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現代教育学科の新着情報一覧

現代教育学科の新着情報一覧

2017.02.07

科研費採択件数、学生数5,000人以下の私立大学で関西1位に

学生数5,000人以下の私立大学で関西1位に、関西全体でも16位にランクイン 文部科学省から科学研究費助成事業(通称「科研費」)の配分結果が公表され、平成28年度は本学から39件1)の研究課題が採択されました。学部生在籍数5,000人以下の大学では関西1位となり、関西私立大学全体でも16番目に位置しています。 1)平成28年度に新たに採択された研究課題と平成28年度以前に採択された研究課題のうち、研究期間中にあるものを合算した件数 ※科学研究費助成事業は、人文・社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、あらゆる「学術研究」を格段に発展させる独創的・先駆的な研究に対する助成を行うものです。科研費は国の最大の研究支援であり、大学の研究力を表す指標の一つと言えます。例えばノーベル賞受賞者の東京工業大学 大隅良典栄誉教授や京都大学 山中伸弥教授も科研費による助成を得て研究をされてこられました。 科研費保有率は全教員の29.3%で、教員約3人に1人が科研費に採択されていることになります。本学の研究力の高さが証明された結果となりました。「教育」「研究」「社会貢献」がコラボしながら高いレベルで展開されていることが、本学の大きな特色と言えます。 関西私立大学 科研費採択件数ランキング(医科大・歯科大を除く) 順位機関名採択件数学部生数 1 立命館大学 527 32,580 2 近畿大学 410 32,325 3 同志社大学  366 27,053 4 関西大学  261 28,569 5 関西学院大学  256 23,498 6 龍谷大学  142 19,233 7 京都産業大学  121 12,806 8 甲南大学  83 9,256 9 大阪工業大学  82 6,745 10 摂南大学 78 8,083 10 武庫川女子大学 78 8,439 12 神戸学院大学  68 10,792 13 佛教大学  55 6,859 14 同志社女子大学  53 6,456 15 京都女子大学  40 6,102 16 畿央大学  39 2,116 16 追手門学院大学  39 6,500 ※採択件数は文部科学省ホームページから、学部生数は大学ポートレート(私学版)より抜粋    【その他のランキング記事】 週間東洋経済「本当に強い大学」 関西の私立大学で10位 2016年3月卒の就職率 関西3位~AERAムック「親子で探す 就職力で選ぶ大学2017」

2017.02.06

4回生対象の「プレティーチャーズガイダンス」がすべて終了しました!

民間企業等では、4月に入社した新入社員に対して、1週間~1ヵ月程度の新人研修期間が用意されているところも多いですが、学校の先生はそういうわけにはいきません。新卒者であっても、4月に着任したら先輩教員と同じ仕事が求められます。学校や幼稚園、保育所の先生になる4回生が4月から「先生」として不安なくスタートできるよう、毎年この時期にプレティーチャーズガイダンスを開講しています。     学校教員志望者の講座は全6コマです。1月16日(月)に新免先生(勤務校決定前後のスケジュールや4月当初の職務内容)、17日(火)に下林先生(服務、給与等について)、18日(水)に島先生(年度当初の教員生活、学級経営のポイント)、30日(月)に八木先生(学校文書や学級通信の作成、板書ポイント)と西尾先生(教室や保育室、保健室の環境づくりのポイント)がそれぞれ担当されました。     幼保志望者に対しては、公立・私立を問わず、1月18日(水)に朝田先生が職務内容や指導計画、クラス通信、接遇の心構えなどをお話しされました。また、30日(月)の西尾先生の講座では実際に壁面制作に取り組みながらポイントを学びました。     4回生のみなさん、4月から先生として仕事をしていく上で今何をすべきかを考えて、残りの大学生活を有意義なものにしてくださいね!

2017.01.27

就活レポート~就職活動の現場から~No.413(専門店)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第413弾! 現代教育学科8期生(17卒) 大田 菜月さん 株式会社京ろまん 勤務   【その企業に決めた理由】 はじめは、この業界は全く考えていませんでした。大学を卒業したのに店舗スタッフをするのはもったいないと思っていたからです。 私は絵を描くこととものづくりが好きなので、文具業界の企画職を第1志望にし、日用品、化粧品、インテリア、和服など、メーカーを中心に自分の興味の持てる企業を中心にたくさん説明会に参加しました。その中で、企画職だけでなく、営業も、広告も、イベント企画も、いろいろな仕事がしたいと思い始めました。しかし、それと同時に第1志望であった文具業界では、自分の本当にやりたい仕事ができないとも感じていました。 そんな時、内定をいただいた企業の最終面接で社長とお会いし、会社のことや今後の目標、新しい企画内容を生き生きと話してくださいました。新しいことに挑戦し、働くことを心から楽しんでおられる事が伝わってきました。そして「弊社に入ったら、どんどん新しいことを提案してほしい。」という言葉に、この会社に入ったら自分のやりたかったことが出来る、と感じ入社を決意しました。 就職活動の初めの頃は、「文房具」や「企画職」という名称ばかりにこだわって選んでいましたが、自分の気持ちに向き合い、本当にやりたいことを見つけることを大切にすべきだったと思いました。そして、それを出来る企業に出会うには、たくさんの企業を見ることが一番だと実感しました。 就職活動をする上での軸は、「休みを待つのではなく、仕事にも生きがいを感じられること」でした。会社を見ていくごとに軸は少しずつ変わりましたが、最終的に自分が一番重視していたのは自分がイキイキと成長していける環境を見つけることだったと思います。   【就職活動を振り返って】  私がいつも頭に置いていることが今回就職活動をする上で自分の中で大きな行動基準となりました。それは「自分の最終的な目標を達成するために今するべきことは何か」を常に考えることです。  私の最終目標は「自分らしく成長していける環境で働く」ということでした。最終目標が分かっていれば、今するべきことも見えてきます。何をしたいのか自分と向き合って考え、それができる環境を真剣に探すこと、面接官に「この人と働きたい」と思ってもらえるよう自分の言葉で自分の気持ちを伝えることが就職活動での「するべきこと」だと私は思います。  そしてもう一つ大切だと思うことは、その環境と出会う「運」です。就職活動をしていて、自分が望む環境を見つけることは難しいと実感しました。その中でも私は「ここで働きたい」と思える企業を見つけることができましたが、本当に運がよかったと思います。しかしその環境と出会う機会は、見る企業を増やせば絶対に増えます。ぜひたくさん行動して、その出会いを増やしてほしいと思います。   【就職活動でPRしたポイント】 部活動やアルバイトについての話を通して、自分自身の考え方や、行動したことの動機などを中心に話し、内面を知ってもらえるように意識しました。自分自身がどのような理由でどんな行動をし、その結果どんな成果が得られたか、ということをアピールしていました。 具体的には、「人と同じじゃ満足できない」という言葉から始め、前向きさや自分独自のものを創り上げる力があるという内容を証明できるようなエピソードを取り入れました。   【キャリアセンターと就職サポートについて】 活動が本格的にスタートするまでに基本的なことはもちろん、細かい疑問や分からない点をとても丁寧に教えていただけるので、不安を感じることなく活動に専念できました。また、教育学部担当の辻谷さんには面談やメールのやりとりの中で常に親身で丁寧な助言をしていただいたので、とても感謝しています。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 就職活動は、辛いときもありましたが私はとても夢のあるものだと思っています。私が就職活動に対して感じていたのは「自分は今何にでもなれる」というワクワク感でした。説明会に行くたびに、この企業で働いている自分、やりたいことを仕事に出来ている自分を想像すると、今は自由に将来を選択できるんだということを実感できました。3回生のみなさんも、就職活動はしんどいと感じることは多いかもしれませんが、「なりたい自分を選べるチャンス」だと思えば少しワクワクできるのではないでしょうか。就職活動は自分の気持ちに向き合える良い機会でした。みなさんもたくさん悩むとは思いますが、自分の気持ちを大切に、頑張ってください!

2017.01.14

3回生対象 グループ面接とディスカッション対策の指導を行いました!

1月7日(土)8日(日)の2日間に渡り、グループ面接&グループディスカッション対策指導が実施されました。 健康栄養学科、人間環境デザイン学科、現代教育学科の3回生約130名が参加。1グループ5~6名の構成で、前半が面接、後半がディスカッションと約2時間半のプログラムです。 キャリアセンター職員も総出で面接官役として入りました。   前半の面接では、ほとんどの学生が初めての面接ということもあり、冒頭の自己紹介で自分の学部学科をスムーズに言えないほど緊張感がピークに達していました。 そんな中でも、自分の言葉で何とか想いを伝えようと、全員必死に取り組んでいました。    後半のディスカッションでは、緊張も少し和らぎ、どのグループも活発な討論が出来ていたと思います。 終了後は、自分の振り返りの発表と、面接官役からの出来た点、改善点などがフィードバックされました。 既にインターンシップでグループディスカッションを経験している学生も居たようですが、今日の指導ポイントをもっと早く知っていたらスムーズに取り組めたのに。。。と次の本番に向けて気合を入れていました。    今回グループで取り組むことで、各自他の受講生と比べながら色々と感じることがあったようです。 今日の課題を踏まえ、今後は個別指導で更にコミュニケーション力に磨きをかけていくことになります。 長い就活、これから一緒に頑張っていきましょう! また同日、並行して『履歴書写真撮影会』も行われました。    プロによる写真撮影、また、女子についてはヘアメイクもしていただき、きれいな証明写真が撮れたことと思います。先ずは第一印象から。いよいよ就活モードが本格的していきます。      

2017.01.12

3回生対象 キャリアガイダンスが終了しました!

健康栄養学科、人間環境デザイン学科、現代教育学科の3回生対象に、昨年4月からほぼ週一回のペースで行なってきた一般企業希望者向け『キャリアガイダンス』。1月5日(木)第29回目、遂に最終回を迎えました。    前半はリクルートさんによる講義で、就活スケジュールのポイントを確認しました。 「世間では3月1日からエントリー開始となっているが、遵守する企業は一部。3月から一気に選考になってもいいようにしっかりと今準備をしておこう!」といったものでした。 そして、インターンシップの重要性についても講義。インターンシップが実質選考の一つになっていることを改めて認識。今回外部講師によるお話しにより、更に現実味を帯びた形となりました。    後半は、キャリアセンター西畑講師によるこの9ヶ月間の総復習を要点絞って解説。最後に、この最終講義に出席した全員で記念撮影を行いました。     一年を振り返ってみての感想をまとめてみると、 意識が変わるキッカケになった。 就活について考え、行動の指針にもなった。 キャリアセンター職員の熱意が伝わった。 自分じゃ調べきれない内容を毎回90分間に凝縮して教えてもらえた。 毎回休まずに出席しておけばよかった。。。 などの声が多かったです。   1月中の履歴書完成を目指し、2月の『学内合同企業説明会』に向けてこれからしっかりと準備を進めていきましょう。

2017.01.06

教職クラブODEN同窓会レポート!

2016年12月29日(木)に教職クラブODENの同窓会が行われました。卒業生30名、在学生28名、大学の先生2名と総勢60名が集まりました。     今年は教育学部・健康科学部の1期生〜11期生までが集まり、ODENの歴史を改めて感じることができました。現役の教員、養護教諭、一般企業など様々な分野で働いている人と交流を深めることは、在学生にとっても、卒業生にとっても刺激になったことと思います。 各テーブルでは、同じ活動をした人たちで懐かしい思い出話をしたり、最近の学校や職場の悩みを聞き、アドバイスをしたりするなど大変盛り上がりました。     その中には、現役生の4回生たちが、4月から社会に出るにあたっての不安を話すということもありました。卒業生たちは、自分自身が通ってきた道なので、その時のことを思い出しながら、話していました。こんな話ができるのは、やはりこのODENという団体が歴史をつくり、それが今も後輩たちの力で守られているからだと思います。そしてこのODEN同窓会の良さは、現役生も卒業生も互いに交流できる同窓会だということです。     この素晴らしい同窓会がずっと続けばと思います。 現代教育学科3期生 關 恵祐   ●畿桜会(畿央大学・畿央大学大学院・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。

2016.12.28

教採受験者から学ぶ会を実施しました!

12月15日(木)2限、21日(水)5限に「教採受験者から学ぶ会」を実施しました。教員採用試験に合格した4回生が自分自身の勉強方法や取り組み、受験スケジュールや実際に受験して感じたこと等を後輩に向けて発表してくれました。   15日(木)は小学校合格者3名と養護合格者2名、21日(水)は小学校合格者5名が話をしてくれました。いつぐらいから本格的に勉強を始めたのか、どんな参考書・問題集を使っていたのか、面接練習をするうえで何が大切か…等、一人ひとり「後輩に伝えたい!」という思いが伝わる発表でした。おすすめの勉強方法や苦手克服法はそれぞれの工夫があり、3回生にとっても大いに参考になったことと思います。教員採用試験を受け終わるまでにどれくらい貯金をしておくとよいか、といった実際に体験したからこそのリアルな話もあり、3回生も真剣に耳を傾けていました。       4回生の発表で共通していたのが、「周りに同じ目標を持って勉強している友達がいるからこそ、自分も最後まで頑張ることができた」「教員採用試験に向けて一緒に取り組んでいく中で、クラスが違ってこれまで話したことがない人とも同じ仲間として仲良くなれたし、友達が増えた」ということでした。自然と「みんなで頑張る」雰囲気になっていくのが畿央生の強みなのかもしれません。 それぞれの発表のあと、4回生が自分なりにまとめていた面接ノートや弱点まとめノート、使用していた問題集などを実際に閲覧する時間をとりました。先輩たちの努力の結晶を直接手に取った3回生は、その積み重ねられた「重み」をしっかりと感じ取っているようでした。これからより一層勉強を進めていくうえで、たくさんヒントが得られたことと思います。   3回生のみなさん、先輩の話もふまえて自分に合った勉強方法で計画的に進めていってください! そして発表してくれた10人の4回生のみなさん、卒論で忙しい中、本当にありがとうございました!みなさんの堂々とした発表を聴いて、教員採用試験を経験したこの1年間で大きく成長したんだなと感じました。4月からの先生としての活躍を楽しみにしています!  

2016.12.27

就活レポート ~就職活動の現場から~ No.412(公立幼保)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第412弾! 現代教育学科8期(17卒) 八木 由菜さん 木津川市・公立幼保 勤務     【教員・保育士を目指そうと思ったきっかけ】 子どもが好きだからです。幼い頃から異年齢で遊ぶ機会が多く、よく年下の子のお世話をして遊んでいました。また、大学での実習やボランティア活動を通して、子どもの笑顔に囲まれ成長を感じられることに魅力を感じ、「保育者になりたい!」と強く思うようになりました。   【学校インターンシップ・教育実習を体験して】 実際の保育現場を知ることで、保育者の大変さや責任の大きさを感じました。しかし、それと同時に、子どもの満面の笑みを見た時や頼ってくれた時には、やりがいを感じることもできました。初めは、不安や戸惑いも大きかったですが、思いきり子どもと遊び、子どもの想いを考えながら接することで、楽しさの方が大きくなっていきました。実習やボランティアで過ごした時間は、私にとってとても価値のある大切なものとなりました。   【畿央大学での大学生活について】 同じ夢に向かって頑張れる仲間や応援してくれる友達、指導してくださる先生方などたくさんの方に支えていただき、とても充実した日々を送ることができました。少人数で、アットホームな雰囲気がとても魅力です。   【畿央大学の教員採用試験対策について】 筆記や実技など幅広い対策が充実しています。ピアノやダンス、集団討論など対策室の先生をはじめ、その他の先生にもたくさん指導していただきました。自分が納得いくまで何度も対策してくださり、自信を持って本番に臨むことができました。悩みがあっても親身になって相談にのってくださり、たくさんお世話になりました。また、私が最後まで頑張り続けられたのは仲間の存在が大きいです。受ける自治体は違っていても、同じ目標に向かって頑張っている仲間から刺激を受け、励ましてくれる友達の存在が大きな支えとなっていました。畿央大学だからこそ合格できたと思っています。感謝の気持ちでいっぱいです。   【理想の先生像】 子どもにいっぱいの愛情を注ぎ、一人ひとりの子どもの良さに目を向けられる保育者になりたいです。そして、子どもや保護者と共に成長を喜び、一緒に子育てを支えていきたいです。また、子どもと思い切り遊ぶことで、体を動かす楽しさも伝えていきたいと思います。何事も前向きに精一杯取り組んで、自分自身も成長していきたいです。   【後輩へのメッセージ】 長期間に渡るので、身体的にも精神的にも辛いことがあると思います。一人で抱えるのではなく、想いを共有しながら仲間と共に支え合ってください。息抜きもしながらメリハリをつけて挑むことが大切です。つまずきも強さになります。応援しています!      

2016.12.26

2016年度「マミポコ・キッズ」後期活動報告!~現代教育学科

こんにちは、マミポコ・キッズです!私たちは畿央大学に地域の子どもたちを招待して、様々な遊びを行っています。 前回に引き続き今回は第3回、第4回の活動の様子を振り返ります!   第3回の活動では、地域の方々に来ていただき、伝承遊びを教えていただきました。たくさんの遊びの中には、子どもたちにとって初めての遊びもありましたが、地域の方々に教えていただいたり、子どもたち同士で助け合ったりしながら活動する姿が見られました。最後は、地域の方々と一緒にみんなで「からすかずのこ」をして楽しく活動しました       第4回の活動では、”冬のパーティー“をテーマに活動しました。3つのゲームをクリアしながら破れた招待状のかけらを集めて、最後にマミポコ・キッズのみんなで「パーティーゲーム」をしました。 最終回ということもあり、緊張している子どもも少なく、最初から笑顔いっぱいの活動ができました。最後に、グループリーダーと今までの活動を振り返りました。また、グループリーダーから手作りのプレゼントをもらって、子どもたちはとてもうれしそうでした。     また、最終回の活動に参加していただいた保護者の方対象でアンケートを実施しました。アンケートには「参加してよかった」「子どもが毎回楽しみにしていた」「家でも、マミポコの話をしてくれる」といった、うれしい感想・意見がたくさんありました。保護者の方からのご意見も励みにしながら、よりよいマミポコ・キッズにしていきたいです。   2016年度後期マミポコ・キッズはこれで終了となりますが、これからも、子どもたちとの活動を通して、子どもたちの成長はもちろん、大学生一人ひとりも成長できる場になるように頑張ります。 今後も活動の様子はブログで紹介します。その都度チェックしていただけるとうれしいです。 今期の活動には例年と比べてたくさんの当日スタッフに参加していただきました。マミポコ・キッズは当日スタッフの皆さんの協力により活動ができています。ありがとうございました!   現代教育学科 2回生 竹田卓司 1回生 志智拓斗 樋口茉悠 元神有未  

2016.12.26

「発達障害教育特論」で理学療法学科と現代教育学科の教員が特別対談!~現代教育学科

特別支援学校教諭になるために様々な講義を受けていますが、そのうちの1つである「発達障害教育特論」は、理学療法学科教授で畿央大学ニューロリハビリテーションセンター長の森岡先生が講義をしてくださっています。普段は森岡先生が発達障害と脳機能を関連させて講義を進めてくださいますが、今回の講義は、現代教育学科の大久保先生との特別対談という形で発達障害について学ぶ機会となりました。森岡先生は脳科学の視点から、大久保先生は心理学(応用行動分析学)の視点から、発達障害について対談し、私たち学生もその対談を聴きながら発達障害について考えました。     対談の内容は、大きく分けて、「①能動的な行動や学習意欲を生み出すためには?」「②発達障害はどこまでわかっているのか?そして、どのように関わればいいのか?」「③私たち自身がダイバーシティ(多様性)の意識を持つためには何が必要か?」の3つで進められました。   どの内容も興味深いものばかりでしたが、その中でも私が特に印象に残った話は、「報酬と罰」と「ダイバーシティ社会」についての対談です。まず、「報酬」とは褒めたりご褒美を与えたりすることであり、「罰」とは叱ったりご褒美をなしにしたりすることを指します。報酬を与えられた場合は脳の線条体という部分が働き、「もっとやってみよう」という能動的な行動・学習意欲が見られることが多いです。一方、罰を与えられた場合は脳の扁桃体という部分が働き、「言われたことを守ろう」という受動的な行動・学習意欲が見られることが多いです。そのため基本的には、罰より報酬を与えるようにすることが求められます。しかし私たちは、これまで部活動などで罰を与えられたことにより、能動的な行動を起こしたり成長したりした経験があるのではないでしょうか。受講している学生や、対談している先生方も、そのような経験がある様子でした。ただ、ここで注意すべきこととして、その能動的な行動や成長は、罰によるものなのか、それとも異なる理由によるものなのかが不明確なことです。私たちは、罰によって成長できたと思いこむことで、自身に対する整合性を保とうとしているのではないだろうかと意見を聴いて、確かにそのような一面もあるなと感じました。罰も報酬も、結果的には何かしらの行動を起こすことに繋がります。むしろ、罰の方が数回与えるだけで、行動の変容が見られることが多く、多用してしまいがちです。しかし、能動的な行動・学習意欲を引き出すためにも、時間や労力はかかりますが、報酬を適切に与えながら、子どもと接するように努めたいと改めて感じました。   ▼(左)現代教育学科 大久保賢一准教授 (右)理学療法学科 森岡周教授   また、「ダイバーシティ社会」とは、様々ある国籍やライフスタイル、宗教、価値観、障害などを認め合い、ともに生活していく社会のことを指します。講義の内容上、今回は「障害」に注目してダイバーシティ社会の実現に向けて考えました。まず、特別支援学校教諭など教育に携わるものとして、発達障害児への適切な支援を行うことが求められるのはもちろんですが、それと併せて定型発達児への障害に対する意識の教育も重要なことです。ただし、自身と異質な存在を排除しようとする行動は、ヒトが本能的にもっているものです。そのため、ダイバーシティ社会を実現するためには、この本能的な意識・行動を超えていく必要があります。つまり、障害に対する偏見をなくす、他者の多様性を許容できるような意識を培うことが、教育において求められると強く感じました。     難しい言葉を並べて、分かりづらい文章になってしまいましたが、今回の講義・対談の感想を簡潔にまとめると、楽しくて時間があっという間に過ぎてしまったということです(笑)森岡先生も大久保先生も、話がとても上手なお二方なので、難しい内容でも噛み砕いて分かりやすく伝えてくださいますし、講義の中で学生が笑う場面が何度も見られました。また、「脳科学」と「心理学」という異なる分野・視点から、【発達障害・特別支援教育】という1つのテーマについて考えることは、学びを深めてくれると感じました。 畿央大学の魅力の1つである異なる学部同士の交流が、学生同士だけでなく、学習内容にまで及び、知をみがくことにつながっていくことを実感した90分間でした。   現代教育学科3回生 細川 光生

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