健康栄養学科の新着情報一覧
2020.11.20
1/23(土)「畿央大学シニア講座」と「畿央大学公開講座」をオンライン開催します。
今年のテーマはコロナ禍における「腰痛」と「感染症」! 本学では、地域の方々に生涯教育の場を提供することで、地域社会に貢献することを目的とした公開講座と、シニア世代の方を対象に「健康」と「教育」について学びを深めていただくシニア講座を毎年実施しています。今年度は、コロナウイルス感染症の影響に鑑み、直接ではなくオンライン(Zoomウェビナー)で講座を開催することといたしました。インターネットに接続できる環境があれば、パソコン・スマートフォンからご視聴いただくことが可能です。同日の開催になりますので、両講座とも受けていただくことも可能となっています。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。 開催日時 2021年1月23日(土) 11:00~12:00 畿央大学シニア講座 13:00~14:00 畿央大学公開講座 開催方法 オンライン(Zoomウェビナー) ※視聴用のURLは後日お知らせします。 定員 各回100名(先着順) ※2020年12月1日(火)から申込を開始します。 参加費 無料 第6回 畿央大学 シニア講座 11:00~12:00 なぜ腰痛を治すために運動が必要なのか、どのような運動をすればいいのか ~運動不足になりがちなコロナ禍だからこそ正しく腰痛を理解しよう~ 畿央大学 ニューロリハビリテーション 研究 センター 准教授 大住 倫弘 「腰痛のメカニズム」や「痛み」を正しく理解するところからはじめ、痛みが出たとき、あるいは痛みが長引くときにどう対処することがよいのか一緒に学びましょう。そして、コロナ禍だからこそ家庭内でも簡単にできる運動やストレッチをオンライン上で動きを確認しながら、ご自身でも実際に試してください。 第19回 畿央大学 公開講座 13:00~14:00 「感染症について知ろう」~新型コロナウイルスとこれからの生活~ 畿央大学 健康栄養学科 教授 根津 智子 感染症に関する基本的なことを参加者の皆さんに知っていただき、一般的な感染症の考え方や対策を学んでいただきます。そして、新型コロナウイルスの特徴や現状、ウイルスに対する各種対策の意義などを紹介し、これからの生活の中でどのような心掛けをしてくことがよいのか、皆さんと一緒に考えていきます。 申込方法 【以下のいずれかの方法でお申し込みください。12/1(火)~受付開始】 E-mailでお申込みの場合 ① 氏名(フリガナ)、② 年齢、③ 住所、④ 電話番号(FAX番号)、⑤参加を希望する講座をご明記の上、info@kio.ac.jpまでお申し込みください。 ※⑤の参加希望講座は、どちらか一方の講座を希望される場合は「講座名」を、両方を希望される場合は「両方希望」と明記ください。 専用フォームによるお申し込みの場合 申込フォーム(下記QRコード) からお申込みください(メールアドレス必須)。 開催前に参加用URLを申込メールアドレス宛に送信します。 【QRコード】 お申し込み・受講にあたっての注意事項 ・本講座は、Zoom(アプリケーション)を利用したZoomウェビナーです。インターネット環境があればパソコン・スマートフォン・タブレットから受講することが可能です。 ・Zoomアプリは必ず最新版にアップデートの上ご覧ください。 ・受講者は顔や名前が他の受講者に表示されることはありません。 ・講座当日までに、お申し込みいただいたE-mailへ受講のためのURLをお送りします。 ・講座の映像・音声等を許可なくスクリーンショットや写真・動画・音声で記録すること、またそれらを第三者に共有・公開することを固くお断りいたします。 ・講座を受講するために必要なURL・パスワードを第三者に共有・公開することを固くお断りいたします。 ・お預かりした個人情報は、本講座に関わる業務にのみ使用します。また、予め本人の同意を得ることなく第三者に提供することはいたしません。 問い合わせ先 畿央大学教育推進部 公開講座係 E-mail:info@kio.ac.jp TEL:0745-54-1601 FAX:0745-54-1600 ▼ポスターPDF(画像をクリックすると、PDFデータがご覧いただけます。) 【過去のシニア講座の開催レポート】 第5回畿央大学シニア講座 第4回畿央大学シニア講座 第3回畿央大学シニア講座 第2回畿央大学シニア講座 第1回畿央大学シニア講座 【過去の公開講座の開催レポート】 第18回畿央大学公開講座 第17回畿央大学公開講座 第16回畿央大学公開講座 第15回畿央大学公開講座B・C 第15回畿央大学公開講座A 第14回畿央大学公開講座 第13回畿央大学公開講座 第12回畿央大学公開講座
2020.11.19
教員紹介「冬木先生」編~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.75
1回生の皆さんを応援する”新入生応援!やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクト”。後期からは1回生クラス担任以外の先生方もご紹介します。今回は健康栄養学科の冬木啓子先生です! 【1】氏名および研究分野・担当科目 冬木 啓子(ふゆき けいこ) 健康栄養学科 教授 担当科目:経済学概論、フードシステム経済学、家庭経営学、健康と食生活、ベーシックセミナー 研究分野:農業経済学、環境経済学 「日本のエネルギー自給率向上に貢献できる研究―バイオエタノール国内製造コストを下げる―」をめざしています。日本のエネルギー自給率は約10%と極めて低く、再生可能エネルギーの開発が不可欠です。しかし、日本の再生可能エネルギーの製造コストが諸外国と比較すると著しく高く(3~10倍)、製造量を増加することが困難で、再生可能エネルギーまでも、大量の輸送エネルギーを投入して、輸入に依存しています。そのため、再生可能エネルギーの内「バイオエタノール」を対象として、経済学的観点から輸入価格以下で国内製造できる方法を研究し、既に論文が公表されています。今後はさらなる製造コストダウンの研究を進め、日本の弱点の1つであるエネルギー問題に取り組んでいきたいと思っています。 ▲ゼミ生と関西最大のバイオエタノール工場を見学 茶道部の顧問も務めています。今年度はコロナ禍で中止になりましたが、世界遺産である奈良県平城宮跡で例年ゴールデンウイーク期間に行われる「天平祭」の初日5月3日に、畿央大学茶道部の部員や卒業生と共にお茶席を務めています。 世界中からお越し頂くお客様に心和む一時をお過ごし頂けるよう、出会いを大切にし「一期一会」のおもてなしをさせて頂けるよう努めています。 ▼協力してくれたOB・OGたち ▼茶道部全員集合! また茶道部の活動として、畿央祭(学園祭)でも来場者の皆さまにお茶をふるまっています。 海外のお客様をお招きしての我が家でのホームパーティーでは、お抹茶を差し上げ、またお点て頂くようにしています。一服のお茶を点てるため、茶碗を見つめ、茶筅を動かす過程は、海外のお客様には神秘的で、楽しい会話になります。 民族衣装の紹介も、お互いの距離を締められる素敵な文化交流です。 ▼インド人の方に着物を着ていただきました(写真上) 【2】モットーや好きな言葉、大切にしていること (モットーや好きな言葉) 大学の恩師(故西村博行京都大学教授)から頂いたお言葉: 「決して出来ないと言ってはならない。できる精一杯の努力をして日々積み重ねていかなければならない」 オイルショックで日本の経済が国際情勢によって木の葉の様に左右されるのを経験しているため、「オイルマネーを扱う商社の国際公認会計士」になり、石油の安定供給のために働き、お国のお役に立つのが学生時代からの夢でした。子供を背中に負ぶりながら夢に向かって勉強を続けていました。しかし、冬木智子名誉学園長の強い要望で、人生を変更し、研究者をめざすことになりました。修士課程も博士課程も経験せず、まして専門職に就いたこともない私にとっては、とても考えられない選択でした。論文博士を取るまでの苦しかった時期に何度も心の中で繰り返し、私を支えてくれた、恩師から頂いた励ましのお言葉です。 (大切にしていること) 今一番大切にしているのは、教え子(血の繋がっていない我が子)の母校:畿央大学です。 今後も畿央大学はじめ冬木学園が継続的に発展できるよう、力を尽くしていきたいと思っています。 【3】趣味・特技など 趣味:ピアノ演奏 好きな演奏曲目: ショパン幻想即興曲(学長お気に入りの曲で、よく弾いて差し上げました) ショパンスケルツォ3番(喜怒哀楽がドラマチックに表現されている大好きな曲です) 【4】先生から見た畿央大学(または所属学科)や畿央生の印象は? 笑顔の清しい若者達だと思います。教職員一丸となって築いてきた教育環境に包まれ、社会に巣立つ力を着実に蓄えていく姿を、頼もしく感じています。 【5】1回生(畿央生)にメッセージを! 皆さんは、皆さんを愛し、皆さんの幸せを願う多くの人々に支えられています。自分自身を大切にし、与えられたチャンスを最大限吸収してください! 教員実績
2020.11.09
教員紹介「永澤先生」編~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.68
1回生の皆さんを応援する”新入生応援!やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクト”。後期からは1回生クラス担任以外の先生方もご紹介します。今回は健康栄養学科の永澤先生です! 【1】氏名および研究分野・担当科目 永澤 健(ながさわ たけし)健康栄養学科 教授 研究分野は運動生理学とスポーツ栄養学です。運動生理学分野では筋肉を伸ばすストレッチ運動の新しい健康増進効果について研究しています。ストレッチ運動の血糖値を低下させる作用や血管を柔らかくする作用を調べています。スポーツ栄養学分野では、激しいトレーニング後に何を食べれば疲労回復につながるのか、酸化ストレスの観点から研究しています。 担当科目は、健康栄養学科の「運動生理学」と「スポーツ栄養学」です。日常生活で行う運動、スポーツや食事について科学的な視点を持つ楽しさを伝えることを目標にしています。運動生理学では、運動やスポーツをしている時の体の仕組みや健康づくり運動の効果などついて講義と実験を通して学び、スポーツ栄養学はスポーツしている人が何をどれだけいつ食べればよいのかについて理論的に学びます。私の担当科目は2回生以降に始まります。授業でみなさんとお会いするのを楽しみにしています。 ▲運動生理学の実験風景 【2】モットーや好きな言葉、大切にしていること 人に負けない自分の得意なことをみつけて、継続して取り組むことが大切だと思っています。 【3】趣味・特技など 音楽鑑賞(色々なジャンルも好きですが、洋楽はブルーノ・マーズ、デュア・リパなど、ハードロックも好きです。最近のJ-POPのヒット曲、Official髭男dismやYOASOBIなども聞きます。) 旅行(以前沖縄に住んでいました。オススメのカフェや沖縄そば屋さんなど紹介できます。) ▲沖縄の海 【4】先生から見た畿央大学(または所属学科)や畿央生の印象は? 畿央の良いところは、アットホームな雰囲気です。キャンパスに帰ってくると気持ちが落ち着く、そんな大学だと感じています。健康栄養学科も試験やレポートは大変ですが、自然と学生同士が互いに協力して、教え合い、勉強に取り組む校風があります。 【5】1回生(畿央生)にメッセージを! 本気で取り組むことができる目標を見つけて、それに向けて挑戦しましょう! スポーツ栄養学に興味を持ったら、気軽に研究室へ話に来てください。健康栄養学科以外の学生も歓迎します。 教員実績
2020.11.04
食育SATシステム説明会を開催!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良
2020年10月27日(火)、畿央大学でいわさきグループの方々をお招きし、食育SAT(サッと)システム※1説明会が行われました。 2020年度初のヘルスチーム菜良※2の活動となり、新しく加わった1回生とともに学習しました。 (※1)食育SATシステム…フードモデルを用いて1食分の食事バランスを栄養価で計算し、5段階で評価されるシステムです。 (※2)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 私たち1回生は今回初めて説明を受けて、どの世代の方でも一目で栄養バランスが分かるため食事について楽しく学ぶことができることを知り、食育SATシステムを多くの人に体験してもらいたいと感じました。 食育SATシステムはオープンキャンパスや畿央祭などで使用されますが、今年はイベントを開催できなかったため、使用する機会がありませんでした。 畿央祭で「健康カロリーチェック」を実施! オープンキャンパス企画「一食の栄養量を調べよう」レポート! 来年度オープンキャンパスや畿央祭が開催された際には、食育SATシステムを用いて小さな子供から高齢者の方まで少しでも栄養に興味をもっていただけるようなイベントを開催したいと思います。 ▼食育SATシステム また晴天の中マスクを着用してとなりますが、写真撮影をしていただきました。 ▼農林水産省大臣賞の賞状も持って写真を撮りました。 1回生を迎えての初めての活動でした。コロナ渦で活動できる機会が減っていましたが、新メンバーを迎え無事に活動できたことを心よりうれしく感じます。まだまだ始まったばかりですが、頑張っていきますのでどうぞヘルスチーム菜良の応援よろしくお願いします。 健康栄養学科3回生 秋山愛奈 1回生 植田里穂 ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。
2020.11.02
教員が第20回日本抗加齢医学会総会で「優秀演題賞」を受賞!~健康栄養学科
令和2年9月27日に第20回日本抗加齢医学会総会が開催されました。 当初は6月に新潟朱鷺メッセで開催予定でしたがCOVID-19の影響により延期となり、令和2年9月25日~27日に東京・浜松町コンベンションホールでの現地開催とWEBライブ・オンタイム配信、ならびに事後のオンデマンド配信のハイブリット方式での開催となりました。 最終日には俳優・歌手の中村雅俊さんのTALK&LIVEも開催され、大変盛り上がりました。 ▼クリックで大会HPに移動します。 私は、「内皮間葉移行(Endothelial to Mesenchymal Transition)に及ぼす脂肪細胞の影響」について発表し、優秀演題賞を受賞しました。 血管は、全身の恒常性維持に重要な役割を果たしています。血管を構成する細胞に内皮細胞がありますが、内皮細胞の障害は様々な疾患の原因ともなっています。内皮間葉移行とは、内皮細胞が種々の刺激により間葉系細胞へと移行することをいいます。内皮間葉移行は動脈硬化や糖尿病性腎臓病における腎線維化などの病態を悪化させる一因ともなっています。本演題では、脂肪細胞の肥大化が内皮間葉移行を引き起こすことを明らかにするとともに、魚油に多く含まれる脂肪酸であるエイコサペンタエン酸による内皮間葉移行抑制作用を報告しました。 本年度は多くの学術集会が誌上開催となる中、現地で発表の機会を頂けたことに感謝しております。また、受賞にあたり関係者の皆様に感謝申し上げます。 健康栄養学科 助手 安澤俊紀
2020.10.30
健康栄養学科の学生が考案した弁当レシピ、イオン大和郡山店/亀岡店で配布中!
近畿の農林水産業を応援したい! 近畿の食材を使用したお弁当写真をSNS公開&イオンで展示とレシピ配布! 奈良県内の管理栄養士養成課程(畿央大学・近畿大学・帝塚山大学・奈良女子大学)の学生で構成された食育ボランティアサークル「ヘルスチーム菜良(なら)」に所属する畿央nutrition egg team(畿央大学ヘルスチーム菜良)は、学生のアイデア・若きチカラで新型コロナウイルス感染症の影響を受けている近畿管内の農林水産業を応援することを目的に開催している「【近畿農政局】学生おべんとうコンクール2020」に賛同し、大和郡山産、京亀岡野菜をはじめとした近畿の食材を使用した学生手作りのお弁当をインスタグラムで公開しています。これらのお弁当の写真展示とレシピ配布をイオン大和郡山店「大和郡山フェア」とイオン亀岡店でも協賛実施いたします。 ※画面をクリックすると詳細が確認できます。 日 時 2020年10月30日(金)~11月3日(火・祝日) 場 所 イオン大和郡山店(大和郡山市下三橋町741) イオン亀岡店(京都府亀岡市古世町西内坪101) 近畿農政局では、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている近畿管内の農林水産業を少しでも応援するため、学生のアイデア、若いチカラのこもったお弁当を近畿農政局ホームページに掲載して情報発信することで、近畿の食材の消費拡大及び食育の推進を目指し「学生おべんとうコンクール2020」を開催しています。その一環として、管理栄養士をめざす学生で構成された食育ボランティアサークルである4大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)ヘルスチーム菜良協議会に所属している畿央nutriton egg team(畿央大学ヘルスチーム菜良)が、コンクールに賛同し、フロントランナーとしてInstagramを通して情報発信しています。 ▼考案したお弁当写真 【問い合わせ先】 畿央大学 健康科学部 健康栄養学科 野原 潤子 Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1603 E-mail: j.nohara@kio.ac.jp →イオン大和郡山店 →イオン亀岡店
2020.10.29
教員紹介「宮前先生」編~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.61
1回生の皆さんを応援する”新入生応援!やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクト”。後期からは1回生クラス担任以外の先生方もご紹介します。今回は健康栄養学科の宮前先生です! 【1】氏名および研究分野・担当科目 宮前 眞智子(みやまえ まちこ) 健康栄養学科 准教授 みなさん、こんにちは。健康栄養学科の宮前眞智子と申します。よろしくお願いします。 私の研究テーマは、食育の評価です。今、さまざまな機関や組織で食育に取り組まれています。実践されている食育の取組について評価は必要ですが、その評価の在り方についての研究を深め、より効果的な食育の取組が実践できる方法を探っていきたいと考えています。 次に、私が担当している科目は、栄養教育論Ⅰ(1回生)・栄養教育論Ⅱ(2回生)・栄養教育論演習(2回生)・栄養教育論実習(3回生)です。栄養教育の学修の流れは、栄養教育論Ⅰ・Ⅱで栄養教育の基礎・基本的なところを学修します。そして、栄養教育論演習(2回生)では、栄養教育を行ううえでの基礎的な指導力を身につけ、栄養教育論実習(3回生)では、実態に合わせた栄養教育が実践できる力をつけていきます。対象者に適切な栄養教育が実践できる管理栄養士を輩出したいと考えています。 加えて、主に栄養教諭をめざす学生が選択している科目として、食に関する指導論(3回生)・教職実践演習(栄養教諭)(4回生)・栄養教育実習(4回生)も担当しています。ここでは、学校における食に関する指導の在り方、栄養教諭の役割、教職員や家庭・地域との連携の在り方、個別の栄養相談の方法などを演習や実習を通して学修し、栄養教諭に必要な力をつけていきます。 【2】モットーや好きな言葉、大切にしていること 「やり始めたら、納得するまでやる」この言葉をモットーにしています。いやなことに出会うと逃げたくなるのが人の心情です。過去には嫌なことに出会うと、何度も途中で投げ出したり、逃げ出したりしていました。ところが、自分の性格をなおすために始めた趣味が、なんと、性格はなおらなかったのですが、知れば知るほど面白くなり、とても深いものであることがわかり始めたのです。いやなことに出会うのも何かの縁があったわけですから、その縁を大切にして自分が納得するまでは付き合ってみようと思っています。 【3】趣味・特技など 「茶道(裏千家)」、「華道(知香流)」です。落ち着きがない性格をなおしたくて始めました。しかし、30年以上続けていますが性格はなおりませんでした。今では、茶道は芸術的で季節感があり、慌ただしい日常とは異なる時間を過ごせる異空間が心の癒しとなっています。また、華道は、出来栄えは別として、精神を集中し華と対話しながら生けている時間を楽しんでいます。 ▲2020年の初夏頃に生けた作品 【4】先生から見た畿央大学(または所属学科)や畿央生の印象は? 大学の規模が適当で、学生同士又は学生と教員との距離が近く、気持ちの温かい人が多くいるのが良いところです。畿央ファミリーという感じです。一方、厳しい所は厳しいので、メリハリがあり、強弱がはっきりしているのも良いところです。 【5】1回生(畿央生)にメッセージを! 今は非対面の授業が多くて、描いていた大学生活とは異なった状態かもしれません。しかし、コロナの影響により社会も変わりつつあり、皆さんの経験がさらにこれからの社会の在り方を変えていくことになります。自分たちが社会を変えていくのだという強い気持ちをもって、いろんなことに挑戦してください。 教員実績
2020.10.22
教員紹介「栢野先生」編~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.56
1回生の皆さんを応援する”新入生応援!やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクト”。後期からは1回生クラス担任以外の先生方もご紹介します。今回は健康栄養学科の栢野先生です! 【1】氏名および研究分野・担当科目 栢野 新市(かやの しんいち)健康栄養学科 学科長 担当科目:基礎化学実験、生化学Ⅱ、キャリア形成セミナー、食品学各論、生化学実験 研究分野:分析屋です。野菜や果物などに含まれる健康増進成分について研究しています。 【2】モットーや好きな言葉、大切にしていること モットーは「石の上にも三年!」 【3】趣味・特技など テニス(下手の横好き)、オートキャンプ(で飲んで食べること)、釣り(投げ釣りが専門です) 【4】先生から見た畿央大学(または所属学科)や畿央生の印象は? 私が初めて畿央大学を訪れた16年前、教職員のみなさんにとても温かく迎え入れていただきました。今でも変わらずにその温かさを持ち続けている大学だと感じています。 【5】1回生(畿央生)にメッセージを! 大学での友人は一生の友達になります。在学中にたくさんの友達を作って下さい。 教員実績
2020.06.02
畿央nutrition eggチームが第4回食育活動表彰で「農林水産大臣賞」を受賞!
畿央nutrition eggチーム(「※ヘルスチーム菜良協議会」に所属)は、2020年5月22日(金)に「第4回食育活動表彰」ボランティア部門にて農林水産大臣賞を受賞しました。 https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/hyousyo/4th/result.html ※ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 農林水産省はボランティア活動、教育活動、農林漁業、食品製造・販売等の事業活動を通じた食育関係者の取組を対象として、その功績を称えるとともに、その取組の内容を広く国民に周知し、食育を推進する優れた取組が全国に展開されていくことを目的として、「食育活動表彰」を実施しており、今回の表彰では関西の大学では唯一となる選出をはたしました。 以下、受賞した学生からのコメントを紹介します。 畿央nutrition eggチームは、主に同世代や親子などの若い世代を対象とした、地域に寄り添った食育ボランティア活動・栄養サポートを行っています。主な活動は、親子を対象にした減塩教室、地元の小学校でのエコクッキング、オープンキャンパスでの同世代を対象にした栄養サポート、地域のイベントでの健康コーナーのサポートなどです。 また食育活動の一環で、奈良県民の課題であった「野菜摂取量が少ない」ことに注目し、「大和丸なす」をはじめとした奈良の伝統野菜「大和野菜」を使ったお弁当やピザなどの商品開発をとおして、野菜摂取量の向上と地産地消の推進に取り組みました。その結果、野菜摂取量や消費量が改善するなどの効果があったことが、奈良県公衆衛生学会で発表されました。 ただ言われたことをお手伝いするのではなく、地元の特産品を使った商品開発等の事業企画を大学生の視点で提案・実施し、課題改善につなげられたことが受賞の決め手となりました。 私たちは、これからも地域に密着したボランティア活動に励んでいきます。 ~学生の感想~ 食育活動の実現にご協力頂いた多くの方々のおかげで、「農林水産大臣賞」という素敵な賞を頂くことが出来ました!感謝の気持ちと喜びの気持ちでいっぱいです!これは、畿央nutrition eggチームの一員として、3年間活動をして最も良かったと思うことです!今回の受賞が、畿央nutrition eggチームの活動をより多くの人に知って頂ける良いきっかけになれば嬉しいです!今後も本活動が益々発展し、より多くの人に食に対して興味を持って頂けるような食育活動ができるよう、チーム一丸となって活動を続けていきたいです。 畿央nutrition eggチーム令和元年度代表 徳原 有実(健康栄養学科4回生) 畿央nutrition eggチーム令和2年度代表 秋山 愛奈・小田垣 満帆(健康栄養学科3回生) 【関連リンク】 畿央大学ヘルスチーム菜良ホームページ オープンキャンパスでの様子を確認(YouTube/37秒頃から) 【関連記事】 イオンモール大和郡山「金魚フェス」でピザ・小松菜を試食・販売!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 大和路新発見展で「和食井の上」とのコラボ弁当を販売!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良
2020.04.02
令和2年度入学生に学生証を交付しました。
2020年4月2日(木)、令和2年度の入学生に対して学生証等が交付されました。健康科学部349名(理学療法学科76名、看護医療学科99名、健康栄養学科101名、人間環境デザイン学科73名)、教育学部197名、健康科学研究科38名(修士課程35名、博士後期課程3名)、教育学研究科修士課程2名、助産学専攻科10名、臨床細胞学別科5名、あわせて601名の新しい畿央生が誕生しました。 新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、今年度は残念ながら式典を見合わせ、学科等の単位で講義室に分かれ、開講に向けて必要な手続きを短時間でおこないました。新入生と教職員だけのこじんまりとした雰囲気の中でしたが、キャンパス周辺の桜とともに、新たな門出を祝う一日となりました。 保護者の皆様、ご親戚の皆様にはお子様の晴れの姿を見届けていただけず、大変申し訳ございませんでした。心よりお詫び申し上げます。 本日、人生の新たな一歩を踏み出すことになった皆さま、おめでとうございます。このような形になりましたが、教職員一同心より歓迎の意を表するとともに、皆さまが入学当初の目標を達成することができるよう、全力を尽くしてまいります。厳しいスタートとなりましたが、夢を力に変えて、ともにがんばりましょう。