現代教育学科の新着情報一覧
2024.11.02
就職レポートNo.784(大阪市/養護教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第784弾! 現代教育学科16期生(25卒) M.Y さん 大阪市 養護教諭 勤務 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 私が畿央大学を選んだ理由は、通学のしやすさからです。養護教諭の免許に加えて小学校教諭の免許の取得を目指していたため、授業数が多くなってしまい大変だということが予想されました。そのため、自宅から1時間ほどで通学できる畿央大学に入学し、両立するために頑張ろうと思いました。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 とても楽しい学生生活を過ごすことができました。1・2回生のころは、新型コロナウイルスの影響もあり、友達ができるか不安なこともありましたが、他の大学に比べて人数が少ないこともあり、学生同士のつながりをもちやすい環境でした。また、担任制があったことから、先生方とも深い関わりをもつことができ、安心して学生生活を送ることができました。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 きっかけは、高校生のときのマネージャー経験です。看護師になりたいと思っていた時期もありましたが、マネージャーとして選手のサポートを務める中で、健康管理の大切さに気づきました。そこから養護教諭という職業に魅力を感じ、教育実習やボランティアを通して、より思いが強くなりました。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 大学3回生から大阪市の教師養成講座を受講していました。受講生の中には、他大学生や学校現場で講師をされている方がいて、講義以外にみんなで話している時間にもたくさんの学びがありました。また、母校の小学校と大阪市の小学校で学習サポーターをしていました。実際に教育現場に入ることで、講義を聞いているだけではなかなか浮かばなかったイメージが具体的にもてるようになりました。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 本命の大阪市の試験に向けて、専門教養の勉強と面接対策に努めました。大阪市は他の自治体に比べて試験日程が遅かったため、他の自治体を受けた友人が提供してくれる問題を解き、今年の傾向をつかめるようにしました。また面接対策では、一人の先生だけではなく、なるべく多くの先生方の面接指導を受けるよう意識していました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 「一人一人に寄り添う」ことができる養護教諭になりたいです。保健室に来る子どもたちだけではなく、来る機会の少ない子どもともコミュニケーションを取れるよう努め、みんなが楽しく学校生活を送ることができるよう働きたいです。養護教諭として、他の先生方や専門機関と細かく連携をとり、子どもたちが安心して過ごせる環境づくりをしていきたいです。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 教員採用試験で大切なことは情報を得ることです。自分が受験を考えている自治体について調べることはもちろん、他の自治体について友人に聞く、教育問題や教育ニュースを知ることで、自分がなりたい教員像も具体的に見えてくるのかなと思います。最後まであきらめずに頑張ってください。応援しています。
2024.10.29
就職レポートNo.783(宇陀市/公立幼保)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第783弾! 現代教育学科16期生(25卒) F.K さん 宇陀市 公立幼保 勤務 【幼稚園教諭(保育士)を目指そうと思ったきっかけを教えてください】 中学校の頃の保育体験で恩師となる男性幼稚園教諭に再会し、子どもとダイナミックに触れ合う姿を拝見しました。私は昔から子どもとの関わりが好きだったこともあり、それをきっかけに自分自身も男性保育者として恩師のように働きたいという思いが強くなりました。その後、大学の講義を受講し、実習やボランティアで子どもの成長を間近で見る中、保育者になりたいという思いがさらに強くなりました。 【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習の経験はどんなものでしたか】 保育実習、施設実習、幼稚園実習以外にも、実習でお世話になった幼稚園で保育ボランティアに行かせていただきました。実習では実際の子どもの姿から保育者の関わりを学び、自分自身の実践力を高めていくことができました。また、保育ボランティアでは、子どもの成長の一つ一つを目の前で感じることができ、日々の保育者の保育内容や保育を行う上での準備、子ども一人ひとりに応じた言葉がけや支援の方法について学ばせていただきました。 【畿央大学での大学生活を振り返ってみて、どのようなものでしたか】 大学生活は幼児教育コース内で男性が少ない環境でしたが、周りの学生は皆が温かく充実した学生生活であったと思います。また授業や実習、ボランティアをはじめ、部活動ではアルティメット部の代表を務めるなど、たくさんの経験をすることができました。大学内で出会う先輩や先生も親身になってくださり、大学全体の学生の人数が少ないからこそ実現できる最高の環境なのではないかと私は思います。畿央大学に通うことができて本当に良かったと感じております。 【畿央大学の採用試験対策について教えてください】 畿央大学は採用試験対策がとても充実しています。3回生の頃から対策講座が始まり、各自治体に応じた個人から集団、場面指導など何度も確認してくださります。私自身も数えきれないほどお世話になり、苦手だったピアノも手厚い支援や指導の下で頑張ることができました。私が合格に繋がったのもひとえに試験対策に携わっていただいた数々の先生方のおかげです。 【あなたの理想の保育者像について教えてください】 私の理想となる保育者像は人との繋がりを大切にした保育者と考えています。実習へ行った際に出会った先生は子ども同士の繋がりに重点をおいて保育を行われており、ペア活動や子どもが周りの園児に対する気付きをもてるような言葉がけを大切にされていました。そのような理想となる保育者を志しながら、男性保育者として誠実に子どもたちの日々の成長に携わり、温かみのある保育者を目指していきたいです。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします】 採用試験を受けるにあたって、各自治体の試験が重なったりして不安や対策に追われてしまい、気持ちが押しつぶされそうになることもきっとあると思います。私も複数の自治体を受験していたため、そのような気持ちになりましたが「今、できること」を意識して少しずつ重ねていけば、最初は辛くとも結果は後から付いてきます。そして、性別問わず努力で夢はきっと叶います。周りの友達や先生等の繋がりを大切にして一緒に頑張ってください。応援しています!
2024.10.25
就職レポートNo.782(大阪市/公立幼稚園)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第782弾! 現代教育学科16期生(25卒) S.Sさん 大阪市 公立幼稚園教諭 勤務 【幼稚園教諭(保育士)を目指そうと思ったきっかけを教えてください】 高校の先生をしている母に、幼い時から憧れをもっていました。先生として真摯に子どもと向き合っている母の背中を見て、私も子どもと関わる先生になりたいと思いました。実際に実習やボランティアで子どもと関わっていく中で、子どもの面白さにどんどん惹かれていきました。子ども一人ひとりの可能性を身近に感じ、子どもと一緒に成長していける幼稚園教諭になろうと決意しました。 【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習の経験はどんなものでしたか】 保育実習・幼稚園実習・児童養護施設実習・小学校での放課後ボランティアを経験しました。実際に、教育現場で経験を積むことは知識や技術を習得しながら、より実践的なスキルを磨くことができます。実習では、摸擬保育を経験させていただくことができる貴重な機会ですので、どんどんチャレンジしていくことが今後の自信にも繋がります。 【畿央大学での大学生活を振り返ってみて、どのようなものでしたか】 入学当初は新型コロナウイルスの影響で遠隔授業を受けていた期間がありましたが、授業内容は盛りだくさんで、充実した毎日を過ごしていました。大学生活では、実習やボランティアで忙しい日々を送りながらも、子どもたちと実際に関わることで、自分なりの理想の保育者像を見つけることができました。採用試験で辛い時もありましたが、お互いに励まし合い、支え合える友達のおかげで乗り越えることができました。 【畿央大学の採用試験対策について教えてください】 畿央大学は採用試験対策がとても充実しています。教採・公務員対策室の先生方にはとてもお世話になりました。筆記試験やピアノなどの実技試験・個別から集団までの面接対策など、それぞれの試験に合わせて対策を行っていただきました。各々の自治体の試験対策や情報提供などたくさんサポートしていただき、自信をもって試験本番に挑むことができました。志望する自治体に合格をいただいたのは、手厚い支援をしてくださった先生方のおかげです。本当にありがとうございました。 【あなたの理想の保育者像について教えてください】 子どもの立場になり、一人ひとりの子どもの気持ちを尊重する保育者になりたいです。集団保育の中で、子ども個人としての考える力や良心と親身に向き合っていくことが、子どもとの信頼関係を築いていく大事な過程になると考えています。子どもと一緒に過ごす日々を大切にしていきながら、共に成長していける保育者を目指します。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします】 長い期間、採用試験に向けて忙しい毎日を過ごすと思います。その中で、しんどい時は必ずあります。ずっとエンジンをかけっぱなしにしていては心が疲れてしまうので、そうなる前に、友達や先生・家族の優しさに甘えてください。「絶対に受かりたい・先生になりたい」という強い思いがあれば、最後まで走り切れます!頑張ってくださいね。応援しています。
2024.10.18
英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.2 ~ カナダに来て3週間がたちました!
2020年度に開設された現代教育学科英語教育コースでは、6か月間にわたって英語圏で生活し語学や異なる文化・価値観を学ぶ「セメスター留学」を2回生後期に開講。今年度は、2回生3名が、2024年9月21日(土)にカナダのビクトリアに出発しました。現地からの学生リポート第2弾です! こんにちは。現代教育学科英語教育コース2回生の川上 明莉です。現在、カナダのビクトリアに畿央大学から3人の学生とともに留学をしています。早速、現地での生活をリポートします。 2024年9月21日(土)に伊丹空港から出発しました。たくさんの友達や家族、先生方が見送りに来てくださりました。たくさんの人に見送ってもらえてとても嬉しかったです。 ホームステイ先に着いたらホストマザーとルームメイトが歓迎してくれました。毎週日曜日に天気が良ければハイキングに行く家庭なので、到着した次の日からハイキングを楽しみました。足だけ海に入りましたが9月のカナダの海はとても寒かったです。学校からの帰り道も自然が豊かなところが多くあり、よく散歩を楽しんでいます。車が右側通行で日本とは反対です。最初は見慣れませんでしたが、2週間経ち見慣れるようになりました。 学校や買い物にはバスを使って移動します。カナダではバスを降りるときに「Thank you.」と伝えてから降ります。また、日本のバスよりも出発するときの勢いが強いので立ちながらバスに乗るときは気をつけながら乗らないといけません。 休みの日にfishermans wharfに行ってきました。ダウンタウンまで水上タクシーという名前の船が出ていて乗ってきました。海の上から見るビクトリアはとてもきれいでした。 また、10月にはサンクスギビングとハロウィンがあります。飾り付けやカボチャを買いに行く準備の段階からとても楽しく、当日が待ち遠しいです。 カナダに来て、3週間。文化や言語の違いに慣れてきました。まだ、英語が聞き取れない部分があるのでこれからもっと頑張りたいと思います。 最後までご覧いただきありがとうございました。 現代教育学科 英語教育コース 2回生 川上 明莉 関連記事 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.1~今年は3人がカナダへ! ▶ イギリス短期語学留学2024についての記事は こちら ▶ 理学療法学科 海外インターンシップ2024 in 台湾の記事は こちら ▶ カナダ短期語学留学2024の記事は こちら
2024.10.02
英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.1~今年は3人がカナダへ!
2020年度に開設された現代教育学科英語教育コースでは、6か月間にわたって英語圏で生活し語学や異なる文化・価値観を学ぶ「セメスター留学」を2回生後期に開講。今年度は、2回生3名が、2024年9月21日(土)にカナダのビクトリアに出発しました。現地からの学生リポート第1弾です! こんにちは。現代教育学科 英語教育コース2回生の池田 一樹です。現在、カナダのビクトリアに畿央大学の学生3人が留学中で、現地での様子をリポートしていきます。私たちが通っている語学学校、Global Village (通称GV)は以前から畿央大学の学生がお世話になっている学校で、様々な国の留学生と関わることができる学校です。 私のクラスGV4では会話をベースとした授業が展開されており、英語教員を志す私にとって、学生として、先生としての2つの視点から授業を学ぶことができるため、すごく刺激的で毎日の学校がとても楽しみです。また、様々な国や地域からの留学生がいるため、それぞれの地域の文化や生活を知ることができ、授業外での学びもたくさんあり、毎日がとても楽しいです。 カナダのビクトリアという都市は、自然が豊かで非常に落ち着いた街です。通学路に様々な野生の生き物がいて、動物が好きな私にとっては、毎日、無料の動物園にいるかのような気分です。植生や、野生に暮らす生き物も日本とは異なるため、ただ歩いているだけでもすごく楽しいです。 ダウンタウンへ出ると、お城のような議事堂や、ユニバーサルスタジオジャパンにいるかのような街並みは私たちをワクワクさせます。 中でも気になっていたものが、なんといっても日本のお菓子を扱うお店(Oni-Oni)。 ここでは日本生まれのお菓子やジュースがたくさん並んでいて、どれも恋しく、買って帰ろうと手に取りびっくり。ごく普通のハイチュウでさえ、1つ300円、400円。午後の紅茶も1本400円と破格。あれもこれもとたくさん手に取っていたものも気づけば数個。円安には悩まされるばかりです。日本に帰ったらたくさん食べたいと思います。 そしてホームステイ。私のホームステイ先にはコロンビアからの留学生がいましたが、先日違うホームステイ先へと行ってしまいました。彼が喜ぶかと思い、先ほどのお菓子のお店(Oni-Oni)でお菓子を買って彼にあげると、とても気に入った様子で、ほとんど食べられてしまいました。日本の文化が世界に受け入れられて嬉しかったですが、私の財布は泣いていました。そして彼の好きな日本語は「いただきます」です。なぜかわかりませんが、ずっと繰り返し「いただきます」「いただきます」と言っていました。彼と仲良くなれたのも日本の文化があってこそです。文化の違いがおもしろいということは世界共通だと認識することができました。 ▼ブログ掲載の許可を取り忘れたのでボカシを入れています。 また10月31日にはハロウィンがあるため、私のホームステイ先のホストマザーはせっせと毎日ハロウィンに向けての準備を頑張っています。それもそのはず。数年前までコロナの影響で、ハロウィンでさえも規制されていたため、気合いが入るのも納得です。 またGVでは、ハロウィンの日、先生でさえも仮装して学校へ行くそうです。家での準備が進むたびに、私も仮装の準備もまたしなければと焦るばかりですが、一足先にハロウィンを感じることができて、より10月31日が待ち遠しくなりました。 カナダに来て1週間、耳は慣れてきたものの、まだまだ話すことは難しいです。たくさん挑戦し、失敗して実のある半年間にしたいです。 最後までご覧いただきありがとうございました。 現代教育学科英語教育コース 2回生 池田 一樹 関連記事 ▶ イギリス短期語学留学2024についての記事は こちら ▶ 理学療法学科 海外インターンシップ2024 in 台湾の記事は こちら ▶ カナダ短期語学留学2024の記事は こちら
2024.09.13
FMまほろばで森岡 伸枝准教授が「ジェンダー」を解説!~現代教育学科
現代教育学科 准教授の森岡 伸枝先生が近畿初の公設民営型コミュニティFM「FMまほろば」で放送中の「奈良のこれから総合研究所」に出演しました。 9月のテーマは「ジェンダー」で、森岡先生は日本でのジェンダー意識浸透の現状と浸透させるための方策やポイント、そして2024年8月17日(土)に日本学術振興会の採択を受けて実施した小学5・6年生と中学生向け体験講座「研究はたのしい!戦時期の絵本をみんなで分析!歴史とジェンダー(男の子らしさ、女の子らしさ)」の様子などを話しました。 「ジェンダー」の諸問題について具体的な事例を交えわかりやすく紹介していますので、是非お聞きください。 森岡 伸枝先生 出演番組のお知らせ タイトル 「奈良のこれから総合研究所」 放送 9月5日(再放送=12日)、9月19日(再放送=26日)※第1~4木曜日 夕方6時10分~25分 放送局 FMまほろば(79.5MHz) ※インターネットでも聞けます。https://www.jcbasimul.com/fmmahoroba 奈良県中部で地域FMを作る会のFacebookページでも番組紹介しています。https://www.facebook.com/fmradiochuwa 関連記事 ひらめき☆ときめきサイエンス「戦時期の絵本をみんなで分析!―歴史とジェンダー(男の子らしさ、女の子らしさ)」を実施しました。 【森岡准教授が読売新聞に】8/17(土)夏の無料体験講座「ひらめき☆ときめきサイエンス」 今年度3回目!畿央大学×ならコープ『こども寺子屋』を開催しました! 【現代教育学科×人間環境デザイン学科】畿央大学付属広陵こども園の園児のために椅子を製作! 【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩vol.1― 奈良・山の辺の巻~現代教育学科 岡田ゼミ 【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.2―天理本通り商店街の巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ 【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.3ー天理参考館の巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ 【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.4ー三輪そうめんの巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ 【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.5ー大神神社の巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ
2024.09.10
卒業生メッセージ ~教育現場で活躍する先輩~【支援学校教諭】
社会に出て様々な分野で活躍している卒業生。 今回は、大阪府内で支援学校教諭として勤務している現代教育学科13期生(22卒)K.Hさんをご紹介します。 【職場での仕事内容はどのようなものですか】 主に授業の準備や児童の自立支援、給食の指導、コミュニケーションのサポートなどを行っています。授業準備では、学年の教員と連携しながら、児童の発達段階に応じた適切な指導方法を模索し、TVモニターやタブレット型端末を用いることで視覚的に見通しを持たせるように努めています。身辺自立の指導では、例えばズボンの着脱などの動作を毎日確認し、子どもが一人でできた際にはたくさん褒めるようにしています。給食指導においては、苦手な食材がある子どもに対し、好きな食材を用いて苦手なものを克服する手助けを行っています。 また、コミュニケーションの場面では、活動の切り替えをスムーズに行えるよう、『いつ・どこで・何をするのか』の絵カードや言葉がけを用いて支援しています。成績の記入は、2学期制に基づき前期(10月)と後期(2月)に分けて行い、教員による学年会では、子どもの情報共有や学校行事の連絡などを行っています。 【仕事のやりがいについて教えてください】 学年やクラスの先生たちと円滑にコミュニケーションが取れており、仕事がしやすいと感じています。また、発語がない子どもが『トイレカード・手伝ってカード』等の絵カードを使って自分の意思を教員や友だちに伝えることができるようになった場面を見ると、とても嬉しいです。これからも、自分の気持ちを伝える力をさらに伸ばしていきたいと考えています。 【学生時代に得た知識や経験は、今どのように活かされていますか】 学生時代、デイサービスの指導員や府立支援学校での学習支援員として、知的障がいや肢体不自由、自閉症スペクトラムなどの障がいのある子どもたちと関わった経験が、日々の業務で役立っています。 【今後の目標を教えてください】 職場では、言葉だけでなく、絵カードや教員の声のトーンなど、丁寧に伝える大切さを学びました。一人ひとりの子どもの実態に合った接し方を学び、伝える力を伸ばしていきたいと考えています。また、授業は一人で行うのではなく、サブの先生たちと協力しながら進めており、今後も質の高い授業づくりに努めていきたいです。 【支援学校教諭を目指す方へのメッセージをお願いします】 大切なことは、子どもの感性を引き出しながら自分自身が楽しく授業をすることです。おもしろい授業は子どもとの心の距離を縮めます。そんな子どもに寄り添う心をもった教員になってくださいね。期待しています。
2024.09.07
イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.4~20歳の誕生日をイギリスで!
イギリス カンタベリーに短期語学留学中の学生から、留学レポートが届きました!20歳の誕生日を留学先で迎えられたとのこと。留学先での素敵な一日をご紹介します。 今日は私の20歳の誕生日でした。すごくすごく大事な日を海外で過ごすことについて決心するまでには時間がかかりました。それでも海外で過ごすと決めたからには楽しもうと思っていました。ドキドキしながら1日が始まりました。朝はいつも通り朝食を取り学校まで徒歩で向かいました。 昨日の授業で一人ずつ誕生日を言うという機会があり、今日が私の誕生日であることを先生も知っていました。学校に登校した瞬間からたくさんの人にお祝いしてもらい嬉しかったです。 初めの授業はいつも通り2人1組のペアになりゲームをしていきました。次の授業では先生や他の国から来ている生徒がお菓子を持ってきてくれて小さいパーティーをしました。その後リスニング問題を取り組みました。 金曜日はwalk&talkという放課後の取り組みがあります。みんなでサンドウィッチという街に行って裁判所などを見ました。たくさんの話を聞けて、またイギリスの文化に触れられて良かったです。バスでカンタベリーに帰って来ると、サプライズでみんながお祝いしてくれました。すごく幸せな1日になりました。 現代教育学科 2回生 吉岡 咲楽 関連記事 イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.1~台風を乗り越え無事到着! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.2~語学学校での勉強がスタート! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.3~語学学校や観光の様子をご紹介! カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.1~日本出発からホームステイ開始まで カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.2~現地での授業がスタート! カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.3~ビクトリアでの生活! イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.1~イギリスに到着するまで イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.2~語学学校での勉強がスタート! イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.3~ホストファミリーとの生活をレポート! イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.4~帰国レポート!
2024.09.05
イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.2~語学学校での勉強がスタート!
こんにちは。教育学部現代教育学科1回生の松井めいです。現在、イギリスのカンタベリーに留学中です。学校での授業の様子や放課後の観光についてレポートします。 イギリスに到着して3日が経ち、カンタベリーでの生活に慣れてきました。私たちは語学学校のConcorde International に通って英語の勉強をしています。クラスでは、文法、ディスカッションについての学習を中心に先生とだけでなく、様々な国から来た学生を話しながら授業を進めていきます。 今日の授業では、ペアでワークシートの質問文を読みながら、自身の意見について話し合いました。自分の意見を英語で言う練習だけでなく、英語を通して他国の文化を知れる良い機会になったと思います。また、休み時間には互いの言語を教え合ったりしました。 午後からは、Concordeの日本人スタッフの方の引率の元、全員でバスに乗って、Whitstableという海辺の町に行きました。そこではフィッシュ&チップスを買い海岸で海の景色を眺めながら食べました。イギリスではお酢と塩をかけて食べるそうで、お酢の酸味が効いていてとても美味しかったです。 ホストファミリーはとても優しく、カンタベリーのおすすめの観光スポットを教えて下さったり、作ってくださる夕食も日本の料理に近いものを考えてくださったりしています。初めは彼らの話すスピードが速く聞き取りにくく、自分が英語を話すことも緊張して簡単な単語でしか話せなかったのですが、ほとんど毎日夜に一緒に会話をすることで、自分の言いたいことを言えるようになってきました。 まだまだ日本との生活の違いで慣れないことは多いですが、色んなことに挑戦して、さらに自信をつけられるように日々を過ごしていきたいと思います。 現代教育学科 1回生 松井 めい 関連記事 イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.1~台風を乗り越え無事到着! カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.1~日本出発からホームステイ開始まで カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.2~現地での授業がスタート! カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.3~ビクトリアでの生活! イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.1~イギリスに到着するまで イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.2~語学学校での勉強がスタート! イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.3~ホストファミリーとの生活をレポート! イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.4~帰国レポート!
2024.09.04
【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.5ー大神神社の巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ
教育学部現代教育学科で生活科・社会科を専門とする岡田良平先生のゼミでは、フィールドワークを行っています。行き先はゼミ生が決定し、みんなで楽しめるように体験学習や解説の工夫を取り入れることで、将来先生になったときに、「こんな社会見学にしたい!」という練習の場にもなっています。ゼミ生によるレポート最終回は、大神神社です! 岡田ゼミ、現代教育学科4回生の馬場です。 三輪そうめんをお腹いっぱい食べた後は、大神神社 を参拝&クイズです。大神神社は、私が高校生の頃から年に2回 家族と訪れる場所でもあり、今回フィールドワークで来ることができたこと、私が知っている大神神社の魅力をみんなに紹介できたことを大変嬉しく思います。 日本最古の神社へ! 大神神社の中に入る前に日本最古の神社であることや、鳥居の由来や種類などの知識を伝えました。みんな真剣な顔つきで説明を聞いていました。鳥居に関しての3択クイズもして、みんなの意見が分かれました。正解者には折り紙で作ったリボンをプレゼント!しました。 ▼ 大神神社の入口にある大きな鳥居 ▼ 大神神社の豆知識を紹介 次は縁結びで良く知られる夫婦岩がある場所で三輪の神と人間の女性の恋物語について説明しました。運命の赤い糸に乗せられてお賽銭をチャリン♪ここでは正しい参拝の仕方についてクイズをだしました。みんな手作りリボンをもらうために苦戦しながらも頑張っていました。 ▼ 恋物語を聞いた後は、クイズに挑戦! 次は拝殿です。この大神神社には本殿がなく、三輪山を神としているため拝殿の後ろにある三輪山に向けて参拝をします。そのあとはおみくじを引きみんなでワイワイ楽しみました。私はお正月におみくじを引いたので今回はしていませんが、また次のお正月の参拝の際は大吉を引こうと思います。 ▼ 拝殿 ▼ まずはみんなでぐるぐる罪祓い! ▼ ご神体である三輪山に向かって手を合わせました。 ▼ さあ、ここでお勉強タイム! ▼ みんなで盛り上がったおみくじ ▼ 人形(ひとがた)に願いを込めて! ▼ なで兎をなでて体の不調の改善を祈ります。 くすり道 次はくすり道です。名前の由来は道の両脇に薬草があるからだそうです。小雨が降る中、またまたクイズに挑戦!正解者はリボンがもらえるため「リボンが欲しい!!」という気持ちが伝わりました。 ▼ ここでもクイズ! ▼ 小雨が降った後で涼しかったです。 狭井神社 くすり道を抜けると次は狭井神社です。ここは健康の神で知られる神社で、参拝すると健康でいられます。参拝したみんなはもう無敵です! 裏には三輪山から流れてくるご神水があり、一杯飲んで体力復活! また右側にはご神体である三輪山に登る入口があります。ご神体であるため入るには厳しいルールも決められています。私は一度登ったことがありますが今回は天候や時間帯的に実施していませんでした。また訪れた際にぜひ登ってほしいと思います! そしてクイズも2問!ここでクイズは最後になるのでリボンを集めるのに必死の3回生でした。 久延彦神社 展望台を上り、その先は学問の神である久延彦神社です。 私がいつもお世話になっている神社でもちろんお守りも持っています。今回は教員採用試験の合格を願い参拝しました。たくさん掛けられている可愛い絵馬に魅了されながら3回生も今後の活躍を祈って参拝しました。 クイズ正解者に渡していたリボンの意味は… そして、最後にクイズに正解するごとにプレゼントしていたリボンについて説明しました。実は今までのリボンには色ごとにポイントをつけていました。集めたリボンを手に持ち、ポイントを数え、ポイントが高かった上位3名には可愛い手作りのマスコットキーホルダーをプレゼント!たくさん歩き回って疲れていましたが、最後は笑顔で終わることが出来ました。 最後に… 今回、奈良の天理・桜井へ岡田ゼミとして初めてのフィールドワークに行くことができ大変嬉しかったです。その理由として、私はフィールドワークに行きたいと思いこのゼミを選びましたが、ゼミ生が私1人であったため学生同士でフィールドワークをすることは叶いませんでした。今年は3回生が8人入って来てもらえたため、念願のフィールドワークを実施することができました。 大神神社は家族で何度も訪れている場所であり、今後も絶対訪れる場所であるので、大神神社の紹介をしてみて良い体験だったと感じています。元々知っていたことに加えて、調べて新たに知ったこともたくさんありました。 事前に大神神社の紹介をする際はただ紹介するだけでは聞き手も飽きてしまうのではと思い、「クイズを入れてみよう」と考え、「クイズを解くだけじゃつまらないかも」と思い自作の折り紙のリボンやマスコットキーホルダーを用意するなど試行錯誤を重ねました。私なりのフィールドワークが出来ました。 学年は違ってもこの2学年の交流や学びを深められる機会があることに大切さを感じられました。先輩と後輩そして先生との絆を築いていくためにも、これからもフィールドワークを続けてほしいと思います。 現代教育学科 4回生 馬場 美帆 岡田先生による「編集後記」 今回のフィールドワークは「大和を歩く」というタイトルに込めています。 2023年4月に弊学に着任が決まり、師匠の野間晴雄先生が早速送って下さった本が『大和を歩く〜ひとあじ違う歴史地理散歩〜』という本でした。いつか奈良でフィールドワークをする際はタイトルをパクろうと決めていました。なぜなら、私が学生時代にお世話になった故・高橋誠一先生、故・小泉泰一先生、野間晴雄先生へのオマージュでもあるからです。この先生たちは奈良に縁のある先生たちでした。 昨年、あるフィールドワークに参加した際に、学生から小さな声で「内容が難しすぎてよくわかりません。」と言われました。その時、学生目線のフィールドワークをどのように組むのかというテーマが今回の構想を練るきっかけになりました。そんな時、学内の研修で「わざわざ奈良まで来て学ぶことに価値を見出せる大学であるにはどうしたらいいのか」という講演を聞き、見事(珍しく)閃いたのです。 「そうか!どっぷり奈良を満喫するフィールドワークにしよう!地域の価値と魅力を見直す機会にしよう!そして、教育学部の学生らしいものにしよう!」 すぐに学生とどんなフィールドワークなら満喫できるのかを相談しました。そして、私が絶対に大切にしたいと思っている宮本常一の「あるく、みる、きく」に、「たべる、あそびごころ」を付け足しました。これは五感を使って感じるだけでなく、学生らしい遊び心こそが楽しみながら学び、郷土愛を育むと思っているからです。 学生たちが天理、桜井というローカルなまちをどのように「たんけん」し、楽しんでくれるのか。たった1冊のスケッチブックに地域の魅力を詰め込み、教育学部の学生らしく創意工夫して説明する学生。クイズに参加し、食べ歩き、楽しみながらも真剣に参加する学生。歩いた歩数はみんな16,000歩以上、撮影した写真の合計は10人で約1000枚でした。 教員採用試験の合間に必死に準備をしてくれた先輩の姿に、後輩たちは感謝と尊敬の気持ち、次は自分たちが頑張ろうという決意を感じました。新たな良い伝統が生まれる瞬間にみんなが実感を持って立ち会えるってそうそうないですよね。 岡田ゼミ「大和を歩く」シリーズ第1弾は、恩師の先生方の想いに沿いつつ、教育学部ならではのフィールドワークになりました。 現代教育学科 講師 岡田良平 関連記事 【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩vol.1― 奈良・山の辺の巻~現代教育学科 岡田ゼミ 【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.2―天理本通り商店街の巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ 【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.3ー天理参考館の巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ 【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.4ー三輪そうめんの巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ 【現代教育学科×人間環境デザイン学科】畿央大学付属広陵こども園の園児のために椅子を製作! 【森岡准教授が読売新聞に】8/17(土)夏の無料体験講座「ひらめき☆ときめきサイエンス」 Blog 6/21(金)ならコープとのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.1~現代教育学科教員が22年ぶりの再訪! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.2~コンケン大学でワークショップに参加! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.3~タイ農村部の教育的課題って? タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.4~学校での授業実践を通じて