2018年の現代教育学科の新着情報一覧
2018.02.19
畿央大学短期語学留学プログラム2018(カナダ) 現地リポートvol.1~出発前レポート!
2018年2月17日(土)から3月8日(木)にかけて、2回生7名と1回生9名、あわせて16名の畿央生がカナダのビクトリアでの短期語学留学プログラムに参加しています。このプログラムは毎年夏休み(イギリス)と春休み(カナダ)期間中に行われます。 英語学習はもちろんのこと、異文化に触れることができ、観光地めぐりやスポーツ観戦、ショッピングなど課外アクティビティを自分たちで計画して、ビクトリアでの生活を満喫することもできます。 2週間にわたりホームステイをしながら語学学校で過ごしたあと、3日間バンクーバーを観光して帰国するプログラムです。参加学生からのレポート、第1弾をお届けします! こんにちは!現代教育学科1回生の生島未利奈です。私からは短期語学留学の出発前のレポートをします。まず私がこの短期語学留学に参加しようと思った理由は2つあります。私は高校までとても英語が苦手でした。そんな自分を変えるため「英語を好きになろう!」と考えたのが1つ目の理由です。 2つ目の理由は、海外で教師をしたいという目標を叶える第一歩として、コミュニケーション能力や英語を学ぶためです。今回の私の目標は成長すること、たくさんの人と会話をして英語を好きになることです! これから20日間どんな体験ができ、どんな学びがあるのかワクワクしています☺︎ 1日1日を大切に頑張ります! 現代教育学科 1回生 生島 未利奈 【関連記事】 ●過去のイギリス短期語学留学の記事はコチラから! ●過去のカナダ短期語学留学の記事はコチラから!
2018.02.16
平成29年度在外研究報告会を開催しました。
畿央大学では、教育研究水準の向上、国際交流の進展、若手研究者の育成等を目的とした在外研究員制度があります。この制度は、畿央大学開学10周年記念事業の一環として創設され、これまで5名(内1名は在外研究中)が在外研究員として各国で研究活動にあたってきました。 平成30年度在外研究員が決定し、また、平成28年度在外研究員1名と平成29年度在外研究員1名が研究活動を終え、帰国したため、2月16日(木)に在外研究報告会を実施しました。 ◆平成30年度在外研究員 教育学部 現代教育学科 准教授 ランディ ムース 在外研究期間 平成30年4月1日~平成31年3月31日 研究実施場所 Universidad de Oviedo, Dept, of Education Sciences(スペイン) 研究課題名 「内容言語統合学習法 (Content Language Intergrated Learning, CLIL)を用いた第二言語によるアイデンティティーの構築に関する研究」 ムース准教授から在外研究計画について、研究の背景や研究目的等の説明があり、渡航先のスペイン:オビエドの紹介がありました。 引き続き、研究を終えて無事に帰国された乾准教授と大城講師から、在外研究で得た新たな知見や成果、今後の展望についての報告がありました。異なる文化・環境の中、研究活動に集中して従事することで研究者として、また、教育者として大きな経験ができる機会との感想を述べられました。 ◆平成29年度在外研究員 健康科学部 看護医療学科 准教授 乾富士男 在外研究期間 平成29年6月1日~平成29年11月30日 研究実施場所 University of Helsinki(フィンランド) 研究課題名 「閉じこもり症候群とうつの関連に関する行動遺伝学的研究」 現地レポート(ブログ記事) ◆平成28年度在外研究員 教育学部 現代教育学科 講師 大城愛子 在外研究期間 平成28年4月1日~平成29年3月31日 研究実施場所 Göteborg University, Department of Education, Communication and Learning(スウェーデン) 研究課題名「スウェーデンにおけるEducare理念に基づく幼児教育・保育の理論と実践に関する研究」 現地レポート第1弾(ブログ記事) 現地レポート第2弾(ブログ記事) 先生方の在外研究の経験が還元され、大学全体の教育研究活動が更に推進されることが期待されます。
2018.02.15
真美ヶ丘第二小学校2年生が大学”探検”に来てくれました!
教育学部学生ボランティア5名が案内役となって学内を探検! 2018(平成30)年2月9日(金)午前11時~12時の約1時間、近隣の広陵町立真美ヶ丘第二小学校の2年生児童22名が生活科の校外学習で畿央大学へ来られました。同校は2009年度から、本学や広陵町内の事業所などに生活科学習で訪問されており、本学へは9回目の訪問となります。 教育学部4回生ボランティア学生5名(指導教員:島恒生教授)が小学生5名ほどに分かれた5グループに付き添い学内を探検しました。教育学部の学生は普段のボランティア活動や実習で子どもとの接し方に慣れているようで、子どもたちに自己紹介し、探検中の注意事項を説明する頃には児童たちの心をつかんだようです。 学生ボランティアを先頭に大学探検スタートです。 ▲これから大学探検をはじめます!教育学部学生5名が各グループに同行します。 ▲さぁ出発です。どんな発見があるか楽しみですね。 ▲図書館。多くの本の中から英語のマンガを発見しました。 ▲キャンパスマップを見て今どこにいるか確認しながら移動しました。 ▲学生食堂。「おいしそう!」と身を乗り出していました。 ▲オープン教室。「先生も授業の練習してるんだ」との声がありました。 ▲人間環境デザイン学科の卒業制作発表会を見学しました。 ▲学生スタッフにインタビュー。お兄さんお姉さんに、知りたいことを聞きました。 ▲探検終了。また畿央大学に来てくださいね。 参加した学生ボランティア5名は、4月からは教員になったり、教育に関する企業で働きます。 子どもたちとふれあうことで、より一層教育や教職の魅力を感じ、やりがいを感じたようです。 «学生ボランティアへのヒアリング» 【参加した感想】 ・子どもたちがとても元気よくて、私も楽しみました。 ・畿央大学を紹介することで、改めて「いい大学だな」と実感できました。 ・子どもたちが「畿央大学に来たい!」と言ってくれてうれしかったです。 ・見せたい場所が沢山あったので、もう少し時間が欲しかったくらい私も楽しかったです。 ・児童たちから質問がたくさん出て、改めて自らが大学を知るきっかけになりました。 ・同じ2年生でも児童によって雰囲気が違うということが感じられた1時間でした。 ・4年間過ごした大学ですが、改めて大学のことを知りました。 ・何となく知っていても、それを具体的に子どもたちに伝えることの難しさを学びました。 ・1人1人の声を聞いてグループをまとめていくことは難しいと感じました。 【児童が興味をもった物事】 ・卒業制作の展示・発表会場 ・図書館で見つけた英語のマンガ ・キャンパス内に自動販売機があること ・映画館のようなホール ・理科実験室(どんな実験をしているのか) ・小学校にない施設(食堂など) 【教職について】 ・子どもたちの素直な反応を見て、初めて見るもの、触れるものへの発見を一番近くで見られる教師という仕事は良いなと思いました。 ・子どもたちのワクワク、キラキラした姿を見られて改めて教職へのやりがいを感じました。 ・4月から教員として働くことに不安がありましたが、子どもたちと触れ合い、4月が楽しみになりました。 ・子どもが学ぶ姿に元気をもらえるすばらしい職業だと実感した。 ・子どもとしっかり向き合って、改めて、子どもの興味を伸ばしていける教員になりたいと思いました。 ・子どもの興味や関心をさらに深めていけるような教師になりたいと思いました。 畿央大学では包括連携協定を結んでいる自治体を中心に地域密着を図り、社会貢献を果たすべくさまざまな事業・イベントに参加・協力をしています。
2018.02.13
バスケットボールチーム「バンビシャス奈良」にイベント協力!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル
こんにちは!KSCC(畿央サイエンスコミュニケーションサークル)です。 私たちは2月11日(日)、奈良県で活躍中のバスケットボールチーム「バンビシャス奈良」さんのキッズアリーナにて、体験ブースの一角を担当させていただきました。 「こどもチャレンジ!プログラミング&ミニブーメラン」というテーマで、ロボットのプログラミング、ミニブーメランの工作遊びを子どもたちに体験してもらいました☆ ① ロボットのプログラミング こちらは毎度恒例、KSCCの十八番です。ロボットカーをコース通りに走行させるためのプログラムを子どもたちが考えます。今回初の試みとして、iPadを使用しました! iPadを使用することで、これまでと比べてプログラミングのバリエーションが増え、子どもたちは夢中になって遊んでくれました!具体的には、低年齢の子どもたちはiPadを振った方向にロボットが動くという遊びとして親しむことができ、小学校の中・高学年の子どもたちは自分でプログラムを作るというように、課題や楽しみ方に幅ができました。そして、それぞれの子どもたちが自分なりのできた!という気持ちを持って帰ってくれたことでしょう。 ② ミニブーメランの工作遊び お好みのブーメラン型の通りに牛乳パックをハサミで切るだけで完成です!ただし、飛ばし方にはコツが必要なので、うまく飛ばせるようになるには練習が必要です。今回は、ロボットに夢中な子どもが続出で、ブーメランの出番はほとんどありませんでした。 今回もたくさんの子どもたちの笑顔、そして「ありがとう」を受け取りました。 KSCCでは子どもたちと楽しくサイエンスコミュニケーションをする仲間を募集しています。 Twitterで活動報告をしていますので、是非チェックしてください! 現代教育学科3回生 松岡紗夜 【関連記事】 「サイエンスリンクin大阪」に参加!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル 科学教育ボランティア研究大会に参加!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル バンビシャス奈良の公式キャラクター「シカッチェ」と科学実験!~畿央サイエンスコミュニケーションサークル 小学校での学習支援ボランティア&天体観測レポート!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル サイエンスコミュニケーションサークルが橿原市「サイエンスフェスティバル」に出展参加!
2018.02.13
現代教育学科6期生(森野会)同窓会レポート!
平成30年1月27日(土)に、現代教育学科6期生(2015年3月卒業)4組の仲良し11人で集まりました。 卒業してから何度も集まっていて、今でもいろいろなことを相談したり情報を共有したりできる仲間です。今回はその中の1人が結婚するということで、サプライズでお祝いをすることにしました! 新婚の彼女には何も伝えずに、突然新居にお邪魔させてもらい、久しぶりにみんなで学生の頃に戻ったかのように、はしゃぎました! 突然のクラッカーのお祝いにとても驚いていましたが、それ以上に喜んでくれ、みんなでこうして集まってお祝いできたことがいい思い出になりました。その後は新居で餃子&ピザパーティ!! 失敗した餃子も思い出の味です(笑) 寝る時間も気にせず真剣に人狼ゲームをしたり、罰ゲームで大笑いしたり…本当に学生の頃に戻ったかのようで帰る頃には、笑い過ぎて頬の筋肉が痛くなるほどでした! 今は全員が近畿内に居住しているものの、広範囲に散らばっているのでこうして学生のように誰かの家に集まって…というのもなかなか難しくなっていますが、これからも何かあるごとに全員でお祝いし続けていきたいと思います。 現代教育学科6期生 森野夏月 ※畿桜会(畿央大学・畿央大学大学院・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。
2018.02.08
大学院修了生の現役エンジニアによる「教育×ICT」特別講義!~現代教育学科
「情報処理演習Ⅱ」で特別講師による講演! 「情報処理演習Ⅱ」(1年生後期配当必修)では毎年、テクノロジーと教育に関する最新情報や世界の流れを、ゲスト講師の方にお話しいただいています。今年は、畿央大学大学院の修了生の廣瀬一海氏(日本マイクロソフト株式会社)に来ていただきました。 廣瀬さんのお話を聞いて考えさせられたことは大きく分けて3つあります。 まず、1つ目はフィリピンの現状についてです。日本との物価の差、労働状況、生活の様子、教育の実態といったさまざまな角度からフィリピンについて話してくださいました。特に教育の実態については驚きを隠せませんでした。私たちは、小学校、中学校が義務教育学校であることは当たり前のことだと思っています。むしろ「勉強するのが面倒」「学校に行くのがだるい」と思っている児童生徒が多いぐらいかもしれません。 しかし、学校に行って授業を受けるというのは決して当たり前のことではないのです。フィリピンの子どもたちの中には、金銭的な問題で小学校を途中でやめざるを得ない子どもがたくさんいます。学びたくても学べない。そんな状況の子どもはフィリピンだけに限った話ではありません。世界には戦争によって学校に通えない子どもだってたくさんいるでしょう。今回、フィリピンという一つの国の現状を知ったことで、もっともっと他の国の教育の実態について知りたいと思うようになりました。また、改めて私たちがどれほど恵まれた環境の中で教育を受けていたのかということに気づかされました。 2つ目は、Surfaceと投票やコメントができるシステム「Mentimeter」を使った参加型授業についてです。この授業形態により、リアルタイムでみんなの意見を見ることができたり、写真などを見ながら授業を聞いたりと、集中力を持続させることができました。自分が思っていることを恥ずかしがって言えない子どもも、この授業形態なら意見を述べやすいし、教員自身も子どもたちが今考えていることを把握するにはとてもいい方法だと思いました。しかし、残念ながらふざけた解答をする人が出てくるなど、リアルタイムだからこその問題もありました。このような問題をどのように解決していくかが、これからの課題だなと思いました。 このように、実際にテクノロジーを使った参加型授業を受けたことにより、この授業形態のメリットとデメリットがよく分かりました。将来教員になった際には、今回分かったメリットとデメリットをきちんと理解した上で、Surfaceなどのテクノロジーを一つのツールとして授業に取り入れていけたらいいなと思いました。また、これからさまざまなツールを手に入れ使いこなせるようになりたいとも思いました。 最後は、今後の大学生活をどのように過ごしていくかについてです。 「日本は少子化が進んでいるから、この先もしかしたら教師は海外で仕事をすることになるかもしれない。だから、英語ぐらいは話せたほうがいいですね」という廣瀬さんの発言は、私の心に残りました。すでに、フィリピンでは英語の教師として海外で活動している人もいるということを聞いて、より現実味が増しました。少子化が進んでいるのは事実だし、今後教師にどんな仕事がまわってくるのかは誰にも予想ができません。だからこそ、今後の大学生活の間にもっと色んなことに興味を持ち自分の幅を広げ、どのようなことが起こっても対応できるような柔軟な人になれるように努力しようと思いました。 廣瀬さん、今回はお仕事お忙しい中、わざわざおいでいただき、ありがとうございました。大学院の先輩ということもあり、非常にお話がわかりやすく、心に残りました。あと3年、Surfaceを使って、さまざまな事を学んでいきたいと思いました。 教育学部現代教育学科1回生 野村真子 【関連記事】 日本マイクロソフト社の「エバンジェリスト」によるドローン体験と特別講義!~現代教育学科 マイクロソフト コーポレーションのステファン・ショストローム氏が本学を訪問しました。 教育学部 西端律子教授が「Microsoft MVP for Surface」を受賞しました。 ゲスト講師による「教育×ICT」~教育学部キャリア形成セミナー
2018.02.02
就活レポート~就職活動の現場から~No.470(小学校教諭)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第470弾! 現代教育学科9期生(18卒) 笠松 良行 さん 奈良県・小学校教諭 勤務 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 まず、子どもが好きであるということが一番の理由です。また、小学校では、全ての教科を教えなくてはいけません。しかし、それが自分にとっては魅力を感じる部分でもありました。大好きな子どもたちと、たくさんの時間を過ごせる仕事であることに魅力を感じて、小学校の教員になりたいと思うようになりました。 【学校インターンシップ・教育実習を経験して】 私は教育実習までに小学校ボランティアに行っていなかったので、教育実習は毎日が発見の日々でした。自分が子どもの頃には知らなかったような、教師の大変さを知りました。また、教師として生活をしていくうえで大切なことをたくさん学びました。実習で私は、今のままでは教師として子どもたちに何も教えることができないと気づきました。この実習をきっかけに、教師を目指したい気持ちが増すとともに、自分に足りないところに気づくことができたので、本当に貴重な体験でした。 【畿央大学での大学生活について】 3回生の後期から勉強を始めたので、それまではアルバイトをするか遊ぶかの生活でした。学校でも、周りの友達と一緒に楽しく過ごしていたので、不自由なく過ごすことができました。また畿央大学では、クラス制で担任の先生がいるので、安心して大学生活を過ごせます。先生によって違うと思いますが、私の担任の先生はすごく面倒を見てくださったので、そのおかげできちんとした大学生活を送ってこられたと思います。ありがとうございます。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 私は「よし、勉強するぞ」と思っても、何をしたらいいのかわからないという状態でした。そんな時に何をすればよいのかを一から教えてくださったのが、教採・公務員対策室の先生方でした。筆記試験から面接、実技試験まで、全ての試験の対策をしてくださいました。また面談をしてくださったり、ふらっと立ち寄ってもいろんな話を聞かせてくださったりします。そのおかげで、本当に気持ちが楽になりました。対策室のみなさんのおかげで、かなりいい環境で教採に向けて頑張ることができると思います。 【理想の教師像】 あの先生がいるからが学校に行くのが楽しみだ、と子どもたちが思えるような担任の教師になりたいです。学校が好きという子どももいれば、学校が嫌いという子どももいると思います。そんな子どもたちも「この先生が担任だったら学校に行こう」と思えるような教師になりたいです。そうすることで、全ての子どもたちと信頼関係をつくり、子どもたちが何でも相談できる教師になり、そして学校現場が抱える問題を解決していきたいです。 【後輩へのメッセージ】 まずは対策室に行ってみるのが一番いいと思います。そこで、自分は今から何をすればいいのか、何を目標にして頑張ればいいのかなど、たくさんのことを一緒に考えてくださいます。また、教採対策で一番大切にしてほしいのは、面接や模擬授業の練習です。はじめはできるわけないと思うかもしれませんが、練習を繰り返すことで力がついていきます。毎回の復習を大切にして、何度も何度も練習をすることで必ず力がついていくので、粘り強く頑張ってください。周りの友達と支え合い、大変な受験勉強を乗り越えて合格できるように頑張ってください。
2018.01.30
就活レポート~就職活動の現場から~No.469(特別支援学校教諭)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第469弾! 現代教育学科9期生(18卒) 松本 帆夏 さん 奈良県・特別支援学校教諭 勤務 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 私が教員を目指そうと思ったのは、幼いころから年下の子の面倒を見る機会が多くあったことが大きいです。特別支援学校教諭を目指そうと思ったのは、大学に入り、勉強を始めてからです。実際にボランティアに行ったことでより一層、特別支援学校の教員になりたいと思いました。 【学校インターンシップ・教育実習を経験して】 学校インターンシップは、小学校に行かせていただいたのですが、子どもたちが何を理解できないのか、子どもが理解できるようにはどのように説明すればいいのかなど、自分の力を身に付ける機会になりました。また、先生方の指導方法や子どもたちとのかかわり方なども多く勉強させていただきました。教育実習では、授業方法はもちろんのこと、子どもの様子を観察することの重要性を学びました。特別支援学校では、その日の体調によって集中力やできる作業などが変わってくるため、判断力も求められてくることを学びました。 【畿央大学での大学生活について】 大学生活は、人生最後の学生生活なので、マミポコキッズやチアリーディング部、テニスサークルなど、自分がやってみたいと思うことには積極的に参加していました。働き出してからやっぱりしておけばよかったと後悔しても、なかなか自由な時間がないと思ったからです。また、団体での活動に取り組んだことで、自分の意見をはっきりと伝えられるようにもなったのではないかと感じています。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 一人ひとりのことをきちんと考えてくださっていて、今何をすればよいのか、自分が合格するためには何が足りないのか、細かくアドバイスをくださいました。また、面接や模擬授業の練習なども充実していて、たくさんの先生方に見ていただくことができました。回数を重ねる中で、自分が何を一番相手に知ってほしいのか、自分がどんな人間なのかを知ってもらうように話すのが大切だなと思いました。 【理想の教師像】 「子どもと同じ目線に立って物事をとらえられる教師」です。「同じ目線に立つ」というのは子どもの心に戻るのではなく、子どもにとって何が障壁となっているのか、それを子どもの立場から考え、それを乗り越えるためには、どのようなサポートが必要なのかを考えらえるということであると私は思っています。 【後輩へのメッセージ】 採用試験の勉強は本当に大変だし、なんでこんなに勉強しないといけないのかなと思うときもありました。だけど、友人とご飯を食べる時間や何気ない会話の中でリフレッシュしたり、ボランティアの時間などに自分がやりたいことを思い出したりすることで頑張れました。勉強のための時間を作ることも大切ですが、自分のモチベーションを保つ時間を作ることも大切だと思います。大変なことも多いし、しんどくなることもあると思いますが、周りの皆と協力して、自分のことを信じて頑張ってください。
2018.01.26
就活レポート~就職活動の現場から~No.467(公立保育園)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第467弾! 現代教育学科9期生(18卒) 白山 実恵 さん 神戸市・公立保育園 勤務 【目指そうと思ったきっかけ】 私は子どもの頃から幼いながらに赤ちゃんや年下の子が好きで、物心が付いた頃から漠然と子どもと関わる仕事に就きたいと考えていました。そして、高校の文系理系の選択の際や進路選択の際に、保育士や幼稚園教諭といった教育の道に進むのか、助産師といった医療の道に進むのかをとても迷いました。しかし、様々なことを踏まえて考えた結果、両親も教員免許を取得していることもあり、幼い頃から身近にあった教育の道に進むことを決めました。 【学校インターンシップ(ボランティア)・教育実習を経験して】 私はこの大学生活で、公立・私立保育所、公立・私立幼稚園、知的障害児施設、そして、公立小学校や特別支援学校と様々な実習体験をさせていただきました。すると、やはりその実習ごとに求められることは異なりましたが、どの実習においても それぞれのやりがいがあり、その都度「やっぱり子どもと関わる仕事に就きたい」と強く感じるようになりました。そして、就職を選択する際にも、これら実習での経験から様々な可能性を考え、当初畿央に入学した頃にはなかった“障害児との関わり”も視野に入れて考えている自分がいるのに気付き、やはり実際に体験をすることは とても大きいことなんだと感じました。今となっては、神戸市を目指した大きなきっかけの1つでもあります。 【畿央大学での大学生活について】 私が畿央で過ごしたこの4年間は、本当に充実の毎日でした。1~3回生では 保育や教職の授業、4回生では 採用試験や卒業論文など、いつも何かに追われる日々でしたが、その中でもサークル・アルバイト・遊びなど、様々なことに取り組みました。畿央内での活動としては、授業が被って行けない時期もありましたが、毎週火曜日にマミポコ親子広場に参加していました。そこでは、子どもの成長を継続して見ることができたこと、そして、保護者の方との関わりをもつことができたことがとても大きな収穫です。サークルは、毎週土曜日にバスケットボールサークルの fibbers に参加していました。fibbers には 畿央の試験期間でも採用試験の前日でも参加する程、私にとっては1番の息抜きの場所でした。ここで出会えた先輩・同期・後輩がいてこその4年間だったと言っても過言ではなく、卒業してからも付き合っていきたい大切な人達です。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 畿央では対策講座が3回生から開講される為、私は「迷っている間も出席だけはしておこう」と、公立幼保に決断する前から参加はしていました。4回生に上がると、外部からも講師の方が来てくださり、どの先生方も熱心に指導してくださいました。 面接指導では、対策室の先生のみならず、学部の先生も指導してくださる為、私はたくさんの視点を取り入れるべく、一部の先生に偏らないよういろんな先生の面接指導を受けるようにしていました。また、実技指導に関しても、現場経験が豊富な先生もいらっしゃる為、模擬保育など個人的に時間をとっていただいて、指導していただくことも多々ありました。 畿央には、不安になったときやほんの少しでも疑問ができたとき、いつでもすぐ親身になって相談に乗ってくださる先生方がいます。最新の情報を取り入れては、一早く学生に連絡してくださる職員の方もいます。そして何より、一緒の夢に向かって頑張る仲間がいます。ここまでの環境が揃っているのは、他大学に負けない畿央の強みです。自信をもって採用試験に臨んでください。 【理想の教師像】 私は、一人一人に合ったあたたかい保育を行うことのできる保育者になりたいです。これは、2回生の施設実習の際に知的障害児と関わる上で感じたことです。その中で、当たり前のことなのですが、同じ障害でもそれぞれに個性は全く異なり、10日間という短い期間ではありましたが、「この子はこういう子だから こういう支援を行おう」と自分なりに考えて支援を行い、それに子どもが応えてくれたときに感じたやりがいはとても大きく、今でもずっと私の心に残っています。このことは、どの子どもにも共通して言えることだと思います。子どもの数だけ異なるそれぞれの個性を大切にし、その子どもに合った保育を行いたいです。その為には、広い視野をもって常に全体を見るようにし、子ども一人一人のことをしっかりと把握していきたいと思います。 【後輩へのメッセージ】 私はいつも周りの友達の勉強を頑張る姿に焦り、周りの友達の受験する自治体の多さに不安になる日々でした。しかし、自分は自分、周りの状況は程良く自分の刺激にだけ変えるようにし、自分自身は見失わないようにしていました。実際、必ず自分に合った勉強のやり方がありますし、しっかりと自分のいきたい自治体だけを見据えて採用をいただいた人もいます。公立幼保は、自分が諦めない限り希望の自治体に採用をいただくまでゴールはありません。終わりの見えない道にしんどくなることもあります。しかし、そんなときこそ支えになるのは周りの人達です。1人で抱え込まず、周りを頼ると楽になることもあります。遊ぶときは思い切り遊んで、その分頑張るときは集中して頑張る。切り替えを重視して乗り切ってほしいと思います。いろんなことはありましたが、良いこと悪いこと含めて、私は公立幼保を選択して良かったです。これからも畿央から素敵な保育者がたくさん出てきてくれることを期待しています。頑張ってください。応援しています。
2018.01.26
就活レポート~就職活動の現場から~No.468(小学校教諭)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第468弾! 現代教育学科9期生(18卒) 阿部 ひさな さん 堺市・小学校教諭 勤務 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 小学生の頃から学校に行って友達や先生と関わることが大好きで、「将来は学校に関わることができる職業に就きたい」というざっくりとした小さな夢を持っていました。そして中学生になり、職場体験で小学校に行かせていただいた時に「できた!」ということをとても嬉しそうに話してくれる1人の子どもと出会いました。このことが大きなきっかけとなり、子どもたちができるまで支え続け、できた時には心から一緒に喜び合えるような先生になりたいと思い、小学校の教師を目指すようになりました。 【学校インターンシップ・教育実習を経験して】 私は実習校に、スクールサポーターとしても行かせていただきました。そこで、外国人の転校生と関わる機会がありました。その児童は日本語を習い始めたてで、まだ母国語しか話すことができませんでしたが、ジェスチャーなどで積極的にコミュニケーションをとって友達をつくったり、意欲的に授業に参加して日本語を学習したりしていました。そんな姿を見て、子どもが持っている力の大きさを実感しました。 また、長期間子どもたちと関わっていると、先月までできなかったことが、今月にはできるようになっているなど、子どもたちの成長を近くで見ることができます。そして、そんな子どもたちの成長を支える教師という職業の責任の大きさも、実習やスクールサポーターの経験を通して改めて実感することができました。子どもたちの成長と関わりながら、自分も学び成長することができて、とても貴重な経験でした。 【畿央大学での大学生活について】 畿央大学はとてもアットホームな大学で、学内を歩いているとすぐに先生や友人、先輩、後輩に出会えて、行くだけで笑顔になれる大学です。そんな畿央大学のいちばん良いところは、同じ志を持っている友達がたくさんいるところだと思います。教採期間は、「先生になりたい」という同じ夢を持っている教育学部の友達みんなで励まし合い、支え合いながら頑張れたから、最後までやり切れたと感じています。 また、副部長として活動してきたチアリーディング部では、学部学年を超えた約40名の部員全員で同じ目標に向かって努力し、壁にあたってもたくさん話し合いを重ね、乗り越えることができました。そして、畿央大学では、何をするにも先生方や学生支援センターの方々が全力でサポートをしてくださいます。そんな恵まれた環境でいろんなことにチャレンジし、たくさんの経験を積むことができるのも、畿央大学の魅力の1つだと思います。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 畿央大学の先生方は、とても手厚く採用試験に向けての対策をしてくださいます。学生一人ひとりの状況や学習段階を見て「今どうしたらいいのか」を的確に教えてくださいます。面接練習では、教採・公務員対策室の先生方と学部の先生方が総勢で指導してくださるため、多様な視点からアドバイスをいただきました。多いときは毎日のように受けていた本番さながらの面接練習において何度も練習を重ねたことで、緊張感ある空間での多種多様な質問に対して、しっかりと自分の考えを持って答える力を身につけることができました。試験当日はこれまでにないくらい緊張しましたが、たくさん準備してきたから大丈夫という思いを持って立ち向かうことができました。また、筆記の勉強でわからないことがあっても、いつでも質問を受け付けてくださったり、たくさんの資料や問題を提供したりしてくださる環境があるから、とても心強く勉強を進めていくことができました。 【理想の教師像】 子どもたち一人ひとりが持っている力をみつけ、その個々の力を伸ばしていくことができる教師を目指します。子どもたちが日々の勉強や遊びなどを精一杯頑張りながら、自身だけでなく周りの友達の頑張りも認めて応援することができるような学級や学校づくりをしたいです。そして、自分なりの目標や夢をみつけて頑張る子どもたちを支えながら、私自身も、子どもたちや保護者の方、先生方など、周りの方からたくさん刺激をいただいて、日々成長し続けたいです。 【後輩へのメッセージ】 勉強しなければいけないことがたくさんあって、何から手をつけたらいいか分からなくなる時や、自分の勉強方法があっているかなど不安になる時もあると思います。私も、最初は分からないことだらけで何も手につかず、なかなか勉強をスタートすることができませんした。でも、先生や友達にたくさん質問して助けてもらい、少しずつ解決していきました。少しずつの積み重ねで大きな壁を乗り越えることができたと思っています。私は、この教採期間を通して、前を向いて自分のペースで進むことの大切さを知りました。マイペースすぎてなかなか勉強が進まないときは、友達にたくさん喝を入れてもらいました。もちろんしんどいこともあると思いますが、面接練習を通して新しい自分を知ったり、一緒に頑張る友達の大切さに気付けたり、支えてくれる人への感謝の気持ちが溢れたりと、素敵なこともたくさん感じられる期間でもあると思います。息抜きもしっかりしながら、楽しむときは全力で楽しんで、集中するときは集中して、なりたい自分を想像しながら頑張ってください!