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現代教育学科の新着情報一覧

現代教育学科の新着情報一覧

2020.02.19

小学校1日見学に145名が参加!~現代教育学科

小学校1日見学 -大阪教育大学附属平野小学校-   平成22年度より大阪教育大学附属小学校並びに大阪教育大学のご厚意で、「小学校1日見学」をさせていただいています。今年は、令和2年2月12日(水)附属平野小学校を見学させていただきました。参加者は、145名でした。 午前の授業参観と午後の講話が主なプログラムです。 1時間目から4時間目は、1年生から6年生の配当された学級で、学習の様子を参観させていただきました。学生にとって、1つの学級で4時間たっぷり授業を観るのは今回が初めてです。小学校では、担任が全時間を指導することが基本ですから、教員の立場から1時間ごとに異なる教科の指導を目にする、とてもよい機会となりました。   昼食後は、昼休みを過ごす子どもたちと交わり、授業中とはまた違った子どもの様子を観たことでしょう。 午後は、体育館で、四辻副校長先生から講話をしていただきました。小学校教員の1日は、学習指導だけではなく、多種多様な仕事があることをていねいにお話しくださいました。また、教員としての人権感覚を重視すること、教員は学び続けなければならない仕事であること、教員は人の人生に影響を与える存在であることを自覚することなど、教師としての厳しさとやりがいについて語ってくださいました。 最後に、1日を振り返りレポートにまとめました。言葉でまとめることは簡単なことではありませんが、今日の出来事を言葉で表し、いっそう教職への思いを強くしたことでしょう。   1日の様子を写真で見てみましょう。   ▼授業参観の様子   ▼休憩時間   ▼そうじの時間   ▼講義の様子   実習を終えた学生の感想の一部を紹介します。   ○児童と関わっているうちに、実習生であるが先生という立場であることを忘れそうになり、いつも友だちと遊んでいるときのような行動になりそうになったのが少し怖かったです。僕は児童と友達のように接する先生になりたいと思っていましたが、そのためには児童と同等ではいけないと感じました。理想の先生になるには余裕を持てるようにならないといけない事に気付きました。そのためには日々大学の勉強とボランティア、児童との関わりなどを頑張りたいと感じました。   ○担任の先生は児童の気づきを聞き、すぐに「なぜ」「どうして」と質問していました。それに本人だったり、違う児童だったりが答えていました。その様子を見て当てられている自分でなくとも、しっかり考えを持っていることに気付きました。児童がもし間違っていることやずれていることを言っても否定せずに一つの意見として受け入れているところを見て、それが児童の自信につながっていくのだと思いました。   ○先生の指導の仕方に共通点があったことを発見することができました。それはまず授業でたどり着きたいねらいをはっきりを示してから授業が始まることでした。また、問に対して考えさせて答えを発表させるのではなく、答えにたどり着くための考え方を発表させてから答えをまとめとして発表させる点でも同じでした。考え方を発表させることで自分の中で深く理解できるし、友達の考え方を知って新しい考え方にたどり着くことも可能だと思いました。   ○講話を聞いて、養護教諭は子供の健康管理は大げさに捉えるぐらいがちょうどよいこと、学校全体の子供の把握、担任では見られない様子の把握、担任との連携が必要であることを学びました。命を守ることは教員全員の責務ではありますが、やはりいちばん先に対応すべき教員は養護教諭だと思うので、もっと実践的なことや座学もしっかり勉強しようと思いました。   ○今日一日を振り返って感じたことは、先生って本当にすごいと思ったと同時に、この一年勉強してきたことをきちんと活かすことができなかったと感じる悔しい一日でした。もちろん児童と交流をすることで楽しい出来事・発見もあったのですが、少し悔いが残った日でもあります。私は保健教育コースで、この一年保健教育・学校看護等の勉強をしてきました。授業中にささくれがめくれてしまった児童がいて、私が近くにいて様子を見たのですが、絆創膏がなく、とりあえず手を洗わせて綿みたいなものがあったので、一応それで押さえておくという応急処置をしました。その単純な行為の中に焦りがあり、動揺してしまいました。児童にも少しその気持ちがうつってしまったのか、少し気が下がってしまって申し訳ない気持ちでいっぱいになったと同時に、こんなことで動揺している自分がとても悔しかったです。実践の大切さと同時に座学ももっと身に付けて当たり前のようにできないといけないと改めて思いました。   ○今日の一日見学は前回の附属池田小学校の時の自分と大きく変わったと実感できました。それは、概論の授業を受けたことで、学習指導要領が、ある程度は頭の中に入っており、低中高の違いで分類できるため、そういった視点から見ることができました。例えば、一限の理科の授業の時に、担当の先生が「図や表を用いるとわかりやすくなるよ」というふうにおっしゃられた時に、高学年だから図や表を使わせるといったような視点から見ることができたため、前回の附属池田小学校見学の時とは違う感触がありました。児童を見ていると一人一人違う意見や考えを持っていて、自分で予想していたよりも、全然違う考え方をしていてとてもおもしろく参考になりました。   ○授業では主に、担任の先生の授業中の言動、ふるまいを中心に見させていただきました。2時限目は、算数で1より大きい分数の授業で、通常の教室だとテレビ黒板があるため先生がとても授業をやりづらそうにしていて、ICT教育が普及していることを実感しました(校舎改装のため特別教室で授業をしていました)。算数の時間に私が驚いたことは、授業のめあてを先生が提示するのではなく、児童で考えて決めていたことです。私はめあては先生が提示するという固定観念を今まで持っていたことに気づきました。しかし、児童がめあてを決めることで、その時間で学ぶことが児童にとって明確になり、より主体的な学びができると考えることができました。3時限目の国語の授業では、先生は一人の児童が発言した意見に対し、答えた人以外にも「同じところ線を引いた人?」や「似たような意見の人?」などと発問して、先生と答えた人との1対1の関係ではなく、1つの意見から先生とクラス全体の1対クラスの関係を築いている様子が何度も見られました。そのため、一人の意見に反応する児童の姿も多く見られました。 四辻先生のお話では「指導者である」という自覚をもつことを大事にするべきであると学びました。指導者としての子どもへのふるまいは、今のままではいけないんだと気づかされました。教育実習ではもちろん、教育実習までの期間で、学童スタッフや学習支援ボランティアなどの機会でもこの自覚を意識していきたいです。   ○授業はみんな元気で無音になる時間はほとんどありませんでした。先生が話している間もぽつぽつと話をしている児童がいたので、先生は注意しないのかと思っていました。しかし、よく聞いてみると、「こうすると上手く解けるんじゃないか」や「こことここはどう違うんだろう」などの話をしていました。そして全く関係のないことをしようとしていた児童にはすぐに気づき、注意しておられました。その児童がどういう状態なのかをしっかり把握しているからこそすぐに関係のない話に気づけるのだと、視野の広さがとても大切なことが授業を見ていてわかりました。   ○副校長先生の話を聞いて教員というものについて考えさせられました。先生はゴールではなく、「常に学び続ける存在であることである。」そして、「児童に近い存在であるため、児童の模範になるように言葉遣いや行動に気をつけなければいけないということである。」というお話を聞き、自然に行動できるように日頃の行いを改めなければならないと思いました。   ▲レポート作成の様子   本学の「小学校1日見学」にご理解ご協力をいただいた大阪教育大学附属平野小学校並びに大阪教育大学に深く感謝申し上げます。   現代教育学科 教授 西尾正寛   【関連記事】 大阪教育大学附属池田小学校を訪問し、「安全で安心できる学校づくり」を考える~現代教育学科 小学校1日見学に159名が参加!~現代教育学科 1回生が大阪教育大学附属池田小学校を訪問!~現代教育学科 小学校1日見学に134名が参加!~現代教育学科 1回生218名が大阪教育大学附属池田小学校を見学!~現代教育学科

2020.02.17

2019年度「マミポコ・親子ひろば」後期第5回活動報告!

近隣の未就園児の親子を対象に、第2・第4火曜日の午前10:00から畿央大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどをして元気いっぱい活動しています。   【第5回:1/14 (火)】 〇好きな遊び ◯体操遊び「ひっつきもっつき」 ◯絵本「だるまさんが」   今回は9組の親子が参加してくださいました。 好きな遊びでは、お気に入りのおもちゃで遊ぶだけではなく、発語をする場面が多く見られ、お友達と譲り合っておもちゃを使ったりする姿も見られ、保護者の方々と1年を通しての成長を振り返る時間となりました。     体操遊び「ひっつきもっつき」では、親子でお尻をくっつけあったり、ほっぺをくっつけあったりして、子どもたちの笑顔が溢れる時間となりました。     今年度の活動は今回で最後ということで、1年の活動をまとめた手作りのアルバムと、2020年の干支である、ねずみをモチーフとしたメダルをプレゼントしました。 アルバムには車が動く仕掛けがあったり、ロケットが飛ぶ仕掛けがあったりして、子どもたちが保護者の方々と一緒に楽しそうに遊んでくれていました。     今年度もたくさんの親子に来ていただき、本当にありがとうございました。 学生スタッフ一同、活動の中でたくさんのことを学ばせていただきました。 また、子どもたちや保護者の方々の笑顔を見ることができ、とても嬉しかったです。   来年度もマミポコ親子ひろばは実施される予定です。たくさんのご参加お待ちしております。     現代教育学科3回生 田中さくら   *来年度の予定は5月初旬ごろにHPにて発表する予定です。   【関連記事】 2019年度「マミポコ・親子ひろば」後期第3・4回活動報告! 2019年度「マミポコ・親子ひろば」後期第1・2回活動報告! 2019年度「マミポコ・親子ひろば」前期第4回活動報告! 2019年度「マミポコ・親子ひろば」前期第3回活動報告! 2019年度「マミポコ・親子ひろば」前期第2回活動報告! 畿央大学付属幼稚園の園児たちが大学に来てくれました!~マミポコ・親子ひろば 2019年度「マミポコ・親子ひろば」前期第1回活動報告!

2020.01.30

就活レポート~就職活動の現場から~No.578(出版)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第578弾! 現代教育学科11期生(20卒) K.Y さん 株式会社文溪堂 勤務      【その企業に決めた理由】 就職活動を進める中で、教育の充実につながる仕事がしたいと思うようになりました。当社は、子どもの多様性に合った教材が充実しており、したい仕事ができると思い入社を希望しました。また、会社の先輩方の手厚くあたたかい対応も決め手となりました。内定をいただき、この会社で、学校で学んだことや経験したことを精一杯活かそうと入社を決めました。      【就職活動を振り返って】 私は就職活動を始めるまでは、自分がどのような仕事をしたいのか決まっていませんでした。まずは自分のしたいことは何か考えようと思い、自己分析を行いました。自己分析でこれまでの経験で頑張ったこと、挫折したときに乗り越えたことなどを振り返りました。3回生の11月から年末にかけて振り返り、考え、自分のしたいことや力を言葉にしました。その時、「教育充実の力になりたい」「子どもの未来を広げたい」という思いがあることに気づきました。そこからこの思いを軸に、2月から3月には気になる企業の会社説明会や面接に参加し場数を踏み、本当にしたいこと、自分の力が活かせる企業に絞っていきました。就職活動を進める中で妥協をしそうになったことがありましたが、自分の就職活動の軸を思い出し、力を振り絞りました。辛いこともありましたが、自分の強い思いと企業の思いが一致したことが採用につながったことを今は実感しています。      【就職活動でPRしたポイント】 最もPRしたポイントは教育実習での経験です。それは私が教材の可能性を感じ、したい仕事を見つけるきっかけとなったからです。就職活動では教育実習で壁にぶつかったこと、そしてそれをどのように乗り越えたのかを伝え、その経験を通してついた力をアピールしました。どのような質問にも対応できるよう、自己分析を深め、PRポイントを準備しました。はじめは自分にはPRするポイントがないと思っていましたが、自己分析を深めると自分の力が見えてきました。       【キャリアセンターと就職サポートについて】 「就職活動=大変、しんどい」とおおまかなイメージしか持っておらず、何をすればいいのか右も左もわからない状態でキャリアセンターに駆け込みました。初めて担当の西畑さんに話したときに具体的にすべきことを教えていただき、一気に安心したことを覚えています。また、「わからないことがあればいつでも相談してね」と言っていただき、その時から就職活動の進める中で分からないことがあればすぐにキャリアセンターの西畑さんに相談していました。ほかにも面接の練習や履歴書の添削など手厚く、親切にご指導いただきました。キャリアセンターをフル活用することが就職活動を進める中で大きな手助けになると思います。         【後輩へのアドバイス・メッセージ】  自分を知り、就職活動の軸を決めることが重要だと考えます。私は就職活動で自分の力を活かせるか、方向性があっているかを軸にしていました。就職活動を始めた3回生の冬は就職活動に対して漠然とした不安がありましたが、就職活動を進める中で本当にしたいこと、譲れない軸が決まっていきました。内定がもらえないことから焦ることありましたが、内定を多くもらうことが大切ではないと今は実感しています。これからの将来を考えて自分なりに進めることが大切です。私はその中で思いが一致した企業を見つけたので入社を決めました。就職がゴールではないので、就職活動を通して将来のこと、したいことを考え、自分なりの就職活動を進めてください。      

2020.01.22

プレティーチャーガイダンスを実施しました。

この4月から学校や園の現場で先生になる4回生を対象に、プレティーチャーズガイダンスを実施しました。   先生という仕事は、4月に着任してすぐに担任を持つことが多く、子どもたちや保護者からは、新人の先生であってもベテランの先生と同じだけのことを期待されます。   そこで畿央大学では、教育学部教員、教採・公務員対策室教員によるプレティーチャーズガイダンスを4回生の1月に開講して、4月の着任までに準備しておくべきこと、4月に着任してからの業務の流れや心構え等を伝えています。     今年は1月14日(火)、15日(水)、16日(木)、20日(月)に実施しました。       板書のポイントや教室掲示物作成等、実践的な内容もあり、参加した4回生は熱心に受講していました。4回生の後期になると履修する授業も限られており、採用試験に向けて一緒に頑張ってきた友達と教室でこうした講座を受けるのは久しぶりということで、採用試験対策講座を受けていた頃を懐かしむ姿もありました。     4回生のみなさん、大学生活もあと少しですが、1日1日を大事にして過ごしてくださいね。みなさんが4月から先生として活躍されることを期待しています!                

2020.01.22

就活レポート~就職活動の現場から~No.577(公立幼稚園)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第577弾! 現代教育学科11期生(20卒) M.K さん 東大阪市・公立幼稚園 勤務         【教師を目指そうと思ったきっかけ】 親戚で集まることが多く、年下の子どもと一緒に遊んだりお世話をしたりすることがありました。その中で、子どもと関わる楽しさや、成長していく喜びを感じ、子どもと関わる仕事に就きたいと思うようになりました。そして、強くこの道に進みたいと思ったのは実習での出来事があったからです。実習の中で、友達ができるようになったことを自分の成長であるかのように涙を流して共に喜んでいる様子を目にしました。ひとりの成長をみんなで喜び合える保育の場の素晴らしさを実感し、子どもたちのいちばん近くで見守ることのできる保育士・幼稚園教員を目指しました。   【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 保育士・幼稚園教諭・小学校教諭の3つの免許の取得を目指していたので授業も多くありましたが、地元の園ではなく、学校近くの園にお願いすることで、3回生の前期からボランティアに行くことができました。ボランティアは、週に1度でしたが、長期にわたっていっていたので様々な行事に参加したり、季節の遊びや活動を見たりする機会になりました。授業では教えてもらうことが少ない、実践的な活動を知ることができたのが大きな学びでした。大学との両立で大変ではありますが、絶対に将来のためになるなと感じたので、積極的に参加してみてください。     【畿央大学での大学生活について】 畿央大学は、自分と同じ夢をもつ人と一緒に頑張れる場所です。授業の中などで先輩から話を聞くこともあるので、試験や実習に対してイメージをもって取り組むことができました。また、担任の先生や教採・公務員対策室の先生との面談が早くからあり、一緒に考えてくださる存在がいることはとても心強くありました。そして、畿央大学は様々な経験ができる場所でもあると思います。クラブ・サークルの活動や畿央祭、インターンシップやボランティアなど、色々なことに挑戦してみてください。きっと、試験や自分の将来につながると思います!     【畿央大学の教員採用試験対策について】 筆記試験については、まず自分が集中して勉強できる場所を見つけることが大切だと思います。私は自習室を活用したり、ホール横のスペースを利用したりしていました。また、公立幼保志望者は人数もあまり多くないので、時にみんなで勉強したりたわいもない話をしたりしながら進めていました。実技試験や面接対策は教採・公務員対策室の先生方にご指導いただいたり、友達と見せあったりして対策していました。私は、先生方や一緒に公立幼保を目指す仲間がいたからこそ合格できたと思っています。   【理想の教師像】 私が理想とする教師像は、子どもたちに安心感を与えられるような幼稚園教員です。近年、誰かを簡単に傷つけてしまったり、人との関わりが苦手で引きこもりになってしまったりする人が多くいます。だから、子どもたちが安心して自分の個性を発揮してくれるような存在でありたいと思っています。また、私が一人一人の子どもの思いを受け止め、関わり続けることで子どもたちにも人と関わる力を身につけてほしいと考えています。   【後輩へのメッセージ】 私はこの公立幼保を目指して本当によかったと思っています。それは、合格できたということだけではなく、実践力を身につけられたこと、そして一緒に頑張った仲間ができたからです。試験の中では様々な実技試験があります。初めはできるかなと不安でしたが、練習を重ね、みんなに見てもらうなどの経験から自信をもってできるようになりました。これは試験だけではなく、今後の実践の場でも大切なことだと思っています。 勉強を進めていくとしんどくなったり不安になったりすることがあると思います。焦る気持ちもありましたが、そんな時こそ友達と話したりご飯を食べたりして少しリフレッシュすることで、また頑張ろうと思え、乗り越えることができました。最後には頑張ってよかったと思えるはずです。先生方や友達と一緒に頑張ってください!          

2020.01.16

就活レポート~就職活動の現場から~No.574(小学校教諭)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第574弾! 現代教育学科11期生(20卒) A.M さん 奈良県・小学校教諭 勤務       【教師を目指そうと思ったきっかけ】 転校した学校で出会った先生がきっかけです。慣れない環境のなかで不安でいっぱいでしたが、その先生といると自然と笑顔になることができ、周りの友達もみんな笑顔で、とても楽しい学校生活をおくることができました。私もこんな先生になりたいと思い、教員を目指しました。     【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 私は3年間学童保育施設、1年間小学校学習支援ボランティアを経験しました。子どもと実際に関わってみると大変なことも多くあります。しかしその時、先生の対応の仕方はとても学びになりました。また子どもたちが「先生!先生!」と呼んでくれて、一緒に遊んだり勉強したりする中で、子どもたちからたくさんの幸せをもらうことができます。この経験でより教員になりたいと思うことができました。     【畿央大学での大学生活について】 畿央大学では教員になるために必要なことをしっかり学ぶことができたと思います。教育実習に行く前には指導案の作り方や、模擬授業をするなど授業の中で学ぶことができました。また教員を目指す仲間がたくさんいることがよかったです。4回生になって利用し始めた自習室は朝から晩まで一緒に勉強する仲間がいました。これが私には心の支えとなっていました。     【畿央大学の教員採用試験対策について】 私は教採の対策講座には必ず参加していました。自分の得意な科目であっても忘れているところがあったり、今年出そうな問題などを教えてくださったりと参加してためになることしかありませんでした。面接対策では、始めは緊張したり言葉が出てこなかったりと嫌で仕方なかったのですが、積み重ねるうちに慣れてきました。また教採・公務員対策室の先生だけでなく、学部の先生の面接があり、いろいろな先生方に面接官をしてもらうことで、本番でどんな面接官であっても自分を出すことができる力を養えたと思います。     【理想の教師像】 子どもたちを笑顔にできる教師になりたいです。そのためには子どもとの日々のコミュニケーションを大切していきたいと考えています。また休み時間には子どもたちと全力で遊び、私が自分自身を出すことによって子どもたちも自分を出せるような環境をつくりたいと思います。     【後輩へのメッセージ】 何から始めていいかわからないときは教採・公務員対策室の先生や、友達に聞いてみてください。必ず適切なアドバイスをもらえます。自分のペースで、また畿央大学のとてもいい環境で勉強できるのも今しかないと思います。勉強ばかりしてもつらくなるときがあると思うので、息抜きをしながら今しかできないことを全力でしてみてください。最後まで諦めず頑張ってください!      

2020.01.14

就活レポート~就職活動の現場から~No.573(地方公務員)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第573弾! 現代教育学科11期生(20卒)C.K さん 吹田市・福祉職  勤務       【公務員を目指そうと思ったきっかけ】 児童養護施設での実習経験から、家庭支援の仕事に興味を持ち始めました。その後、乳児院でのアルバイトを通して、親子が互いに愛し愛され家族でいる時間をかけがえのないものとする「当たり前」を保障する仕事に携わりたいと考えるようになりました。そこで、親子や家族を支援するという視点から、包括的なサービスの提供に携われる市役所の福祉職員を目指すことにしました。   【公務員試験に向けての取り組みを振り返って】 学校で行われていた一般知能の講座に参加するとともに、4回生になる手前の3月から公務員養成の予備校に通い本格的に勉強をしましたが、SPIで受験可能な自治体も多くあり、試験前はそちらの勉強に集中しました。説明会にも足を運び、公務員と一般企業や施設との違いを考えたりもしました。また、人物重視の自治体を受けていたため、面接練習に力を入れました。教採・公務員対策室の先生方やゼミの先生、予備校の先生、ハローワークの職員の方に対策をしていただきました。     【ESや面接でPRしたポイント】 私は誠実さをPRしました。他者に対して常に全力で向き合い、決して諦めない姿勢を保ち続けることによって、塾講師のアルバイトにおいて、生徒と講師の双方から信頼を寄せていただいていると感じているというエピソードを具体的に話しました。自分の長所や短所は家族や友人などに尋ねることもヒントになると思います。   【教採・公務員対策室と就職サポートについて】 受験する自治体で迷っていたとき、教採・公務員対策室の藤田先生に自治体の情報をいただいたり、相談に乗っていただいたりしました。気持ちが軽くなったり安心できたりしたことで、継続して頑張り続けることができました。また、試験前には毎週のように面接の練習をしていただき、藤田先生をはじめ、教採・公務員対策室の先生方には大変お世話になりました。ありがとうございました。     【将来の夢・目標】 親子が家族として幸せに暮らせるように支援することが私の目標です。親子分離の要因は親側、子ども側、環境など様々ですが、どのような場合においてもその親子にとっての最善が何かをともに考えたいです。また、サービス提供における制度と現実のギャップがあることを理解した上で、親子の気持ちに寄り添いながら支えられる市役所職員になりたいと思います。     【後輩へのメッセージ】 学部柄、「先生」という仕事を目指す人が多いですが、自分の興味のあることやしてみたいことが何か徹底的に考えることが大切だと思います。3回生までにボランティア活動やアルバイトで様々な経験を積むことが自分の将来を見つけるヒントになると思います。悩んだときは教採・公務員対策室の先生方のところへ行ってみてください。最後まで読んでくださりありがとうございました。            

2020.01.11

同窓会レポート~教職クラブODEN

桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ)   今回は、教職クラブODENの同窓会レポートをお届けします!     2019年12月28日(土)に、教職クラブODENの同窓会を行いました。毎年恒例で行われているこの同窓会ですが、今回は卒業生33名、在学生21名の合計54名の大人数で行われました。小学校、幼稚園や一般企業に務めている卒業生と在学生の交流を目的として行われています。卒業生にとっては、大学の頃の熱い気持ちを思い返す良い機会で、在校生にとっても社会で働いている卒業生と話ができる良い機会です。   卒業生は、クラブの話、大学でしていた活動などの話を在学生と一緒に語り合いました。この同窓会にはODENの1期生も居るので、このクラブができた目的やどのような苦労があったなど、直接在学生に話をしていました。気づけば1期生は卒業してから、もう10年が経っていました。一回り以上も年下の在学生もいましたが、教育の話はどんな年代の人としても教育に対する熱さは同じだ、ということに気づきました。     年を重ねるにつれ、どんどん歴史が深くなってきた教職クラブODENに所属できていたことは、今振り返ってもやはり素晴らしいことだと思います。しかも、毎年こんなにも縦のつながりのある、同窓会をすることができるのは、やはり島先生と奥田先生のおかげだな、とも思いました。まだまだ、これから歴史を重ねていき、ODENの活動が活発になることを願うとともに、教員や社会人としての仲間が増えることに対する嬉しさも感じました。また、来年の同窓会も今から楽しみです。   現代教育学科3期生 關 恵祐

2020.01.09

「全国助産師教員協議会近畿地区研修会」を本学開催!~助産学専攻科

2019年12月7日(土)、本学にて「2019年度全国助産師教員協議会近畿地区研修会」が午前・午後の2部構成で開催され、運営を本学助産学専攻科が担当しました。午前は助産師のみ、午後は本学理学療法学科および現代教育学科教員による特別講演をおこないました。   午前の部 「助産師国家試験問題を作ろう」参加者32名     講師に杉浦 絹子教授(名古屋女子大学)をお招きして、助産師国家試験作成のポイントを詳しく説明頂いた後、参加者は5人のグループに分かれて話し合い、助産師国家試験問題作成をしました。問題作成の意図やポイントについて最終各グループ発表を行い、全体理解を深めることができました。     杉浦先生からは、本学のパソコン(情報管理システム)の準備ができており、今回は、作成した問題を登録する目標達成までスムーズにできたと高く評価していただきました。   午後の部 特別講演「学生を認知行動科学の視点から理解する」参加者58名 「学生の主体性を育むために」理学療法学科 森岡 周教授     脳科学の視点から、人間の行動の根拠と他者とのダイナミックなコミュニケーションとの関係を大脳皮質の発達・進化を解説しながら述べられました。複数の神経細胞の間に発生する相互作用と人間の創造活動の関連を具体例にそって説明して頂きました。     さらに、モチベーションとキャリア・内的動機づけとの根拠となる脳神経細胞活動について説明され、主体感および学習効果を向上させる関わりについて述べられました。特に他者への共感と分析的思考を両立できないことを知り、助産学実習での具体的な関わりを考える機会となりました。我々が人間らしさの特徴・主体感のメカニズム・社会的随伴性と信頼関係についてどうこれから理解していくかの方向性を示唆していただきました。   「学生を認知行動科学の視点から理解する」現代教育学科 大久保 賢一准教授     森岡先生の脳神経科学的視点の内容を受け、大久保先生からは、人間の多様性と個別性について、専門職養成の教育現場において、「特定の困難性や支援ニーズを抱える学生がいた場合」の関わりの具体的な例を述べていただきました。行動のきっかけ・行動・行動の結果に段階を分けて関わりの具体をあげ、行動をつなぎ合わせる方法と行動の結果に対するフィードバックを具体的で前向きなものにすることが大切であることを説明されました。最後に「発達障害支援」とはある意味で「異文化コミュニケーション」であるという視点と課題をいただきました。     参加者の感想 講演内容が大変理解し易く、行動の脳神経科学的根拠を知り、行動へのかかわり方を教育の現場からの具体例を知ることで、今後の活用への見通しができた参加者の声が多く聞かれました。「もっと聞きたかった」など第二弾の講演を希望する声も多くありました。     最後の質疑応答でも積極的な意見交換が交わされたことからも、今回のテーマは、教育の現場での関心事であり、対応策を求めるニーズが高く共鳴したものであったと痛感しました。   多数のご来場、ありがとうございました。   助産学専攻科 講師 上原麻利

2020.01.09

就活レポート~就職活動の現場から~No.571(小学校教諭)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第571弾! 現代教育学科11期生(20卒) S.N さん 堺市・小学校教諭 勤務         【教師を目指そうと思ったきっかけ】 私が教師になろうと思ったきっかけは、小学校5年生の時の担任の先生に憧れ、子どもたちの役に立つ仕事をしたいと思ったからです。これは漠然とした理由だったのですが、大学3回生の時に小学校へのインターンシップで出会った、ある児童との関わりによって教師に「なりたい」から、「なるんだ」という強い思いへと変わりました。     【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 私は3回生から母校の小学校にインターンシップに行かせていただきました。実際に小学校の現場に入らせてもらうことで、たくさんの児童や先生と出会い、どちらからも学ばせてもらうことが多かったです。教育実習では、1か月間2年生の学級に入れていただき、授業づくりについてたくさんの先生方から学ばせていただきました。実習最終日に子どもたちからのサプライズもあり、号泣してしまったことが非常に懐かしいです。     【畿央大学での大学生活について】 畿央大学はクラス制になっており、私自身同じクラスの友だちと学校生活を送ることがほとんどでした。教採の勉強では、お互い協力したり、励ましあったりしたからこそ頑張ることができました。友だちの頑張っている姿が、私を奮い立たせてくれました。また、部活では書道部に所属していました。高校までは野球を続けていましたが、小学校で習っていた書道をもう一度やってみたいと思い入部しました。特に畿央祭では、大人数で大きな紙に書くパフォーマンスを部員たちとさせてもらい、良い経験ができました。教育学部だけでなく他の学部の友だちもでき、楽しい思い出をたくさん作ることができました。       【畿央大学の教員採用試験対策について】 面談から始まり、対策講座や面接指導まで、かなり手厚いです。教採・公務員対策室の方々はいつ休んでいらっしゃるのかなと、こちらが思うくらいです。教採の勉強だけではなく、相談に乗ってもらい励ましていただくことも多くありました。特に面談については、早くからしてくださるので、自分が今どんな勉強をすればよいかをアドバイスしてくださるのが自分の中ですごく大きかったです。教採・公務員対策室の先生方がおっしゃることを、素直に取り組んでいった結果です。教採・公務員対策室の先生方にはたくさんお世話になり、本当に感謝してもしきれないくらいです。     【理想の教師像】 私は、子どもたちをしっかりと理解することができる教師になりたいです。それは、表面上だけではなく、子どもたちをとりまく環境や背景についても理解し、ひとりひとりの子どもにあった指導や接し方ができる教師です。その上で、子どもたちと勉強も遊びも全力で取り組み、楽しいことは共有し、つらいことは一緒に乗り越えていきたいです。     【後輩へのメッセージ】 小学校の教員を目指すのであれば、早くから対策講座に出席することだと思います。私は、問題集に取り組むことより、対策講座のプリントの間違ったところを何度も解き直すことをたくさんしてきました。対策講座のプリントは大切にすると良いと思います。数分でもいいので、筆記の勉強は毎日することが大事だと思います。後は面接指導です。4回生の4月頃から始まりますが、必ず出席しましょう。私自身、面接が得意ではありませんでした。最初は不安だらけですが、回数を重ねていくことで少しずつ良くなっていくので、諦めずに頑張ってください。最後に1番大切なのは感謝することです。教採・公務員対策室の先生方はもちろん、支えて下さっている家族がいると思います。私も両親には、普段なかなか感謝の気持ちを伝えることはできていませんが、本当に家族の支えがなければ今回の結果には繋がらなかったと思うので、本当に感謝しています。来年度教採を受験される皆さん、自分がなりたい教師になるために頑張ってください!!            

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