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2015.06.16

平成27年度ニューロリハビリテーションセミナー機能編Aを開催しました。

2015年6月13日(土)-14日(日)に畿央大学冬木記念ホールにて「ニューロリハビリテーションセミナー機能編A」が開催されました。日本全国から300名以上の方々にお越し頂き、ありがとうございました。   今年度からニューロリハビリテーションセミナーはリニューアルされました。これまでの「基礎編」の内容をYoutube動画「10分でわかる脳と構造と機能」配信での自己学習とさせて頂き、今年度のセミナーではより応用的・実践的な内容を充実させるために「機能編A」「機能編B」「病態・臨床編」と刷新。今回はその中の「機能編A」が開催されました。     第1講座は松尾篤教授による「情動の神経機構」であり、対他者における「社会的コミュニケーション」の中核を成すものを解説して頂きました。情動はリハビリテーションの現場で直接的に扱うテーマではないかもしれません。   第2講座は前岡浩助教による「記憶の神経機構」であり、記憶に関する用語の整理から、神経心理学的知見から神経科学的知見までが丁寧に説明されました。記憶障害を持つ患者さんの理解と治療の一助となればと思います。   第3講座は私(大住倫弘)による「視覚・体性感覚の神経機構」でした。視覚と体性感覚のそれぞれの神経科学的知見とその統合、アクティブタッチ、アウェアネス、ラバーハンド錯覚、セルフタッチと様々な視点から講義させて頂きました.   第4講座は森岡周教授による「注意の神経機構」であり、注意障害や半側空間無視の病態に関してはもちろん、分かりやすく日常生活における注意の働きに落とし込みながら講演されました。         第5講座は河村民平先生による「言語の神経機構」でした。「言語の神経機構」は今回から新しく導入された講座であり、言語聴覚士の先生方にも興味を持って頂けたと思います。音声言語、単語、範疇化、概念化、文の理解に関する神経機構、文法処理や言語情報処理を支える神経ネットワークなどが解説されました。   第6講座は信迫悟志助教による「上肢運動の神経機構」でした。サルおよびヒトにおける到達運動・把握運動の神経機構が、背側‐背側経路、背側‐腹側経路に分けて細かく解説されました。   第7講座は岡田洋平助教による「姿勢制御の神経機構」でした。脊髄、大脳基底核、前庭、小脳、大脳皮質がどのように姿勢制御に関与しているのかが詳しく解説されました。 第8講座は冷水誠准教授による「運動学習の神経機構」でした。報酬が運動学習に与える影響、順モデル・逆モデルについての神経機構を解説されました。スライドの間に分かりやすい(面白い)例えをはさみながら説明して頂きました。   さて、今年度からセミナー前日の午後、ニューロリハビリテーション研究センターを「オープンラボ」として開放して脳機能イメージング実験を体験していただきました。少人数のグループで測定したいものを話し合って実際に測定し、できる範囲で解析をしました(解析の残りはメールでお送りすることになっています)。実際に自分の脳活動が測定できるとなると、皆さん興味を示されていました。     今回のセミナーは「講師からの講義を聞く」というスタイルでしたが、今後、「ニューロリハビリテーションフォーラム」と「身体運動制御学/社会神経科学とニューロリハビリテーション研究会」を予定しています。 「ニューロリハビリテーションフォーラム」は実際の症例のリハビリテーションについて皆さんでディスカッションをする時間を設け、「身体運動制御学/社会神経科学とニューロリハビリテーション研究会」はポスター演題も募集しています。未完成なもので大丈夫ですので是非ともエントリーしてみて下さい。どちらもまだ募集は締め切っておりませんので宜しくお願いします。   最後になりましたが、受講された方々、運営スタッフの皆さんに感謝申し上げます。有難うございました。   畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 助教 大住倫弘

2015.06.12

身体運動制御学/社会神経科学とニューロリハビリテーション研究会のご案内

畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター主催 研究会のご案内 ニューロリハビリテーションは、神経科学に基づくリハビリテーションであり、神経科学に関する最新の知見の臨床的応用が要求されます。ヒトの多様で柔軟な身体運動の制御・学習を科学的に捉えるためには、運動学・運動力学を基礎としたバイオメカニクスだけでなく、神経科学の理解と応用が必要になります。これにより身体運動制御のメカニズムを包括的に解釈でき、各個人の呈する現象や病態に応じたリハビリテーションが可能になると考えられます。 また、ニューロリハビリテーションは、ヒトの社会的行動を基盤にして実践されるべきであり、その社会的行動には共感、心の理論、自己・他者意識、利他的行動、道徳、倫理など様々な範囲にまで及びます。これらヒトの社会的行動に関する科学的知見を整理し、医療あるいは社会におけるヒトの理解、ヒトの心の理解が深まることで、よりよいリハビリテーション医療の実践につながると考えています。 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターでは、上述した2つの領域に関連した研究会を開催します。「身体運動制御学とニューロリハビリテーション研究会」ではヒトの身体動作の制御システムを神経科学に基づく新しい視点で理解すること、「社会神経科学とニューロリハビリテーション研究会」では動物の社会的行動に関連する既存の学問分野を超えた新しい視点での研究成果を理解することを目指しています。本研究会では、これまでのニューロリハビリテーション研究と融合・発展させるために、セラピストと研究者が集まりディスカッションすることを通じて、日本におけるこの分野の発展と推進に貢献することを目的としています。   本研究会では、招待講演、指定演題発表、ポスター発表のプログラムを準備しております。参加のみでも可能ですが、是非ともポスター演題にも積極的にご応募いただき、活発なディスカッションの中から、これまでのセミナーとは違う学びの場、研究の場が創発されればと考えております。皆様のご参加をお待ちしております。   第1回 身体運動制御学とニューロリハビリテーション研究会 日 時:平成27年12月5日(土)10時10分開会(受付9:30)〜16時50分閉会 会 場:畿央大学   身体運動制御学とニューロリハビリテーション研究会プログラム 招待講演 野村 泰伸 先生(大阪大学基礎工学研究科機能創成専攻 教授) ヒト静止立位と歩行運動の安定性と揺らぎの定量化と数理モデルシミュレーション 立位姿勢および歩行運動の動的安定性と疾患に起因するその不安定化の発現・発症メカニズムの理解を目指した研究をご紹介します。特に、柔軟性を保ちつつも外乱や生体システムパラメータの変動に対してロバストな安定性を実現する身体運動の神経制御メカニズムについて考えます。脳・神経系にとって被制御対象である身体機械力学系の状態の変動を考えたとき、「柔軟性」は、一方では定めされた状態からの変位・変動を許容する適応的性質と見なせますが、他方では好ましい状態からの大きな変位・変動を引き起こし、安定性が低い状態を生み出す原因と見なされます。しかしながら、健常な生体機能は、しばしば柔軟性と安定性という相反する性質が共存する状態として表出することが知られており、それは静止立位姿勢動揺や歩行リズムが示す「ゆらぎ」の非定常性やフラクタル性などによって定量化されます。この講演では、「ゆらぎ」の定量化とその生成に関わる脳・神経系による運動制御メカニズムについて議論します。   花川 隆 先生(国立研究開発法人 精神・神経医療研究センター、脳病態統合イメージングセンター 部長) 歩行の神経制御機構 臨床神経生理学的手法やイメージングを用いた姿勢・歩行研究をレビューし、歩行や姿勢に関わる中枢神経制御と歩行障害疾患の病態生理を理解することを目指す。 指定演題発表 奧埜 博之(摂南総合病院) 狭い間口通過時に生じるすくみ足の発現機序の検討   石垣 智也(畿央大学大学院健康科学研究科 博士後期課程) ライトタッチ効果の神経メカニズムに関する検討 ポスター発表: 詳細は「ポスター応募要領」をご覧ください。   第2回 社会神経科学とニューロリハビリテーション研究会 日 時:平成27年12月6日(日)10時10分開会(受付9:30)〜16時50分閉会 会 場:畿央大学   社会神経科学とニューロリハビリテーション研究会プログラム 招待講演 村井 俊哉 先生(京都大学大学院医学研究科脳病態生理学講座 教授) 「社会性」という視点から心の病気について考える 人が社会の中で生きていくということは、単純化して言えば、他者が発信する社会的情報を読み取り、そして自らも社会に向けて情報を発信、そして行動していくことである。「社会的動物」と言われる人間において特に発達したこのような能力は総称して「社会的認知」と呼ばれる。そして、その基盤となる脳構造・ネットワークが次第に明らかにされている。扁桃体や、前頭葉・頭頂葉・側頭葉の諸構造を含むこれらの脳領域は「社会脳」と総称されている。情報の読み取りの側については、他者の表情からその感情を推測するような比較的単純な能力から、いわゆる「空気を読む」能力のような極めて高度な能力までが含まれる。これらの能力の脳内基盤が、脳損傷例を対象とした研究と機能的脳画像研究の両面から明らかにされてきた。扁桃体や内側前頭前皮質は、これらの能力に関わる代表的脳構造である。一方で、実際に私たちが社会の中でどのように行動するか、という情報・行動の発信の側には、もう一段階複雑な問題が内在している。私たちが社会の中でどのように振る舞うかは、私たちの能力のみで決まるのではなく、私たちの「価値観」が大いに関係するからである。人間の多様な「価値観」を決める軸の中で代表的なものは、利己性・利他性の軸である。人は自分の利益のためにのみ行動するのだろうか? あるいは、他者の幸せが自分の幸せともなるのだろうか? これは価値観の問題であり、そしてその価値観には大きな個人差がある。そして、最近の研究からは、このような個人差も、特定の脳領域や神経伝達物質の働き、さらには遺伝子で、部分的には説明できることがわかってきている。翻って考えてみると、リハビリテーション分野における医療実践とは、病気を扱うと同時に個人の価値観に向き合う営みである。近年、多分野の研究者が集まり活発な議論を繰り広げている社会性の脳科学の知見は、医療実践に携わる者にとっても、自らの日々の営為を振り返る上で、ユニークな視点を提供してくれるだろう。   平田 聡 先生(京都大学野生動物研究センター熊本サンクチュアリ 教授) チンパンジーの社会的知性 チンパンジーはヒトに最も近縁な生き物である。彼らについての研究によって、人間の本性の進化的基盤の理解に至ることができる。社会的知性仮説では、知性の進化は複雑な社会に起因すると主張される。社会の中で、個体は様々な社会的課題に直面する。他者との競合、協力、葛藤解決などである。話者はこれまで、様々な社会的場面を実験的に作り出して、類人猿の社会的知性に関する研究をおこなってきた。例えば協力に関する研究では、2個体のチンパンジーが1本のひもの両端をそれぞれ同時に持って引っ張ると報酬が得られるという課題を設定した。この課題でチンパンジーは自己の行動を相手に合わせて調整することを学習することができた。その他、アイトラッカーや脳波測定、超音波画像診断装置などの最新の機器を使って類人猿の認知と行動を比較する研究をおこなってきた。本講演ではこうした研究成果について概観し、人間の心の進化的基盤について考察したい。 指定演題発表 松尾 篤(畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター教授) 自己評価と社会性   西 勇樹(畿央大学大学院健康科学研究科 修士課程) 疼痛閾値と内受容感覚の感受性および不安との関係性 ポスター発表: 詳細は「ポスター応募要領」をご覧ください。   ポスター発表応募要領 下記フォーマットをダウンロードして抄録を作成し、メール添付にて送信してください。 ※研究会により送信先アドレスが異なりますので、ご注意ください。   抄録書式   抄録サンプル  抄録データ作成送信先および注意事項 ●12月5日(土)「身体運動制御学とニューロリハビリテーション研究会」 立位姿勢、歩行、その他の身体運動の制御、学習に関連した基礎研究から、臨床研究まで広く募集します。また、身体運動制御学に関連した症例報告でも構いません。 提出先:s.nobusako@kio.ac.jp ●12月6日(日)「社会神経科学とニューロリハビリテーション研究会」 特に研究領域の指定はありません。神経科学的内容を含んでいない人文科学分野、精神心理学分野、医療コミュニケーション・行動学分野などからの発表も歓迎します。また、社会神経科学に関連した症例報告などでも構いません。 提出先:m.ohsumi@kio.ac.jp 文字数の制限はありません(但しA4用紙1枚以内)。 Microsoft Word(MS明朝・12ポイント)で作成ください。 アブストラクトの編集はこちらでは行いません。お送り頂いた状態を完成版として抄録集にまとめますので、誤字・脱字等のご確認をお願いします。 文字化け対策の為、WordとPDFの両ファイルをお送りください。 締切 平成27年11月25日(水)   参加申込について 申込フォームに必要事項を記入の上、お申し込みください。 ※お手数ですが備考欄に「ポスター発表の希望の有無」について必ずご記入ください。 →研究会 申込フォーム 参加費用 両研究会2日間参加:5,000円 どちらかの研究会のみ1日参加:3,000円   問い合わせ先 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター事務局(畿央大学 総務部) TEL 0745-54-1602  E-MAIL soumu@kio.ac.jp

2015.05.27

畿央大学現代教育研究所主催「学びを結ぶワークショップⅢ」開催のご案内

教育現場における教育力向上の一助となることをねらいに、畿央大学現代教育研究所が主催するワークショップの第3回です。今回はより多くの皆様に参加して頂きやすいよう「大阪府教育センター 平成27年度大阪府教職員自主研修支援事業 大学・専修学校等オープン講座」に参画させて頂いての実施です。   今年のワークショップは、 「子供が『なぜ?』を探求する社会科の授業づくり」(小・中学校教諭・教職員対象) 「発達障害のある子供の身体性から支援のあり方を探る」(全校園養護教諭・教職員対象) 「子供たちの多様性に応える『特別でない』支援教育について考える」(全校園教諭・教職員対象) の3つです。   テーマ「学びを結ぶ」は、子供の未来のために、私たち大学教員とご参加いただく現職の教育関係者の皆様がワークショップで育む学びで結ばれることを願って設定したものです。夏季休業中の研修として利用していただけるよう、教育にかかわる多くの皆様のご参加をお待ちしております。   畿央大学現代教育研究所主催 『学びを結ぶワークショップⅢ』 9時30分~9時50分 受付 (P棟2階) 【1限目】 10時~12時 ワークショップ①  社会科教育 子供が「なぜ?」を探求する社会科の授業づくり   P 棟2階 P203 講義室 ワークショップ② 養護実践 発達障害のある子供の身体性から支援のあり方を探る   P 棟2階 P204 講義室 ワークショップ③ 特別支援教育 子供たちの多様性に応える『特別でない』支援教育について考える P 棟3 階 P301教室 12時10分~13時20分 昼食交流会 (R棟1階食堂) 本学食堂にて、簡単な食事を準備させていただきます。≪無料≫昼食をとりながら、日頃の教育に関する思いや悩み、希望などを話し合い、交流しましょう。 【2限目】 13時30分~15時30分 ワークショップ①  社会科教育 子供が「なぜ?」を探求する社会科の授業づくり   P 棟2階 P203 講義室 ワークショップ② 養護実践 発達障害のある子供の身体性から支援のあり方を探る   P 棟2階 P204 講義室 ワークショップ③ 特別支援教育 子供たちの多様性に応える『特別でない』支援教育について考える P 棟3 階 P301教室   【申込方法】 申し込み票に、必要事項をご記入の上、E-mail または FAXにて送信してください。   【送付先】 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2  畿央大学総務部 畿央大学現代教育研究所ワークショップ係 宛 FAX:0745-54-1600  E-mail:rime@kio.ac.jp   【問い合わせ先】TEL:0745-54-1602 畿央大学総務部      ▼詳細はPDFをご覧下さい(クリックで開きます)。    

2015.05.20

平成27年度畿桜会(同窓会)役員会・総会・懇親会を開催しました。

過去最高となる131名の卒業生、教職員らが集まりました!   畿桜会(きおうかい)は、畿央大学、畿央大学短期大学部、桜井女子短期大学の卒業生約1万人のための同窓会組織です。 2015(平成27)年5月17日(日)、晴天に恵まれた同窓会日和のなか、総会および懇親会に過去最高の131名のご参加をいただきました。     総会開催の前に、午前10時から役員会が行なわれ、参加役員23名により、事業報告等の総会議案の確認と今後の畿桜会の発展のための意見が交わされました。     総会は定刻11時より食堂棟地階で、唄大輔会長の議事進行のもと行なわれました。冬木智子学長先生のご挨拶では「古巣に帰って来られ、またお会いできた喜びはひとしおです。これからも大学の発展にお力をお願いします。」とのお言葉をいただきました。   平成23年度から始まった同窓会の部会開催の補助金については、昨年度から適用基準を大幅に緩和したことで利用が伸びました。総会決議により補助金の枠を決めていますが、平成27年度はさらなる活発化を期待して120万円に増額することになりました。(HP参照) また、同窓会費の徴収について、畿桜会会則第8条(会費)の項を下記のように改めることが承認されました。   『正会員は所定の修業年数に応じ、終身会費として1年につき4,000円16,000円を納入しなければならない。但し、準会員として納付した金額は終身会費の全部または一部に充当することができる。 2 準会員は授業料と同時に、4年を限度に各年度の会費として4,000円を納付しなければならない。』   この改定によって、他学から助産学専攻科に進学し畿桜会に入会する会員については16,000円を徴収することになります。   その後、平成26年度決算・事業結果報告、平成27年度予算・事業計画が承認され、最後に新役員紹介があり、今後みんなで畿央大学および畿桜会の発展を誓いあいました。     正午からは、新食堂R棟1階に会場を移して、冬木正彦理事長のご挨拶、白石裕大学院教育学研究科長の乾杯の音頭で懇親会を行いました。卒業後数年が経って先生や旧友に会えた喜びを抑えきれない様子や今の職場のことなどの話が飛び交い、みんな笑顔で語り合っていたのが印象的でした。昨年新築したR棟は明るくて広々としており、ほとんどの卒業生にとっては初めて見る光景だったと思います。     ビンゴゲームの司会は、恒例により新任代表幹事さん5名の方に務めていただきました。今年の1等は「ペア温泉宿泊など選べるカタログギフト3.3万円相当分」、2等「フットマッサージ器」、3等「ドライヤー」、4等「ウェアラブル活動量計」、5等「音波振動エステブラシ」6~20等「ワイン」or「クオカード」まで、豪華景品が当たりました。 見事ゲットされた皆さま、おめでとうございました。     なお、来年、平成28年度の総会は、2016(平成28)年6月19日(日)と決定しました。多数のご参加お待ちしています。  

2015.05.19

教職員のための夏の公開講座のご案内

 教職員のための公開講座のご案内(参加無料)   校内研修では経験できないような「教育」や「健康科学」について、大学の教員による講義を開催し、教職員の方々に、日々の教育実践に役立つ研修の機会を提供します。    番号日時内容講師 A 平成27年 8月20日(木) 10時30分~12時 (受付10時~)   会場:E棟1階 E101講義室   定員:先着100名   【これからの道徳教育と道徳の時間  ~道徳の教科化に、どう対応するか~】  平成27年3月27日、道徳の教科化をはじめとする道徳教育の改善に向けて、学習指導要領が改正され、今年度から移行期間に入りました。何が変わり、何が変わらないのか。教育現場では、どのような対応をしていけばよいのか。 これからの道徳教育と道徳の時間について、実践的に考えましょう。 教育学部 現代教育学科    教授  島 恒生 B 平成27年 8月20日(木) 13時30分~15時 (受付13時~)   会場:R棟2階講義室 3階デザイン実習室   定員:先着30名 【布は糸から、糸は繊維から  ~綿花、繭を素材にした糸つくり体験~】 ゼミの学生達は、地域の方と連携し綿を育て蚕の飼育をしています。 そしてその綿、繭から糸をつくり染織し作品を制作します。 本講座では、かつて奈良県内で盛んであった綿栽培や、養蚕そしてその素材のお話をしますがより実感していただくために、糸車をまわして綿花から糸紡ぎと、座繰り機を使って繭から生糸を引く体験もしていただきます。  健康科学部  人間環境デザイン学科   准教授 村田 浩子    申込方法 ① 講座番号、②氏名(フリガナ)、③連絡先電話番号、④所属学校名を明記のうえ、ハガキ、ファックス、もしくはメールで、8月14日(金)までにお申込みください。先着順で受付ます。    申込先 〒635-0832  奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2         畿央大学企画部 「教職員のための夏の公開講座」係あて          FAX:0745-54-1600 / E-mail:kikaku@kio.ac.jp    お問い合わせ  畿央大学企画部 水野、伊藤、増田、松田  Tel:0745-54-1601   ※個人情報については、本イベントの受付整理以外には使用いたしません。 当日午前7時現在で奈良県内のいずれかの地域で警報が発令されている場合、講座は中止します。  

2015.04.15

大学院生がCognitive Neuroscience Societyでポスター発表!~健康科学研究科

2015年3月28日(土)~3月31日(火)に,アメリカのSan Franciscoで開催されたCognitive Neuroscience Societyに参加させて頂きました.現在,畿央大学大学院の博士課程1年の今井亮太さんと修士課程修了生の私が演題発表を行ってきました.本学会は,世界各国から認知神経科学の研究者が参加し,約1000の演題発表が行われました.会場では朝食や間食にパンやコーヒーなどが準備されており,それを食べながら発表や質問をする姿がみられ,とてもフランクなコミュニュケーションが様々な場所で行われていました.私自身初めての国際学会に参加させて頂くこともり,この様なざっくばらんに話し合える環境に大変親近感を抱くことができました.     さて,ポスター発表では近年話題の社会神経科学研究に関連する発表が多く,改めて注目されている分野であることを知り,とても有意義な時間を過ごすことができました.私自身の発表では,英語であったため意見交換などは大変苦労しましたが,初めて出会った海外の研究者の方々と自分の研究に関する話し合いができたことは大変嬉しく,楽しい経験でした.     また,今回共に参加した今井亮太さんが英語で円滑に意見交換している姿や彼の頭の回転の速さを見て,多くの刺激を頂き,今後いっそう切磋琢磨し自身の研究・臨床はもちろん,人として自分自身を磨いていきたいと感じました.     本学会に参加し,研究発表,意見交換を行えたことは,私にとって大変貴重な経験となりました.本学会を通して,たくさんのことを学ぶことができましたが,何よりも,同じ分野を研究されている海外の方々と,未来志向的に話をすることを楽しいと感じることができたことが一番の収穫でした.今後,この「楽しい」という思いだけで留めるのではなく,柔軟な視点で社会的に意味のある研究を行い,形にして,常に挑戦していきたいと思いました.     最後になりましたが,この様な貴重な経験ができたのは,畿央大学の研究活動に対する手厚い支援と,森岡周教授をはじめとする多くの方々のご指導やご協力があってのものです. この様な環境で学ばせて頂いたことに深く感謝致します.ありがとうございました. 畿央大学大学院健康科学研究科 修了生 大門恭平

2015.04.10

平成27年度 畿央大学ニューロリハビリテーションフォーラムのご案内

  平成27年7月25日(土)に、第2回畿央大学ニューロリハビリテーションフォーラムの開催を予定しております。 このフォーラムは、これまでのニューロリハビリテーションセミナーの基礎編、応用編、臨床編、研究編(旧・実践編)での情報や知識などの神経科学に基づき、どのように実際の症例の症状を捉え、クリニカルリーズニングしていくか、講師陣と参加者が相互に議論しながら模索していく場としています。   今回のプログラムは畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターの高次脳機能学部門、身体運動制御学部門にそれぞれ関連する内容から構成されます。詳細はプログラム表をご参照ください。 平成27年4月20日(月)正午から当ページで参加申し込みを開始いたします。 皆様のご参加をお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。     ニューロリハビリテーション研究センター センター長 森岡 周           申し込みフォームはこちら         申込方法 当ページにて、平成27年4月20日(月)正午より受付開始 申込には下記13項目の情報が必要です。(※は必須) 畿央大学ニューロリハビリテーションセミナーの受講実績が(どれか一つでも)ある方は、特別受講料2000円になります。 平成27年度受講予定者も割引対象となります。 必ず、申込フォーム最後の備考欄に【受講年度・受講編名】を明記ください。 ①お申込み講座(チェック)※②お名前※③お名前(ふりがな)※ ④年齢 ⑤性別⑥郵便番号※⑦ご住所※⑧電話番号(携帯電話番号)※⑨PCメールアドレス※⑩携帯メールアドレス⑪所属(病院等施設名・学校名・会社名等)※⑫資格(理学療法士等お持ちの方) ⑬備考欄※ 畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー受講実績の有無 ⇒無の場合:「ナシ」を明記 ⇒有の場合:「受講年度・編名」を明記 受 講 料 3,000円 (畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー受講実績のある場合2,000円) 受講経験者は、申込フォームの備考欄に【受講年度・編名】を明記ください。 定  員 300名 締  切 定員になり次第締め切り 受講者の選考 原則、先着順 備  考 お申し込みフォームは受付完了画面が表示されてはじめて応募受付となります。確認画面の状態では応募受付とは認識されませんのでご注意くださいますようお願い申し上げます。   受付開始時間を過ぎても申込フォームへのリンクボタンが表示されない場合はページの再読込、またはF5ボタンを押してください。   上記内容でもリンクボタンが表示されない場合は、Ctrl+F5ボタンを押し、キャッシュのクリアをお願い致します。   ※お申込いただきましたPCメールアドレスに自動返信メールを送信いたします。 Microsoft Outlookで受信したメールで文字化けが発生した場合、 Microsoftサポート内の方法1、および2をご確認下さい。   平成27年度 畿央大学ニューロリハビリテーションフォーラム           日時 : 平成27年7月25日(土)12:50~16:10            会場 : 畿央大学 冬木記念ホール           受講料:3000円(ニューロリハビリテーションセミナー受講者は2000円) 12:00~ 受付 12:50~13:00 開会の挨拶         森岡 周  13:00~14:20 ① 高次脳機能学部門:失行に対するニューロリハビリテーション     Opening       森岡 周、松尾 篤    症例呈示        信迫 悟志(畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター)    ディスカッション     全員   Closing         森岡 周、松尾 篤 14:40~16:00 ② 身体運動制御学部門:脳卒中後の歩行障害に対するニューロリハビリテーション    Opening      冷水 誠、岡田 洋平   症例呈示              渕上 健(岸和田盈進会 病院)   ディスカッション    全員   Closing        冷水 誠、岡田 洋平  16:00~16:10 閉会の挨拶          松尾 篤 

2015.04.01

健康栄養学科4期生2組、同窓会レポート!

3月28日(土)、健康栄養学科4期生2組の同窓会が開催され、17名が集まりました。 それぞれよく会う人もいるものの、卒業して5年ぶりに顔を合わせたという人もいたのですが、5年が経ったとは思えないほど、変わらないね…という印象をみんな持ったようです…(笑) しかし、近況を話すうちに、みんな変わらないようで、やはり歳を重ねているんだな…もう5年も経ったのか…と私は一人しみじみと感じました(笑)   この規模でのクラスの同窓会は私が記憶している限りでは、開催されたことはなかったのです…そんな私達が今回、集まろう!ということになったのは、「北田先生にお会いしたい!学生時代からの感謝の気持ちを伝えたい。」という希望によるものでした。 健康栄養学科4期生2組の1,2回生の時の担任は北田先生でした。 また、先生が学科長になられてからも大変お世話になりました。 この4月より、北田先生が学科長から客員教授になられると聞き、一つの節目として、何かできないかと考え、今回の会を企画しました。     最後に北田先生から素敵なお言葉をいただき、今日このように集まることができて本当に良かったと思いました。 北田先生、ご出席いただき本当にありがとうございました。 私達も先生に負けないよう元気に頑張りますので、これからもよろしくお願い致します。 今回、来たくても来られなかった人も多いので、また同窓会開催したいですね!   健康栄養学科4期生  冨岡華代     ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。 詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。

2015.03.30

健康栄養学科1期生の同窓会を開催しました!

2015年3月28日、卒業後初となる健康栄養学科1期生N2クラス主催での同窓会を開催しました。   もうすぐ卒業から10年ということもあり、「一足早い節目同窓会をしよう!」と企画。 小さなお子さんを連れての参加も多いということで、大学の学食をお借りしての開催となりました。   みんなの大好きな北田先生を囲み、懐かしの場所で、久々に会うメンバー総勢23名参加での会となりました。 卒業後来校する機会も減ってしまい、久々に訪れた大学の変貌に驚きつつ、それぞれの近況を話し、気分は学生に戻って楽しい時間を過ごし盛大な会となりました。     最後に北田先生の弾き語りで、みんなで合唱をした想い出はきっと忘れることができないと思います! 忙しいなか参加してくれたみんなと学食を貸してくださった大学へ感謝の気持ちでいっぱいです。 有難うございました! また次の節目もみんなで楽しい会を開きたいです! 健康栄養学科1期生 奥山 福美(旧姓:古江)   ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。 詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。

2015.03.27

第34回KSM(Kio Study Meeting)最終回を開催しました。

理学療法科4期生の中田宏樹です。 平成27年3月22日(日)に第34回KSM(Kio Study Meeting)を開催しました。   早いもので第1回目の開催から3年経過しました。 この勉強会、メンバーは奈良だけでなく大阪や和歌山、そして岡山など、遠方からもわざわざ参加してくれていました。 これは、この勉強会の質を高いものに保つことが出来ていたからではないかと思います。 そんな3年間を終え、実は今回でこの勉強会を終了することになりました。 感想は後で述べたいと思いますが、そんな最終回の演題はこの2つです。   ① 脳血管疾患の初期治療と予後(南さん) ② 理学療法士のこれから(中田)   まずは南さんの「脳血管疾患の初期治療と予後」です。     脳血管疾患の予後予測は非常に難しく、ドクターとの連携が必須ではあるのですが、ベースとなる知識は必要不可欠です。 その中で、今まで画像所見からの予後予測は演題に上がりディスカッションしてきたのですが、今回は新しい視点で。脳卒中の種類別での予後から始まり、投薬や年齢など多岐に渡る内容で予後予測を行っていくという内容でした。 その後のディスカッションは、予後予測に関する悩みや医療連携に関して各施設やセラピスト毎の工夫を共有でき、非常に勉強になりました。   続いては私中田が、「理学療法士のこれから」という内容でお話しさせていただきました。     大層なテーマではあるのですが、今は若手のセラピストで溢れ、医療財政の圧迫があり、そして誰しもが将来の不安を抱える時代に変化し… そういった厳しい時代に、どうやってセラピストとして生きていくか。 そんなことをわからないなりに考え、“人生”といった部分まで踏み込んでいきながらディスカッションを行いました。 回答は人それぞれ。明確な答えは出ないのですが、そういったことを仲間とともに考え、様々な意見を聞くことで今後の将来に役立てていきたいなと考えています。   そんなこんなで3年の歴史に幕を下ろし、初期メンバーも加えて飲み会を開きました。     お酒の席でも自然と話は医療のことへ。やっぱり皆熱いセラピスト達だなと感じます。そんなメンバーと切磋琢磨してきたことで、この勉強会でたくさんのものを得て、そして皆各自の職場で活かしていけたのではないかと思います。   思い返せば第一回は大学ではなく私の自宅にて開催。地方の友人がSkypeで参加してくれていました。電波の関係で継続していくのはなかなか難しかったのですが…そのほかにも外部の方を講師に呼んだり、いろんなチャレンジが出来たと思います。 少人数ディスカッション制で行っていくことで、遠慮なく意見を言い、時には喧嘩し(本当です。笑)、本音で思ったことを話し合える。そんな空間になったことで、メンバー皆の成長につながったと思います。   今回でKSMは終了しますが、医療職たるもの勉強は必須です。 今後は宅勉として、私中田の自宅にて変わらず毎月勉強会を行っていく予定です。 今までの3年間、講演資料はすべて保存・共有しており、100演題ほど溜まっており、宅勉ではそれを少しずつ復習していく予定です。 いろんな年代、いろんな考え方のセラピストと変わらずにディスカッションしていき、切磋琢磨していきたいと思いますので、もし興味ある方がいらっしゃいましたらkio-studey-meeting@yahoo.co.jpへ連絡ください。   最後になりましたが、メンバーの皆、協力して下さった先生方、そして関係者の方々には本当にお世話になりました。 今までありがとうございました。 理学療法学科4期生 中田宏樹

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