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現代教育学科の新着情報一覧

現代教育学科の新着情報一覧

2015.09.03

畿央大学短期語学留学プログラム2015 現地リポートvol.1(出発編)

20日間の短期語学留学のため、イギリスに向けて出発しました! こんにちは、現代教育学科2回生の岸本歩、南出麻帆です。私たちは、8月29日から20日間、イギリスで行われる短期語学留学プログラムに参加しています。それでは、関西国際空港からの出発様子をレポートします。 8月29日(土)午前8時に関西国際空港に集合しました。オリエンテーションからこの日までたくさんの準備や語学の学習などを行ってきました。集まったみんなの表情からはこれからイギリスに行って頑張るぞ!という意気込みを感じとることができました。 関西国際空港から一路、ドイツ、フランクフルト空港へ。そこから乗り換えてイギリス、ヒースロー空港に向かいました。ドイツまで約12時間、イギリスまで約1時間強のフライトでした。13時間ほどの飛行機での移動は大変でしたが、みんな疲れを見せずワクワクした面持ちでした。 カンタベリーでは コンコルドインターナショナル校での2週間のサマースクールが予定されています。語学の勉強だけでなくホームステイによる異文化体験・生活習慣を学ぶことができるということでみんな期待と不安でいっぱいです。 曖昧だと言われる日本人ですが、しっかりと自分の意見を言えるようにするとともに、たくさんのことを吸収し、それらを身につけて成長したいと思います。また、授業 やホームステイ先だけでなく、友達づくりや観光などでも積極的に周りと関わり、英語に触れる時間を少しでも増やして英語にしっかりと慣れて帰りたいと思います。 私たちの現地レポートはまだまだ続きます。 次は、イギリス到着から学校が始まるまでの様子をレポートします。お楽しみに!!! 現代教育学科2回生  岸本歩 現代教育学科2回生 南出麻帆 【関連記事】 畿央大学短期語学留学プログラム2015 現地リポートvol.0(事前オリエンテーション編)

2015.08.26

教員採用試験は大詰めを迎えています!~教採・公務員対策室

8月も下旬に入り、教員採用試験も2次試験まですべて終了した自治体が出てきました。この時期になるとすべての試験を受け終えた学生も出てきた一方で、9月に試験を控えている学生は最後の踏ん張りどころに入っています。   自治体によって異なりますが、教員採用試験の2次試験は専門試験(筆記試験)に加えて、個人面接、集団討論、模擬授業、体育実技、水泳実技、音楽実技など、さまざまな選考試験が課されます。教採・公務員対策室として、学生の合格に向けてそれぞれについての対策講座を開講してきました。ここまでのところ振り返ってみたいと思います。   7月26日の大阪府の1次試験が終わるとすぐに、結果発表を待たずに2次試験対策の個人面接、模擬授業の講座がスタートしました。対策室のメンバーだけではなく、教育学部の先生方にも総出で面接の指導を担当していただいています。     学生たちは夏休み中、毎日猛暑の中を、面接や模擬授業だけでなく実技試験の対策にも勤しみました。アリーナでの体育実技対策では側転や後転の練習、音楽実技の対策ではピアノや歌唱の練習を頑張りました。また水泳が苦手な学生は近隣のプールに通い、見事試験本番で25mを泳ぎ切ったという喜びの報告もありました。       9月に2次試験を控えている4回生のみなさん、あと少しですが気を緩めることなく頑張りましょう!教採・公務員対策室は最後の最後までみなさんを全力でサポートします!そして3回生のみなさん、9月の実習を終えたらいよいよ後期対策講座です。1年後、合格を勝ち取るためにこれから頑張りましょう!  

2015.08.25

現代教育研究所主催「学びを結ぶワークショップⅢ」を開催しました。

畿央大学現代教育研究所では、学校現場における教育力向上の一助となることをねらいにして2年前より夏にワークショップを開催してまいりました。3回目となる今年は、2015年8月7日(金)に開催いたしました。   ワークショップ1:社会科教育「子供が『なぜ?』を探求する社会科の授業づくり」ワークショップ2:養護実践「発達障害のある子供の身体生から支援のあり方を探る」ワークショップ3:特別支援教育「子供たちの多様性に応える『特別でない』支援教育について考える」   現職の先生方86人がそれぞれ希望に応じて選ばれたワークショップで、ホスト役の本学教員の話題提供や提案に積極的に参加いただきました。参加者の中には本学を卒業し、教職についている卒業生もおり、中堅やベテランの先生方の熱意に触れながら活動させていただきました。   ワークショップ1:社会科教育「子供が『なぜ?』を探求する社会科の授業づくり」 【担当:教育学部現代教育学科 小谷恵津子講師】 初めに社会科における問題解決型の学習指導の重要性や授業づくりのポイントの提案を行ないました。小学校中学年、高学年、中学校に分れ、使用する教科書や資料集などをもとに選んだ単元で、学習のねらいとなる「社会のしくみ」(因果関係)とその探究のための『なぜ』の問いの設定を行いました。そして、『なぜ』の問いの発見や、子どもから出されると想定される予想を検証するために必要な資料を、コンピュータ室での資料検索も行いながら選定しました。ワークショップの最後には、『なぜ』の問いの探究を柱にした問題解決型の授業プランを、グループごとに発表し合いました。     ワークショップ2:養護実践「発達障害のある子供の身体生から支援のあり方を探る」 【担当:教育学部現代教育学科 岡本啓子教授・古川恵美准教授】 「発達障害のある、あるいは、あるかもしれない子供の『どこ』を『なに』を見るか、家族から子供のことを聞くとき『どこ』を『なに』を知りたいか」という問いかけから始め、保護者の子供の捉え方の具体的な事例の解釈を参加者全員で行いました。養護教諭としての経験から様々な解釈ができるが、子供が『なぜ』『そう』を“体”で示しているのかという解釈に絞り込めるよう準備したワークシートを活用し、記述しながら交流を行いました。決して正解があるものではありませんが、交流により参加者の解釈の幅が広がることに繋がることを期待しました。       ワークショップ3:特別支援教育「子供たちの多様性に応える『特別でない』支援教育について考える」 【担当:教育学部現代教育学科 大久保賢一准教授】 発達障害特性に関連する「注意機能」や「他者意識の推論」に関わる実験のデモンストレーションを行い、条件によっては皆が困難性を抱えうるということを共有しました。また、そのような困難性を前提として「効果的に子供たちに伝えること」「効果的に子供たちを褒めること」をテーマとした演習を行い、参加者間で様々なアイデアを交換しました。最後にそれらのかかわり方のエッセンスは、「特別支援教育」の枠に限定されない「ユニバーサルデザイン」に繋がるというまとめを行いました。     熱が入った午前中のプログラムの影響で若干遅れて始まった昼食交流会では、教育学部長 前平泰志教授よりのご挨拶で当ワークショップのテーマ「学びを結ぶ」の設定の意図「大学教員とご参加頂く現職教員の皆様がワークショップで育む学びで結ばれること、それがひいては、教育現場で学ぶ子供たち、子供を育てておられる保護者の皆様の未来とが結ばれること」の説明をさせていただきました。   会食の場では,午前中のワークショップの成果を話し合われたり、日頃の業務にかかわる疑問点を大学教員に相談されたりするなど活発な交流が行われました。交流会の締めくくりでは、現代研究所所長 西尾正寛教授よりご挨拶と参加頂いたお礼を申し上げ、午後からのプログラムに進みました。   ワークショップ終了後のアンケート(参加者の皆様の声)を抜粋して紹介させていただきます。・ 一方的な授業ではなく、「なぜ」を大切にして、児童の興味を高め、学習してくことの大切さを改めて感じました。今日、学んだことをできるだけ2学期に生かしていきたいと思います。・ たくさんの先生方の事例や普段生徒と接する中で身体性に着目ということをしたことがなかったのですごく興味深かったです。・ クラスの子供たちと向き合う上で、私の指導法、子供の見方を改革していかなければならないと思うことが多くなりました。授業の中にユニバーサルデザインを取り入れるべく(授業だけでなく、子供に対しても)がんばりたいと思います。・ 比較的、時間にゆとりのある夏期に、スキルを身に付けることができる、他の学校、専門の先生方の意見が聞けるよい機会をつくっていただき、また参加したいと思いました。   すべてのプログラムが終了した後も、ホストを務めた教員に質問や相談をされている参加者の姿があり、今回のワークショップの成果を感じることができました。   畿央大学現代教育研究所では、今後もワークショップを継続していきます。現職教員の皆様の充実した研修の場を提供できるよう努力いたしますので、今後ともよろしくお願いいたします。   【関連記事】 「学びを結ぶワークショップⅠ」開催報告 「学びを結ぶワークショップⅡ」開催報告

2015.08.17

畿央大学大学院教育学研究科 開設記念フォーラム ご案内

学級をめぐる教育臨床知の創造 ~「個」と「集団」をキーワードに、「自立」と「協働」に向けて~   本学大学院教育学研究科は、①いじめや不登校の問題、②特別支援教育の充実、③ICTを活用した教育方法・技術の開発・応用の3つの課題を中心に、教育研究に取り組んでいます。 この度、これらの最先端の研究成果を報告するとともに、「個」と「集団」をキーワードとして整理し、学級をめぐる教育臨床知を高めていくことを目的にフォーラムを行います。《無料》   特に、いじめや不登校の問題における「個」と「集団」のアプローチ。インクルージョンやダイバシティーの考え方に代表される、一人一人の多様性を尊重し、豊かさへとつなぐ指導の在り方。ICTを活用し、友だち同士やグループで話し合い発表し合うといった協働型の学習。これらを、「個」と「集団」をキーワードに整理し、我が国がめざす「自立」と「協働」に向けた教育の在り方を、参加者みんなで考えていきます。   日時 平成27年11月21日(土)13:00~ 【12:30受付開始】 会場 畿央大学 P棟P203講義室 対象 教員、教育関係者 内容 下記3分野から課題とその解決に向けての現状について報告 ・いじめ・不登校問題の分野から ・特別支援教育の分野から ・ICTの分野から  -詳細については、現在検討中です- ~質問・意見交流~「個」と「集団」という視点から、「自立」「協働」に向けて  その他  16:30~ 懇親会 《無料・アルコール有》 (~18:30終了予定)   申込み方法 下記①~⑤を明記のうえ、ハガキ又はFAX、E-mailでお申し込みください。 ➀所属(学校名)・職位、②名前(ふりがな)、③年齢、④電話番号(連絡先)、⑤メールアドレス  ■宛 先 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学企画部 教育学研究科フォーラム係FAX : 0745-54-1600   E-mail:uketsuke@kio.ac.jp  ■締め切り   平成27年11月15日(日) ■問い合せ先  畿央大学企画部 TEL:0745-54-1601

2015.08.13

教員採用試験速報を掲載しました~2016年3月卒業生

教員採用試験速報(1次試験結果 抜粋) 公立学校教員採用試験はピークをむかえ、各都道府県や市で実施された1次試験の結果が続々と発表されています。畿央大学では昨年に引き続き、多くの学生が1次試験を突破しました。教採・公務員対策室では現在、「音楽実技」「体育実技」「模擬授業」「集団討議」「個人面接」「論作文」など、学生が実際に受験する都道府県や市に対応した2次試験対策講座を実施しています。猛暑が続く毎日ですが、学生も教職員もお盆休み返上で2次試験突破をめざしています。1人でも多くの学生が、所期の目標を達成できるよう、対策室をはじめ、大学が一丸となって応援します。ゴールは近い。頑張れ、畿央生! 教採・公務員対策室   公立学校教員採用試験 都道府県・市別の合格者数(2015年9月4日現在 判明分)  小学校教諭採用試験 都道府県・市 受験者数  1次合格者数 1次合格率 大阪府  26 20  (1次免除含む) 76.9% 大阪市 12 12 (1次免除含む) 100.0% 奈良県 42 36 85.7% 兵庫県 4 2 50.0% 京都市 2 1 (1次免除) 50.0% 滋賀県 2 2 100.0% 和歌山県 4 3 75.0% 三重県 2 1 50.0% 岡山県 2 2 100.0% 山口県 1 1 100.0% 福井県 1 1 100.0% 愛知県 9 6 66.6% 千葉県 11 10 90.9% 神奈川県 13 11 84.6% 横浜市 2 1 50.0%     養護教諭採用試験 都道府県 受験者数 1次合格者数 1次合格率 大阪市 2 1 50.0% 豊能地区(大阪府) 1 1 100.0% 奈良県 6 5 83.3% 滋賀県 1 1 100.0% 岡山県 2 1 50.0% 東京都 4 3 75.0% 神奈川県 1 1 100.0% 千葉県 2 1 50.0%   中学校・高校(英語)教諭採用試験 都道府県 受験者数 1次合格者数 1次合格率 奈良県 2 1 50.0%   栄養教諭採用試験 都道府県 受験者数 1次合格者数 1次合格率 奈良県 1 1 100.0%   家庭科教諭採用試験 都道府県 受験者数 1次合格者数 1次合格率 大阪府 1 1 100.0%   幼稚園教諭採用試験 都道府県 受験者数 1次合格者数 1次合格率 大阪市 1 1 100.0%  注1. 過年度卒業生を含みません(すべて2016年3月卒業見込者)。 注2. 2015年8月20日現在の判明者数です。今後変動する場合があります。

2015.08.10

畿央大学ベーシックセミナー報告[現代教育論拡大授業]~大阪教育大学附属池田小学校訪問

平成27年7月2日(木)、教育学部現代教育学科1回生は、大阪教育大学附属池田小学校(以下,附属池田小学校)を訪問しました。教育学部の必修科目であるベーシックセミナーと現代教育論との拡大授業です。今年で6年目になります。   訪問の目的は、教育にかかわる仕事を志す学生として、学校現場の児童の学習や生活の様子に触れ、学校教育目標の実現をめざす教員の児童への学習及び生活の指導のあり方を学ぶということもありますが、安全で安心な学校づくりをめざされている附属池田小学校の教職員の姿勢を学ぶことにあるといえます。 附属池田小学校では、平成13年6月8日に起きた痛ましい事件後、安全で安心な学校をめざして、教職員・保護者・大学が一体となって努力されました。そして、平成22年には、日本で初めてWHO(世界保健機関)の“International Safe School”に認証されました。その後も、今も、そしてこれからも、安全で安心な学校づくりに邁進されることでしょう。   【午前】授業参観   3時間目と4時間目は、2つのクラスの授業を見学させていただきました。学生は、これまで、小学校・中学校・高等学校と授業を受けてきましたが、教師の立場で見学するのは初めてのことです。今までに気づかなかったことを学んだ様子でした。   【給食】   給食に時間には、昼食を持参していっしょに食事をさせていただきました。何度も何度も食べてきた給食。学生にとっては懐かしさとともに、給食指導にあたる教師という立場を初めて経験したひとときでした。   【午後】附属池田小学校事件に学ぶ   午後は、ガラス張りの壁の体育館で、「安全で安心できる学校づくり」について、本学安井義和現代教育学科長の講義を受けました。事件当時、安井先生は大阪教育大学におられ、事件への対応に心を尽くされ「安全・安心」への取り組みに関わってこられました。実際に現場を歩き、目で確かめ、耳をそばだてて、学生は、教師になるということ、子どもを守るということなど、これまでの経験にないほど深く考えたのではないでしょうか。     以下、学生のレポートから一部を紹介します。 今回私は初めて「先生」と呼ばれる中で小学校を見学しました。私は、教師という職業に憧れてはいるものの、正直自分がその教師をめざしているという実感がもてないでいました。教師について学んでいくうちに憧れよりも不安な気持ちの方が大きくなっていき、本当に自分が教師になりたいのか、いまいち確信がもてませんでした。けれども今回、附属池田小学校を訪問して考えが少しまとまりました。子どもたちと関わっていく中で、とてもエネルギッシュなものを感じました。自分が小さい頃もこうだったのだろうかと比較していました。高校の時の静かな授業と異なり、騒々しいと感じるほど活発な授業で、子どもの真剣でメリハリのついた姿を見ました。メモをとる時間が惜しいと感じるほど、学べることの多いものでした。   附属池田小学校を訪問して、さらに教師になりたいと思うようになりました。子どもたちに求められる存在になれた気がして、とても嬉しかったです。「せんせい」と呼んでくれて手を引っ張ってくれたところにとても感動を覚えました。今回の感動を忘れずに、次の教育実習までにもっと子どもたちと関わるための勉強をしていこうと思います。   私は、附属池田小学校事件について大学生になって初めて知りました。講義のはじめに冊子が配布されました。それを読んだとき、想像もできないようなことが書かれていて本当に驚きました。これから教師をめざしていく中で、また、教師になったとき、もしこのような事件が起こった場合、自分ならばどうするのか、またどうすればいいのか、そうすることが正解なのか、この講義の中で本当に考えさせられました。 現代教育学科 講師 八木義仁

2015.08.07

特別講義「多文化社会の在り方について」紹介~現代教育学科(竹下ゼミ)

在英日本人とイギリス人の外部講師を招いて特別講義を行いました。   7月23日(木)4限目 在英10年以上で、現地で日本人のためにイギリス生活講座などの受け入れ事業を行っている田代さんと、その夫であり、ロンドン大学の講師Alanさんにイギリスや多文化社会の在り方などについてのご講演をしていただきました。また、「短期語学留学」でイギリスに滞在した後、海外生活に強い関心を抱くようになった学生二人にも、体験談を語っていただきました。当日はゼミ生だけではなく、過去に短期語学留学に参加しイギリスでの生活を経験した学生も聴講し、まるで同窓会のようにイギリスでの経験を懐かしんでもいました。     出席した学生からのレポート 海外へ行って日本でいるだけでは得られないことを得ることの素晴らしさをこの特別講義でお話してくださいました。まず初めに、イギリスのお菓子とMarmiteを集まった学生と先生方で試食しました。個性の強い味に、びっくりする人がほとんどでした。その後、イギリスがどういう国なのかについてのお話を聞かせていただきました。日本人とは違うイギリスの人々のユーモアのある考え方や自由な生活、他者にとらわれない生き方、さまざまな宗教の人々が暮らしていたり、地域によって違う紙幣が発行されているなどの国の様子など、実際にあったエピソードを交えつつ学生ひとり一人と会話をしながらお話をしていただきました。そのあと、田代さんよりイギリスに行くようになったきっかけを聞かせていただきました。特に印象的だったのは、日本を出てからイギリスに長く住んだからこそ気づくことのできた日本人としての誇りや、海外へ出たからこそ日本にいるだけでは得られないことを体験したり感じたりすることの素晴らしさがあったというお話でした。多くの学生が海外渡航の経験がなく、今まで考えたこともないようなお話でした。 講義の後半では西川さんより、自身の海外渡航の体験を、林さんはアイスランド大学へアイスランド語を学びにいくというお話をしてくださいました。お二人はたくさんの国にボランティアや旅行で行った経験や、渡航先での生活や子どもとこ関わりで感じたことや、海外へ行くことの楽しさ、何か自分で挑戦してみることの大事さを教えてくださいました。今回の講義を通して多くの学生が自分たちの考えたこともなかったような考え方を知り、講義終了後には自分たちも海外へ行ってみたい、行ってみようという気持ちになったと口々に話していました。今回頂いたお話を今後に活かしていきたいです。 現代教育学科3回生 卯城拓人   田代さんの話を聞いて、日本で普段しないようなことをイギリスでは当たり前のようにしてたり、個性を認める寛大さなど多くの違いがあることを知りました。私も昨年イギリス留学の際に、人々のゆったりとした雰囲気や良い意味でマイペースな感じがとても心地よく、良い印象を持っていました。どちらの国が良い悪いということではないですが、日本にずっといると見えてこないことも、留学することで、知ることができました。海外に行くことで、自国の文化や特徴が見えてくることが大切だと感じました。インドネシアやタイ、モンゴルなど多くの国の特徴や人々の様子のお話も、あまり聞いたことがなかったのでとても参考になり、自分でも行ってみたいと思いました。こういった英語圏でない国々でも、コミュニケーションの手段は英語だということを聞いて、改めて国際語としての英語の大切さを理解しました。英語でたくさんの国の人々と繋がり、文化を体験できるというのは、とても素晴らしいことだと改めて実感しました。 現代教育学科2回生 中西友栄

2015.08.04

英語科教育実習(中学校)報告会~現代教育学科

7月23日(木)に2015年度英語科教育実習(中学校)の実習報告会を行いました!   前期に中学校での英語科教育実習を終えた3回生、4回生からの報告会が開催されました。 今回は、次年度以降に英語科教育実習を控えた学生も出席し、実習に向けての心構えや、実習前にしておくべきこと等の意見交換をする機会も設けました。実習を終えた学生はどこか自信があり、堂々とした雰囲気とともに、ひとまわり成長したように感じました。 今回は実習を終えた学生の報告内容から実習で学んだことと感じたこと、これから実習に参加する学生に向けてのメッセージをまとめました。   ○実習で学んだこと、感じたこと ・指導教諭の先生とはもちろん、ほかの先生との関わりが大切 ・生徒との距離の取り方の重要性 ・細かい英語の表現のニュアンスに気をつける ・目の前の生徒の実態に合わせた授業を作ることが大切であるということ ・クラスルームイングリッシュの大切さ ・学校現場の生徒指導の実態 ・ALT(Assistant Language Teacher;外国語指導助手)の先生との関わりと難しさ ・生徒にとっては1回しかない授業であるので、間違った情報を与えない、1時間1時間を真剣に一生懸命やりきること   ○これから実習に参加する学生にむけて ・英語力(特に発音)を伸ばしておく (→アクセントやセンテンスの繋がりを何度も聞いて、発音できるように練習する。) ・自分のキャラクターを確立させておく ・健康管理の方法(睡眠時間、リラックス法など) ・大学での模擬授業の時から時間配分を気にする ・自分に自信を持てるようになっておく ・熱く語れる何かを経験しておく ・知識を増やす(本、様々な人との関わり等から) ・前向きな思考を持つ     今年度実習に参加した4回生からのメッセージ 実習を終えた私たちは、以前よりも堂々と人前に立ち、自身の経験を語れたように思います。中学校で過ごした2~3週間は、授業づくりや生徒や先生方との関係づくり、慣れない生活リズムなど、過酷なものでした。しかし、最大限の力を出し切り、実習を経験した学生全員が自身の成長、教員という職業への憧れとやりがい、そして楽しさを全身で感じて帰ってきました。   これから実習に参加しようと考えているみなさんへ。 中学校での実習に辿り着くまでも、授業や課題、模擬授業など、乗り越えなければならない多くの壁があります。それらを越えるのは決して容易なことではなく、辛いときや投げ出したいとき、逃げ出したいときがくるかもしれません。私にとって実習は人生においても大きな経験になり、実習を終えた今、中学校の免許取得を諦めず続けてきてよかった、と心から思っています。みなさんもぜひ諦めず努力を続けてください。生徒たちや先生方との素敵な出会いが待っています。   教育学部 現代教育学科 4回生 西川実輝 3回生 板倉加奈

2015.07.31

教育学部3回生 幼保ガイダンスが実施されました!

6月19日(金)と7月24日(金)の2日間、教育学部3回生で幼稚園、保育園、施設への就職を希望している学生を対象にガイダンスが実施されました。   6月19日の講義では、先ず公立幼保を希望する場合は「公務員」試験を受けないといけない、ということを改めて認識してもらいました。採用試験スケジュール、試験科目について各自治体によって違うので確認する必要があること。また、私立幼保における受験ルール、先輩たちの活動ケースを紹介。これからのイメージが湧き易い内容だったのではないでしょうか。   7月24日には、実際に過去の採用試験で出題された問題を解いてみました。 就職していった先輩の方々が提供してくれた「試験報告書」を題材に、私立では園によって個性的な質問や課題が出されることがわかってもらえたようです。 参加した学生からは、公務員試験の勉強は早く始めないといけない。ピアノもコツコツ練習しなければ。新聞やニュースを見て世の中の動きに敏感にならないと。。。という気付きの声がありました。   まだ公立、私立のどちらにしようか迷っている人がほとんどですが、それぞれの特徴、良さを理解しながら自分に合った道を探していきましょう!    

2015.07.28

「なんとカンファレンス」が本学で開催されます!~現代教育学科

「なんとカンファレンス」とは、障がいのある人の学校生活や日常生活を楽しく豊かにするための工夫やアイデアを共有するためのカンファレンスです。参加者全員が「つながり」「動く」場をめざして4年目になります。そして今回は畿央大学にて開催することになりました。   午前はセルフエスティーム向上、タブレット機器、電子書籍や教材、発達検査、放課後等デイ事業所等、「支援」に関わる多分野のスペシャリストの「店主」が開く「専門店」で、いっしょに支援を考えていただきます。また、教育学部現代教育学科の西端教授、奈良県立奈良養護学校、東大阪大学短期大学部との共同研究の成果である「TMSN(Teaching Materials Shared Network)」も専門店の一つとして出店し、実際に畿央大学教育学部西端ゼミの学生たちが、奈良養護学校の生徒・児童向けに開発した教材を触ることができます。   午後は「専門店」でのお話や参加者のみなさまの経験をもとに、職業・立場・地域を飛び越えて「つながること」を目的とした、参加者全員によるグループセッションを行いたいと思います。 暑い夏休みの最後の思い出は熱いなんとカンファレンスで!多くのみなさまのご参加を心よりお待ち申し上げております。   【日時】2015年8月30日(日)9:30〜17:00 【会場】畿央大学(奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2) 【参加費】500円(資料代) 【主催】なんとカンファレンス実行委員会 【協力】川西町LD研究会 【詳細およびお申し込み先】http://kokucheese.com/event/index/291999/     現代教育学科 教授 西端律子

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