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現代教育学科の新着情報一覧

2018年の現代教育学科の新着情報一覧

2018.06.29

教員採用試験がスタートします!

奈良県や大阪府、兵庫県など、近畿地方の多くの自治体で、教員採用試験の1次試験が6月30日(土)に実施されます。   試験の内容は自治体ごとに異なりますが、1次試験では筆記試験に加えて、面接試験や集団討論が課されるところが多く、教員を目指す4回生は筆記試験の勉強はもちろん、毎週の面接練習にも積極的に参加しているところです。     1次試験は7月中旬頃までに終わる自治体がほとんどで、その後の2次試験は自治体によっては9月上旬頃まで続きます。教員採用試験を受ける4回生は、まさに夏休み返上で勝負の夏となります。その期間中、教採・公務員対策室では、教育学部の先生方と連携して、面接試験、模擬授業、実技試験などの対策を進めていきます。         また、公立幼保(公務員)試験は、6月A日程の自治体の1次の筆記試験が終わったところです。公立幼保(公務員)を目指す4回生は、筆記試験の勉強と面接練習を並行して進めています。公立幼保(公務員)志望者は、12月頃まで受験し続けることも少なくないため、教員採用試験と比べて長期戦になります。       4回生のみなさん、これまでコツコツと積み重ねてきたことに自信を持って、試験本番ではベストを尽くしてきてください。みなさんの健闘を祈っています!教採・公務員対策室は、一人ひとりの試験日程・内容に合わせて、試験本番まで全力でサポートしていきます!        

2018.06.28

2018年度「マミポコ親子ひろば」第3・4回活動報告!

近隣の未就園児の親子を対象に、第2・第4火曜日の午前10:00から畿央大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどをして元気いっぱい活動しています。     【第3回:6/12(火)】 ○自由遊び ○絵本『はらぺこあおむし』 ○ふれあい遊び『バスに乗って』『ぞうきんのうた』『キラキラ青い海』       平成30年度第3回目の活動を報告します。当日は8組の親子が参加してくださいました。 お気に入りのおもちゃを見つけて繰り返し親子で遊ぶ姿や、異なるおもちゃを試してみたりと遊びに夢中の子どもの様子が見られました。今日はプールボールが大人気で子どもたちの楽しい声でいっぱいでした。少しずつ環境に慣れてきて、子ども同士の関わりも少しずつ見られて、お母さんだけではなくお友達を意識するようになってきているのだと感じました。     ふれあい遊びでは親との触れ合いを笑顔で楽しそうにしてくれていました。 今日の活動を踏まえてよりくつろぎながら安心して楽しく活動できる場を作っていけるよう学生一同努力していきたいと思います。   現代教育学科2回生 堀井春花   【第4回:6/26(火)】 ◯自由遊び ◯七夕製作 平成30年度第4回目の活動を報告します。当日は10組の親子が参加してくださいました。 自由遊びでは、おままごとなどの静かな遊びを楽しむ子、ボールを転がしたり体を動かして楽しんでいる子など、子どもたちそれぞれが興味を持ったものに夢中になって遊ぶ姿が見られました。 そして今回は七夕製作があり、みんなで織姫さまと彦星さまを作りました。作っている最中、子どもたちは紙を手でくしゃくしゃにする感触を楽しんでくれている様子でした。保護者の方には、短冊に願いごとを書いてもらい、最後は自分たちで作ったものを持って全員で記念撮影をしました。     子どもたちや保護者の方の嬉しそうな表情を見て、私たちも心があたたかくなりました。 これからも、安心して楽しく活動できる場を作っていけるよう学生一同努力していきたいと思います。 次回の活動は、7月10日(火)に和室で行います。 たくさんのご参加をお待ちしております!   現代教育学科3回生 中村楓 【関連記事】 2018年度「マミポコ親子ひろば」第2回の活動報告! 2018年度「マミポコ親子ひろば」初回の活動報告!

2018.06.25

2018年度 キャリアガイダンスレポート

健康栄養学科、人間環境デザイン学科、現代教育学科の3回生企業就職希望者を対象に「キャリアガイダンス」を実施しています。前期は毎週金曜日2限に実施、15回のプログラムを用意しています。就職活動を成功するために必要なことがすべて詰まっていますので、必ず受講してください!   ◆4月13日(第1回)~「今日からスタート! 就職活動基礎ガイダンス」 キャリアセンター辻谷さんから就職活動のスケジュールや就活用語の解説、業界研究や自己分析、企業が学生に求めるものなどについて説明がありました。就職活動の全体像がおおまかに掴めたと思います。そして3学科を担当するキャリアセンター職員から自己紹介。最後は就職活動でとてもお世話になる大手就職ナビ4社の登録会を実施しました。     ◆5月11日(第4回)~「リクルートスーツの選び方とカラーコーディネイト」 カラーコンサルタント林由恵先生(A∔STILE代表)から講義をいただきました。面接での第一印象の重要性について話していただきました。“初対面の第一印象はたった6秒で決まる!”つまり服装や髪型、表情や立ち振る舞いなどの視覚情報と声の調子や話し方などの聴覚情報で第一印象はほぼ決まること、それを良くするため効果的な『色』の使い方を学びました。後半は、自分の個性を活かすパーソナルカラーを自己診断し、デモンストレーションも実施されました。『色』を味方につけて活用しましょう!     ◆6月22日(第10回)~「学科担当が語る!先輩の就職先と目指す業界」 健康栄養学科、人間環境デザイン学科、現代教育学科にわかれて実施しました。キャリアセンターの各学科担当者より、それぞれ先輩が活躍している業界や企業などについて、学科ごとに就活の特徴を踏まえて講義がありました。   (担当者左より:健康栄養学科・谷口、人間環境デザイン学科・辻谷、現代教育学科・西畑)            

2018.06.22

8/22(水)「教職員のための夏の公開講座」を開催します。

校内研修では経験できないような「教育課題」について、大学の教員による講義を開催し、教職員の方々に日々の教育実践に役立つ研修の機会を提供します。参加を希望される先生方におかれましては、実施要項をご確認の上、お申し込みください。   番号日時内容講師 1 平成30年 8月22日(水) 10時30分~12時 (受付10時~) 会場:L棟1階 L102講義室 【定員】30名  小学校地図学習「わかる」工夫とアイディア 次期学習指導要領では 地図帳が小学校三年生から給与され、 より一層の活用が求められています。 社会科学習で重要であるにもかかわらず、 様々な調査で課題の存在が指摘されている 「地図を読み活用する力」を育成するには、 地図とは何か、そして地図を表現する約束事について、 子どもたちが「わかる」ことがまず大切になります。 そのための工夫やアイディアについて、 ご一緒に考えたいと思います。  教育学部 現代教育学科  准教授 小谷 恵津子 2 平成30年 8月22日(水) 13時~15時 (受付12時半~) 会場:L棟1階 L103講義室 【定員】60名 保育における子どもの読み取り方と 関わり方について 保育者の皆さんから今研修したいことは何かと 聞いたところ、若手保育者もベテラン保育者も、 「子ども理解の仕方や保育での関わり方が知りたい」 が多くありました。 今回は、どの年代の保育者でも自分の保育観を 振り返られる、0歳の子どもから就学前の子どもの姿を 対象に実践の理解を深める講座を準備しました。 活動の進め方や環境の意図した作り方、 何を大切にすればよいのかをわかりやすく説明します。   教育学部 現代教育学科  准教授 永渕 泰一郎   【実施要領】 受講対象 県内の幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の教職員 会  場 畿央大学 L棟1階  L102講義室(講座1) および L103講義室(講座2) 募集定員 講座1:30名 講座2:60名 申込方法 Fax、もしくはE-mailにて、①~④を記入の上、下記へお申込みください。 ①講座番号 ②氏名(フリガナ) ③連絡先の電話番号 ④所属学校名   ≪申込先≫  〒635-0832 北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学教育推進部 Fax:0745-54-1600 E-mail:kikaku@kio.ac.jp 申込締切 平成30年8月9日(木) 主  催 畿央大学 後  援 奈良県教育委員会   お問い合わせ 畿央大学教育推進部 教職員向け公開講座係 Tel:0745-54-1601   ※個人情報については、本イベントの受付整理以外には使用いたしません。 ※気象警報発令時の講座の開催について、午前7時現在で奈良県北葛城郡広陵町を含む地域に暴風警報または特別警報が発令されている場合、講座は中止いたします。

2018.06.08

中学校1日見学実習(英語教諭)学生レポート!~現代教育学科

教育学部現代教育学科4回生10名が、中学校・高等学校の英語の教員免許取得をめざして日々勉強に励んでいます。教育実習に向け、畿央大学と包括連携をしている香芝市にある香芝市立香芝東中学校・香芝北中学校・香芝中学校にて、中学校1日見学実習をさせていただきました。今回は、1日見学実習に臨むにあたっての事前指導について、また各中学校での1日見学実習について報告させていただきます。   ■事前指導① 小松先生による講義 現代教育学科4回生 迎彩香 2018年4月26日(木)2限目に、香芝西中学校教務主任の小松先生にお越しいただき、特別講義が行われました。教師としての姿勢や教科指導、生徒指導などについて、小松先生ご自身の経験をふまえた貴重なお話を聞かせていただきました。 生徒のやる気を引き出すためにまずしなければならないことを、「生徒のコップを上向ける」という表現をされていたことが特に印象に残っています。コップを逆さまに向けたままでは中に何も入らないのと同じで、やる気のコップを上向けることなく授業をしてしまったら教師が「教えた」気になるだけで、その内容が生徒のものになりません。そうならないよう、「コップを上向ける」工夫ができているか生徒の目線で考えることを意識していきたいと思いました。     ■事前指導② 各中学校への事前訪問  現代教育学科4回生 迎彩香 事前指導①と同日の夕方には、中学校1日見学実習をさせていただく中学校への事前訪問を行いました。それぞれの学校で、当日の1日の流れや生徒の特徴などを教えていただいたり、その他1日見学実習にあたり疑問に思っていることを質問させていただいたりしました。卒業生ではない私たちであってもあたたかく迎えて下さり、また英語科の先生にも直接お話をうかがうことができ、1日見学実習への不安が和らぎました。同時に、教育実習の前にこのような実際の中学校での授業実践の様子を見せていただけるこの機会を大切にし、学びを深めたいという思いが強まりました。   ■香芝市立香芝東中学校での中学校1日見学実習 現代教育学科4回生  齊藤舞子 2018年5月10日(木)、私たちは香芝市立香芝東中学校へ行かせていただきました。職員朝礼でご挨拶をした後、各学級へお邪魔させていただき、生徒たちの様子を観察しました。朝のスタートタイムから部活動の見学まで1日を通して英語の授業を中心に、特別支援学級や懇談でもしっかり学ばせていただきました。香芝東中学校は挨拶がしっかりとできる学校で、生徒たちがすれ違うたびに大きな声で挨拶してくれたことが印象的でした。先生方に伺うと、「今の3年生が1年生の時はここまで挨拶をできていなかった。3年間の積み重ねが大切。今の1年生も3年生の様子を見て挨拶がしっかりできるようになってきている。」とおっしゃっていました。先生方の毎日の指導や生徒達自身の努力が、香芝東中学校を良い学校に作り上げていると感じました。   ▲生徒の前で自己紹介(香芝市立香芝東中学校)   英語の授業に関しては、クラスルームイングリッシュをたくさん使って授業をされていました。しかし、単に英語を多用するのではなく、生徒たちの様子を観察しながら、場合によっては日本語も交えて授業されていました。そして、私が見せていただいた英語の授業全ての時間で、ICTを使っていらっしゃいました。デジタル教科書をスクリーンに映して生徒に見やすくしていたり、単語や文の発音を音声で確認したりと、ICT機器ならではの使い方をされていました。しかし、全ての授業をICT機器だけで行うのではなく、1年生は特に、ライティング技能も育成しなければならないので、ノートに英語を書かせるための板書もされていました。デジタルとアナログの両方の良いところを上手く組み込んで授業を構成されていて、すごいなと感じました。また、何度も本文を聞き、音読し、ペアで読んだり暗唱したりする活動も行っていました。何度も繰り返し音読することで英語の表現や発音が身に付くのだと分かりました。本文の音読をする際には、塊ごとに読むようにしていることが印象的でした。   1日を通して、先生方は忙しい中、授業だけでなく、休み時間や放課後、朝の会・終わりの会等で生徒たちとの信頼関係を築いておられると感じました。このような信頼関係ができるのも、先生方が生徒たちとの時間を大切にしているからなのだと思いました。そして、教師になりたいという気持ちがまた一段と強くなりました。これから、英語科の教育実習が始まっていくので、学んできたことを発揮できるように頑張りたいです。   ▲授業見学の様子(香芝市立香芝東中学校)   〇香芝市立香芝北中学校での中学校1日見学実習 現代教育学科4回生  下坊美月 2018年5月17日(木)、香芝北中学校にて現代教育学科4回生3名が中学校一日見学実習を行いました。私たちは各学年にそれぞれ分かれて、担当学級のある学年を中心に授業を見学させていただきました。それでは、実習に参加した学生の感想を紹介したいと思います!   ▲朝の挨拶運動の様子(香芝市立香芝北中学校)   1年生では、ティームティーチングを行ったり、生徒同士で助け合いながら活動させたりすることを通して、どの子にも指導が行き届くような工夫がされていました。また、授業で行う活動と宿題などの授業外学習を活用して、重要な事項に絞って授業が行われており、授業時間を有効に活用することの必要性を改めて感じました。 2年生では、ICTを使っての発音練習、音読が行われており、テンポのいい授業展開が生徒を退屈させないために大切なことだと学びました。また、コミュニケーション活動中心の授業展開だったため、自分のことを英語でどうやって伝えるか積極的に考えている姿も見られました。円滑に活動を進められるように表現の確認を丁寧に行うことや、活動に入る前に例を実演して活動のイメージができるようにすることが大切だと改めて実感しました。そして、このような英語で自分のことを伝えることの積み重ねが英語を学ぶことの楽しさに繋がるのではないかなと思いました。 3年生では、テスト前ということもあり自習の時間もありましたが、生徒の学習進度に合わせて他の学級の授業で時間配分を調節するなど、子どもたちのことをよく知っておられる先生方だからこそできる工夫を行っておられました。また、生徒指導の面では授業外であっても生徒に変わった様子がないかを見ておられました。先生方が少しの変化にも気付けるように注意を払うことは授業内外に問わず、大切なことであると知ることができました。 どの学年の授業でもほとんどの指示が英語で行われていましたが、生徒は落ち着いて活動に取り組んでおり、指示を英語ですることだけでなく、そのための教材や学級の雰囲気作りが大切であることも学ぶことができました。 また、特別支援学級の授業では生徒の自主性を重視して授業が進められており、特別支援での自立や社会参加というところに結びつくような指導が行われていました。 もう間もなく中学校での教育実習が始まりますが、香芝北中学校の先生方、子どもたちから学んだことを活かして精一杯頑張りたいと思います!   ▲生徒の前で自己紹介(香芝市立香芝北中学校)   ▲放課後質問教室の様子1(香芝市立香芝北中学校)   ▲放課後質問教室の様子2(香芝市立香芝北中学校)   〇香芝市立香芝中学校での中学校1日見学実習 現代教育学科4回生  迎彩香  2018年5月24日(木)、現代教育学科4回生3名が香芝市立香芝中学校にて、中学校1日見学実習を行いました。 私たちはまず、校門前で行われている挨拶運動に参加させていただきました。元気に挨拶をすることも、また元気な挨拶が返ってくることもとても心地がよく、1日のスタートをすがすがしい気分で迎えることができました。挨拶運動の時間以外であっても香芝中学校の生徒は、例えば廊下ですれ違うたびに嫌な顔一つせず、気持ちのよい挨拶をしてくれました。自然と挨拶ができる環境づくりには、先生方の指導の努力があることも知りました。過ごしていて心地よいと感じる環境づくりは学校生活を送る上で、非常に大切なことであると感じました。   ▲朝の挨拶運動の様子(香芝市立香芝中学校)   朝の会の前にはスタートタイムという学習時間が10分間設けられており、生徒がプリント学習に取り組んでいました。朝の会、給食、清掃、終わりの会はそれぞれ担当の学級に入らせていただき、学級の生徒とも関わらせていただきました。授業は、1年生から3年生まですべての学年の授業を見学させていただくことができました。学年によっては少人数制の授業を取り入れておられる学年もありました。 中間試験直前ということもあり、授業はテストに向けた演習に多くの時間が充てられていました。全学級でICTが使える環境となっており、フラッシュ教材の使用や、問題を示すためのツールとして使用されている様子を拝見することができました。また、先生によって授業の様々な工夫をされていましたが、共通してされていることとしては、授業の中にゲーム的な要素を取り入れておられる、ということがありました。例えば、新出単語を使ったビンゴをするならば、単語を提示した後に本文ではどう使われていたか確認したり、本文以外でもその単語が使われるような文を提示したりし、単語だけの学習にならないように工夫されている先生もおられました。また、問題の難易度によって点数をつけ、生徒が選んだ点数の問題を開示し、クイズ番組のようにグループでホワイトボードに問題の解答を書かせて点数を競わせている先生もおられました。あまり難易度の高くない問題を選び、点数を取りに行こうとするのかと思いきや、点数の高い問題が人気で少し驚きました。難しい問題であっても生徒が取り組みたいと思わせられる方法というものを、生徒の実際の反応を見たからこそ実感を持って学ぶことができました。 もうすぐ中学校での教育実習が始まります。生徒への熱意を大切に、1日見学実習で学んだことも取り入れながら、教育実習に臨みたいと思います。   ▲授業見学の様子(香芝市立香芝中学校)   いよいよ中学校での教育実習です。大学で学んだことや1日見学実習等実習の事前指導で得たことを生かしながら、さらなる学びを深め成長できるよう約1か月の実習に臨みます。   教育学部現代教育学科4回生 迎彩香、齊藤舞子、下坊美月

2018.05.30

広陵消防署による「救急救命講習」を受講!~現代教育学科

教育学部現代教育学科1回生の必修科目である「キャリア形成セミナー」と「ベーシックセミナー」。その中で毎年実施している救急救命講習の活動を報告します。   救急救命講習は上記の授業の受講者200名あまりを3つのグループに分け、各グループ1回、計3回おこなわれます。平成30年5月24日(木)に1つめのグループが講習を受けました。当日は、奈良県広域消防組合の広陵消防署から5名の消防署員と6名の消防隊員の方々が講師として本学にお越しくださいました。     講習は授業2コマ、計180分を通して実施されますが、大きくは前半の座学と後半の実践トレーニングに分かれています。まず前半は教室で講習ビデオを視聴し、応急手当と救命措置の基本について学びました。傷病者の命を救い、社会復帰に導くための一連のおこないを「救命の連鎖」といいます。「救命の連鎖」は4つの輪がつながれることで成り立っています。このうち最後にあたる4つめの輪、「二次救命処置と心拍再開後の集中治療」は救急救命士や医師など専門家がおこなうものです。しかし最初の3つの輪、すなわち「心肺停止の予防」「早期認識と通報」「一次救命措置」はその場に居合わせた人(住民)がおこなうことを期待されています。この最初の3つの輪をいかにして4つめの輪につなげることができるか。その結果によって傷病者の命が助かる可能性や社会復帰できる可能性が大きく変わってくるのです。学生たちはビデオを通じて、心肺蘇生やAEDの使用など応急手当と救命措置の大切さを理解しました。   続く後半では場所をアリーナ(体育館)に移し、救命措置の実践トレーニングをおこないました。実践トレーニングでは講師の方々のご指導の下、学生たちが心肺蘇生練習用のマネキンを使って実際に心臓マッサージや人工呼吸、AEDの操作などに挑戦しました。ここでは、当たり前のようでいて実際には講習を受けていなければ気づかないだろう大切なことを学びました。     たとえば、救命措置に移る前に「車は来ていないか」など必ず周囲の安全を確認しなければいけないこと、周囲の人に協力を依頼する際には、「そこの眼鏡をかけた女の人、119番をお願いします」「そこの黒いシャツの男の人、AEDを探して来てください」「しばらく探して見つからなかったら、またここに戻って来てください」といった具合に、誰に何をいつまでお願いするかについて的確に指示する必要があることなどです。いざという時焦らずに済むよう、身近な場所や通勤・通学経路のどこにAEDが置いてあるか日頃から確認しておくことも大切な備えといえるでしょう。   また、心臓マッサージが思っていたよりもずっとハードな作業であることにも驚きました。適切な心臓マッサージをおこなうためには、成人の場合で胸骨を約5cm(おおよそ単3電池1個分の長さ)も沈ませなければならないそうです。正しい姿勢で、正しい位置に両手を置き、かなり思い切って圧迫しなければ効果的なマッサージにはならないとのこと。しかもこれを1分間に約100回のペースで続けなければならないそうです。かなりの体力とスタミナが要求されますので、複数の人間で交代しながら途切れないようマッサージをおこなっていくとよいとのことでした。講師の方々からの懇切丁寧なご指導の下、学生たちは額に汗をかきながら一生懸命心臓マッサージの練習に取り組んでいました。   今年の救急救命講習では、200名を超える学生が救命措置の基礎を学ぶことになります。彼/彼女たちの今後の長い人生の中では、いつ、どこで「もしも」の事態に遭遇するか分かりません。その時に適切な行動ができるよう、一人一人の学生が今回の講習で身につけた知識・スキルを「一生の宝」として忘れず持ち続けていってほしいと思います。さらには、そうした知識・スキルを持った人材を1年で200名、5年で1,000名、10年で2,000名と継続して世の中に送り出していくことは、大学の社会に対する使命を果たすことにもつながるのではないかと思いました。   末筆ながら、ご多忙中にも関わらず奈良県広域消防組合広陵消防署からお越しいただいた講師の方々にあらためて御礼を申し上げます。   現代教育学科准教授 石川裕之   【関連記事】 広陵消防署による救急救命講習~教育学部「キャリア形成セミナー」

2018.05.29

2018年度「マミポコ・キッズ」前期第1・2回活動報告!

こんにちは、マミポコ・キッズです! 私たちは地域の子どもたちを大学に招待して、様々な遊びを行っています。今回は、2018年前期の第1・2回の活動の様子を振り返ってご紹介します!   第1回:4月29日(日) まず初めに「なふだづくり」をして、個性豊かでオリジナリティにあふれた名札を作りました。最後には「なみなみじゃんけん」というゲームをしました。グループのみんなで応援しながら楽しくゲームをすることができました。 初めての活動ということで子どもたちも大学生も緊張していました。でも、活動をしていくうちに緊張がほぐれ、たくさん笑顔を見ることができました。   ▼「ラインナップ」枠から出ずに並び替われたかな?   ▼「ひみつの宅急便」お届け物はどこにあるかな?   ▼「なみなみじゃんけん」グループの友達を応援しよう!   第2回:5月13日(日) マミポコ・キッズの雰囲気に少し慣れて、「〇✖じゅうたんクイズ」というゲームをしました。これはグループで協力して〇×クイズに答えていき、間違えてしまうとじゅうたんが小さくなっていくというゲームです。 グループの皆で納得がいくまで相談をして、〇か×を決めている姿を多く見ることができました。じゅうたんから落ちてしまわないように協力もでき、グループの仲がより深まるとても良いゲームになりました。   ▼「〇×じゅうたん」クイズに正解できたかな?   ▼「にょっき」友達のことを知ろう!   ▼「にがおえリレー」リーダーさんの似顔絵を描こう!   マミポコ・キッズでは毎回当日スタッフの方のご協力のもと活動を行っています。これからも、たくさんの当日スタッフの方の参加をお待ちしております。今後とも、マミポコ・キッズをよろしくお願い致します。                        現代教育学科3回生 樋口茉悠 元神有未                          2回生 奥田奈緒 中木屋佑香   【関連記事・リンク】 マミポコ・キッズ マミポコ親子ひろば 2017年度「マミポコ・キッズ」後期第3・4回活動報告! 2017年度「マミポコ・キッズ」後期第1回活動報告!

2018.05.24

2018年度「マミポコ親子ひろば」第2回の活動報告!

近隣の未就園児の親子を対象に、第2・第4火曜日の午前10:00から畿央大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどをして元気いっぱい活動しています。   平成30年度第2回目の活動を報告します。     ○自由遊び ○絵本 『ぞうくんのさんぽ』 ○ふれあい遊び 『バスに乗って』『 きゅうりができた』『ぐるぐるせんたくき』     当日は9組の親子が参加してくださいました。 お気に入りのおもちゃを見つけて繰り返し親子で遊ぶ姿や、前回とは異なるおもちゃを試してみたりと遊びに夢中の子どもの様子が見られました。子ども同士の関わりも少しずつ見られて、お母さんだけではなくお友達を意識するようになってきているのだと感じました。 ふれあい遊びでは歌やリズムに合わせながらの親とのタッチや抱っこを嬉しそうにしてくれていました。 今日の活動を踏まえてよりくつろぎながら安心して楽しく活動できる場を作っていけるよう学生一同努力していきたいと思います。     次回の活動は、6月12日(火)に和室で行います。たくさんのご参加をお待ちしております!   マミポコ親子ひろば代表 現代教育学科3回生 福塚祥子   【関連記事】 2018年度「マミポコ親子ひろば」初回の活動報告!

2018.05.23

本学現代教育研究所と香芝市教育委員会の連携事業が、「教員の資質向上のための研修プログラム開発支援事業」に採択されました。

畿央大学現代教育研究所と香芝市教育委員会は平成29年10月3日に「現職教員の資質能力向上に関わる校内研修プロジェクト」の開発について連携協力に関する協定書を締結しました。   平成30年度のプログラム「学校教育の今日的課題の解決を基に学校づくりを目指す、研修リーダーの育成と支援からなる校内研修プログラムの開発」を独立行政法人教職員支援機構が行う「平成30年度教員の資質向上のための研修プログラム開発支援事業」に申請した結果、同機構の審査を経て採択されました。平成30年度は同事業との契約の下、委嘱経費を得て運用します。プログラム概要は畿央大学現代教育研究所のWebサイトをご覧ください。  

2018.05.23

現代教育研究所主催「学びを結ぶワークショップⅥ」を開催します。

ワークショップ3「ペアレント・トレーニング指導者の基礎を学ぼう」が、定員に達したため受付を終了いたします。なお、ワークショップ1、2は募集中です。  教育現場における教育力向上の一助となることをねらいに、畿央大学現代教育研究所が主催するワークショップの第6回目です。2017年、学習指導要領は新しい時代に求められる資質・能力を子どもたちに育む「社会に開かれた教育課程」の実現をめざし、学校・家庭・地域の関係者が幅広く共有し活用できる「学びの地図」としての役割を果たすことをめざして改訂されました。畿央大学現代教育研究所も、子供の未来にかかわる多くの方々と共に学び、結ばれることを期待し、「学びを結ぶワークショップ」を行ってまいりました。 2018年は、教科学習における「プログラミング」を家庭と体験する取り組み、昨年のアンケートで要望が多かった「特別の教科 道徳」の続編、子どもを育てる「保護者支援」を体験を通して学ぶ、の3つの内容を用意しました。多くの皆様のご参加をお待ちしております。   【日時】平成30年8月9日(木)10:00~15:30 ワークショップ1 午前の部 10:00~12:00 午後の部 13:30~15:30 【学校教員・教育教育関係者、保護者等 対象】 定員40名 速さを活用して、ロボットを思い通りに動かそう 奥田 俊詞(教育学部 教授) ワークショップ2 午前の部 10:00~12:00 午後の部 13:30~15:30 【学校教員・教育関係者 対象】 定員40名 『特別の教科 道徳』の授業づくり 島 恒生(教育学部 教授) 【満員御礼】 ワークショップ3 10:00~15:30 定員に達しましたので、受付を締切りました。 【発達障害のある子供に関わる教育関係者・支援者 対象】 定員25名 ペアレント・トレーニング指導者の基礎を学ぼう 古川 恵美(教育学部 准教授) 昼食交流会 12:10~13:20 学生食堂にて、軽食を準備いたします。 食事しながら、日頃の教育に関する話題を交流しましょう。 ※講座の詳細はPDFでご確認ください(下記画像をクリックすると、PDFが開きます)。 ※ワークショップ1・2の「午前の部」と「午後の部」は同一内容です。   ▼ワークショップ案内チラシ  ▼ワークショップ詳細と申込用紙      申込方法  申し込み票に記載されている必要事項を明記の上、E-mail または FAXにて送信してください。   【送付先】 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2  畿央大学総務部 畿央大学現代教育研究所ワークショップ係 宛 FAX:0745-54-1600 E-mail:rime@kio.ac.jp   問合せ先 TEL:0745-54-1602 畿央大学総務部

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