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公開講座の新着情報一覧

公開講座の新着情報一覧

2021.08.25

畿央大学現代教育研究所主催「学びを結ぶオンラインセミナー」を開催しました。

畿央大学現代教育研究所では、学校現場における教育力向上の一助になる活動の一環として、2013年から研究所研究員による解説と実践を交えたワークショップを7回重ねてきましたが、昨年は夏季を中止し、12月に時期をずらしオンラインで行いました。 本学のオンライン環境の整備も進み、今回はZoomのミーティングとブレイクアウトルームを活用し、小グループのチームで取り組めるオンラインセミナー形式で2021年8月12日(木)に開催いたしました。     チームで進めるポジティブ行動支援-行動支援計画立案を練習するためのワークショップ- 【講師】現代教育学科 教授 大久保 賢一       行動支援計画は様々な立場の人たちによって協働して作られていくという観点から職種や立場を限定せずに募集し、福祉職、心理職、特別支援学校教員、保護者など幅広い立場から76名がワークショップに参加されました。   講師の大久保教授は、大学では主に特別支援学校教員の育成に携わっていますが、学外では広く人が出会う「困り感」を軽減するにはどのような方略に効果があるかを研究し実践の場での検証に関わっています。 今回のテーマ「チームで取り組む行動支援」は、こうした研究の成果をもとにしたものです。   午前中は2時間の講義です。 「問題行動に対する罰的な対応は適切と言えるのか」という問いかけに始まり、問題行動に対する対応を考えました。人の問題行動を減らすため、「罰的な」対応がなされることが長く続いています。しかし「罰的な」対応には一時的な効果があるものの、「罰的な」対応に慣れてしまうと、より大きな問題行動を起こし、結果的に罰的な対応もエスカレートするなどの副作用を生じさせるとのことです。 そこで大久保教授が研究する「ポジティブ行動支援(Positive Behavior Support(PBS))」が紹介されました。     ポジティブ行動支援とは、アメリカで開発された、当事者のポジティブな行動(本人のQOL向上や本人が価値あると考える成果に直結する行動)をポジティブに(罰的ではない肯定的、教育的、予防的な方法で)支援するための枠組みのことです。また、ポジティブ行動支援は個人の行動のみを標的とするのではなく、その周囲の人々、あるいは周囲の人々を取り巻く様々な状況も分析とアプローチの対象と捉え、持続的な成果を生み出すための仕組みづくりをめざします。(日本ポジティブ行動支援ネットワークホームページより)   大久保教授が作成した架空事例に基づき、問題行動の間接的な要因、行動のきっかけを明らかにし、目標として、望ましい行動を設定し、結果として当事者が「やりがい」や「称賛」を得ることができる行動支援の計画の作成のプロセスが紹介されました。予めメールで配布した「問題行動となる行動の分析」を資料に、問題を具体的に分析し改善の策を具体化するものです。 詳しいことは、大久保教授による著書「3ステップで行動問題を解決するハンドブック―小・中学校で役立つ応用行動分析学 (ヒューマンケアブックス) 2019/4/25でも紹介されているそうです。 午前は大きく以上のような流れで進みました。   午後は、参加者が3人~4人程度の小グループに分かれて、行動支援計画を立案する演習が中心になりました。ここでも大久保教授が作成した架空事案が2例紹介され、予め配布した「行動支援計画の様式」に基づき少人数による検討が重ねられました。このセッションではZoomのブレイクアウトルームを使い、午前中の講義を参考にされた参加者が、それぞれのお立場から熱心に討議されていました。     以下では、セミナー終了後に参加してくださった皆様にお伺いした感想やご意見を紹介したします。50人の方がお答えくださいました。   ◯セミナー全体の満足度について 満足:48、やや満足:2   ◯今後受講したいテーマ ・新学習指導要領に関する内容:11 ・教科教育に関する内容:7 ・プログラミング教育に関する内容:8 ・最新の研究事例に関する内容:22 ・学校運営・学校教育に関する内容:8 ・特別支援教育に関する内容:38 ・その他:7   ◯ご意見、ご要望(記入数25) 「大久保先生の講義、とても分かりやすかったです」といった声をたくさんの方から頂きました。それら以外のご意見・ご要望を抜粋して紹介させていただきます。 ・ABAの理論と方法をこんなに分かりやすく聞きやすく教えていただき感謝します。PBSのよさに少し触れられた気がしました。 ・福祉関係者として、幼稚園や学校の現場で支援をするにあたって、明日からでも使える考え方や工夫を、講義やディスカッションの中でたくさん得ることができました。 ・現場での悩みごとは尽きませんが、迷ったら原点に戻り、一つひとつ丁寧に、楽しくやっていくことを基本にしていきたいと思いました。 ・この内容を無料で実施していただいたことに感謝申し上げます。関わっているお子さんの顔を思い浮かべながら、この学びを日頃の支援に活かすことを考えつつ受講できました。 ・1日とはいえ、これでも少なく感じるくらい。自分の現場にどう生かすか、落とし込んでいくかを自分の課題にしたいと思います。 ・もっともっと広まってほしいと思いました。そして広めるためにどうしたらいいのかを考えていきたいと思いました。問題行動だけに着目せずどうやったらいいのか?を学べたことはとても興味深く、通信教育があるなら入学したいと思いました。 ・日々、生徒の注意引による問題行動があります。小学部では、注意引と分かっていても、わざと騙されて声を掛る指導が主流だと思い、びっくりしています。9月から、代替行動を生徒に教えていこうと思います。 ・個別の支援計画について、講義だけでなく実践的に考えディスカッションする時間があり、その中で他職種の方とお話しすることができて大変参考になりました。 ・難しいのは承知しておりますが可能であれば数日にわけて研修会を行ってもらえるとありがたいです。参加者に支援計画をたててもらうのは非常に良いのですが、一般の方には難しく時間が足りない感じがありました。  ・オンラインでの開催で遠方より参加させていただくことができました。明日からまずは自分の関わり方を見直してみようと思います。 ・随伴性を明確にし、それぞれに対する方略を分けて考えることについて、基本のキではありますが実際に書き出すことで、介入時に想定されることとその対策について具体的に検討して準備することができるのだと改めて思いました(うまくいかないときは想定が足りないし計画と準備が足りない)。 ・事前に配布されたPDFがA4一枚に6枚が集約されたものだったが、書き込みするのに小さすぎた。文字も読みにくい。グループワークは、ちょうど良い人数で全員顔出し、声出し参加で大変活発な意見交換ができた。資料以外の内容は大変満足でした。   今回のテーマ故に、今後受講したいテーマが特別支援教育に関する内容であることは当然だと思いますが、それら以外にも様々な内容のご提案を頂き感謝いたしております。 本学教員の研究成果を教育現場の皆さまのお役に立てるよう発信してまいります。 今後とも、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。     【関連記事】 「学びを結ぶワークショップⅠ」開催報告 「学びを結ぶワークショップⅡ」開催報告 「学びを結ぶワークショップⅢ」開催報告 「学びを結ぶワークショップⅣ」開催報告 「学びを結ぶワークショップⅤ」開催報告 「学びを結ぶワークショップⅥ」開催報告 「学びを結ぶワークショップⅦ」開催報告

2021.08.16

令和3年度教職員のための夏の公開講座をオンライン開催しました。

オンラインで学ぶ「運動器検診と子どもの体力について」   2021年(令和3年)8月12日(木)、令和3年度「教職員のための夏の公開講座」を開催しました。この講座は奈良県教育研究所の依頼に基づき、夏休みの間に現場の先生方に知識を深め、また得意分野はさらに伸ばしていただくことを目的に受講していただく講座です。   例年は対面での開催で実施しており、昨年度はコロナウイルス感染症拡大の影響により中止となりましたが、今年はZoomアプリを用いてオンラインでの講座として実施いたしました。今回は畿央大学理学療法学科 福本貴彦准教授による「運動器検診と子どもの体力について」と題した講座を実施しました。   ▼オンライン講座の様子     講義では、近年の子どもの運動能力の推移を資料としてご覧いただきながら、子どもにとってどれくらいの頻度での運動が(各発達の段階において)適切なのか、また運動習慣を身につけることで脳の運動機能をつかさどる部分がどのように発達するのかなどの内容を解説しました。     講義終了後は、Zoomアプリのブレイクアウトルームという機能を使用し、2グループに分かれて意見交換をしていただきました。短時間ではありましたが、各学校現場での子どもの様子など、異なる地域の現場での情報等も共有していただくことができ、「他の参加者の方の現場の声を聞くことができた貴重な時間でした」とのお声もいただきました。   最後の質疑応答の時間になると、「しゃがみ込みが出来ない児童に対して、何か効果的な運動等はありますか?」等、現場の教員ならではの質問も多くあり、その一つ一つに対して福本准教授が回答しました。   ▼質疑応答の様子   講座終了後のアンケートでは、 「わかりやすくご講演いただき、大変勉強になりました。他の受講生のお話も聞けて良かったです。」 「小学校の段階で運動が好きな子供を増やす取り組みをすることが大事だということと、たくさんの運動をさせたり、たくさんの経験をさせたりすることが子ども達の“やってみよう”という意欲を高めることにつながると感じました。」等、たくさんの感想を頂戴いたしました。   コロナウイルス感染症拡大の終息が未だ見えない中、直接参加型での講座の実施ではありませんでしたが、このようなオンライン形式での情報発信も有効だということを実感することができました。今回ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。今後も社会情勢に寄り添いながら、受講者の皆さまにご満足いただけるような公開講座を開催してまいります。   【教職員のための夏の公開講座 開催レポート】 2019年度 2018年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度 2010年度 2009年度 2008年度

2021.06.24

8/12(木)学びを結ぶオンラインセミナー「チームで進めるポジティブ行動支援」を開催します。

2021.06.23

【受付終了】8/12(木)教職員のための夏の公開講座(WEB)を開催します。

校内研修では経験できないような「教育課題」について、大学の教員による講義を開催し、教職員の方々に日々の教育実践に役立つ研修の機会を提供します。参加を希望される先生方におかれましては、実施要項をご確認の上、お申し込みください。   公開講座テーマ 運動器健診と子どもの体力について 近年、健康問題とされている幼児や児童、生徒の体力低下について、2016年度に導入された運動器健診の内容や意義を再度共有し、その健診結果の考察などを通して、具体的にどのような問題が「子どもの体力」に起こっているのか、今後どのように日々の教育実践の中でその問題解決に取り組むべきかを検討する一助となる内容を含んだ講座です。 日時  令和3年8月12日(木)14時~15時(質疑応答を含む) 講師:健康科学部理学療法学科 准教授 福本 貴彦     実施要項 受講対象 奈良県内の幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の教職員 開催方法 オンライン開催(ZOOMを利用できる環境が必要です。) 申込方法 7/30(金)にて、申込受付を終了しました。 定  員 100名 主  催 畿央大学 後  援 奈良県教育委員会   お問合せ 畿央大学教育推進部 教職員向け公開講座係 Tel:0745-54-1601 E-mail:info@kio.ac.jp

2021.02.16

第20回畿央大学公開講座「コロナ時代におけるこれからの認知症ケア」をオンライン開催しました。

オンラインで学ぶ「これからの認知症ケア」   令和3(2021)年2月13日(土)、午後13時から20回目となる畿央大学公開講座を開催いたしました。直前までご自身の認知機能を知ることができる「きおトレ」アプリの体験を直接参加にて実施する予定でしたが、緊急事態宣言期間の延長を受け、Zoomを用いたオンライン講座のみの実施とし、約30名の方にご参加いただきました。   【講師】山崎尚美氏(畿央大学健康科学部看護医療学科 教授)     昨年度に引き続き「認知症」をテーマとしましたが、コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、社会情勢とともに大きく変容した「認知症ケアのこれからのあり方」について、親世代の介護を控えた世代の方々を中心に学んでいただきました。   初めに、今年コロナ禍の影響で起こった認知症ケアの変化の事例として、ニュースの動画を見ていただきました。そのニュースの中では、タブレット越しにオンラインでお孫さんと久しぶりに対面し涙を流す方や、認知症のために施設に入っている妻と窓ガラス越しに面会をする方の様子が描かれていました。介護の現場で今まさに起こっている印象的なニュースでしたが、コロナ禍による制限の中においても、できることが増えたという事例でした。   医療現場においても、面会制限や遠隔診療、医師・看護師の不足と様々な変化や問題が起こっていますが、ケアがめざすべき本質は変わっておらず、高齢者への意思決定支援と家族の思いに寄り添う看護を今までよりも柔軟な考えに基づいて、止まらずに進めることが必要とされています。     また、これからの認知症ケアの分野では、デジタル化とグローバル化がさらに進んでいくという話題が提供され、AIやデータを活用した今後のケアの可能性と日本の進んだ認知症ケアのグローバルな展開事例が紹介されました。     「グローバル化」の事例の1つとして、山崎教授のベトナムにおける取組の紹介があり、実際にベトナムにいるホップさんとZoomをつないでリアルタイムで対話を行い、オンラインツール利用の可能性にも触れました。   ▼オンラインで、ベトナムのホップさんと対話の様子     コロナ禍の影響を受けて、認知症ケアだけではなくあらゆる場面で様々な変化が求められていますが、「方法が変わっていくだけで、本質は変わらない」という山崎先生の言葉は印象的でした。   ご参加いただいた皆さまからは、 「オンライン開催のおかげで遠方からも参加できました」 「実例が多く、動画もあったので分かりやすかった」 「一歩も外に出ることなく参加できて、しかもベトナムや遠隔地の方々のお話も聞くことができ、オンライン開催の良さを味わうことができた」 「WEBセミナーはどこも不慣れで手探り状態ですが、WEBだからこそできる多元中継的な展開など、すばらしいチャレンジだと思います」 「関東にいても聴講することができました。こうした仕組みのある時代に感謝」 「質問時間がもう少しあれば良かった」 など、さまざまな感想をいただきました。参加いただいた皆さま、ありがとうございました。   本学では今後も受講者の皆さまにご満足いただけるような公開講座を開催してまいります。     第19回畿央大学公開講座「感染症を知ろう~新型コロナウイルスとこれからの生活~」をオンライン開催しました。 第18回畿央大学公開講座「当事者とともに創る認知症ケア」を開催いたしました。 第17回畿央大学公開講座「認知症の正しい理解」を開催しました。 第16回畿央大学公開講座を開催しました。 第15回畿央大学公開講座B・C(2日目)を開催しました。 第15回畿央大学公開講座 講座Aを開催しました。 第14回畿央大学公開講座を行いました。 第13回畿央大学公開講座を開催しました。 第12回畿央大学公開講座「健康長寿のための食と運動」を開催しました。

2021.02.10

ひらめき☆ときめきサイエンス「身体と脳との不思議な関係~身体運動の脳科学~」をオンライン開催しました。

オンラインで学ぶ「脳と運動」の関係性   令和3(2021)年2月6日(土)、『ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~』を実施しました。 「ひらめき☆ときめきサイエンス」は、文部科学省所管の独立行政法人日本学術振興会からの助成を受けて実施されるイベントで、本学ではこれまで小学校高学年の児童を対象に平成21年から毎年実施しており、昨年度に引き続き高校生を対象に開催いたしました。大学は教育研究機関として、国の科学研究費の助成を受けて社会に役立つ様々な研究を行っています。その成果を高校生にも知ってもらい、未来の科学者を育てていくのがこのイベントの目的です。   通算12回目の開催となる今回は新型コロナウイルス感染症拡大の防止のため、対面式での講座ではなく、Zoomを用いて「オンライン」での初開催となりました。     この日のプログラムは「身体と脳との不思議な関係~身体運動の脳科学~」と題し、畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターの信迫悟志准教授、大住倫弘准教授が講師を務め、脳と運動との密接な関係性を学んでもらいました。   はじめに事務局からZoomの動作確認とこの事業の目的と科研費についての説明、その後信迫先生からも視聴画面の確認や音声の確認を行ったあと、「身体運動の脳科学」と題して脳の構造や簡単な運動を通して“脳科学”の導入を講義してもらいました。     2時間目からは学生スタッフにも登場してもらい、様々な実験機器を使用した実験をLive配信し、画面越しに参加者の皆さんに実験を“疑似体験”していただきました。まず実験1として「映像遅延下運動課題」「両手干渉課題」「運動観察干渉課題」「スプリット・トレッドミル歩行課題」、実験2として「ラバーハンド錯覚課題」「腱振動錯覚課題」「視線計測課題」、最後の実験3は「運動中の脳活動測定」と題し、fNIRS(機能的近赤外分光法)と脳波を使用した運動中の脳活動実験を行いました。1つ1つの実験が終わるごとに画面上で実験の解説を行い、時折専門用語も混ぜつつ、高校生の皆さんにも理解できるように分かりやすく丁寧に説明しました。   ▼Live実験の様子   ▼Live配信の画面(視聴者側)   ▼その他実験の様子   全ての講義が終了した後は参加者にも声を出してもらい、質問タイムのコーナーを設けました。担当教員からは、今後の進路を選択する高校生へ向けて自身の昔話や、高校と大学での学修の違い、また大学生の先輩でもある学生スタッフからも実際の大学での学生生活について話をしてもらいました。     参加者からは「(オンラインではなく)実験などを実際にしてみたかったが、説明もわかりやすく映像での実験も様子がわかりやすかった」「高校生にも理解できるように噛み砕いて教えて下さったので理解しやすかった」等の感想をいただきました。コロナ禍においてほとんどの大学で授業形態の1つとなった“遠隔授業”も、今回の講座を通して高校生のみなさんに体験していただけたのではないでしょうか?   今回の体験を通して参加者の皆さんが科学に対してさらに興味を深めてくれることを願うとともに、次回はぜひ対面でのイベントが開催できるようコロナウイルス感染症が終息していることを祈っています。 ぜひまた畿央大学でのイベントにご参加ください!     【過去のひらめき☆ときめきサイエンス】 2019年「運動と脳との不思議な関係~運動の脳科学~」 2018年「運動中のからだのしくみ」 2017年「運動中の体の不思議を探る~健康をつくる運動と栄養のサイエンス入門~」 2016年「運動中のからだのしくみを発見しよう~健康をたもつ運動と栄養の科学~」 2015年「運動するとからだの中はどうなる?~健康をつくる運動と食事のサイエンス~」 2014年「運動中のからだの不思議を科学する~健康を支える運動と食事を学ぼう~」 2013年「世界から注目される『日本料理』のおいしさをサイエンスするーおだしの文化の調理科学実験ー」 2012年「お母さんの手作り料理の味は一生忘れないってホント?調理科学の不思議体験」 2011年「食から環境を考える」 2010年「食べ物の『おいしさ』と『こく』をサイエンスする」 2009年「食育をサイエンスする」

2021.01.29

第19回畿央大学公開講座「感染症を知ろう~新型コロナウイルスとこれからの生活~」をオンライン開催しました。

令和3(2021)年1月23日(土)、午前中に開催した第6回シニア講座に引き続き、午後からは19回目となる畿央大学公開講座を開催いたしました。今年はコロナウイルス感染症拡大の影響で対面式ではなく、Zoomを用いてオンラインにて実施し、13名の方にご参加いただきました。   今回は「感染症を知ろう~新型コロナウイルスとこれからの生活~」をテーマに、公衆衛生学や感染症を専門とする本学健康栄養学科の根津智子教授が講師を務めました。一般的な感染症の考え方や対策、そして新型コロナウイルスの特徴や現状、ウイルスに対する各種対策の意義などを紹介し、これからの生活の中でどのような心掛けをしてくことが良いのかを参加者の皆さまに学んでいただきました。     頻繁にメディアでも多く取り上げられてはいますが、コロナウイルス感染症とその他の感染症との違いや、日本や世界での感染状況、感染症を専門とする根津教授からの最新の知見や予防・対策の紹介に加え、奈良県下の患者数や病床数等の現状が紹介されました。   ▼オンライン講座の様子   講義が終了した後はZoomのQ&A機能を使い、参加者の皆様からの質問に答える時間を設けました。「自宅の各部屋の換気口は通年開いたままですが、このような場合の換気は必要でしょうか?」「帰宅後の石鹸での手洗いとアルコール消毒はどちらかをすればよいのか、それとも両方した方がいいでしょうか?」といった複数の質問が寄せられ、やはり社会情勢に即したテーマであったため参加者の皆さまの関心度の高さが伺えました。   講座終了後のアンケートでは、「タイムリーで身近な問題に対する講義で関心度が高い」「感染症の専門家の話を直接聞けてよかった」等といった講義の内容へのご感想や、「大学に行かなくても有意義な講座を受講することができました。今後もオンライン講座を開催していただけると気軽に参加しやすいです。」「自宅からも気軽に参加できるので、今後もオンライン枠を残してほしい。」といった、今回のオンライン講座に対しての好評なご感想もいただきました。   コロナウイルス感染症拡大の終息が未だ見えない中、例年の直接参加型での講座実施がしばらくは難しいかと思われますが、オンライン形式での情報発信も有効だということを実感することができました。引き続き、今後も社会情勢に寄り添いながら、受講者の皆さまにご満足いただけるような公開講座を開催してまいります。   第18回畿央大学公開講座「当事者とともに創る認知症ケア」を開催いたしました。 第17回畿央大学公開講座「認知症の正しい理解」を開催しました。 第16回畿央大学公開講座を開催しました。 第15回畿央大学公開講座B・C(2日目)を開催しました。 第15回畿央大学公開講座 講座Aを開催しました。 第14回畿央大学公開講座を行いました。 第13回畿央大学公開講座を開催しました。 第12回畿央大学公開講座「健康長寿のための食と運動」を開催しました。

2021.01.27

第6回畿央大学シニア講座「なぜ腰痛を治すために運動が必要なのか、どのように運動をすればいいのか」をオンライン開催しました。

令和3(2021)年1月23日(土)、畿央大学では地域のシニア世代の方々を対象に、「健康」と「教育」について学びを深めるための「畿央大学シニア講座」を開催いたしました。 今回で6回目の開催となりますが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、例年実施していた対面式での講座を実施することが困難となり、今年は初の試みとしてZoomアプリを用いて「オンライン」での開催となりました。   「なぜ腰痛を治すために運動が必要なのか、どのように運動をすればいいのか」をテーマに、畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターの大住倫弘准教授が、運動不足になりがちなコロナ禍だからこそ正しく腰痛を理解していただくべく、オンライン参加者22名の皆さまに最新の知見を学んでいただきました。     まず、画面上で資料を見ていただきながら、「腰痛のメカニズム」や「痛み」についての講義を行いました。痛みが出たときや痛みが長引くときにどう対処することが良いのか、自身の腰痛の状態についてどのように把握すれば良いのかなど、参加者の方にもわかるよう専門の知識を丁寧にお伝えしました。     また講義だけではなく、腰痛に効果的なストレッチもレクチャーしました。参加者の皆さまが画面越しにストレッチを実践し、動画の中では大住准教授が実際にストレッチのデモンストレーションをしたり、実践のための時間を取ったりして、ただ動画を視聴していただくだけでなく実際に身体を動かす場を設けて参加者の方を退屈させないような工夫も行いました。   ▼腰痛に効果的な体操をレクチャー     すべての講義が終了した後はZoomアプリのQ&A機能を使い、質疑応答の時間を設けました。「1日にどれくらいストレッチをしたら良いでしょうか」「寝方が悪いのですが、それも腰痛の原因でしょうか」等の多くの質問があり、その一つ一つを大住准教授が口頭で回答していきました。   講座終了後、参加者の方からは、「理論的な説明、具体的に運動の仕方を教えていただき、ありがたかった。」「痛みの原因、骨格と筋肉図での解説でわかりやすかった。」といった内容についての感想や、「大学に行かなくても有意義な講座を受講することができました。今後もオンライン講座を開催していただけると気軽に参加しやすいです。」「自宅からも気軽に参加できるので、今後もオンライン枠を残してほしい。」といった、オンライン講座に対しての好評なご感想・ご要望も数多くいただきました。   オンラインでの初開催となりましたが、このような形での情報発信、地域貢献も大変有効だということを実感することができました。引き続き、畿央大学では今後も社会情勢に寄り添いながら、様々な形で地域貢献ならびに社会貢献に取り組んでまいります。   【関連記事】 第5回畿央大学シニア講座 第4回畿央大学シニア講座 第3回畿央大学シニア講座 第2回畿央大学シニア講座 第1回畿央大学シニア講座

2020.12.11

2/13(土)畿央大学公開講座「コロナ時代におけるこれからの認知症ケア」を開催します。

コロナ時代における「認知症ケア」について     本学では、地域の方々に生涯教育の場を提供することで、地域社会に貢献することを目的とした公開講座を毎年実施しています。今年度は、コロナウイルス感染症の影響に鑑み、直接ではなくオンライン(Zoomウェビナー)で講座を開催することといたしました。インターネットに接続できる環境があれば、パソコン・スマートフォンからご視聴いただくことが可能です。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。 ※「きおとれ」アプリ体験を希望される方のみ(先着20名限定)直接参加の募集をします。   開催日時 2021年2月13日(土) 13:00~13:40 第20回畿央大学公開講座 13:40~14:00 「きおとれ」アプリ体験(先着20名限定)※直接参加のみ 開催方法 オンライン(Zoomウェビナー) ※視聴用のURLは後日お知らせします。 定員 各回100名(先着順) ※2020年12月14日(月)から申込を開始します。 参加費 無料 第20回 畿央大学 公開講座        13:00~13:40 「コロナ時代におけるこれからの認知症ケア 」     畿央大学 看護医療学科 教授 山崎 尚美 コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、社会情勢や生活様式が以前と比べると大きく変化しています。それに伴い認知症 ケア の在り方も変わらざるを得ない状況となり、例えば面会を対面ではなくタブレットを介してバーチャルな形で 行うといった変化も起こっています。このような変化は「新しい生活様式」やこれらのリソースに対応できる人と対応できない人との間で差が生じており、これからの介護において大きな課題となっています。人と人がつながりにくい、少し生きにくいとも言えるような状況下で、今後どのように介護と向き合っていくべきなのか、講座を通して一緒に考えていきましょう。   「きおトレ」アプリ体験 13:40~14:00 「きおトレ」アプリ体験【先着20名】 ※直接参加を希望される方にご参加いただけます “きおトレ”とは ご自身の認知機能を知ることが出来るスクリーニングアプリです。 (体験の際に使用していただくタブレット機器は、こちらでご準備 いたします 。)   【注意事項】 ※コロナウイルス感染症防止対策を万全にして講座・体験を実施しますが、実施日前14日以内に以下に該当する場合は、参加を控えてくださいますようお願いします。 ①発熱( 37.5 度以上)、息苦しさやだるさ、風邪の症状等の体調不良がある。 ②新型コロナウイルス感染症に罹患された方との接触がある。 ③同居者に前述の症状がある。 ④ご自身及び同居されいてる方に海外への渡航歴がある。 ◆マスクの着用とアルコールによる手指消毒の徹底をお願いします。 ◆受付時に検温をさせていただき、発熱( 37.5 度以上)や呼吸症状の以上 などが見られる場合は参加をご遠慮いただくことがあります。 ◆アプリ体験では 、講師及びスタッフ 、また受講者の方々にもフェイスシールドを着用していただき実施いたします 。   申込方法 【以下のいずれかの方法でお申し込みください。12/14(月)~受付開始】 E-mailでお申込みの場合 ①氏名(フリガナ)、②年齢、③住所、④電話番号を明記の上、info@kio.ac.jpまでお申し込みください。   専用フォームによるお申し込みの場合 申込フォーム(下記QRコード) からお申込みください(メールアドレス必須)。 開催前に参加用URLを申込メールアドレス宛に送信します。    【QRコード】※フォームの公開は12/14(月)から   お申し込み・受講にあたっての注意事項 ・本講座は、Zoom(アプリケーション)を利用したZoomウェビナーです。インターネット環境があればパソコン・スマートフォン・タブレットから受講することが可能です。 ・Zoomアプリは必ず最新版にアップデートの上ご覧ください。 ・受講者は顔や名前が他の受講者に表示されることはありません。 ・講座当日までに、お申し込みいただいたE-mailへ受講のためのURLをお送りします。 ・講座の映像・音声等を許可なくスクリーンショットや写真・動画・音声で記録すること、またそれらを第三者に共有・公開することを固くお断りいたします。 ・講座を受講するために必要なURL・パスワードを第三者に共有・公開することを固くお断りいたします。 ・お預かりした個人情報は、本講座に関わる業務にのみ使用します。また、予め本人の同意を得ることなく第三者に提供することはいたしません。   問い合わせ先 畿央大学 教育推進部 公開講座係 E-mail:info@kio.ac.jp  TEL:0745-54-1601   ▼ポスターPDF(画像をクリックすると、PDFデータがご覧いただけます。)   【過去の公開講座の開催レポート】 第18回畿央大学公開講座 第17回畿央大学公開講座 第16回畿央大学公開講座 第15回畿央大学公開講座B・C 第15回畿央大学公開講座A 第14回畿央大学公開講座 第13回畿央大学公開講座 第12回畿央大学公開講座

2020.11.20

1/23(土)「畿央大学シニア講座」と「畿央大学公開講座」をオンライン開催します。

今年のテーマはコロナ禍における「腰痛」と「感染症」!     本学では、地域の方々に生涯教育の場を提供することで、地域社会に貢献することを目的とした公開講座と、シニア世代の方を対象に「健康」と「教育」について学びを深めていただくシニア講座を毎年実施しています。今年度は、コロナウイルス感染症の影響に鑑み、直接ではなくオンライン(Zoomウェビナー)で講座を開催することといたしました。インターネットに接続できる環境があれば、パソコン・スマートフォンからご視聴いただくことが可能です。同日の開催になりますので、両講座とも受けていただくことも可能となっています。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。   開催日時 2021年1月23日(土) 11:00~12:00 畿央大学シニア講座 13:00~14:00 畿央大学公開講座 開催方法 オンライン(Zoomウェビナー) ※視聴用のURLは後日お知らせします。 定員 各回100名(先着順) ※2020年12月1日(火)から申込を開始します。 参加費 無料 第6回 畿央大学 シニア講座        11:00~12:00 なぜ腰痛を治すために運動が必要なのか、どのような運動をすればいいのか ~運動不足になりがちなコロナ禍だからこそ正しく腰痛を理解しよう~     畿央大学 ニューロリハビリテーション 研究 センター 准教授 大住 倫弘 「腰痛のメカニズム」や「痛み」を正しく理解するところからはじめ、痛みが出たとき、あるいは痛みが長引くときにどう対処することがよいのか一緒に学びましょう。そして、コロナ禍だからこそ家庭内でも簡単にできる運動やストレッチをオンライン上で動きを確認しながら、ご自身でも実際に試してください。 第19回 畿央大学 公開講座 13:00~14:00 「感染症について知ろう」~新型コロナウイルスとこれからの生活~     畿央大学 健康栄養学科 教授 根津 智子 感染症に関する基本的なことを参加者の皆さんに知っていただき、一般的な感染症の考え方や対策を学んでいただきます。そして、新型コロナウイルスの特徴や現状、ウイルスに対する各種対策の意義などを紹介し、これからの生活の中でどのような心掛けをしてくことがよいのか、皆さんと一緒に考えていきます。   申込方法 【以下のいずれかの方法でお申し込みください。12/1(火)~受付開始】 E-mailでお申込みの場合 ① 氏名(フリガナ)、② 年齢、③ 住所、④ 電話番号(FAX番号)、⑤参加を希望する講座をご明記の上、info@kio.ac.jpまでお申し込みください。 ※⑤の参加希望講座は、どちらか一方の講座を希望される場合は「講座名」を、両方を希望される場合は「両方希望」と明記ください。 専用フォームによるお申し込みの場合 申込フォーム(下記QRコード) からお申込みください(メールアドレス必須)。 開催前に参加用URLを申込メールアドレス宛に送信します。   【QRコード】   お申し込み・受講にあたっての注意事項 ・本講座は、Zoom(アプリケーション)を利用したZoomウェビナーです。インターネット環境があればパソコン・スマートフォン・タブレットから受講することが可能です。 ・Zoomアプリは必ず最新版にアップデートの上ご覧ください。 ・受講者は顔や名前が他の受講者に表示されることはありません。 ・講座当日までに、お申し込みいただいたE-mailへ受講のためのURLをお送りします。 ・講座の映像・音声等を許可なくスクリーンショットや写真・動画・音声で記録すること、またそれらを第三者に共有・公開することを固くお断りいたします。 ・講座を受講するために必要なURL・パスワードを第三者に共有・公開することを固くお断りいたします。 ・お預かりした個人情報は、本講座に関わる業務にのみ使用します。また、予め本人の同意を得ることなく第三者に提供することはいたしません。   問い合わせ先 畿央大学教育推進部 公開講座係 E-mail:info@kio.ac.jp  TEL:0745-54-1601 FAX:0745-54-1600   ▼ポスターPDF(画像をクリックすると、PDFデータがご覧いただけます。)     【過去のシニア講座の開催レポート】 第5回畿央大学シニア講座 第4回畿央大学シニア講座 第3回畿央大学シニア講座 第2回畿央大学シニア講座 第1回畿央大学シニア講座   【過去の公開講座の開催レポート】 第18回畿央大学公開講座 第17回畿央大学公開講座 第16回畿央大学公開講座 第15回畿央大学公開講座B・C 第15回畿央大学公開講座A 第14回畿央大学公開講座 第13回畿央大学公開講座 第12回畿央大学公開講座

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