人間環境デザイン学科の新着情報一覧
2024.03.29
\新たな一歩を踏み出す皆さんへ/卒業おめでとうムービーを公開しました。
4月から新たなスタートを切る卒業生・修了生の皆さんに贈る「卒業生おめでとうムービー」を大学公式YouTubeに公開しました。2024年3月14日(木)に行われた卒業式の様子と、晴れの日を迎えた畿央生の声をあわせたスペシャルムービーです。 特に入学直後からコロナ禍に突入し、オンラインでキャンパスライフがはじまった健康科学部・教育学部の皆さん。簡単に言葉にできないほど大変な時期もあったと思いますが、畿央大学で過ごした4年間を糧に、やさしさを「チカラ」に変えて新天地で活躍されることを祈っています。 この度は本当におめでとうございます!いつでも母校に帰ってきてください! 2024年3月卒業生 関連記事 理学療法士、2年連続100%を達成 看護師・保健師・助産師、4年連続100% 管理栄養士の現役合格率91.4% 人間環境デザイン学科「2023年度卒業研究・作品展」 小学校教諭74.0%、養護教諭50.0%、公立幼稚園・保育士100% 令和5年度卒業証書・学位記・修了証書授与式を行いました。
2024.03.28
人間環境デザイン学科「2023年度卒業研究・作品展」を開催しました。
2024年2月29日(木)、3月1日(金)の2日間にわたり、2023年度の人間環境デザイン学科 「卒業研究・作品展」を開催しました。 今年は、本学の20周年記念と合わせた『大卒業展』と銘打ち、初めて大阪で開催しました。会場は国指定重要文化財でもある大阪市中央公会堂です。当日は卒業生による15点の論文、48点の作品が展示されました。また、在学生による演習授業での優秀作品や、過去の学長賞の紹介ブースを設けました。 学外展示に先立ち、1月末と2月初旬には学内で卒業研究講評会を行います。 まずは1月27日、28日の2日間にわたって全体講評会を行いました。ここでは教員が学生の発表を聞いて巡回していきます。昨年度は感染症対策のため、全員での講評会ができませんでしたが、今年度は学生・教員全員そろっての講評会を実施することができました。お互いの成果を見せ合うことは、学生にとってより深い学びにつながったと思います。 全体講評会で教員の選考により上位に選ばれた学生は、2月9日の選抜講評会にて再度プレゼンテーションを行います。学長賞(最優秀賞)1名と優秀賞2名が選出されました。 今年度の優秀作品と大卒業展の様子を紹介します。 学長賞 一生の藍 ~特別な一日が一生を着飾るドレス~ 永井 里歩 優秀賞 昭和戦後期における法隆寺門前町の形成過程に関する研究 山﨑 優美 優秀賞 新中之島図書館 吉井 亮徳 また卒業研究・作品の一覧は毎年冊子にしておりますので、以下PDFをご確認ください! 卒業研究・作品集 展示パネルは、平岡初音さんが、設計から設営までを卒業研究のテーマとして取り組みました。パネル制作は、平岡さん主導のもと、下級生が春休み返上で制作してくれました。 保護者のみなさま、大学関係者のみなさま、卒業生にたくさんご来場いただきました。ありがとうございました。 卒業生、在校生、教員間で、思い出話や近状報告をしている姿も多くみられ、開学20周年にふさわしい展示会となりました。18期生のみなさん、記念すべき年度の卒業生として、新たな活躍を期待しています。 【関連記事】 人間環境デザイン学科「2022年度卒業研究・作品展」を開催しました。 人間環境デザイン学科「2021年度卒業研究・作品展」を開催しました。 令和2年度 卒業研究講評会および学内展示会を開催しました。~人間環境デザイン学科 卒業制作が養父市の公民館に展示!〜人間環境デザイン学科〜 令和元年度 卒業研究講評会を行いました~人間環境デザイン学科 2019年度人間環境デザイン学科 卒業研究・作品展(学外) 人間環境デザイン学科「2018年度卒業研究・作品展」を開催しました。
2024.03.26
令和5年度卒業証書・学位記・修了証書授与式を行いました。
2024年3月14日(木)、晴天に恵まれ春の陽気を感じる温かさのなか「令和5年度卒業証書・学位記・修了証書授与式」が冬木記念ホールで挙行されました。 健康科学部323名(理学療法学科68名・看護医療学科94名・健康栄養学科96名、人間環境デザイン学科65名)、教育学部現代教育学科192名、大学院30名(健康科学研究科修士課程26名、健康科学研究科博士後期課程3名、教育学研究科修士課程1名)、助産学専攻科9名、臨床細胞学別科10名の合計564名が門出の日を迎えました。 冬木記念ホールにて卒業生・修了生全員が一堂に会し、保護者の皆さまには別会場より中継を通じて授与式の様子を見守っていただきました。キャンパスには華やかな袴姿や笑顔があふれ、共に学び切磋琢磨した学友たちと手を取り合い写真撮影する様子が見られました。 午前10時に開式し、国歌斉唱、学歌斉唱の後、壇上で学科・大学院・専攻科・別科ごとの代表者に卒業証書・学位記・修了証書が授与されました。引き続いての学長表彰では、特に優秀な成績を修めた各学科学生1名が表彰を受けました。 冬木正彦学長による式辞では、入学直後からコロナ禍でのキャンパスライフを余儀なくされたことを労いながら、建学の精神「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」を実践して社会で活躍すること、困った時にはいつでも母校に帰ってきてほしいと力強い激励のメッセージが贈られました。続いて、広陵町長代理 広陵町教育委員会教育長 植村 佳央様、畿央大学後援会 副会長 篠本 由美子様、畿桜会 副会長 川口 忠輝様より祝辞をいただきました。 その後、在校生を代表して現代教育学科3回生の岡 未知さんが送辞を、卒業生を代表して現代教育学科4回生の岸 維織さんが答辞を述べ、厳かな雰囲気でおこなわれた式典は、幕を閉じました。 式典終了後は各学科ごとにわかれ、卒業生・修了生一人ひとりに卒業証書・修了証書が手渡され、各学部長・学科長より祝辞として今後の社会での活躍に向けてエールが送られました。 卒業生・修了生の皆さん、本当におめでとうございます。これからそれぞれの場所へ羽ばたかれ、更に成長した姿を見せに母校に戻ってきてくださることを心待ちにしています。 皆さんの新天地でのご活躍を教職員一同、心から祈っています。 【関連記事】 令和4年度卒業証書・学位記・修了証書授与式を行いました。
2024.03.24
人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.3~現地調査や意見交換を進めました!
畿央大学×成功大学×高雄大学 International Workshop in Asuka 2024 人間環境デザイン学科では2年次前期配当「フィールドワーク演習」の一環として、2024年3月18日(月)から23日(土)まで、『明日香村国際ワークショップ2024』を開催しています。 旧集落における地域課題の発見と解決方法の模索・提案によって、明日香村の地域活性化へつなげることを目的として、畿央大学(人間環境デザイン学科)の2~4回生の学生29名と教員6名、台湾の国立高雄大学の学生17名と教員6名、国立成功大学の学生22名と教員2名の計83名が明日香村に集います。 2019年8月にも、畿央大学と台湾高雄大学の学生が明日香村に集い「明日香村国際サマーワークショップ2019」を開催しました。また、昨年2023年8月には、畿央大学の学生25名が台湾台南市を訪れ、「2023 Taiwan Summer Workshop」として、成功大学の学生と屋台を制作し、学年や国を越えた交流を行いました。 今回は、明日香村の岡地区と八釣地区を主な対象地域として以下の3つを実践します。 地域に根ざした伝統的な木造家屋の構造や空間構成を学ぶ。 伝統的な木造家屋の空間構成やしつらえを現代的な暮らしに活かす工夫を考える。 伝統的な木造家屋(空き家)をまちづくりに活かす方法・方策を模索する。 3日目 3月20日(水) 雨のため、自転車ではなくバス移動の1日でした。朝8時半に飛鳥駅に集合し、成功大学の学生さんと共にバスで明日香村役場まで行きました。午前中は、昨日に引き続いて、現地調査を行い現地で実際に見ながらディスカッションする班や、明日香村役場でボードを使いながらコミュニケーションを取る班などそれぞれの班で分かれて活動していきました。 台湾の学生さんと、拙い英語ではありますが、昨日よりもコミュニケーションが取りやすくなり段々と仲も深まってきました。現地で作業していた班は12時に明日香村役場へ戻り、お昼ご飯のお弁当をいただきました。 午後は各班それぞれのプランについて話し合いました。三井田先生から、表の間の活用法や土間と建物の外との関係性についてアドバイスをいただきました。 学生たちは前のめりで話を聞き、たくさん質問をして対象地域と建物への理解を深めることができました。 話し合いの中でGoogle翻訳と片言の英語を駆使して台湾の学生さん達とコミュニケーションをとり、互いの意見を深め合いました。話し合いの合間には、お菓子を食べながらお互いの言語を教えあったりもしました。日本と台湾の言葉に共通の単語があったり、発音やイントネーションの教え合いでとても盛り上がりました。 午後4時ごろにはあられが降りました。普段あられや雪を見ることのない台湾の学生さん達は、外に出てお祭り騒ぎでした。 明日からは提案がより具体的になるように引き続き頑張りたいと思います! 主催:畿央大学 共催:台湾国立高雄大学、台湾国立成功大学 後援:明日香村役場 人間環境デザイン学科 2回生 上田 葵 1回生 森本 元 助手 中井 千織、小松 智菜美 【関連記事】 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.2~課題への取組がスタート! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.1~台湾から大学生・教員が到着! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.8~台南市の建築を見学! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.7~屋台がついに完成! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.6~台湾での屋台制作が本格スタート! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.5~台湾でのワークショップがスタート! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.4~ついに台湾へ! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.3~台湾の学生とオンラインで交流、企画案をプレゼン! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.2~台湾でつくる屋台のデザインが進行中! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.1~台湾でのワークショップに向けて! 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.7~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.6~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.5~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.4~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.3~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.2~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.1~人間環境デザイン学科
2024.03.22
人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.2~課題への取組がスタート!
畿央大学×成功大学×高雄大学 International Workshop in Asuka 2024 人間環境デザイン学科では2年次前期配当「フィールドワーク演習」の一環として、2024年3月18日(月)から23日(土)まで、『明日香村国際ワークショップ2024』を開催しています。 旧集落における地域課題の発見と解決方法の模索・提案によって、明日香村の地域活性化へつなげることを目的として、畿央大学(人間環境デザイン学科)の2~4回生の学生29名と教員6名、台湾の国立高雄大学の学生17名と教員6名、国立成功大学の学生22名と教員2名の計83名が明日香村に集います。 2019年8月にも、畿央大学と台湾高雄大学の学生が明日香村に集い「明日香村国際サマーワークショップ2019」を開催しました。また、昨年2023年8月には、畿央大学の学生25名が台湾台南市を訪れ、「2023 Taiwan Summer Workshop」として、成功大学の学生と屋台を制作し、学年や国を越えた交流を行いました。 今回は、明日香村の岡地区と八釣地区を主な対象地域として以下の3つを実践します。 地域に根ざした伝統的な木造家屋の構造や空間構成を学ぶ。 伝統的な木造家屋の空間構成やしつらえを現代的な暮らしに活かす工夫を考える。 伝統的な木造家屋(空き家)をまちづくりに活かす方法・方策を模索する。 2日目 3月19日(火) 畿央大学の学生29名が合流し、いよいよワークショップのスタートです。まずは、明日香村役場の方から、明日香村の歴史や現状についての話をしていただきました。村長にも来ていただき、村長自ら、対象地が抱える課題についてお話していただきました。 ランチタイムでは、たくさんお話をし、交流を深めることができました。 午後からは、レンタサイクルを利用し、八釣地区、岡地区、飛鳥寺へ向かい、課題地を見学しました。 その後、明日香村役場に戻り、意見交換会をしました。事前に出されてある課題を一人一人発表しながらいい案を出し合いました。しっかりと提案内容を発表することができました。引き続き、明日も課題に向けてみんなで頑張っていきたいと思います! 主催:畿央大学 共催:台湾国立高雄大学、台湾国立成功大学 後援:明日香村役場 人間環境デザイン学科1回生 熊井 想、杉本 葉月 助手 中井 千織、小松 智菜美 【関連記事】 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.1~台湾から大学生・教員が到着! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.8~台南市の建築を見学! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.7~屋台がついに完成! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.6~台湾での屋台制作が本格スタート! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.5~台湾でのワークショップがスタート! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.4~ついに台湾へ! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.3~台湾の学生とオンラインで交流、企画案をプレゼン! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.2~台湾でつくる屋台のデザインが進行中! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.1~台湾でのワークショップに向けて! 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.7~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.6~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.5~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.4~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.3~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.2~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.1~人間環境デザイン学科
2024.03.20
人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.1~台湾から大学生・教員が到着!
畿央大学×成功大学×高雄大学 International Workshop in Asuka 2024 人間環境デザイン学科では2年次前期配当「フィールドワーク演習」の一環として、2024年3月18日(月)から23日(土)まで、『明日香村国際ワークショップ2024』を開催しています。 旧集落における地域課題の発見と解決方法の模索・提案によって、明日香村の地域活性化へつなげることを目的として、畿央大学(人間環境デザイン学科)の2~4回生の学生29名と教員6名、台湾の国立高雄大学の学生17名と教員6名、国立成功大学の学生22名と教員2名の計83名が明日香村に集います。 2019年8月にも、畿央大学と台湾高雄大学の学生が明日香村に集い「明日香村国際サマーワークショップ2019」を開催しました。また、昨年2023年8月には、畿央大学の学生25名が台湾台南市を訪れ、「2023 Taiwan Summer Workshop」として、成功大学の学生と屋台を制作し、学年や国を越えた交流を行いました。 今回は、明日香村の岡地区と八釣地区を主な対象地域として以下の3つを実践します。 地域に根ざした伝統的な木造家屋の構造や空間構成を学ぶ。 伝統的な木造家屋の空間構成やしつらえを現代的な暮らしに活かす工夫を考える。 伝統的な木造家屋(空き家)をまちづくりに活かす方法・方策を模索する。 1日目:3月18日(月) 高雄大学と成功大学の学生は、奈良へ到着後、伝統的な町並みが残る橿原市今井町を見学しました。 その後、明日香村へ移動し、翌日からのワークショップに向けて石舞台古墳近くの創作料理屋さん「ポカフレール」にて歓迎会を行いました。明日香村の森川村長と畿央大学の冬木学長にもご挨拶いただきました。明日香産の旬の野菜や五穀米のお食事をいただきながら、交流を深めました。 明日からは、畿央大学の学生が合流、レンタサイクルを利用し、対象地を見学します。引き続き、ブログで発信いたしますので、お楽しみに! 主催:畿央大学 共催:台湾国立高雄大学、台湾国立成功大学 後援:明日香村役場 人間環境デザイン学科 助手 中井 千織 【関連記事】 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.8~台南市の建築を見学! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.7~屋台がついに完成! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.6~台湾での屋台制作が本格スタート! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.5~台湾でのワークショップがスタート! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.4~ついに台湾へ! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.3~台湾の学生とオンラインで交流、企画案をプレゼン! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.2~台湾でつくる屋台のデザインが進行中! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.1~台湾でのワークショップに向けて! 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.7~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.6~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.5~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.4~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.3~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.2~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.1~人間環境デザイン学科
2024.03.11
令和5年度 名誉教授称号授与式を行いました。
令和3年3月5日(火)11時より、本学冬木記念ホールにおいて名誉教授称号授与式が執り行われました。 名誉教授の称号は、教育上または学術上の功績があり、かつ本学に対して功労があった方に授与されるもので、今年度は、健康科学部 健康栄養学科 山本 隆教授と健康科学部 人間環境デザイン学科 藤井 豊史教授に授与されました。 続いて冬木学長から、山本先生、藤井先生に対して、本学に対する多大な貢献への感謝とお祝いの言葉が贈られた後、称号授与者を代表して山本先生よりご挨拶をいただきました。 名誉教授の先生方をお手本としながら、建学の精神である「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」の実現に向けて、教職員一同、教育・研究・社会貢献に邁進してまいります。 【関連記事】 令和2年度 名誉教授称号授与式を行いました。 令和元年度 名誉教授称号授与式を行いました。 平成30年度 名誉教授称号授与式を行いました。 平成29年度 畿央大学栄誉教授・名誉教授称号授与式を行いました。
2024.03.07
旧豆山荘(旧河合町役場)の保存再生デザイン報告会〜人間環境デザイン学科前川ゼミ
2・3回生合同で地域の課題解決に取り組む人間環境デザイン学科のプロジェクトゼミ。前川ゼミでは、歴史的建造物の調査研究から、さらにその保存再生デザインの検討も進めています。その一つとして、2022年度から河合町に位置する旧豆山荘を対象に作業を進めています。旧豆山荘の活用再生デザインを、河合町役場へプレゼンテーションしに行きました。 旧豆山荘は実業家、政治家である森本千吉が大正12年に建設した住宅であり、昭和23年には河合村所有となり、その後村役場として利用されていました。新役場建設後は積極的な利用がされず、現在も倉庫のような使われかたをしている状況です。 提案は2チームに分かれ、地域の方が利用できるコミュニティースペースの案とホテルにコンバージョンする案の2案の検討を進めました。 A案:地域とともに成長し、持続する豆山荘 A案のコンセプトはDIYを通して地域住民で徐々にリノベーションを加えていきます。離れ、中廊下、母屋と空間が広いため、平日と休日で使う空間を変えることで管理しやすいように工夫。離れは河合町の観光案内所をつくり、豆山荘や河合町の歴史に触れられる空間にしました。中廊下は大きくリノベーションし、キッチン設備を加えてカフェを通して集まれる空間にしました。母屋は元の姿を活かしつつ、自由に工作できるDIYラボと地域の方で集まれるスペースとワークスペースをつくりました。 B案 :大正、昭和の歴史的価値を活かす宿泊施設 B案のコンセプトは、西洋の文化と日本の伝統的な文化が上手く融合した空間です。ターゲットはレトロや歴史的な雰囲気が好きな方、地域住民や観光客、役所で働かれている方です。宿泊施設は母屋2階と離れで、2組が泊まれるようにしました。母屋は日本の伝統的な雰囲気が味わえる空間になっています。そして、離れでは西洋の雰囲気が味わえる空間です。離れ1階がリビングで2階が寝室になっています。母屋1階では宿泊者が食事を楽しんだり宴会などのイベントにも使えます。中廊下には浴室があり、宿泊者が時間区切りの貸し切りで利用できるようにしました。 報告会には河合町町長をはじめ、役場のみなさま、森本千吉が創業した森本組のみなさまにご参加いただき、みなさまから貴重なご意見をいただきました。今後も保存再生に向けて検討を進めていきます。 人間環境デザイン学科 3回生 木村 知希、藤原 百花、中辻 優貴、濵野 悠大 2回生 奥田 望月、村上 仁美、森口 爽、佐藤 竣星 峯玉 佳音、森本 早紀、吉田 美来 【関連記事】 2023年明日香村竹テントワークショップvol.5 【完成編】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 河合町佐味田の居場所「佐味田みんなの縁側」の活用状況調査~人間環境デザイン学科 陳ゼミ エコール・マミで「残糸を使ったブローチづくり」のワークショップを開催!~人間環境デザイン学科村田ゼミ JIPAK 第5回デザインコンペティション2023にて「佳作」を受賞しました!~人間環境デザイン学科前川ゼミ 令和5年度「広陵町若者議会」に参加しました!~人間環境デザイン学科清水ゼミ
2024.03.01
畿央大学付属こども園の園児に手作り椅子をお届け!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」
1回生対象の科目「立体表現Ⅱ」では、丹波篠山で家具作家をされている稲葉 崇史先生を講師として、2023年4月に開園された「 畿央大学付属広陵こども園 」の子どもたちのために、2021年からスツールを製作しています。 2021年度と2022年度は背もたれのないシンプルな形のスツールを製作しましたが、2023年度は、こども園からの要望を取り入れ、背もたれ付きの椅子づくりに挑戦しました。 まずは、教育学部長の前平先生にお越しいただき、スツール作りへの思いをお話しいただきました。子ども達の成長をサポートすることができる以下の条件をふまえたスツールを学生は一人一脚、全15回の授業で製作します。 木の材質をそのまま活かしたシンプルなもの(子どもの好むデザイン性) 一人ひとりの子どもの身体(足の長さ)にあったもの 椅子の高さは両足が床に着く長さ(膝と股関節が横から見て90度)のもの 少々乱暴に扱っても壊れないくらいの強度と安全性を保っているもの のこぎりやカンナ、鑿(のみ)などの工具に初めて触れる学生48名が世界に1つだけの椅子を製作します。 稲葉先生が作成した基本デザインをもとに、子ども達が喜んでくれる、安全に使用できるデザインを考え、設計図を描き、様々な工具の使い方を学びながら、「脚」「貫」「座面」「笠木」などの加工を行います。学生たちも、授業の後半になると、恐るおそる触れていた工具にも慣れ、まるで職人のような眼差しで、子どもたちへの思いを込めて作業を進めていました。 ▼加工を進める学生 そして今年1月末に、完成した椅子を楽しみに待ってくれていた子どもたちにお届けしました。たくさんの椅子が並び、「ありがとうございました」と声を揃えて伝えてくれた子どもたちの嬉しそうな表情をみて、学生たちも「大切に使ってね」と満足げな表情を浮かべていました。 ▼完成した椅子48脚を披露 ▼お気に入りの椅子をみつけて集まる子どもたち 『だれかのためにモノづくりをする』ことを経験し、ものづくりに対する楽しさや難しさを改めて学ぶことができました。 人間環境デザイン学科 助手 中井 千織 【関連記事】 今年も畿央大学付属広陵こども園の子どもが使うスツールを製作!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」|KIO Smile Blog 畿央大学付属広陵こども園の園児のためにスツールを製作!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」|KIO Smile Blog 畿央大学付属広陵こども園の室内遊具を学生が製作!~人間環境デザイン学科|KIO Smile Blog 地域住民と4大学が参加!「インターカレッジフォーラム2024 in 奈良きたまち」を開催します!~人間環境デザイン学科|KIO Smile Blog 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.1~台湾から大学生・教員が到着!|KIO Smile Blog 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.2~課題への取組がスタート!|KIO Smile Blog 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.3~現地調査や意見交換を進めました!|KIO Smile Blog 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.4~活性化案を発表しました!|KIO Smile Blog 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.5~最終日を迎えました!|KIO Smile Blog
2024.02.06
2023年明日香村竹テントワークショップvol.5 【完成編】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ
人間環境デザイン学科2・3回生対象「プロジェクトゼミ」では、学年をこえたグループを組み、フィールドワークや学生相互の話し合いを通して、具体的な課題を見つけ出し解決策を考える力を身につける事を授業の到達目標としています。 人間環境デザイン学科の陳ゼミでは2023年9月19日~21日までの3日間の明日香村竹テントワークショップにて、竹テントを制作しました。明日香村商工会、商工会青年部が中心となり、使われなくなった古民家を修復し新たな活動拠点の創造を目的とする「明日香スタンド(旧岡本邸プロジェクト)」の一環として行われたものです。 ▶前回の記事はこちら(準備編、1日目、2日目、3日目) 前回の竹テント制作の続きとして、2023年11月17日に、陳ゼミで明日香村の竹テントの設置および竹椅子の制作を行いました。なお、大学で事前に制作した竹風鈴や竹照明を設置しました。陳ゼミの学生14名と教員1名で、竹テント設置グループと竹ベンチ制作グループに分かれて、作業を進めました。 竹テント設置グループ 前回の作業で完成した竹テントのフレームにテント布をかけ、また、大学で制作した竹風鈴、竹ランプの設置を行いました。雨上がりで地盤が固まっておらず、テントを安定させるためのベグ打ちは苦労しましたが、完成したテントを見ると達成感を感じられました。 下記の写真は、竹テントのフレームにテント布をかけた作業の様子です。 また、竹風鈴、竹ランプをつけたことによって華やかさが生まれ、明るい雰囲気になりました。 竹ベンチ制作グループ 次に竹ベンチの制作グループです。大学で事前に1脚目を試作として作り、現地で残りの3脚の制作をしました。まず、3脚分のフレームを作り、その後、根太と座面という順番で作業を進めました。当日は雨天で、主に家屋の屋根の下で作業を行いました。 足場の悪い中ですが、なんとか4脚分の椅子が完成し、設置を行って試しに座ってみました。すると、1脚の椅子脚が斜めに倒れこんでしまいました。 この出来事があり、竹ベンチの横材を追加で入れてみるなどの補強を試みましたが、現地で道具と時間の制限で、竹ベンチが完成させることができず、一旦持ち越しになりました。 1脚の竹ベンチを大学に持ち帰って、補強作業を行い、竹ベンチの強度を確かめました。 2023年11月29日に、陳ゼミの学生3名と教員2名はもう一度明日香村の現地へ、4脚の竹ベンチを補強して、無事完成することができました。竹テントの布と竹フレームとの結び方も現地で調整しました。 営業日前日の最終確認 2023年12月8日に、明日香スタンド初回営業日の前日、陳ゼミの学生9名+教員1名で保護の塗装作業を行い、竹テントと竹ベンチの最終確認をしました。 明日からお客さんに利用してもらえると思うと、感慨深い思いと同時に、貴重な体験ができたことを嬉しく思いました。 営業日当日の様子 明日香スタンドの営業日に、竹テントと竹ベンチが使われている様子の写真を頂きました。(写真提供:明日香村商工会、2023年12月) ▼竹テントType A「座りぃなbamboo」 ▼竹テントType X「いらっしゃいbamboo」 まとめ【感想】 久々の明日香村での作業でしたが、民家の改修も進んでおり、明日香スタンド(旧岡本邸プロジェクト)の完成が少しずつ見えてきたように思います。今回のようにハプニングもありますが、一旦冷静になって、案を練り直し、再考することで乗り越えられることを学んだので、この経験は学びにつながったと思います。 夏休み前からみんなで意見を出し合いながら竹テントの計画を行い、自分たちの手で作りそれが目に見える形となったことにとてもやりがいや達成感を感じます。またこうして一から自分たちで考え出したものが実際に使われることや、村の人々や訪れた人々が楽しく明るい時間を過ごせる空間になっている様子を見てとても喜びを感じました。 人間環境デザイン学科 陳ゼミ 3回生 富久 菜乃華、中谷 天音、廣瀬 舞果 【関連記事】 2023年明日香村竹テントワークショップvol.4【最終日】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2023年明日香村竹テントワークショップvol.3【2日目】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2023年明日香村竹テントワークショップvol.2【1日目】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2023年明日香村竹テントワークショップvol.1【準備編】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.9~最終日、無事に帰国しました! 河合町佐味田の居場所計画 「佐味田みんなの縁側」制作・発表~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 河合町佐味田の居場所計画で「佐味田みんなの縁側」“縁台”を提案!~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 畿央大学付属広陵こども園で使う子ども用スツールが完成しました!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」