています。
2013.08.07
就活レポート~就職活動の現場から~№187
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第187弾! 健康栄養学科8期生(14卒) 谷村真麻さん 株式会社創味食品 勤務 【その企業に決めた理由】 自社製品の味に絶対的な自信を持っている会社で、製品の開発がしたかったから。社員の方や社長の人柄にも惹かれたので決めました。 【就職活動を振り返って…苦労したこと、学んだこと、など】 最初の頃はどうやって動いていけばいいかわからなかったけれど、慣れて選考を通過できるようになると、段々楽しくなりました。就職活動中はいろんな人と言葉を交わし、常に前向きな気持ちで、沢山行動することが大切だと思います。 【就職活動でPRしたポイント】 人のために時間や労力を惜しむことなく働くことができる。人当たりの良さ。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 就職活動の基礎(ESの書き方や自己分析の仕方など)をとても丁寧に教えて下さいました。温かく見守って下さり、とても心強かったです。 【後輩へのアドバイス・メッセージ…就職活動のこと、学生生活の過ごし方など】 就職活動は、動いた分だけ成果が出ます。最後に「やりきったな」って思えるような、充実した時間にして下さい。学生生活の中で、自信を持って頑張ったと言えるようなことが一つでもあれば、それは必ず武器になります。勉強、サークル活動、ボランティア、アルバイトなど、なんでもいいので打ち込めるものを見つけてください!
2013.08.06
就活レポート~就職活動の現場から~№186
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第186弾! 健康栄養学科8期生(14卒) 松村早貴さん 西洋フードコンパスグループ株式会社 勤務 【その企業に決めた理由】 はじめのうちは何をしたいのか分からず広く就活を進めていました。しかし、だんだんと自分のしたいことが定まってきて、管理栄養士として働きたいという思いが芽生え、委託給食会社(産業給食)を中心に就職活動を進めていく中で、この会社は畿央大学で何度も説明会をしてくれていて、その講義の中で『病人は病院にだけいるわけじゃない。会社にもたくさんいるから、そのような人に対して指導することできる』という話を聞き、私もその力になりたい。食を通して、こんな場所で人の健康に携わる仕事がしたいと思うようになりました。また、説明会や選考過程での、人事の方や先輩社員の方々、栄養士さんの人柄に惹かれたのも大きな理由のひとつです。 【就職活動を振り返って】 周りのペースに振り回されず、自分と向き合って、自分なりのペースで進めていくことが大切だと考えました。人とのかかわり、コミュニケーションの大切は本当に実感しました。 自分が思っている以上にたくさんの会社・就職先があることを知り、世界が本当に広がったし、さまざまなことに興味を持つようになりました。早いうちからしっかりと自分と向き合って自己分析し、色んな会社を見ておくことが自分のためになると感じました。また将来自分が何をしたいのか考えておくことがいいと思います。 【就職活動でPRしたこと】 自分の趣味や好きなことについて話をするようにしました。そうすることで自分自身の魅力を伝えることができると実感しました。同時に笑顔でアピールすることができたと思っています。また行動力が自分のうりだったので積極的にアピールしていきました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 たくさんお世話になりました。西畑さんには、履歴書の添削を何回もしていただき、自分ではできない自己PRを完成させることができました。その自己PRのおかげで就活を乗り越えることができました!!キャリアセンターの方と模擬面接をしたりしてイメージすることで本番も乗り越えることができました。畿央大学のキャリアセンターは他大学にはない位の手厚いサポートをしてもらえるので、ぜひぜひ活用してください!!他大学の友達に羨ましいといわれました。(笑) 【後輩へのアドバイス・メッセージ(就職活動のこと、学生生活の過ごし方)】 しっかりと自己分析を早くから行っておくことが必要だと思います。本当に自己分析には苦労しました。(笑)何度も何度も繰り返し自己分析をしました。そうすることで、自分についてなんとなく分かるようになったと思います。2、3月は就活を何回も辞めたくなったけど、その都度、自分なりにリフレッシュして気分転換するとまたがんばることができました。友達との近況報告もよくおこなってました。面接では常に笑顔を忘れずに元気よく話すこと!!本当に第一印象が大切です!!元気で明るく対応すると必ず伝わるとおもいます。就職活動を通して自分なりにレベルアップすることができたと思うので挫折することもあると思いますが自分を信じてがんばれば必ず結果がついてくると思います。諦めずに頑張り続けることが大切だと思います。
2013.08.05
就活レポート~就職活動の現場から~№185
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第185弾! 健康栄養学科8期生(14卒) 四方歩美さん 株式会社Nishiki Foods 勤務 【その企業に決めた理由】 最初は病院の直営側として働きたいと考えていましたが、料理をすることが好きだったので委託給食に行きたいと思うようになりました。会社説明会で話を聞いた時、自分のやりたいことに一番近いと感じたこと、自分の頑張り次第で病院の管理栄養士として働くことができるなど、常に向上心を持ち続けて仕事ができる会社だと思ったのが決め手です。 【就職活動を振り返って】 最初は友達が始めているからという感じで私も就職活動を始めましたが、いろいろな会社の説明会に参加して、会社の思いや貴重な経験など実際に話してみないと分からないことをたくさん聞くことができ、たくさんの会社の考えを知ることができました。 自分の思いをうまく言葉にするのが苦手でしたが、会社に入ってしたいことなど自分なりの言葉で伝えたら企業の方にも思いが伝わるということを学びました。 【就職活動でPRしたポイント】 いつも笑顔ではきはきと話すことです。短時間で自分のことを知ってもらうのはとても難しいと思います。なので、第一印象で明るい人、元気な人だと思ってもらえるように心がけました。 委託給食では、「患者様に食事の時間が楽しみだと思ってもらえるようにおいしい食事を提供したい」ということを伝えました。また、アルバイトでの年上の方とのコミュニケーションなどについてもPRしました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 私は、自分の思いや考えをうまく言葉にすることが苦手だったのですが、いつも親身になって一緒に考えてくださり、落ち込んでいるときは励ましていただき、前向きに明るく就職活動をすることができました。 先輩が受けた企業のレポートなど参考になることがたくさん書いてあり、面接の前には毎回資料室に行ってみていました。 【後輩へのアドバイス】 就職活動は楽なものではないので、考えることや悩むことがたくさんあります。ですが、成長することもありました。私は就職活動をしていて、諦めずに続けて良かったと心から思います。自分がこの先長く付き合っていく会社だからこそ、しんどくても諦めずに納得いくまで頑張ってください。
2013.08.02
奈良県食育推進ロゴマークに健康栄養学科4回生の作品が選ばれました!
奈良県の食育推進ロゴマークに、健康栄養学科4回生の室野有香(むろのゆか)さんの作品が選ばれました! ▼ 奈良県食育推進ロゴマークの缶バッジ 中心に奈良のシンボルである盧舎那大仏像を、また、周囲に大和野菜および奈良の特産品9品を配することにより、奈良県産食材の活用や奈良の食文化・歴史への理解を深めながら、奈良県の食育を進めることを表現しています。 大和野菜 : 黄金まくわ、 半白きゅうり、 宇陀金ごぼう、 大和まな、 大和丸なす、筒井れんこん、 大和ふとねぎ 奈良の特産品 : いちご 、 柿 平成25年7月18日(木)に、冬木智子学長より感謝状を授与していただきました。 そして、「私自身の健康維持と長寿は、栄養教育のおかげです。畿央大学の設立にあたり、栄養教育に貢献する健康栄養学科を作りたいと強く思いました。そのことを忘れずに、地域に貢献できる人になって下さい。」とのお言葉をいただきました。 今後、店先ののぼりや缶バッチなどが作られ、食育の普及啓発が進められます。 街角で見かけられたときは畿央生の活躍を思い出し、食育に関心を持っていただけたら幸いです。 室野有香さんおめでとうございます!
2013.07.29
おかめ納豆のタカノフーズから特別講師!「食品設計開発学演習」
健康栄養学科2年次配当「食品設計開発学演習」で、 おかめ納豆で有名なタカノフーズから講師を招いて授業を実施! 2013(H25)年7月5日(金)および6日(土)、健康栄養学科2回生対象「食品設計開発学演習」(担当;岩城、松村、柴田、金)の中で、毎年恒例の「納豆づくり」を実施しました。 講師は、茨城県にあるタカノフーズ株式会社研究所の坂本晋一様と吉葉正志様。遠方よりわざわざお越しいただきました。お二人は納豆の研究開発をされているそうで、日々おいしい納豆作りに励まれています。 ▼タカノフーズ株式会社研究所 坂本様(右)と吉葉様(左)による実演 <納豆づくり作業> ●煮豆を作る 今回の納豆づくりに用いる大豆はとても小さく直径5mmほどですが、一晩水に浸すと水を吸って2倍くらいの大きさに膨れます。その大豆を圧力鍋で蒸して煮豆にします。蒸すことによって殺菌効果も期待できます。大豆を蒸している間に、坂本様に納豆の講義をしていただきました。 納豆の発酵に必要な3要素は、 ①水 ②空気 ③温度 だそうです。 ▼蒸したてほやほやの大豆! ▼坂本様による納豆の講義、みんな真剣に聞いています。。 ●納豆菌づくり&納豆菌接種 納豆菌は市販の納豆からとります。熱湯消毒した瓶に熱湯を8分目くらいまで入れ、そこに市販の納豆をスプーン1杯くらい入れ、よく撹拌すると納豆菌液の出来上がり!煮豆がまだ熱いうちに納豆菌のシャワーをかけていきます。 ▼納豆菌液作完成 ▼納豆菌液を煮豆に接種! 納豆菌は熱にとっても強い!80~90℃の熱で他の雑菌は死んでしまいますが、納豆菌の芽胞(がほう)は生き残ります。芽胞はとても強い構造を持っており、環境が悪化して通常の細菌が死滅する状況に陥っても生き残ることができます。しかし芽胞の状態では休眠状態です。生き残った芽胞が、再び納豆菌の増殖に適した環境に置かれると、芽胞は発芽して納豆菌になります。 ●トレー容器に盛り込み 納豆菌を接種した煮豆をトレー容器に入れます。重さの目安は50g、真ん中が盛り上がるように入れるのがコツです。納豆の乾燥を防ぐために市販の納豆にはフィルムがかかっていますが、今回はラップフィルムで代用、通気用の穴を5ヶ所ほど爪楊枝で開けました。 ▼納豆菌を接種した煮豆50gを慎重に量っています。 ▼納豆の乾燥を防ぐためフィルム作成中 ●発酵~熟成まで 発酵の熱源は使い捨てカイロと恒温機(40℃)の2つを使用しました。カイロの方は発泡スチロール箱を使用し、豆が乾燥しないように水を入れた容器も一緒に入れます。約18時間おいてじっくり発酵させました。このとき、納豆菌が窒息しないようにフタにタオルをはさみ密封しないことが大切です。恒温機(40℃)も同様に18時間が目安です。発酵終了の目安としては軽く糸が引いているくらい。冷蔵庫へ移して寝かせることで、うま味がたっぷりとでてきます。じっくり1日寝かせると、納豆の完成です!! 2~3日後に試食、とてもおいしい納豆ができました♪ 学生アンケートでは 「レジュメやスライドを用意していただいたので、より詳しく納豆の作り方や栄養価について知ることができた」 「納豆が簡単に作れたことに驚いた」 「納豆作りでは衛生面の管理が重要なこと、温度・酸素・水分が納豆菌生育に大きく関与することを実感できた」 など、貴重な体験を喜ぶ声が多数ありました。 健康栄養学科2回生は納豆大好きな学生が多く、タカノフーズの坂本様、吉葉様にも大変よろこんでいただきました。 タカノフーズの坂本様、吉葉様、特別講義ありがとうございました。 ▼使い捨てカイロで発酵(軽く蓋をします) ▼恒温機(40℃)で発酵中 ▼おかめ納豆 made in Kio University ▼今年は、完熟トマトソース風味たれでトマト納豆パスタを作りました。 ご飯以外の食べ方もどんどん広がりそうです♪
2013.07.29
奈良県中央卸売市場連携 給食経営管理論実習前期最終授業『奈良県産食材を使ったヘルシーレシピ発表会』を開催しました。
大和の食材がこんなに豊富にあるって、ご存知でしたか? 平成25年度4月から始まった給食経営管理論実習Ⅱ(指導教員:上地加容子准教授、金一玲助手、小西佳奈助手、健康栄養学科3回生76名)の授業を通して実施してきた、奈良県中央卸売市場との連携『奈良県産食材を使ったヘルシーレシピ開発』の前期締め括りとしての発表会が、2013(平成25)年7月25日に行われました。 奈良県中央卸売市場は全国に先駆けた県営の卸売市場として1977(昭和52)年に開場してから36年が経過し、大手スーパーや相次ぐ大規模産地直売所開設などにより流通チャネルの時代による変化から拠点としての存在が問われてきており新たな改善策の模索を目的に、今年5月畿央大学と包括連携協定を締結しました。その連携事業の一つとして『奈良県産食材を使ったヘルシーレシピ開発事業』に取り組んできたものです。 7月25日(木)12時より、奈良県中央卸売市場桜井場長、水産物卸協同組合吉田理事長、青果卸協同組合西川理事長(代理で小島事務局長)、関連卸協同組合川西理事長、松本水産㈱坂本会長、㈱ならにっか内海氏らの市場関係者、および畿央大学冬木副学長、金子健康科学部長らに、レシピ創作意図の学生プレゼンと実食による審査をしていただきました。 健康栄養学科3回生は8つの班に分かれ、2品ずつ合計16品のレシピについてプロジェクターを使ってプレゼンテーションを行い、見た目(5点)・味(5点)・ボーナスポイント(3点)の13点満点で評価していただきました。 そして13時過ぎ全員が審査結果発表会場に移動し、エントリーした全16レシピから「奈良県中央卸売市場場長賞」・「水産卸組合長賞」・「関連卸組合長賞」・「青果卸組合長賞」の4賞の発表が行われました。いずれも甲乙付け難い逸品ぞろいで審査は難航、その結果以下の作品が受賞しました。 【奈良県中央卸売市場場長賞】 3N2 4班 大和のおかず(肉味噌) 【水産卸組合長賞】 3N1 3班 つみれスープwith大和れんこん 【関連卸組合長賞】 3N1 4班 カレーなすバーガー 【青果卸組合長賞】 3N2 1班 れんこんのかりんとう 【その他エントリーレシピ】 ●大和茶せんべい (3N1 1班) ●マナパスタ (3N1 1班) ●ごぼうのかりんとう (3N2 1班) ●大和丸ナスのドリア (3N1 2班) ●宇陀金ごぼうのブラウニー(3N2 2班) ●ごぼうのスイーツ春巻き (3N1 3班) ●キャベツと花ミョウガの甘酢漬け(3N2 3班) ●大和丸ナスの浅漬け (3N2 3班) ●みそ*なすライスバーガー (3N1 4班) ●大和なすのマリネ (3N1 4班) ●れんこんジェラート (3N1 4班) ●大和のおかず(ひもとうがらし等野菜入り)(3N2 4班) 表彰式後は、北田健康栄養学科長、冬木副学長からは「学生のみなさんには貴重な経験になったはずです。地域社会との連携を深めるため、自分を磨いていくためにも今後とも積極的に取り組んでください。」との締め括りの言葉をいただきました。 【発表会までのブログ】 第8回メニュー:奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第8弾 第7回メニュー:奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第7弾 第6回メニュー:奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第6弾 第5回メニュー:奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第5弾 第4回メニュー:大和野菜の丸ナスをふんだんに使った“special YAMATO lunch”に舌鼓! 第3回メニュー:奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第3弾 第2回目メニュー:奈良県中央卸売市場連携 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第2弾 第1回目メニュー:奈良県中央卸売市場連携 給食管理論実習で奈良県産食材を使ったレシピを作っています!