2024年の現代教育学科の新着情報一覧
2024.12.24
就職レポートNo.803(奈良県/小学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第803弾! 現代教育学科16期生(25卒) K.M さん 奈良県 小学校教諭 勤務 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 小さいころから、教師に憧れていつかなりたいと考えてきたので、教員育成に強いというこの大学を選びました。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 入学当初はまだコロナ禍であったために、オンデマンド型やオンラインでの授業が中心でした。そのため、当初は本当に友達をつくることができるか不安でした。しかし、出席番号の近かった人が話しかけてきてくれて、そこから輪が広がり、共に学生生活を送るようになりました。放課後、提出ギリギリの課題を焦りながら一緒にしたり、模擬授業の準備やその練習で追われていたりした日々は今でも印象的です。また、定期的に友達とたこ焼きパーティーや鍋パーティーをしたことも思い出に残っています。本当に楽しい毎日でした。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 教員を目指すきっかけは、小学校4年生の時の担任の先生に憧れたからです。児童と真正面から向き合い、優しくもあり厳しくもあったあの頃の先生のようになりたいと今でも思っています。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 子どもとの関わりを中心に、多くの人と関わるように意識してきました。塾講師のアルバイトを通して、子どもとのコミュニケーションを図ったり、今の子どもたちの実態を掴んだり、また飲食業のアルバイトを通して、幅広い世代の方とコミュニケーションをとったりしてきました。教師になった際に多くの方と向き合い、コミュニケーションを図ることができるように励んできました。 【教員採用試験対策はどのようにしてきましたか。】 一次試験に向けては、自分の弱点をつぶすことを意識してきました。採用試験が中学校の教育実習の時期と重なっていたこともあって、十分な演習がなかなか取れなかったので、ひたすら参考書を読むことに専念してきました。また自分の中で目標点数を決めることも意識しました。この点数を取るためには、どこが合えばいいか、どう勉強するべきかなど逆算的に考えて取り組んできました。 二次試験に向けては、面接の機会をできるだけ多く確保しました。対策講座の面接練習を活かしながら、数をたくさんこなしてきました。二次試験は、友達や同じ自治体を受ける仲間と面接練習を行うとなんだか心強いし、勇気をもらえるので、おすすめです。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 相手のことを考え行動ができる、そんな子どもたちを育成していきたいです。大きくなって世の中に出ればたくさんの人がいて、その分たくさんの考えや価値観があること、それは教室という小さな社会の中でも同じであると伝えていきたいです。その中で他者のことを認める気持ちや尊重する気持ちを育んでいきたいです。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 4年間は長いようで本当にあっという間でした。気づいたら教育実習で、気づいたら4回生で、気づいたら教採があってと、本当に目まぐるしかったです。でもだからこそ、今できることに誰かとともに何事にも全力で楽しんで、励んでいってほしいです。誰かと一緒に取り組むことで、大変なことも辛いこともきっと乗り越えられると思うので。
2024.12.23
英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.6 ~ もうすぐクリスマス!
2020年度に開設された現代教育学科英語教育コースでは、6か月間にわたって英語圏で生活し語学や異なる文化・価値観を学ぶ「セメスター留学」を2回生後期に開講。今年度は、2回生3名が、2024年9月21日(土)にカナダのビクトリアに出発しました。現地からの学生リポート第6弾です! こんにちは。教育学部 現代教育学科 2 回生の福岡 煌大です。 最近では気温が急激に下がっており、体調管理にさらに気を付けないといけない日々が続いております。街中はもうすぐクリスマスということもあり、イルミネーションやクリスマスツリーが設置され始められています。今回は前回のブログでは書けなかったことについて書いていこうと思います。 バンクーバーへ行ってきました。 バンクーバーでは最初にクリスマスマーケットに向かいました。人生で初めてクリスマスマーケットに行くことができ、また海外のクリスマスマーケットということで、どのような店があって来ている人や店員さんの雰囲気はどうなのかなど高揚感に駆られていました。店は個人経営しているお店がメインで様々な人の個性が出ていて、海外の良さであるのかなと感じました。 その後蒸気時計を見に行きました。蒸気時計は毎15分ごとに蒸気で音楽が奏でられるようになっていました。バンクーバーに行った日にテイラー・スウィフトさんのライブがあったため蒸気時計の音が変わっていました。そのため蒸気時計の周りにはファンの方や観光者などの方が見に来られていました。 イルミネーションが始まりました。 家から少し離れた場所にあるブチャードガーデンに行ってきました。日本のイルミネーションもとてもきれいなのですが海外のイルミネーションは規模が大きく、オブジェクトも大きなものがあり、近くにはメリーゴーランドがあり多くの人が楽しんでいました。このガーデンの中には数にちなんだオブジェクトがあり、現地の人に教えて頂いたのですが、行った時には無知だったので帰ってから気づきました。また行く機会があれば答え合わせをしたいと思います。 留学生活も半分が過ぎました。 留学の日数が残り半分を切り、残り日数が少なくなってきたことから最近焦ってきています。スピーキングやリスニング力がついてきており、日常会話は流暢に話せるようになってきました。しかし難しい話題についての説明をするときには、まだたどたどしく考えをまとめるのに時間が必要となっています。最近の授業で絶滅危惧種や動物の違法取引、不当な殺害などについて取り扱わせたときに、なかなかうまく話すことができませんでした。しかしこの失敗を無駄にせず自分のものになるようにボキャブラリーなどを吸収しようと考えています。この貴重な時間が当たり前にあると軽視せず、私の留学生活に携わって頂いているすべての人に感謝しながら、残りの貴重な留学生活を過ごしていこうと思います。 現代教育学科 英語教育コース 2回生 福岡 煌大 関連記事 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.1~今年は3人がカナダへ! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.2 ~ カナダに来て3週間がたちました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.3 ~ ウィンタースポーツ観戦を楽しみました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.4 ~ 祝日の過ごし方! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.5 ~ 誕生日を祝ってもらいました! ▶ イギリス短期語学留学2024についての記事は こちら ▶ カナダ短期語学留学2024の記事は こちら
2024.12.19
就職レポートNo.801(大阪市/小学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第801弾! 現代教育学科16期生(25卒) N.T さん 大阪市 小学校教諭 勤務 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 畿央大学のオープンキャンパスに参加した際に、一緒にキャンパスを回ってくださった先輩方が、畿央大学の良さや、友達との楽しいお話を聞かせてくださったり、私たちに優しく関わってくださったりして、畿央大学に通う学生さんたちの人柄の良さや一生懸命さに心を惹かれたことがきっかけです。私もそのような人に憧れ、また、そのような魅力をもった人たちとともに同じ夢に向かって頑張ることができる環境に魅力を感じました。また、就職に強いところ、教採・公務員対策室など、就職活動に関わる手厚いサポートがあるところにも魅力を感じ、入学を決めました。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 同じ夢を目指す学生たちと切磋琢磨しながら授業に参加できる点や、食堂、ラーニングコモンズ、空き教室、自習室、図書室、階段のおどり場にある机など、勉強できる環境が充実していて、自分に合った集中できる環境を選んで勉強できるところも魅力の一つだと感じました。教員になる上で心配なことや不安なことも、親身になって考えてくださる教採・公務員対策室の先生をはじめ、畿央大学は担任制であるため学部の先生方とも距離が近く、相談しやすい環境が整っているところも魅力の一つだと感じました。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 小学6年生の頃の担任の先生が、子どもの成長や笑顔のために一生懸命になっている姿に感銘を受け、子どもとともに成長できる教師の仕事に魅力を感じ、目指すようになりました。その後、畿央大学教育学部に入学し、小学校の教育実習に参加してから、なりたい気持ちがより強くなりました。「先生との時間、すごく楽しかったありがとう」と声をかけてくれた児童の姿から、子どもが通いたくなる楽しい学校づくりができる先生になりたいと強く思うようになりました。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 教育実習を終えてから、子どもと関わる機会の少なさと、学校現場での子どもの姿の知識不足を痛感しました。コロナ禍もあり、小学校で実際の子どもと関わりをもつ機会が少なかったという理由もありました。そこで担任の先生に相談したところ、大阪市の小学校を紹介していただき、スクールサポーターとして3年生の12月から携わらせていただきました。そこで学んだことは、小学校によって子どもの色が全然違うということです。教育実習とボランティアで行く学校を異なる学校にしたからこそ気づけた部分であったため、担任の先生には感謝しています。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 自宅でひとりで勉強することが苦手だったため、まず、対策講座には必ず出席して友達とともに勉強と向き合うことから始めました。その後、いろいろな勉強スペースで勉強して自分に合う環境を見つけ、そこで勉強に励みました。 面接対策は、ひとりでやっても何もまとまらないので、友達に他己紹介してもらったり、教採・公務員対策室の先生に相談したりと人と関わりながら向き合うことを心がけました。面接練習は、多いときは一日に3コマ入れていました。面接練習を入れすぎて、本当の自分を見失いかけたときもありましたが、そのときは友達とたわいもない会話をしたりして、気分転換も大切にしていました。しんどいときには、友達と不安なことを打ち明け合い、ひとりではないことを実感し、心に余裕ができました。 大学に足を運ぶだけで、一緒に頑張っている友達が近くにいることが、私の中で何より頑張れる力になっていました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 子ども達の魅力を最大限に引き出す教員になりたいと思っています。他人と比べ自信をなくしてしまう子どもが年々増えています。しかし、子ども達の魅力や個性はそれぞれ異なり、それは比べて価値を測るものではなく自分たちがそれぞれの個性を認め、磨きあっていくものだと考えています。そこで教師として、子ども達それぞれが輝ける環境を作り、自らの魅力に気付くことができる手助けが大切だと感じます。クラスみんなが輝き、互いを認め合えるそんな学級づくりをしていきたいです。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 教員採用試験は友達とのチームプレイだと学びました。ひとりでは絶対に乗り越えられない長期戦です。しんどいときは誰でもいいので相談して、たくさん吐き出してみてください。みんな自分と同じ悩みを抱えていて、理解してくれて、心の支えになってくれます。面接練習はグループで行うので、他の人と比べてしまって自分を嫌いになってしまうときもあるかもしれませんが、友達や先生方が自分にしかない良いところをたくさん見つけてくださいます。人とたくさん話してリフレッシュしながら、追い込みすぎずに自分のペースで頑張ってください。応援しています!
2024.12.18
就職レポートNo.800(奈良県/養護教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第800弾! 現代教育学科16期生(25卒) H.N さん 奈良県 養護教諭 勤務 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 中学生のころから養護教諭になることが夢で、教育学部で養護教諭の免許を取れる近くの大学を探したところ、見つけたのが畿央大学でした。養護教諭の合格率が高く、また大学見学に行った際に、大学の様々な場所で勉強されている先輩たちを目にし、サポートが非常に充実しているというお話を聞き、畿央大学に入学することを決めました。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 入学当初はコロナ禍だったこともあり、なかなか大学に来る機会が少なく不安なことも多かったですが、4年間を通してみると非常に楽しく大学生活を過ごすことができたと感じています。充実したサポートや畿央大学ならではのアットホームな雰囲気が私にはとても合っていて、同じ目標を目指し共に頑張る仲間や、いつも温かく見守ってくださる先生方にたくさん出会うことができ、畿央大学に入学して本当によかったと感じます。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 教師をしていた母の話を聞き、小学生のころから教師を志しました。その後、中学生になったときに、養護教諭の方から心と身体の健康の大切さを教えていただき、「児童生徒が健康に安心して学校生活を過ごすために、心と身体の健康という基礎的な部分を支えることができる」という養護教諭の魅力に気づき、養護教諭になりたいと強く思いました。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 大学3年生の1年間は母校の小学校で保健室ボランティアに、大学4年生からは奈良県の中学校で保健室と別室登校支援ボランティアに参加していました。小学校と中学校の2つの校種を経験したことで、子どもの発達段階に応じた関わり方や仕事内容の違いなどを知ることができ、深い学びになりました。また、子どもへの救急処置や事務作業などもさせていただき、実践的な知識を多く得ることができたので、ボランティアに参加して本当によかったと思います。 また、赤十字の講習会に参加するなど、養護教諭としての専門性の向上にも努めてきました。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 筆記試験対策では、各種マニュアルや教採・公務員対策室に置かれている参考書などをひたすら読み解いたり、教員採用試験対策講座を受けたりするなどして勉強していました。また、自治体独自の問題に対しては、教員採用試験対策講座での配布資料を用いて分析し、対策していました。 面接対策では、いろいろな先生方の面接指導を受講し、また、友達が面接指導を受けているところの見学にもたくさん行きました。受験自治体に応じた対策や、私の強みを活かすような指導をいただき、笑顔で自分らしく面接に臨むことができました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 「信頼される」養護教諭になりたいです。他の教職員の方々、保護者の方々、学校内外の関係者の方々、そして何より子どもから信頼される養護教諭になりたいです。少しでも痛みが和らぐよう、確かな専門性をもった救急処置を行うことや、些細なメッセージも逃さないよう、子ども一人ひとりと丁寧なコミュニケーションを取ることを大切にしたいです。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 畿央大学の一番の強みは「チーム力」だと思います。勉強をしている中で、不安や焦りを強く感じること、しんどいこともたくさんあるかもしれませんが、周りには最後まで向き合い、支えてくださる先生方や、共に教職を目指し頑張る仲間がたくさんいます。私も、たくさんの方に支えていただいたおかげで、教員採用試験を乗り越えることができました。「畿央大学」という素晴らしいチームの一員として、上手に息抜きもしながら、健康第一で頑張ってください!応援しています!!
2024.12.17
「教採受験者から学ぶ会」を実施しました。
教員採用試験と公立幼保採用試験に合格した4回生が、来年度採用試験を受ける3回生に向けて自身の受験体験を語る「教採受験者から学ぶ会」を、校種や自治体ごとに日程を分けて実施しました。 小学校は11月7日(木)[大阪府]、11月21日(木)[大阪市] [奈良県]、養護は11月7日(木)、英語は11月13日(水)と18日(月)、特別支援は11月20日(水)、栄養は12月5日(木)、そして公立幼保は12月3日(火)に実施されました。 4回生は、いつから受験勉強を開始したのか、どのような教材を用いたのか、面接対策はどのように行っていたのかなど、具体的なエピソードを交えながら、自身の経験を話してくれました。公立幼保では、集団・個人面接や模擬保育の実演も行われ、参加者は試験本番さながらの緊張感と臨場感を味わうことができました。 発表を聞いた3回生は、先輩方の話を聞いて、具体的な勉強方法をイメージできたほか、面接対策の重要性を改めて感じているようでした。 発表後には、フリータイムを設け、3回生は4回生が使用した面接ノートやテキストを手に取り、個別に質問するなど、活発な交流が行われました。 卒論の忙しい時期にもかかわらず、貴重な時間を割いて発表してくれた4回生の皆さん、どうもありがとうございました。 3回生の皆さん、先輩たちのアドバイスを参考に、教採・公務員対策室も全力でサポートしていきます!来年度の採用試験に向けて頑張りましょう!
2024.12.16
就職レポートNo.799(奈良県/中学英語教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第799弾! 現代教育学科16期生(25卒) S.O さん 奈良県 中学英語教諭 勤務 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 私が畿央大学への入学を志望した理由は、高校生のときに芽生えた、教員を目指してみたいという気持ちからでした。そこから、大学のパンフレットやホームページなどを見ていくうちに、教育を実践的に学べる機会が多く保障されているところに魅力を感じました。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 入学後は、大学の規模が大きすぎないが故に、交友関係が深く築けることを実感しました。空きコマや課題が苦痛に感じたときがありましたが、同じコースや同じ授業をとっている一緒に頑張る友達がいてくれたことで、しんどいことも乗り切ることができました。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 教師を目指したいと思ったのは、中学時代の、英語の先生との出会いがきっかけです。先生がいつも私にかけてくださった、「頑張ってるね」という言葉により、自分に自信がつきました。生徒たちの頑張りの過程に気づき、その都度、それを伝えていける先生になりたいと思いました。また、教育実習を経て、生徒たちと過ごすなかで、生徒のできるようになったことを一緒に喜べる教師という仕事にやりがいを感じ、教師になりたいという気持ちがより強くなりました。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 教師になるために取り組んできたことは、母校でのボランティアと学習塾でのアルバイトです。生徒理解の面では、それぞれの生徒に合った声かけができるように、生徒と話す機会をたくさんもつことを心がけていました。ボランティアでは、先生方の、生徒への接し方を見て学ぶことができました。また、生徒たちがどのようなことに悩んでいるか、学校がどのような問題を抱えどのように改善に向けて取り組んでいるかを知ることができました。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 一次試験が終わるまでは、周りから刺激をもらってやる気になるよう図書館に行ったり、対策講座に出席したりして、勉強している人たちがいる場所で勉強していました。教職教養の筆記試験対策については、教採・公務員対策室の先生が作成してくださった問題を解いたり動画を視聴したりして何度も復習し、覚えました。英語の筆記試験対策では、過去問を解き、出題傾向を掴んでいきました。また、単語帳や文法書で基礎を固め、知っている語彙や表現を増やすことで、語彙や文法だけでなく、リスニングやライティング、リーディングの向上にもつながりました。 二次試験の面接対策では、教育学部や教採・公務員対策室の先生に何度も面接指導で助言をいただきました。その練習期間で、自分の考えや言いたいことをまとめることができ、面接本番では、緊張はしつつも落ち着いて自分の考えを話すことができました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 生徒同士が助け合える環境をつくることができる教師になりたいです。そのためには、まず私自ら、自分の苦手なことも隠さず生徒に見せるということをしたいです。そして、みんなが着飾っていない自然体の自分でいられ、居心地がよいと思える学級をつくりたいです。自分の得意なことで誰かを助け、自分が苦手なことは、周りに助けを求め、補い合える、そのようなクラス内の人間関係づくりに努めていきたいです。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 教採対策期間は、試験日が近づくにつれ、焦りを覚えしんどいと感じる日が増えていくと思います。しんどさに耐えられそうにないと感じたときには心身を休めてほしいです。自分に合った勉強スタイルを続けてみてください。そして、頑張っている自分を自分で認めてあげてください。頑張れなんてとても言えないけれど、1年後、みなさんが笑顔で大学生活を終えられることを願っています。
2024.12.14
就職レポートNo.798(大阪府/支援学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第798弾! 現代教育学科16期生(25卒) C.O さん 大阪府 支援学校教諭 勤務 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 高校生のときから特別支援学校の先生になりたいと考えていたので、特別支援学校教諭の免許が取れる大学を調べていました。その中の私立大学で畿央大学を見つけ、大阪府からでも通える、学部定員数が少なく少人数である、就職率が高いなどの魅力に惹かれ畿央大学を選びました。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 授業ではグループワークが多く、様々な人と話すことができコミュニケーション力を高め ることができました。私は部活動を掛け持ちして活動したり、1、2回生のときは学園祭実 行委員として活動したりしたことで、自分から積極的に新しいことにチャレンジする力が ついたような気がします。畿央大学は学生同士や先生方との距離が近いので、同じ夢や目標 を持つ仲間、信頼できる先生方にたくさん出会えました。その仲間や先生方に支えられ、教 育実習や教員採用試験も乗りこえることができました。とても充実した大学生活を送るこ とができ、畿央大学に入学して本当によかったと実感しています。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 支援学校での行事を見る機会があり、その支援学校の、子どもたちと熱心に関わる先生方や純粋で生き生きとした子どもたちが、とても輝いて見え、私も支援学校で障がいのある子どもたちの成長に関わりたいと思いました。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 1回生の頃から放課後等デイサービスでのアルバイトや、小学校の支援学級でのボランティアを行っていました。また、3回生の後期からは支援学校でのボランティアも始め、この大学4年間で障がいのある多くの子どもたちと関わってきました。この経験から、どんな子どもにでも積極的に関わることができるようになり、自分が目指す教師像が明確になりました。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 私は勉強に集中したり家で取り組んだりするのが苦手だったので、学校にできるだけ来るようにし、教採・公務員対策室の先生方や友達にたくさん相談し、とても助けられていました。教採・公務員対策室の先生方には勉強のやり方や参考書を教えていただいたり、友達には問題をクイズ形式で出してもらったり、覚えやすい言葉で教えてもらったりしたことで勉強へのやる気が出てきました。また、自分が集中できる場所を見つけることも大事だと思いました。私は静かすぎる場所が苦手だったのでずっと食堂で勉強していました。 そして、面接対策はたくさん行いました。何回もするうちに、自分が話したいことが明確になっていき、緊張も次第にしなくなっていくので、何回も受けることで本当に自分の力になっていると実感しました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 子どもたちが自分でできることを増やし成長を実感できるような指導・支援をしていきたいです。また、子どもたちと全力で関わり、一緒に笑い、子どもたちから学んでいくことができるような教師を目指したいです。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 勉強をしていくうえで自分を追い込まないといけないときもあると思いますが、頑張りすぎて何もかもが嫌になってしまう前に、適度に休憩しながら進めていってほしいです。畿央大学には一緒に頑張れる仲間や先生方がたくさんいるので、自分ひとりで背負いこみすぎず、チーム畿央として一致団結して乗り越えてください。みなさんが合格できることを祈っています。
2024.12.12
就職レポートNo.797(京都府/小学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第797弾! 現代教育学科16期生(25卒) R.H さん 京都府 小学校教諭 勤務 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 私が畿央大学を選んだ理由は、就職に強い大学だからです。また、他の大学と比べて小規模な大学であることも決め手の1つでした。教員採用試験の対策を丁寧におこなってくださる教採・公務員対策室の先生方と3年生から所属するゼミの先生、両方からの指導がとても心強かったです。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 とても充実した4年間を過ごすことができました。教員採用試験についてもそうですが、教採・公務員対策室の先生方と個別に面談する機会があり、一人ひとりのことをしっかりと見てくださっているという安心感がありました。小学校に加えて特別支援学校の免許を取得したいと思い、授業をたくさん履修し大変なこともありましたが、教員採用試験と同様に友だちと支え合って頑張ることができました。そしてなにより、少人数大学ということから先生方とも距離が近く、困ったことがあったらすぐに相談できるという環境がとてもよかったです。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 私が小学校の教員を目指すきっかけとなったのは、小学校6年生のときに担任だった先生との出会いです。大学に入学し、憧れを憧れのまま終わらせず、自分らしさを大切にした小学校の教員になりたいと思い、学問に励んできました。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 私がいちばん力を入れたのは、京都府教師力養成講座です。今まででいちばん大変でしたが、本当に受講してよかったと心から言えるほど貴重で充実した期間でした。養成講座での演習を通して、教職に対する熱意が高まったとともに「絶対に京都府で教員になりたい!」と思いました。一方で、養成講座が3年生の1月から4年生の5月まであったため、教員採用試験の勉強との両立に悩むこともありました。そんなときは、教採・公務員対策室の先生のところに行って不安を聞いていただき、勉強方法を相談することで、両立することができました。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 小論文は、教採・公務員対策室の先生にお題をいただき、マンツーマンで添削指導を受けました。小論文の指導を受けることで、法規や自治体の取り組みについて先生が教えてくださったり、自分で確認したりして、知識を深めていきました。面接練習は、自分で積極的に申し込んで練習していました。面接試験直前には、教採・公務員対策室の先生と話し「よし、がんばるぞ」と気持ちを高めてから試験に臨むと、なぜか落ち着いて試験を受けられるという自分なりのルーティーンを作っていました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 学級を、子どもたちが「安心して楽しく通うことのできる」学校の中でいちばんの居場所にしたいです。そして、笑顔が溢れる学校生活を全ての子どもたちが送ることができるように、授業づくりや学級経営の方法などについて学び続けることを大切にして頑張ります。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 教員採用試験は本当に団体戦だと思います。畿央大学という心強いチームの一員として、仲間と一緒に勉強したり、先生方をたくさん頼ったりしてください。きっと力になってもらえます!私は教員採用試験の勉強を通して、「小学校教員になりたい」という熱意や在り方をとても高めることができたと自信をもって言えます。みなさんのもっている素敵な良さを活かして、面接はもちろん、教員採用試験の勉強も自分なりに乗り越えられるように心から応援しています!
2024.12.10
英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.5 ~ 誕生日を祝ってもらいました!
2020年度に開設された現代教育学科英語教育コースでは、6か月間にわたって英語圏で生活し語学や異なる文化・価値観を学ぶ「セメスター留学」を2回生後期に開講。今年度は、2回生3名が、2024年9月21日(土)にカナダのビクトリアに出発しました。現地からの学生リポート第5弾です! こんにちは。現代教育学科英語教育コースの川上 明莉です。現在、カナダのビクトリアに畿央大学から3人で留学しています。早速、現地での生活をリポートしていきます。 誕生日を祝ってもらいました! 留学中に自分の誕生日があり、学校の友達やホストファミリーがお祝いしてくれました。カナダではケーキのろうそくを消す前に願い事をします。また、誕生日にはたくさんの人がハグをしてくれます。日本とは違う誕生日の過ごし方をできてとてもいい経験になりました。 バンクーバーに行ってきました! 週末にバンクーバーへと旅行に行ってきました。天気はあいにくの雨でしたが蒸気時計などの観光名所を回れてとても楽しかったです。 バンクーバーには日本食のレストランもたくさんあり、ラーメン屋さんでは本格的なラーメンを楽しむことができます。 もうすぐクリスマス! クリスマスが近づき、街はクリスマス仕様になってきました。たくさんのお店がデコレーションをしています。また、ダウンタウンではサンタクロースパレードが行われました。サンタクロースが馬車に乗り、人々は仮装をしてダウンタウンの通りを移動していました。たくさんの人が集まっていて、バスはとても混雑していましたがとても楽しかったです。 朝はとても寒く、時々凍った葉っぱを見ることができます。体調に気をつけて残りの生活を楽しみたいと思います。 最後までご覧いただきありがとうございました。 現代教育学科 英語教育コース 2回生 川上 明莉 関連記事 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.1~今年は3人がカナダへ! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.2 ~ カナダに来て3週間がたちました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.3 ~ ウィンタースポーツ観戦を楽しみました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.4 ~ 祝日の過ごし方! ▶ イギリス短期語学留学2024についての記事は こちら ▶ 理学療法学科 海外インターンシップ2024 in 台湾の記事は こちら ▶ カナダ短期語学留学2024の記事は こちら
2024.12.09
就職レポートNo.794(大阪市/中学英語教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第794弾! 現代教育学科16期生(25卒) A.T さん 大阪市 中学英語教諭 勤務 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 畿央大学を選んで入学した理由は、畿央大学の担任制に魅力を感じたからです。入学後に授業についていけるか、英語力をどうやって上げるか、など悩みがたくさんある中で、担任の先生による年2回の面談はとても心強いと思い、入学を決めました。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 先生と学生との距離の近さがとてもよく感じられました。英検2次試験の面接練習や、大阪市教師養成講座で行う模擬授業へのご指導、そして留学や教員採用試験に関する相談など、先生方が寄り添ってくださったので、悩んだり不安に思ったりすることなく教員採用試験を乗り越えられました。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 中学2年生の時に出会った英語の先生です。その先生に出会うまでは、英語の授業とは、教科書を音読したり単語を繰り返し発音したりするだけというイメージをもっていました。しかし、その先生が行う授業は、洋楽から英語を学んだり、教科書の音読や単語の練習も工夫して行ったりしてくださったので、その先生のおかげで私は英語に興味をもつことができましたし、その出会いがなければ英語を好きになることもなかったと思います。私もその先生のように、生徒が英語に対して前向きになれるような授業をしたいと考え、英語教員を志望しました。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 フィリピンへ語学留学に行ったことや、大阪市教師養成講座を受講したことです。 大学3年生の夏休みに1か月間フィリピンへ語学留学に行きました。留学前はスピーキングがとても苦手で、英語で話すことが好きではなかったのですが、語学学校の先生や現地の方とコミュニケーションを取ることによって、自身の英語力に自信をもてるようになり、積極的に発言できるようになりました。 大阪市教師養成講座では、様々な教授法を学び実践を繰り返すことで、自身の授業力を向上させることができました。そのおかげで、最後の模擬授業では緊張せずに、楽しみながら授業をすることができるようになりました。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 筆記対策は、ひたすら過去問を解いたり、BBCやThe Guardianなど英字新聞を読んだりしていました。長文に使われている英単語がなかなか覚えられずに苦戦しました。 実技のグループディスカッション対策は、トピックに対する自分の意見を英語科の先生に聞いていただいたり、TED talksの動画を視聴してリスニングしながら様々な分野の知識を蓄えたりしていました。 面接対策は、多くの教育学部や教採・公務員対策室の先生方に面接練習をしていただき、自信をもって伝えられるようになりました。面接練習を通して、自分の教師像を確立することができたと感じました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 生徒と一緒に学んでいける教師になりたいです。教師の仕事はその科目を「教える」のではなく「生徒の学びを支える」ことだと考えています。授業の中で自分の想定していない回答が生徒から出た時には、それを拒まずに「こういう考え方もあるのか」と自分が学べるようにしていきたいです。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 教員採用試験までの道のりは、先が見えなくてとてもつらく感じると思いますが、教育学部や教採・公務員対策室の先生、同じ教採を受ける仲間と協力しながら最後までがんばってください!