地域・一般の方へ一覧
2020.05.22
卒業制作が養父市の公民館に展示!〜人間環境デザイン学科〜
人間環境デザイン学科を今春卒業した矢野です。私の「卒業制作」について、ご紹介させていただきます。 人間環境デザイン学科では4回生に卒業制作に取り組みます。卒業論文でも卒業制作(作品)でも、まず、テーマを決定しなければなりません。私は兵庫県養父市で生まれ育ちました。縁あって畿央大学に進学しましたが、卒業制作では何か地元に貢献できるものにしたいと思いました。自宅の近くにある小学校の廃校舎を利用して地域の活性化はできないだろうかと考え、市役所の方に協力していただきながらテーマを決めました。姉と兄の母校である小学校だったこともあり、私にとっても身近な建物でした。少子化によって廃校となったものの、まだまだ施設設備が整っていたため地元の方も色んな利用の仕方を企てていましたが、小学校の形から脱し、用途を変更することでもっと地域の活性化につながるよう計画を練ってみようと、テーマは『であい~旧出合小学校リファイニング建築による地域創生計画~』としました。 廃校舎を用途変更する過程で、養父市の良さを地域外の人に知ってもらいながら、地域の人々の交流の場にもしたいと考えたとき、加藤先生(人間環境デザイン学科教授)にサードプレイスという考え方を教えていただき、採用することにしました。サードプレイスとは、自宅や職場とは隔離された、心地の良い第三の居場所のことをいい、以下のような8ヶ条があります。 1)個人が思いのままに出入りでき、もてなすことを要求されず、全員が心地よく、くつろぐことができる中立地帯 2)会員等アクセスに制限なく、あまねく人々が入ることができる 3)会話が楽しく、活気で満ちている 4)アクセスがしやすく、中に入る人々が協調的 5)常に“新参者”を快く受け入れる“常連”がいて、いつも心地よい空気をつくる 6)日常に溶け込む簡素な外観をしている 7)明るく遊び場的な雰囲気を持っている 8)もうひとつの家、リビング、家族的な存在である 上記のことを踏まえ、私は、様々な年代や立場の人が気軽に集い交流する場でありながら、新たな活動やコミュニティの構築、移住者と地域の人たちの出会いを促す拠点となり、交流のなかで地域住民が日々の暮らしを伝え、この場を拠点とした周辺の自然や文化に触れながら過ごすことで “住みたくなる、帰ってきたくなるまち” にできるような計画を提案し、卒業制作としました。 この卒業制作は養父市市役所の方にも「感激した」と評価していただき、現在、養父市の公民館ロビーに、模型とコンセプトボードを展示していただいています。実際に暮らしていたまちの将来について、拙いながらも市役所の方と関わりながら考えられたのは大きな経験となりました。成果物のクオリティとしては高いとは言えないものでしたが、世の中の流れから生まれた身近な問題解決を自分のやってみたいという気持ちと合わせてテーマとして挑戦できたことは、今後の社会人生活でも活かしていけると思っています。 いつまで続くか分からない新型コロナウイルス感染症の影響により、遠隔授業、就活のイベント中止等、今までとは異なる制限のされた毎日を過ごしている学生が多いと思います。私自身も4月に新入社員として入社したものの、基本はリモートワークになり、会社には週1回しか出勤できていません。しかし、“こんな状況下だからできること”もあります。皆さんも自宅待機によって以前よりも自由な時間が増えたのではないでしょうか。その時間をどう使うかで、自宅待機期間後にコロナの時期を振り返った時、ネガティブな印象だったのか、良い機会だったかな、と思えるかで大きく差が出ると思います。実習や就活、部活動など、できない焦りも多いとは思いますが、きっとできることはあります。ぜひ、周りの人も巻き込んで楽しく自宅待機を過ごしてくださいね! 人間環境デザイン学科2020年3月卒業生 矢野眞子 【関連記事】 令和元年度 卒業研究講評会を行いました~人間環境デザイン学科
2020.02.28
第18回 公開講座「当事者とともに創る認知症ケア」が開催レポートが届きました!~看護医療学科
2020年2月21日(金)、畿央大学では第18回目の公開講座が開講されました。参加者は82名で、プログラム内容は、畿央大学健康科学部看護医療学科教授の山崎尚美先生による「当事者とともに創る認知症ケア」をテーマとした講演と、まほろば倶楽部代表の平井正明氏による「若年性アルツハイマーと向き合って」というテーマでの講演、また希望された方の中から先着順での「きおトレ」アプリ体験でした。公開講座についてレポートさせていただきます。 山崎尚美先生による講演 「当事者とともに創る認知症ケア」 大きく分けて「認知症サポーター養成講座」「認知症施策」「オレンジプロジェクト」「当事者の語り」について講演してくださいました。講演を通して、認知症にならないことを目標にするのではなく「認知症になってもその人らしく、地域で暮らすことができるように支えあうこと」が大切だということを学びました。 講演の中で、2014年に国連障害者権利条約「Nothing About us,Without us.(私たちがいないときに、私たちのことを決めないで)」ということが提言され、また当事者の方が2004年に開催されたアルツハイマーの国際会議で発言したことの紹介がありました。2004年では、まだ認知症に対して良くないイメージを持つ人が多かったですが、そのような時代頃は認知症であることをカミングアウトすることによって、認知症の当事者が暮らしやすくなるのではないかと考えたようです。確かに認知症の当事者ではない私たちはその症状を想像するしかありません。そのため、想像してつくった政策は当事者が本当に困っていることを解決する政策になっていないかもしれません。だからこそ、「認知症だから話が通じない」というような偏見をもって、会話することをあきらめるのではなく、当事者の言葉を聞き、当事者・その家族の日常生活や困っていることを聴く、それが、当事者が困難に思っていることを解決することや互いに支えあい暮らしやすくするためにも重要なことだと再認識しました。 平井正明氏による講演 「若年性アルツハイマーと向き合って」 平井正明さんは、56歳の時に若年性アルツハイマーの初期と診断されました。この初期症状では物忘れはほとんどなく、身体のバランスがとりにくい、頭痛がするという症状があるようです。私は若年性アルツハイマーと言えば記憶障害が主症状であると思っていましたが、平井さんは体験談の中で記憶障害がほとんどないとおっしゃっていたので非常に驚いたとともに、認知症・若年性アルツハイマーといっても人によって症状は違うということを知ることができました。 その後平井さんは障がいをもつ子どものための「あおぞら倶楽部」を創設され、そのボランティアとして天理大学の学生と交流されています。その縁で結婚して日本に住むようになった外国の方がおり、その方が認知症となって日本語が話せなくなったときに、母国語での会話を楽しめるよう、天理大学に来ている留学生と会話できる機会をつくったと紹介されていました。このことから、できなくなったことを再びできるように努力するのではなく、今できることを続けその人の暮らしが少しでも豊かになるよう環境を整えることが大切だと学びました。また、様々な活動を行うことは人とのつながりを広げ、家庭というコミュニティ以外にもかかわりを持つことで孤独を感じることを防ぎ、社会性をもつことを促進すると感じました。認知症の進行を遅らせるには、規則正しい生活を送る・栄養をとる・十分な睡眠をとる・社会参加が大切で、私たちが所属するオレンジプロジェクトのサークルでも、参加してくださる方々のコミュニティを拡大し、社会参加の一部として機能するものになってくれる活動にしたいと思いました。 「きおトレ」アプリ体験 講座終了後は希望者20名を対象に、自分の認知機能を知ることができるアプリを体験していただきました。記憶の能力を知る課題をしているときに参加者の皆さんは「何があったかな」と必死に思い出そうとしてくださっていました。私も「きおトレ」アプリを体験したときは、野菜の絵があったことは覚えているのですが、何の野菜かを思い出すことができずもやもやしていました。「きおトレ」の結果をふまえて大切なことを忘れないようにメモをとる習慣をつけようと思いました。 今回の講座を通して、認知症の当事者が“その人らしく暮らす”ことができるように、周囲の人はどのように接したらよいのか、実際にどのような活動があるのかを学ぶことができました。授業でも認知症について学びますが、百聞は一見に如かずというように、当事者の方から話を聴くことは認知症についてより深く理解するいい機会となりました。多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。 Orange Project in KIO 看護医療学科 2回生 東條真納美 【関連記事】 認知症ケアに取り組む新サークル「Orange Project in KIO」が始動! ・過去の「オレンジカフェ」記事を読む ・過去の「RUN伴」記事を読む
2020.02.17
2019年度「マミポコ・親子ひろば」後期第5回活動報告!
近隣の未就園児の親子を対象に、第2・第4火曜日の午前10:00から畿央大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどをして元気いっぱい活動しています。 【第5回:1/14 (火)】 〇好きな遊び ◯体操遊び「ひっつきもっつき」 ◯絵本「だるまさんが」 今回は9組の親子が参加してくださいました。 好きな遊びでは、お気に入りのおもちゃで遊ぶだけではなく、発語をする場面が多く見られ、お友達と譲り合っておもちゃを使ったりする姿も見られ、保護者の方々と1年を通しての成長を振り返る時間となりました。 体操遊び「ひっつきもっつき」では、親子でお尻をくっつけあったり、ほっぺをくっつけあったりして、子どもたちの笑顔が溢れる時間となりました。 今年度の活動は今回で最後ということで、1年の活動をまとめた手作りのアルバムと、2020年の干支である、ねずみをモチーフとしたメダルをプレゼントしました。 アルバムには車が動く仕掛けがあったり、ロケットが飛ぶ仕掛けがあったりして、子どもたちが保護者の方々と一緒に楽しそうに遊んでくれていました。 今年度もたくさんの親子に来ていただき、本当にありがとうございました。 学生スタッフ一同、活動の中でたくさんのことを学ばせていただきました。 また、子どもたちや保護者の方々の笑顔を見ることができ、とても嬉しかったです。 来年度もマミポコ親子ひろばは実施される予定です。たくさんのご参加お待ちしております。 現代教育学科3回生 田中さくら *来年度の予定は5月初旬ごろにHPにて発表する予定です。 【関連記事】 2019年度「マミポコ・親子ひろば」後期第3・4回活動報告! 2019年度「マミポコ・親子ひろば」後期第1・2回活動報告! 2019年度「マミポコ・親子ひろば」前期第4回活動報告! 2019年度「マミポコ・親子ひろば」前期第3回活動報告! 2019年度「マミポコ・親子ひろば」前期第2回活動報告! 畿央大学付属幼稚園の園児たちが大学に来てくれました!~マミポコ・親子ひろば 2019年度「マミポコ・親子ひろば」前期第1回活動報告!
2020.02.04
大学に隣接する商業施設「エコール・マミ」への令和初のデザイン提案~人間環境デザイン学科加藤プロジェクトゼミ
令和元年度は、3つの課題にチャレンジ! 人間環境デザイン学科の最も特色ある授業の一つに「プロジェクトゼミ」があります。加藤プロジェクトゼミでは、大学に隣接する大型商業施設「エコール・マミ(通称:エコマミ)」様へ、毎年デザイン提案を行っております。 令和最初の提案となり、12年目と長く続けさせていただいています。感謝しております。 ①バレンタイン装飾 場所:北館セントラルコート バレンタイン装飾コンセプトは「Valentine chapel〜天使が叶えてくれるあなたの想い〜」です。フォトスポットとして教会を設置し、その背景にある木に来館者の方々の想い、願いを付箋で貼って、背景を完成させていく参加型になっています。吊り下げ装飾は、上から見守る天使、たくさんのお菓子、リボンを吊り下げることで、華やかかつバレンタインらしさが感じられる装飾にしました。(3回生 リーダー 岡田由希) バレンタイン装飾メンバーは、 3回生 岡田さん(リーダー)、橋本さん、陣田さん、齋宮さん、谷村さん、稲井さん、福嶋さん、奥村さん 2回生 川西さん、高田さん、中林さん 計11名です。 ▼完成! ~装飾メンバーからのコメント~ こんなに大きなサイズの装飾をするのは初めてだったので、吊り下げ装飾のサイズ感に苦労しました。高いところから吊り下げたときのイメージがしにくく、実際に吊り下げるまで装飾が小さくないか、寂しくならないかと不安でした。ですが、吊り下げてみるとサイズ感も良く、教会ともマッチしていて、グループ全員が満足できる仕上がりになったと思います。今はまだ寂しい教会の背景にある木も、来館者の方々の想い、願いを貼ってもらって華やかになるのが楽しみです。(3回生 岡田由希) ここまで大きな場所をデザインすることがなかったので、初めは想像通りにいかない事が多かったです。何回も現場を見に行ってイメージしたり、大きさを調整したり、工夫をすることで良いデザインになったと思います。装飾している途中で、地域の方々にもたくさん声をかけて頂いて、毎年楽しみに見てもらえているのを感じてとても嬉しかったです。 (3回生 齋宮ひなの) ②マーミン・ミーマンの巨大絵本の制作 巨大絵本は2月28日(金)に設置予定です。(ブログに載せますのでお楽しみに!) ③テナントまたは、施設の内容相当のデザイン提案 100年後のエコール・マミ「未来のショッピングセンター」について、1月24日(金)、4チームがエコマミ会議室でプレゼンテーションを行いました。 ▼プレゼンの様子 ~各チームの提案内容~ Aチーム:梅林・稲田 Bチーム:勝屋・米田 Cチーム:津瀬・前田 Dチーム:荒木・北村 3月末から4月上旬に北館セントラルコートで展示される予定です。お楽しみに! 【過去のエコールマミへの提案】 2018年度 大学に隣接する商業施設「エコール・マミ」へのデザイン提案! 2017年度 エコール・マミにバレンタインディスプレイと改修提案! 2016年度 エコール・マミで、バレンタインディスプレイを担当!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 2015年度 エコール・マミに改修提案とディスプレイ展示! 2015年度 エコール・マミ改修を提案!~人間環境デザイン学科プロジェクトゼミ(加藤ゼミ) 2014年度 エコール・マミに改修提案とディスプレイ展示!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 2013年度 さらに発展・エコマミ提案★人間環境デザイン学科加藤プロジェクトゼミ 2012年度 4年目のエコマミ提案★人間環境デザイン学科 加藤プロゼミ 2010年度 エコール・マミ 改善案 -人間環境デザイン学科 加藤プロジェクトゼミ報告-
2020.01.24
2月4日(火)から畿央生が考案した麺メニューが香芝SA・岸和田SAで販売開始! ~ 近鉄連携「香芝サービスエリアメニュー開発プロジェクト」
近鉄連携 西名阪自動車道 香芝SA・阪和自動車道 岸和田SAで 畿央生が創作した「麺メニュー」を2月4日(火)から販売開始! 畿央大学では㈱近鉄リテーリングと連携し、6回目となる西名阪道 香芝SAで提供する「メニュー開発」に取り組みました。昨年度は「鶏肉を使用した丼メニュー」をテーマとし、香芝SAのフードコートではグランプリ受賞の「大和三山の雪化粧」、準グランプリ受賞の「すき焼き風奈良の郷土んぶり」、また岸和田SAでは特別賞を受賞した「鶏のザクザクあんかけ丼」が販売され、いずれも人気メニューとして好評を博しました。 そして今回実施された6回目のコラボメニューのテーマは「麺メニュー」。2019年9月28日に開催されたメニュー開発プロジェクトのコンテスト(審査会)でグランプリ・準グランプリ・特別賞(2メニュー)を受賞した4つのメニューの商品化が決定し、2019年11月29日(金)に、香芝SAにてメニュー考案グループの学生と実際に販売する関係者の方々立ち合いのもと、試食会が行われました。 この度、準備が整い2月4日(火)から販売を開始することになりました。 香芝SA(上り線・下り線)での販売メニュー ▼飛鳥鍋風うどん【グランプリ】 ▼レゴーモ坦々うどん【準グランプリ】 <香芝SA下り線(天理・名古屋方面)> 800円 <香芝SA上り線(大阪方面)> 800円 岸和田SA(下り線)での販売メニュー ▼たま手箱うどん【特別賞】 ▼ヤマト~にゅう担々うどん【特別賞】 <岸和田SA下り線(レストラン)>700円 <岸和田SA下り線(レストラン)> 850円 ※どちらのSAも一般道を通って行くことができます。(一般道からの専用駐車場もあり) 試食会の様子 【グランプリ賞】野菜たっぷり飛鳥鍋風うどん ※香芝SA下り線で販売 【準グランプリ賞】和風だし香る大和ポークレゴーモ坦坦うどん ※香芝SA上り線で販売 【特別賞】たま手箱うどん ※岸和田SA下り線(レストラン)にて販売 【特別賞】ヤマト~にゅう担々うどん ※岸和田SA下り線(レストラン)にて販売 ※どちらのSAも一般道を通って行くことができます。(一般道からの専用駐車場もあり) 各サービスエリアへお立ちよりの際は、ぜひ畿央大学生考案のメニューをお召し上がりください。 皆様、ぜひ次のコラボレーションもご期待ください! 【関連リンク】 畿央大学開発レシピ集 【関連記事】 近鉄連携「香芝SAフードコート メニュー開発プロジェクト」グランプリが決定しました。 近鉄連携「香芝SAフードコート麺メニュー開発プロジェクト2019」レシピ検討会を実施! 近鉄連携「香芝SAフードコード麺メニュー開発プロジェクト2019」質問会を開催しました。 近鉄連携「香芝SAフードコード麺メニュー開発プロジェクト」プレゼンテーション会を開催! 近鉄連携「香芝SAフードコート 麵メニュー開発プロジェクト」第6弾が始動しました! 香芝SA新メニュー開発プロジェクに関する記事はコチラ! 【関連リンク】 畿央大学開発レシピ集 【関連記事】 近鉄連携「香芝SAフードコート メニュー開発プロジェクト」審査会を開催しました。 近鉄連携「香芝SAフードコード丼メニュー開発プロジェクト」、レシピ検討会を実施! 近鉄連携「香芝SAフードコード丼メニュー開発プロジェクト」質問会を開催しました。 近鉄連携「香芝SAフードコード丼メニュー開発プロジェクト」プレゼンテーション会を開催! 近鉄連携「香芝SAフードコート 丼メニュー開発プロジェクト」第5弾が始動しました。 香芝SA新メニュー開発プロジェクトに関する記事はコチラ!
2019.12.25
【中止】2019年度人間環境デザイン学科 卒業研究・作品展のご案内
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染症の拡散防止のため、本年度の卒業研究・作品展は開催を見合わせることにいたしました。学生の4年間の集大成である研究・作品の発表を実現できなくなるのは大変心苦しく断腸の思いですが、在学生・来場者の皆さまの健康面を最優先に考えての判断です。ご理解のほどよろしくお願いいたします。 2019年度の人間環境デザイン学科 『卒業研究・作品展』は、大和高田さざんかホールで行います。 在学生の4年間の集大成となる卒業研究・作品として、58点が展示される予定です。ご来場を心よりお待ちしております。 ▲今年のポスターは2回生中山瑞貴さんがデザイン 開催日時・場所 会 場 大和高田さざんかホール 展示ホール奈良県大和高田市本郷町6-36【TEL】0745-53-8200 ※さざんかホールには一般来場者用の駐車場はございません。 お車でお越しの際は、JR高田駅西側の市営の立体駐車場をご利用ください。(有料) 主 催 畿央大学健康科学部人間環境デザイン学科 日 時 2020年2月29日(土)10:00~18:00 2020年3月1日(日)10:00~16:00 備 考 入場無料 【関連リンク】 ●人間環境デザイン学科「2018年度卒業研究・作品展」を開催しました ●人間環境デザイン学科 作品ギャラリー(過去の卒業作品をまとめた特設サイト)
2019.12.15
2/21(金)第18回畿央大学公開講座「当事者とともに創る認知症ケア」を開催します。
健康と教育のスペシャリストを育成する畿央大学では、2020年2月21日(金)に「認知症」をテーマに下記の要領で『第18回畿央大学公開講座』を開催します。受講料は無料ですので、ぜひ皆様奮ってご参加ください。 実施要項 開催日時 2020年2月21日(金)13:00~14:30 【受付開始12:30~】 会場 畿央大学 P棟2階 P201・202講義室 ※駐車場はございませんので、 公共交通機関を利用してご参加ください。 定員 150名(先着順) ※1月7日(火)から申込を開始します。 参加費用 無料(筆記用具をご持参ください。) ※受講証の発行は致しません。 当日直接本学にお越しいただき、 公開講座受付で会場をご確認ください。 講座内容 13:00~13:50 「当事者とともに創る認知症ケア」 【講師】山崎 尚美(畿央大学健康科学部 看護医療学科 教授) 昨年度に続く「認知症」に関する講座になります。 認知症とともに生きる人の「パートナー」となるためには どのように考え行動したらよいのかを講義します。また、 現在活動している畿央大学学生認知症啓発チーム「Orange Project」や 認知症スクリーニングアプリ「きおトレ」の紹介など、 広陵町内で行っている活動について紹介いたします。 14:00~14:30 「若年性アルツハイマーと向き合って」 【講師】平井 正明 氏(まほろば倶楽部 代表) 病気と向き合うようになってからの心の動きや 家族の理解ときずなとの出会い、 どのように今の活動にいたったのか についてご講演いただきます。 同時開催 「きおトレ」アプリ体験(14:10~15:20※希望者のみ、先着20名) ”きおトレ”とは…ご自身の認知機能を知ることができるスクリーニングアプリです。体験の際に使用していただくタブレット機器はこちらで準備いたします。先着20名のためご希望に添えない場合がございます。予めご了承ください 介護相談 15:00から介護相談(当日受付)を行います。なお、相談は後日になる場合もございます。 申込方法( 以下のいずれかの方法でお申し込みください。2020年1月7日から受付開始) E-mail・FAXでお申込みの場合 ① 氏名(フリガナ)、② 年齢、③ 住所、④ 電話番号(FAX番号)をご明記の上、お申し込みください。 ※ 医療系職種に従事されている方は、その旨ご記入ください。 ※「きおトレ」アプリ体験をご希望の方は、「きおトレアプリ体験を希望します」とご記入ください。 (アプリ体験は先着20名のため、ご希望に添えない場合がございます。予めご了承ください。) 【申込先】 E-mail:info@kio.ac.jp FAX:0745-54-1600 専用フォームによるお申し込みの場合 下記申込フォームより、お申込みください。 ↓ 申込フォーム ※1/7(火)より公開いたします。今しばらくお待ちください。 問い合わせ先 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学教育推進部 公開講座係 E-mail:info@kio.ac.jp TEL:0745-54-1601 FAX:0745-54-1600 ▼ポスターPDF(画像をクリックするとPDFデータがご覧頂けます)
2019.12.02
2020年2月、香芝SAと岸和田SAで畿央生が作った「麺メニュー」が発売されます。
発売に先立って健康栄養学科の学生たちが香芝サービスエリアで試食会を実施! 来年の2月から販売予定!! 畿央大学では㈱近鉄リテーリングと連携し、6回目となる西名阪道 香芝SAで提供する「メニュー開発」に取り組みました。昨年度は「鶏肉を使用した丼メニュー」をテーマとし、香芝SAのフードコートではグランプリ受賞の「大和三山の雪化粧」、準グランプリ受賞の「すき焼き風奈良の郷土んぶり」、また岸和田SAでは特別賞を受賞した「鶏のザクザクあんかけ丼」が販売され、いずれも人気メニューとして好評を博しました。 そして今回実施された6回目のコラボメニューのテーマは「麺メニュー」。2019年9月28日に開催されたメニュー開発プロジェクトのコンテスト(審査会)でグランプリ・準グランプリ・特別賞(2メニュー)を受賞した4つのメニューの商品化が決定し、2019年11月29日(金)に、香芝SAにてメニュー考案グループの学生と実際に販売する関係者の方々立ち合いのもと、試食会が行われました。 ▼小椋支配人より全体説明 今回の試食会では、学生が考案したメニューを商品化するために現場目線で改良していただき、各サービスエリアの料理長から商品化に向けての変更点の説明を受けながら、学生が試食させていただきました。 ▼自分たちの考案したメニューの変更点をチェック! 香芝SA(上り線・下り線)での販売メニュー 【グランプリ賞】野菜たっぷり飛鳥鍋風うどん ※香芝SA下り線で販売 【準グランプリ賞】和風だし香る大和ポークレゴーモ坦坦うどん ※香芝SA上り線で販売 岸和田SA(下り線)での販売メニュー 【特別賞】たま手箱うどん ※岸和田SA下り線(フードコート)にて販売 【特別賞】ヤマト~にゅう担々うどん ※岸和田SA下り線(レストラン)にて販売 ※どちらのSAも一般道を通って行くことができます。(一般道からの専用駐車場もあり) ▼他のチームのメニューも食べ比べました 販売価格や調理現場のオペレーションの最終調整を行い、来年2月頃には販売される予定です。販売までしばらくお待ちいただくことになりますが、学生たちが開発した麺メニューに乞うご期待ください! 【関連リンク】 畿央大学開発レシピ集 【関連記事】 近鉄連携「香芝SAフードコート メニュー開発プロジェクト」グランプリが決定しました。 近鉄連携「香芝SAフードコート麺メニュー開発プロジェクト2019」レシピ検討会を実施! 近鉄連携「香芝SAフードコード麺メニュー開発プロジェクト2019」質問会を開催しました。 近鉄連携「香芝SAフードコード麺メニュー開発プロジェクト」プレゼンテーション会を開催! 近鉄連携「香芝SAフードコート 麵メニュー開発プロジェクト」第6弾が始動しました! 香芝SA新メニュー開発プロジェクに関する記事はコチラ!
2019.11.22
12/7(土)理学療法学科森岡周教授×現代教育学科大久保准教授コラボ講演「学生を認知行動科学の視点から理解する」
令和元年12月7日(土)に2019年度全国助産師教育協議会近畿地区研修会が本学で開催されます(担当:畿央大学助産学専攻科)。本研修会は、午前・午後の2部構成となっております。 第1部(午前)は、助産師国家試験問題作成で助産師のみの参加になります。 第2部(午後)からのテーマ「学生を認知行動科学の視点から理解する」は、全国でご活躍されている森岡周教授(理学療法学科)、大久保賢一准教授(現代教育学部)にそれぞれの専門分野から、現在の学生や初学者の主体性、認知行動、評価などについてご講演いただき、その後意見交換を予定しております。2部からの講演は助産師だけでなく、他の医療従事者や他領域の方々、教育関係者の皆様に幅広くご参加いただき、現状の問題を共有したいと思っております。各部とも、先着100名とさせていただいております。多くの皆様のご参加をお待ちしております。 畿央大学 助産学専攻科 中居由美子 日 時 令和元年12月7日(土) 午前の部 第1部:10:00~11:30 午後の部 第2部:13:00~14:50 質疑応報(第3部):14:50~15:30 会 場 畿央大学 P棟301教室 第1部 10:00~11:30 「助産師国家試験問題を作ろう!」 講師:杉浦 絹子先生(資格・専門能力委員会委員長、名古屋女子大学教授) ※助産師のみ参加が可能です。 第2部 1300~14:50 質疑応答 14:50~15:30 認知行動科学の専門家に学ぶ 理学療法学科+現代教育学科コラボ講演 「学生を認知行動科学の視点から理解する」 講師:森岡周(畿央大学健康科学部理学療法学科教授) 大久保賢一(畿央大学教育学部現代教育学科准教授) ※講演終了後、15:30まで質疑応答の時間を取っています。 定員 各部とも定員100名 参加費 午前の部 第1部:無料 午後の部 第2部:会員1,000円・非会員1,500円(開催当日、受付にてお支払いください) 申込 方法 io-josan@kio.ac.jpまで下記内容をメールでお送りいただくか、申込用紙に必要事項を記入いただき、記載されている宛先にFAXにてお申込みください。 ①ご氏名(ご一緒に参加する方も) ②全国助産師教育協議会の会員・非会員 ③希望される参加研修(午前・午後) ※第1部に参加される方のみ、PC持参の有無についても記載してください。 ④電話番号・FAX番号・e-mail(申込責任者) ※会員の方は、午前・午後の参加をできるだけお願い致します。 ※お送りいただきました個人情報は、今回の研修会以外にには使用致しません。 ※駐車場は用意しておりませんので、公共交通機関をご利用ください。 ▼画像クリックでPDFが開きます。 【問い合わせ先】 畿央大学 助産学専攻科 中居由美子 Tel: 0745-54-1601 E-mail: y.nakai@kio.ac.jp
2019.11.19
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.76~10月の勉強会は「アナフィラキシーショックの対処方法」!
こんにちは。健康支援学生チームTASK※、看護医療学科2回生の中岡茉優です。 令和元年10月29日(火)に、「アナフィラキシーショックの対処方法」をテーマに勉強会を行いました。 ※TASKはThink, Action, Support for Health by Kio Universityの略称で、学科の枠を越えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 アナフィラキシーショックとは特定のアレルゲンの侵入により、呼吸困難などを伴うショック症状などを呈する病態です。アナフィラキシーショックの症状軽減には、エピペンを用います。エピペンは教育の現場でも用いられることがあります。その効能だけでなく、使用方法についても勉強しました。 今回の勉強会で、医療や教育の現場だけでなく日常生活において身近な人の生命の救助に活かせる学びを得ました。 ▼勉強会を終えた後にみんなでTASKのT! 看護医療学科2回生 中岡茉優 ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。


