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人間環境デザイン学科の新着情報一覧

人間環境デザイン学科の新着情報一覧

2020.12.07

就職レポートNo.591(住宅メーカー/営業職)人間環境デザイン学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第591弾! 人間環境デザイン学科15期生(21卒)  K.K さん 住宅メーカー(営業職) 勤務     【その企業に決めた理由】 3歳の頃に自分の家を建てていた大工さんの姿を見て、『家』に関わる仕事に憧れを抱いており、自分の将来を考えていくうちに幼少期からの憧れであった建築に関わる仕事をしたいと思ったため、建築業界への就職を考えました。 その中でも、技術職ではなく営業職を志望した理由として大学のゼミ活動ではまちづくりを研究し、地域の方々との交流が多く、人と話すことが好きだった私からするとより強く人と接する仕事に就きたいと思いました。     【就職活動を振り返って】 スタート時期:大学では軟式野球部に所属していたため3回生の10月の引退を機にいくつかの早期選考を受け始めました。 エントリー数:3社  説明会・面接数:3社 計17回  内定時期:4月上旬   ・成功例 私の受けさせて貰った早期選考の1次・2次選考などは服装の指定がなく、私服やオフィスカジュアルが多かったため、スーツのカッターシャツを薄い青色にしたり、ネクタイは企業のイメージカラーを付けたりなど周りとは少し違う部分を見せ、企業の方々に顔や名前を覚えて貰う工夫をしていました。   ・人事の方から教えて頂いたこと 面接時に自分の知らない話や知識があった際に知っているふりをするのが1番印象に悪い。絶対にバレるため。知らないことを正直に知らないと言うのは恥ずかしいことではない。     【就職活動でPRしたポイント】 1つ目は、3歳の頃から夢が変わっていないこと。 2つ目は、大学野球ではキャプテンとし、チームを引っ張り、春季大会では関西リーグで優勝し全国大会に出場しでベスト16になったこと。     【キャリアセンターと就職サポートについて】 内定後に他の企業も受けていたため悩んでいた際に1度相談させて頂きました。 その際には、私の考えをすべて聞いたのちアドバイスを頂いたりとても丁寧に対応して頂きましたので是非、皆さんも利用してください。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 就活をするにあたり不安な部分が多く保険でたくさんの企業を受けたりするかもしれませんが、もし自分が行きたい分野があるのなら絞っておくことも大事だと思います。 インターンシップの時期が重なってしまった際にどうしてもその企業を受けられなかったり、本命の企業の情報収集が雑になるためです。  

2020.11.26

就職レポートNo.584(ゼネコン/施工管理職)人間環境デザイン学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第584弾! 人間環境デザイン学科15期生(21卒) K.U さん ゼネコン(施工管理職)  勤務     【その企業に決めた理由】 3回生の12月中旬に大阪で開催された建築系学生向けの合同説明会に参加し、中~大規模建築を手掛けている数社のお話を伺いました。その中で、当社は「中~大規模建築、主に教育施設を手掛けることが多い」とおっしゃっていました。自分自身教育施設の建築に興味があったので、12月下旬に行われたインターンシップに参加しました。 説明会、インターンシップを担当してくださっていた人事の方々の雰囲気が和気あいあいとしていてとても好印象だったので、この会社で一緒に働きたいと思い、選考に応募しました。 企業選びの際、自分の軸としたものは「興味のあることに携われること」と「人間関係の雰囲気がいいこと」です。 人間関係の雰囲気に関しては働き始めてからしか本当のところはわからないですが、少なくとも説明会で数社お話を聞いた中で、人事の方の雰囲気は企業ごとに違ったので、それを参考に企業を選びました。   【就職活動を振り返って】 スタート時期:12月下旬 エントリー数:8社 説明会数:1回 ES提出数:3社 面接数:内定先企業2回、他社1回 内定時期:2月中旬 参加したインターンシップが1次選考だったので、一般的な選考よりもかなり早い時期に選考が進んでいきました。スケジュールを合わせていただき、1月下旬に2次選考の面接、2月中旬に最終面接を経て、最終面接の次の日に内々定のご連絡を頂きました。本格的な就活が始まる前に運よく本命の企業から内々定を頂けたので、3月以降にESを提出する企業は本当に興味のある企業、挑戦したい企業だけに絞ろうと決め、就活を続けました。 コロナの感染拡大の時期と重なり、3月中に参加予定だった合同説明会、企業の説明会が全てなくなり、就活に対するモチベーションがすごく下がってしまっていたので、もし通年通り開催されていたらもう少し挑戦していたかもしれないと思います。   ・学んだこと 自分の本当に思っていること、話したいことを話す大切さです。 面接では気負ってどうしても良い恰好をしようといろいろ話を作りこんだりしてしまいます。でも、多少できていなくても自分が本当にやりたいと思っていること、言いたいこと、自分はどんな人なのかを伝えた方が、自分も少しはリラックスして面接に挑むことができるし、面接官の方もより聞いてくださっているように感じました。また、自分で話した内容から派生して質問が来た時も焦らず対応できました。 面接を受けた回数は少なかったですが、本当に大切なことだと実感しました。   ・辛かったこと ことごとく説明会が中止されたことです。 インターンシップを探したり個別説明会に参加したりして就活を積極的に進めていける人は問題ないですが、私のように合同説明会頼りにしていたタイプにとったら急に全部なくなって本当に何も進まなくて辛かったです。この時ばかりは、年内にもっと説明会などに参加しておけばよかったと思いました。   ・良かったこと 人事の方と連絡を取りやすい環境を作れたことです。 3月より前に開催される説明会、インターンシップに参加していたので、人事の方と直接連絡を取る機会が多く、人事の方に覚えていただけました。そのおかげで、面接会場でお会いした時にフレンドリーに話しかけていただけたりしたことが、個人的に安心感があってよかったです。   ・心掛けたこと 「とりあえず精神」です。 キャリアの講義には積極的に参加していた方でしたが、就活へのモチベーションが高い方ではなかったので、就活を始めるのが億劫でした。とりあえず参加できる説明会に参加してみたところ、参加する前より自分の進みたい職種の解像度も上がったし、「何がしたくて何には興味がないか」も結構明確になりました。 あまり就活に積極的になれない人は「とりあえずの気持ち」で参加できる説明会に参加してみるといいと思います。「名前が気になる」レベルで企業の話を聞き始めてもいいと思うので、とりあえず参加してみることをおすすめします。   ・失敗談 失敗談:インターンシップにもう少し参加しておけばよかったこと。 後悔はしていないですが、もう少し同じ職種の他の企業のインターンシップに参加して業界、業種のことを知りたかったな、と就活が終わってから思いました。   【就職活動でPRしたポイント】 施工管理志望では建築系の知識や自分の成果物をアピールするより、自分がどんな人間かをアピールする方がいいと思ったので、主に塾のアルバイトで生徒のスケジュール管理をしたりしていたこと、また、ゼミで積極的に活動していたことをアピールしました。   【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターでは、ESを添削していただいたり、面接練習をしていただいたり、とてもお世話になりました。 特に面接練習では、部屋に入った時の所作の練習ができたので、当日比較的落ち着いて面接を受けられたと思います。   【後輩へのアドバイス・メッセージ】 自分の興味のあることについてできるだけ細かく分析して就活に臨むといいと思います。興味のあることがわかっていると、企業を絞るときにかなり役立ちます。 職種まで絞るときに、自分に向いていることと興味のあることの“いいとこ取り”ができる職種を見つけることができれば就活を前向きに進めていけると思います。 個人的に思うことは、受験と一緒で、“就職”がゴールじゃないので、「あまり気負わなくてもいい」ということです。ステップアップするための通過点くらいの気持ちで挑むと変な力が入らないのでおすすめです。 人によって就活のペースは本当にそれぞれなのでマイペースに進めていけばいいと思います。状況も状況なので、大変だと思いますが、周りに左右されず、自分が納得できるタイミングまで精いっぱい頑張ってください。

2020.11.25

100年使える!維鶴木工によるスツール制作ワークショップ~人間環境デザイン学科西山ゼミ

2020年11月1日(日)・13日(金)に、人間環境デザイン学科2・3回生合同の西山プロジェクトゼミで「維鶴木工」によるスツール作りのワークショップを行いました。本来であれば現地に赴くところですが、今回はコロナ禍のため本学へ来ていただく形で実施しました。   奈良県東吉野村にある維鶴木工は、「100年かけて育てられた木は100年の使用に耐えうる」という言葉のもと、一生物の椅子を研究、設計、制作している工房です。スツール制作は大きく分けて、「脚の部分の組み立て」と「座面のペーパーコード張り」の2工程になります。   ▲制作に使う材料、道具一式です。脚部は吉野産ヒノキを用います   4人から6人のグループで1つのスツールを作りました。その工程をご紹介します。 まず、脚の部分の組み立てです。 初めに、粗さの違う3種類のサンドペーパーを使って脚部の木の表面をきれいにしていきました。目の細かいサンドペーパーでやすり掛けをするにつれ、手触りがさらさらになっていくのがたまらない感覚でした。また、磨くことで水やほこりを弾くようになるので、耐久性も上がります。なめらかで美しい仕上がりになりました。     そして、組み立てです。脚の強度を確保するため、「ほぞ」は「ほぞ穴」より大きく作られています。そのため、そのままでは「ほぞ穴」に入らないので、トンカチで「ほぞ」の部分をたたいて木を縮ませる「木殺し」という工程があります。なんと!釘などの金具は一切使わずにボンドを使って接着しました。水を含むと膨らむという木の性質を利用し、木殺しした「ほぞ」がボンドの水分を含んで「ほぞ穴」に密着し、丈夫に組み立てることが出来るそうです。組み立てた骨組みに少し歪みがあった場合はクランプで固定し、修正しました。 30分程待つと椅子の骨組みが完成しました。最後に全体を温かく濡らした布で拭くことで、制作工程で付いた細かな傷を目立たなくしました。   次に、座面のペーパーコード張りです。     座面がたるまないように強く引っ張らないといけないので、思った以上の力仕事に皆、手を真っ赤にしながら頑張りました。   途中で少し編み方が変わるところがあったり、ペーパーコードを継ぎ足したりと難しい作業もあり、なかには編み方を間違えて最初からやり直す班もありましたが、グループのみんなで助け合って完成させることができました。紙ながらも耐久性が高く、もしペーパーコードが切れてしまっても自分で編みなおしが出来ることで、長期間にわたってスツールを使い続けられるという意図が込められているそうです。このスツールは「100年使える家具」になります。     スツールを作るだけでなく、木の特性や商品の値段の付け方、維鶴木工を設立した経緯などの座学もしていただきました。堅苦しい座学ではなく、木材についてのクイズなどもあったため楽しく学ぶことができました。     そして、いよいよ完成です。完成後、スツールに座ると達成感や感動が一気にこみ上げてきます。とても愛着のある一脚になりました。木を知って触れられる素晴らしい体験でした。今後は木材についてより学んでいき、木の特性を活かしたいろいろな物をデザインしていきたいです。 ワークショップに尽力して頂いた維鶴木工の方々ならびに大学の関係者の皆様、このような機会を設けてくださった本当にありがとうございました!   人間環境デザイン学科 3回生 稲田千映、上田颯希、岡所絵里奈、岡本萌華 荻田佑里子、柿本菜月、木﨑一朗太、北田しほり 髙田みき、津瀬彪麿、原田葵、三浦彰希子 2回生 大下恵莉、近藤雄哉、吹田絹果、辻澤未来 永田貴哉、西尾幸記、堀士修平、松原由生 【関連記事】 吉野あかり工房でのランプ作りワークショップに参加!~人間環境デザイン学科西山ゼミ プロジェクトゼミの過去記事を見る

2020.11.24

「インテリア設計士2級」に29名が合格! ~人間環境デザイン学科

人間環境デザイン学科の加藤です。 インテリア関係の資格試験には大きく3つありまして、インテリアプランナー、インテリアコーディネーター、インテリア設計士があります。その中で最も歴史のある資格試験がインテリア設計士です。今年で60回目となり、半世紀を優に超えています。   インテリア設計士は、一般社団法人日本インテリア設計士協会が認定する資格で、生活者が安全に快適な住生活ができるよう、インテリアに関する計画・設計並びに生産・施工・監理に関して、高度な知識・技術・技能があることを証明するものです。(一般社団法人 日本インテリア設計士協会HPより)   畿央大学では2009年から受験し始め、今年度で12年目となります。インテリア設計士試験会場は奈良では畿央大学を毎年使っておりましたが、今年はコロナ禍により困難になってしまいました。また、当初は7/4(土)・5(日)で開催する予定でしたが、3か月以上の延期となり、大阪会場(中央工学校OSAKA)にて10/17(土)・18(日)と2日間にわたって行われました。     遠隔授業でインテリア設計製図を指導するのは大変でしたが、畿央大学ではいつも以上の学生がチャレンジしました。11/21(土)に合格発表があり29名が合格、今年度の合格率は96.7%でした。試験内容は初日の午前中が学科試験、午後から製図試験になり、次の日も終日製図というハードなものです。 過去畿央大学12年間の累計では、毎年20名を超える畿央生が受験し今年度を含めますと合計258名が受験しました。その内、合格者は240名で合格率は93%というハイレベルに達しています。全国平均合格率は約7割という中で、畿央生の頑張りには目を見張るものがあります。今後とも継続してほしいものです。   ◎合格者は下記の29名です。(敬称略) 稲田千絵・井戸上希星・畝森初音・大井嵩士・大下恵莉・奥野晧晴・門田真奈・金岡梨桜・久米亜衣子・佐々木柊真・白石望友・吹田絹果・竹田光花・月岡菜桜・辻澤未来・殿村梨花・豊田純菜・中村理紗・永田貴哉・西浦奈々帆・西尾幸記・西岡祐大・畠中詩奈・東田遥香・八島美来・山本陽菜・山田茜・吉川理那・吉田流奈   皆さん、本当におめでとうございました。   人間環境デザイン学科 教授 加藤信喜   【過去の成績】 2019年度 インテリア設計士2級試験結果 2018年度 インテリア設計士2級試験結果 2017年度 インテリア設計士2級試験結果 2016年度 インテリア設計士2級試験結果 2015年度 インテリア設計士2級試験結果 2014年度 インテリア設計士2級試験結果 2013年度 インテリア設計士2級試験結果 2012年度 インテリア設計士2級試験結果 2011年度 インテリア設計士2級試験結果 2010年度 インテリア設計士2級試験結果 2009年度 インテリア設計士2級試験結果

2020.11.19

クリーン活動ボランティア「KCV53」、6年で300回に到達!!

KCV53とは、大学最寄の近鉄「五位堂」駅から畿央大学正門までの通学路のゴミ拾いをするボランティア活動です。   2014年5月30日が記念すべき第1回目でした。5月30日に始めたきっかけは、この日が「ごみゼロの日」だったからです。積み重ねて300回、雨の日も風の日も・・・とは違って雨の日は中止をして緩やかに続けてきました。ところがです。今年度は思いもよらずコロナ禍になってしまいました。昨年度(2020年3月末)までに291回まで進んでいましたが、前期は遠隔授業が主だった為、活動が停滞することとなってしまいました。 後期になって対面授業が増えました。1回生数人に手伝ってもらいながら9月後半から再開し、一時は目標の300回を半ば諦めていたのですが、救世主1回生の活躍で到達することができました。記念すべき300回目は2020年11月16日(月)の朝9時に五位堂駅に総勢12名が集まりました。この日は晴天に恵まれ最高のゴミ拾い日でした。   ▼ゴミ袋とゴミ拾い用のトングをもって活動スタート!   ▼まずは駅前の階段、スロープに落ちているゴミ拾いから   ▼駅前のベンチには毎日のように捨てられるゴミもていねいに片付け   ▼今年は使い捨てマスクもよく落ちています。   ▼この日は紅葉も楽しめました!   ▼一番多く捨てられているのは、タバコの吸い殻。歩きタバコ、ポイ捨てはやめましょう!   ▼側溝に落ちているゴミも忘れずに・・・   ▼大学に近づけば近づくほど、拾えるゴミは少なくなっていきます。   ▼あともう少し!   ▼大学に到着!後期から活動をしている分、ゴミは少なめ。ゴミ袋にはKCVマーク。   ▼最後に全員で記念撮影!   また、参加してくれた教員・学生一同から300回を記念としてプレゼントもいただきました。ありがとうございます。   ▼「KCV53 300回達成おめでとうございます!立体表現2A班一同より」とメッセージが入っていました。   実は「KCV53ひとり」という状態もありましたが、300回まで続けてこられたのも学生たちのボランティア精神があったからです。これからも続けてほしいものです。   【KCV53に参加した人間環境デザイン学科学生からのコメント】 私は1回生の時も加藤先生とKCVを行っていました。五位堂から畿央大学までのゴミ拾いはとても清々しい良い活動で、これからも行っていければと思います! 2回生 奥野皓晴   はじめて参加したときは特に駅前のベンチの近くにたくさんのゴミがあったので驚きました。参加したときは毎回ゴミがあったので、もしこの活動がなかったら駅前はゴミで溢れてしまうのだろうと思いました。300回おめでとうございます! 1回生 青木佑夏   数回でしたがKCV53に参加して、自分たちの周りの環境を考えるいい機会になりました。これからもこの活動を続けられたらいいなと思います。 1回生 阿舍利陽菜   KCV53は、早起きする習慣がつく、自分が通学する道がきれいになるというような良いことが多くある活動だと思いました。活動中に声を掛けて下さる方がいることや、道が綺麗になったのを見ることで参加して良かったと思えます。300回、おめでとうございます。 1回生 今村水紀   300回記念、おめでとうございます!ゴミ拾いのボランティアは、小学生の時以来で新鮮でした。普段大学までの道を歩いている時は意識していなかったものの、実際に自分がゴミ拾いをしていると意外と沢山落ちていることに気がつきました。 道が綺麗になるとゴミを捨てる人がいなくなるのではと思うので、これからもこの活動を続けられると良いなと思います。 1回生 上出那奈実   コロナ禍の中、300回目のボランティアに参加できたことは光栄に思います。もしこの活動に参加できていなければ、五位堂からのゴミの量に気づけなかったと思います。私たちが街を綺麗にしていることを実感できて良かったです。 1回生 岡村夢真也   「KCV53」300回達成おめでとうございます。私はほんの数回しか参加していないですが、みんなと一緒に朝からゴミ拾いをし、道が綺麗になっていくのが嬉しかったです。これからもまだ続けられたらいいなと思っています。 1回生 奥野菜花   通学路には結構ゴミが散乱していて、こういうボランティアでゴミを拾っているおかげで綺麗な通学路になっているのだなと思いました。 1回生 角野歩希   【撮影のため同行した職員からのコメント】 コロナ禍に突入して加藤先生や畿央生が大学に来れない間に、通学路(特に五位堂駅周辺)には目に見えてゴミが増えていきました。皆さんの地道な取り組みが快適なまちづくりにつながっていることを実感しながら、微力ながら不定期にゴミ拾いをしていました。今後もぜひ活動を続けていただければ幸いです。 広報センター 伊藤 誠     ・・・皆さん、ありがとうございました。通常のKCV活動は、毎週月曜日の午前9時に五位堂駅をスタートしています!学生の皆さん、今後ともご協力をお願いします。   人間環境デザイン学科 教授 加藤信喜   【マーク】 「K」は畿央大学・広陵町・香芝市の共通の頭文字、「C」はクリーン活動、「V」はボランティア、「53」はゴミを表しています。 畿央大学の最寄り駅は五位堂駅で、駅からの通学路は香芝市、校舎が建っているのは広陵町になります。このマークはゴミ袋にもプリントされていて、見た通りゴミ拾いをしているデザインです。胴体は広陵町と香芝市の合体地図になっています。      【KCV53のこれまでの活動の様子】 2018年11月23日(祝・金)、第200回KCV53活動の様子 2016年9月23日(金)、第100回KCV53活動の様子 2014年5月30日(金)、加藤ゼミ生「第1回KCV53」活動の様子

2020.11.05

教員紹介「小松先生」編~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.65

1回生の皆さんを応援する”新入生応援!やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクト”。後期からは1回生クラス担任以外の先生方もご紹介します。今回は人間環境デザイン学科の小松先生です!     【1】氏名および研究分野・担当科目 小松 智菜美(こまつちなみ) 人間環境デザイン学科 助手    普段は先生方の授業のお手伝いや、授業の準備をしています。景観まちづくり演習、アパレル材料学実験、2・3回生のプロジェクトゼミでは、授業に参加して先生方のサポートをしています。 2組担任の村田先生と一緒に、被服学・生活科学に関する研究も進めています。私は畿央大学の11期生で、卒業研究では広陵町や大和高田で盛んに栽培されている綿についての研究を行いました。綿は途切れることなく永遠に糸を紡ぐことができるのが特徴です。その特徴を生かし、クンスト編みと呼ばれる特殊な編み物の技法でウエディングドレスを制作しました。綿の特徴を生かして想いを込めたウエディングドレスは、実際に兄の結婚式でお嫁さんに着てもらったのも良い思い出です。   ▼卒業式当日、村田先生と   ▼卒業制作 ※画像をクリックで卒業制作ギャラリーへ   【2】モットーや好きな言葉、大切にしていること 大切にしていることは、毎日丁寧に暮らすことです。特に片付けや整理整頓をきっちりすることを心がけています。これは学生時代に村田先生のアパレル構成実習の授業で、“後片付けまでが授業”と学んだことがきっかけです。自分の使った場所を整理整頓して一日を終えることができれば、次の日もとても気持ちよくスタートできます。   【3】趣味・特技など ディズニーが好きでよく遊びに行きます。特にディズニーシーの建物やキャラクターが好きです。今年はなかなか気軽に遊びに行けませんが、動画をみてディズニーに行った気分になっています。D棟の共同研究室からディズニーの音楽が聞こえてきたら、犯人は私です…(笑)   ▲写真左:夜のディズニーシーは雰囲気があって好きです。  写真右:ホテルミラコスタに宿泊したときの景色です。   【4】先生から見た畿央大学(または所属学科)や畿央生の印象は? デザイン学科の先生は常にワクワクした気持ちを持っている先生ばかりです。皆さんからどんな素敵な作品が生まれるのか、どんな面白いアイディアが出てくるのか、そして皆さんと一緒にどんなものが作れるのかとても楽しみにしています。“楽しんで勉強する”ということを、一番近くにいる先生方から学ぶことが出来ると思います。   【5】1回生(畿央生)にメッセージを! 学内で1回生の皆さんと顔を合わせる機会も増えてきましたね。すっかり畿央生になった皆さんの姿を見ることができて嬉しく思います。私の後輩でもあるデザイン学科の皆さんとこれからたくさんのお話をできるのをとても楽しみにしています。「こんな状況だから出来ない」なんて思わずに、「この状況だから出来ること」をぜひ見つけて下さい。皆さんのワクワクしたお話を、気長に待っていますね。気軽にD棟に遊びに来てください!   「D棟への行き方がわからない」という声があったということで、小松先生にご協力いただき「D棟への行き方」を紹介します! ▼画像クリックで別記事へ!

2020.11.05

正門からD棟へのアクセス紹介!~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.66

1回生の皆さんを応援する”新入生応援!やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクト”。「D棟への行き方がわからない」という声があった…ということで、本学卒業生でもある人間環境デザイン学科の小松先生にご協力いただき、D棟へのアクセスをご紹介します!   【1】正門を通って坂を登ったら、モニュメントの前を右にへ!     【2】渡り廊下の左側にあるドアを入って、C棟を通り抜けてください!     【3】C棟を通り抜けると目の前にP棟が見えるので、そこを右へ!     【4】ここを奥に行くと、D棟はあと少し! ※初めて来る人は、ここで引き返しちゃうみたいです…     ⑤駐輪場をこえて、左手にある建物がD棟です!     新入生の皆さん、D棟2階の共同研究室でお待ちしています! 人間環境デザイン学科 助手 小松 智菜美

2020.10.26

加藤プロジェクトゼミ展示 茶室「禍庵」~人間環境デザイン学科

人間環境デザイン学科の加藤ゼミです。2・3回生合同の加藤プロジェクトゼミでは2011年から茶室を作っており、毎年畿央祭(学園祭)において展示しています。   早いもので茶室づくりも10年目となりましたが、今年はまさか新型コロナウィルスによって社会がこんなにも混乱するとは夢にも思っていませんでした。畿央祭も中止となりました。年度初めは茶室制作も難しいのではと思っていましたが、幸いにも後期から対面授業も一部再開してなんとか制作することができました。     毎年、茶室のテーマを設定しており、2020年は「禍庵(かあん)」と決まっていました。鴨長明の方丈記からデザインのヒントを得て茶室づくりを始めていきました。   ▶2020年コンセプト~茶室「禍庵(かあん)」《転生愚離茶・テンセグリティ》     ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。   ↑これは有名な鴨長明が書いた「方丈記」の冒頭です。 「方丈記」が書かれた背景には災厄に悩まされた乱世があります。晩年、長明は一丈四方(方丈)の小さな庵で余生を送ります。今年の茶室はテンセグリティ構造で成立しています。テンセグリティとはTension(張力)とIntegrity(統合)の造語であり、バックミンスター・フラーによって提唱されました。「転生愚離茶」というのはテンセグリティの当て字です。まるで重力を無視して浮いているように見える二畳茶室になっています。 設置するにあたり、現場は全然うまくいかず、翌日の遅くまでかかってしまいました。     完成時は浮いたような構造(テンセグリティ)が一瞬は成立していたのですが、次第に崩れて、天井部が下がってしまいました。2日目には床にまで天井部が落ちてしまい、テンセグリティが成立していませんでした。 コロナ禍のためすぐに学生は集まれませんので、急遽、リーダーの勝屋君が応急処置で直してくれました。面皮柱を立て、なんとかテンセグリティ構造が成立しました(写真一番上)。     ▶禍庵 1/10模型   1/10模型と原寸(1/1)の違いを思い知らされましたが、試行錯誤しながら完成させることができました。   【禍庵制作メンバーのコメント】 今回、テンセグリティという変わった構造を軸に作ってみましたが、やはり絶妙なバランス、サイズで作らないといけなく、難しかったです。 思っていた形にはならなかったですが、構造体への理解がより一層深まりました。次回何かを制作する時にこの失敗と学びを活かし、取り組みたいと思います。 (禍庵リーダー)人間環境デザイン学科3回生 勝屋翔太   失敗はつきものですが、その失敗がかえって作品の質を上げることもあるのです。禍庵は片流れ茶室の美しさをたたえ、面皮柱はインテリアのポイントになっています。 コロナ禍でも全員の力を結集して作ることができたのは本当に良かったと思っています。 完成した茶室は10月30日(金)までエントランスホールに展示していますので、登学された方はぜひ実物をご覧ください。   人間環境デザイン学科 教授 加藤信喜   ▼テンセグリティを実感できる動画(クリックで開始)   【加藤プロジェクトゼミメンバー】 勝屋翔太  米田雄人 麻田彩花 梅林沙采 川西梨々花 佐々木優帆 中林ゆき 前田瑠唯 西田瞬 井戸上希星 島本侑奈 殿村梨花 中井竜大 東田遥香 山口瑞生       【過去の茶室記事】 2011年 浮游庵 fu-you-an(浮く茶室) 2012年 PET庵(ペットボトル茶室) 2013年 「段庵」(ダンボール茶室) 2014年 「蹴鞠庵」(サッカーボール型茶室) 2015年 「ゲル庵」(モンゴル移住民の移動式住居) 2016年 「紙庵」(トイレットペーパーと古新聞の茶室) 2017年 「紐庵」(紅白の毛糸と木材を組み合わせたの茶室) 2018年 「角々庵(かくかくあん)」(三角と四角の幾何学デザインの茶室) 2019年 「吊庵(つりあん)」(吊る茶室)

2020.10.09

今井町のまちづくりをオンラインで学ぶ!~人間環境デザイン学科1年次配当「景観・まちづくり演習」

人間環境デザイン学科では、身近な建築やまちに直で触れることを目的とする「景観・まちづくり演習」という授業があります。毎年、実際に歴史あるまちを訪れ、そこに暮らす人の話を聞き、建築に触れることで、自分たちの身近な環境のデザイン、地域社会(コミュニティ)について考えていきます。   前半の授業では、橿原市にある「今井町」をテーマに課題を進めます。今井町は、重要伝統的建造物群保存地区に指定され、かつては『大和の金は今井に七分』といわれるほど繁栄した町です。現在も500軒もの町家が連なり、一般の方々が生活する「生きた町」であるのも魅力の1つです。今年度は遠隔での授業となりましたがMicrosoft Teamsを利用し、1回生74名、教員4名、今井町から5名の方が参加。自治会・今井町並保存整備事務所の方にゲストスピーカーとして講演していただきました。     今井町のまちづくりについて、住民の皆さん目線での今井町、そしてこれまでの今井町と畿央大学との交流についてお話していただきました。これまでもこれからも、今井町の魅力あるまちづくりにむけて住民の皆さんと共に様々な取り組みをされていることを教えていただきました。   【参考】今井町での活動が見える「人間環境デザイン学科」の一日   今後はグループに分かれて、各先生方から出題されたお題についての議論を行います。遠隔ではあるものの、1回生同士でのグループワークでどんな最終成果物が出るのか今からとても楽しみです。実際にみんなで現地に足を運ぶ事は出来ませんが、衛星地図を利用して今井町の町並みを見学し、頂いた資料を参考にチームワークが試されるときです!     先生方も遠隔でグループワークのアドバイスを行います。「畿央大学が奈良県にあるからこそできる学び」を存分に活かして、充実した授業になるように期待しています!   人間環境デザイン学科 助手 小松智菜美   【関連記事】 今井町“みんなでつくろう!”床几プロジェクト~人間環境デザイン学科 江戸時代の街並みが残る今井町を見学!~人間環境デザイン学科「景観・まちづくり演習」 三井田ゼミ「町家改善計画~今井町~」~人間環境デザイン学科 今井町のまちづくり見学会へ行ってきました!! 人間環境デザイン学科

2020.09.11

2025年大阪・関西万博ロゴマークデザインコンペ~人間環境デザイン学科加藤ゼミ

人間環境デザイン学科の加藤ゼミでは、学生とチームを組んでデザインコンペに積極的に応募しています。しかし、上手くいく事はほとんどなく落選の連続です。あまりにも落選が多いので、没になったデザイン案を「インポッシブル・デザイン」として、Kio Smile Blogに載せていただいております。 (2019.6.13 2019.8.13)   今回はみなさんご存知の「2025万博」ロゴマークデザインです。 全国から集まった総数5,894作品の中から、8/3に最終候補5作品が選ばれました。それについて寄せられた市民の意見を参考に、建築家の安藤忠雄氏が座長を務める選考委員会が選定したのが、こちらです。   昨年の秋、4回生橋本奈緒さんと3回生米田雄人さんと共同して我々も果敢に挑戦しました。 全く惜しくもなく落選してしまいましたが、悔しいので(恥ずかしながらも)インポッシブル・デザインとして披露させていただきます。 【学生からの感想】 今回は残念な結果となりましたが、良い経験になりました。いのちの輝きくんぐらい斬新なロゴマークを作れる感性を磨いていきたいと思います。(人間環境デザイン学科 4回生 橋本奈緒)   まずは、我々が作成したロゴが落選してしまったことは残念です。 ですが、最終選考に残ったロゴ達を見ると、まだまだ良い物が作れたと思います。 今回選ばれたロゴは凄く斬新なデザインで、私は最終選考からあのデザインが選ばれるとは思っていませんでした。まだまだ勉強が必要だと感じました。(人間環境デザイン学科 3回生 米田雄人)   人間環境デザイン学科 教授 加藤信喜 【関連記事】 大学に隣接する商業施設「エコール・マミ」のマーミン・ミーマンの巨大絵本制作 大学に隣接する商業施設「エコール・マミ」への令和初のデザイン提案 福岡県理学療法士会ロゴマークデザインコンペ G20大阪サミット シンボルデザインコンペの思い出

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