SNS
資料
請求
問合せ

地域連携センタ―の新着情報一覧

地域連携センタ―の新着情報一覧

2014.09.29

西名阪香芝サービスエリアで畿央生が創作した新メニュー試食会が行われました。

健康栄養学科学生たちが創ったレシピが商品化 10月1日から西名阪香芝サービスエリアで販売!   畿央大学は、近畿日本鉄道本社生活関連本部SA(サービスエリア)事業部(岸村吉偉部長)と連携して西名阪自動車道香芝SAレストランのフードコートで提供するメニュー開発プロジェクト事業を行っています。 西名阪自動車道は大阪と名古屋を結ぶ物流の基幹道路で平日はトラックドライバーの憩いのオアシスとなっているため、近鉄側からは「クイック、がっつり、ヘルシー、奈良の食材50%以上、ワンプレート」というメニュー条件が付いています。 また、畿央大学健康栄養学科(指導教員:林京子講師、峰松祐至助手)は単なるレシピ開発では本学の特色が反映されないとして「低カロリー、植物性たんぱく質中心、減塩」のいずれかを満足するメニューであること、という厳しい条件をクリアするよう指示されています。     ▲近鉄本社岸村部長から店内説明を受ける学生たち   2014(平成26)年7月には同学科の1~4回生93名が参加して『近鉄SAフードコートメニュー開発プロジェクトコンテスト』が行われ、グランプリ賞「大和芋のとろろ風オムライス」、準グランプリ「大和肉鶏とりちり丼」が決まりました。 近鉄香芝SAレストランではこれら2つのレシピの商品化に向けて提供価格や食材原価を勘案、試作を続けて、10月1日から発売することが決定!そして、9月25日午後、これらの賞に輝いた2組6名の学生が招待され試食会および広報用写真撮影が行われました。     ▲下り線で発売される「大和芋のとろろ風オムライス」       ▲上り線で発売される「大和肉鶏とりちり丼」   近鉄香芝SAレストランの上下線それぞれで提供されるメニューは、毎年開かれている西日本高速道路サービス・ホールディングス(NEXCO西日本グループ)が主催する『これぞ地域の自信作“西イチグルメ決定戦2014-2015”』に参加することになりました。10月1日から10月末日までの1ヶ月間の店内売れ筋ランクなどによりブロック予選があり、さらに11月19日辻学園調理・製菓専門学校で関西ブロック予選、最終12月10日同じく辻学園調理・専門学校で関西ブロック・中四国ブロック・九州ブロックから予選を勝ち抜いた強豪メニューの中から“西イチグランプリ”が決まります。NEXCO西日本のサービスエリア内レストラン155店舗のメニューの中から135品が参戦する予定で、畿央大学と近鉄コラボメニューがどこまで奮闘し勝ち残れるか、楽しみです!    【新メニューチラシ】       西名阪道は天理ICから名古屋までは無料区間のため平日はトラック、土日休日は行楽マイカーが多く、近鉄香芝SAレストランでの一押しメニューとして宣伝していただきますので、西名阪道をご利用のみなさまは、お立ち寄りの際、ぜひご賞味ください。以下、9月25日の試食会の様子をご紹介します。       【関連記事】 近鉄SAフードコートメニュー開発プロジェクトのコンテストを開催しました。  近鉄SA(サービスエリア)フードコートメニュー開発プロジェクトが始動しました! 近鉄SA(サービスエリア)フードコートメニュー開発プロジェクトの第1回勉強会を実施しました。 近鉄SA(サービスエリア)フードコートメニュー開発プロジェクトの第2回勉強会を実施しました。    

2014.09.26

広陵町かぐや姫まつり「ソックアニマルつくり」ワークショップを開催しました!

2014年9月20日(土)広陵町かぐや姫まつりで、人間環境デザイン学科 村田ゼミ3回生は広陵町靴下組合、広陵町商工会と共催で、「広陵の靴下」を使ったソックアニマル製作ワークショップを開催しました。     畿央大学開学10周年『地域連携フェア』で実施した「ソックモンキー」講座は人気がありましたが、製作に1時間30分かかることから、今回のイベントでは短時間で完成出来るように輪ゴムだけで仕上げていくぬいぐるみを作ります。 靴下に綿を詰め、手、足、しっぽは輪ゴムを巻いてつくり、目をボンドで貼り付けて完成です。綿の詰め方や目の貼り付ける位置など少しの工夫で表情が違って見えます。     当初は先着50名のつもりでしたが、希望者が多く、最終的には子どもから大人まで100人以上の方がぬいぐるみつくりを楽しまれました。それぞれみな個性的な作品が完成しました。     また、同日、靴下デザインコンテストの表彰式も行われました。 コンテストには631点のデザイン画の応募があり、その中の15点が受賞作品に選ばれました。 畿央大学からも広陵町商工会会長賞に山本真市さん、広陵町町長賞に佐野真梨奈さん、ユーモア賞に人間環境デザイン学科 准教授の加藤信喜先生、佳作に森本真子さん、森谷郁未さん、魚瀬千遥さんが受賞されました。     デザイン画と全く同じ柄に編み上げられた靴下を見ると喜びもひとしおです。 それと同時にプロの技術のすばらしさに感動しました。   【授賞式】 広陵町商工会会長賞 (1回生)山本 真市   広陵町町長賞 (1回生)佐野 真梨奈   ユーモア賞 人間環境デザイン学科 准教授 加藤 信喜 先生(田々美君が代理で)   佳作   (1回生)魚瀬 千遥   佳作  (1回生)森谷 郁未   佳作  (1回生)森本 真子   今年も、子ども達は元気に御神輿をかつぎました。 新しい御神輿は讃岐神社からスタートし、竹取公園会場まで練り歩きました。 昨年に引き続き、人間環境デザイン学科加藤ゼミの田々美君の作品です。 昨年の御神輿は子どもにとっては少々重い設計になっていたため、今年は軽量化し、デザインも更に美しく素敵な御神輿に変身していました。     10月4日(土)午前11時15分~、馬見丘陵公園大型テントで村田ゼミで初挑戦となる「ファッションショウ」を開催します。 第1部は、靴下デザインコンテスト受賞作品披露ステージ、 第2部は、今年のトレンド靴下と学生作品の衣装とのコラボステージになっています。 約20分のミニファッションショウを、2,3回の村田ゼミ生が運営します。 現在、構成、音楽等の準備を進めていますので、みなさま、ぜひお越しくださいね!   学生制作ポスター    

2014.09.24

畿央大学は「誤嚥にナラん!体操」に協力しています!

奈良県のご当地体操「誤嚥にナラん!体操」が完成しました     「誤嚥にナラん!体操」は、高齢者に多い誤嚥(ごえん)性肺炎※1の予防を目的に考案された体操です。体操は、平成23年の奈良県健康長寿共同事業実行委員会※2が設置する有識者会議での発案のもと、この度完成版として体操策定ワーキンググループによりつくられました。 本学からは、理学療法学科の高取克彦准教授、松本大輔助教、岡田洋平助教(H25.3まで)が、体操策定委員として、体操の制作・普及活動に積極的に参加してこられました。   誤嚥性肺炎予防には、飲み込みに直接関わる器官だけでなく、呼吸機能や、全身のバランス機能・筋力を保持し高めることがとても重要です。このため、この体操は、全身を使って“飲み込む力”を保ち、“むせる力”を高めることで「誤嚥しにくい体」をつくるための運動により構成されています。さらに、“全身のバランス機能や筋力”も同時に高め「転びにくい体」もつくるよう、工夫されています。実は、ご当地体操で、その体操の効果を検証されたものはほとんどありません。しかし、この体操については、県内の理学療法士や言語聴覚士など多くの専門家のご協力いただき、奈良県の10地区以上の地域のサロンや市町村介護予防教室などで試行実践と効果検証を行い、その結果、運動を実施された方は咳嗽力(がいそう):咳き込む力が有意に強くなり、転倒率も下がったという結果が出ました。その結果を踏まえ、改良しながら、完成版につなげることができました。     ネーミングは県からの公募により250件以上の応募の中から選ばれました。 また普及用DVD、パンフレットのモデルには、本学の学生による健康支援チーム(通称TASK)のメンバーが参加しています。体操動画は奈良県健康長寿応援サイト「すこやかネットなら」から閲覧・ダウンロードできます。   この体操を通じて、みなさんが、おいしく食べて、楽しく外出し、いつまでも元気な状態を維持できること(健康長寿)をめざしています。 畿央大学はこれからも「誤嚥にナラん!体操」の普及に協力していきます。       ▼体操の一部をご紹介(パンフレットを見る)       ※1 誤嚥性肺炎:食べ物などがまちがって気管の方へ入り、引き起こされる肺炎。多くの高齢者が死亡する原因となっている。※2 奈良県と奈良県後期高齢者広域連合による共同事業

2014.09.22

御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.4~「まちの保健室」を開催!

健幸都市=SWCスマートウェルネス構想(少子高齢化、高齢者医療費高騰削減しつつ福祉充実化策)のもと御所市と畿央大学の協定で誕生した、毎週金曜日オープンしているコミュニティカフェも5週目を迎えました。 9月19日(金)は、畿央大学看護医療学科(指導教員:松本泉美准教授ほか2名)看護医療学科4回生4名による「まちの保健室」を開催しました。   当日午前中に会場準備を行い、13時からのスタートでしたが、13時前からすでにたくさんの方が待っておられ、皆さん楽しそうにお話しをされていました。 このコミュニティカフェは主に高齢者の方々が家にこもらずに集まって頂く場所を提供することによって、他者と交流し、話し合い、楽しいひと時を過ごして頂き、健康になって頂くことを目的としています。 今回の“まちの保健室”では、体についての問診・血圧測定・身体測定・骨密度測定・教員による健康相談や保健指導を行いました。         【参加した学生の感想】 午後からのスタートでしたが、予想以上の20名を超える方々が骨密度測定をしに来てくださいました。 参加者は高齢者がほとんどで、お話しを伺うと、普段の生活の中で健康について常に意識しておられ、毎日一定時間歩くことを心がけている方、食事の内容に気をつけていらっしゃる方というような、健康意識の高い方が多く見られました。 一人暮らしの高齢者の方が多かったのですが、近所に知り合いやお友達がいて助け合っているということで、地域住民の支えあいがしっかりしている土地だと感じました。 御所市民の方の健康チェックが目的でしたが、高齢者の方々はたいへん元気な方々が多く、お話しをさせていただいたことで、運営側の教員・学生も元気をもらうことができました。 看護医療学科4回生 上田 周和、平 晏奈       13時からの開始でしたが、13時前からたくさんの方に集まっていただきました。 予想以上にたくさんの方に来ていただけたので、座っていただく椅子が足りなくなるぐらいでした。毎週、来ていただいている方もおられる一方、初めてカフェに来ていただいた方も多く、ご近所お誘いあわせで来ていただいているようで、健康への関心の高さが感じられます。 今回は、通常の会場運営の私たち(人間環境デザイン学科)に加えて、看護医療学科の教員・学生がコラボして「まちの保健室」の運営をしてくれました。 初めに参加者にはアンケートを書いてもらい、それをもとに問診、血圧測定、体重測定、身長測定、骨密度測定を行い、最後に診断結果をもとに健康相談を行っていただきました。 測定終了後も、結果表を見せ合って「良かった」「運動もしなくっちゃ」等、皆さんで話されていました。 看護医療学科の先生方や学生の皆さんは、約2時間、休憩する間もなく測定・評価をしてくださいました。本当にありがとうございました。ぜひ2回目もお願いしたいと思います。 人間環境デザイン学科4回生 水ノ上佳希   【 関連記事 】 御所市連携「御所市コミュニティカフェ」がオープンしました。 御所市コミュニティカフェが8月22日(金)にオープンします! 御所市連携「コミュニティカフェ」が8月オープン!~人間環境デザイン学科 齋藤ゼミ  御所市連携コミュニティカフェ・イベント「サッとシステム」による栄養バランス指導を行いました。

2014.09.19

TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.5~高齢者に健康サポート!

こんにちは!!!! TASK(健康支援学生チーム)代表の理学療法学科3回生の仲村渠 亮です(^0^)/   (※TASKはThink, Action, Support for Health by Kio Universityの略称です)   TASKでは地域住民の方々や畿央生の健康支援を行っています。 普段の授業では学びきれない健康に関する知識を学科の枠を越えて協力し合いながら学び、大学内だけでなくあらゆる健康に関する活動を地域レベルで行っています!!   昨年発足したTASKですが、奈良県の多くの地域の健康イベントに参加させて頂けるようになり、今回は理学療法学科の高取先生の引率の元、広陵町老人福祉センターにて高齢者健康サポート体操教室(仮称)の活動を行いました。   ▲高取先生ご挨拶   奈良県の多くの地域から畿央大学TASKに高齢者の健康サポートのお話が来ているらしく、そのスタートが今回の活動でした。 体操の内容を学生だけで考え実行をするといった難しい取り組みではありましたが、メンバーで必死に考えた運動や脳トレーニングを組み合わせ、何とか形にすることができました。   初めての取り組みであったので、どういった方が何名いらっしゃるのかも予想できず、メンバー全員が不安を抱えた状態で臨みました。いざ教室を開いてみると町会の方が町内放送で呼び込みをして下さっていたらしく、小さな部屋に30名ほどの元気な高齢者の方々がお越し下さいました!!     高取先生のご挨拶の後、学生主体でストレッチ、筋力トレーニング、遊びを交えた脳トレーニングを行いました。30分ほどの運動教室でしたが、皆さん常に笑顔で非常に積極的に取り組んで下さり、とても明るい教室となりました!     今回の活動に向けて事前に8月に勉強会を行っていたので、緊張はありましたが、それぞれがやるべきことを理解しておりスムーズに行動することができていました!! ただ単にこういった外部の活動に参加するだけでなく、それに関する勉強会を事前に行い、知識を持った上で臨むことができる点がTASKの特徴かと思います(^0^)/ まだまだ不慣れではありますが、多くの活動を通してTASKメンバー全体の質が上がってきている様な気がします。(代表の自己満足かも知れませんが(笑)) 元気になって頂こうと臨んだ取り組みでしたが、逆に僕たちが参加した方々に元気を頂いたようでした。 今回をスタートとした取り組みですが、次回からはさらに質を上げ、もっと楽しんで頂けるように頑張って行きたいと思います! 理学療法学科3回生 仲村渠 亮

2014.09.18

TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.4~8月勉強会を開催!

TASK〔健康支援学生チーム〕理学療法学科2回生塩谷です。 今年度から本格的にメンバーを募集し、活動の幅を広げているTASK。 活動を通していくうちに徐々にメンバー同士の親睦が深まっているように感じます。   ※TASK(Think, Action, Support for Health by Kio University)は、学科の枠をこえて地域住民の方々や畿央生の健康支援を行っています。   さて、今回はそんなTASKの8月の活動についてです。 8月活動は、『楽しい体操』です(^^♪ 9月に広陵町老人福祉センターにおいてTASKによる高齢者運動教室がおこなわれるので、それに向けての体操をメンバーで考えました!! 「理学療法士の行う体操は面白みがなく退屈だ」 実際によく聞く言葉だそうです…。 それならば、レクリエーションを織り交ぜた、楽しいストレッチや体操を考えようではないか!! ということで、班に分かれ5分程度の『楽しく面白い』体操を考えました。 対象者は子供から高齢者まで様々なパターンを想定し考えました!音楽を取り入れるなどの工夫も行い、曲も対象者に合わせ妖怪ウォッチやポケモン、さんぽやアナと雪の女王 など、どの班の体操も独特で楽しかったです(^^)     効果的な運動に楽しさを取り入れて体操をつくることは非常に難しかったですが、参加して頂ける方に満足して貰えるように全員が必死になって考えました。 結果、思うようにいかなかったグループ、なんとか形になったグループといろいろありました!(笑) 運動の行い方は授業で習っても、自ら考えて作り出すことは初めてで戸惑いましたが、各グループ笑いの絶えない発表になりました!  理学療法学科2回生 塩谷 純朗

2014.09.14

御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.3~「サッとシステム」による栄養バランス指導を実施!

高齢者向けコミュニティカフェが地域のみなさまに認知されてきました!     御所市のコミュニティカフェは、畿央大学人間環境デザイン学科(指導教員:齋藤功子教授、ゼミ生ら12名)が市と連携して、8月22日(金)落語会のオープニングイベント開催以降、順調な滑り出しをみせています。 8月29日(金)は、学生マジックサークルによるカードやコインマジックを披露しました。 9月12日は、畿央大学健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授)ヘルスチーム菜良(なら)による「食育サッとシステム」を使っての栄養バランス指導が10時から15時まで行なわれました。     当日は朝早くからサッとシステムで使用するたくさんの食品サンプルが持ち込まれ、カフェ店舗内の様子も一変。 浅野先生の「今日もがんばりましょう!」の掛け声のもと、たくさんの方々にお越しいただきました。 ※「ヘルスチーム菜良(なら)」は奈良県健康福祉部健康づくり推進課が主導で管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、各大学が健康食メニュー開発や栄養指導・啓蒙の活動を行っています。 今日はそのヘルスチーム14名に齋藤ゼミ生が加わり約20名の学生が、地域の方々とのふれあい楽しく歓談しました。 前日に大学の調理実習室で作ったケーキ50人前を持ち込み、コーヒーや紅茶、お茶とともに食べていただき、好評でした。     カフェの場所を提供してくださっている上田さんは店舗の入口付近で新鮮野菜を販売されており、買い物に来られた方を奥のカフェまで誘導してくれます。     オープン当日の落語会から毎回遠方から車で誘い合って来てくださる方、徒歩または自転車に乗って、など来られる方々の交通手段はまちまちのようです。 市役所や近鉄とJRの駅にも近いという地の利もあって、「御所市コミュニティカフェ」は知られてきているようです。 何か面白そうなことをやっている、何だろう、ということで覗いてくれて、一緒にお茶して、お話して、、、。 これがまさにコミュニティではないでしょうか。   来週9月19日(金)は、畿央大学看護医療学科乾富士男准教授、松本泉美准教授、中谷香江助手と学生らによる「まちの保健室」が予定されています。 10月は、3日(金)と17日(金)にも催し物を考えていますが、目的はイベントではなく、市民のみなさまにこのカフェを安定して利用していただくことです。 毎週金曜日だけの開店ですが、お近くの方はぜひお気軽にご利用くださいね。   【 参加したヘルスチーム菜良(なら)メンバーの感想 】   およそ30名の方に食育SATシステム(フードモデル)を利用して、ご自身が実際に食べているものがどのくらいの栄養価があるのかを調べ、よりバランスの良い食事になるよう私たちがアドバイスさせていただきました。 SATシステムを利用していただいた方々には「分かりやすかった」「食生活を改善できるようにがんばりたい」などの嬉しい言葉や積極的な質問をしていただきました。 またカフェを利用していただいた方には、私たちが作った2種類のパウンドケーキ(煎茶と甘納豆味・紅茶とオレンジピール味)を振舞い、「口当たりがよい」「おいしかった」と感想をいただきました。 利用者さんは栄養面から生活習慣について見直し、私たち学生は学んだ知識を生かし、かつコミュニケーションスキルをつける良い機会になりました。   健康栄養学科3回生 大山真穂 奥野有加 植村沙希     【 関連記事 】 御所市連携「御所市コミュニティカフェ」がオープンしました。 御所市コミュニティカフェが8月22日(金)にオープンします! 御所市連携「コミュニティカフェ」が8月オープン!~人間環境デザイン学科 齋藤ゼミ 

2014.09.11

橿原市・橿原商工会議所連携「しょうが給食献立プロジェクト」の最優秀賞が給食として実現!

畿央大学学生が作ったレシピの給食が橿原市立こども園5箇所で提供されました   畿央大学と橿原市・橿原商工会議所の連携は今年で6年目を迎え、今年取り組んだテーマ「しょうが給食献立プロジェクト」では7月19日レシピ試食審査が行なわれました。そのときに最優秀の給食導入賞に選ばれた献立が、今回調理されて、橿原市内5箇所にあるこども園の約700名の園児たちの給食として実際に食べていただきました。   2014(平成26)年9月10日(水)午前、本プロジェクトに参加した学生(健康栄養学科:指導教員浅野恭代教授・金一玲助手、学生33名)のうち11名が園を訪問し、この日給食献立として出される橿原市第2こども園(今井幼稚園・今井保育所)を見学のうえ、園児たちと一緒に「しょうが給食」を食べました。     コンペで最優秀賞となった献立「うさぎのお月見給食」(さいの目切りのさつまいもや摩り下ろしたしょうがを入れて満月に見立てた黄色いご飯、さといもやキヌサヤでうさぎをかたどった肉じゃがのおかずなどストーリー性豊かな献立)が配膳されたところで、4つの班に分かれて子どもたちに向けて学生たちがお月見うさぎの紙芝居仕立てのお話やクイズをしました。 橿原今井町(重要伝統的建造物群保存地区)の入り口にあたる華甍(はないらか)のちょうど裏にある今井幼稚園分園(園児93名)のみなさんに橿原のしょうがを知っていただくよい機会となりました。     そして楽しい給食の時間には、学生たちが園児の食卓に加わって、ワイワイがやがやみんなで会話しながら美味しくいただきました。 3~5歳児といっても、毎日元気に遊んでいるので、食欲旺盛。食べる量はあまり変わりません。     しょうがご飯も後味が残るほどにしょうがが効いているので子どもたちには辛味があり過ぎかとも思われましたが、みんな残さず完食してくれました。       橿原産しょうがを使ったレシピ開発は2年目で、昨年からずっと勉強会講師をご担当いただいたプロの料理家松田弘子氏も来てくださり、浅野先生、金先生との話もはずんでいました。 また、このイベントを取材してくれる新聞記者の方々も3社来てくれて園児や学生たちがインタビューを受けていました。     昼食後は、園長先生のご案内で今井小学校前にある今井保育所を見学、敷地つづきの隣が「今井デイサービス」施設でお年寄りの方々と保育所との交流についても説明がありました。       【うさぎのお月見給食を考案した学生の感想】   ・自分で作った献立が実際園児の前に出されて、みんな美味しいって言ってくれて、おかわりもしてる子がいて、とても嬉しかったです。 私も一緒に食べてみて、意外と生姜の味が最後に口の中に残るのでみんな辛くならないのかなぁと思ったのですが、隣に座っていた園児は全然生姜の味がしないと言ってくれてたので大人にはわかるけど子供でも食べれる程度の味付けになっててちょうど良く出来たのかなぁと思いました。ウサギもみんな自分でウサギを作る方式になってて心配だった部分がみんなに楽しんでもらえるように考えられてて嬉しかったです。 健康栄養学科2回生 千葉 彩乃   ・自分たちの作った給食を子供達が笑顔で食べてくれてとても嬉しかったです。 このメニューを通して、地元橿原で取れたしょうがをはじめとする食べ物を自分たちで消費する、地産地消が進められたらと思います。 健康栄養学科2回生 成田 優華   ・今回のプロジェクトで、自分たちが考えたメニューが子どもたちの給食として出されることの嬉しさと、口に合うだろうかという不安がありました。ですが、子どもたちに「おいしい?」と聞くと、「うん」と頷いてくれたり、生姜がからいかと聞くと、からくないよーという声が多く、おかわりをしている子もおり、思ってた以上に食べてくれる姿をみてよかったと安心しました。大量調理という条件の中、里芋とサヤエンドウでウサギの形にみたてる案はどうなるのだろうと考えてましたが、子供たちが自分たちで里芋にサヤエンドウでウサギのミミをのせるように工夫されていて、こんな楽しい方法もあるんだなと一つの発見になりました。後期の授業では今度は実際に給食を作る側について学んで行くので、今回の体験を活かしながら頑張りたいと思います。 健康栄養学科2回生 岡田 千波        【関連記事】 橿原市・橿原商工会議所との連携「橿原産しょうがを使った給食献立開発」事業がスタート! 「橿原産しょうがを使った給食献立開発」~保育所見学ツアーを実施! 「しょうが給食献立開発」第1回勉強会を行いました。 「しょうが給食献立開発」第2回勉強会を行いました。「しょうが給食献立開発」第3回勉強会を行いました。 「しょうが給食献立開発プロジェクト」コンペが行なわれました。  

2014.09.10

生駒市民カレッジ「繭を素材にしてコースターをつくろう」に協力(村田ゼミ)

9月6日(土)生駒市花のまちづくりセンターにて生駒市民カレッジ「繭を素材にしてコースターをつくろう」が開催されました。 人間環境デザイン学科の村田と村田ゼミ4回生8人、3回生1人、そして卒業生も駆けつけてくれて、34人の参加者の方々へ繭を素材にしたコースター作りをレクチャーしました。     本来は2回シリーズの講座にすべき内容ですが、日程の都合上1日で完成出来るように綿密な計画をたてました。 午前中は必要な道具等の準備と予行演習を行い、午後からは「蚕と繭と絹糸について」の講演です。世界遺産富岡製糸場の影響でしょうか。 とても熱心な様子で質問もたくさん出ました。 「曾おばあさんが蚕を飼っていた」「桑の実は子ども時代のおやつだった」等会場から声があがりました。 そして引き続き真綿つくりです。     重曹で煮た繭の中からサナギと最後の脱皮の皮が出てくると「きゃー」「わー」と声が上がります。 いつもなら一緒に盛り上がるところですが、時間がありません。 糸つくりに進みます。 コチニール、茜、カリヤス、タマネギの皮を染料にして糸を染め、学生が作成した簡易織機を使用して織りあげました。     盛りだくさんな内容に完成までいきつくだろうかと心配していましたが、学生との綿密な打ち合わせと予行演習、そしてなにより参加者のみなさんが熱心に取り組んでくださったおかげで、満足のいく作品が完成しました。   人間環境デザイン学科 准教授 村田浩子

2014.09.03

第6回やまとフォーラム(夏の公開講座)を開催しました。

西山厚氏(前奈良国立博物館学芸部長)を基調講演者に迎え、 全14講座にのべ1,300人が聴講!     冬木学園(畿央大学)が地域の文化交流の要となり、地域の発展に貢献することをめざして、毎年8月最後の日曜日に開催しているやまとフォーラムも今年で6回目となり、2014(平成26)年8月31日に開催しました。   今回は帝塚山大学文学部文化創造学科教授(前奈良国立博物館学芸部長)の西山厚氏を基調講演者としてお招きし、「江戸時代の大仏復興~公慶上人の生涯~」と題して講演していただいた後、畿央大学教員および地域で活躍されている方々を講師として全14の公開講座に、のべ約1,300人の地域住民の方々が参加されました。       今年の夏は台風、局地的豪雨が続いていますが、この日は穏やかな晴天となり来場者も予想を上回る好調な出だしでした。正門、北門、第2駐車場、会場の冬木記念ホールでの受付、案内誘導、1限目・2限目使用教室担当などはボランティア学生に運営を任せており、手作り感いっぱいのフォーラムです。      13時から冬木智子学長による挨拶、日頃お世話になっている地元広陵町から山村吉由町長によるご挨拶をいただき、続いて西山先生の基調講演が行われました。     東大寺の大仏造立の詔を発した聖武天皇の頃の、飢饉や疫病が続き混沌とした時代背景のなか、「すべての動物、すべての植物が、共に栄える世の中を作りたい」という聖武天皇の崇高な思いが、多くの民の力で建立されたこと。当時の日本の人口500万人のうち260万人が協力したという。その後大仏は二度焼失することになるが、ともに大仏復興に尽くした鎌倉時代の重源、江戸時代の公慶上人にも聖武天皇の意志は引き継がれ、公慶は全国に勧進状を募り多くの人から現在価値で125円のわずかな募金が12億円相当の費用が集まった。また元禄5年の開眼供養には1日だけで奈良に4万9,054人の宿泊者が集まったという記録があり、ここから奈良が観光都市になった始まりと思われる。しかし、現在宿泊施設では全国最下位クラスといわれる観光県奈良に苦言のひとことでした。     基調講演後は、Ⅰ限目7講座、Ⅱ限目6講座と続き、今回も多方面から秀でた才覚をお持ちの講師をお招きして興味あるお話をしていただきました。     【No.1】栢野新市講師:畿央大学健康科学部 健康栄養学科教授      くだもの、足りていますか?~ドライフルーツの健康パワー~     普段の生活では生の果物は十分に摂取しにくいのですが、保存の効くドライフルーツでも健康に対する様々な効果があることをご紹介いただきました。      【No.2】大原弘信講師:菩提山真言宗 正暦寺住職       奈良は清酒発祥の地~菩提泉という僧坊酒の歴史的価値について~     平安中期一条天皇の時代、寺院で造られていた酒を僧坊酒といい奈良正暦寺が発祥の地。今は酵母菌を使って冬に仕込むが当時は菩提泉といい乳酸菌を使って夏に作っていたという歴史を語っていただきました。       【No.3】松本泉美講師:畿央大学健康科学部 看護医療学科准教授     禁煙でいきいきライフしませんか?~禁煙の成功の秘訣は上手なサポート活用から~     企業や地域で禁煙サポートをしてきた経験と研究から、ニコチン依存、心理的依存、社会的要因からの依存症の弊害を指摘。禁煙に成功すればたばこから解放され、自分に自信が持てると説かれました。       【No.4】河村真希講師:香芝市福祉健康部 地域包括支援センター 社会福祉士、精神保健福祉士      あなたも「悠遊老活」はじめませんか?~「私の☆年後 悠遊ノート」を作成しよう~     元気な今から数年後、数十年後の自分、健康・介護・お金・生活支援などを想定して、悠遊自立の豊かな暮らしを実現するために、「悠遊ノート」の作成を提案していただきました。       【No.5】平田政彦講師:斑鳩町教育委員会事務局 生涯学習課文化財活用センター課長補佐     斑鳩地域における飛鳥時代の様相~聖徳太子ゆかりの遺跡の調査成果から~     平田氏自身が発掘調査に携わった法隆寺(別名斑鳩宮)、中宮寺、法輪寺などの遺物から読み取れる史実と持論を展開して、考古学からみた飛鳥時代の様相についてお話いただきました。       【No.6】中川行夫講師:奈良県神社庁参事、櫛玉比女命神社宮司      古事記1300年の幕開け~神武以前に大和には大王がいた?~      紀元前神武天皇が橿原宮で即位される前、大和は大王に統治されており、その名は饒速日尊、別名大歳大神、櫛玉彦大神、大物主大神、天照御魂大神ともいわれています。古代史を紐解いていただきました。       【No.7】渡邉健治講師:畿央大学教育学部 現代教育学科教授     いいじゃない、障がいがあっても。共に生きよう!~障がいがある子とない子とが共に学ぶ教育~     日本は最近ようやく障がい者の権利条約を締結したが、国際的にみて遅れているのは明らか。日本における自立生活運動のこれからの方向性や私たちみんながどうすべきかについて熱く語られました。       【No.8】信岡尚講師:広陵町事業部技術監・農業塾 塾長、前奈良県農業大学校校長     奈良県の農業と、その担い手の育成について~奈良県と広陵町における取り組み~     荒廃する農地と農業の再生のため広陵町では新たな取り組み「農業塾」を立ち上げ、新しい農業の担い手育成をめざしています。この農業塾についての説明とあるべき奈良県の農業の姿を一緒に考えます。       【No.9】山本嘉彦講師:創業亨保四年 油長酒造株式会社 第13代社長      奈良酒を世界に向けて~日本酒の可能性~     本日の1限目日本酒発祥の地正暦寺とも縁が深く、御所市旧市街にある由緒ある油長酒造若社長の新たな挑戦、日本酒の国内ファンづくりと海外への輸出戦略について熱い思いを語っていただきました。       【No.10】宮本直美講師:畿央大学健康科学部 理学療法学科助教      肺の健康を考えてみよう!~肺と上手につき合っていく方法~     人の体で最大の容積をもつ「肺」は唯一体外に開放した臓器です。近年よく言われる誤嚥性肺炎は喉頭蓋がうまく機能しなくなることで併存疾患として筋量筋力低下、骨粗しょう症などがあることを紹介されました。       【No.11】石谷香菜子講師:香芝市福祉健康部 保健センター 保健師      受けるが得!!特定健診で知るからだのこと~結果の見方があなたの未来を変える~     特定健診でわかる結果で、糖尿病、中性脂肪過多、動脈硬化や脳梗塞予防など放置すれば命の危険に関わる病気の怖さ、また生活習慣改善で未然に防ぐ方法など、保健師の立場から警鐘を鳴らしています。       【No.12】露口真広講師:橿原市世界遺産推進課 課長補佐      日本の国の成り立ち、知っていますか?~世界遺産をめざす考古学遺跡と首都・藤原京~     世界遺産をめざす「飛鳥・藤原の宮都をその資産関連資産群」の発掘遺跡から見て取れる当時の国づくりについて、出土した木簡、貨幣などを日本の歴史に照らし合わせて解説していただきました。       【No.13】李沅貞講師:畿央大学健康科学部 人間環境デザイン学科講師      色?形?~好きなモノの決め手になる色と形について~     日常生活の中でよく目にすることや聞くことはよく知っていると思いがちです。歩行者用の赤信号はどれ?色彩を認識する人の神経構造や味覚と色彩、色と形と衣食住など、すべてが関連しているそうです。     魅力あふれる講師の先生方のお話につい引き込まれてしまう、充実したフォーラムでした。 お越し頂いた方々からも「とても良いお話で、感動しました」「今日のお話をずっと忘れないと思います」「健康について考える良い機会になりました」「ありがとうございました」という嬉しい声をたくさん頂きました。 畿央大学の社会貢献事業に今後ともみなさまのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。  

1 48 49 50 51 52 84