現代教育学科の新着情報一覧
2014.04.11
「みんなで外遊びプロジェクトin春休み」に参加!~被災地支援サークルHOPEFUL
こんにちは、教育学部2回生のゆっきーです! 春休みを利用して3/31〜4/2に福島県会津若松市で行われた『みんなで外遊びプロジェクトin春休み』に、被災地支援サークルHOPEFULメンバーの前ちゃん、本ちゃんと一緒に、参加してきました! 『みんなで外遊びプロジェクト』は、特定非営利活動法人 寺子屋方丈舎(てらこやほうじょうしゃ)によるプロジェクトです。外遊びの中でお互いが人に頼む、また人から頼られる経験を積んで仲間づくりの大切さを理解することや、プロジェクト終了後も一緒に遊べる子どもたちの関係を作ることをめざした活動です。 青森県から来ている子どもや福島県の中でも比較的に放射能の影響が大きかった大熊町から来ている子どもなど、参加者は様々でした。 朝、会津若松駅で子ども達を迎え入れてバスに乗り、福島県会津自然の家に到着! そこでは木を使ったクラフトをしました。 みんな一生懸命に作っていました☆ そしてお昼はバイキング形式の昼食を食べてから、プレイホールと野外に分かれて自由遊びの時間! ドッジボールをしたりフラフープをしたりピアノを弾いたり川遊びをしたり… 自然豊かな場所でのびのびと体を動かして、とても楽しそうでした! 友達と遊ぶ子ども達はみんな笑顔で溢れていました(^^)♪ 子ども達の活動の様子はこちらから☆ 子ども達との時間はあっという間で一日だけでは足りず、解散する時はとても寂しかったです。 今回企画してくださった寺子屋方丈舎さんは毎年子ども達とキャンプや日帰りのプロジェクトを行っているようなので、ぜひまた参加したいと思いました!! 子どもが好きな人、ボランティアに参加してみたいという人は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか(^^)? 私たちは今回福島県に行き、プロジェクトに参加することで、改めて復興支援を継続的に続けていきたいなと思いました。 私たちができることはほんの一部にしか過ぎないかもしれませんが、子ども達の「楽しかった!!」と言う笑顔を見て、無駄ではないのかなと思いました。 「復興支援」と一言で言っても様々ですが、このように目に見えない支援もたくさんあります。 私たち学生はこれからも必要とされる限りのことを少しずつでも続けていき、このように活動の記録をみんなに発信していきたいと思います。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!! 被災地支援サークルHOPEFUL 現代教育学科2回生 荒井 章恵
2014.03.28
『2013年度廣瀬ゼミ卒業論文集』が完成しました!~現代教育学科
こんにちは!現代教育学科5期生・廣瀬ゼミの山北です。 現代教育学科『2013年度廣瀬ゼミ卒業論文集』が完成し、2014年3月26日(水)に学長先生に面談のお時間をいただきました。 この卒業論文集は廣瀬ゼミの伝統で作成しているものです。 廣瀬先生が今年度で本学をご退職されるということもあり、今年は、ゼミ生の卒業論文に廣瀬先生の論文を加え作成しました。内容は、未来社会を創造する「人」、その「人」を育てる教育においては、その仕組みをテーマにしながらも、学習する主体である児童の現状や発達を明らかにするために『時間』『空間』『精神』に科学的根拠を求めて論じたものになりました。 ◎『時間』:今の状況の根拠を探るために時間を遡り、現象を時系列に順序良く並べて推移を検討する『時間』的視点に立って先人の歴史を踏まえて論を進めました。 宮崎貴耶「超高齢化社会の光と闇」 山口みづ姫「男女共同参画社会を推進するために」 ◎『空間』:検討対象のフィールドは、わたしの存在している現在地、国内だけに求めることなく世界各地(国々)と比較し、『空間』を超える視点で、追求、探究するといったグローバルな視点でもって論じました。 土岐友亮「日本の公教育におけるシュタイナー教育の可能性」 前田真佑「ニートとフリーター問題」 吉田美香「子どもの自尊感情を育む教育のあり方についての考察」 ◎『精神』:さらに、現象の根拠はどこにあるのかといった課題を自らの経験や事例を引いて心や気持ちを掘り起こす作業もしました。現象の根拠を単に心理学に求めるのではなく心理を超える人間の心、教育者としての『精神』にまで及ぶものになりました。 藤岡 倫「体験活動の教育的効果を高めるための学校・家庭のかかわりに関する教育」 眞壁好平「授業参加行動を引き出す ―小学校高学年の学習意欲に着目して―」 湊 知恵「よりよい人間関係を築くための話し方」 山北和馬「不登校改善の一考察 ―へき地教育・山村留学に着目して―」 山本悠太「理想の教師像 ―コミュニケーションを中心に―」 未来の社会を担おうとする10人のテーマと内容は、熟読するほどに納得できるものになりました。 そして、学長先生から、「いつでも帰っていらっしゃい。ここは、あなたの母校なのだから」という温かいお言葉をかけていただき、改めて畿央大学に入学できたこと、そして卒業できたことを嬉しく感じたと同時に、誇らしく思いました。 卒業式を終え、4月からそれぞれの道に進みますが、ゼミで学んだことやこの畿央大学で学んだことを胸に頑張っていきます。 現代教育学科5期生 廣瀬ゼミ 山北和馬
2014.03.27
小学校一日見学を実施しました!~現代教育学科
現代教育学科では例年、大阪教育大学のご配慮により同大学附属天王寺小学校にお世話になっています。 今年度の小学校一日見学は、2014年2月25日(火)と3月5日(水)との2回に分けて実施し、合計69名の学生が参加しました。 2月22日(土)には、全国から1,000名以上の先生方が参会された研究発表会が開かれました。その休み明けという条件にもかかわらず、見学の機会を与えていただきました。 見学会では、8時30分の5分前には参加者全員が登校し、時間的な余裕をもって始めることができました。学生一人一人の意識の高さを感じた一幕でした。 まずは実習担当の先生からのオリエンテーションを受け、各教室へ。 午前中は4時間の授業見学、途中の20分休憩(メリータイム)には子どもたちと運動場でいっしょに遊ぶ姿も見受けられました。 昼食後は昼休みと清掃時間を子どもたちと過ごし、午後は副校長の山手隆文先生の講話を拝聴しました。 最後に一日の学びをまとめ、充実した一日見学となりました。 【参加学生の感想】 ・どの授業も児童同士の話し合いがすごくたくさん見られた。4人グループで話し合いを進めていたが、児童同士が「違うって!」「なるほど!」と、主体的に学習に取り組んでいると感じた。先生は,グループを見て回り、混乱しているグループにはヒントを与えていた。全体の話し合いでは、答えた児童に対して、先生はしっかりとほめていた。それは,正解したときだけではなく、自分の言葉で考え、答えた児童に対してもほめていた。小さなことでも自信につながるだろうと思った。 ・理科の授業では、児童一人一人が違う実験を行っていました。みんなの顔を見ていると、新しいことが分かった瞬間にすごく笑顔になったり、つまずいたときに悩んでいる顔になったりして、生き生きと勉強しているのを実感しました。先生にやらされるのではなく、自ら進んで学習に取り組むことで、ずっと身につく知識を得られるのではないかと思いました。 ・教室に入ってすぐの時は、このクラスはとても騒がしいと感じたが、騒がしいことは悪いことではなく、それだけ子どもが発言しやすい、自由で居心地のよい場所であるということに気付いた。体育の時間では、いつもの準備ができていないため、私が驚くほどの声で注意されたが、子どもたちに伝わった時点で笑顔で授業を始められた。その後の授業でも、メリハリをつけて注意されているなと感じることが多かった。 ・算数の授業では、板書で線を引くときには必ず定規を使い、大事なところは黄色チョークで書き、図の説明でカラフルな色を使い、とても見やすい板書で、字もとてもきれいという印象が残っています。子どもの発言には、ハンドサインで自分の考えを示すルールが決められていて、自分の考えを明確にするようにされていました。また、低学年でもホワイトボードを用いて子どもの意見を発表させることに驚きました。 ・実際、社会の時間に先生が話していた時間は約10分ぐらいで、あとの35分は先生が見守る形で、児童が自発的に勉強していたように思えた。 【講話で】 ・よい教師になるためには、授業のテクニックやすばらしい指導方法を身に付けることも重要ですが、日頃の挨拶や、人の言ったことを素直に受け止める謙虚さ、社会人なら当たり前の時間厳守、健康などの基礎的な人間力ができあがっていないと、本当の意味ですばらしい教師にはなれないのだと痛感した。 ・正直、教師になりたいという気持ちが今薄れている。こんな責任重大で、人の手本となるような仕事は私には向いていないと思うからである。いつも適当に毎日を過ごしていたため、今日のお話を聞いてこれではいけないと思った。 現代教育学科 教授 西尾 正寛
2014.03.26
平成25年度学校インターンシップ最終報告会を実施しました。
畿央大学教育学部では、大学の授業として位置づけた「学校インターンシップ」を行っています。これは、教育現場を体験的に理解するだけでなく、教職に就くための意欲と覚悟を確認するための研修として行っており、協定していただいた近隣の教育委員会と連絡を取り合いながら進めています。 また、学校・園で一人のスタッフとして活動できるように、4、5月に2回の事前研修を行って心構えや個人情報に関する注意事項を確認し、特別支援についての研修も行いました。 今年度の最終報告として、2014年3月20日(木)10時より、10月の中間報告会に引き続き、研修の成果と課題を共有するため「平成25年度学校インターンシップ最終報告会」を実施しました。 全体会で、指導のために参加いただいた香芝市及び広陵町の指導主事の先生方の紹介と、最終報告会の目的についての確認を行いました。 ▲全体会の様子 1年間の研修を振り返り、教職に就くために自分に必要なことは何かを明確にして今後の学修に活かしていくよう話をした後、分科会へと移りました。 分科会では、一人一人の活動の内容、学んだこと、明らかになった自分自身の課題、今後の取り組みに対する決意などを発表しました。 ▲各自の取組の発表 ▲教員を交えてのディスカッション 「クラスの活動に入らせていただいた時には、先生の声かけや子どもへの関わり方を実際に見て学ぶことができた。」 「1年間継続して行くことで、子どもの成長過程を見ることができた。」 「自分が子どもの頃には見えなかった、授業以外のさまざまな教員の仕事を見ることができた。それを通して、準備に対する教員の考えや努力を目の当たりにできた。」 など、学びについての内容が多く発表されました。 さらに、「当初は、私がいっしょに遊ぼうと言っても、乱暴な言葉を返すだけだった児童が、いっしょに遊んだり話したりするうちに、私に対する言葉遣いも変わってきて、心を開いてくれたように思いました。」など、教員としてのやりがいを感じた学生も多く、教職への意欲を高めることができたようです。 また、個人の課題を明確にすることも大きな目的でした。 その中で、「幼稚園教諭には、子どもと遊んだり声かけをしたりするだけではなく、『先生』としてリーダーシップをもって子どもを引っ張っていく力も必要で、それを身につけることが今後の課題である。」 「実際に現場で多くの子どもや先生方と接する中で、自分自身の理想の教師像を思い描くことができた。もっと色々なことを経験し、力をつけて現場に臨めるようになりたい。」 など、教職に就くために自分に必要な課題を意識し、今後の大学の学修に対する意欲も高まったように思います。 学生の発表後、指導主事の先生方からご指導をいただきました。 ▲指導主事の先生からの助言 「子どもが困難に直面し、問題を解決していく過程は子どもの学びの場であるが、教師が問題解決の援助・指導を急ぐことで成長の機会を奪ってしまうこともある。教師は指導のタイミングを見計らい、子どもの足りない部分を個に応じて指導していくことが重要である。」と、教員の責任の重さについて再確認させていただきました。 また、「一番のキーワードは『率先』である。お客さん状態ではなく、前に出てやることが大切である。」というお話は、学生と職業人との違いを明確にしていただき、学生という受け身の立場から自ら成果を求めて働く職業人へと成長していく必要性にも気づかせていただきました。 ある学生が次のように語ってくれました。 「先生の言葉がけは、とても大切だと感じました。先生の一つの言葉がけで、子どもの表情が明るくなったり曇ったりするからです。発問や指示は、子どもに響いていかなければ効果が薄いと分かりました。自分が発する言葉が、子どもを指導する際の先生の言葉として適しているかという視点で考えられるようになりたいと思います。」 教員にとって最も大切なのは「子どものために」という思いであることは、頭ではすぐに理解できますが、この学生のように実感するためには、子どもと直接接する教育現場での学びが最も効果的なのかもしれません。 現代教育学科 准教授 奥田俊詞 【関連記事】 真美ケ丘第2小学校2年生24名が大学“探検”に来てくれました! 平成24年度学校インターンシップ最終報告会を行いました。
2014.03.25
橿原サイエンスフェスティバル2014に出展参加しました。
子どもたちの科学体験(ロボットのプログラミング)をお手伝い! 奈良県で唯一の科学館をもつ橿原市は毎年3月下旬に、「橿原サイエンスフェスティバル」を開催しており、3連休の最終日2014(平成26)年3月23日(日)午前9時から午後5時まで、会場となった万葉ホールは多くの親子連れでにぎわいました。畿央大学は2013年6月に橿原市と包括連携協定を締結し、同市のイベントに協力参加しています。 この日、万葉ホール3階のサイエンスブースに、『レゴロボットをプログラムで動かそう!』のコーナーを設け、理科の現代教育学科奥田俊詞准教授、情報系の看護医療学科福森貢教授、協力学生2名らが終日参加しました。 9時からの開会式にはNASAの宇宙服に身を包んだ橿原市岡崎益光副市長、市民文化部の岩田弘子部長と岡田秀己副部長が颯爽と登場、場内全員がジェット風船を飛ばしてオープンセレモニーが行われました。 3階ロボット体験ブース開場の10時には、たくさんの子どもたちが保護者とともに押し寄せ、夕方5時閉館まで満員の状態が続きました。 ロボットには男の子の方が興味を持ちがちと予想していましたが、女の子の来場が多く、ここにもリケジョ(理系女子)ブームが見られました。プログラミング用パソコン6台、レゴロボット(走行用6台、展示用3台)、そして未就学児童用にレゴの組立てパーツを大量に準備、広い会場も子どもたちと保護者でいっぱいになりました。 ▲奥田先生と福森先生は大学近隣の小学校でレゴロボットを使って『小学校科学クラブの放課後支援』を行なっています。 【小学校科学クラブ活動記事】 2013年度 第1回目授業 小学校科学クラブ活動支援事業2013年度の第1回目授業を行いました。 2013年度 第2回目授業 真美ヶ丘第2小学校連携「科学クラブ“ロボット組立”課外授業」を実施しています。 2012年度 SPP選定事業 「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」
2014.03.13
畿央大学公式facebookページを開設しました。
2014年3月、畿央大学公式facebookページを開設しました。 公式twitterとも連携して、畿央大学の教育・研究・社会貢献と在学生・卒業生の活躍、キャンパスの様子を随時発信していく予定です。 ぜひ、facebookページへの「いいね!」をお願いいたします。 またfacebook, twitter, Youtubeのアイコンが各サイトのヘッダー(ページ上部)に常時表示されるようページデザインを変更しました。どのサイトからでも各SNSにつながりやすい動線になっていますので、ご活用下さい。 ▼畿央大学オフィシャルサイト ▼入試総合サイト ▼KIO Smile Blog ▼入学センターBlog ▼KIOキャリアナビ
2014.03.10
就活レポート~就職活動の現場から~№220
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第220弾! 現代教育学科5期生(14卒) 福井 愛菜さん 橿原市 保育士 【保育士を目指そうと思ったきっかけ】 一番のきっかけは子どもが好きだったからです。実習など実際に子ども達と関わっていく中では、子どもの達の成長していく姿をたくさん見ることができました!毎日の生活の中でこんなにも間近に子どもの成長を見ることができる保育士という仕事にとても魅力を感じています!! 【インターンシップ・教育実習を体験して】 現場を知ることができました!実際に学校で勉強するだけでは分からない子どもの姿、先生方が何を意図としてどんな風に声かけや関わり方をしているのか、また保護者の方とどのようにコミュニケーションをとっておられるのかなど、たくさんのことを学べました。また、子どもの成長を間近で感じることができ、保育士になりたいという気持ちがより強くなったことを覚えています。 【畿央大学での大学生活について】 人とのつながりが深く、とても温かい大学です!「まぁ入りやー!」と笑顔で迎えてくれる先生や一人一人の名前を覚えて対応して下さるセンターの先生!!ボランティアでお世話になった先輩や、共に四年間一緒に頑張ってきた仲間、かわいい後輩の子たち!たくさん素敵な出会いがありました。そんな温かい雰囲気の中で大学生活はとても充実したものになったと思っています! 【畿央大学での教員採用試験対策について】 すごく丁寧に対策していただきました。試験前の講座や実技練習はもちろん、個別指導が本当に充実していました!他の大学に負けない合格率はここにあるのではないかと思います!たくさんの先生方のおかげで今の合格があったのだと実感しています!! 【なりたい先生像】 子どもたち一人一人の持つ良いところを伸ばしていけるような先生!!どんな子ども達に会えるのか、とても楽しみです!
2014.03.07
就活レポート~就職活動の現場から~№219
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第219弾! 現代教育学科5期生(14卒) 藤本 奈都美さん 橿原市 保育士 【教員・保育士をめざそうと思ったきっかけ】 幼稚園で3年間担任してくださった先生への憧れがきっかけです。その先生は、子どもたち一人一人のどんな小さな成長も見逃さず褒めてくださる先生で、私もこんな先生になりたい!と強く思いました。気付けば4歳頃から今まで、想いは変わらず保育士を目指し続けていました。 【インターンシップ・教育実習を体験して】 子どもたちとの関わりはもちろんのこと、子どもたちの登園前や降園後の先生方のお仕事、また行事の準備などにも携わらせていただくことができました。教育実習に加えて、インターンシップで1年間を通して子どもたちや先生方と現場で関わらせていただいたからこそ、得られた学びが数え切れないほどありました。 【畿央大学での大学生活について】 畿央大学には、夢に向かって一緒に頑張れる仲間とサポートしてくださる先生がたくさんいます。勉強だけではなく、学内外でサークルやキャンプリーダーや募金などボランティア活動をしている学生も数多くおり、一人一人が充実した毎日を送れる大学です。畿央大学は、「畿央でよかった!」と心から胸を張れる大学だと思います。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 教員採用試験対策用の部屋が用意されていたり、志望業種別の講座があったり、面接・実技練習があったりと、大変充実しています。個人的な相談や面接練習をお願いしても、快く受け入れ、力になってくださる心強い先生方も数多くいます。畿央は、採用試験対策の環境が本当に整えられているので、夢に向かって仲間と一緒に全力で頑張ることができます。 【なりたい先生像】 就職して何年経っても、子どものことが大好きな気持ちを忘れない先生でいたいです。そして、子どもたち一人一人の気持ちを汲み取る姿勢を大切にできる先生、子どもたち一人一人のどんな小さな成長も見逃さず褒めることができる先生になりたいです。
2014.03.06
就活レポート~就職活動の現場から~№218
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第218弾! 現代教育学科5期生(14卒) 森田 周平さん 奈良県 小学校教諭 【教員を目指そうと思ったきっかけ】 私が小学校の教員を目指そうと思ったのは、小学校時代のある担任の先生のおかげで心から自分を伸ばすことできたと実感したことがきっかけです。勉強でつまずいた時に、できない事を叱るのではなく、「大丈夫、やれば絶対できる!」と前向きな声かけをたくさんしてくださいました。苦手な分野も少しずつできるようになり、できることが自信に変わり勉強面だけでなく生活面でもすごく前向きになることができました。そのことから、高校の進路決定の時に教育学部に興味を持ち畿央大学に入りました。 自身の経験のように、教師の言葉ひとつで子どもはとても自信を持つことができると思います。自分も視野を広く持ち子どもの可能性を最大限に伸ばしていける教員を目指そうと思います。 【インターンシップ・教育実習を体験して】 インターンシップや教育実習を通して、幅広く児童と関わらせていただきました。初めは、児童との関わり方や授業中の児童への支援など分からないことばかりでとても戸惑いましたが、先生にアドバイスをもらったり、自分で試行錯誤したりするなかで、どのように児童に関わればいいのか少しずつ分かるようになりました。それだけでなく、「自分はこんな先生になりたい・こんなクラス作りをしたい」という思いも沸いてきて、教師としての意識が高めることができました。 子どもたちとの初顔合わせの時、まだ学生の私に対して「先生~!」と子どもたちが呼んでくれた嬉しさや感動が今でも忘れられません。学生でも、子どもからすれば一人の先生です。目標を持ち、毎日何か得ることが大きな成長につながると思います。 【畿央大学での大学生活について】 良い仲間に恵まれて毎日楽しく過ごすことができています。勉強の合間に、友達とわいわいバスケットボールやフットサルなどのスポーツをしたり、長期休暇には、泊まりで自転車旅をしたりと、本当に一日一日が濃いです。4年間を通して、先輩・後輩、先生方との多くの関わりが出来ました。学校全体としてのつながりが強いことが畿央大学の強みだと思います。これから入学される後輩たちも、どんなことにも「自分から」という積極性を大切にして、いろんなことに挑戦してたくさんの学びがある学生生活にしてほしいです。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 対策講座の時間がたくさんあり、とても満足しています。教養の講座では自分ではなかなかやる気にならない分野も、仲間と励ましあいながら参加することで幅広い分野に触れることができました。自分で勉強するよりも、先生方に教えていただくほうが身に付きます。「百聞は一見にしかず」です。ぜひ数多く参加してください。 面接などの対策も充実しています。毎回違う先生に指導していただき、自分では気づけなかった点を指摘してもらうことができます。また、参加する学生も毎回違うので現状に満足せずに良い刺激をもらうことができると思います。 【なりたい先生像】 「子どもたちの自信を伸ばすことができる先生」になりたいと思っています。自身が経験したように、小学校時代に経験したことは、子どもたちの将来に大きく影響すると思います。ですから、子どもたちに出来るだけ多くの成功体験をさせたり、子どもたちがそれぞれに持っている良さに目を向け、ほめたりする中で、自信をつけさせてあげたいです。 小学校には多様な子どもたちがいます。個性あふれる子どもたち一人ひとりと正面から向き合い、勉強面でも生活面でも寄り添うことができる教員になりたいです。
2014.03.05
「海外インターンシップ」体験レポート№1
今年度の「海外インターンシップ」が始まりました。ロサンゼルスの小学校でのアシスタントティーチャーとして現代教育学科2回生2名、シドニーの幼児教育アシスタントに現代教育学科2回生1名、シドニーでの企業実習に人間環境デザイン学科3名が参加します。シドニーのプログラムは2月28日~3月22日まで、ロサンゼルスについては3月3日~3月22日という日程でプログラムが組まれています。 参加している学生から、現地に到着しての声が届きましたので紹介します。 【シドニー企業実習報告】 私はシドニーの動物施設での実習プログラムに参加しています。はじめ、ホームステイ先に行くのはすごく不安でした。英語が通じるか、向こうの生活に慣れることができるか…など色々と心配しました。 ホームステイ先までバスで送っていただく時は仲間もいて安心でしたが、いざホームステイ先に着くとすごく不安になりました。しかし、全く英語が出来ない私でも何とか分かるようになりました。「もっと英語を学んでおけばよかった」と正直ちょっと後悔しています。「バスタオル、シャンプー、ドライヤーは持ってきた?」と聞かれ、てっきり貸してくれるものだと思っていて準備不足だったのも後悔しています。 到着した初日の晩はホストファミリーのいとこの家に連れて行っていただきました。そこでは食事をいただき、ホストファミリーもいとこもマレーシアの方で、食事は比較的自分の口に合いました。そして、日本語ができる人がホストファミリーにもいとこにも居らず、ホストファミリーといとこが集まったということで、なんと私が写真係になってしまいました…。すごく孤独感と不安を味わい、ホームステイ先はインターネットがつながらず誰とも連絡が取れなくて夜は泣いてしまいました…。でも日本からのお土産を渡すとすごく喜んでいただき、少し元気が出ました。徐々に自分から英語で喋りかけることもできるようになりました。 そして翌日から仕事先に行くとのことで、下見に行きました。バスで行く予定でしたが電車の方が乗り換えがなく簡単だと教えていただき、電車で行きました。でも電車のチケットを買うのが複雑でよくわからなかったです(苦笑) 実習先での初日の仕事は、犬の小屋で使っているシーツ、エサ箱、タオルの交換と洗濯、クリーニングでした。これは本当に大変でした…。犬たちを眺めていたら、日本の自宅の家の犬に会いたい、知っている顔に会いたい、家族に会いたい、同じホームステイ仲間に会いたいなどの感情が込み上げてきて、泣いてしまいました…。それを見て従業員の方は英語ですが優しく声をかけていただいて少し安心しました。 ここの施設は飼い主がいない、拾われてきた、病気にかかってしまった、危険だ…などの様々な理由の犬や猫が集まった施設でした。様々な人が来ていいなと思う犬がいたら引き取るという保健所のような所でした。小屋の壁には「take me home=私を家に連れて帰って」などの英語が書かれていました…。「もう帰ってもいいよ」と言われましたが、なかなか引き取られない犬たちの目を眺めていると、こんな事で泣いていたらダメだと思い、最後まで仕事をやりきりました。犬にまで励まされたようで、なんだか自分はまだまだだなと感じました。 初日の最後、店を後にする時、ぎこちない英語ですが、初日から泣いてしまい迷惑かけてしまったことを謝りました。すると皆さんが励ましてくれて、「明日から頑張ろう!」と強く心の中で決めました。 最初は色々と心配はありましたが、電車にも乗れて、ホストファミリーにも自ら話しかけコミュニケーションも取れています!!これまでにない経験ができていると思います。 まだホームステイも仕事も始まったばかりですがこれからの生活が楽しみです! 人間環境デザイン学科3回生 樽井 彰吾