現代教育学科の新着情報一覧
2017.12.21
学生広報スタッフblog vol.236~奈良マラソンでボランティア!
こんにちは !学生広報スタッフで 現代教育学科1回生の浅川です。2017年12月10日(日)に、奈良マラソンのボランティアに参加してきました! きっかけは、ボランティア募集のチラシを見かけたことです。今回のような「スポーツに関わるボランティアもしてみたい」と思い、申し込みました。 配属先は【給水・給食】で、ヴァームウォーターや水、飴をランナーの方に提供します。当日は、事前説明会で配られたウェアもしっかり着て、朝から送迎バスに乗り、担当のエリアに向かいました。 ランナーの方が来るまでは準備をしていました。私のグループはヴァームウォーターの提供をしました。その準備段階では、ヴァームウォーターの入ったペットボトルを段ボールから開けたり、開栓してスタンバイしたりしました。寒い中で手がかじかんで、普段はなんともない開栓作業が大変でした。 ランナーの方が走ってきてからは、紙コップに一定量のバームウォーターを汲み入れて机に並べました。途中、ピークのときには、大勢のランナーの方が立ち寄ってくださったので、机に並べてもすぐになくなり、開栓して、汲んで、並べて、をそれぞれ分担して行いました。 それだけではなく、応援も大切な仕事でした。「がんばれ~ !」「あと○キロです !」という声かけはもちろん、ゼッケンに名前の表記してある方には、名前を呼んだりして、笑顔で声援を送りました。老若男女、色々な方が参加していましたが、ランナーとして参加された畿央大学の職員の方にもお会いすることができました ! 仮装して走ってる方もいてとても道路が賑やかでした。とてもつらそうに走ってる方もいましたが、そんな中でも、「ヴァームウォーターいただきます !」という一言や、応援に対して「ありがとう~ !」「がんばります !」という返事をいただきました。とても嬉しかったです。 今回、初めての参加で不安もありましたが、それ以上に終わった後に「楽しかった !」「参加してよかった !」と思うことができました。ぜひ、ボランティアにも、そしてマラソンにも参加してみてください。 寒い中でしたが、ランナーの方の元気に走る姿や、細かな気遣いにとても心が温かくなりました。 現代教育学科1回生 浅川佳美 【関連記事】 学生広報スタッフblog vol.231~奈良タンゴ祭にボランティアとして参加!
2017.12.21
就活レポート~就職活動の現場から~No.456(小学校教諭)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第456弾! 現代教育学科9期生(18卒) 米永 裕樹 さん 大阪府・小学校教諭 勤務 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 私は、先生になりたいのか分からない状態で畿央大学の教育学部に入学しました。 高校3年生の時に自分の進路について考えていた時、小学校の卒業文集に「先生になりたい。」と書いていたのを見ました。 そう思っていたなら、先生を目指してみようと決断して畿央大学の教育学部に入学しました。入学した頃は、まだまだ曖昧な気持ちでしたがボランティアや実習を通して子どもたちと関わっていったことで「絶対に先生になる。」と思うようになりました。 【学校インターンシップ・教育実習を経験して】 私は、小学校の免許状に加えて特別支援学校の免許状も取得するため、特別支援学校にもボランティア・教育実習に行かせていただきました。学校の先生方からは本当にたくさんのことを教えていただきました。また、子どもたちからも学ぶことがたくさんありました。現場で学んだことは大学の講義では学びきれないことばかりでした。ボランティアや実習で学んだことを教員になってから活かしていきたいです。 【畿央大学での大学生活について】 大学生活については、サークルや学校行事などいろいろな活動に参加しました。特に、2回生の時の畿央祭の実行委員と教職クラブは自分を成長させてくれました。それと同時に友達も増えていきました。楽しい4年間を過ごすことができたのも友達の存在がとても大きいです。当たり前のことですが、友達は大切です。卒業してもずっと関わっていきたいです。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 とても優しい先生方ばかりです。そして、心強いです。採用試験の手続きから筆記の対策や面接の対策など手取り足取り教えていただきました。分からないことがあれば時間を取って教えてもらったり、相談に乗っていただいたり本当にお世話になりました。採用試験に合格できたのも自分たちのために一生懸命になってくれる先生方がいてくれたおかげだと思います。 【理想の教師像】 私の理想の先生像は「ほめる力のある先生」です。子どもの良いところや可能性を見つけてほめることが子どもとの信頼関係にも繋がると思います。そして、これから出会っていく子どもたちのために全力で頑張っていきたいです。 【後輩へのメッセージ】 3回生の皆さんは今、分からないことばかりで不安なことが多いと思います。正直、採用試験の勉強はしんどいです。日が進むにつれて焦ったり自信がなくなったりもしました。でも、そんな気持ちは自分だけじゃないです。周りの人も同じ気持ちです。絶対に試験に合格する人なんていません!自分に自信をつけるために対策講座や面接練習を活用して採用試験を迎えて下さい。 採用試験は長期戦で無理は禁物です。でも、多少無理はしていいと思います。ちょっと無理をするくらいが良い結果に繋がります。もちろん、息抜きも大切にして下さいね!!
2017.12.21
就活レポート~就職活動の現場から~No.457(小学校教諭)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第457弾! 現代教育学科9期生(18卒) 楠瀬 貴久 さん 高知県・小学校教諭 勤務 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 きっかけは、小学校の担任の先生への憧れです。その先生は子ども一人ひとりの良さを認めてくれる方でした。そのため学校が楽しくて、先生と友達と毎日笑っていたことを覚えています。そのきっかけのおかげで大学では教育学部へ進み、教育実習や小学校ボランティアに取り組むことで、子どもたちが何かを達成したときの笑顔や、また何かに失敗してもそこから学ぶ姿と、それに携われる教師という職のすばらしさに気付いたことで、自分は絶対教師になるという決意を持つことができました。 【学校インターンシップ・教育実習を経験して】 学校インターンシップや教育実習を通して、自分の中で起こった大きな変化は、特別支援教育への関心でした。通常学級にも特別な支援を必要としている子どもが多くいることに驚きでした。そして驚きと同時に、自分はこのままではだめだということにも気づけました。これをきっかけに私は特別支援教育についても深く学んでいくことに決めました。このように学校インターンシップや教育実習に行くことで自分自身に変化を与えられたと思います。 【畿央大学での大学生活について】 自分の好きなこと、学びたいことに没頭した4年間でした。大学での授業では、教科別の指導案作成など一人では難しい課題もありましたが、友人と互いの考えを話し合い、また先生方に質問に行けば、いつも手厚い指導をしていただきました。指導案作成などの授業はなかなか難しかったけれど、それらを乗り越えることでまた一歩、自分が教師に近づいたと思うと嬉しかったです。部活動では硬式テニス部に所属していましたが、大会に向けて、部活動の時間外でもみんなで集まり練習を重ねていました。個人競技のテニスですが、チームが一つになって行動できたという貴重な思い出でした。また学生支援センターの方々には、ボランティアを紹介していただき、教育実習の説明会などでも大変お世話になりました。本当にありがとうございました。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 対策授業、面接練習、実技練習、ととても充実しており、大変お世話になりました。私は自分でどこを勉強すればよいか、どれが出やすい問題なのかなどわからなかったので、対策授業にはほぼ毎回出席することを心掛けていました。そのおかげで、よく出る問題や、今年新しく取り上げられそうな問題まで、学ぶことができました。面接練習では対策講座を訪れる度、面接の予約を行っていました。私は人に自分のことをアピールすることが苦手でしたが、練習を重ねるにつれて少しずつですが、成長することができました。実技練習では、私の受けた自治体はマット運動とピアノがありましたが、自分の苦手なピアノは毎日1回練習するようにし、実技の先生の授業も積極的に受けに行っていました。対策講座、面接、実技と丁寧なご指導ありがとうございました。 【理想の教師像】 子ども一人ひとりの良さを見つけられる先生になりたいです。みんな必ず自分の良さを持っています。できないこと、苦手なことばかりを見るのではなく、その子だけが持つ良さに目を向け、ほめることができるようになりたいです。そのためにも日頃から子どもたちをよく見ることを意識し、子どもと関わる時間を積極的にとっていきたいと思います。 【後輩へのメッセージ】 大学生活の中で、部活動でもバイトでもボランティアでも何でもよいので自分が一生懸命取り組めるものを探して、取り組んでください。そういった経験は必ず筆記、面接、実技試験につながります。またその経験の中で、自分という人間の良さを見つけてください。私は自分に自信を持てる方ではありませんでしたが、ボランティアで子どもたちからもらった何気ない言葉や先生方のアドバイスから自分の良さを見つけることができました。そしてそういった自分の良いところは、大切にしていくべきだと思います。採用試験は筆記、面接、実技試験と大変ですが、大変な時こそ一緒に頑張っている周りの友人や先生方に相談し、協力しながら頑張ってください。
2017.12.21
就活レポート~就職活動の現場から~No.458(特別支援学校教諭)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第458弾! 現代教育学科9期生(18卒)吉良 みづき さん 大阪府・特別支援学校教諭 勤務 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 私はもともと子どもが好きで、小学校教諭を目指していました。しかし、大学での勉強をしていく中で障がいがあっても力強く生きていく子どもたちを知り、特別支援教育に興味を持ちました。そして、そのような子どもたちの支えとなり、将来を力強く生きていくための資質や能力を培う存在に魅力を感じたからです。 【学校インターンシップ・教育実習を経験して】 学校インターンシップや教育実習を通して、子供の成長を見ることができる教員という仕事に改めて魅力を感じ、教員になりたいという思いがより強くなりました。その中で、児童一人ひとりにあった指導や支援の難しさにも直面し、もっと勉強しなければという焦りにもつながりました。 【畿央大学での大学生活について】 大学生活の4年間を振り返って、常に友人や先生方から支えてもらいながら生活してきたように感じます。特に教採中では、同じ夢に向かって友人と切磋琢磨しながら朝から晩まで机に向かい、困ったことがあれば先生に助けてもらい、周りの支えがなければ乗り越えられなかったと感じます。一人で勉強に取り組むことは大変ですが、友人と一緒に励ましあいながら勉強を行うことで、自分のモチベーションも上がり、あきらめずに取り組めたのではないかと感じます。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 とにかく「熱い」という言葉がぴったりの先生が多いです。たくさん学生がいますが、一人ひとりのためにいつでも熱心に手厚くサポートしてくださいます。筆記対策だけでなく面接対策や実技対策など、常に激励してくれるので最後まで頑張ることができました。たくさんある対策講座を受ける中で自分の知識が増えていくのはもちろん、教採に向けて一緒に頑張る仲間を見つけたり、支えあったりすることが増えたということも実感しています。本当に教採対策が手厚いので、しんどい時期もありましたが今となっては畿央大学にきて、この先生方について行ってよかったなと感じています。 【理想の教師像】 私は児童一人ひとりに寄り添うことのできる教師を目指します。その日の体調や心理面など様々な面を考慮しながら日々取り組んでいきたいと考えています。また、児童だけでなく保護者の不安や困っていることなどを相談しやすいように常にコミュニケーションを図り信頼される、教師になりたいと考えます。 【後輩へのメッセージ】 私は教採の勉強を進めていくにつれて、周りとの差に不安を感じて何も手につかなくなった時期がありました。面接練習をしていても自分だけ話せていないという焦るときがあるかもしれません。しかし、焦ってもいいことはありません。自分は自分。たまには息抜きをして、落ち着いて自分のペースで頑張ってください。応援しています。
2017.12.20
2017年度「マミポコ親子ひろば」後期第3回活動報告!
近隣の未就園児の親子を対象に、第2・第4火曜日の午前10:00から畿央大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどをして元気いっぱい活動しています。 今回は、12月の活動を報告します。 12/12(火) ◯自由遊び ◯手遊び「はじまるよ」 ◯クリスマス製作 今回は6組の親子が参加してくださいました。 自由遊びでは、食べ物のおもちゃを握って遊んだり、ボールプールのおもちゃに夢中になって遊ぶ子ども達の元気な姿が見られました。 手遊びは「はじまるよ」をしました。 その手遊びの後にクリスマス製作でツリーとリースを作り、最後には親子で完成した作品を持ちながら写真撮影を行いました。私たち学生にとっても子どもたちと一緒に楽しく活動することができ、とてもいい経験となりました!ありがとうございました!! 次回の活動は、1月9日(火)に和室で行います。今年度最後の活動です!ぜひたくさんの参加お待ちしております!! 現代教育学科3回生 笹井綾子 【参考記事】 2017年度「マミポコ親子ひろば」後期第2回活動報告! 2017年度「マミポコ親子ひろば」後期第1回活動報告! 2017年度「マミポコ親子ひろば」第6回活動報告! 2017年度「マミポコ親子ひろば」第5回活動報告! 2017年度「マミポコ親子ひろば」第4回活動報告! 2017年度「マミポコ親子ひろば」第3回活動報告! 2017年度「マミポコ親子ひろば」第2回活動報告! 2017年度「マミポコ親子ひろば」初回の活動報告!
2017.12.19
就活レポート~就職活動の現場から~No.455(小学校教諭)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第455弾! 現代教育学科9期生(18卒) 西口 真由さん 奈良県・小学校教諭 勤務 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 落ち込んで帰ってくるときもありながらも、教師としていつも楽しそうに出勤する母の姿に憧れたのがきっかけです。高校の時一週間の体験実習の中で、子どもが成長する姿を見ることができ、教師という仕事のやりがいを感じ、私もこの職に就きたいと本気で考えるようになりました。 【学校インターンシップ・教育実習を経験して】 実際に学校の現場に入ってみると、授業でも生活指導の場面でも、予想外の子どもの反応ばかりで、試行錯誤しながらのひと月でした。だからこそ子どもを理解することの大切さを感じた機会になりましたし、子どもが「できた!」と目を輝かせたときには教師としてのやりがいを感じることのできた機会であったと感じています。 【畿央大学での大学生活について】 大学では、KiPTという学内・学外でのイベントの企画や司会進行などに携わるサークルに所属しました。サークル活動を通して、地域の方々やサークルの方などいろいろな人と関わる経験を持つことができたことで、多面的・多角的に考えることや、先を見通して行動する力を養うことができたと考えています。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 教職教養や小学校全科の筆記試験への対策講座、また集団面接・模擬授業・個人面接への面接指導など、本当に親身になって指導してくださいました。初めは中々上手く話せなかった面接も、何度も指導してくださった先生方のおかげで試験を乗り越えることができました。 【理想の教師像】 私が理想とする教師像は、教育実習でお世話になった先生です。まずは先生の方からいろいろ提案を投げてみて、子どもが活動をすることをしっかり見てほめることで、子ども自らが「次はこんなことをしてみたい」と提案する姿を見ることができました。私も、子どもの自主性を大切にできる教師になりたいと思います。 【後輩へのメッセージ】 いろいろな経験をしておくといいと思います。アルバイト・ボランティア・サークル活動などを通して、自分の強みになる経験が何か一つあると試験にも自信をもって取り組めると思います。しんどい時も、うまくいかないときも、話を聞いてくれて、励ましてくれた友人がいたからこそ試験を頑張ることができたと感じるところが本当に大きいです。「受験は団体戦」、本当にその通りだったと思いました。色々な人と関わりを持ちながら、自分のしたいことに向かって、頑張ってください!
2017.12.18
就活レポート~就職活動の現場から~No.454(公立幼保)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第454弾! 現代教育学科9期生(18卒) 伊藤 亜季 さん 松原市・公立幼保 勤務 【目指そうと思ったきっかけ】 私が幼稚園教諭・保育士を目指そうと思ったきっかけは、年の離れたいとことのかかわりです。小学校高学年のときにいとこが生まれ、お世話をしたり絵本を読んだりしたことがとても楽しかったことを覚えています。また、毎日一緒に過ごすなかで、どんどんできることが増えていくといった成長を感じました。この経験から将来子どもとかかわり、成長を感じることができる仕事に就きたいと思うようになりました。 【学校インターンシップ(ボランティア)・教育実習を経験して】 幼稚園教育実習では先生が保護者の方から子どものことについて相談や質問を受けている場面を見かけることがよくありました。やはり子どもたちだけでなく、保護者の方ともしっかりかかわる仕事であるなと改めて感じました。そして、当たり前のことですが毎日子どもたち一人ひとりをちゃんと見ていないと、保護者の方の相談や質問に答えられないとも思いました。子どもたちが毎日「幼稚園・保育所に行きたい!」と思える保育をおこなっていくことが、保護者の方との信頼関係を築くことにつながっていくと、実習を通して強く感じました。 【畿央大学での大学生活について】 アカペラ部、畿友会、災害復興ボランティアの活動などの課外活動では自分なりに積極的に活動しました。特にアカペラ部では他の大学と交流をしたり、ライブ運営の中心を担ったりするなどなかなかできない貴重な経験ができました。これらの経験は採用試験でもアピールポイントになりました。また、畿友会では様々な学校の行事にも関わることができました。同じ学科の友達はもちろん、部活などを通して他学科、他学年の人と関わることで自分にとってプラスになることは本当にたくさんありました。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 畿央大学は先生方が面接練習に本当に力を入れて下さります。対策室の先生だけでなく、学部の先生もみて下さり、たくさんの先生から指導やアドバイスをしていただけます。また、一緒に練習を受ける友達同士でもお互いにアドバイスをしたり、よかったことを伝えあったりすることがとても励みになりました。さらに、面接練習だけでなく絵本や手遊びなどの実技試験対策の時間を個別にとっていただくこともあり、しっかりと準備をして試験に臨むことができました。 【理想の先生像】 子どもと同じ目線に立てる先生になりたいと思います。子どもたちの視界と大人の視界は大きく違うので、子どもの視界を意識して危険のない保育環境を作っていくことを大切にしたいです。また、子どもたちは時に大人の考えつかないようなアイディアを生み出したり、大人では気づかない発見をしたりすることがあります。それらに対して、できるだけ子どもたちと同じものの見方や考え方に立って共感し、寄り添っていくことを心掛けたいと思います。 【後輩へのメッセージ】 勉強をしないといけないとは思っていても、気持ちを切り替えて勉強に取り掛かるのはなかなか難しいと思います。私は3回生の間はかなり部活に打ち込んでいたので、本格的に勉強を始めたのは後期の授業が終わってからでした。10月ごろから始めている友達が多かったのですごく焦り、春休みは毎日学校で勉強していました。自宅にいて一人で勉強をする方が集中できるという人もいると思いますが、学校でお昼休みに友達とご飯を食べて気分転換をしたり教え合ったり、また、わからないことや相談したいことがあればすぐに対策室の先生に聞きに行けるなど、学校で勉強することはすごくおすすめです。「今から勉強を始めるには遅いかな」と考えている人もいるかもしれませんが、まだ間に合うと思います!公立幼保は本当に長い間頑張り続けないといけませんが、最後まであきらめずに力を発揮してほしいと思います。頑張ってください!
2017.12.15
脳科学×特別支援教育で教員特別対談!~現代教育学科「発達障害教育特論」
特別支援教育に関する3回生後期の配当科目「発達障害教育特論」(担当教員:理学療法学科・ニューロリハビリテーション研究センター長森岡周教授)では、12月13日(水)の授業で、昨年に引き続き、現代教育学科の大久保先生に来ていただき、森岡先生と大久保先生の対談形式の講義になりました。 本年度のテーマは、「社会性がないという位置づけは必要なのか?社会的いじめとは?」です。 発達障害児に特性がありますが、発達障害児から見れば、定型発達児にも「社会性がある」という特性があります。その特性があるからこそ起こる問題が「いじめ問題」であるのではないか?と大久保先生から投げかけられました。 今まで、定型発達の目線から発達障害の特性ばかりを見ていた私たちからすると、大久保先生の発達障害の目線から定型発達の特性を見る、という考えはとても斬新なものに感じました。しかし、定型発達した人が発達障害のある人に対し、自分たちとの違いを感じることと同様に、発達障害のある人も定型発達した人に対し違いを感じることは当然のことだと思います。今までそのことに気付いていなかったという事実に衝撃を受けると同時に、とても興味深く感じました。 まず「定型発達特性」について、対談が始まりました。内容は、「①利己的な選択に基づいて利他的な行動が行われているのではないか?」「②定型発達の社会性に対する意識の方向性は?」「③文脈力があるからこそ残虐になれるということがあるのではないか?」の順で進められました。 どの話も考え深いものばかりでしたが、その中でも私たちが特に印象に残ったことは、「いじめる側の脳のメカニズム」です。達成することを目標にする学級目標を立てることは、集団の統率を取ることには有効的ですが、反対に集団の中での圧力が強まり、逸脱すると排除しやすくなります。人間の、集団から一部を排除しようとする行動は、アンフェアな存在に対し嫌悪感を抱き、その嫌悪感が理由づけになり、行動するといった脳の認知能力が起こしています。このような脳のメカニズムが、いじめに関係しており、発達障害がある子の逸脱行動は、定型発達児にとってアンフェアな存在という認識のきっかけになり、いじめへとつながると考えられます。 先生方のお話から、教育を行う立場である教師が、「障害」という言葉をマイナスなイメージで広げていくのではなく、プラスなイメージで広げていけるようにするためにも、私たち自身が障害特性についてきちんと理解しておくことが大事だと思いました。また、発達障害児の目線にも立ち、定型発達児の考え方を必要に応じて教えていくことも大切だと思いました。そして、共通して大切なことは、定型発達児も発達障害児もお互いが「アンフェアな存在」と認識しない説明ができるようになることだと感じました。また、達成することを目標とする学級目標ではなく、学級を一定の方向に向けるための方向的な目標を設定することも重要なことだと思いました。 この対談で私たちが感じたことは、将来教員をめざす身として、発達障害児の特性だけでなく、定型発達児の特性も踏まえて、これからの教育の仕方や学級経営の仕方を考えていくことが重要だということです。定型発達児の、社会性があるからこそ起こる問題に対する完璧な解決策は、今の私たちには考えつくことはできません。しかし、この対談で発達障害児から見た視点やいじめと脳機能の関係性について知ることができ、このような課題を考えるきっかけになり、発達障害の特性のみに焦点を向けるのではなく、定型発達だからこそ起こり得ることにも焦点を置き、両方の視点から子どもたちを見ていくことが大切だと感じました。 現代教育学科3回生 西田 昌樹・前田 祐果 【関連記事】 「発達障害教育特論」で理学療法学科と現代教育学科の教員が特別対談!~現代教育学科(2016年)
2017.12.14
ボランティアレポート~気仙沼市への復興支援バスツアーに現代教育学科4名が参加!
平成29年11月10日(金)~13日(日)にかけて、私たち現代教育学科の学生4名が奈良県社会福祉協議会主催の復興支援ボランティアバスツアーに参加し、宮城県気仙沼市へ行ってきました。このツアーは、各地で災害が相次ぐ中、被災地における住民の暮らしや想いに寄り添い、復興にむけた取り組みを学ぶとともに、災害に強い地域づくりをめざした活動に活かすために、奈良県福祉協議会が主催しているものです。 【1日目 震災総合学習】 1日目は現地の震災復興語り部ガイドさんとともに、内湾、階上地区、リアス・アーク美術館をめぐりました。 特に印象に残ったのは、向洋高校跡地です。当時の生徒170名と教員50名は全員無事だったそうです。校舎は4階まで窓ガラスが割れていて、2階に車が乗りあげていました。屋上付近まで津波が押し寄せ、屋上に避難された先生方は死を覚悟されたという話、内陸に避難する途中、恐怖で腰が抜け歩けなくなった生徒さんもいたという話を聞き、想像を絶するような恐怖が、この場所で起こっていたことを知りました。この向洋高校跡地は津波の脅威を伝承するため、校舎全体を震災遺構として保存されることが決まっているそうです。 リアス・アーク美術館には、実際に津波でボロボロになった物資や写真が展示されていました。車や鉄の柱が曲がっていて、津波の脅威をひしひしと感じました。また1つ1つのものに、現地の方がかかれた言葉やエピソードが添えられていて、悲しさ、辛さ、虚しさ、やるせない気持ちがとても伝わってきました。普段何気なく使っているものにもそれぞれの思い出があって、それが大切な人との最後の思い出になっているものも沢山ありました。今感じたこの気持ちを忘れてはいけないと思いました。 【2日目 復興ボランティア活動】 2日目は仮設住宅(反松公園住宅)での草刈りや窓ふきなどの清掃活動、海岸の清掃活動を行いました。反松公園住宅では、8割ほどの方々は災害公営住宅や新たに再建した自宅へと移られましたが、まだ2割の方々が仮設住宅で生活をしておられました。 清掃活動後には、集会所に地域の方が集まってくださり、お茶会という形で交流会をしました。私たち4人はレクリエーション活動をさせていただき、皆さんの楽しそうな笑顔を見ることができ、嬉しく思いました。 仮設住宅に住まわれている方々は、まるで親戚のように仲良くお話されていましたが、お話を伺うと、仮設住宅に来るまで全くつながりはなかったそうです。一緒に支え合ってきた縁だとおっしゃっていて、人の温もりや生きる力を感じました。また、気仙沼には年配の人が多く、若者は賃金や便利のいい仙台などに出て行ってしまうという現状もありました。 まだ復興していない地域も沢山あり、震災から7年たった今でも仮設住宅で生活をしている方々がいらっしゃいます。家族や大切な人を亡くしたり、思い出のつまった家や物を流され、たくさんのものを失い、深い傷を抱えた方々もいらっしゃいます。 実際に被災地に足を運んだことで、テレビや新聞では報道されていない被災地の現状や、被災者の想い、復興への歩みを知りました。被災地のために、災害に備えるために、自分たちには何ができるのか、今回の経験を通してもう一度考えていきたいです。 現代教育学科3回生 伊藤慧 大原麻由 【関連記事】 学生広報スタッフblog vol.232~熊本のための募金活動 in 畿央祭2017! 平群町社会福祉協議会ボランティアスクールで講演!~災害復興ボランティア部HOPEFUL 気仙沼でのボランティアレポートvol.1~5
2017.12.12
就活レポート~就職活動の現場から~No.452(養護教諭)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第452弾! 現代教育学科9期生(18卒) 辻本 真理奈 さん 三重県・養護教諭 勤務 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 子どもが好きで、大学を選択する時に畿央大学には養護教諭を目指すことができるコースがあると知り、イメージや憧れといった気持ちで養護教諭になりたいと思ったのが、正直な一番大きいきっかけです。でも、その中で小学校の養護教諭の先生が不安な私の側にいてくれたこと、高校の養護教諭の先生が来室していなくても気にかけてくれたことを覚えていたから、私もそんな存在になりたいと思い、養護教諭を目指すようになりました。 【学校インターンシップ・教育実習を経験して】 私は、教育実習に行く学校が母校で、そこで実習前からボランティアをさせていただいていました。継続して行かせていただいたことで、お手伝いした健康診断の数値で出る結果や、子どもの外見や内面の変化など、子どもの成長を自分で体感できました。しかし、自分ができないこと・不安なことも多く、力不足を感じたことは確かです。私は、先生方から話を聞いたり、子どもと遊んだりと、楽しみながら学ぶことができました。ボランティアや実習は、実際の学校現場を経験できる機会だったので、自分の課題、自分のいかせること、教職を目指すかという自分の進路などを改めて考えることができる大事なものだと思います。 【畿央大学での大学生活について】 私にとって同じ夢に向かって頑張れる仲間や応援してくれる友達の存在が、大学生活にはかかせません。そして、指導してくださる先生方などたくさんの人に支えてもらい、今の自分があると思います。活動としては、特殊なボランティアに参加することが多かったです。小学校の学生サポーターはもちろん、宮城県気仙沼市のボランティア、運動機能検査、ペアレントトレーニングなどに参加しました。また、畿友会に入り、課外活動総本部の部署長として活動することで、大学でのことを考えたり、他学部他学年の学生と関わることができました。課題や勉強ばかりもしんどいので、息抜き以上にたくさん友達と喋ったり、たくさん遊んだりして、楽しむ時間を大切にしていました。おかげで元気に過ごせています! 【畿央大学の教員採用試験対策について】 最新の情報を常に取り入れて、私たちに教えてくれます。今思えば、これだけ最新の情報を丁寧に用意してくれるのは、ありがたいことです。だから、どんどん活用して自分の力に変えてください。対策講座では、何十枚ものレジュメを用意してくださり、過去問や確認テストをしながら、その時間の中で教職教養を勉強しました。面接練習もしてくれるので、面接が苦手な人でも数をこなして慣れることもできます。対策室の先生方だけでなく、学部の先生方も面接練習をしてくれるので、いろんな先生から意見をもらえます。全てを鵜呑みにせず、どの意見を取り入れて面接をするかは自分次第です。厳しいことを言われることもあると思いますが、その言葉に負けずに努力し続けて欲しいです! 【理想の教師像】 理想の養護教諭は、広い視野を持った、安心感を与えられる養護教諭です。子ども・他の先生方・保護者・学校医など多くの人と関わる仕事でもあるので、コミュニケーションをとりながら視野を広げたいです。また、この先生なら大丈夫と多くの人に思ってもらえるように、関わりを大切にしながら、理想を現実とできるように頑張りたいです。 【後輩へのメッセージ】 時間があるうちにいろんな経験をして欲しいです。継続的にいくものもいいですが、単発でもいいと思います。少し聞いたことがないようなボランティアや周りの人があまりしていない活動をすることで、自分の力にも話のネタにもなります。チャンスがあれば、ぜひいろんなものに参加してみてください!あとは、よく先輩から聞くとは思いますが、教員採用試験の勉強は早く始めて損はないので、した方がいいと思います。なかなか取りかかれなくても、興味があるところを読み込むだけでも違うと思うので、してみてください!また、教員採用試験の勉強していく中で一度は本当にしんどい時期がくると思います。そんな時は息抜きも忘れないでください。周りの人が気になることもあると思いますが、自分のペースややり方を見つけて欲しいです。勉強ももちろん大事ですが、友達と過ごす時間も大事にしてください。応援しています!