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人間環境デザイン学科の新着情報一覧

2022年の人間環境デザイン学科の新着情報一覧

2022.11.03

【人間環境デザイン学科×河合町】少子高齢化時代における郊外駅前のリ・デザインを提案!~ランドスケープ演習

人間環境デザイン学科3回生対象で、非常勤講師の松下岳生先生が担当している「ランドスケープ演習」は、「ランドスケープデザインとは何か」という基本的な知識を身につけ、関連領域を含めたこれからの屋外空間のあり方を学ぶことを目的としています。2022年度後期は、9月28日(水)に畿央大学と包括連携協定を締結した河合町の地域課題解決につながる提案を学生が授業内で実施することとなりました。 5週目の授業にあたる10月31日(月)には、河合町が現在どのような課題を抱えているのかを実際に現地を訪れ、役場の方々に解説いただくことで理解を深める機会を設けました。河合町役場 森嶋企画部長と岡田政策調整課長に同行いただき、河合町の人口の推移やニュータウンを含んだ町の変遷、主な駅周辺の紹介をしていただくことで、学生は河合町への理解を深めることができました。     ▼河合町総合福祉会館豆山の郷   ▼廃校となった河合第三小学校     河合町の様々な場所を訪れた後、今回のランドスケープ演習の課題エリアとなっている河合町役場と池部駅周辺の実地調査を行ないました。池部駅周辺の現状を確認するだけでなく、河合町役場敷地内にある旧豆山荘も実際に訪れ、学生はどのような郊外駅前エリアのリ・デザインが可能か思いを巡らせました。     ▼河合町役場と日本庭園   ▼河合町役場横にある池部駅   ▼河合町役場と豆山荘   今回の調査はSTEP1「敷地調査・分析」にあたり、グループで情報をまとめた後、STEP2「コンセプトやゾーニング」、STEP3「実際のリ・デザイン案の作成」と学びを深め、最終講義にあたる1月23日(月)には、河合町役場の方々にも授業に参加いただいて、講評会を実施します。   今回のランドスケープ演習の取組は、学生の実践的な学びのための授業であるだけでなく、畿央大学の地域連携事業でもあり、大学の知を地域社会に還元していくための取組でもあります。   人間環境デザイン学科では、今回のような地域とつながった実践的な学びを授業の中で多く取り込んでおり、コロナ禍では実施が困難であった学外での調査も今後行う中で、学生に社会で実際に役だつ学びを深めてもらいます。     ▼豆山荘からの風景     【関連記事】 河合町と包括連携協定の調印式を行いました。 | 畿央大学 (kio.ac.jp) 今年も畿央大学付属広陵こども園の子どもが使うスツールを製作!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」 畿央大学付属広陵こども園の園児のためのスツール(椅子)完成!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」 「奈良きたまちインターカレッジコンペティション2022」を開催!~人間環境デザイン学科「フィールドワーク演習」 神戸ファッション美術館で「宝塚歌劇」の衣装を体感!~人間環境デザイン学科「服飾史」 「アパレル構成実習Ⅲ」授業レポート~人間環境デザイン学科    

2022.10.21

今年も畿央大学付属広陵こども園の子どもが使うスツールを製作!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」

人間環境デザイン学科の1回生対象「立体表現Ⅱ」の授業では、2009年から本格的な家具づくりに取り組んでいます。昨年度からは2023年4月に開園される「畿央大学付属広陵こども園」に入園する子どもたちのために、小さなスツールを製作。子どもたちの身体のサイズにあったスツールをつくるため、脚の長さにバリエーションを持たせ、250㎜~290㎜と10㎜ずつSH(シートハイ)の寸法を変えて製作します。 初回の授業には、教育学部長の前平先生にお越しいただき、スツール作りへの思いをお話しいただきました。子ども達の成長をサポートすることができる以下の条件をふまえたスツールを学生は一人一脚、全15回の授業で製作していきます。   木の材質をそのまま活かしたシンプルなもの(子どもの好むデザイン性) バランス感覚を身につけるために背もたれのないもの 一人ひとりの子どもの身体(足の長さ)にあったもの 椅子の高さは両足が床に着く長さ(膝と股関節が横から見て90度)のもの 少々乱暴に扱っても壊れないくらいの強度と安全性を保っているもの       授業は、丹波篠山で家具作家をされている稲葉崇史先生をお招きして進めていきます。まずは、道具の使い方を学びます。授業で使用する工具の紹介をしていただきました。ほとんどの学生はのこぎりやカンナ、のみなどを使用するのは初めてなので、手本を見せてくださいました。             早速、基本デザインを参考にして、子ども達が喜んでくれるデザインを考えていきます。脚や座面の形を工夫して、設計図を書きました。座面の形をお花や動物の形にしたり、持ち運びしやすいように座面に持ち手の穴を開けたりと、いろいろなデザイン案が集まりました。             次回の授業からは、練習用木材をのこぎりで切る練習や、金具を使用せずに接合するほぞ継という方法のための「ほぞ」「ほぞ穴」を加工する練習を始めます。 スツールの完成レポートもご期待ください!   人間環境デザイン学科 助手 中井千織   【関連記事】 畿央大学付属広陵こども園の園児のためのスツール(椅子)完成!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」 「奈良きたまちインターカレッジコンペティション2022」を開催!~人間環境デザイン学科「フィールドワーク演習」 神戸ファッション美術館で「宝塚歌劇」の衣装を体感!~人間環境デザイン学科「服飾史」 「アパレル構成実習Ⅲ」授業レポート~人間環境デザイン学科    

2022.10.07

日本初の乳がん術後女性のための使い捨て入浴着が「グッドデザイン賞」を受賞!

人間環境デザイン学科の村田浩子教授、小松智菜美助手、看護医療学科中西恵理講師、理学療法学科福森貢教授、村田ゼミの学生らの研究グループが開発した乳がん術後女性のQOL向上を支援する「入浴着」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2022年度グッドデザイン賞」を受賞しました。本学としては初めての快挙となります。 受賞したのは株式会社GSIクレオスとの産学連携で生まれた「BATHTIME TOPS」です。   ▼左から中西講師、小松助手、村田教授、福森教授 入浴着「BATHTIME TOPS」 発売元:株式会社GSIクレオス 「入浴着」を2021年6月に学会発表して以降、NHKなどのメディアや「ピンクリボンのお宿」の会合でも紹介され、宿泊施設の「アメニティ」の一つとして採用されるなど活用が広がっています。今回の受賞に際し、「入浴着」(商品名:BATHTIME TOPS )は「乳がん術後患者のために開発されたプロダクトで、リサーチの元、入浴時の快適性や着脱を考慮し、手術痕をカバーするための形の工夫がなされ、必要な機能を取り入れ実現していることが評価された。程よい厚みの不織布生地ですっきりと機能的に仕上げ、使い捨てであることや価格も含めバランス良く仕上げている。」と、評価されました。 「入浴着」は、「ケアとデザイン」をテーマに10月22日(土)から11月7日(月)まで西武百貨店池袋本店で開催される「暮らしのデザイン展2022 ケアとアートとデザインと」に、本年度受賞したケアに関するデザインとして展示されます。   受賞のコメント(村田教授) 「乳がん術後の女性も気兼ねなく大きなお風呂に入れるようにしたい」という看護医療学科の中西先生からの提案で始まった入浴着の研究で、2022年度グッドデザイン賞をいただくことができました。 グッドデザイン賞に応募したきっかけは、私たちが開発した入浴着をより多くの方に知っていただきたい、そして温浴施設で入浴着を着用して入浴を楽しめるようになって欲しいと考えたことからでした。研究が始まった2016年当時は入浴着の認知度は低く、奈良県の入浴施設では入浴着はほとんど普及していませんでした。私たちは乳がん患者の方、入浴施設の方への調査を行い入浴着に求められる要件を探ると同時に、入浴着にふさわしい素材を探して数多くの生地メーカーを回りました。「疎水性の繊維」を見つけると、生地を編んでもらい入浴着を試作、試着を繰り返しましたが、なかなか入浴着に求められるお湯切れがよい生地を実現することが出来ませんでした。そのような中、偶然にも本入浴着に使用している不織布との出会いがあり、一気に研究が進展しました。コロナ禍であったことから衛生的、清潔をキーワードに「持ち込み式入浴着」から「使い切り入浴着」の開発へと舵を切ることにしたのです。この入浴着は小さな衣料ですが、乳がん患者さんからいただいた声、入浴施設からの要望、研究チームの願いなどが沢山詰まっています。素材、デザイン、着脱、清潔、着用感など色々な工夫を行ったことで、グッドデザイン賞として評価されたのだと思います。     県内では奈良健康ランドや杉の湯さんから始まり、ピンクリボンのお宿でもある和倉温泉 加賀屋さんでも導入され、大手ECサイトでの取り扱いも広がり、新聞やテレビでも取り上げていただきました。乳がんになった友人の娘さんが偶然この入浴着を見つけて購入し、実際に利用していると聞き、この研究が人の役に立っていることを実感しました。誰もが温泉を安心して楽しめる環境になることを祈っています。 最後に本入浴着を開発するにあたり、ご協力いただいたみなさまに心から感謝申し上げます。   グッドデザイン賞 1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。受賞のシンボルである「Gマーク」は、良いデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。 問い合わせ先 人間環境デザイン学科 教授 村田 浩子 Email:h.murata@kio.ac.jp   商品に関しては、株式会社GSIクレオスまで直接お問い合せください。 マテリアル部 営業第二課 Tel:03-5643-3140 0120-50-6036 関連記事 グッドデザイン賞ホームページ(バスタイムトップス) 日本初、乳がん術後女性のQOL向上を支援する「使い捨て入浴着」が商品化されました。 【プレスリリース】日本初、乳がん術後女性のQOL向上を支援する「使い捨て入浴着」を開発 人間環境デザイン学科

2022.09.30

【事前予約制】第20回畿央祭を10/22(土)、23(日)に開催します

  対面・オンラインを併用して開催! 昨年は対面企画については在学生限定での開催でしたが今年は学外の方にもご参加いただけるよう、人数限定・事前申込制(申込先着順)で開催いたします!対象者の属性や参加企画によって申込フォームが異なりますので、下記ページをご覧の上、事前予約をお願いいたします。 ▼クリックでジャンプします 地域・一般の方向け「ウェルカムキャンパス」 卒業生対象「畿桜会総会・同窓会サロン」 在学生対象 保護者対象 受験生・高校生対象「ミニオープンキャンパス in 畿央祭」 開催日時 2022年10月22日(土)・23日(日) 10:00~17:00 各プログラムの内容やタイムテーブルは畿央祭特設HPで随時更新していきます!   畿央祭ホームページ   1.地域・一般の方向け「ウェルカムキャンパス」   10月1日(土)事前予約スタート! ご希望のプログラムに参加していただいた前後には、畿央祭の他のプログラムにもご参加いただけます。申込先着順となりますので、予めご了承ください。   ウェルカムキャンパス   2.卒業生対象「畿桜会総会・同窓会サロン」※10/23のみ   コロナ禍で対面開催できていなかった「畿桜会総会」を、畿央祭の2日目に、3年ぶりに対面で行うことになりました。また、総会に引き続いて「同窓会サロン」も開催します。恒例のガラガラ抽選会も!   畿桜会ホームページ   3.在学生対象 10/3(月)事前予約スタート! 9/28(水)に発信されたKiTssのお知らせをご覧の上、事前予約をしてください。   畿央祭ホームページへ   4.保護者対象 10/3(月)事前予約スタート! 申込方法は、9/29発送の「後援会だより」をご確認ください。   畿央祭ホームページへ   5.受験生・高校生対象   10月3日(月)事前予約スタート! 高校生の方向けには、ミニオープンキャンパスを開催します。畿央祭の雰囲気を楽しめるオープンキャンパスはこの2日間限定です!   入試総合サイトへ

2022.09.08

「奈良きたまちインターカレッジコンペティション2022」を開催!~人間環境デザイン学科「フィールドワーク演習」

人間環境デザイン学科では、昨年度から2回生を対象に「フィールドワーク演習」を開講しています。実際の市町村の課題に基づき、解決につながる提案のプレゼンテーションを対象地域の皆様に行う実践的な授業です。全15回の授業を通して、地域問題を学び分析し、発表に向けた調査を行い、提案内容を検討するものです。 フィールドワーク演習の集大成として、2022年8月9日(火)に「奈良きたまちインターカレッジコンペティション2022」を奈良公園バスターミナル内のレクチャーホールにて開催しました。本学を含む計5大学(畿央大学、奈良県立大学・同志社女子大学・奈良女子大学・天理大学)の学生41名8グループが成果を発表しました。               最優秀賞と優秀賞の上位2チーム以外にも各審査員が選定し、表彰状が送られました。本学からは人間環境デザイン学科から2回生3チーム(13名)が下記テーマで発表し、受賞をはたしました。 「駐車場をコミュニティの場に」 鼓阪地区自治連合会賞 「きたまち物語」 佐保地区自治連合会賞 「新しい居場所のカタチ」 転害門前旧銀行建物活用協議会賞               どのチームの発表も、地域の特徴や文化、奈良きたまちらしさを取り入れた内容で、会場にいらっしゃった地域住民のみなさんや、ご協力いただいた地域団体のみなさんにも大変喜んでいただくことができました。     *写真撮影時のみマスクを外しています。     全8グループの発表内容やコンペティションの経緯や詳細については、奈良市ホームページでご覧になれます。         人間環境デザイン学科 助手 中井 千織     【関連記事】 地域住民と5大学が参加!「奈良きたまちインターカレッジコンペティション2022」を今年度も開催します! 地域住民と4大学が参加!「奈良きたまちインターカレッジコンペティション2021」を開催しました

2022.08.12

公立学校教員採用試験(1次試験)速報〜2023年3月卒業予定者

  2023年度公立学校教員採用試験はピークをむかえ、各都道府県や市で実施された1次試験の結果が続々と発表されています。畿央大学でも多くの学生が1次試験を突破しました。教採・公務員対策室では現在、学生が実際に受験する都道府県や市に対応した2次試験対策講座を実施しています。1人でも多くの学生が所期の目標を達成できることを祈りつつ、これからも様々な支援を行っていく予定です。 一人ひとりの夢がかなうように、大学一丸となって最後まで応援していきます。ゴールは近い。頑張れ、畿央生!   教採・公務員対策室   公立学校教員採用試験 都道府県・市別の合格者数 公立小学校教諭ー現代教育学科 都道府県・市 受験者数  1次合格者数 1次合格率 奈良県 37 36 97.3% 大阪府 14 14 100% 大阪市 12 11 91.7% 堺市 8 8 100% 豊能地区 1 1 100% 京都府 3 3 100% 京都市 1 1 100% 兵庫県 5 5 100% 神戸市 1 1 100% 和歌山県 11 11 100% 滋賀県 29 15 51.7% 三重県 4 4 100% 愛知県 31 31 100% 岡山県 18 11 61.1% 鳥取県 20 19 95.0% 高知県 74 69 93.2% 香川県 2 2 100% 神奈川県 4 4 100% 千葉県 3 3 100% 静岡市 1 1 100% 北九州市 5 5 100% 宮崎県 1 1 100%   公立中学・高校(英語)教諭ー現代教育学科 都道府県・市 受験者数 1次合格者数 1次合格率 大阪府 3 3 100% 大阪市 1 1 100% 茨城県 1 1 100%   公立学校養護教諭ー現代教育学科・看護医療学科・教育学研究科 都道府県・市 受験者数  1次合格者数 1次合格率 奈良県 4 4 100% 大阪府 5 2 40.0% 大阪市 5 3 60.0% 京都府 1 1 100% 兵庫県 1 1 100% 和歌山県 2 2 100% 三重県 3 2 66.7% 愛知県 4 2 50.0% 広島県 3 1 33.3% 島根県 4 1 25.0% 鳥取県 7 6 85.7% 高知県 18 6 33.3% 愛媛県 2 1 50.0% 東京都 1 1 100% 埼玉県 1 1 100% 北海道 2 2 100% 福岡県 1 1 100% 北九州市 1 1 100% 鹿児島県 1 1 100%     特別支援学校教諭ー現代教育学科 都道府県・市 受験者数 1次合格者数 1次合格率 奈良県 1 1 100% 大阪府 1 1 100% 広島県 1 1 100% 高知県 2 2 100% 愛媛県 1 1 100% 鳥取県 3 3 100% 神奈川県 1 1 100% 長崎県 1 1 100%     栄養教諭ー健康栄養学科 都道府県・市 受験者数 1次合格者数 1次合格率 奈良県 4 4 100% 大阪府 3 3 100% 滋賀県 5 1 20.0% 三重県 1 1 100% 愛知県 4 3 75.0% 広島県 3 1 33.3% 静岡県 1 1 100% 北海道 5 5 100%   注1. 過年度卒業生を含みません(すべて2023年3月卒業見込者)。 注2. 2022年8月10日現在の判明者数です。今後変動する場合があります。 注3. 一部試験での1次試験免除者を含みます。

2022.08.04

就職率は4年連続で関西4位に!~2022年3月卒業生

  2022年3月卒業生の就職率ランキングが発表され、300人以上の卒業者がいる国公私立大学の中で本学が関西4位にランクインしました(調査/株式会社大学通信)。   同ランキングでは 4年連続で関西4位(2019~2022年卒) 13年連続で関西8位以内(2010~2022年卒) と安定してきわめて高い水準を維持しており、全卒業生16年間就職率は95.3%(就職希望者に限ると99.2%)になっています。   めざす業界や職種により就職活動や採用試験の内容は大きく異なりますが、さらにコロナ禍で対面・オンライン両面での対策も求められています。畿央大学はどんな状況でも「100%進路保証」をめざして、学生一人ひとりに寄り添う教育とサポートをつづけてまいります。   【参考リンク】 2023年、教育学部が「深化」します! 理学療法士98.7%、看護師・保健師・助産師100%、管理栄養士98.9%、小学校教諭77.8%、公立幼・保97.0%、養護教諭40.0%が現役合格!~2022年3月卒業生 畿央大学が就職に強い4つの理由 関西私大で5校だけ!文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」に認定されました。

2022.07.15

2022年度キャリアガイダンスレポート~身だしなみとビジネスマナー編~

キャリアセンターでは、健康栄養学科・人間環境デザイン学科・現代教育学科3回生の一般企業就職希望者を対象に「キャリアガイダンス」を実施しています。前期・後期合わせて約30回のプログラムを用意しており、前期は毎週金曜日2限に対面で実施しています。   7月8日(金)に実施したキャリアガイダンスでは、株式会社CAREER LABOの小松仁美様を講師にお招きし、「身だしなみとビジネスマナー(基礎・常識編)」をテーマにご講義いただきました。 今回は、身だしなみチェックも兼ねて、全員スーツ着用での参加です。   ▼1人1つずつ手鏡を配布、身だしなみをチェックしています。   まず、就職活動を成功させる心構えとして、自分の軸を大切にしつつ、柔軟に対応できる力を養うこと、普段の『無意識の行動』を『意識の行動』へとシフトさせることの2点についてお話がありました。   ▼講義の合間、先生からの「姿勢はどうでしょう?」という問いかけで、姿勢に『意識』が向いています。   ▼「学生」と「社会人」、それぞれに求められているものについてディスカッションしています。   その後、表情、座り方、お辞儀、挨拶など、就職活動における身だしなみやマナーの演習を行い、表情は内面を映し出すスクリーンであるため、第一印象で人柄を伝え、その印象を面接内容で裏付けることが重要と学びました。   ▼お辞儀の角度を確認しています。   また、年々増えている「オンライン面接」についても、受験にあたっての注意ポイントや事前準備を詳しく教えていただきました。 今夏、オンラインのインターンシップ参加を予定している学生にとっては、事前にオンラインならではの注意点やテクニックなどを学ぶ機会になりました。     前期の対面で行うキャリアガイダンスは、今回が最終回でした。 前期最後は、SPI対策第3弾「応用編」の講義動画をOpenCEAS(授業支援型ラーニングシステム)に掲載予定です。 夏季休暇中などの時間を有効に活用し、筆記試験対策も進めていきましょう。          

2022.07.09

神戸ファッション美術館で「宝塚歌劇」の衣装を体感!~人間環境デザイン学科「服飾史」

2022年4月6日(土)~6月12日(日)まで神戸市「神戸ファッション美術館」で開催されている「華麗なる宝塚歌劇~衣装の世界~」にて「服飾史」を受講している人間環境デザイン学科アパレル・造形コース3回生が衣装のデザインや装飾、歴史について学びました。         神戸ファッション美術館開館25周年記念として開催された「華麗なる宝塚歌劇~衣装の世界~」には普段間近で見ることはできない宝塚歌劇の実際に使用された衣装がたくさん展示されており、煌びやかな衣装の細部やデザイン画などを見ることができ、とても貴重な経験をすることが出来ました。     資料室では港町であった神戸の歴史ある装飾品やそこに訪れる海兵が実際に着ていたユニフォームを直接触れて見学することが出来ました。また、テキスタイルの原画など学生たちが授業で行っていることと照らし合わせながら見学することもでき、とても勉強になりました。         【参加した学生の感想】   資料館で生地の下絵を見たときに、実際に織られたものや印刷されたものを見て、それぞれで雰囲気が全く違っていることに面白さを感じました。一番印象に残ったのは、特別に案内していただいた資料室での講義です。あまり近くで見ることのない海兵さんのユニフォームや、和服のデザインなどを実際に見て学ぶことができました。凝ったものや綺麗なものが多く、自分の衣服に対する引き出しが増えました。         資料室に保管されていた子ども服のデザインは、神戸にある美術館らしいマリン服のものが多く、とても可愛かったです。展示されていた衣装の中では、2013年の「風と共に去りぬ」で任田幾英さんと小西松茂さんがデザインしたドレスが印象に残りました。様々なデザイン案を目にする事ができ、衣装や宝塚の事だけでなく、緻密に設計されたデザインや大胆な配色を見て色々な刺激を受けることが出来ました。   宝塚歌劇の世界はスパンコールや装飾のディティールまですごくこだわりがあって、魅力的な世界でした。舞台の映像や写真では見えない細かいところまで見ることができて嬉しかったです。赤・黒・金のスパンコールで輝いた衣装が最も印象的でした。実際に宝塚の衣装を間近で見て、細かい装飾まで見ることができました。とても楽しめました。     今回の見学で普段学校では学ぶことのできない知識や、見ること・触れることのできない作品を知ることができ、見聞を広めることが出来ました。この経験を活かし今後の制作活動に励みたいと思います。     人間環境デザイン学科 3回生 平田晴輝       神戸ファッション美術館の皆様、貴重な機会をありがとうございました。服飾後半の授業では、日本服飾史・下着の変遷について学びます。西洋の文化との違いや共通点、現代の私達にどのように繋がっているのか、お話を聞くのが楽しみです。   人間環境デザイン学科 助手 小松智菜美   【関連記事】   「アパレル構成実習Ⅲ」授業レポート~人間環境デザイン学科  

2022.07.08

令和4年度「保護者懇談会」を開催しました。

2022年(令和4年)7月2日(土)、3年ぶりに対面形式での「保護者懇談会」を開催いたしました。約300名の保護者の方にご参加いただき、大盛況の中、無事に懇談会を終了することができました。 当日は畿友会(学生自治会)の学生スタッフが受付や誘導でご参加の皆様をお出迎えしました。     冬木記念ホールで行なわれた全体会では冒頭に冬木正彦学長、後援会会長 中永和美様よりご挨拶がありました。       挨拶に引き続いて、進路支援部部長による講演「コロナ禍における就職活動状況について」を行いました。本学卒業生の就職実績、コロナ禍での就職活動の傾向と対策が各学科の特性を踏まえて説明されました。また、本学でのキャリア支援の紹介と各ご家庭での就職支援についての留意点なども説明されました。   【参考】全卒業生就職データ       全体会終了後は学科別に分かれ、教員の紹介や学科の取り組み・学修内容について、また普段の学生の生活の様子などについて説明が行なわれました。 個別相談会では、保護者の皆様から将来の就職や資格取得のこと、学生生活についての不安など、さまざまな事柄について熱心なご相談をいただきました。 3年ぶりの対面開催ということで、初めて本学キャンパスにお越しになった保護者の皆様も多く、事後アンケートでも「先生と直接話せてよかったです」「大学が身近に感じられました」などのご意見をいただきました。   お忙しい中、また大変暑い中お越しくださいました保護者の皆さまにはこの場をお借りして御礼申し上げます。これからも保護者の皆様のご意見を参考に、より有意義な保護者懇談会を企画してまいります。来年度も多くの保護者の皆様のご参加をお待ちしております。