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卒業生の方へ一覧

2010年の卒業生の方へ一覧

2010.08.19

教職員のための夏の公開講座を開講しました。

この公開講座は、奈良県内の小中高および特別支援学校教職員のリフレッシュをはかる目的で、奈良県立教育研究所の依頼にもとづき、夏休みを利用して毎年実施している公開講座です。2010 (H22)年8月18日、10時から12時まで午前の部1講座、13時30分から15時30分まで午後の部2講座の合計3講座を実施しました。今年は従来の座学中心から趣を変え、受講者参加型の体験講座として先生方がそれぞれの学校ですぐに役立つ実践的な授業形式を取り入れました。 講座No.1は、教育学部現代教育学科講師 奥田俊詞先生による「できる!わかる!小学校理科実験講座」で、小学校3年生から6年生まで教える“電流”について系統立てて学んでいただきました。各学年での授業のポイントや奥田先生自作の実験装置を使い子どもたちに楽しく理解してもらえる工夫を盛り込んでいるので、受講者のみなさんは「なるほど、こうすればいいのか!」と感嘆の連続でした。   いろんな実験装置の説明 回路は“輪”= 全員手をつないで電気を流して 身近な材料で簡単な実験装置を自製 先生方がまず触れて使って、なるほど!納得   午後の講座No.2は、健康科学部学部長 金子章道先生、助手 西井康恵先生、および午前に続いて奥田先生による「ウシガエルの解剖講座」で、理科の先生方に苦手な解剖実験、そして標本の作り方を学んでいただきました。動物を使う実験は愛護問題から敬遠されがちですが、人間も動物の一種であり私たちが生きていくうえで内臓器や神経の働きを知ることは非常に大切なことです。心臓、腎臓、肝臓などの移植技術が発達してきていますが、こうして身近な実験を通して生命の尊さを子どもたちに教えるのがねらいです。 この講座は13時30分から15時30分までの2時間の予定でしたが、熱心な受講者が多く18時頃まで研究と討議が続けられました。     午後の講座No.3は、「分かる!話せる!伝わる!ムース先生の英会話講座」と「明日から使える!小学校英語活動実践ワークショップ」。教育学部講師 ランディ・ムース先生と助教 深田將揮先生が担当し、受講生に生の英会話を伝授しました。教室内では受講生に英語で質問を投げかけ、即答してもらいました。身近にあるものを使った英語での遣り取りが続きました。      ムース先生と受講者とで行う“英語ゲーム”、子どもたちへの指導方法、教材の作り方など普段の授業で使える素材の紹介には、とても参考になったとの評をいただきました。この講座には20代、30代の若い女性教師の受講生が多く、教室内も華やかな雰囲気でいっぱいでした。   今回の体験型公開講座企画にあたっては、担当した教員陣も今までにない講座づくりに取り組みました。その結果、3つの講座の受講後アンケートではいずれも期待通り満足のいく内容であったと高い評価をいただきました。

2010.08.04

YOMIURI SPECIAL「就職に強い大学2011」で関西1位に!

YOMIURI SPECIAL「就職に強い大学2011」(2010.7.17号)で2010年度の大学別就職ランキングが発表されました。就職決定者300人以上の国公私立大学の中で畿央大学は関西地区で堂々の1位となりました。全国でみても5位にランクイン、また就職決定者300人未満の大学を含めても全国で18位ということになります。また、2010年3月に初めての卒業生を送り出した教育学部の就職率は93.6%で、初年度から分野別ランク全国4位となっています。 長びく不況で多くの大学が率を落とす中、91.5%→93.1%→94.3%と率を伸ばしてきた畿央大学は「本当に就職に強い大学である(記事本文より)」ということがデータとして証明され、受験生や関係者の皆様に知っていただくことができたと思います。  ※就職率 = 就職決定者/卒業者数-大学院進学者数     「All for One & One to One」 ~全ては一人のために、そして、個々に合った支援を個人のために~畿央大学はこれからも希望者の就職率100%を追求していきます。それが学生の夢を実現することだと信じるからです。入学当初から将来の進路について考える充実のキャリアサポート、夢の実現につながる就職活動支援プログラム、そしてクラス担任とキャリアセンタースタッフが一体となった徹底した個別指導。全ては一人のために、そして、個々に合った支援をモットーに、畿央大学はこれからも万全のキャリア教育を行い、就職支援体制を整えていきたいと考えます。 進路支援部長 大山 章博

2010.07.29

畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー(基礎編)を開催しました。

2010(平成22)年7月24日(土)、25日(日)、「平成22年度 畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー 基礎編」が開催されました。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を中心として、全国から約200名もの多くの方々に参加していただき、改めて脳科学(Brain Science)とそれを基盤にしたリハビリテーション介入であるニューロリハビリテーション(Neurorehabilitation)への関心の高さを反映していると考えます。   今回は「基礎編」であり、ニューロリハビリテーションの基礎となる脳の構造や機能について、知識を深めることが目的でありました。開催時には、各講座の担当講師によって作成された全180ページにわたる資料を参加者に配布し、それをもとに講座が進められました。1日目は、脳の発生、脳幹、皮質下および辺縁系について、そして2日目は、大脳基底核と小脳、後頭葉・側頭葉、頭頂葉、前頭葉について説明がありました。その後の質疑応答については、今回一般的な形式はとらず、代わりに各開催日の最後にテーブル討議の時間が設けられました。講師および畿央大学大学院生が教室全体を巡回し、討議および質問に答えるという形式を採用し、積極的な討議、質問を頂きました。     1日目の講座終了後は、学生食堂にて懇親会が開催され、約100名の方がセミナーに引き続き参加されました。懇親会においても、和やかな雰囲気の中、活発な意見・情報交換が行われ、参加者間の関係も深めることができました。本年度より、「基礎編」、「応用編」、「臨床編」、「実践編」と複数回にわたってセミナーを開催いたします。その内容は、基礎から実践まで系統的に学べるプログラムを構成しており、セラピストとしての知識・技術の向上を目的とするとともに、セラピスト教育に携わっている教育研究者に対し情報提供することにより、その内容を教育に活用していただくことも目的としております。そしてこれらのセミナーを通じ、多くの方々に参加していただき、脳科学の知識に基づいたニューロリハビリテーションを様々な場所で展開して頂きたいと考えます。そして、一つのチームとして協力して発展していけるように、私どもも日々研鑚し、畿央大学から情報提供を続けていきたいと考えております。  

2010.07.23

2010年8月27日(金)~29日(日)畿央大学協力による、「第11回えほん展なら」が開催されます。

財団法人奈良県教職員互助組合が主催する『第11回えほん展なら』が、2010(平成22)年8月27日(金)~29日(日)の3日間(朝10時~午後5時まで)、畿央大学食堂棟において開催されます。畿央大学は子どもたちの情操教育に協力しています。   以下、えほん展の内容をご紹介します。【展示絵本コーナー】お父さんやお母さんたちが子どものころに読んだ懐かしの絵本から話題の新刊本まで、約2,000冊の絵本を常時展示。   【えほんの読み聞かせ】スタッフのお姉さん、お兄さんが読み聞かせをしてくれます。   【手づくりコーナー】10:30-12:00 13:00-16:00世界でたった一つしかない、自分だけのオリジナル作品づくりを体験できます。   【おはなしげきじょう】11:30-12:00 15:00-15:30ひょうしぎが鳴ったら紙芝居や手あそびの始まりです。   【えほん展クイズ】絵本をたくさん読んで、クイズに答えよう!   詳しくは、奈良新聞社ホームページ内「第11回えほん展なら」をご覧ください。

2010.06.30

第4回畿桜会(同窓会)役員会、総会を開催しました。

畿桜会役員会 2010(平成22)年6月27日午前10時より、畿桜会総会に先立ち、役員会を開催しました。三ツ川副会長司会、唄会長の議長のもと、総会に諮る事項である平成21年度事業報告・決算報告、平成22年度事業計画・予算案・役員選出などについて審議が行われました。また、昨年度総会では桜井女子短期大学・畿央大学短期大学部の同窓会である「蘭桜会」と畿央大学同窓会の名称を一つにして『畿桜会』に決定されましたが、さらに定着を図るため、その名称にちなんだ「ロゴマーク」の制定について審議しました。   A案 B案   A(カラーの場合)、B(モノクロの場合)とし、畿央大学のロゴと桜を合わせたもので、必要に応じて「畿桜会:畿央大学・畿央大学短期大学・桜井女子短期大学同窓会」などの文言を添えて使用します。このロゴマーク作成は教育学部西尾正寛先生にお願いしたものです。   畿桜会では、同期や学科単位での同窓会の開催を支援します。同窓会を開催する場合の案内状の発送について、封筒・郵送料を補助し面倒な発送業務を同窓会事務局が代行することで、より親睦を深めてもらう一助とします。       畿央会総会 2010(平成22)年6月27日11時からは畿央大学食堂棟地階において、同窓生61名、教職員20名の合計81名参加のもと、唄会長の議事進行により第4回畿桜会総会が開催されました。     第4回畿桜会総会  1.開会のことば 2.会長あいさつ 3.議案  (1) 平成21年度事業報告  (2) 平成21年度決算報告・会計監査報告   (3) 同窓会ロゴマークの制定  (4) 平成22年度事業計画  (5) 平成22年度予算案  (6) 平成22年度役員選出 4.新役員あいさつ 5.閉会のことば   記念講演会畿央大学教育学部 三好環先生テーマ:コミュニケーションの重要性記念撮影懇親会   総会の後には、教育学部の三好環教授に「コミュニケーションの重要性」をテーマに記念講演をしていただきました。社会人としての良い人間関係の築き方、話し方、ストレスを癒す方法、自分を大切にすることなどをお話いただき、しばらくヒーリングの時間を持ちました。 この後、みんなで記念撮影を行い、続いて食堂棟1階に場所を移して懇親会を開催しました。                         畿桜会懇親会 12時30分からは、西沼副会長の司会進行で懇親会が盛大に行われました。冒頭に冬木智子学長が「卒業生のみなさんのお顔をこうしてまた見れることを嬉しく思います。みなさんが社会に出てご活躍されている証しです。責任ある行動と言葉を大切にしていただき頑張る心の支えは、やはり冬木学園の建学の精神である“徳・知・美”にあります。」とごあいさつされました。午前中所用があった方や急遽駆けつけていただいた方など昼からの参加者も多く、懐かしい顔ぶれが揃い昔話に花が咲きました。   学長のごあいさつ 南幸先生による乾杯ご発声 今春卒業の教育学部1期生です! 学長を囲んで 今年のビンゴ1等賞は「デジカメ」 赤ちゃんを連れての参加が多くなりました   来年の畿桜会総会は、2011年5月22日(日)に開催の予定です。多数のご来場、お待ちしております!   【資料】 平成22年度畿央大学同窓会役員(PDF)

2010.06.28

第2回FEPホール企画「桂文我おやこ寄席」を盛大に開催いたしました。

2010(H22)年6月26日(土)、冬木学園(畿央大学・関西中央高校・畿央大学付属幼稚園)教育推進プロジェクト[略称FEP]のホール企画の第2回目イベントとして「桂文我おやこ寄席」を開催しました。冬木学園は、建学の精神(徳をのばす、知をみがく、美をつくる)を基本理念として教育研究活動を進めています。その教育の成果および学園の持つ物的・人的資源を広く社会に提供する使命を負っているとの考えのもとに、畿央大学内の冬木記念ホールを無料開放して地域の方々に生涯教育の一環となる定期的な催しを行おうというのがホール企画のねらいです。今回は、上方落語界で人気・実力ともに抜群の桂文我師匠をお招きして、とくに子どもたちに、日本の伝統芸能である落語の面白さ、奥深さを体験してもらおうと「桂文我おやこ寄席」を行いました。   梅雨空の中でも約400名が来場 来場風景 冬木ホール内受付 開演前の様子 文我さんは、年間約300回もの落語会を開催されており、また約20年前から全国各地で「おやこ寄席」を開いて子どもたちに落語の楽しさを語られています。当日のお題は「お楽しみ」ということで会場内の子どもたちの顔を見てから決められました。最初の導入部分は、お弟子さんの桂まん我さんを高座に座らせて、一人で何役も演じる語りの妙味、扇子を使ってうどんの食べ方、手ぬぐいを本に見立てての読み方などちょっとした小道具ひとつとしぐさでできる無数の表現方法などを教えていただき、子どもたちは夢中で見入っていました。     続いて、桂文我さんの落語「平林」は、字の読めない丁稚が「平林」さんに手紙を届ける面白おかしなお噺です。そしてアンコールは「権兵衛狸」。笑いの渦が何度も湧きおこり、子どもたちと保護者の観客は文我さんの噺芸にただただ引き込まれていました。     高座の終了後、噺のあとの余韻覚めやらぬなか、ホールの外では桂文我師匠とまん我さんのサイン会と写真撮影がありました。落語本、CD、扇子、手拭などいろんな“桂文我グッズ”をお持ちいただき、よい記念となりました。   公演後のアンケートでは、「はじめて寄席を生で観る、聴く良い経験ができました」、「子どもの笑顔が見れた」、「落語等日本文化に触れる機会をいただき貴重な一日でした」など、中には「お話の仕方が枝雀師匠(文我さんの師匠)に似てらっしゃって懐かしく思った」という保護者の方もおられました。子どもたちにも学生スタッフが感想を聞いたところ、「落語の小道具の説明がよかった」、「文我さんとまん我さんの掛け合いが面白かった」、「また聞きたい」という返事をたくさんいただきました。FEPホール企画では今後とも親子で楽しめるイベントなど企画してまいりますので、ご期待ください。

2010.05.27

2010年6月27日(日)畿桜会(同窓会)総会のご案内。

2010.05.12

2010年6月26日(土)FEPホール企画「桂文我-おやこ寄席-」(入場無料)を開催します。

定員に達しましたので、募集を締め切りました。   子どもたちに日本の伝統芸能・落語の面白さ、奥深さを楽しんでいただく「桂文我-おやこ寄席-」にお越しください。   2010(平成22)年6月26日(土)午後3時30分(3時開場)より、上方落語界で活躍されている実力・人気抜群の桂文我さんを招いて、「おやこ寄席」を開催します。 桂文我さんは昭和54年に2代目桂枝雀師匠に入門、平成7年4代目桂文我を襲名し、年間約300回の落語会を開催。子どもたちに落語の面白さ、奥深さを知ってもらおうと約20年前から数多くの「おやこ寄席」を各地で開催しています。   「おやこ寄席」とは? 落語は人生経験を積んだ大人が「そうそう、世の中にそんなことがある」と共感しながら想像(創造)して笑う芸能です。でも子どもだって、人生経験は少ないながら、共感できる部分はあるはずです。それに想像(創造)力は大人よりすごかったりして…。 ということで、大人用の落語をただ言葉づかいを易しくするのではなく、子どもの興味を引く場面をふくらませて子どもたちに笑ってもらおうと、小学生以上を対象に開いている落語会がおやこ寄席です。 桂文我おやこ寄席HP クリックで大きくなります FEP(冬木学園教育推進プロジェクト)ホール企画は、冬木学園が持っている物的・人的資源を広く社会に提供する使命を実行する活動の一環として実施するものです。お席は子ども席、大人席を前後で分けさせていただきます。会場となる冬木ホールの定員は500名で、大人の方だけでも申し込みできますが、「おやこ」を優先させていただきますので、500名を超える場合ご希望に沿うことができませんのでご了承ください。その場合はご連絡します。なお、小学生未満の未就学児は入場できません。(当日お連れになっても託児施設はございません。)下記要領にてお申し込みください。   6月18日(金)までに、お申込みください。 定員に達しましたので、募集を締め切りました。   1.大人のお名前(ふりがな)、年齢 2.お子さまのお名前(ふりがな)と学校名、学年 3.郵便番号 4.ご住所 5.電話番号 6.メールアドレス   お問い合わせ 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2畿央大学 企画部 おやこ寄席係TEL 0745-54-1601  FAX : 0745-54-1600 ※取得いたしました個人情報については、本イベントの整理のみに使用いたします。入場整理券の事前発行や連絡はいたしません。公共交通機関をご利用の上お越しください。   でも子どもだって、人生経験は少ないながら、共感できる部分はあるはずです。それに想像(創造)力は大人よりすごかったりして…。 ということで、大人用の落語をただ言葉づかいを易しくするのではなく、子どもの興味を引く場面をふくらませて子どもたちに笑ってもらおうと、小学生以上を対象に開いている落語会がおやこ寄席です。

2010.05.08

管理栄養士国家試験結果~2010年3月卒業生

第24回管理栄養士国家試験の合格発表が5月7日に行われ、健康科学部健康栄養学科卒業生(2010年3月卒)は65名が受験し60名が合格しました。本学の合格率は92.3%で、全国平均は78.7%(管理栄養士養成課程新卒者のみ)でした。   今回受験した4期生は、建学の精神である「知をみがく」を大いに実践し、合格率だけで言えば近畿地区国公私立大学全体で24大学中6番目となる良い結果を出してくれました。学生諸君の血の滲むような努力の結果であり、私達教職員も大変喜んでいます。残念ながら不合格となった学生についてはフォローを続けていくと同時に、来年度は一層の対策強化をはかっていきます。すでに4回生を中心に先輩に続けと、卒業研究と並行して国家試験の準備に入りました。学生のがんばりに応え、来年こそ全員合格を目指して、全面的なバックアップ体制をとって臨みたいと考えています。 健康栄養学科 学科長 北田善三

2010.04.24

2010(平成22)年度 畿央大学ニューロリハビリテーションセミナーを開講。

畿央大学理学療法学科講師陣による 専門的かつ先進的なニューロリハビリテーションセミナー! 畿央大学では、全国の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士等の病院施設関係者および大学院生等の方々に向けてリハビリテーション分野で脚光を浴びつつある 脳神経科学に焦点をあて、「基礎編」「応用編」「臨床編」「実践編」の4つの講座を下記要領にて開講いたします。いずれの講座も土曜日、日曜日の2日間連 続して受講していただくことにより、プログラム内容の充実を図っています。 基礎編 定員に達しましたので、締め切りました。 平成22年7月24日(土)、25日(日)定員150名/受講費10,000円 詳細 応用編 定員に達しましたので、締め切りました。 平成22年9月11日(土)、12日(日)定員150名/受講費10,000円 詳細 臨床編 定員に達しましたので、締め切りました。 平成22年12月18日(土)、19日(日)定員150名/受講費10,000円 詳細 実践編 定員に達しましたので、締め切りました。 平成23年2月19日(土)、20日(日)定員 30名/受講費20,000円 詳細 ※いずれの講座も開講週の月曜日を申し込み締切日とします。(ex.基礎編の締切日は7月19日(月))※先着順で受け付け、定員超過等で受講できない方には別途ご連絡します。受講費は当日いただきます。※いずれの講座も初日土曜日カリキュラム終了後、参加者の情報交換と親睦をかねて、畿央大学学生食堂にて懇親会を開催します。懇親会の参加もお申し込み下さい。懇親会費用(実費)は2,000円とし、当日受講費と一緒にいただきます。 会場 畿央大学〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2最寄駅「近鉄五位堂駅」 アクセスはこちら 講師 畿央大学 教授 森岡 周准教授 松尾 篤助教 冷水 誠助教 前岡 浩 ほか 基礎編、応用編、臨床編、実践編は定員に達しましたので、締め切りました。お申込みありがとうございました。   平成22年度 畿央大学ニューロリハビリテーションセミナーの開講にあたって 脳の科学(Brain Science)の進歩が叫ばれて数年が経過しました。そして、その科学を応用したリハビリテーションの導入が議論されはじめています。こうした世界的な 流れを「神経科学を基盤としたリハビリテーション介入(Neuroscience based Rehabilitation)」と呼び、それを略したものがニューロリハビリテーション(Neurorehabilitation)です。ニューロリハ ビリテーションの展開は端緒についたばかりであることから、全国各地のリハビリテーションに関連する大学や養成校において、授業としてはほとんど取り入れ られていないのが現状です。 しかしながら、その可能性は大変魅力的なものであり、近い将来、ニューロリハビリテーションに基づいた介入の必要性が叫ばれるようになるでしょう。畿央大学ではこれらのニーズに応えるべく、本年度よりニューロリハビリテーションセミナーを複数回にわたって開催します。これはすでにセラピストとして実践している方々の技術・知識の向上を目的としたブラッシュアップセミナーの要素が大きいですが、セラピスト教育に携わっている教育研究者に対して情報提供することで、その内容を教育に活用していただく目的も有しています。学会や各種講習会などで断片的に広められているニューロリハビリテーションに関して、今回、基礎から実践まで系統的に学べるプログラムを構成しました。そのプログラムは、骨・筋の構造や機能を学ぶように脳の構造や機能を学ぶ「基礎編」、人間の動きを学ぶように情報処理に代表される脳のシステム機能を学ぶ「応用編」、目に見える神経障害の病態を学ぶようにその病態を引き起こす目に見えない脳内機構、そして機能回復に伴う神経可塑的機構について学び、リハビリテーション介入を考える「臨床編」、さらには実際に先端の機器・装置を使用することで脳機能イメージング研究を体験し、臨床における運動、作業、言語課題を創造する「実践編」の四つで構成しています。実践編においては、将来的には研究サポートも提供したいと考えています。ニューロリハビリテーションに関する基礎から実践までの幅広い知識の涵養を目的として、それらの内容について精通した畿央大学の教育研究者が情報提供したいと考えています。皆様の受講を心よりお待ち申し上げております。   畿央大学 健康科学部理学療法学科畿央大学大学院健康科学研究科主任教授 森岡 周   基礎編 日 時 平成22年7月24日(土)、25日(日) 定 員 150名 受 講 費 10,000円 内 容 ニューロリハビリテーションの基礎となる 1.脳の発生、構造、発達 2.ニューロン、グリア、シナプス、ミエリンの構造と機能 3.脳幹、大脳基底核、小脳、大脳辺縁系、大脳皮質  (後頭葉、側頭葉、頭頂葉、前頭葉)の構造と機能 について学ぶ。   プログラム 7/24(土)7/25(日) 12:00~ 受付 9:00~10:30 (4)皮質下および辺縁系の構造と機能 12:50~13:00 開会式 10:40~12:10 (5)後頭葉・側頭葉の構造と機能 13:00~14:30 (1)脳の発生とその構造 13:00~14:30 (6)頭頂葉の構造と機能 14:40~16:10 (2)脳幹と大脳基底核の構造と機能 14:40~16:10 (7)前頭葉の構造と機能 16:20~17:50 (3)小脳の構造と機能 16:10~16:30 質疑応答 18:00~18:30 テーブル討議 16:30~16:40 閉会式     応用編 日 時 平成22年9月11日(土)、12日(日) 定 員 150名 受 講 費 10,000円 内 容 ニューロリハビリテーションを応用するための 1.脳内における感覚情報処理機構(統合機構や身体図式の形成も含む) 2.上肢および下肢の運動を実現する脳内機構 3.運動および行為の学習をもたらす脳内機構およびその手続き 4.人間が持つ情動/感情とコミュニケーションの脳内機構 5.高次機能である思考と記憶(ワーキングメモリ機能を含む)の脳内機構 6.運動イメージとミラーニューロンシステムに関する神経ネットワーク について学ぶ。   プログラム 9/11(土)9/12(日) 12:00~ 受付 9:00~10:30 (4)運動学習の脳内機構 12:50~13:00 開会式 10:40~12:10 (5)情動とコミュニケーションの脳内機構 13:00~14:30 (1)感覚情報処理機構 13:00~14:30 (6)思考と記憶の脳内機構 14:40~16:10 (2)上肢運動制御の脳内機構 14:40~16:10 (7)運動イメージとミラーニューロンシステム 16:20~17:50 (3)姿勢・歩行制御の脳内機構 16:10~16:30 質疑応答 18:00~18:30 テーブル討議 16:30~16:40 閉会式     臨床編 日 時 平成22年12月18日(土)、19日(日) 定 員 150名 受 講 費 10,000円 内 容 ニューロリハビリテーションを臨床導入するための根拠となる 1.脳損傷後の神経可塑的変化機構 2.高次脳機能障害(特に半側空間無視、失行症)の脳内機構と治療介入 3.失調症・Parkinoson病の脳内機構と治療介入 4.運動器疾患・痛みの脳内機構と治療介入 5.機能回復(特に姿勢・歩行の回復、上肢による行為の回復)および学習プロセスに基づいた治療介入 6.神経科学に基づいたリハビリテーション治療の最新トピックス 7.神経科学を用いたclinical reasoning(動作からの脳内機構の読み解き) について学ぶ。   プログラム 12/18(土)12/19(日) 12:00~ 受付 9:00~10:30 (4)運動器疾患・痛みの脳内機構 12:50~13:00 開会式 10:40~12:10 (5)機能回復の脳内機構 13:00~14:30 (1)損傷脳の再組織化 13:00~14:30 (6)神経科学に基づくリハビリテーション 14:40~16:10 (2)高次脳機能障害の脳内機構 14:40~16:10 (7)神経科学を用いたclinical reasoning 16:20~17:50 (3)失調症・Parkinoson病の脳内機構 16:10~16:30 質疑応答 18:00~18:30 テーブル討議 16:30~16:40 閉会式     実践編 日 時 平成23年2月19日(土)、20日(日) 定 員 30名 受 講 費 20,000円 内 容 ニューロリハビリテーション研究の読解、実践、応用のための 1.各種脳機能イメージング研究(PET、fMRI、NIRS、MEGなど)の概要 2.脳機能イメージング研究の手続き 3.脳機能イメージング研究(NIRS、EEG)の実際 4.脳機能イメージング研究に基づく臨床・課題の創造 について本学が所有する装置や機器を実際に使用し、自己の体験を通じて学ぶ(体験学習)。   プログラム 2/19(土)2/20(日) 12:00~ 受付 9:00~11:00 脳機能イメージング研究の実験(2) 12:50~13:00 開会式 11:00~13:00 脳機能イメージング研究の解析(1) 13:00~14:30 脳機能イメージング研究の概説 14:00~15:00 脳機能イメージング研究の解析(2) 15:00~16:10 脳機能イメージング研究の読解 15:00~16:10 脳機能イメージング研究の説明 16:20~17:50 脳機能イメージング研究の実験(1) 16:10~16:30 質疑応答     16:30~16:40 閉会式