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現代教育学科の新着情報一覧

2024年の現代教育学科の新着情報一覧

2024.09.10

卒業生メッセージ ~教育現場で活躍する先輩~【支援学校教諭】

社会に出て様々な分野で活躍している卒業生。 今回は、大阪府内で支援学校教諭として勤務している現代教育学科13期生(22卒)K.Hさんをご紹介します。   【職場での仕事内容はどのようなものですか】 主に授業の準備や児童の自立支援、給食の指導、コミュニケーションのサポートなどを行っています。授業準備では、学年の教員と連携しながら、児童の発達段階に応じた適切な指導方法を模索し、TVモニターやタブレット型端末を用いることで視覚的に見通しを持たせるように努めています。身辺自立の指導では、例えばズボンの着脱などの動作を毎日確認し、子どもが一人でできた際にはたくさん褒めるようにしています。給食指導においては、苦手な食材がある子どもに対し、好きな食材を用いて苦手なものを克服する手助けを行っています。 また、コミュニケーションの場面では、活動の切り替えをスムーズに行えるよう、『いつ・どこで・何をするのか』の絵カードや言葉がけを用いて支援しています。成績の記入は、2学期制に基づき前期(10月)と後期(2月)に分けて行い、教員による学年会では、子どもの情報共有や学校行事の連絡などを行っています。         【仕事のやりがいについて教えてください】 学年やクラスの先生たちと円滑にコミュニケーションが取れており、仕事がしやすいと感じています。また、発語がない子どもが『トイレカード・手伝ってカード』等の絵カードを使って自分の意思を教員や友だちに伝えることができるようになった場面を見ると、とても嬉しいです。これからも、自分の気持ちを伝える力をさらに伸ばしていきたいと考えています。     【学生時代に得た知識や経験は、今どのように活かされていますか】 学生時代、デイサービスの指導員や府立支援学校での学習支援員として、知的障がいや肢体不自由、自閉症スペクトラムなどの障がいのある子どもたちと関わった経験が、日々の業務で役立っています。         【今後の目標を教えてください】 職場では、言葉だけでなく、絵カードや教員の声のトーンなど、丁寧に伝える大切さを学びました。一人ひとりの子どもの実態に合った接し方を学び、伝える力を伸ばしていきたいと考えています。また、授業は一人で行うのではなく、サブの先生たちと協力しながら進めており、今後も質の高い授業づくりに努めていきたいです。     【支援学校教諭を目指す方へのメッセージをお願いします】 大切なことは、子どもの感性を引き出しながら自分自身が楽しく授業をすることです。おもしろい授業は子どもとの心の距離を縮めます。そんな子どもに寄り添う心をもった教員になってくださいね。期待しています。

2024.09.07

イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.4~20歳の誕生日をイギリスで!

イギリス カンタベリーに短期語学留学中の学生から、留学レポートが届きました!20歳の誕生日を留学先で迎えられたとのこと。留学先での素敵な一日をご紹介します。   今日は私の20歳の誕生日でした。すごくすごく大事な日を海外で過ごすことについて決心するまでには時間がかかりました。それでも海外で過ごすと決めたからには楽しもうと思っていました。ドキドキしながら1日が始まりました。朝はいつも通り朝食を取り学校まで徒歩で向かいました。     昨日の授業で一人ずつ誕生日を言うという機会があり、今日が私の誕生日であることを先生も知っていました。学校に登校した瞬間からたくさんの人にお祝いしてもらい嬉しかったです。   初めの授業はいつも通り2人1組のペアになりゲームをしていきました。次の授業では先生や他の国から来ている生徒がお菓子を持ってきてくれて小さいパーティーをしました。その後リスニング問題を取り組みました。     金曜日はwalk&talkという放課後の取り組みがあります。みんなでサンドウィッチという街に行って裁判所などを見ました。たくさんの話を聞けて、またイギリスの文化に触れられて良かったです。バスでカンタベリーに帰って来ると、サプライズでみんながお祝いしてくれました。すごく幸せな1日になりました。   現代教育学科 2回生 吉岡 咲楽 関連記事 イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.1~台風を乗り越え無事到着! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.2~語学学校での勉強がスタート! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.3~語学学校や観光の様子をご紹介!   カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.1~日本出発からホームステイ開始まで カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.2~現地での授業がスタート! カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.3~ビクトリアでの生活!   イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.1~イギリスに到着するまで イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.2~語学学校での勉強がスタート! イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.3~ホストファミリーとの生活をレポート! イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.4~帰国レポート!  

2024.09.05

イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.2~語学学校での勉強がスタート!

こんにちは。教育学部現代教育学科1回生の松井めいです。現在、イギリスのカンタベリーに留学中です。学校での授業の様子や放課後の観光についてレポートします。     イギリスに到着して3日が経ち、カンタベリーでの生活に慣れてきました。私たちは語学学校のConcorde International に通って英語の勉強をしています。クラスでは、文法、ディスカッションについての学習を中心に先生とだけでなく、様々な国から来た学生を話しながら授業を進めていきます。 今日の授業では、ペアでワークシートの質問文を読みながら、自身の意見について話し合いました。自分の意見を英語で言う練習だけでなく、英語を通して他国の文化を知れる良い機会になったと思います。また、休み時間には互いの言語を教え合ったりしました。     午後からは、Concordeの日本人スタッフの方の引率の元、全員でバスに乗って、Whitstableという海辺の町に行きました。そこではフィッシュ&チップスを買い海岸で海の景色を眺めながら食べました。イギリスではお酢と塩をかけて食べるそうで、お酢の酸味が効いていてとても美味しかったです。     ホストファミリーはとても優しく、カンタベリーのおすすめの観光スポットを教えて下さったり、作ってくださる夕食も日本の料理に近いものを考えてくださったりしています。初めは彼らの話すスピードが速く聞き取りにくく、自分が英語を話すことも緊張して簡単な単語でしか話せなかったのですが、ほとんど毎日夜に一緒に会話をすることで、自分の言いたいことを言えるようになってきました。     まだまだ日本との生活の違いで慣れないことは多いですが、色んなことに挑戦して、さらに自信をつけられるように日々を過ごしていきたいと思います。     現代教育学科 1回生 松井 めい 関連記事 イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.1~台風を乗り越え無事到着!   カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.1~日本出発からホームステイ開始まで カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.2~現地での授業がスタート! カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.3~ビクトリアでの生活!   イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.1~イギリスに到着するまで イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.2~語学学校での勉強がスタート! イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.3~ホストファミリーとの生活をレポート! イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.4~帰国レポート!  

2024.09.04

【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.5ー大神神社の巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ

教育学部現代教育学科で生活科・社会科を専門とする岡田良平先生のゼミでは、フィールドワークを行っています。行き先はゼミ生が決定し、みんなで楽しめるように体験学習や解説の工夫を取り入れることで、将来先生になったときに、「こんな社会見学にしたい!」という練習の場にもなっています。ゼミ生によるレポート最終回は、大神神社です! 岡田ゼミ、現代教育学科4回生の馬場です。   三輪そうめんをお腹いっぱい食べた後は、大神神社 を参拝&クイズです。大神神社は、私が高校生の頃から年に2回 家族と訪れる場所でもあり、今回フィールドワークで来ることができたこと、私が知っている大神神社の魅力をみんなに紹介できたことを大変嬉しく思います。 日本最古の神社へ! 大神神社の中に入る前に日本最古の神社であることや、鳥居の由来や種類などの知識を伝えました。みんな真剣な顔つきで説明を聞いていました。鳥居に関しての3択クイズもして、みんなの意見が分かれました。正解者には折り紙で作ったリボンをプレゼント!しました。   ▼ 大神神社の入口にある大きな鳥居     ▼ 大神神社の豆知識を紹介     次は縁結びで良く知られる夫婦岩がある場所で三輪の神と人間の女性の恋物語について説明しました。運命の赤い糸に乗せられてお賽銭をチャリン♪ここでは正しい参拝の仕方についてクイズをだしました。みんな手作りリボンをもらうために苦戦しながらも頑張っていました。     ▼ 恋物語を聞いた後は、クイズに挑戦!     次は拝殿です。この大神神社には本殿がなく、三輪山を神としているため拝殿の後ろにある三輪山に向けて参拝をします。そのあとはおみくじを引きみんなでワイワイ楽しみました。私はお正月におみくじを引いたので今回はしていませんが、また次のお正月の参拝の際は大吉を引こうと思います。   ▼ 拝殿     ▼ まずはみんなでぐるぐる罪祓い!     ▼ ご神体である三輪山に向かって手を合わせました。     ▼ さあ、ここでお勉強タイム!     ▼ みんなで盛り上がったおみくじ     ▼ 人形(ひとがた)に願いを込めて!     ▼ なで兎をなでて体の不調の改善を祈ります。   くすり道   次はくすり道です。名前の由来は道の両脇に薬草があるからだそうです。小雨が降る中、またまたクイズに挑戦!正解者はリボンがもらえるため「リボンが欲しい!!」という気持ちが伝わりました。   ▼ ここでもクイズ!     ▼ 小雨が降った後で涼しかったです。   狭井神社 くすり道を抜けると次は狭井神社です。ここは健康の神で知られる神社で、参拝すると健康でいられます。参拝したみんなはもう無敵です!     裏には三輪山から流れてくるご神水があり、一杯飲んで体力復活!     また右側にはご神体である三輪山に登る入口があります。ご神体であるため入るには厳しいルールも決められています。私は一度登ったことがありますが今回は天候や時間帯的に実施していませんでした。また訪れた際にぜひ登ってほしいと思います!   そしてクイズも2問!ここでクイズは最後になるのでリボンを集めるのに必死の3回生でした。 久延彦神社 展望台を上り、その先は学問の神である久延彦神社です。     私がいつもお世話になっている神社でもちろんお守りも持っています。今回は教員採用試験の合格を願い参拝しました。たくさん掛けられている可愛い絵馬に魅了されながら3回生も今後の活躍を祈って参拝しました。   クイズ正解者に渡していたリボンの意味は… そして、最後にクイズに正解するごとにプレゼントしていたリボンについて説明しました。実は今までのリボンには色ごとにポイントをつけていました。集めたリボンを手に持ち、ポイントを数え、ポイントが高かった上位3名には可愛い手作りのマスコットキーホルダーをプレゼント!たくさん歩き回って疲れていましたが、最後は笑顔で終わることが出来ました。 最後に… 今回、奈良の天理・桜井へ岡田ゼミとして初めてのフィールドワークに行くことができ大変嬉しかったです。その理由として、私はフィールドワークに行きたいと思いこのゼミを選びましたが、ゼミ生が私1人であったため学生同士でフィールドワークをすることは叶いませんでした。今年は3回生が8人入って来てもらえたため、念願のフィールドワークを実施することができました。   大神神社は家族で何度も訪れている場所であり、今後も絶対訪れる場所であるので、大神神社の紹介をしてみて良い体験だったと感じています。元々知っていたことに加えて、調べて新たに知ったこともたくさんありました。   事前に大神神社の紹介をする際はただ紹介するだけでは聞き手も飽きてしまうのではと思い、「クイズを入れてみよう」と考え、「クイズを解くだけじゃつまらないかも」と思い自作の折り紙のリボンやマスコットキーホルダーを用意するなど試行錯誤を重ねました。私なりのフィールドワークが出来ました。   学年は違ってもこの2学年の交流や学びを深められる機会があることに大切さを感じられました。先輩と後輩そして先生との絆を築いていくためにも、これからもフィールドワークを続けてほしいと思います。   現代教育学科 4回生 馬場 美帆 岡田先生による「編集後記」 今回のフィールドワークは「大和を歩く」というタイトルに込めています。   2023年4月に弊学に着任が決まり、師匠の野間晴雄先生が早速送って下さった本が『大和を歩く〜ひとあじ違う歴史地理散歩〜』という本でした。いつか奈良でフィールドワークをする際はタイトルをパクろうと決めていました。なぜなら、私が学生時代にお世話になった故・高橋誠一先生、故・小泉泰一先生、野間晴雄先生へのオマージュでもあるからです。この先生たちは奈良に縁のある先生たちでした。   昨年、あるフィールドワークに参加した際に、学生から小さな声で「内容が難しすぎてよくわかりません。」と言われました。その時、学生目線のフィールドワークをどのように組むのかというテーマが今回の構想を練るきっかけになりました。そんな時、学内の研修で「わざわざ奈良まで来て学ぶことに価値を見出せる大学であるにはどうしたらいいのか」という講演を聞き、見事(珍しく)閃いたのです。   「そうか!どっぷり奈良を満喫するフィールドワークにしよう!地域の価値と魅力を見直す機会にしよう!そして、教育学部の学生らしいものにしよう!」   すぐに学生とどんなフィールドワークなら満喫できるのかを相談しました。そして、私が絶対に大切にしたいと思っている宮本常一の「あるく、みる、きく」に、「たべる、あそびごころ」を付け足しました。これは五感を使って感じるだけでなく、学生らしい遊び心こそが楽しみながら学び、郷土愛を育むと思っているからです。   学生たちが天理、桜井というローカルなまちをどのように「たんけん」し、楽しんでくれるのか。たった1冊のスケッチブックに地域の魅力を詰め込み、教育学部の学生らしく創意工夫して説明する学生。クイズに参加し、食べ歩き、楽しみながらも真剣に参加する学生。歩いた歩数はみんな16,000歩以上、撮影した写真の合計は10人で約1000枚でした。   教員採用試験の合間に必死に準備をしてくれた先輩の姿に、後輩たちは感謝と尊敬の気持ち、次は自分たちが頑張ろうという決意を感じました。新たな良い伝統が生まれる瞬間にみんなが実感を持って立ち会えるってそうそうないですよね。   岡田ゼミ「大和を歩く」シリーズ第1弾は、恩師の先生方の想いに沿いつつ、教育学部ならではのフィールドワークになりました。   現代教育学科 講師 岡田良平 関連記事 【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩vol.1― 奈良・山の辺の巻~現代教育学科 岡田ゼミ 【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.2―天理本通り商店街の巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ 【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.3ー天理参考館の巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ 【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.4ー三輪そうめんの巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ 【現代教育学科×人間環境デザイン学科】畿央大学付属広陵こども園の園児のために椅子を製作! 【森岡准教授が読売新聞に】8/17(土)夏の無料体験講座「ひらめき☆ときめきサイエンス」 Blog 6/21(金)ならコープとのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.1~現代教育学科教員が22年ぶりの再訪! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.2~コンケン大学でワークショップに参加! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.3~タイ農村部の教育的課題って? タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.4~学校での授業実践を通じて

2024.09.03

今年度3回目!畿央大学×ならコープ『こども寺子屋』を開催しました!

畿央大学とならコープが子どもの居場所づくりに取り組むコラボ企画第4弾『こども寺子屋』が、2024年8月23日(金)にならコープ真美ケ丘店で開催されました。5月17日(金)、6月21日(金)に引き続き今年度3回目の開催となります。参加した現代教育学科1回生によるレポートです! 今回は地元の小学生9名と畿央大学現代教育学科1・2・3回生10名(学校教育コース6名、幼児教育コース1名、英語教育コース2名、保健教育コース1名)が参加しました。小学生1人に対して、大学生も1人ずつ接することができ、とても打ち解けやすい環境になりました。     今回は、宿題をする合間に1階のならコープ店舗内で館内放送イベントを実施しました。放送では、小学生が考える『ならコープのおすすめ商品』を紹介しました。学生のサポートのもと、自分たちで原稿を考えアナウンスしました。   子どもたちの中には、学年をまたいで3人で一緒に放送をするグループがあったり、中学年の子が低学年が読む原稿にふりがなをつけてあげている場面もありました。自分たちで原稿を考え、実際に普段行くスーパーで放送するという体験は、今までにない達成感を感じられ、小学生のみなさんにとって貴重な体験になったと思います。     『こども寺子屋』という企画は、「子どもの居場所づくり」と「保護者の負担軽減」を目的とした取り組みです。そして教職をめざす私たち学生にとっては、小学生とかかわることができる貴重な機会です。教えることの難しさを感じるとともに、改めて教師になって子どもたちとかかわりたいという思いが強くなりました。また今後の活動を通して子供たちとの関わりをさらに増やしていきたいです。     現代教育学科 1回生 川副 心結   関連記事 6/21(金)ならコープとのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! 【小学生対象】畿央大学×ならコープ「こども寺子屋」を8/23(金)に開催します。  ならコープとのコラボ「らくらくお料理パック」第1回試作会を開催!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 学生考案のメニューがならコープらくらくお料理パックに新登場!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良

2024.09.02

【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.4ー三輪そうめんの巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ

教育学部現代教育学科で生活科・社会科を専門とする岡田良平先生のゼミでは、フィールドワークを行っています。行き先はゼミ生が決定し、みんなで楽しめるように体験学習や解説の工夫を取り入れることで、将来先生になったときに、「こんな社会見学にしたい!」という練習の場にもなっています。ゼミ生によるレポート第四弾は、三輪そうめんの食レポです! 岡田ゼミの田中、玉越です。桂くん、尾前さん、天理参考館の巻 紹介ありがとうございました!続いて、三輪そうめん編です!     くもり空の中、万葉まほろば線三輪駅から歩いて5分ほどで乾製麺所 というお店につきました。店内に入った途端、土砂降りになり始め、日ごろの行いの良さを改めて感じました!   このお店は流しそうめんを店内で堪能できるところで、僕たちは流しそうめんをしたことがなかったので、すっごく楽しみでした。   数年前までの乾製麺所では、お店の前にそうめんが干されていたそうですが、今は改装されており、店内や二階などにそうめんが干されている様子が見られました。   ▼ 乾製麺所     ▼ 店内にそうめんが干してある様子     注文を終えると、さっそくこのようなものが机に並べられました!     いきなりですが、これはいったい何でしょうか?   ①タケノコ ②そうめん ③チー鱈   正解は・・・ ② のそうめんでしたー!実はそうめん節といい、そうめんを干している時の、折れ目に当たる部分だそうです。普段食べる水で戻したそうめんとは違って、塩味が効いていて、お菓子のような味わいでした。 いよいよ… 流しそうめんが始まります!       流しそうめんは、しいたけベースのつゆがそうめんによく絡み、のどごしが最高でした!     そして、ここでなんと!追加のそうめん束と天ぷらも登場!     アツアツ、サックサクの天ぷらが、そうめんを口に運ぶ手を止めさせてくれませんでした。     ごちそうさまでしたー!そうめんのおいしさに感動し、堪能させていただきました!!   そうめんに舌鼓を打ったところで、最後の目的地、縁結びの神社!?大神(おおみわ)神社の巻にバトンタッチです。   教育学部 現代教育学科 3回生 田中 瑠惟、玉越 由真 関連記事 大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.1― 奈良・山の辺の巻 ― ~ 現代教育学科 岡田ゼミ 大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.2― 天理本通り商店街の巻 ― ~ 現代教育学科 岡田ゼミ 【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.3ー天理参考館の巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ 【現代教育学科×人間環境デザイン学科】畿央大学付属広陵こども園の園児のために椅子を製作! 【森岡准教授が読売新聞に】8/17(土)夏の無料体験講座「ひらめき☆ときめきサイエンス」 Blog 6/21(金)ならコープとのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.1~現代教育学科教員が22年ぶりの再訪! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.2~コンケン大学でワークショップに参加! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.3~タイ農村部の教育的課題って? タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.4~学校での授業実践を通じて

2024.09.01

【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.3ー天理参考館の巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ

  教育学部現代教育学科で生活科・社会科を専門とする岡田良平先生のゼミでは、フィールドワークを行っています。行き先はゼミ生が決定し、みんなで楽しめるように体験学習や解説の工夫を取り入れることで、将来先生になったときに、「こんな社会見学にしたい!」という練習の場にもなっています。ゼミ生によるレポート第三弾は、天理参考館です!   商店街の皆さん、垣内くん、岡本さん、天理本通り商店街の巻の紹介をありがとうございました。   天理ラーメンと食べ歩き班に分かれて行動した後に、みんなで天理参考館へお邪魔しました。   天理大学附属天理参考館とは、天理大学の中にある世界各地の生活文化資料・考古美術資料を収集、研究、展示する博物館です。各地の資料を通してそれぞれの地域に住む人々の生活や歴史を知り、お互いの心を理解することを目的としている博物館です。(博物館HPより引用)   ▼ 天理参考館     この日は雨が降ったりやんだりと湿度が高く、じめじめしていました。ゼミ生は湿気と熱気に苦しめられていましたが、参考館の入り口が開くと、とっても冷房が効いていて“みんなHAPPY SMILE( ´艸`)”でした。涼しい館内で考古美術資料や海外の文化についての資料を見学させていただきました。   約30万点にも及ぶ資料を収蔵する博物館です!すごい!さあ、世界一周旅行に出発だ!!   今回は、見学時の写真を中心にゼミ生の姿を紹介します。   ▼ オルメカ石頭像     まず初めに入り口付近にてオルメカ石頭像を発見。大きな石を加工して作ったそうです。像のモデルになったのは当時の支配人ともスポーツ選手ともいわれています。像の前ではこの顔をしてしまいますね。     次に石像とポーズをとってみました。なんだか、写真から出てきそうな迫力がありますね。     ゼミ長の田中くんは、様々な視点から仮面を観察しています。仮面から文化を推測できるのが、作品を見ることの醍醐味ですよね。   ▼ 昔の一軒家     昔の暮らしを知ることができました。中には明治天皇ご一家の写真が飾られていました。当時の人がいかに工夫して家を建てていたのかが分かりました。     力強い玉越くん。 隣の像とどちらが強いでしょうか?     教育学部生の雰囲気が出ていますね。すごく楽しそうなゼミ生です。思わず将来、教壇に立った時の姿を想像してしまいました。   ▼ 中国の装飾品     とてもきれいな中国の装飾品です。紅い布には、客への歓迎と店舗に禍を除いて福を招く意味があるとされています。     鏡越しに馬場先輩と一緒に撮影しました。玉越君はボディーガードです!   色々な形の土偶がありました。どれも形が違って何だかかわいいなと思いました。参考館では、自分たちが教科書で見たことのある埴輪や青銅鏡などを実際に見ることができました。     大学生になってから、畿央大学以外の大学に行く機会がなかったので、お互いの大学のいいところを見つける良い機会となりました。インターネットで調べることが多い私たちですが、実際に実物をいろんな角度から見ることによって知ったこと、分かることが多かったです。直接体験することでさまざまな思いを巡らせたり、歴史などを共感しながら学べたり五感で学びを深めることができました。   最後にみんなで暖をとりました(当日はすごく暑かったですが…)     天理大学附属天理参考館の皆さん、ありがとうございました。   次はおいしいそうめんの巻へバトンタッチします。   教育学部 現代教育学科 3回生 桂 佑弥、尾前 知香 関連記事 大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.1― 奈良・山の辺の巻 ― ~ 現代教育学科 岡田ゼミ 大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.2― 天理本通り商店街の巻 ― ~ 現代教育学科 岡田ゼミ 【現代教育学科×人間環境デザイン学科】畿央大学付属広陵こども園の園児のために椅子を製作! 【森岡准教授が読売新聞に】8/17(土)夏の無料体験講座「ひらめき☆ときめきサイエンス」 Blog 6/21(金)ならコープとのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.1~現代教育学科教員が22年ぶりの再訪! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.2~コンケン大学でワークショップに参加! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.3~タイ農村部の教育的課題って? タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.4~学校での授業実践を通じて 現代教育学科  

2024.08.30

ひらめき☆ときめきサイエンス「戦時期の絵本をみんなで分析!―歴史とジェンダー(男の子らしさ、女の子らしさ)」を実施しました。

2024年8月17日(土)小学5・6年生と中学生対象の体験講座「戦時期の絵本をみんなで分析!―歴史とジェンダー(男の子らしさ、女の子らしさ)」(日本学術振興会『ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ』採択事業/課題番号24HT0156))を開催しました。   「ひらめき☆ときめきサイエンス」とは… 独立行政法人日本学術振興会の採択を受けて実施されるイベントで、最先端の研究成果を未来を担う小学生と中学生、高校生に楽しく伝えることで科学や学術の面白さを知ってもらう取り組みです。   当日は暑い中、小中学生と保護者の計18名に参加いただきました。県内だけでなく大阪府内からの参加もおられました。現代教育学科 森岡 伸枝准教授が講師を務め、教育学部の学生6名も協力して参加者と一緒に戦時期の絵本を読み解き、絵本にかくされた秘密を見つけ時代によってジェンダーは変わることを学びました。 講義の前半では、森岡先生が小さい頃、こいのぼりを欲しがった時に、「女の子なのに…」となかなか買ってもえなかったことや大学受験に失敗して予備校に行きたいと言ったら「女の子なのに予備校に行くの?」と言われたことなどから、なぜ男の子と女の子で違うの?と憤りを感じたことや、大学生になり教育史と出会い、研究者になって「なぜ?」の答えを知りたいという「夢」に出会ったことを紹介しました。 また、「ジェンダー」とは、性差(せいさ)に意味を与える文化のことで、時代や国・文化によって作られるため変化することや、ジェンダー研究で問題になっていること、そして大学生たちが感じたジェンダーについてどんなことがあるかを学びました。     講義の後半では、森岡先生が研究することで考え方がどんどん自由になることや、「戦争と絵本」という研究テーマを持つとわくわくする旅が始まり、国内外のさまざまなところを訪ねることで、たくさんの人と出会ったことを知りました。 さらに体験では、絵本の読み聞かせや分析から絵本の秘密を読み解いていきました。まずは、古い絵本をコピーしたもので、保護者に読み聞かせをしていただきました。         その後、実物の古書を分析するためのレクチャーを受けたのちに、白衣と手袋を身に着け研究者になりきって絵本の分析を行いました。少し恥ずかしそうにする参加者もいましたが、みなさん楽しそうに分析を行いました。拡大鏡で絵本の細部まで観察し、たくさんの「なぜ?」に気づき、自分たちが発見した疑問や分析結果をグループごとに発表しました。「前の男の子の持っている国旗は大きく、後ろの子が持っているのは小さい」や、「みんな同じ髪形をしている」などたくさんの発見がありました。その一つ一つに森岡先生が丁寧にわかりやすく解説をしました。みなさんとても活発に発言され、質問コーナーだけでなく講義や体験中もたくさん質問する姿が印象的でした。             体験の間には、お楽しみのクッキータイムがあり、お菓子を食べながら、畿央生がリードして、自己紹介や好きなこと得意なことなどを話し、楽しく会話を盛り上げてくれました。       「未来博士号」の修了証書授与式では一人ずつ名前を呼ばれ、学長から修了証書を受け取りました。また、学長からは「今回の学びや体験をさらに高めて欲しい」とあたたかいお言葉をいただきました。     参加者の感想 戦争からジェンダーを読み取ることができると初めて知った。時代が変われば価値観も変わることを知った。  (中学生) 戦争のいろいろなことを教えてもらえて楽しかったです。ジェンダーのことは、学校で習っていましたが、戦争の時もジェンダーがあったことは初めて知りました。(小学生) 今回のイベントは初めてでしたが、先生の教え方が上手だったので、みんな楽しんで取り組めました。面白かったです。(小学生) 学生スタッフの話が面白かったのでとても楽しかったです。(小学生) 普段見ることのできない昔の絵本を見ることが出来て嬉しかったです。(小学生)   少人数で和気あいあいと実施でき、参加した児童・生徒のみなさんがのびのび発言できてとても良い雰囲気でした。森岡先生からは、「これからも興味を持ったことは、図書館などでたくさん調べ、わからないことは、私や研究機関の大人になんでも質問してください。きっと丁寧に答えてくれるはずです」と参加した皆さんに呼びかけました。これを機会に未来の博士が誕生することを楽しみにしています。     畿央大学では、これからも本学教員の特色ある研究成果や取り組みを地域貢献として様々な年代の皆さま向けにイベントを開催していきたいと考えます。ぜひ、たくさんの方々にご参加いただければと願っています。 関連記事 【森岡准教授が読売新聞に】8/17(土)夏の無料体験講座「ひらめき☆ときめきサイエンス」 2020年「身体と脳との不思議な関係~身体運動の脳科学~」 2019年「運動と脳との不思議な関係~運動の脳科学~」 2018年「運動中のからだのしくみ」 2017年「運動中の体の不思議を探る~健康をつくる運動と栄養のサイエンス入門~」 2016年「運動中のからだのしくみを発見しよう~健康をたもつ運動と栄養の科学~」 2015年「運動するとからだの中はどうなる?~健康をつくる運動と食事のサイエンス~」 2014年「運動中のからだの不思議を科学する~健康を支える運動と食事を学ぼう~」 2013年「世界から注目される『日本料理』のおいしさをサイエンスするーおだしの文化の調理科学実験ー」 2012年「お母さんの手作り料理の味は一生忘れないってホント?調理科学の不思議体験」 2011年「食から環境を考える」 2010年「食べ物の『おいしさ』と『こく』をサイエンスする」 2009年「食育をサイエンスする」

2024.08.28

【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.2―天理本通り商店街の巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ

  教育学部現代教育学科で生活科・社会科を専門とする岡田良平先生のゼミでは、フィールドワークを行っています。行き先はゼミ生が決定し、みんなで楽しめるように体験学習や解説の工夫を取り入れることで、将来先生になったときに、「こんな社会見学にしたい!」という練習の場にもなっています。ゼミ生によるレポート第二弾は、天理本通り商店街です!   岡田ゼミ、現代教育学科3回生の垣内と岡本です。中西くん、紀ノ定さん、奈良・山の辺の紹介をありがとうございました!   私たちは二手に分かれて、天理教の文化が感じられる天理市本通り商店街を散策しました。     ▼ 天理本通り商店街   岡本さん視点の商店街レポート 商店街を散策する道中で岡田先生から解説をしていただきました。   ▼ 商店街について解説する岡田先生     岡田先生から商店街が始まる前からあるお店や、今では珍しい文具屋や金物屋などについての解説を受けることで、商店街についての知識を深めながら楽しく散策することができました。   ▼ 天理袋物株式会社     ▼ 細川勉強堂     ▼ 弓仲金物総本店     また、商店街には天理教の神具店が多数あり、天理教の御神酒や法被、正装だけでなく、天理限定の缶バッチやタオルなどのグッズを売っていました。時々、天理教の法被を着ている人が歩いていました。   ▼ 天理教のグッズ     ▼ 天理教の法被(前)     ▼ 天理教の法被(後ろ)     道中には天理大学が運営しているCaramel Marketというクレープ屋さんがあり、みんなでクレープを食べました。このお店は天理大学と地域の魅力を発信する場として運営されているそうです。ちなみに店舗名の由来は「大学と地域を絡める(カラメル)」だそうです。   畿央大学とは違う、他大学の取り組みを知る面白さがありました。また様々な味のクレープを堪能することができて大満足でした。天理市本通り商店街に行った際は是非食べてみてください。   ▼ 左からパインレアチーズ、バナナチョコブラウニー、ベリーのレアチーズ     ▼ 商店街を楽しむゼミ生     垣内さん視点の商店街レポート   一方僕達は、岡田先生が解説をしてくださっているとは露知らず、この日は湿度も気温も高かったため、甘いものが売っていて休める場所はないのか・・・と呑気にお店を探し回っていました。そして、一緒に居た2人ともが「ここがいい!!」となったのは、天理教教会本部神殿近くの「いって茶寮」さんです。   ▼いって茶寮     僕達が入るや否や、優しい店主さんが手招きしてくださり、梅昆布茶を出してくださいました!   ▼ 店主さんが淹れてくれた梅昆布茶     飲むと昆布の程よい塩味と、梅のさっぱりした酸味が感じられ、夏にぴったりだなと思える美味しい飲み物でした!他にもかんろ糖やロシアンクッキーなど、昔から愛されているお菓子が置かれていました。その中でもかんろ糖は、デザインも可愛く甘くて美味しかったです!   ▼ お店で買えるかんろ糖     買い物を済ませた後も、店内のベンチに座らせていただき、僕達の時間が許す限り、次の目的地である天理大学附属参考館の名前の由来や、参考館にはどのような展示物があるのかなどを教えてくださいました。ふとした瞬間に素敵な発見や、出会いが生まれるのもまたフィールドワークの良さなのかなと実感できた瞬間でした。店主さんにお礼を伝え、事前知識も入って準備は万端!いざ参考館へ!   ▼ 休憩したことで元気いっぱいのゼミ生     ▼ 参考館に向かっているゼミ生     次は天理大学附属参考館の巻 にバトンタッチします。   教育学部 現代教育学科 3回生 垣内 智樹 岡本 茉里 関連記事 大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.1― 奈良・山の辺の巻 ― ~ 現代教育学科 岡田ゼミ 【現代教育学科×人間環境デザイン学科】畿央大学付属広陵こども園の園児のために椅子を製作! 【森岡准教授が読売新聞に】8/17(土)夏の無料体験講座「ひらめき☆ときめきサイエンス」 Blog 6/21(金)ならコープとのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.1~現代教育学科教員が22年ぶりの再訪! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.2~コンケン大学でワークショップに参加! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.3~タイ農村部の教育的課題って? タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.4~学校での授業実践を通じて

2024.08.26

【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩vol.1― 奈良・山の辺の巻~現代教育学科 岡田ゼミ 

教育学部現代教育学科で生活科・社会科を専門とする岡田良平先生のゼミでは、フィールドワークを行っています。今回はゼミ生の皆さんにその様子をレポートしていただきました!第一弾は奈良・山の辺です。   岡田ゼミの中西と紀之定です。今回は6月にゼミで行った天理市・桜井市のフィールドワークについてご報告します! 私たちのゼミでは、自分たちで相談してフィールドワークの行き先を決めます。みんなで楽しめるように体験学習や解説の工夫を取り入れることで、将来、先生になったときに、「こんな社会見学にしたい!」という練習の場にもなっています。   さて岡田ゼミフィールドワーク記念すべき一発目の場所は、60年の歴史ある 柿の葉ずし 平宗 「便利館」に行きました!近鉄天理線二階堂駅から徒歩7分で着く場所にあり、早速みんなで写真を撮りました!   柿の葉寿司 平宗について学ぶ 柿の葉ずし平宗 「便利館」の店内の壁には、平宗の歴史が書かれていました。   平宗は創業1861年、江戸時代末期・文久元年、海のない山深い吉野上市村にて、すし・川魚・乾物の製造販売をはじめたそうです。明治には、平宗は料理旅館を営みたくさんの料理を提供、その一つとして吉野の家庭でつくられていた柿の葉ずしを振る舞っていたと書かれていました。こうして郷土の家庭料理であった柿の葉ずしが吉野の名物として商品化されたそうです。また、昭和26年11月にはなんと昭和天皇陛下も召し上がられた歴史があります。   柿の葉ずしを作る前に従業員の方から貴重なお話を聞いたり、映像を見ました!映像では、平宗の柿の葉ずしに対するこだわりなどが紹介されていました。柿の葉ずしのシャリには奈良県産ヒノヒカリや味わい深い「マルカン酢」を使い、柿の葉には奈良県の柿農家から仕入れた柿の葉が使われているなど、奈良県産の材料がふんだんに使われているそうです。また、柿の葉ずしのネタにはきめ細やかで十分に脂がのった「国産の真鯖」が使われているとも聞きました。作り方の工夫や苦労を聞いて、柿の葉ずしが最大限に美味しくなるようにたくさんのこだわりがあり、一つひとつ丁寧に人の手によって作られていることを学修できました。   「鮭より鯖好きな人~?」と聞かれて、みんな手をあげています。     店内にも、柿の葉寿司に対するこだわりが書かれていました。   柿の葉寿司作りを体験! 柿の葉寿司づくりに必要な材料を一人ひとつ綺麗に準備していただき、従業員さんに丁寧に教えてもらいながら手作り体験をしました!   作り方は、柿の葉の上に皮の面を下にした鯖と成形されているシャリを置いて巻き、両端を折ります。シンプルな作業ですが、実際に作ってみると意外と難しかったです!皆ゆっくり丁寧に包んで、綺麗にできました。熟練者になると、10秒に1個作れる人もいるらしく、とても驚きました。箱の半分は成形されているシャリで作った柿の葉寿司があり、もう半分は丸いシャリから好きな形で自由に作った柿の葉寿司を詰めました!   作成の様子を画像と共に紹介していきます!   ▼柿の葉寿司の具材と箱     ▼ 半分まで完成!~ 好きな形にシャリを形成しています     ▼ こっちも半分できた~!イェ~イ!     ▼ 三角形の柿の葉寿司に挑戦しています!     ▼ 鮭と鯖で上下にサンド!     ▼ 2つ分で横に長く作っています!     ▼みんなの 個性溢れる世界に一つだけの柿の葉ずしが完成!   お勉強タイム! 作った後は、楽しいお勉強タイム。寿司の歴史について詳しく学びました!   ▼ 手書きのスケッチブックで解説する岡田先生   お待ちかねの昼食です! 私たち女子と岡田先生は、1日30食限定の「きづきランチ」を食べました!メニューは、三輪の熟成 丸久素麺、コロッケ、野菜のぬか漬け、自家製胡麻豆腐 黒蜜かけ、そして大和牛ローストビーフずし・巻きずし・柿の葉寿司3つのすし3種でした!食べてみたかった赤葉で包まれた柿の葉寿司も食べることができて大満足でした!どれも最っ高に美味しくて、ゆっくり味わいながら食べました!   ▼ 美味しそうな昼食を目の前にしてテンション爆上げ!       ▼ 限定30食の昼食!おいしかったな~     ぼくら男子は、「柚庵焼鯖ずしと献上鮎ずし」をいただきました。どちらの魚も脂がのっていてシャリとの組み合わせが最高でした!また、ローストビーフ押しずしも頂きましたが、これがまたおいしかったです!次行くときは全種コンプリートをめざしたいです!!そのために貯金・貯金ですね!!!   ▼ 二種のすしをいただきまーす!!     初めての体験で沢山の学びがあって、とても勉強になりました!   自分で作った柿の葉寿司はなんだかいつも以上に美味しかった気がします!従業員の方から少し日が経つと柿の葉にすしが馴染んでさらにおいしくなると教えていただき、試しに1日、2日と食べずに置いてみると、本当に美味しさがぐーーんとアップしました!   貴重なお話と映像、そして柿の葉ずしの手作り体験、美味しすぎる限定食と種類の多い寿司たちを堪能できる、柿の葉ずし平宗 「便利館」皆さんもぜひ行ってみてください!   次は天理本通り商店街編にバトンタッチします!   教育学部 現代教育学科 3回生 中西 陸人、紀之定 伶香 関連記事 【現代教育学科×人間環境デザイン学科】畿央大学付属広陵こども園の園児のために椅子を製作! 【森岡准教授が読売新聞に】8/17(土)夏の無料体験講座「ひらめき☆ときめきサイエンス」 Blog 6/21(金)ならコープとのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.1~現代教育学科教員が22年ぶりの再訪! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.2~コンケン大学でワークショップに参加! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.3~タイ農村部の教育的課題って? タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.4~学校での授業実践を通じて

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