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理学療法学科の新着情報一覧

2014年の理学療法学科の新着情報一覧

2014.04.03

客員研究員によるオーストラリア研究留学レポート!

今回、私は2013年9月から2014年3月までの7ヶ月間、オーストラリアのQueensland州にあるThe University of QueenslandのQueensland Brain Instituteにて研究留学を行ってきました。 私が所属したラボは認知神経科学研究室であり、ここではfMRIやEEG、TMSなどの脳機能計測機器を用いて主に運動と知覚に関する研究を行っていました。 私はここで運動学習に関する研究について実験プログラムの作成からプレ実験までを行い、非常に有意義な経験をすることができました。 ▼University of Queenland オーストラリアでの留学経験の全てをお伝えすることは難しいため、特に印象に残った点についてのみ紹介させていただきます。 オーストラリアで最も印象に残ったことは、人と人との相互作用、コミュニケーションの重要性についてです。オーストラリアには留学や仕事のために全世界から大勢の方が来られていました。大学内や公共交通機関であるバスや電車の中などでは、英語以外の言語が数多く飛び交っていました。そのような異なる国の方々と国籍や年齢、身分なども関係なく、英語をツールとしてコミュニケーションを図ることができたことは何よりも貴重な経験となりました。単なる情報の伝達のみをコミュニケーションと呼ぶのではなく、意思の疎通、心や気持ちの通い合い、そしてお互いに理解し合うことが本当のコミュニケーションであることを実感することができました。 また、Queensland Brain Instituteでは毎日朝10時にinteraction spaceでブレイクタイムがあり、そこでは様々なラボの研究員や院生がクッキーとコーヒーを片手に研究の話から雑談までざっくばらんに話をしていました。さらに、研究者のデスクは1階から7階まで、各階で1つの大きな空間を複数のラボが共有しており、異なるラボの研究者がお互いに気軽に話をすることができる環境が提供されていました。このように時間的・空間的に、いつでもどこでも人と人とが相互作用できる環境が新しい物事を創発するきっかけになることを感じました。 ▼Queenland Brain Instituieのデスク ▼QBI Level7からの眺め 畿央大学には留学経験がある先生方が数多くおられます。もし留学に少しでも興味がある方がおられましたら、先生方にお話しを伺いながらぜひともチャレンジしてみてください。準備から現地の生活まで困難なことが数多く待っていると思いますが、それらの困難は人を大きく成長させてくれますし、それらの困難を乗り越えることによって新たな自分に出会うことができると思います。 最後に、今回の研究留学を受け入れてくださったRoss Cunnington准教授、そして留学先での研究をサポートしてくれたラボのメンバー、今回の留学に関して様々なご助言をいただいた金子章道教授、森岡周教授に深謝致します。ありがとうございました。今回の留学経験を生かし、広く社会に貢献できる人間に成長できるように今後も精進していきたいと思います。 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 客員研究員 中野 英樹

2014.04.01

理学療法研究会「SAPS」のOB会を開催しました!

SAPS(サップス)とは、Studying About Physical therapy by Studentsの略語で、学生による理学療法研究会を意味しています。「学生の間からでも何か患者さんのためにできることはあるはず」との想いで、私を含め当時1回生の8人の学生で、2006年の夏に設立しました。     活動の中では、リハビリテーションや理学療法に関する勉強はもちろん、ボランティアや、他大学との合同合宿、交流会、講演会の企画など、通常の授業だけでは学べないことを経験してきました。その後、同じ志を持つ多くの後輩が入部してくれて、初代メンバーが卒業した2010年から「SAPS OB会」を開催するようになり、今回2014年3月22日(土)に開催しました。 その目的は卒業後の学内・学外のつながりを作り、学生と理学療法士との「接点」を作ること、そしてOB同士で定期的に集まって近況報告をして、互いに刺激し合い切磋琢磨する場を作ることでした。 このOB会は毎年、夏と春に開催され今年で4年目を迎えており、毎回、夏には3回生から2回生に部の引き継ぎを行い、春には4回生の卒業のお祝いをOB含めて行います。     そしてOBからは、自身の近況報告と学生からもらったテーマに沿った講義を行い、会の最後にはOBと学生が一緒になって意見を交わすディスカッションが行われます。そこでは、学生も理学療法士も出来るだけ隔たりなく話し、意見を交わすことに留意しており、この点がSAPS OB会の一番の特徴となっています。学生と現役の理学療法士が、より良いリハビリテーション、理学療法に向けた共同注意を働かせることができるのは、その場にいる全員が畿央大学、そしてSAPSという場を共有しているからだと思います。     また、会の後には毎回懇親会が開催され、賑やかに楽しく交流を深めており、最近ではOBからの幸せな報告が聞けるなど、嬉しいサプライズも話題に出てくるようになりました。           ー以下、各年度代表者コメント   私自身、このOB会に参加する度に、学生と話すことで自身の学生時代の新鮮な気持ちを思い出す機会にもなり、時には思いもよらない質問を受け、新たな発見や気付かされることが多くあります。また、OBの講義はどれも個性的で良い刺激となり、自身のモチベーションの向上につながっています。理学療法士として経験年数を経る度に、それぞれの環境での問題意識は異なり、その問題を解決するための行動も異なってくるため、その違いを知ることができるのは勤務先の施設やよくある勉強会では得ることの出来ない、非常に貴重な勉強の機会になっています。また、このように、OBの理学療法士が問題意識を持ち、それに対して何らかの行動を起こしている姿を学生に見せることができる場であるということも、自身の仕事への態度を律する良い機会になっています。これからも、このOB会をより良い会に発展させていき、SAPS内だけでなく畿央大学の発展にも寄与できるようなものにできればと思っております。 ー理学療法学科4期生 SAPS初代部長 石垣 智也   学生と話し合うのももちろん楽しいですが、OB会に参加する度に理学療法士として働く後輩が増え、話す内容も学校での悩みから臨床での考えへと変わっていくのがすごく楽しかったです。この縦のつながりが強くなるにつれ、学生の学びにだけでなく、僕らの現場にも様々な変化を起こせるようになるのではないでしょうか。 ー理学療法学科5期生 SAPS 2期生 知花 知恒   SAPSのOB会に参加するにつれ、在校生はどんどん知らない顔が増えていき、卒業された方々はどんどん自分の知らない知識を蓄え、毎回毎回とてもいい刺激をいただいています。毎回の会でいろんなことを考えさせられます。何を書いたらいいかわからないので、みなさんに伝えたいことを少し綴ります。 1~2回生! もし、何か思ってることがあるならどんどん卒業生や先輩にぶつけていいと思います。ぜんぜん知識のない私らなんかと思うこともあるかもしれませんが、SAPSでは少しの無礼講は許してもらえる?でしょう!理学療法のこと以外でも、なんでもいいと思います。もっと自分発信をしてほしいなと思います。 3~4回生! 実習にも参加し始め、臨床の先輩方と後輩たちをつなげる大切なポジションだと思います。どちらの気持ちも汲み取れるのではないでしょうか。それでもって、どうしたらもっとより良いOBOG会になるのかを考えられると思っています。迷うことやわからないことは先輩方に頼ってもいいと思います。自分たちの今後を考えながら、充実した時を送ってほしいと思います。 卒業生のみなさん! これからも理学療法を通して、どんどん面白い話を聞けることを楽しみにしています。自分はだいぶ偏っていますが、これからも止まらず進んでいきたいと思っています。くだらないことも含め、これからもよろしくお願いします。 先輩方や後輩たちと関わる機会があること、心の底から本当にSAPSに入って良かったと思っています。そして、それはこれからもその想いはより強くなっていくのだと期待しています。みなさんにも、卒業した後に「自分はSAPSに入っていて良かった!」そんなふうに思ってもらえる集まりになってほしいと思います。 ー理学療法学科6期生 SAPS 3期生 諸麦 友博   私が卒業生として、SAPS OB会に出席して感じることは、先輩・後輩との「壁の無さ」です。SAPSでは、自己紹介やディスカッションを毎度欠かさず実施しています。これにより、相手のことを知り、自分のことを知ってもらうことで、気兼ねせず意見をぶつけることができます。私は今回、1年目の理学療法士、1年目の社会人として参加させていただきました。在学生に一番近く、後輩達からの悩みや質問に対して、自分の学生時代を反映して、より身近な返答をすることが出来たと思います。また、私自身も先輩達に、理学療法士として社会人としての悩みを打ち明け、アドバイスを受けることが出来ました。時には厳しいアドバイスを受けることもありますが、学生時代から私のことを知る先輩達だからこそと思います。私自身も、後輩達に対してアドバイス出来るように自己を高めていこうという活力を得ることが出来ました。SAPS OB会では各々が切磋琢磨していることを肌で感じることができます。刺激を受け、明日からの臨床への意欲を高めることができるSAPS OB会にこれからも参加し続けていきたいと思います。 ー理学療法学科7期生 SAPS 4期生 小森 清伸   本当の自分の居場所、これが僕のSAPSに対して思うものです。今年、僕は畿央大学を卒業することができました。入学したときを思い出せば、先輩方が僕たちをSAPSに勧誘していただいて入部することになりました。先輩方は輝いており、僕もこんな先輩になりたい!と思い部員の一人となり、また、このSAPS をもっとすごいものにしたい気持ちで代表をさせていただくことができました。一回生だった僕たち後輩に理学療法だけのことでなく、社会にでるためのことやコミュニケーションの取り方などたくさんのことを教えてもらいました。僕はこのSAPS が大好きで、でも上の学年になればなるほど、代表の大変さを思い知りました。こんなにも大変なことを先輩方はこなしてきたのだなと思い、自分も頑張らなければならないと思いました。OB会ではこのような新しい学びも含め、理学療法士の先輩方にほんとうにたくさんのことを教えていただける場であり、これからは僕たちも後輩たちにたくさんのことを教えてあげられるような場にしていきたいと思います。  -理学療法学科8期生  SAPS 5期生代表 田中 雄恭  

2014.03.31

理学療法士国家試験、今年も合格率100%!~2014年3月卒業生

第49回理学療法士国家試験(2014年2月23日実施)の合格発表が3月31日に行われました。8回目の卒業生となる健康科学部理学療法学科では、今春卒業した71名が受験し全員が合格を果たしました。全国平均は90.2%(新卒のみ)でした。 今回の試験の合格率(新卒者全国平均)は昨年に比べて約4%のダウンで厳しい結果となりました。本学の学生は本当によく頑張り、今年も全員が合格を果たしました。国家試験のためには普段からのたゆまぬ努力が大切です。来年にむけても気をゆるめることなく、一層の努力を期待したいと思います。 理学療法学科 学科長 庄本康治

2014.03.20

KIO GRADUATION LIVE~理学療法学科卒業ライブ!

2014年3月16日(日)16:00から、KIO GRADUATION LIVEが梅田Zeelaで開催されました。     毎年3月と9月に学生が主体となってライブを企画・開催するのが、理学療法学科の伝統行事となっています。 1回生から4回生の学生バンドはもちろん、卒業したOB・OGさん達で組んでいるバンドや、森岡先生率いるthe cortex(大脳皮質)というバンドまで、様々な世代のバンドが出演します。     ▼森岡先生とthe cortex!!   いつもの学校生活では見られないような学生や先生の姿を見られるのは、このLIVEだけ!   今回は卒業LIVEということで4回生の先輩方メインで開催しましたが、2月に理学療法士国家試験を終え、卒業を控えた先輩方は、初めて出会った3年前と比べて、すごく大人に感じられました。 私達3回生もこの春に3週間の評価実習を終え、4回生4月から長期実習が控えていますが、久しぶりに仲間と会い、ワイワイする時間はとても楽しいものでした。 LIVE後の打ち上げでは、先生や、もう社会で理学療法士として働かれているOBの先輩方と話す機会もあり、このようにして出来るつながりも素敵だと改めて感じます。 来年、再来年も3月と9月に開催される予定なので、理学療法学科以外の方も興味があれば是非、お越しください!   理学療法学科3回生 赤山 加恵  

2014.03.19

第22回 KSM(Kio Study Meeting)を開催しました!

理学療法学科4期生の松波です。 平成26年3月9日(日)に理学療法学科卒業生による勉強会、第22回KSM(Kio Study Meeting)を開催しました。 今回のテーマは6期生の上田くんによる「脳卒中麻痺側上肢介入」と 4期生の佐藤くんによる「上肢への介入、ボトックス使用症例の発表」の2題でした。 上田くんの発表は、昨年の11月に発表してくれた内容に更に情報を追加し、より濃い内容となっていました。 上肢へのアプローチは、まだエビデンスが少なく、有効な治療手段が確立されていないのが現状です。 今回の発表では、物理療法の有用性や、運動療法との併用による効果を海外のデータも含め、発表してくれました。 私も含め、上肢へのアプローチは悩んでいるセラピストが多いのではないかと思います。 今後も、また情報を集めてくれるそうなので、第三弾・第四弾が楽しみです! 佐藤くんによる 発表は、開始時からパソコンの充電が残り少ないというアクシデントに見舞われましたが、そのおかげでテンポの良い発表になったのではないかと思います(笑) ボトックス注射は、保険が適用されるようになり、以前よりは手の届きやすい治療手段となりましたが、まだまだ患者様の負担・効果の持続性などに問題が残る治療法ではないかと思います。 しかし、今回発表してくれた方の結果を通し、ボトックスの効果をリハビリでいかに持続させるか、動作指導や自主トレなどをどう行うかといった議論ができました。 今回は、開催日の変更や、年度末ということもあり、少人数での会となりましたが、そのおかげでたくさんの議論をすることができました。 4月からは、KSMも発表の仕方を一新し、一 つの疾患をより深く理解するために、半年スパンで2つのテーマ・疾患を決め、半年かけて各テーマについて発表していくこととなりました。 これからもKSMは進化し続けますので、4月からのNEO KSMも乞うご期待! 【前回までの記事】 第21回 KSM(Kio Study Meeting)を開催しました! 第20回 KSM(Kio Study Meeting)を開催しました! 第19回 KSM(Kio Study Meeting)を開催しました!

2014.03.13

畿央大学公式facebookページを開設しました。

2014年3月、畿央大学公式facebookページを開設しました。 公式twitterとも連携して、畿央大学の教育・研究・社会貢献と在学生・卒業生の活躍、キャンパスの様子を随時発信していく予定です。 ぜひ、facebookページへの「いいね!」をお願いいたします。       またfacebook, twitter, Youtubeのアイコンが各サイトのヘッダー(ページ上部)に常時表示されるようページデザインを変更しました。どのサイトからでも各SNSにつながりやすい動線になっていますので、ご活用下さい。     ▼畿央大学オフィシャルサイト   ▼入試総合サイト   ▼KIO Smile Blog   ▼入学センターBlog   ▼KIOキャリアナビ  

2014.03.07

平成26年度 畿央大学ニューロリハビリテーションセミナーのご案内。

2014.03.07

平成26年度 畿央大学運動器リハビリテーションセミナーのご案内。

2014.02.25

平成25年度畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー(研究編)を開催しました!

平成25年度畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー(研究編)開催   平成26年2月22日(土)午後と23日(日)全日にわたり、畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー研究編を開催しました。 「研究編」では、脳機能イメージング装置、脳波計に関する知識の整理、実際の測定、結果に関するディスカッション、プレゼンテーションを行います。 そのため、研究編は基礎編~臨床編と異なり、少人数に絞って実践的に実施されます。 今回は全国から41名の先生方に参加していただきました。                              まずは脳機能イメージング装置、脳波計の歴史、測定原理、解析、結果の解釈の仕方についての講義が行われ、受講者の先生方にイメージをつかんでいただきました。        次にfNIRSグループ4つ、EEGグループ1つの5グループに分かれ、実習にうつりました。 本学所有のfNIRSは2台と(株)島津製作所のご協力のもとさらに最新のLABNIRS2台を加えた合計4台のfNIRSと高機能デジタル脳波計Active Two system(BIOSEMI社製)の脳波計(EEG)を用いて実習を行いました。       各グループでは受講者の皆様の希望や意見を伺いながら実験課題を決定し、今回は、上肢運動学習課題、歩行課題、肢の視覚トラッキング課題、ワーキングメモリー課題、心的回転課題などが行われました。 脳機能イメージング研究でよく用いられる課題を中心に、グループで新たな課題を創出して実験が行われたりもしました。                                                                                                                                      初日の後半から2日目の午前中にかけて、タイトなスケジュールの中、参加者の皆様にはグループ内での実験、各課題時の脳活動を計測、2日目の昼食後結果の解釈についてグループ内で議論、プレゼンテーションの準備に取り組んでいただきました。 最初は慣れないプローブや電極の取り付け、機器の操作も後半にはすっかり手慣れておられ、驚きました。       最後は各グループの実験結果をスライドにまとめ、プレゼンテーションしていただき、お互いで議論していただきました。 受講生はもちろん、先生方や大学院生の先生方からのSuggestionも飛び交い、自身の実施していない実験に関してもより理解を深めることができたのではないかと思いました。       研究編では、脳機能イメージング装置や脳波計などの機器を実際に使い、自身で研究を行い、データ分析、考察、プレゼンテーションまでの過程を行っていただくことにより、これらの機器を用いた研究論文を読む際、仮説を検証するための課題設定、計測、解析方法、結果の解釈の仕方などについて参加前とは異なる視点で見ていただけるのではないかと思います。 畿央大学ニューロリハビリテーションセンターでは臨床の先生方との共同研究も積極的に実施させていただきたいと思いますので、今回のような機会がその契機になることもあるかもしれません。     研究編では参加人数を少なくして実施することにより、参加者、講師、大学院生、そして(株)島津製作所の皆様がお互い密接に交流しながらすすめることにより、その中から新たな関係性が生まれる場面も多くみられました。 初日の夜の懇親会にも大いに盛り上がり、業種・職種の垣根を越えた交流があちこちで見られました。 私自身も基礎編~臨床編よりも今回の研究編でFacebookのお友達がかなり増えました(笑)。 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターでは臨床の先生方と密にやり取りしながら事業をすすめていきたいと考えております。 今年の4月には臨床の先生方と研究センターとで実際の症例を例示しながら議論を行うニューロリハビリテーションフォーラムを開催させていただきます。     最後になりましたが、ニューロリハビリテーションセミナー研究編の参加者の皆様、今回の開催にあたり、多大なるサポートをいただきました島津製作所の皆様、大学院生の皆様、本学総務部の皆様、多くの方々のご協力と御縁があり今回実施させていただきましたことをこの場をお借りして感謝申し上げたいと思います。     畿央大学健康科学部理学療法学科 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 助教 岡田 洋平 【過去の記事】  平成25年度畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー(基礎編)を開催しました。

2014.02.20

第21回 KSM(Kio Study Meeting)を開催しました!

理学療法学科6期生の上田和輝です。 平成26年2月16日(日)に理学療法学科卒業生による勉強会、第21回KSM(Kio Study Meeting)を開催しました。 今回のテーマは及川さんが「介護保険制度」、山野さんが「変形性膝関節症の保存療法」について発表してくださいました。   現在訪問リハビリで活躍されている及川さんからは、今後医療保険分野のみならず介護保険分野でも働く事になるかもしれないみんなのために、基本的な制度についてからその利用方法(介護2より車いすやベッドレンタルが可能となる等)まで丁寧に講義して頂きました。 よく間違われやすい訪問リハビリとその他の在宅サービスの併用についてや、リハビリ以外のサービスとどのように連携を取る事が求められているのかという点について、整理する事ができました。     山野さんは自身が追求している研究内容と関連する膝関節に対するアプローチや評価方法を紹介してくださいました。 将来的な展望に加え、現在担当している患者さんの例を加えた説明が私達臨床家にとっても非常に伝わりやすい内容で、さっそく明日からの臨床で参考にさせて頂こうと思いました。     また私上田は1週間ほど学生と共にフランスへ在宅リハビリ施設の見学等に行っていましたので、その報告をさせて頂きました。 施設見学だけでなく学会参加や発表、授業体験等多くの経験をさせて頂いたことを共有し、今後の活動のサポートに興味を示して頂くことができました。     今年度から新たなフィールドで活躍が期待されるこの畿央大学の先輩方と共に勉強し続けられる環境に感謝すると共に、これらの場所をいつまでも提供してくださる畿央大学に感謝したいと思います。 次回は3月9日(日)開催予定です。少人数でも濃いディスカッションを目指して継続していきたいと思っております。今後とも宜しくお願い致します。    畿央大学6期 上田和輝 【過去のブログ】 第20回 KSM(Kio Study Meeting)を開催しました! 第19回 KSM(Kio Study Meeting)を開催しました! 第18回KSM(Kio Study Meeting)を開催しました!  

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