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2018.12.19

確率共鳴(Stochastic Resonance: SR)現象による視覚-運動統合の向上~畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター

感覚-運動統合は、運動学習や運動制御において欠かせない脳機能です。発達性協調運動障害や視覚性運動失調、そして失行は、その病態に感覚-運動統合の困難さを有しています。したがって、感覚-運動統合を促進する効果的な介入手段の開発が求められています。確率共鳴(Stochastic Resonance: SR)とは、感覚閾値下の機械的あるいは電気的ノイズを生体に印加すると、感覚入力シグナルが増幅し、運動反応が向上する現象です。SR現象は、健常成人のみならず、健常高齢者、脳卒中後片麻痺、糖尿病性神経障害、パーキンソン病などでも観察されています。しかしながら、SR現象の提供によって、感覚-運動統合が促進されるか否かについては明確になっていませんでした。そこで畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターの信迫悟志助教らの研究グループは、SRが視覚-運動統合に与える影響を調査し、SRが若年健常成人の視覚-運動統合を向上することを明らかにしました。このSR現象の提供は、感覚-運動統合障害を有する疾患に対する介入手段として期待されます。この研究成果は、PLOS ONE誌(Stochastic resonance improves visuomotor temporal integration in healthy young adults)に掲載されています。 研究概要 視覚-運動統合の時間的側面、すなわち視覚-運動時間的統合機能は、遅延視覚フィードバック検出課題によって客観的・定量的に測定することができます。一方で、遅延視覚フィードバック下での運動課題は、視覚-運動統合を阻害し、運動に拙劣さを与えることができます(仮想的な視覚-運動統合障害)。 そして感覚閾値下の振動触覚ランダムノイズ刺激は、SR現象を引き起こすことが可能です。 そこで信迫助教らの研究グループは、若年健常成人を対象に、SRが遅延視覚フィードバック検出課題と遅延視覚フィードバック下での運動課題に与える影響を調べました。その結果、SRが遅延視覚フィードバック検出課題で測定される視覚-運動時間的統合機能を向上することを明らかにしました。しかしながら、SRは遅延視覚フィードバック下での運動課題の成績に影響しませんでした。   本研究のポイント SRの提供によって若年健常成人の視覚-運動時間的統合機能が向上した。したがって、SRデバイスは、感覚-運動統合障害を有する疾患の症状改善に効果的で有り得る。しかしながら、SRの提供は、267ミリ秒の遅延視覚フィードバック下での運動に正の効果を与えなかった。したがって、感覚-運動統合障害が重度である場合には、SRは有効でない可能性がある。   研究内容 本研究には、若年健常成人30名が参加しました。SRは手首に取り付けた振動触覚デバイスによる感覚閾値の60%の強度の振動触覚ランダムノイズ刺激によって提供されました。参加者は、SRあり条件とSRなし条件において、遅延視覚フィードバック検出課題と遅延視覚フィードバック下運動課題を実施しました。遅延視覚フィードバック検出課題は、自己運動に対するその視覚フィードバックに33-500ミリ秒までの15遅延条件が設定され、参加者は視覚フィードバックが遅れているか否かについて回答しました。遅延視覚フィードバック検出課題で抽出される検出閾値と検出確率曲線の勾配が、視覚-運動時間的統合機能を反映する定量的指標でした。検出閾値の短縮と勾配の増加は、視覚-運動時間的統合機能が高いことを表します。遅延視覚フィードバック下運動課題における遅延時間は267ミリ秒に設定しました。参加者は267ミリ秒の遅延視覚フィードバック下で、Box and Block Test(BBT)とNine Hole Peg Test(NHPT)の2つの手運動課題を実施しました。BBTにおいては得点が高いほど、NHPTにおいては実施時間が短縮するほど、手運動課題の成績が高いことを表します。SRあり条件・なし条件は、振動触覚デバイスの電源をオンまたはオフにすることにより調整しました。感覚閾値未満の振動触覚ランダムノイズ刺激であったため、参加者はSRについて盲検化されました。     図1. 実験課題 左:遅延視覚フィードバック検出課題 右:遅延視覚フィードバック下での運動課題     図2. 結果 SR(+)、SRあり条件;SR(-)、SRなし条件;**、p<0.01;N.S.、有意差なし 上:視覚-運動時間的統合機能を反映する検出閾値(左)と勾配(右)の比較結果 下:遅延視覚フィードバック下運動課題(左、BBT;右、NHPT)の比較結果 結果、SRあり条件の検出閾値は、SRなし条件と比較して、有意に短縮しました(図2)。このことは、SRの付与が、視覚-運動時間的統合を促進することを意味しました。しかしながら、遅延視覚フィードバック下運動課題の成績には有意差はありませんでした(図2)。SRあり条件における視覚-運動時間的統合の向上効果は、平均検出閾値で約20ミリ秒の短縮でした。したがって、遅延視覚フィードバック下運動課題で設定した267ミリ秒の外乱効果が上回ったものと考えられました。このことは、視覚-運動時間的統合障害が重度な場合には、SRによる効果がない可能性を示唆しました。   本研究の臨床的意義および今後の展開 本研究結果は、SRの提供が感覚-運動統合障害を有する疾患に対して有効である可能性を示唆しました。介入研究を実施することで、SRの有効性を検証する必要があります。   論文情報 Nobusako S, Osumi M, Matsuo A, Fukuchi T, Nakai A, Zama T, Shimada S, Morioka S. Stochastic resonance improves visuomotor temporal integration in healthy young adults. PLoS One 13(12): e0209382.     問合せ先 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 畿央大学大学院健康科学研究科 助教 信迫 悟志(ノブサコ サトシ) Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: s.nobusako@kio.ac.jp

2018.12.14

同窓会レポート~理学療法学科10期生同窓会!

畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ)   今回は、理学療法学科10期生の同窓会レポートをお届けします!   毎年恒例の理学療法学科10期生同窓会を、12/1(土)に開催しました。 今年は25人が集まり、東京や福井など遠方から駆けつけてくれる子もいて、久しぶりの再会を楽しみました(^O^)     仕事の話やプライベートの近況報告など、あれこれ話し出すと尽きません。 働く環境や専門分野は違いますが、 みんなそれぞれの場所で頑張っているんだなぁ、と良い刺激になりました。   そして、去年に引き続きおめでたい報告もちらほら聞いていたので、みんなでお祝いしました♪ 自分のことのように祝福できるのが、私たち仲間の良いところです!!     社会人3年目になり、今までよりも大きい仕事を任されたり、学生の時とは違う責任感を感じたり、医療職である上での大変さも感じています。     学生時代に共に励ましあって頑張った仲間と集まることで、初心を思い出すことができました。 楽しい時間はあっという間に終わってしまったので、また来年も引き続き開催していきたいと考えています!   理学療法学科10期生  石川奈穂

2018.11.28

平成30年度 理学療法特別講演会を開催しました。

平成30年11月25日(日)に畿央大学にて畿桜会(同窓会)主催の「理学療法特別講演会」が開催されました。卒業生、在学生、一般参加の方も含めて約30名の方が参加されました。理学療法特別講演会は、畿桜会が主催し、年に1度、理学療法学科卒業生に向けてリカレント教育(卒業後も幅広い知識を養う)のために行い、受講料1000円にて卒業生以外の医療関係者にも公開しているものです。   今回は畿央大学理学療法学科3期生の鈴木裕二先生をお招きし、「心疾患併存患者の理学療法におけるリスク管理」というテーマでご講演いただきました。     鈴木先生は、循環器疾患のリハビリテーションにおいて、大変ご活躍されている先生です。国立循環器医療センターに入職され、現在は姫路医療センターにご在籍されております。講義の中では、働いておられる病院での心臓リハビリテーションの概要であったり、実際に臨床で経験された症例についてご紹介いただきました。   まず多くの人が、「心臓リハビリテーションとは何か」と疑問を持つことが多いと思います。心臓リハビリテーションとは、体力の回復、再発予防、社会復帰のための取り組みであり、医師、看護師、栄養士、臨床心理士、リハビリテーションセラピストなど多くの職種が関わります。理学療法士は、その中で心疾患の患者さんに適切な運動方法を処方し、指導していく役割があります。講義の中では実際の場面を写真や動画を用いて、非常にわかり易くご説明していただきました。   また心疾患を併存しておられる患者さんに運動療法を実施していくうえで、リスク管理が重要となってきます。講義の中では、運動誘発性の危険な不整脈を持っておられる患者さんや、手術後に循環動態が不安定になった患者さんについてご紹介いただきました。いずれもとても危険な状態の中で、どういう風にリスク管理をしながら理学療法を進めていったらよいのかということを示していただきました。理学療法では全身を診る必要があり、心電図やバイタルを確認しながら、安全に進めていくことが重要であると思いました。       今回の講演で心臓リハビリテーションに対する理解が深まり、心疾患を持っておられる方のリスク管理がとても重要であることを理解しました。いずれも今後の臨床に役に立つもので、非常に有意義な時間を過ごさせていただきました。   講演後は食堂にて懇親会を行いました。鈴木先生や、大学の先生、諸先輩方や後輩と、近況や、職場のことなどを話し合う貴重な時間も過ごしました。     来年度も理学療法特別講演会は行われる予定です。ぜひ、来年度も多くの方のご参加をお待ちしております。   理学療法学科8期生代表幹事 崎田 佳希

2018.11.01

平成30年3月に卒業(修了)した皆さんへ 日本学生支援機構奨学金の返還についてのお知らせ

日本学生支援機構より、平成30年3月に卒業(修了)した方を対象に奨学金の返還についてお知らせがありましたので、以下に掲載してお知らせします。在学中に奨学金貸与を受けられていた方は文書の確認をお願いします。     奨学生であった皆様へ   大学での学業を終えられ、今はお元気でご活躍のことと存じます。   在学中に日本学生支援機構の奨学生であった皆様は、10月から奨学金の返還を開始されていることと存じます。ところで、奨学金は口座振替により返還することとなっていますが、例年、最初の引き落としができない方がいます。最初の引き落としができないと、延滞となって、なかなか抜け出せなくなる恐れがあります。そのようなことがないように、在学中からさまざまな機会にご説明をし、資料をお配りしてきましたが、改めて《注意喚起》するために、この手紙をお送りします。   あなたの返還金は、口座から、きちんと引き落とされていますか。あるいは、口座振替の手続きを行っていないため日本学生支援機構から請求書を受け取って、まだ支払いが済んでいないようなことはありませんか。もう一度、ご確認ください。万一、返還が困難な場合は、返還期限猶予制度や減額返還制度などの仕組みがありますので、今すぐ《日本学生支援機構の相談窓口》に電話してください。ご相談の際には、奨学生番号をお忘れなく。   このお知らせを確認した時点で、すでに返還していたり、在学届の提出や返還期限猶予などの手続きを済まされている方は、特に手続等は必要ありません。 平成29年度から各学校の貸与及び返還に関する情報が、日本学生支援機構のホームページ上で公開されています。また、奨学生であった皆様の奨学金の返還金は、次の奨学金の原資となります。後輩学生たちのため、皆様に格別の留意をお願いする次第です。   《日本学生支援機構相談窓口》 電話0570-666-301(海外からの電話、一部携帯電話、一部IP電話 専用ダイヤル03-6743-6100) 詳しいことを知りたいときは、 http://www.jasso.go.jp/shogakukin/henkan/

2018.10.29

同窓会レポート~SAPS(理学療法研究会)

畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ)   今回は、理学療法研究会SAPS※の同窓会レポートをお届けします!     平成30年10月14日(日)に学生による理学療法研究会「SAPS※」のOB・OG会を開催しました。   ※SAPS(サップス)とは、Studying About Physical therapy by Studentsの略語で、学生による理学療法研究会を意味しています。「学生の間からでも何か患者さんのためにできることはあるはず」との想いで、2006年の夏に当時1回生の8人の学生で設立された研究会です。現在、9期生まで卒業生が誕生しており、学生と理学療法士(卒業生)が交流する機会を定期的に設けています。   SAPSのOB・OG会は理学療法士として活躍している先輩から学内教育ではなかなか学べない現場や学術の話を提供し、話の内容を元に学生と交流を行うことで、縦と横の繋がりを作ることと、在学生と卒業生の両方に今後の学びのきっかけを作ることを目的に開催されています。 今回のOB・OG会では「将来の患者さんのために何ができるか~今後の超高齢社会を迎える日本において重要視されてくるだろう看取り・終末期リハに焦点を当てて~」 というテーマで、学部生と卒業生、双方から発表をしてもらいました。     最初に学部生から海外インターンシップに関する発表が行われました。毎年OB・OG会では在学生から海外インターンシップの報告を受けていますが、年々内容が充実してきている印象で、良い経験を学生の頃からできているなぁ、と少しうらやましく感じる発表でした。     次に今回のテーマである看取り・終末期のリハについて学生目線でのイメージについてあらかじめ学部生間でディスカッションした内容を発表してもらい、その内容を受けて卒業生の加藤 翼さん(理学療法学科5期生)からは「理学療法士と終末期のがん患者の関わりについて」、佐々木 将人さん(理学療法学科7期生)からは「療養型病院で理学療法士として働いてみたよ。一年半だけの経験をお伝えします」というテーマで発表をしていただきました。 卒業生の発表はどちらもやりがいと苦悩、葛藤が織り交ざった実際の臨床経験ならではの内容になっており、学部生にとってはややショックを受ける話もあったかもしれません。しかし、理学療法とはなんなのか、リハビリテーションとは、命とは、死とは、など大学生時代に明確に意識する機会は少ないものの、とても重要な事柄について議論する機会ができたのは学部生にとっても、卒業生にとっても良い機会であったと思います。     発表後にはパネルディスカッションを行い、発表内容やテーマについて学部生と卒業生を交えた議論を行いました。様々な意見や質問が出ましたが、「将来の患者さんのために何ができるか」という今回のテーマついては、看取り・終末期の現場だけに限らず、学生の間に「自らが何をしたいのかを内面に問う事」と「悩みや疑問を相談できる縦・横の関係性を築く事」が重要であるという答えになりました。     会が終わった後は学生時代もよく利用した居酒屋「風神」で懇親会を行いました。学部生とは将来の進路や今の現場での仕事内容について、卒業生とは臨床の悩みや疑問についてなど意見を交わしあう事ができました。   SAPSのOB・OG会での、9年目の理学療法士から在学生まで幅広い年齢層が縦の関係性を築き、理学療法やリハビリテーションのあり方について一緒に考える事ができる機会はとても貴重で、他にはない場になっていると思います。学部生は将来の患者さんのために今できる事を、卒業生は今の現場のためにできる事を一緒になって考えられる機会としてこのような活動が継続できればと思います。   SAPSのOB・OG会の開催には畿桜会(同窓会)のご支援をいただきました。ご支援いただきまして、本当にありがとうございました。

2018.10.23

2018畿央祭「同窓会サロン」を開催しました!

10月20日(土)・21日(日)の第16回畿央祭にあわせて、畿央大学・畿央大学大学院・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学の卒業生対象に『同窓会サロン』を開設しました。     今年で10回目となるサロンは、畿央大学のホームカミングデーとして、同窓会の恒例行事となっています。 20日(土)111名、21日(日)207名、あわせて318名もの卒業生の皆さんにお越しいただき、最高人数を更新しました!! (畿央大学の卒業生288名、桜井女子短大19名、畿央短大5名、畿央大学大学院5名、助産学専攻科1名)   今年度、同窓会では、畿桜会グッズとして、同窓会のロゴ入り筆ペン(呉竹ココイロ)を作成しました! アンケートにご協力いただいた方には、筆ペンと畿央祭で使える金券1000円、お茶ペットボトルをお渡ししました。 恒例のガラガラ抽選会も実施!!     当選品は、フットマッサージャー、室内プラネタリウム、LINEクローバー、スタバカード、焼き菓子、スパークリングワイン、商品券など。お子様にはハロウィンお菓子をお配りしました。 当選された方、おめでとうございます!! ご夫婦、ご家族での参加、お子様・お孫さん連れの卒業生も多く、ちびっこお菓子70個も完売しました。 時折、先生方もサロンに立ち寄りくださって、懐かしい恩師や旧友との再会の場となりました。また歴代の卒業アルバムを閲覧しながら、思い出話に花が咲いていました。     なお、来年度の同窓会総会は2019(平成31)年5月19日(日)です。 多数のご出席お待ちしております。  

2018.10.22

第16回畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました。

10月20日(土)・21日(日)に実施した第16回畿央祭・ウェルカムキャンパスには、地域の皆様をはじめ約9千人の多数の方々にご来場いただきました。    今年のテーマは『掌(てのひら)』。     野外ステージ ■開会式 学長のご挨拶、畿央祭実行委員長の開会宣言のあと、実行委員278人と学生が揃って、開会式を行いました! 今年のオープニングには、くす玉が登場!   ■吉本お笑いライブ(22日/かまいたち、Span!、ダイアン)  今年も大入り、ありがとう!      ■バンド、ダンスなど ステージ上では、熱いパフォーマンスが2日間にわたり繰り広げられました。     ■フィナーレお客様が帰られた後に、学生だけで行います。畿央祭実行委員有志による伝統の「ソーラン節」は健在でした。     冬木記念ホール ■バンド演奏など バンド演奏、チアリーディング、ダンスなど部活の発表の他、関連校からの出演などで盛り上がりました。 アリーナ ■子ども向け企画「レインボーランド」 新しい遊具も登場し、畿央生と子どもたちがルールを守って、思いっきり遊びました。   模擬店など 模擬店は52店舗。クラス・部活・サークル・ゼミ単位など、いろんなグループで出店しています。 2日目は、好評につき売り切れのブースが続出したり、一時閉店するなど、ご迷惑をおかけしました!   ウェルカムキャンパス 例年「畿央祭」と同時に開催している『ウェルカムキャンパス』は、畿央大学の教職員がお送りする、地域のみなさま参加型のイベントです。今年も畿央祭にあわせて開催し、老若男女の皆様に研究成果を体験していただきました!!     10/20(土)・21(日)両日開催■学びのギャラリー <人間環境デザイン学科>      ■茶室「角々庵(かくかくあん)」<人間環境デザイン学科・加藤ゼミ>     ■子どもたちへ「運動の器用さにチャレンジしてみよう!!」<ニューロリハビリテーション研究センター>      ■自然と科学のちょこっと体験 <現代教育学科・奥田ゼミ>      ■広げよう、ボランティアのWA!2018 <ボランティアセンター>     ■ITで変わる未来を体験しよう!       10/20(土)開催  ■おいしい講座 <健康栄養学科>     ■がんカフェ「きらめき」 <看護医療学科>     ■子どもたちの遊びと学びの空間へようこそ! <現代教育学科>     ■海外インターンシップ学生報告会〈看護医療学科〉     ■グローバルに認知症認知症ケアを考えよう〈KAGUYAプロジェクト〉         10/21(日)開催   ■子どものための食育 <ヘルスチーム菜良>     ■体力・骨密度測定会〈TASK〉     ■味覚測定 <健康栄養学科>     ■健康カロリーチェック!! <健康栄養学科>     ■腰痛&バランスチェックをしてみよう!〈ニューロリハビリテーション研究センター〉       ■RUN伴(ランとも)〈KAKUYAプロジェクト〉 認知症の方や家族、サポーター、一般の人が一つのタスキをつないでゴールをめざすマラソンイベントを行いました。       同窓会サロン(ホームカミングデー) 卒業生の憩いスペースとして設けているサロンに318名の卒業生が来場(過去最多人数)。時折、先生方も立ち寄ってくださり、学生時代を懐かしみました。     ミニオープンキャンパス 20日(土)39組、21日(日)53組の方にご参加いただきました! 参加者には畿央祭で使える金券が配布され、キャンパス見学もかねて、学園祭にくりだしました!     畿央祭にご来場、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました! 近日中に、実行委員や学生広報スタッフによる畿央祭ブログも公開予定です。ご期待ください!      

2018.10.16

第16回畿央祭実行委員Blog vol.23~垂れ幕が完成!

こんにちは!第16回畿央祭副実行委員長の健康栄養学科2回生の車谷美紅です! 畿央祭まで、あと4日に迫って来ました。各部署での作業も残りあとわずかです。本番当日が成功するようさらに気合を入れていこうと思います!   先週から大学の道路沿いに畿央祭の垂れ幕を飾っています!夏休みに1回生数名が集まって、2日間かけて完成させてくれました。     今年の畿央祭のテーマである「掌」を垂れ幕いっぱいに表現してくれました✋     カラフルでとても可愛く仕上がっています!正門近くの道路沿いに飾っているのでぜひ見てください!   畿央祭まであと4日!ぜひお越しください!            第16回畿央祭副実行委員長       健康栄養学科2回 車谷美紅   ●畿央祭『掌』特設ページ ●これまでの実行委員Blogはこちらから!

2018.09.18

第1回現代教育特別講演会・交流会を開催しました。

現代教育学科初めての卒後教育イベントを開催!   2018年9月17日(月・祝)、畿桜会(同窓会)主催で初の「現代教育特別講演会・交流会」を開催しました。「主体的・対話的で深い学びを生むクラスづくりのために」をテーマにした特別講演と交流会に、2010年に卒業した1期生から8期生、教職員、現職教員や大学院生、学部生あわせて30人が集まり、学びと交流を深めました。   今回は、発起人である教育学部現代教育学科6期生の片岡利允さんに思いや当日のことを寄稿していただきました。     教育学部の卒後教育と同窓会を兼ねて、特別講演会を企画・運営させていただきました。 講師として、NPO法人授業づくりネットワーク理事長の石川晋さんをお招きし、講演会を開いたあと、懇親会という流れです。     まずはじめに、石川晋さんのご講演。 ざっくりとした内容を紹介します。   【第1部:特別講演会】 ①合唱コンクールの映像 合理的に考えれば、指揮を見るのではなく、目の前のオーディエンスに向かって歌うべき。しかし、「こんな指導をしたい!」と思ってそうしたときに、どんなハレーション(悪影響)が起こるか。そして、それに対してどう対応するか。 そこまで考えたときに、具体的な対応策がなければやらない方がいい。自分にとって良くないし、そうなると、子どもたちにとっても良くない。 先生として何より大切なことは、子どもたちの前で常に笑顔でいられること。 若いうちはこういった壁にぶち当たるが、年齢とともに解消されていく。保護者対応も然り。10年は我慢。それまで蓄える。     ②「さるとかに」 対話型読み聞かせ 「かにの横ばい」「ひしゃく」「柄」など…。立ち止まって、ひとつひとつの言葉の意味を教えてあげる。 さるが柿を投げるシーン。どうやって投げる?やってみて?そんな投げ方だと木から落っこちるよ?もう一度…というように、イメージする力もつけてあげること。 お話の中の一文一文が、合理的にあとの話につながるようにできている。 そのことに気づけたらさらに深い読みができる。いわゆる伏線。 読み聞かせの合間に、度々、対話を織り交ぜながらみんなで読み進めていく、対話型読み聞かせ。 全体での発表は1、2回。授業の中でも1時間のうちに何度もペアトーク→全体発表を繰り返すと、テンポが悪くなるのであまりよくない。 子どもたちが好きな絵本は何回でも読んであげる。飽きるまで。飽きるころには、お話の型が身に付く。     ③ライフヒストリー 石川晋さんの教員生活について。海沿いの荒れた学校から、田舎ののんびりした学校まで、あらゆる学校を経験。 60歳まで教員生活を過ごすにあたって、一校目にして、このままじゃ続かないと感じ、何度かインターバルを挟みながら歩んでいくという人生設計を立てる。大学院に通ったり、育児休暇を取ったり、今は、フリーで全国各地の学校に訪れる。来年からまた現場に復帰する予定。 このように、長いスパンで人生設計することも必要。     ④説明文教材「イースター島にはなぜ森林がないのか」 まずは、グループ音読。2ページを丸読みで、1分半以内に読み切るという、ゲーミフィケーションを取り入れた活動。勝ち負けにこだわる子がいる場合には、グループごとにタイムを設定させたりもする。最後は達成感を味わえるような工夫も必要。 即興劇の手法を取り入れたインタビューの活動。ただ読み進めるだけでなく、モアイやラット、ポリネシア人などになりきってインタビューし合うことで、楽しく、かつ、文章も読み深められる。このように、工夫次第で短時間、かつ、楽しく学ぶことができる。   以上のように授業づくりのことから教員としての人生設計まで、多岐に渡ってお話していただきました。 明日から生かせるアイデアと、これから先も大切にしていきたい教師としての在り方を考えられる、貴重な時間でした。 最後には、大学とつながりを持つことの大切さについても触れられていました。 苦しくなったときには、かつてお世話になった大学の先生方に頼ることも必要ですね。   【第2部:交流会】 そして、講演後は懇親会。 食事をいただきながら、久しぶりに再会した仲間と情報交換したり、講師の石川晋さんから個別に相談をしていたり、盛んに交流が行われました。 教育について語るもよし、他愛もない話に笑い合うもよし、そんな空間に、学生時代の懐かしさが感じられました。      今回、これが教育学部としては初めての試みでした。 これをきっかけに、卒業後の教員同士のつながりも大切にしていきたいという思いもあります。来年はどのような形になるかわかりませんが、第2回も開催したいと思います。その時は、さらに多くのご参加をお待ちしています。   教育学部現代教育学科6期生 片岡利允     当日の参加アンケートからは「楽しく学ぶことができた」「久しぶりに仲間に会えた」「いろいろな人と交流できた」というご意見をいただきました。畿桜会(同窓会)では卒業生同士の交流を活発化し、また卒業後も学べる場としてさまざまな取り組みやイベントを進めていく予定です。次回は10月20日(土)、21日(日)の同窓会サロン in 畿央祭にぜひご参加ください!   【関連記事】 畿央祭2018 ウェルカムキャンパス in 畿央祭   【今年の卒後教育イベント】 5/20(日)看護医療学科卒後教育研修会 9/8(土)健康栄養卒業生交流会 11/25(日)理学療法特別講演会

2018.09.07

同窓会レポート~健康栄養学科永澤ゼミ

畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ)   今回は、健康栄養学科永澤ゼミから届いた同窓会レポートをお届けします!     8月25日(土)に健康栄養学科、永澤研究室の同窓会を開催しました。 今回は近鉄大和八木駅のビアガーデンで開催しました!! 私たち永澤研究室1期生(2014年3月卒業)が卒業してから毎年恒例になっている同窓会兼4回生テストお疲れ様会ですが、今年で4回目を迎えました。永澤先生が畿央大学に来られて6年。永澤研究室からの卒業生も33人に増え、参加人数も最多となりました。 卒業生は全国へ散り散りになり、なかなかみんなが集まれることは少なくなってきましたが、年に一回の集まりということで、はるばる遠くの東京、広島、島根から卒業生が集まってきてくれました。 卒業生同士の絆もさることながら、永澤先生の愛され具合も感じることができました。 1期生が初めて永澤先生と親睦を深めたビアガーデンのことを思い出し、感慨深い気持ちになりました。     私たちの同期もちらほら既婚者が増えつつあり、今後は毎年参加ということは難しくなってくるかもしれませんが、家族が増えても、ふらっと子供を連れて参加してくれると思っています。皆様、来年また会いましょう♪   健康栄養学科8期生 島田実佳

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