現代教育学科の新着情報一覧
2017.02.28
3回生対象『学内合同企業説明会』を開催しました!
2月22日(水)、23日(木)の2日間、学内にて合同企業説明会を開催いたしました。 2日間で30社の企業様が来学。健康栄養学科、人間環境デザイン学科、現代教育学科で企業就職を希望する3回生、のべ200名以上がブース形式にて説明を聞きました。 岡田キャリアセンター長の開会挨拶の後、学生が入場、いよいよ開始です。 手狭に感じるほど大勢の学生が訪問したブースもあり不便な思いをさせてしまいましたが、みんな担当者様の説明を一生懸命聴き、メモを取っていました。 参加した学生からは、 「今まで考えてなかった企業の説明も聞けて、選択肢が広がりました。」 「企業の理念に共感できるところもありました。」 「どちらの会社も説明がわかりやすく、もっと詳しく聴いてみたいです。」 「業界全体の話も聞け、これからの就活につなげたいです。」 。。。などの声が聞かれました。 参加された企業の皆様、お忙しいところ本当にありがとうございました。 学生の皆さん、明日3月1日から本格化する就職戦線、一緒に頑張っていきましょう!
2017.02.23
2016年度「ITパスポート受験対策セミナー」受講生が4名合格!
「ITパスポート試験」とは経済産業省が、社会人としての基礎知識とITの活用能力を兼ね備えていることを認定している国家試験です。本学では、1回生で「情報処理演習ⅠおよびⅡ」を履修した学生に継続的に情報にかかわる学習を続け、健康栄養学科や現代教育学科で教員以外を目指す学生など、一般企業への就職活動時や就職後の社会に出てから役立つ国家資格取得を目的として、4月より対策講座(ラーニングサポートセンター主催)の募集、11名の受講生を対象に対策講座・受験直前セミナーを実施し、9名が試験に挑戦し、見事4名が合格しました!おめでとうございます! 現代教育学科3回生 小西 彩加さん ITパスポートの資格を取ろうとしたきっかけは、履歴書に自信をもって書けるような資格がなかったからです。そのために、資格を取ろうと思い勉強を始めました。勉強をすればするほどわからない用語が出てきて、合格できるのだろうか、テストに間に合うのかと不安になりました。4月からITパスポートの講座を受けて15回分が終わってからは教育実習のことでいっぱいいっぱいになり、勉強が全くできませんでした。10月29日がテスト日で勉強を再開したのは10月5日からでした。限られた時間の中で一発合格するためにすきま時間を有効に使いました。空コマにはPCサポートルームで模擬テストを受け、電車の中ではサポートルームで借りた参考書で勉強し、ITパスポート尽くしになりました。たった1ヶ月しかない中で合格できたのはサポートのおかげだと思います。本当にありがとうございました。 これからITパスポートを受けようとする人は、1冊の参考書を読み込むのではなく複数の参考書で勉強する方が良いと思います!1冊の本に載っている用語はITパスポートのほんの1部でしかないです(言い過ぎかもしれませんが・・・)だから複数の参考書で勉強していく方がたくさんの用語が知れ効率が良いと思います。頑張ってください!! 健康栄養学科3回生 村岡 美喜さん 10月に実施されたITパスポートの試験に合格しました。3回生の前期にITパスポートの試験対策講座を受講し、10月の受験に向けて勉強してきました。ITパスポートの試験は、ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系から構成されており、対策講座では3つの分野をまんべんなく教えて頂きました。講座の終わりには毎回小テストを行い、分からないところは先生に質問していきました。10月の試験直前には、PCサポートルームで模擬試験を行いました。模擬試験では、ストラテジ系・テクノロジ系の点数が悪かったため、それらの分野に重点を置いて勉強し、先生にアドバイスを頂きました。模擬試験とやり直しをする中で、少しずつ点数が良くなっていき、合格へと繋がったのだと思いました。ご指導いただいた先生に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。 現代教育学科4回生 石橋 茜さん 私がITパスポート試験を受験しようと思ったのは、一般企業への就職がきっかけでした。ITパスポート試験では、ITの基礎知識や経営などについて出題されるのですが、私は教育学部なので、それらの知識がほとんどありませんでした。試験勉強を通じて、入社までにITの基礎知識を身につけられればと思い、受験することにしました。自分で参考書を買って勉強するという方法もありますが、大学では講座が開かれており、1人で勉強するよりも理解しやすかったです。また、試験直前には対策模試もしていただき、合格に向けてサポートしていただき ました。この試験の受験をきっかけに、マイクロソフトオフィススペシャリス ト(MOS)など、他の資格取得にも積極的に挑戦していきたいです。 受験は必須ではありませんが、受講者の中から合格者も誕生しています。今後も教育学習基盤センターでは、ICT利活用の支援サービスとして講習会や研修会を企画しておりますので、詳しくはPCサポートルームまでお問い合わせください。 【関連記事】 健康栄養学科2回生が「 ITパスポート試験 」に合格!
2017.02.23
冬のスポーツ実習2017(in 白馬村)レポート vol.2
平成28年度のスポーツ実習(冬期)が始まりました。1年生の受講生113人、アシスタントとして2年生・3年生の助力12人、教員10人、合計135人が、2月21日(火)~24日(金)まで、長野県北安曇郡白馬村の白馬五竜スキー場で「スポーツ実習」を行っています。 スポーツ実習(2日目)の様子を二人の学生からお伝えします。 ――――――――――――――――――――― 実習としては二日目ですが、初めて雪の上に立ちました。とてもいい天気で、歩くだけで汗ばむほどの陽気でした。 私にとって、人生初のスノーボードで、右も左もわからない状態でした。それでも、インストラクターの方が丁寧に教えてくださり、すこしずつ滑ることができるようになりました。(森口) 経験者のチームで頑張りましたが、まわりのレベルに驚き、上手くなりたいなと、強く思いました。また、いろいろなコースに挑戦することができ、急な斜面では、スピードのコントロールが難しく、こわごわ滑ることしかできませんでした。(岩井) フリー滑走の時間では、実習の時間に教えていただき、練習したことを復習し、活かして滑ることができました。自分の成長を実感することができました。 お昼ごはんは、いろいろな種類があって、どれも美味しそうに見えました。明日は、今日と違うものを食べて、実習の間に多くの種類を食べたいと思います。アイスがおいしそうでした。 レクリエーションでは、理学療法学科の助力の先輩方が少しでも疲労を減らすためにストレッチをしてくださいました。ストレッチも、自分達でできるよう、覚えておきたいと思いました。 明日の筋肉痛が怖いですが、残り二日間、さらなる成長ができるよう、頑張りたいと思います! 教育学部現代教育学科1回生 森口渚月 健康科学部理学療法学科1回生 岩井佳穂 【関連記事】 冬のスポーツ実習2017(in 白馬村)レポート vol.1
2017.02.21
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.36~認知症カフェでのボランティア第3弾!
健康支援学生チームTASK※ 現代教育学科3回生の前原 葵と健康栄養学科2回生の坂本 華奈子の2人で2月19日(日)、広陵町の特別養護老人ホーム大和園で行われた認知症カフェにボランティアとしてお邪魔しました!この認知症カフェは広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」の一環で行われており、大学教員(看護医療学科山崎先生、寺田先生)も参加しています。 ※TASKはThink, Action, Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を越えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 毎月第3日曜日に2時間程度の活動時間があり、毎回バラエティに富んだ様々な活動を行います。今回は『笑いヨガ』、『認知症予防ゲーム』、『シナプソロジー』といった3つのプログラムを参加者の方々と共に楽しく行いました。最初に『笑いヨガ』では顔マッサージを行い、両手を使って丁寧に表情筋をほぐしていきました。手拍子やリズムをつけて活動していくうちに、最初少し硬かった参加者の皆さんも笑顔になっていき、笑いの輪が広がっていました。 次に『認知症予防ゲーム』では2種類のゲームを行いました。まず一つ目は、ついたて越しに一瞬見えるものが何なのか、参加者の方全員で当てるゲームでした。よく使う日用品から面白い道具までいろいろなものがあり、皆さんで意見を出し合いながら、和気藹々とした雰囲気で活動しました。 二つ目は、たくさん文字の書かれた大きな紙からお題にあった言葉を探し出すゲームでした。縦、横、ななめの様々な方向から言葉を探していきます。たくさんある中から言葉を探し出すのはなかなか難しく、グループになって話し合いました。私たち学生が知らない言葉もいくつか出てきたのですが、そのたびに参加者の方が丁寧に教えてくださったので、新しく学びながら楽しむことができました。 最後に『シナプソロジー』という頭を使って考えながら体を動かす活動でした。体ほぐし運動をしてから、後だし勝ち負けじゃんけんをしたり、左右の腕の動きがばらばらの体操をしたりしました。腕や足を中心に、椅子に座ったまま行える活動だったので無理なく、楽しく活動することができました。左右の動きが同じになってしまったり、順番がちぐはぐになってしまったりしても、皆さんで笑い合いながら、あぁかな?こうかな?と活動するのはとても楽しかったです。 参加者の方と言葉を交わしたり、協力したりしながら活動することで、自然と笑顔が広がっていきました。知らないことを教えていただいたり、また新しいことをこちらが伝えるたりすることで、とても和やかで温かい雰囲気で活動することができました。 最後にはお話しながらのんびりとティータイムを過ごし、とても充実した時間を過ごしていただけました。 次回のひまわりカフェ(大和園開催)、3月19日(日) 13:30~15:00です。皆さんも一緒に参加しませんか? 現代教育学科3回生 前原 葵 ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。
2017.02.10
就活レポート ~就職活動の現場から~ No.415(公立保育園)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第415弾! 現代教育学科8期生(17卒) 田村 莉里佳さん 神戸市・公立保育園 勤務 【教員・保育士を目指そうと思ったきっかけ】 小さい子どもが大好きで、子どもたちの笑顔を見ると私も笑顔になれます。そんな子どもたちと関われる仕事に就きたいとずっと思っていました。大学で実習やボランティアの経験を通して、改めて子どもが好きだなと実感しました。 【学校インターンシップ・教育実習を体験して】 実際に実習を通して保育を行う難しさを知りました。また、短い期間ではなく長い期間を通して保育を知りたいと思い、一年を通してボランティアで幼稚園にも行かせていただきました。実習やボランティアで、これはどうすればいいのかと戸惑うこともたくさんありましたがその都度、保育者に聞いたり、どのような対応をしているのか見たりして学ぶことができました。そして、何より子どもたちの笑顔やまっすぐな気持ちを目の前でみて、この仕事のやりがいを感じることができました。 【畿央大学での大学生活について】 たくさんの友達と出会うことができました。少人数だからこそ、一人ひとりとたくさん関わることができたと思います。そんな出会いのおかげで楽しい大学生活を送ることができました。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 3回生のうちから対策講座をしてくれたり、学内で模試も受けられたので早いうちから試験がどのような雰囲気なのかを知ることができました。また、先輩の話を聞ける場も設けてもらっていたので、より明確に試験に向けての課題がわかりました。筆記の対策はもちろん、実技や面接に向けての対策もたくさん数を為せるよう対策をして頂けたのでとても充実していて、自信もつくようになりました。 【理想の先生像】 子どもたちにとって、いつでもあたたかい存在であり続けたいです。子どもたちのうれしい気持ち、悲しい気持ち、寂しい気持ち、楽しい瞬間、一生懸命な姿、すべてを受け止められる保育士になりたいです。 【後輩へのメッセージ】 進路を決めるにあたり、私自身とても悩みました。逃げそうにもなりました。だけど、やっぱり諦めずにやり通してよかったと思います。自分を信じて、同じ夢を追う仲間と一緒に頑張ってください。応援してます!
2017.02.09
就活レポート ~就職活動の現場から~ No.414(公立幼稚園)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第414弾! 現代教育学科8期生(17卒) 荒井 章恵さん 吹田市・公立幼稚園 勤務 【教員・保育士を目指そうと思ったきっかけ】 小さい頃から子どもや年下のお世話をすることが好きだったからです。ずっと幼稚園の先生になることが夢でした。大学生活では、ボランティア活動を通して“ありがとう”と言うことや笑顔であいさつするなど、当たり前の大切さを学びました。これらを大切な幼少期を過ごす子どもたちに伝えたい!と強く思ったのが、最終的なきっかけになりました。 【学校インターンシップ・教育実習を体験して】 実際に子どもたちと関わり、保育することの難しさを実感しました。しかし、それ以上に子どもの生き生きとした姿を間近で見ることができ、一緒に笑ったり喜んだり遊んだり、座学での学びだけではイメージしづらいことも教育実習を通して学ぶことができ、より幼稚園教諭になりたい!という思いが強くなりました。そして保育だけでなく、業務や保護者との関わりなど、大変だからこそやりがいのある仕事だと思いました。教育実習やインターンシップでの失敗や学びなども今後の自分に生かしていきたいです。 【畿央大学での大学生活について】 とても濃い、充実した4年間でした。私は被災地ボランティアの活動に力を入れて取り組んできました。自分より相手のために行動することや、感謝をし、感謝されることがこんなにも幸せなことなのだと教えられました。4年前と比べると少しは人として成長することができたのかな?と思っています。こうやって何かに一生懸命になれるものがあるということ、たくさんの出逢いは私にとってなによりの宝です。そしてこの4年間で得たものをずっと大切にし、将来に生かせるように社会人として頑張りたいです。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 筆記試験の対策から面接練習、実技試験の対策まで本当に手厚くサポートしてくださいました。私が特に為になったと思う対策は面接練習です。最初は何もわからずてんやわんやの状態でのスタートでしたが、何度も何度も先生方が時間をつくってくださり、話し方や話す速さ・表情まで細かくアドバイスしてくださり、だんだん自信が持てるようになりました。練習を重ねるうちに、上達していく周りの友だちと比べてしまい、嫌になることもあるかもしれませんが、最後まで諦めずに練習を続けると、面接本番では「畿央大学でよかった」と思えるほどに自信を持てると思います。面接に苦手意識があるからこそ、積極的に先生方のもとで面接練習を繰り返し行うことをおススメします! 【理想の先生像】 子ども一人ひとりに目いっぱいの愛情を注ぎ、安心感を与えられるような先生です。家庭と離れ、慣れない幼稚園生活に不安をもつ子どもたちが、少しでも自分のクラスがあったかくて大好きな居場所だと思えるように、一人ひとりに笑顔と広い心をもって関わりたいと思います。そして幼稚園生活を通して、周りの人々や家族・友だちに愛情をもって関わることができる子どもを育てたいです。 【後輩へのメッセージ】 今しかない時間を目いっぱい楽しんでほしいと思います。わたしは勉強が大の苦手でした。だからこそ、どうしたら楽しく勉強できるかな?と常に考えながら取り組んでいました。これから長い長い試験期間が待っていますが、苦しい時こそ、楽しむことを忘れずに自分のペースで過ごしてほしいです。みんなが自分の夢をキャッチできることを心から願っています!
2017.02.08
平成28年度在外研究~スウェーデンからの現地リポート第2弾
本学には教育研究水準の向上および国際交流の進展に資するため、学術の研究・調査等のため外国に在外研究員を派遣する制度があります。平成28年度の在外研究員には教育学部現代教育学科の大城愛子講師が選ばれ、平成28年4月から平成29年3月までの期間、スウェーデンのGöteborg University(イェーテボリ大学)で研究活動にあたっています。 スウェーデンからレポート第2弾が届きましたのでご紹介します。 2016年4月に畿央大学の平成28年度在外研究員としてスウェーデンに来てから間もなく1年になります。落ち着いた環境の中で様々な研究者と交流し、充実した日々を送っています。 イェーテボリ大学の先生から依頼を受けて、1月24日に教育学部のセミナーで講演を行いました。このセミナーは大学教員同士の学びの場として定期的に開催されており、教育学部の教員や学生だけでなく一般にもオープンにされているものです。日本に関する英語文献の少なさから、スウェーデンでは日本の幼児教育や保育について知らない人も多く、ぜひそのテーマで話してほしいという依頼でした。そこで、私は Early Childhood Education and Care in Japan –taking small steps for the future というテーマで日本の幼児教育・保育制度とジェンダー平等について講演を行いました。 スウェーデンでは就学前の施設が就学前学校(förskola)1つに統一されているため、幼稚園、保育所、さらに4種類の認定こども園が存在する日本の制度は非常に複雑で分かりにくいものに映ったようです。また、夫婦共働きで男性と女性が家事も育児も分担し、男性の育児休暇取得もごく当たり前というスウェーデン人には、女性に家事と育児の負担が集中しがちな日本の状況は、女性のキャリア形成やジェンダー平等という観点からも大きな問題と受け取られたようです。日本の男性の育児休業取得率2.65%(2015年)という数字にはどよめきが起き、それでも過去最高の数値だったと補足すると失笑が漏れる場面もありました。 スウェーデンの子育て環境は世界でも屈指の充実度だと思います。残念ながら日本はまだそれには遠く及びませんし、そもそも長時間労働を是としているようでは、子育てと仕事の両立は厳しいままでしょう。それでも、少しずつより良い将来に向けて歩みを進めているという現状を紹介して講演を終えました。 今回の講演は、私からの講義が60分、質疑応答が30分と長く、どのような反応が返ってくるか心配な面もありました。しかし、実際にはフロアから多くの質問が出て、質疑応答の時間はあっという間に過ぎていきました。終了後には複数の先生から共同研究の申し出もいただき、自分自身の今後の研究の可能性という点でも大変良い機会になったと思います。また、日本の現状について積極的に英語で海外に発信していくことの重要性も感じました。それによって国内外に様々なネットワークが構築され、そこから得られる新たな知見を研究にも実践にも活かしていけるからです。 多くの新たな学びを得た在外研究生活も残り2ヵ月ほどですが、最後まで精一杯頑張りたいと思います。 畿央大学平成28年度在外研究員 教育学部現代教育学科講師 大城愛子 【関連記事】 平成29年度 在外研究説明会を開催しました。 平成28年度在外研究~スウェーデンからの現地リポート 平成28年度 在外研究説明会を開催しました。
2017.02.07
科研費採択件数、学生数5,000人以下の私立大学で関西1位に
学生数5,000人以下の私立大学で関西1位に、関西全体でも16位にランクイン 文部科学省から科学研究費助成事業(通称「科研費」)の配分結果が公表され、平成28年度は本学から39件1)の研究課題が採択されました。学部生在籍数5,000人以下の大学では関西1位となり、関西私立大学全体でも16番目に位置しています。 1)平成28年度に新たに採択された研究課題と平成28年度以前に採択された研究課題のうち、研究期間中にあるものを合算した件数 ※科学研究費助成事業は、人文・社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、あらゆる「学術研究」を格段に発展させる独創的・先駆的な研究に対する助成を行うものです。科研費は国の最大の研究支援であり、大学の研究力を表す指標の一つと言えます。例えばノーベル賞受賞者の東京工業大学 大隅良典栄誉教授や京都大学 山中伸弥教授も科研費による助成を得て研究をされてこられました。 科研費保有率は全教員の29.3%で、教員約3人に1人が科研費に採択されていることになります。本学の研究力の高さが証明された結果となりました。「教育」「研究」「社会貢献」がコラボしながら高いレベルで展開されていることが、本学の大きな特色と言えます。 関西私立大学 科研費採択件数ランキング(医科大・歯科大を除く) 順位機関名採択件数学部生数 1 立命館大学 527 32,580 2 近畿大学 410 32,325 3 同志社大学 366 27,053 4 関西大学 261 28,569 5 関西学院大学 256 23,498 6 龍谷大学 142 19,233 7 京都産業大学 121 12,806 8 甲南大学 83 9,256 9 大阪工業大学 82 6,745 10 摂南大学 78 8,083 10 武庫川女子大学 78 8,439 12 神戸学院大学 68 10,792 13 佛教大学 55 6,859 14 同志社女子大学 53 6,456 15 京都女子大学 40 6,102 16 畿央大学 39 2,116 16 追手門学院大学 39 6,500 ※採択件数は文部科学省ホームページから、学部生数は大学ポートレート(私学版)より抜粋 【その他のランキング記事】 週間東洋経済「本当に強い大学」 関西の私立大学で10位 2016年3月卒の就職率 関西3位~AERAムック「親子で探す 就職力で選ぶ大学2017」
2017.02.06
4回生対象の「プレティーチャーズガイダンス」がすべて終了しました!
民間企業等では、4月に入社した新入社員に対して、1週間~1ヵ月程度の新人研修期間が用意されているところも多いですが、学校の先生はそういうわけにはいきません。新卒者であっても、4月に着任したら先輩教員と同じ仕事が求められます。学校や幼稚園、保育所の先生になる4回生が4月から「先生」として不安なくスタートできるよう、毎年この時期にプレティーチャーズガイダンスを開講しています。 学校教員志望者の講座は全6コマです。1月16日(月)に新免先生(勤務校決定前後のスケジュールや4月当初の職務内容)、17日(火)に下林先生(服務、給与等について)、18日(水)に島先生(年度当初の教員生活、学級経営のポイント)、30日(月)に八木先生(学校文書や学級通信の作成、板書ポイント)と西尾先生(教室や保育室、保健室の環境づくりのポイント)がそれぞれ担当されました。 幼保志望者に対しては、公立・私立を問わず、1月18日(水)に朝田先生が職務内容や指導計画、クラス通信、接遇の心構えなどをお話しされました。また、30日(月)の西尾先生の講座では実際に壁面制作に取り組みながらポイントを学びました。 4回生のみなさん、4月から先生として仕事をしていく上で今何をすべきかを考えて、残りの大学生活を有意義なものにしてくださいね!
2017.01.27
就活レポート~就職活動の現場から~No.413(専門店)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第413弾! 現代教育学科8期生(17卒) 大田 菜月さん 株式会社京ろまん 勤務 【その企業に決めた理由】 はじめは、この業界は全く考えていませんでした。大学を卒業したのに店舗スタッフをするのはもったいないと思っていたからです。 私は絵を描くこととものづくりが好きなので、文具業界の企画職を第1志望にし、日用品、化粧品、インテリア、和服など、メーカーを中心に自分の興味の持てる企業を中心にたくさん説明会に参加しました。その中で、企画職だけでなく、営業も、広告も、イベント企画も、いろいろな仕事がしたいと思い始めました。しかし、それと同時に第1志望であった文具業界では、自分の本当にやりたい仕事ができないとも感じていました。 そんな時、内定をいただいた企業の最終面接で社長とお会いし、会社のことや今後の目標、新しい企画内容を生き生きと話してくださいました。新しいことに挑戦し、働くことを心から楽しんでおられる事が伝わってきました。そして「弊社に入ったら、どんどん新しいことを提案してほしい。」という言葉に、この会社に入ったら自分のやりたかったことが出来る、と感じ入社を決意しました。 就職活動の初めの頃は、「文房具」や「企画職」という名称ばかりにこだわって選んでいましたが、自分の気持ちに向き合い、本当にやりたいことを見つけることを大切にすべきだったと思いました。そして、それを出来る企業に出会うには、たくさんの企業を見ることが一番だと実感しました。 就職活動をする上での軸は、「休みを待つのではなく、仕事にも生きがいを感じられること」でした。会社を見ていくごとに軸は少しずつ変わりましたが、最終的に自分が一番重視していたのは自分がイキイキと成長していける環境を見つけることだったと思います。 【就職活動を振り返って】 私がいつも頭に置いていることが今回就職活動をする上で自分の中で大きな行動基準となりました。それは「自分の最終的な目標を達成するために今するべきことは何か」を常に考えることです。 私の最終目標は「自分らしく成長していける環境で働く」ということでした。最終目標が分かっていれば、今するべきことも見えてきます。何をしたいのか自分と向き合って考え、それができる環境を真剣に探すこと、面接官に「この人と働きたい」と思ってもらえるよう自分の言葉で自分の気持ちを伝えることが就職活動での「するべきこと」だと私は思います。 そしてもう一つ大切だと思うことは、その環境と出会う「運」です。就職活動をしていて、自分が望む環境を見つけることは難しいと実感しました。その中でも私は「ここで働きたい」と思える企業を見つけることができましたが、本当に運がよかったと思います。しかしその環境と出会う機会は、見る企業を増やせば絶対に増えます。ぜひたくさん行動して、その出会いを増やしてほしいと思います。 【就職活動でPRしたポイント】 部活動やアルバイトについての話を通して、自分自身の考え方や、行動したことの動機などを中心に話し、内面を知ってもらえるように意識しました。自分自身がどのような理由でどんな行動をし、その結果どんな成果が得られたか、ということをアピールしていました。 具体的には、「人と同じじゃ満足できない」という言葉から始め、前向きさや自分独自のものを創り上げる力があるという内容を証明できるようなエピソードを取り入れました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 活動が本格的にスタートするまでに基本的なことはもちろん、細かい疑問や分からない点をとても丁寧に教えていただけるので、不安を感じることなく活動に専念できました。また、教育学部担当の辻谷さんには面談やメールのやりとりの中で常に親身で丁寧な助言をしていただいたので、とても感謝しています。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 就職活動は、辛いときもありましたが私はとても夢のあるものだと思っています。私が就職活動に対して感じていたのは「自分は今何にでもなれる」というワクワク感でした。説明会に行くたびに、この企業で働いている自分、やりたいことを仕事に出来ている自分を想像すると、今は自由に将来を選択できるんだということを実感できました。3回生のみなさんも、就職活動はしんどいと感じることは多いかもしれませんが、「なりたい自分を選べるチャンス」だと思えば少しワクワクできるのではないでしょうか。就職活動は自分の気持ちに向き合える良い機会でした。みなさんもたくさん悩むとは思いますが、自分の気持ちを大切に、頑張ってください!