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現代教育学科の新着情報一覧

2015年の現代教育学科の新着情報一覧

2015.08.17

畿央大学大学院教育学研究科 開設記念フォーラム ご案内

学級をめぐる教育臨床知の創造 ~「個」と「集団」をキーワードに、「自立」と「協働」に向けて~   本学大学院教育学研究科は、①いじめや不登校の問題、②特別支援教育の充実、③ICTを活用した教育方法・技術の開発・応用の3つの課題を中心に、教育研究に取り組んでいます。 この度、これらの最先端の研究成果を報告するとともに、「個」と「集団」をキーワードとして整理し、学級をめぐる教育臨床知を高めていくことを目的にフォーラムを行います。《無料》   特に、いじめや不登校の問題における「個」と「集団」のアプローチ。インクルージョンやダイバシティーの考え方に代表される、一人一人の多様性を尊重し、豊かさへとつなぐ指導の在り方。ICTを活用し、友だち同士やグループで話し合い発表し合うといった協働型の学習。これらを、「個」と「集団」をキーワードに整理し、我が国がめざす「自立」と「協働」に向けた教育の在り方を、参加者みんなで考えていきます。   日時 平成27年11月21日(土)13:00~ 【12:30受付開始】 会場 畿央大学 P棟P203講義室 対象 教員、教育関係者 内容 下記3分野から課題とその解決に向けての現状について報告 ・いじめ・不登校問題の分野から ・特別支援教育の分野から ・ICTの分野から  -詳細については、現在検討中です- ~質問・意見交流~「個」と「集団」という視点から、「自立」「協働」に向けて  その他  16:30~ 懇親会 《無料・アルコール有》 (~18:30終了予定)   申込み方法 下記①~⑤を明記のうえ、ハガキ又はFAX、E-mailでお申し込みください。 ➀所属(学校名)・職位、②名前(ふりがな)、③年齢、④電話番号(連絡先)、⑤メールアドレス  ■宛 先 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学企画部 教育学研究科フォーラム係FAX : 0745-54-1600   E-mail:uketsuke@kio.ac.jp  ■締め切り   平成27年11月15日(日) ■問い合せ先  畿央大学企画部 TEL:0745-54-1601

2015.08.13

教員採用試験速報を掲載しました~2016年3月卒業生

教員採用試験速報(1次試験結果 抜粋) 公立学校教員採用試験はピークをむかえ、各都道府県や市で実施された1次試験の結果が続々と発表されています。畿央大学では昨年に引き続き、多くの学生が1次試験を突破しました。教採・公務員対策室では現在、「音楽実技」「体育実技」「模擬授業」「集団討議」「個人面接」「論作文」など、学生が実際に受験する都道府県や市に対応した2次試験対策講座を実施しています。猛暑が続く毎日ですが、学生も教職員もお盆休み返上で2次試験突破をめざしています。1人でも多くの学生が、所期の目標を達成できるよう、対策室をはじめ、大学が一丸となって応援します。ゴールは近い。頑張れ、畿央生! 教採・公務員対策室   公立学校教員採用試験 都道府県・市別の合格者数(2015年9月4日現在 判明分)  小学校教諭採用試験 都道府県・市 受験者数  1次合格者数 1次合格率 大阪府  26 20  (1次免除含む) 76.9% 大阪市 12 12 (1次免除含む) 100.0% 奈良県 42 36 85.7% 兵庫県 4 2 50.0% 京都市 2 1 (1次免除) 50.0% 滋賀県 2 2 100.0% 和歌山県 4 3 75.0% 三重県 2 1 50.0% 岡山県 2 2 100.0% 山口県 1 1 100.0% 福井県 1 1 100.0% 愛知県 9 6 66.6% 千葉県 11 10 90.9% 神奈川県 13 11 84.6% 横浜市 2 1 50.0%     養護教諭採用試験 都道府県 受験者数 1次合格者数 1次合格率 大阪市 2 1 50.0% 豊能地区(大阪府) 1 1 100.0% 奈良県 6 5 83.3% 滋賀県 1 1 100.0% 岡山県 2 1 50.0% 東京都 4 3 75.0% 神奈川県 1 1 100.0% 千葉県 2 1 50.0%   中学校・高校(英語)教諭採用試験 都道府県 受験者数 1次合格者数 1次合格率 奈良県 2 1 50.0%   栄養教諭採用試験 都道府県 受験者数 1次合格者数 1次合格率 奈良県 1 1 100.0%   家庭科教諭採用試験 都道府県 受験者数 1次合格者数 1次合格率 大阪府 1 1 100.0%   幼稚園教諭採用試験 都道府県 受験者数 1次合格者数 1次合格率 大阪市 1 1 100.0%  注1. 過年度卒業生を含みません(すべて2016年3月卒業見込者)。 注2. 2015年8月20日現在の判明者数です。今後変動する場合があります。

2015.08.10

畿央大学ベーシックセミナー報告[現代教育論拡大授業]~大阪教育大学附属池田小学校訪問

平成27年7月2日(木)、教育学部現代教育学科1回生は、大阪教育大学附属池田小学校(以下,附属池田小学校)を訪問しました。教育学部の必修科目であるベーシックセミナーと現代教育論との拡大授業です。今年で6年目になります。   訪問の目的は、教育にかかわる仕事を志す学生として、学校現場の児童の学習や生活の様子に触れ、学校教育目標の実現をめざす教員の児童への学習及び生活の指導のあり方を学ぶということもありますが、安全で安心な学校づくりをめざされている附属池田小学校の教職員の姿勢を学ぶことにあるといえます。 附属池田小学校では、平成13年6月8日に起きた痛ましい事件後、安全で安心な学校をめざして、教職員・保護者・大学が一体となって努力されました。そして、平成22年には、日本で初めてWHO(世界保健機関)の“International Safe School”に認証されました。その後も、今も、そしてこれからも、安全で安心な学校づくりに邁進されることでしょう。   【午前】授業参観   3時間目と4時間目は、2つのクラスの授業を見学させていただきました。学生は、これまで、小学校・中学校・高等学校と授業を受けてきましたが、教師の立場で見学するのは初めてのことです。今までに気づかなかったことを学んだ様子でした。   【給食】   給食に時間には、昼食を持参していっしょに食事をさせていただきました。何度も何度も食べてきた給食。学生にとっては懐かしさとともに、給食指導にあたる教師という立場を初めて経験したひとときでした。   【午後】附属池田小学校事件に学ぶ   午後は、ガラス張りの壁の体育館で、「安全で安心できる学校づくり」について、本学安井義和現代教育学科長の講義を受けました。事件当時、安井先生は大阪教育大学におられ、事件への対応に心を尽くされ「安全・安心」への取り組みに関わってこられました。実際に現場を歩き、目で確かめ、耳をそばだてて、学生は、教師になるということ、子どもを守るということなど、これまでの経験にないほど深く考えたのではないでしょうか。     以下、学生のレポートから一部を紹介します。 今回私は初めて「先生」と呼ばれる中で小学校を見学しました。私は、教師という職業に憧れてはいるものの、正直自分がその教師をめざしているという実感がもてないでいました。教師について学んでいくうちに憧れよりも不安な気持ちの方が大きくなっていき、本当に自分が教師になりたいのか、いまいち確信がもてませんでした。けれども今回、附属池田小学校を訪問して考えが少しまとまりました。子どもたちと関わっていく中で、とてもエネルギッシュなものを感じました。自分が小さい頃もこうだったのだろうかと比較していました。高校の時の静かな授業と異なり、騒々しいと感じるほど活発な授業で、子どもの真剣でメリハリのついた姿を見ました。メモをとる時間が惜しいと感じるほど、学べることの多いものでした。   附属池田小学校を訪問して、さらに教師になりたいと思うようになりました。子どもたちに求められる存在になれた気がして、とても嬉しかったです。「せんせい」と呼んでくれて手を引っ張ってくれたところにとても感動を覚えました。今回の感動を忘れずに、次の教育実習までにもっと子どもたちと関わるための勉強をしていこうと思います。   私は、附属池田小学校事件について大学生になって初めて知りました。講義のはじめに冊子が配布されました。それを読んだとき、想像もできないようなことが書かれていて本当に驚きました。これから教師をめざしていく中で、また、教師になったとき、もしこのような事件が起こった場合、自分ならばどうするのか、またどうすればいいのか、そうすることが正解なのか、この講義の中で本当に考えさせられました。 現代教育学科 講師 八木義仁

2015.08.07

特別講義「多文化社会の在り方について」紹介~現代教育学科(竹下ゼミ)

在英日本人とイギリス人の外部講師を招いて特別講義を行いました。   7月23日(木)4限目 在英10年以上で、現地で日本人のためにイギリス生活講座などの受け入れ事業を行っている田代さんと、その夫であり、ロンドン大学の講師Alanさんにイギリスや多文化社会の在り方などについてのご講演をしていただきました。また、「短期語学留学」でイギリスに滞在した後、海外生活に強い関心を抱くようになった学生二人にも、体験談を語っていただきました。当日はゼミ生だけではなく、過去に短期語学留学に参加しイギリスでの生活を経験した学生も聴講し、まるで同窓会のようにイギリスでの経験を懐かしんでもいました。     出席した学生からのレポート 海外へ行って日本でいるだけでは得られないことを得ることの素晴らしさをこの特別講義でお話してくださいました。まず初めに、イギリスのお菓子とMarmiteを集まった学生と先生方で試食しました。個性の強い味に、びっくりする人がほとんどでした。その後、イギリスがどういう国なのかについてのお話を聞かせていただきました。日本人とは違うイギリスの人々のユーモアのある考え方や自由な生活、他者にとらわれない生き方、さまざまな宗教の人々が暮らしていたり、地域によって違う紙幣が発行されているなどの国の様子など、実際にあったエピソードを交えつつ学生ひとり一人と会話をしながらお話をしていただきました。そのあと、田代さんよりイギリスに行くようになったきっかけを聞かせていただきました。特に印象的だったのは、日本を出てからイギリスに長く住んだからこそ気づくことのできた日本人としての誇りや、海外へ出たからこそ日本にいるだけでは得られないことを体験したり感じたりすることの素晴らしさがあったというお話でした。多くの学生が海外渡航の経験がなく、今まで考えたこともないようなお話でした。 講義の後半では西川さんより、自身の海外渡航の体験を、林さんはアイスランド大学へアイスランド語を学びにいくというお話をしてくださいました。お二人はたくさんの国にボランティアや旅行で行った経験や、渡航先での生活や子どもとこ関わりで感じたことや、海外へ行くことの楽しさ、何か自分で挑戦してみることの大事さを教えてくださいました。今回の講義を通して多くの学生が自分たちの考えたこともなかったような考え方を知り、講義終了後には自分たちも海外へ行ってみたい、行ってみようという気持ちになったと口々に話していました。今回頂いたお話を今後に活かしていきたいです。 現代教育学科3回生 卯城拓人   田代さんの話を聞いて、日本で普段しないようなことをイギリスでは当たり前のようにしてたり、個性を認める寛大さなど多くの違いがあることを知りました。私も昨年イギリス留学の際に、人々のゆったりとした雰囲気や良い意味でマイペースな感じがとても心地よく、良い印象を持っていました。どちらの国が良い悪いということではないですが、日本にずっといると見えてこないことも、留学することで、知ることができました。海外に行くことで、自国の文化や特徴が見えてくることが大切だと感じました。インドネシアやタイ、モンゴルなど多くの国の特徴や人々の様子のお話も、あまり聞いたことがなかったのでとても参考になり、自分でも行ってみたいと思いました。こういった英語圏でない国々でも、コミュニケーションの手段は英語だということを聞いて、改めて国際語としての英語の大切さを理解しました。英語でたくさんの国の人々と繋がり、文化を体験できるというのは、とても素晴らしいことだと改めて実感しました。 現代教育学科2回生 中西友栄

2015.08.04

英語科教育実習(中学校)報告会~現代教育学科

7月23日(木)に2015年度英語科教育実習(中学校)の実習報告会を行いました!   前期に中学校での英語科教育実習を終えた3回生、4回生からの報告会が開催されました。 今回は、次年度以降に英語科教育実習を控えた学生も出席し、実習に向けての心構えや、実習前にしておくべきこと等の意見交換をする機会も設けました。実習を終えた学生はどこか自信があり、堂々とした雰囲気とともに、ひとまわり成長したように感じました。 今回は実習を終えた学生の報告内容から実習で学んだことと感じたこと、これから実習に参加する学生に向けてのメッセージをまとめました。   ○実習で学んだこと、感じたこと ・指導教諭の先生とはもちろん、ほかの先生との関わりが大切 ・生徒との距離の取り方の重要性 ・細かい英語の表現のニュアンスに気をつける ・目の前の生徒の実態に合わせた授業を作ることが大切であるということ ・クラスルームイングリッシュの大切さ ・学校現場の生徒指導の実態 ・ALT(Assistant Language Teacher;外国語指導助手)の先生との関わりと難しさ ・生徒にとっては1回しかない授業であるので、間違った情報を与えない、1時間1時間を真剣に一生懸命やりきること   ○これから実習に参加する学生にむけて ・英語力(特に発音)を伸ばしておく (→アクセントやセンテンスの繋がりを何度も聞いて、発音できるように練習する。) ・自分のキャラクターを確立させておく ・健康管理の方法(睡眠時間、リラックス法など) ・大学での模擬授業の時から時間配分を気にする ・自分に自信を持てるようになっておく ・熱く語れる何かを経験しておく ・知識を増やす(本、様々な人との関わり等から) ・前向きな思考を持つ     今年度実習に参加した4回生からのメッセージ 実習を終えた私たちは、以前よりも堂々と人前に立ち、自身の経験を語れたように思います。中学校で過ごした2~3週間は、授業づくりや生徒や先生方との関係づくり、慣れない生活リズムなど、過酷なものでした。しかし、最大限の力を出し切り、実習を経験した学生全員が自身の成長、教員という職業への憧れとやりがい、そして楽しさを全身で感じて帰ってきました。   これから実習に参加しようと考えているみなさんへ。 中学校での実習に辿り着くまでも、授業や課題、模擬授業など、乗り越えなければならない多くの壁があります。それらを越えるのは決して容易なことではなく、辛いときや投げ出したいとき、逃げ出したいときがくるかもしれません。私にとって実習は人生においても大きな経験になり、実習を終えた今、中学校の免許取得を諦めず続けてきてよかった、と心から思っています。みなさんもぜひ諦めず努力を続けてください。生徒たちや先生方との素敵な出会いが待っています。   教育学部 現代教育学科 4回生 西川実輝 3回生 板倉加奈

2015.07.31

教育学部3回生 幼保ガイダンスが実施されました!

6月19日(金)と7月24日(金)の2日間、教育学部3回生で幼稚園、保育園、施設への就職を希望している学生を対象にガイダンスが実施されました。   6月19日の講義では、先ず公立幼保を希望する場合は「公務員」試験を受けないといけない、ということを改めて認識してもらいました。採用試験スケジュール、試験科目について各自治体によって違うので確認する必要があること。また、私立幼保における受験ルール、先輩たちの活動ケースを紹介。これからのイメージが湧き易い内容だったのではないでしょうか。   7月24日には、実際に過去の採用試験で出題された問題を解いてみました。 就職していった先輩の方々が提供してくれた「試験報告書」を題材に、私立では園によって個性的な質問や課題が出されることがわかってもらえたようです。 参加した学生からは、公務員試験の勉強は早く始めないといけない。ピアノもコツコツ練習しなければ。新聞やニュースを見て世の中の動きに敏感にならないと。。。という気付きの声がありました。   まだ公立、私立のどちらにしようか迷っている人がほとんどですが、それぞれの特徴、良さを理解しながら自分に合った道を探していきましょう!    

2015.07.28

「なんとカンファレンス」が本学で開催されます!~現代教育学科

「なんとカンファレンス」とは、障がいのある人の学校生活や日常生活を楽しく豊かにするための工夫やアイデアを共有するためのカンファレンスです。参加者全員が「つながり」「動く」場をめざして4年目になります。そして今回は畿央大学にて開催することになりました。   午前はセルフエスティーム向上、タブレット機器、電子書籍や教材、発達検査、放課後等デイ事業所等、「支援」に関わる多分野のスペシャリストの「店主」が開く「専門店」で、いっしょに支援を考えていただきます。また、教育学部現代教育学科の西端教授、奈良県立奈良養護学校、東大阪大学短期大学部との共同研究の成果である「TMSN(Teaching Materials Shared Network)」も専門店の一つとして出店し、実際に畿央大学教育学部西端ゼミの学生たちが、奈良養護学校の生徒・児童向けに開発した教材を触ることができます。   午後は「専門店」でのお話や参加者のみなさまの経験をもとに、職業・立場・地域を飛び越えて「つながること」を目的とした、参加者全員によるグループセッションを行いたいと思います。 暑い夏休みの最後の思い出は熱いなんとカンファレンスで!多くのみなさまのご参加を心よりお待ち申し上げております。   【日時】2015年8月30日(日)9:30〜17:00 【会場】畿央大学(奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2) 【参加費】500円(資料代) 【主催】なんとカンファレンス実行委員会 【協力】川西町LD研究会 【詳細およびお申し込み先】http://kokucheese.com/event/index/291999/     現代教育学科 教授 西端律子

2015.07.23

ボランティアレポート~「酉島一泊防災キャンプ」に参加!

こんにちは。教育学部現代教育学科4回生のマイケルこと笈田太郎です。僕を含めた畿央大学の学生2名が、大阪市の此花区で行われた「酉島一泊防災キャンプ」で、防災ワークショップを担当させていただきました。   このお話は、同じ大学の後輩、ゆっきーこと荒井章恵さんからいただきました。彼女が所属している学生団体「Smile」(スマイル)と此花区の障害者共働学舎「働楽」(どうらく)が以前イベントでつながり、「働楽」さんの方から「Smile」に防災キャンプのワークショップの話が来ました。そこから集まった大学生6名で企画しました。   【 1日目 】 7月18日の午後4時から防災キャンプはスタート!開会式を行い、火おこし・簡易トイレ設置・かまどつくりを行いました。私たち大学生は、子どもたちと一緒に活動を体験させていただきました。子どもたちは必死に火をつけようとしていましたが、なかなかつかず、火おこしの大変さを体験することができました。 ▲かまど作り               ▲火おこし体験                 ▲簡易トイレ設置   その後、飯ごうでお米を炊いてカレーライスを作りました。子どもたちは自分で作ったお米を使い、大学生と大人の方々は、非常食である「アルファ米」でカレーを食べました。「アルファ米」とは、お湯を入れるだけでお米になる非常食のひとつです。   ▲自衛隊の人も一緒にカレー作り        ▲飯ごうでお米を炊きました   お腹を満たした後は、体育館で「避難所体験」。 ダンボールで囲いを作り、避難したとき自分がどのような状態で眠るのかを体験しました。ダンボールを敷いて寝てみると、周りには他の人の頭や足がすぐ近くにあって窮屈でした。ダンボールで囲いを作ってみると、周りの視線を感じることがないので、少しリラックスした状態になれました。ダンボールはすごく硬くて、布団で寝ることに慣れている子どもたちは、「すごく硬くて眠れないよ」とつぶやいていました。   ▲ダンボールを敷いて寝てみよう!                 ▲ダンボールで囲いをつくる   1日目の最後の企画は、子どもと大人に分かれて行いました。 子どもたちは夜の酉島地区を探検。津波が来たときの避難場所を確認しに行きました。 保護者や地域の大人の方々は、東日本大震災後、現地で働いていた保健師さんと、広島土砂災害の復興支援を行っている「Smile」の講演会を聞きにいきました。   ▲東北で活動されていた保健師さんのお話          ▲広島土砂災害の復興団体「Smile」のお話   「Smile」の講演では、畿央大学3回生の荒井章恵さんが、わかりやすく団体の説明をしていました。 これで1日目は終了。僕はダンボールで寝ることに挑戦しましたが、なかなか眠れずに次の日を迎えてしまいした。   【 2日目 】 2日目の最初はラジオ体操。子どもたちも大人の真似をしてがんばって体操しています。朝食は昨日のカレーの残りと、味噌汁でした。もちろんお米は「アルファ米」です!朝食後は体育館で「ロープワーク」。地元の防災リーダーの方々に教わりました。僕はロープワークを以前やったことがありましたが、いざやってみると忘れてしまっていて、継続して練習する必要があると感じました。子どもたちも必死にがんばってロープを結んでいました。   ▲大学生もロープ結びに挑戦               ▲毛布で担架つくり   そしていよいよ防災ワークショップです。大学生6名で作ってきた90分間のワークショップが始まります! まずは「アイスブレイキング」です! 2日目でだいぶ仲は深まっていますが、ゲームを通してもっと仲を深めたいと思いました。さらに、ゲームの途中ではグループ分けを行い、チームで協力して活動に取り組めるようにしました。   ▲アイスブレイキングの様子   ゲームで仲も深まったということで、次は「防災もしもクイズ」!! 三択の問題を3問出題しました。大人の方でも間違えるような問題もあり、子どもたちはチームで協力して答えを考えていました。なぜその答えにしたかを聞いてみると、「学校でそう習った」と、学校でもしっかりとした防災教育が行われていることを知ることができました。   ▲防災もしもクイズのようす   クイズの後は休憩をしながら「非常食体験」。かんぱんを実際に食べてもらいました。「おいしくない」「まずい」「のどがかわく」こちらが予想していた発言が飛び交いました。   「かんぱんはほとんど味がなくて、パサパサしていますね。でもそれには理由があります」と、かんぱんについての説明を行いました。子どもたちよりも保護者の皆様の方が「そうなんだ!」と納得されていたことを今でも覚えています。保護者の方々は「つまみにいいですね」と喜んで食べていました。   ▲さまざまな非常食                   ▲かんぱんの説明   かんぱんを食べた後は「防災リュックの中身を考えよう!」です。防災リュックの中身に入れるものを5つ選んでもらいました。子どもたちはなぜそれを選んだのか、しっかり理由も言うことができました。どちらのチームも正解。防災リュックをしっかり家で用意しておくことの大切さを伝えました。   ▲避難グッズを確認                      ▲防災リュックに何を入れよう・・・   これですべての企画が終わり、最後は軽い講演と子どもたちから感想を発表してもらう時間です。講演では釜石で起きた「釜石の奇跡」の話をしました。すぐ近くに海がある此花区のハザードマップなどを見せて、家に帰って家族とあらかじめ災害が起きたときの話をしておく大切さを話しました。子どもたちは疲れていて、寝てしまっている子もいましたが、起きている子は真剣に話を聞いてくれました。 感想も一人一人発表してもらいました。かんぱんの話が多くでていました。最後に大学生から参加賞が授与されました。また、此花区から防災マップが支給され、地域の防災リーダーに一歩近づきました。 ワークショップが終わり、防災キャンプも終了。子どもたちとはお別れです。終わってから、お世話になった「働楽」の方々などからプレゼントをいただきました。お話をくれた「Smile」さんからもお礼のプレゼントをいただき、すごく充実した2日間を過ごすことができました。   ▲「釜石の奇跡」の講演                     ▲参加賞授与   【 感 想 】 大学の学習キャンプやボランティア、兵庫県の自然学校でさまざまなキャンプに参加してきました。今回の防災キャンプは今まで経験したことのないことがとても多かったと思います。『防災』に関心を持ったのは、東北のボランティアに行ったのがきっかけで、大学卒業後は大学院で『防災教育』について学びたいと思っていました。そんな中、この防災ワークショップの話をいただき、子どもたちや保護者の前で防災教育を実践できて、すごく良かったと思っています。「子どもたちにわかりやすく、楽しく防災を教える」ことをキーワードに、今回6名の大学生と企画を考えました。畿央大学を始め、関西大学、大阪経済大学、龍谷大学の学生が知恵を出し合って考えた防災ワークショップは、子どもたちにとってよりよいものになったと思っています。これからも防災教育について多くの実践ができるように学んでいきたいと思いました。 現代教育学科 4回生 笈田太郎   今まで『防災』について知識がほとんどなかったのですが、今回の防災キャンプを通して、日ごろから災害に備えることの大切さや、避難した先での生活などを楽しく学ぶことができました。そして、子どもたちにとって難しく感じられる『防災』を楽しく学ぶことで、子どもたちが日常的に『防災』を考えられる良い機会となったと思います! いつ災害が起きても対応できるように、日ごろから防災を意識することが大事であると、改めて思わされた2日間でした。 最後まで読んでいただきありがとうございました。「Smile」は学生団体です。何かしたい!という学生の次の一歩のきっかけをつくる笑顔いっぱいの学生ボランティアチームです。主に広島をメインに活動しており、今もなお災害が起きた場所で生活されている方々の心のケアを学生なりに考えて活動しています。8月に広島へ一緒に行く参加者を募集しています。興味があれば連絡ください。 現代教育学科 3回生 荒井章恵 (Smile副隊長 Facebook「Smile」)   ※写真等は此花区まちづくりセンターから添付しました。写真の掲載は、此花区・保護者から同意を得ています。   現代教育学科4回生 笈田太郎

2015.07.21

ボランティアレポート~「2015なら春キャンプ」に参加!

こんにちは、教育学部現代教育学科2回生の北澤優希です。 4月4日~5日にかけてNPO法人自然体験共学センター主催の「2015なら春キャンプ」に参加してきました。奈良市青少年野外活動センターを会場にして、1泊2日の日程で行われました。対象は小学校1年生から中学生1年生までの子どもたち。子どもたちは6~9人で1班を作り、そのグループで2日間、様々な活動を行います。 それでは、その時の様子を写真とともに紹介します!   ボランティアの私たちはサポーターという立場でそのグループに入ります。活動・生活面での手助けをしつつ、一緒に遊んだり考えたりします。「先生」ではなくあくまでも「サポーター」という立場で子どもたちと同じ目線で活動を行うことを大切にしているキャンプなので、より子どもたちと近い存在で関わることができます。まず、班の中で改めて自己紹介を行い、班長と副班長、班の名前と合言葉(今後各班、点呼の際の合図として使用)を決めました。それぞれの班がこれからのキャンプがどれほど楽しみなのか伝わってくる楽しい名前・合言葉ばかりでした。お昼を食べ終え、活動を行うアスレチック広場に移動し、各々遊具で思いっきり体を動かして、とても楽しく遊びました。     遊んだ後は、就寝準備です。その日泊まる部屋の準備もすべて自分たちで行いました。   部屋が片付いたら、夕食の準備です。今日のメニューは、カレーです。野菜を切ったり火をおこしたり、楽しく、また、助け合いながら作ったカレーはとてもおいしかったです。中には、「今まで食べたカレーの中で一番おいしい!」と言っている子どももいました。     そして夜は部屋の中でキャンドルサービスを行いました。ろうそくを持って円になり、それぞれが灯したキャンドルで様々なことを語り合いました。子どもたちも「自分」と向き合えるとても貴重な時間となったようで、素敵なひと時を過ごすことが出来ました。   そして、明けた二日目です。二日目は、クラフト(工作)を行い、のこぎりを使って木材を切り、思い思いの名札を作っていきました。子どもたちが一生懸命に作った名札は、きっと素敵な宝物になったと思います。   このようなキャンプボランティアの良さはなにより、子どもたちと関われる時間が長いことにあると思います。子どもたちと長く接することができれば、子どもたちについてより深く理解できます。また、大学で学んだことを実践する良い機会にもなり、その中での「失敗」は、新たな学びを生むきっかけにもなります。 今回のキャンプで特に感じたことは、子どもと接する際は「子ども目線」になることが本当に重要だということです。当然ながら、子どもたちは、大学生の私たちとは考えが全く違っています。でも、子どもたちのためにプラスになる働きかけを子ども目線で考えると、子どもたちが何をしてほしいのか、また、今どう思っているのかに気づくことが出来ました。   ~これから、ボランティアに参加しようと考えている皆さんに~ このようなボランティアは、夏休みなどの長期的な休みの期間にしか味わえない体験です。特に上回生になれば実習等で行きたくても行けなくなってしまいます。1・2回生の方にはぜひ参加していただき、大学での学びとはまた違った学びを得ていただきたいです。 とても良い思い出ができますよ!   現代教育学科2回生 北澤優希 ※写真提供元 自然体験共学センター

2015.07.06

キャリアガイダンス『学科担当者が語る!先輩の就職先と目指す業界』を実施しました!

6月12日(金)に「第10回キャリアガイダンス:学科担当が語る!先輩の就職先と目指す業界」を実施しました。健康栄養学科、人間環境デザイン学科、現代教育学科、それぞれ学科ごとに分かれてこれまで先輩がどういった業界を受験し、どういった企業に就職したのかを、先輩たちを指導してきたキャリアセンター職員がお話ししました。     参加した学生からは ・学科限定の業界説明や特徴など知りたいと思っていたので、視野が広がり今回は特に勉強になった。 ・営業職を毛嫌いしていたが、まずは調べてみようと思った。 ・今日の授業だけで知らない言葉がたくさん出てきて、自分の無知さを痛感した。 など参考になったようです。   とにかく自分は何も知らないということを意識してどういった業界があるのかを調べ、自分の興味と可能性を広げるために業界研究を進めていきましょう!

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