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現代教育学科の新着情報一覧

2022年の現代教育学科の新着情報一覧

2022.09.09

夏のスポーツ実習2022「アダプテッド・スポーツ」レポート vol.4

畿央大学では夏期、冬期の集中講義として「スポーツ実習Ⅱ・B」(1年次配当・選択科目)を開講しています。今年度からは新たな取り組みとして、アダプテッド・スポーツ、コアトレ・ウォーキング、バスケットボール及びバドミントンの4種目群から1種目を選択して履修します。 アダプテッド・スポーツは、性別や年齢、体力、スポーツ経験の有無に関わらず誰でも気軽に参加して楽しむことができるよう、ルールや用具を工夫し適合(adapt)させたスポーツのこと。   初日は座学での講義、2日目に車椅子・片麻痺・視聴覚障害体験など、3日目には、「シッティングバレー」「ゴールボール」「ボッチャ」の3競技を実際に体験しました。最終日の9月7日(水)は、この実習で学んだことを踏まえて、新しいアダプテッドスポーツを創ることにチャレンジ!学生からのレポートです。     ■1・2限目 テーマを決めて新しいアダプテッドスポーツを創造する   以下の①と②③のどちらか一方をテーマとして、班で新しいアダプテッドスポーツを創りました。   ①視覚障害の小学生を含んでの遊び ②子どもから高齢者まで一緒に楽しめるスポーツ ③身体障がい者のうち、肢体不自由の人が一緒に楽しめるスポーツ     高齢者体験や視覚障害体験、車椅子体験など、これまでの授業で体験したことから、どのようなことができて、どのようなことが難しいのかを考えながら創作しました。      これまでの3日間で学んだことをもとに、場所やルール、使用する道具などに注意し、各班納得のいくアダプテッド・スポーツを創ることができました。   ■3・4限目 発表・体験   1、2時間目で考えたアダプテッド・スポーツを各班発表し、実際に体験しました。 例えば、音を頼りに進む遊びや、座った状態でできるボール遊びなどです。     視覚障害でも楽しめ、それを通して健常者が視覚障害を体験することができたり、子どもでも理解しやすい簡単なルールにしたりと、各班アダプテッドスポーツとして誰でも楽しめるように考えられた遊びやスポーツだったため、体験していて楽しかったです。       学年・学科の違いから、普段関わることが少ない学生と一緒に学び、考え、体験することができ、充実した時間を過ごすことができました。         スポーツ実習II・B「アダプテッド・スポーツ」の授業を通して、自分が思っていた以上に恐怖を感じる場面や、難しいと感じる場面が多く、適切なサポートが必要だと実感しました。 これから困っている人がいた際には、この授業で学んだことを生かし、適切な対応を心がけたいと思います。     現代教育学科1回生 茨田 淨子     【関連記事】 夏のスポーツ実習2022「アダプテッド・スポーツ」レポート vol.3 夏のスポーツ実習2022「アダプテッド・スポーツ」レポート vol.2 夏のスポーツ実習2022「アダプテッド・スポーツ」レポート vol.1 東京五輪に理学療法士として本学教員・卒業生4名が参加します。

2022.08.24

2022年度「マミポコ・親子ひろば」 前期第1回活動報告!

「マミポコ・親子ひろば」は、近隣の未就園児とその保護者の皆さんに遊びと交流の場を提供する取り組みです。親・子・大学生のコミュニケーションの場として、自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどを提供し、元気いっぱい活動をしてきました。   現在、コロナ禍で対面での実施が難しいため、親子一緒におうちで楽しめる遊びを考え、動画配信することになりました。まだまだ皆さんと会うことが難しい中で、少しでも明るく楽しい気持ちになっていただければと思います。 是非ご覧ください!   【第1回:7/13(水)】 〇触れ合い遊び「らららぞうきん」 〇手遊び「どんぐりころころ」、「あたま かた ひざ ぽん」   今回は、お家の中でも親子で楽しめる触れ合い遊びと、手遊びを2つしました。 手遊びの「どんぐりころころ」と「あたま かた ひざ ぽん」は、徐々にスピードを速くするなど楽しくアレンジしてやってみてください!!!           〈撮影準備・撮影の様子〉※感染対策を徹底したうえで、練習や準備作業をしています。 ▼撮影開始でドキドキ…!     ▼触れ合い遊び「らららぞうきん」の様子     ▼首から下げているどんぐりも手作りしたよ♪     ▼今回はピアノ伴奏にも挑戦しました!       これからも、より安心・安全に楽しく活動できるような内容を考えていきたいと思います。 子どもたちや保護者の方々の笑顔を見られることを楽しみにしています!       現代教育学科2回生 水嶋あい、六反里奈     【関連記事】 「マミポコ・親子ひろば」の取り組みはコチラ!!      

2022.08.12

公立学校教員採用試験(1次試験)速報〜2023年3月卒業予定者

  2023年度公立学校教員採用試験はピークをむかえ、各都道府県や市で実施された1次試験の結果が続々と発表されています。畿央大学でも多くの学生が1次試験を突破しました。教採・公務員対策室では現在、学生が実際に受験する都道府県や市に対応した2次試験対策講座を実施しています。1人でも多くの学生が所期の目標を達成できることを祈りつつ、これからも様々な支援を行っていく予定です。 一人ひとりの夢がかなうように、大学一丸となって最後まで応援していきます。ゴールは近い。頑張れ、畿央生!   教採・公務員対策室   公立学校教員採用試験 都道府県・市別の合格者数 公立小学校教諭ー現代教育学科 都道府県・市 受験者数  1次合格者数 1次合格率 奈良県 37 36 97.3% 大阪府 14 14 100% 大阪市 12 11 91.7% 堺市 8 8 100% 豊能地区 1 1 100% 京都府 3 3 100% 京都市 1 1 100% 兵庫県 5 5 100% 神戸市 1 1 100% 和歌山県 11 11 100% 滋賀県 29 15 51.7% 三重県 4 4 100% 愛知県 31 31 100% 岡山県 18 11 61.1% 鳥取県 20 19 95.0% 高知県 74 69 93.2% 香川県 2 2 100% 神奈川県 4 4 100% 千葉県 3 3 100% 静岡市 1 1 100% 北九州市 5 5 100% 宮崎県 1 1 100%   公立中学・高校(英語)教諭ー現代教育学科 都道府県・市 受験者数 1次合格者数 1次合格率 大阪府 3 3 100% 大阪市 1 1 100% 茨城県 1 1 100%   公立学校養護教諭ー現代教育学科・看護医療学科・教育学研究科 都道府県・市 受験者数  1次合格者数 1次合格率 奈良県 4 4 100% 大阪府 5 2 40.0% 大阪市 5 3 60.0% 京都府 1 1 100% 兵庫県 1 1 100% 和歌山県 2 2 100% 三重県 3 2 66.7% 愛知県 4 2 50.0% 広島県 3 1 33.3% 島根県 4 1 25.0% 鳥取県 7 6 85.7% 高知県 18 6 33.3% 愛媛県 2 1 50.0% 東京都 1 1 100% 埼玉県 1 1 100% 北海道 2 2 100% 福岡県 1 1 100% 北九州市 1 1 100% 鹿児島県 1 1 100%     特別支援学校教諭ー現代教育学科 都道府県・市 受験者数 1次合格者数 1次合格率 奈良県 1 1 100% 大阪府 1 1 100% 広島県 1 1 100% 高知県 2 2 100% 愛媛県 1 1 100% 鳥取県 3 3 100% 神奈川県 1 1 100% 長崎県 1 1 100%     栄養教諭ー健康栄養学科 都道府県・市 受験者数 1次合格者数 1次合格率 奈良県 4 4 100% 大阪府 3 3 100% 滋賀県 5 1 20.0% 三重県 1 1 100% 愛知県 4 3 75.0% 広島県 3 1 33.3% 静岡県 1 1 100% 北海道 5 5 100%   注1. 過年度卒業生を含みません(すべて2023年3月卒業見込者)。 注2. 2022年8月10日現在の判明者数です。今後変動する場合があります。 注3. 一部試験での1次試験免除者を含みます。

2022.08.04

就職率は4年連続で関西4位に!~2022年3月卒業生

  2022年3月卒業生の就職率ランキングが発表され、300人以上の卒業者がいる国公私立大学の中で本学が関西4位にランクインしました(調査/株式会社大学通信)。   同ランキングでは 4年連続で関西4位(2019~2022年卒) 13年連続で関西8位以内(2010~2022年卒) と安定してきわめて高い水準を維持しており、全卒業生16年間就職率は95.3%(就職希望者に限ると99.2%)になっています。   めざす業界や職種により就職活動や採用試験の内容は大きく異なりますが、さらにコロナ禍で対面・オンライン両面での対策も求められています。畿央大学はどんな状況でも「100%進路保証」をめざして、学生一人ひとりに寄り添う教育とサポートをつづけてまいります。   【参考リンク】 2023年、教育学部が「深化」します! 理学療法士98.7%、看護師・保健師・助産師100%、管理栄養士98.9%、小学校教諭77.8%、公立幼・保97.0%、養護教諭40.0%が現役合格!~2022年3月卒業生 畿央大学が就職に強い4つの理由 関西私大で5校だけ!文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」に認定されました。

2022.07.29

【オンデマンド配信】「教職員のための夏の公開講座」を開催します。

  ※当初、対面での開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大状況を鑑みて、開催方法を対面実施から「オンデマンド配信」に変更しました。ご了承のほどよろしくお願いいたします。 校内研修では経験できないような「教育課題」について、大学の教員による講義を開催し、教職員の方々に日々の教育実践に役立つ研修の機会を提供します。参加を希望される先生方におかれましては、実施要項をご確認の上、お申し込みください。 公開講座テーマ 子どもたちの成長と適応を支えるポジティブ行動支援 「やってほしいことを、やってくれない」、「やめてほしいことを、やめてくれない」。子どもに関わる中でそのような問題に直面することはありませんか?行動の成り立ちを理解し、適切に対応するための方法は、実はかなりの部分科学的に明らかにされてきています。本講座は、罰に頼ることのない肯定的で積極的な「ポジティブ行動支援」に関する内容が多く含まれている講座です。 開催日時 令和4年8月18日(木) 14:00~16:00(受付13:30開始) 新型コロナウイルス感染症の拡大状況を鑑みて、開催方法を対面実施からオンデマンド配信に変更しました。動画配信スケジュール等は以下の通りです。 動画公開日時 令和4年8月18日(木)〜9月30日(金) 動画の視聴後、質問をMicrosoft Formsにて8月20日(土)まで受付いたします。全ての質問に回答することは難しいかもしれませんが、大久保先生より回答用の動画を作成いただき、8月中には公開いたします。回答用動画も9月30日(金)まで公開しますので、繰り返しの学びにぜひご活用ください。 講師 畿央大学教育学部 現代教育学科 教授 大久保賢一   対象 県内の幼稚園、幼保連携型認定こども園、小学校、中学校、高等学校 特別支援学校の教職員 開催形式 オンデマンド配信にて開催 お申し込みいただいていたメールアドレスに、動画配信用のURLをお送りします。 申込方法 下記のQRコードもしくは申込ページより必要箇所を入力し、お申込みください。 ※7/22(金)で申し込みを終了しましたが、開催方法がオンデマンド配信となったため、8/5(金)まで受付期間を延長します。遠方の方も参加しやすくなりましたので、是非お申込みください。     申込ページ 定員 特になし 申込締切 令和4年8月5日(金) 主催 畿央大学 後援 奈良県教育委員会   お問い合わせ 畿央大学教育推進部 教職員向け公開講座係 Tel:0745-54-1601 E-mail:info@kio.ac.jp

2022.07.28

畿央大学付属広陵こども園「ミニ体験説明会」を看護医療学科教員が担当!

令和5年4月開園予定の畿央大学付属広陵こども園について、保護者の皆様に本園の教育・保育活動を知っていただくため、ミニ体験説明会を実施しました。 畿央大学付属広陵こども園は、大学が運営する公私連携幼保連携型こども園としては奈良県で初、地元広陵町と連携しながら本学の持つ教育および研究のノウハウを生かした新しいこども園です。   ▼こども園完成イメージ(変更になる可能性があります)     本園では「大学付属」である特長を最大限活かし、教育・保育・医療・健康・デザイン分野のスペシャリストである畿央大学の教員陣がさまざまな形で連携・サポートを広げていきます。それを実感いただくための「ミニ体験説明会」がはじまりました。 2022年7月26日(火)に開催された第2回は、畿央大学看護医療学科の岡いくよ先生によるミニトーク会「未来の子どもと子どもの未来ー妊娠・出産・産後の育児支援」を行いました。岡先生は各地での子育て支援等にかかわる中で感じてこられたことを写真もまじえて紹介され、参加した子どもたちには手遊びなども披露していっしょに楽しみながら、子どもの成長を楽しみながら育てるかかわり方などについてお話ししてくださいました。ミニトーク会終了後はE棟2Fオープン教室横に設置されたモデルルームで、子どもたちが楽しそうにおもちゃで遊んでいました。     畿央大学付属広陵こども園がめざしていることのひとつに、地域全体で子育てをする仕組みをみんなで作りあげることがあります。今回講師を務めた岡先生は看護医療学科で母性看護学を担当し、助産師として長く地域での妊娠、出産、産後にわたる時期の育児支援活動を行ってきました。現在も奈良、大阪、京都の各地でマタニティクラスやベビークラス、パパと赤ちゃんのクラスなどに関わって、様々なユニークな取組みを続けています。今後は定期的にこども園に関わって、妊娠中、出産後乳児期の育児にも力を貸していただけることになっています。   子どもは地域で生まれ、地域で育っていきます。子どもの未来は地域の未来でもあります。そして、未だこの世に生を受けていない子ども=未来の子どもも、また、地域の一員として温かく迎えたいと思います。   次回は8月2日(火)、現代教育学科のランディ・ムース准教授より「異文化との出会いについて」をテーマに実施します。ご期待ください!     【関連記事】 畿央大学付属広陵こども園「ミニ体験説明会」がスタート! 畿央大学付属広陵こども園開園プレイベント「みんなで愉しもう!tupera tuperaの絵本の世界」開催しました。 畿央大学付属広陵こども園の「地鎮祭」が執り行われました。 令和5年4月「畿央大学付属広陵こども園」を開設予定です。 奈良県内大学初の「公私連携幼保連携型認定こども園」設置に向けて広陵町と協定締結式を行いました。 畿央大学付属広陵こども園の園児のためのスツール(椅子)完成!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」     畿央大学付属広陵こども園 ホームページへ  

2022.07.21

大阪教育大学附属池田小学校で学ぶ「安全で安心できる学校づくり」~現代教育学科

2022年6月30日(火)、教育学部1年次の必修科目「ベーシックセミナー」と「現代教育論」の拡大授業として、教育学部現代教育学科1回生が大阪教育大学附属池田小学校を訪問しました。日ごろ大学内で学習を進める学生達にとって、実際の教育現場を見学させて頂けることは大変貴重な経験で、今年度も非常に大きな学びを得ることができました。   2001年6月8日、刃物を持った男が校内に侵入し、幼い児童と教員を殺傷する事件が起こりました。事件後、附属池田小学校では安全で安心な学校づくりを目指し、教職員が中心となって保護者や大学関係者が連携しながら様々な努力が積み重ねられてきました。これらの取組は、2010年に日本で初めてWHO(世界保健機構)のInternational Safe Schoolに認証、さらに2015年に日本セーフティプロモーションスクール協議会のSafety Promotion Schoolにも認証されました。   今回の訪問では、教育学を学ぶ学生達が、学校における安全・安心の意味をあらためて考え直すと共に、学校を安全で安心できる学びの場とする附属池田小学校の取り組みから、その実現をめざす方法について学びました。また、授業参観を通じて教員の児童への学習及び生活指導の在り方を学ぶことを目標としました。       当日は、新型コロナウイルス感染の拡大防止のため、2つのグループに分かれました。1つのグループは3時間目に授業の参観を、もう1つのグループは体育館で「安全で安心できる学校づくり」について、前畿央大学現代教育学科長/現附属池田小学校事件対策コーディネーターの安井先生より講義を受けました。4限はグループが入れ替わっての学修です。   授業参観では、1年生から6年生まで、さまざまな授業を参観いたしました。学生達はフレンドリーに接してくれる児童達との関わりや先生方の授業から、学校教育の実際についてさまざまな事を学びました。また、廊下側の壁がなく、開閉式のドアのみのオープン教室となっている教室の構造からも、安全で安心な学校教育のあり方についても学びを得ることができました。   講義では、体育館で安全教育について学ぶとともに、体育館を出て実際の侵入経路を歩き、事件の概要について学びました。当時のお話をお聞きし、事件で犠牲になった児童8人の名前が刻まれた「祈りと誓いの塔」に献花し、学生の代表が鳴鐘し全員で黙祷をささげました。           学校訪問後、学生は各自で事後レポートとして学びについてまとめました。そのうちのいくつかを以下に紹介いたします。   ● 池田小学校に訪問してまず驚いたのが学校の構造でした。教室の扉が全てスライド式のドアになっていたり、廊下がすごく広かったり、先生がいる机が廊下にむき出しにあったりしたのは全て不審者が来た時のための構造になっていて逃げやすいように逃げ道を広く作っていて先生が直ぐに駆けつけて来れる構造がすごいなと思いました。広々していて自由にいれるなと思ったけど先生方がしっかり考えた構造になっていて、事件があった教室は極力見なくていいような構造にしていたりして児童ができる限り思い出さなくていいように考えられていてすごいと思いました。   ● 大教大付属池田小学校を実際に歩いてみて全てが開放的だと感じました。廊下を歩いているときに図書館が見えたり、プールが見えたりと児童が集まる場所が見えやすくなっていたり、教室の戸や壁は透明なガラスで何も張っておらず、教室の外からでも中の状況が明確に分かるようになったりしていました。また、1番素晴らしい発想だと思ったのは先生の休憩場所が壁もなく、児童と簡単にコミュニケーションが取れるようになっているところです。緊急事態が起きてもすぐに対応できるような配慮をしていて児童も安全に過ごすことができますし、保護者も安心して預けることができると思いました。   ● 私は、今回の訪問の事前学習をするまでこの事件のことを全く知りませんでした。私が今までニュースで事件について報道されていたのにも関わらず、事件のことを知らなかったのは、報道されていても自分には関係ないだろうと報道に耳を傾けていなかったからです。このように考えている若者は多いと思います。そして、今回実際に学校に訪れて事件現場や犯人が通った道を見て、非常に胸が痛みました。そして、私が到底想像できないような怖い思いを子供たちはしたと思います。今、教師をめざしている私ができることは、2度と子供たちが同じような怖い思いをしないように安全な学校づくりには何が必要なのか日々考え続けることだと考えました。そして、今は主流となっているインターネットでこれから社会を担っていく若者にも事件について伝えていく必要があると考えました。   ● 私が施設面以外にも防犯意識の高さが表れていると思ったのは、児童の挨拶だ。校舎内の移動中や授業参観の教室前で待っていると、先生方や私たちに大きな声で挨拶をしてくれる児童が沢山いた。挨拶をすることによって相互認知やまわりとのコミュニケーションのきっかけとなり犯罪の予防になるため、学校側だけでなく児童側にも防犯意識を持たせる指導をしている点が良いと思った。21年前の事件で犯人が犯行前に1人の先生と会っていたということを聞き、不審と思ったら声を掛けることや行き先を見るだけでも何かアクションを起こすことの重要性を学んだ。   ● 授業を見学させてもらって、この方法がいいなと思ったところが三つありました。一つ目は、先生が授業中に問いかけをたくさんしていたことです。子どもたちは積極的に手を挙げ、主体的に取り組んでいるように見えました。そんな風に主体性を育むというのはすごく大切だと思いました。二つ目は、あてた回数を手で表しながら手を挙げることです。まだ当たっていない子は、手をグーにして、一回、二回と当たった子は一、二と指で手を挙げていました。こうすることで、同じ子ばっかり当ててしまうことがなくなり、わかりやすいと思いました。三つ目は、発表をするときに教室の対角線を向かって話すことです。その対角線の端にいる子が、声の大きさを五段階で、手で表していました。そんな風にみんなに聞こえるような工夫がされているのがすごく良かったと思います。   ● 生徒が考えやすいように問いかけたり「クスクスってどんな感じ?」「じゃあゲラゲラってどんな感じ?」と生徒が実際に行ってそれぞれの違いに気づくきっかけになったりと、気づけることがたくさんあり、どのような授業を行えば生徒に理解してもらえるのかを学ぶことができたと思います。   ● 授業参観では、私が大学の授業で学んでいる主体的・対話的な深い学びが実現されていました。今まで理想的だと感じていたこの学びが、間近で見られたことに、感謝です。私は、算数の授業を参観しました。主体的・対話的な深い学びの具体例として、先生は答えを言わず、先に児童に考えてもらっていました。その児童が考えたことを発表する際も、正解なのか不正解なのかを言うわけではなく、児童の解答に「ふんふん」と頷き、なぜそう思うのかを児童に問いかけていました。先生が問いかけた問いに対して、児童はまた考えるので、学びがますます広がっていることに気づきました。   ● 児童が笑顔で楽しく学校生活を送れるように、先生がその環境を作ってあげることがとても大切だと感じました。安全面でも安全が確証されることで、児童も思いっきり色んなことができるようになると思うので、学校のセキュリティーも先生の信頼感もとても大切だと感じました。   ● 私は、6年生の英語の授業を見学させていただきました。授業の初めのあいさつとしてさまざまな国の挨拶をしました。その後、2冊の教科書のうち、どちらの教科書を今日の授業で使うのかを決めるために、クラスを2チームに分け、ジャンケンをしました。そして勝ったチームの方の教科書を使いました。これは、児童が今日の授業で使いたい方の教科書のチームに入り、ジャンケンをするので児童が今日学ぶことを決めていることに繋がっていると考えました。       最後に、このようなご時世にたくさんの人数での訪問にもかかわらず、訪問を快く受け入れてくださった校長先生ならびに教職員のみなさまに感謝申し上げます。教育における安全と安心について、学生が学ぶ大変貴重な機会となりました。そして学生と楽しく交流していただいた附属小学校の児童の皆様にも心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。     2022年度1回生 担任団   【関連記事】 1年次配当「小学校一日見学」を実施しました~現代教育学科2022年度新入生研修 学科別レポートvol.1~現代教育学科「セメスター留学」が始まります!~現代教育学科    

2022.07.20

小学生向けに「ぴょんぴょん・コップ」動画を公開!~2022年度「マミポコ・キッズ」前期 第1回活動報告!

こんにちは、マミポコ・キッズです!   私たち「マミポコ・キッズ」は、畿央大学に地域の子どもたちを招待して、様々な遊びを行ってきました。しかし、現在は新型コロナウイルス感染症の影響により、対面での活動が難しい状況にあります。そこで、今年度も子どもたちが何か楽しめることを遠隔で提供できないかと考え、子どもたちが1人だけでなく、お友達やお家の方とも楽しめる遊びの第1弾の動画配信を企画・制作しました。   今回の動画では、紙コップと輪ゴムを使った「ぴょんぴょん・コップ」を紹介しています。紙コップ2個と輪ゴム2本で簡単に作ることができます。さらに、折り紙やペンを使うと、カンガルーやウサギ、ロケット等、自分だけの「ぴょんぴょん・コップ」を作ることができます!飛ばし方のコツも詳しく説明しているので、ぜひ動画をご覧になってください!       ▼感染対策を徹底した上で準備を進めています       どんな動画に仕上がっているか、ぜひご覧ください!         次の動画もみんなで遊べる楽しい企画を考えているので、お楽しみに! 子どもたちのたくさんの笑顔があふれる活動を目指して頑張ります! 今後とも、マミポコ・キッズをよろしくお願い致します。   現代教育学科 2年生 長谷川慈(いっちゃん) 三住真弥(おむ)     【関連記事】 小学生向けに「紙皿ゴマ」動画を公開!~2021年度 「マミポコ・キッズ」後期 第2回活動報告 小学生向けに「葉っぱの写し絵」動画を公開!~2021年度 「マミポコ・キッズ」後期 第1回活動報告 小学生向けに「ストロートンボ」動画を公開!~2021年度「マミポコ・キッズ」前期第3回活動 小学生向けに「でんでらりゅうば」動画を公開!~2021年度「マミポコ・キッズ」前期 第2回活動 小学生向けに「切り絵で遊ぼう」動画を公開!~2021年度「マミポコ・キッズ」前期 第1回活動    

2022.07.15

2022年度キャリアガイダンスレポート~身だしなみとビジネスマナー編~

キャリアセンターでは、健康栄養学科・人間環境デザイン学科・現代教育学科3回生の一般企業就職希望者を対象に「キャリアガイダンス」を実施しています。前期・後期合わせて約30回のプログラムを用意しており、前期は毎週金曜日2限に対面で実施しています。   7月8日(金)に実施したキャリアガイダンスでは、株式会社CAREER LABOの小松仁美様を講師にお招きし、「身だしなみとビジネスマナー(基礎・常識編)」をテーマにご講義いただきました。 今回は、身だしなみチェックも兼ねて、全員スーツ着用での参加です。   ▼1人1つずつ手鏡を配布、身だしなみをチェックしています。   まず、就職活動を成功させる心構えとして、自分の軸を大切にしつつ、柔軟に対応できる力を養うこと、普段の『無意識の行動』を『意識の行動』へとシフトさせることの2点についてお話がありました。   ▼講義の合間、先生からの「姿勢はどうでしょう?」という問いかけで、姿勢に『意識』が向いています。   ▼「学生」と「社会人」、それぞれに求められているものについてディスカッションしています。   その後、表情、座り方、お辞儀、挨拶など、就職活動における身だしなみやマナーの演習を行い、表情は内面を映し出すスクリーンであるため、第一印象で人柄を伝え、その印象を面接内容で裏付けることが重要と学びました。   ▼お辞儀の角度を確認しています。   また、年々増えている「オンライン面接」についても、受験にあたっての注意ポイントや事前準備を詳しく教えていただきました。 今夏、オンラインのインターンシップ参加を予定している学生にとっては、事前にオンラインならではの注意点やテクニックなどを学ぶ機会になりました。     前期の対面で行うキャリアガイダンスは、今回が最終回でした。 前期最後は、SPI対策第3弾「応用編」の講義動画をOpenCEAS(授業支援型ラーニングシステム)に掲載予定です。 夏季休暇中などの時間を有効に活用し、筆記試験対策も進めていきましょう。          

2022.07.15

畿央大学付属広陵こども園「ミニ体験説明会」がスタート!

令和5年4月開園予定の畿央大学付属広陵こども園について、保護者の皆様に本園の教育・保育活動を知っていただくため、ミニ体験説明会を実施しました。   大学が運営する公私連携幼保連携型こども園としては奈良県で初、地元広陵町と連携しながら本学の持つ教育および研究のノウハウを生かした新しいこども園です。   ▼こども園完成イメージ(変更になる可能性があります)     本園では「大学付属」である特長を最大限活かし、医療・健康・デザイン・教育・保育のスペシャリストである畿央大学の教員陣がさまざまな形で連携・サポートを広げていきます。それを実感いただくための「ミニ体験説明会」がはじまりました。   2022年7月12日(火)はその第1回として教育学部の永渕准教授に「子どもにおもちゃはなぜ必要か?」をテーマにミニトークと体験活動をしました。永渕先生は奈良県内をはじめとして、大阪や京都で幼児教育の様々な取り組みを一緒に作りあげながら、研究を進めています。先生の今一番大きな関心のひとつは、世界的なムーブメントとなっているイタリアから発信された「レッジョ・エミリア」アプローチの良さを奈良にも伝え、それを実践に移すこと。すでに今年天理市に開設されたばかりの「なら歴史芸術文化村」の芸術文化棟には、先生の発案になるレッジョ・エミリアのアイデアがふんだんに採り入れられています。         おもちゃをめぐるいろいろな疑問について幼児教育の専門家である永渕准教授より話題が提供されました。また、実際に子どもたちと一緒に直接おもちゃに触れて楽しんでもらいました。   子どもにおもちゃを与えるのは当たり前で、そんなことを考えたこともないという人も、一度あらためて考えていただく機会になったと思います。   E棟2Fオープン教室横に設置されたモデルルームで、楽しそうにおもちゃで遊ぶこどもたちの笑顔と笑い声で、キャンパスが賑わいました。         畿央大学付属広陵こども園は、子ども一人ひとりのありのままの姿をたいせつにすることから出発します。ありのまま――そうです。「本物」の自然や文化に触れ、「原体験」という子どもにとって宝物のような思い出をたくさん子ども時代につくって、それを生涯持ち続けていってほしいと願うからです。   次回は7月26日(火)、看護医療学科の岡准教授より「出産前後の母子の健康とケアについて」をテーマに実施します。ご期待ください!     畿央大学付属広陵こども園 ホームページへ     【関連記事】 畿央大学付属広陵こども園開園プレイベント「みんなで愉しもう!tupera tuperaの絵本の世界」開催しました。 畿央大学付属広陵こども園の「地鎮祭」が執り行われました。 令和5年4月「畿央大学付属広陵こども園」を開設予定です。 奈良県内大学初の「公私連携幼保連携型認定こども園」設置に向けて広陵町と協定締結式を行いました。 畿央大学付属広陵こども園の園児のためのスツール(椅子)完成!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」

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