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2025.09.29

畿央大学✕野迫川村連携事業 【夏の笑顔★大集合!~畿央大学と野迫川村のきずな~】開催!vol.2

昨年11月にも野迫川村の郷土料理研究会と連携事業を実施しましたが、今年度はさらに深い交流をめざし、打ち合わせを重ねて準備を進めてきました。今回は健康栄養学科の玉井 典子准教授・湯面 百希奈准教授と栄養教諭をめざす学生4名、さらに現代教育学科の岡田 良平准教授と岡田ゼミの学生4名が参加し、地域連携イベント【夏の笑顔★大集合!~畿央大学と野迫川村のきずな~】と題して、8月19日(火)~8月20日(水)の1泊2日で開催しました。   この取り組みは、村民と大学生の交流をとおして、村の生活や文化、魅力を再発見しながら多様な価値観や知識に触れることで、将来の夢や目標につなげるとともに学生は、交流を通して大学での学びを実践しつつ地域に貢献することを目的としたものです。今年度は、野迫川村より委託事業として提案いただき実現することができました。学生たちは、現地の小学生に学習支援やレクリエーションを行ったり、郷土料理研究会の方々と郷土料理の調理実習や食育・栄養アドバイスなどを行いました。   奈良県南部に位置する野迫川村(のせがわむら)は、離島を除き、日本で最も人口が少ない自治体と言われています。標高が高く雲海が発生しやすい地形に加え、星空の美しさやシイタケ・わさび・そうめんなどの特産品が魅力の自然豊かな村です。 ▼▼ 1日目の活動の様子についてはこちら ▼▼ 畿央大学✕野迫川村連携事業 【夏の笑顔★大集合!~畿央大学と野迫川村のきずな~】開催!vol.1   2日目の活動の様子をご紹介 野迫川村の郷土料理を一緒に調理しました! 次の日は、野迫川村郷土料理研究会と本学健康栄養学科が、それぞれ提案した野迫川村の郷土料理を、小学生も参加して、合同で調理しながら交流しました。 野迫川村郷土料理研究会は、異年齢との交流を通じて郷土料理を広く知ってもらうとともに新しい視点で故郷の料理に触れるきっかけとなる研修を行っています。先人より伝わる料理を研究し、郷土の食文化の理解を深め、後世へ継承していくことを活動目標として、村内外の人との交流やイベントで、共同で調理実習を行ったり、料理を提供したりしています。 本学からは、野迫川村の素麺とシイタケを使った「スタミナそうめん」と「菜めし」そして、「フルーツゼリー」の3品を、研究会からは、「ホット(野川地区)」と「野川きゅうりとみょうがの酢の物」の2品を提案し、合計5品を協力して調理しました!ごちそうです!   最初に自己紹介を行い、それぞれ持ち寄ったレシピの由来やアレンジポイントを説明しました。野迫川村では昔、郷土料理の「ホット」に使用するおろし器を各家庭で手作りされており、粗さや口当たりが違ってくることから、家庭の味とされてきたそうです。       本学が提案した、野迫川村特産の素麺を使った「スタミナそうめん」は、お肉や野菜も入っており、栄養たっぷりであることなどの説明が有りました。         その後は、3つのグループに分かれて調理を進めていきます。郷土料理研究会の方々の手際の良いこと!料理中も学生たちに色々とご指導いただきました。       小学生たちは、座敷でフルーツゼリーつくりやそうめんの盛り付け・配膳を担当してくれました。トマトの赤色、ゆで卵の黄色、きゅうりの緑色などとても色鮮やかです。             5品すべてあっという間に完成し、村立野迫川小中学校の先生方も加わってくださり、大変にぎやかにいただきました。     卒業生との素敵な出会いも! 素敵な出会いもありました!本学の現代教育学科卒業生で、現在、村立野迫川小中学校の先生として勤務されている先輩に会うことができました。後輩たちに、過疎地の学校での生徒指導の工夫など熱く語っていただきました。ありがとうございました。       食育教室を開催! 食事のあとは、健康栄養学科の学生たちが、研究会の皆さん向けに「美味しく減塩」を、小学生向けに「郷土料理」や「3色食品群による栄養バランス」をテーマとした食育教室を行いました。これからも永く健康に過ごしていただくために、郷土料理を美味しく、そして栄養バランスよくいただく工夫などを、当日調理したレシピを用意ながら具体的に説明しました。   郷土料理研究会の方々に向けて、食塩と血圧・病気との関連や、食塩の1日の摂取目標量についてお話しさせていただいたところ、皆さん熱心に、メモを取りながら聞いてくださいました。また、減塩でも美味しく食べられる調理や食べ方の工夫などを紹介しました。       小学生に向けては、郷土料理の説明(郷土料理とは・気候・地理との関連など)や全国の郷土料理クイズを行いました。また、成長するために必要な栄養素について、かわいい食材イラストを使用して分かりやすく説明しました。問いかけなどもたくさん盛り込んで、楽しく学んでもらいました。小学生も元気に回答してくれました。「栄養士になりたい」という人もいました。大きくなったら是非畿央大学へ!   村内のフィールドワークに出発! また、小学生たちは、現代教育学科の岡田先生と岡田ゼミの学生たちと一緒に村のフィールドワークに出かけました。小学生たちは、村のバスで登下校をしているため、今回の活動場所周辺を歩くことは無いそうです。     ▼ 目的地は、村役場でしたが、道中でも岡田先生のミニレクチャーがあり、小学生だけでなく、学生にとっても大変勉強になりました。   山間部の集落では平らな土地が少ないため、川沿いに家が作られていること。また、きれいな川周辺には、たくさんのトンボが生息していて、そのトンボを狙って鳥が集まってくるのだそうです。確かにトンボがすごく多くて、鳥もたくさん見かけました。なるほど!       野迫川村役場は、お昼休憩中でしたが、役場の職員の皆さんも暖かく迎えてくださり、それぞれの課で、どんな仕事をしているのかを丁寧に説明してくれました。小学生たちも知らないことが多く、いつもかかっている村内放送は、誰が流しているのかなど興味深々でした。       フィールドワークの最後は、吉井村長のお部屋にお邪魔してみんなで写真を撮りました。吉井村長、役場の皆さま、どうもありがとうございました!     活動終了の時間が近づいてきました 最後に修了式では、それぞれ今回の活動の感想を発表しました。郷土料理研究会の方は、「また、来年も来てください。」と言ってくださったり、子どもたちからは、「レクリエーションが楽しかった。」や「ご飯がおいしかった。」などの感想がありました。本学の学生からは、「村の皆さんがあたたかく迎えてくださったことへの感謝の気持ち」や、「本活動でたくさんのことを学ぶことができた」などの感想が有りました。       1日目から村の子どもたちと学生が作製した野迫川村の魅力を綴った『野迫川村の魅力リーフレット』を池口教育長に進呈しました。村の役場に、置いてくださるそうですので、たくさんの方に見てもらいたいです。   参加学生の感想 ● 野迫川村という場所に行ったからこそできた経験がたくさんありました。2日間、子どもたちと関わることができてとても嬉しかったです。みんなで仲良く遊ぶ姿や勉強を頑張る姿が素敵で、ずっと元気な子どもたちから私たちもエネルギーをもらいました。   また、郷土料理研究会の方との調理実習では、調理のコツを教えていただいたり、地元のことのお話きかせていただいたりしました。こんな素敵な村に行くことができ、また貴重な経験ができて嬉しく思います。ありがとうございました。   健康栄養学科 3回生 赤坂 日菜   ● 郷土料理研究会の皆様の調理の手早さと郷土料理の美味しさ、そして子どもたちが素直で優しくて元気いっぱいに過ごしている姿に、たくさんの学びと刺激を受けました。皆さん野迫川村のことが大好きなのだと伝わり、私も野迫川村のことが大好きになりました。自然いっぱいの中、笑顔溢れる子どもたちと過したこの2日間は一生の宝物です。   健康栄養学科 3回生 浦島 実玖   ● 2日間という短い間でしたが、小学生のみなさんや郷土料理研究会のみなさんと関わることができ、野迫川村のいいところをたくさん知ることができました。野迫川村は自然がとても豊かで、村のみなさんも暖かく、まるで家族のようで、とても素敵だなと思いました。行く前までは、私たちが何かを教えることができたらなと考えていましたが、帰る時にはみなさんにたくさんのことを教えていただいていて本当に貴重な体験ができたと感じました。   特に郷土料理研究会のみなさんのように郷土料理を次の世代にも伝えていくために活動をしていくことによって日本の伝統的な文化を絶やさず世界にも広めていくことができるのかなと思いました。野迫川村での2日間の貴重な体験を生かしていきたいなと思います。このような機会をいただくことができてたいへん感謝しています。ぜひまた野迫川村に行きたいです。   健康栄養学科 3回生 松田 こころ   ● 野迫川村についてすぐ、小学生たちが元気な声で挨拶して出迎えてくれました。レクリエーションの休憩中でも元気にはしゃいでいる姿を見て、とてもパワーをもらえました。また、郷土料理研究会の方たちは、一から優しく作り方を教えていただき、ほとんどが初めて食べた料理でしたが、とても美味しく作れました。野迫川の文化に触れることができてとても嬉しかったし、とても貴重な経験をさせてもらいました。2日間ありがとうございました。   健康栄養学科 3回生 泉野 花菜   ● はじめは野迫川村の子どもたちと仲良くなれるか不安でしたが、一緒に宿題やリーフレット作成に取り組んだり、レクリエーション活動を楽しんだりする中で、次第に絆を深めることができました。さらに、地元の方々と郷土料理を一緒につくる体験では、食文化が地域の暮らしや歴史に深く結びついていることを実感しました。また、みんなで星を眺めたり、野生の鹿を見つけたりすることで、自然豊かな村の魅力を存分に感じることができました。今回の活動を通して、子どもたちの純粋な笑顔や村で暮らす人々の温かさに触れ、教育において大切にすべきものを改めて考えさせられました。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。   現代教育学科 3回生 辻本 梨琴   ● 野迫川村の研修に参加をして、野迫川村の子どもたちや地域の人々とレクリエーションや郷土料理作りを通して仲を深めることができました。野迫川村の地域の人や子供たちはとても温かくて人口が少ないからこその人柄や絆を実際に体感することができました。二日間といった短い時間でしたがとても充実した日々になりました。   現代教育学科 3回生 廣石 圭登     ● 今回の野迫川村での活動を通して、村の子どもたちの異なる学年同士のつながりや、先生・地域の方との距離の近さを強く感じました。少人数だからこそ、学年を越えて子どもたちが自然に関わり合い、年上が年下を助ける姿や、一緒に楽しむ姿に心を打たれました。また、先生や村の人々が子ども一人ひとりを温かく見守っており、子どもののびのびと活動している様子や人との距離の近さや地域のあたたかさを強く感じました。人とのつながりや地域の温かさに触れ、心が満たされるような時間を過ごすことができました。この経験は忘れられない大切な思い出です。野迫川村で過ごした時間は、私自身の成長につながる特別な経験となりました。   現代教育学科 3回生 西村 咲希     教職員からのお礼と感想 ● 野迫川村の子どもたちや郷土料理研究会の方々との交流を通して野迫川村の魅力を大いに感じることができました。特に郷土料理研究会の皆さんとともに調理をしながら会話する中で地域を知ること郷土料理を受け継ぐことの大切さを改めて学ばせていただきました。感謝。   また、栄養教諭をめざす学生が子どもたちや研究会の方々に向け指導している姿が頼もしく2日間の交流を通して多くを学び成長できたと実感しました。   野迫川村の郷土料理「ホット」は、ほんとうに青唐辛子が辛くてまさに「ホット」です。野迫川村の豊かな自然、満天の星空、温かい人たち…また行ってみたい所になりました。   健康栄養学科 准教授 玉井 典子   ● 野迫川村の方々との地域・世代を越えた交流は新たな発見にあふれ、2日間、学生・教員ともに充実した時間を過ごすことができました。なかでも、学生と一緒に取り組んだ食育教室では、学生は「誰に、何を、どう伝えるか」を意識して準備を重ねてきました。当日は元気よく手を挙げる子どもたちの姿や、熱心にメモを取って聴講くださる研究会の皆さまの様子に、学生には達成感が生まれたようです。   また、調理実習を通して、村で受け継がれる食材や献立など、豊かな食文化に触れ、地域による食文化の異なりを実感する貴重な機会となりました。このような実践的な経験は、専門職を目指す学生にとって、視野を広げ、成長につながるとても良い学びの場であると感じました。野迫川村の皆さまに心より感謝申し上げます。   健康栄養学科 准教授 湯面 百希奈   ● 今年度、野迫川村と畿央大学の地域連携事業に教育学部の教員と学生も参加いたしました。当初は不安そうだった学生も、村の子どもたちや地域の皆さんと交流するなかで学びを深めることができました。   最も印象的だったことは、過疎地や僻地に自ら赴き、交流を通して、地域の良さや課題を実感できたことではないでしょうか。将来、教員を志望する学生にとって、こうした地域での勤務も非常に魅力的なものであると理解してもらえるきっかけとなりとてもよい機会だったと思います。偶然にも畿央大学の卒業生が野迫川村小学校で勤務しておられました。やはりフィールドワークは、現地で様々な出会いや発見があることも大きな魅力のひとつです。とても充実した学修となりました。   現代教育学科 准教授 岡田 良平   ● この度は、野迫川村教育委員会より本委託事業をご提案いただき、数年ぶりの宿泊を伴う地域連携事業を実施することとなりました。教育委員会の皆さまをはじめ、たくさんの野迫川村の皆さまの協力の下、参加してくださった子どもたちや保護者、郷土料理研究会の皆さまとの交流を通して、活動の目的でもある「野迫川村の魅力を再発見する」素晴らしい機会となりました。 村の子どもたちは、村のことをとても良く知っていて、村の大人の方々も村を大変愛していることが伝わってきました。自分の周りで自分の住む村や町をこんなに愛している人たちに巡り合ったことが無かったのでとても驚きました。ご家庭や学校の先生方、役場や村の方々のご指導のたまものだと実感しました。今回の活動を通して、たくさんのことを学ぶことが出来ました。良い機会をいただき本当にありがとうございました。   畿央大学 地域連携センター担当 関連記事 畿央大学✕野迫川村連携事業 【夏の笑顔★大集合!~畿央大学と野迫川村のきずな~】開催!vol.1 野迫川村「郷土料理研究交流実習会」に参加しました!~ 健康栄養学科 奈良県立大学国際交流サマースクール2025に健康栄養学科の学生が参加! 広陵町「いのちを守るまちづくり」イベントに畿央大学の教員・学生が参加! 【畿央大学×家族亭】香芝サービスエリア「新メニュー開発コンテスト」を開催!~健康栄養学科 今年度2回目となる畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! 第19回「ならいちばのキッチン料理教室」を開催!~ 健康栄養学科      

2025.09.26

次世代教育センター主催「傾聴力講座」を開催しました!

2025年9月18日(木)、次世代教育センタープログラム「傾聴力講座~本当に聴ける人になるための第一歩~」を開催しました(対象:全学年)。 ※次世代教育センターは2021年4月、次世代社会のニーズに応えられる幅広い教養を身につけた人材の育成を目的として開設されました。毎年度、様々なテーマを取り上げた講座を実施しています。   次世代教育センターでは、これからの社会で求められる「社会人基礎力」を養成する講座として、9月17日(水)~19日(金)の3日間で計5つのプログラムを用意しました。2日目にあたる9月18日(木)は「傾聴力講座~本当に聴ける人になるための第一歩~」として、一般社団法人 日本傾聴能力開発協会代表理事である岩松 正史様を講師としてお招きし、傾聴の基本的態度とポイントについてお話しいただきました。     「傾聴力講座~本当に聴ける人になるための第一歩~」 受講生は1回生から4回生まで、学科も様々ということで、お互いにはじめましてという状態。まずはグループに分かれて、1人ずつ自己紹介を行い、聴き手は質問する、というワークからスタートしました。初対面の相手に何を聴けばよいのか戸惑い、難しく感じた受講生もいたようです。   その後、アメリカの心理学者カール・ロジャーズが提唱した傾聴の3つの態度(「受容」「共感」「一致」)について学び、傾聴のポイントをペアワークで実感しながら身に付けていきました。ワークを通して、会話の中で自分の気持ちについて聴いてもらえたときに「わかってもらえた」と感じるということを実際に体験し、話し手がどう感じているかに興味を向ける共感が大切ということを学びました。たくさんの練習問題に取り組んでいくうちに受講生は傾聴のポイントをつかめるようになっていました。また、自分がどんな人なのかを相手に伝えるワークでは、目の前の相手の気持ちをそのまま映し出す聴き方が大切だと学びました。   ▼グループワーク、ペアワークの様子       最後に、岩松先生から「自分の心を傾聴できる人ほど人の心を傾聴しやすい」というお話があり、この講座で学んだ傾聴の基本的なスキルをさらに伸ばしていくための方法をご紹介いただきました。 受講生の声 人の話の聴き方を習ったことはなかったので新鮮でした。今後に役立てられそうな内容でした。 人の話を聴くのは好きだけれど、聴き方を考えたことがあまりなくて、とてもよい勉強になりました。 傾聴は子どものころから苦手で悩んでいましたが、今回楽しく学ぶことができてよかったです。 今後のコミュニケーションの際に活かしていきたいです。 楽しみながら肩の力を抜いて取り組める雰囲気を岩松先生が常につくってくださり、傾聴の基本を学ぶワークに取り組んでいくにつれて、受講者のみなさんがいきいきとした表情になり笑顔が増えていくのが印象的でした。コミュニケーションのスキルというと、自分自身が「話す」「発信する」方に目が向きがちですが、「聴く」ということも大切な要素であることを受講者のみなさんは実感できたようです。     次世代教育センターでは、今後も学生のみなさんにとって役立つスキルを磨いていける講座を企画していきます。学生のみなさんの多くのご参加をお待ちしています!   2025年度 次世代教育センター プログラムスケジュール     次世代教育センター 畿央大学 次世代教育センター 関連記事 ▼▼ 2025年度実施講座のご紹介 ▼▼ 次世代教育センター主催「コミュニケーション講座Ⅰ&Ⅱ」を開催! 次世代教育センター主催「Excelのすごさ講座」「アンケート集計とグラフ作成マスター講座」を開催しました!   ▼▼ 2024年度実施講座のご紹介 ▼▼ 次世代教育センター・キャリアセンター主催「MOS PowerPoint資格取得講座」を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~応用編~」を開催! 次世代教育センター主催「ライフプランニング講座」「文章読解・作成能力検定講座」を開催! 次世代教育センター主催「Excelの魅力発見・体験講座」を開催! 次世代教育センター主催「プレゼンテーション力養成講座~パワポで表現する自分の未来予想図~」を開催!    

2025.09.24

次世代教育センター主催「コミュニケーション講座Ⅰ&Ⅱ」を開催!

2025年9月17日(水)、次世代教育センタープログラム「コミュニケーション講座Ⅰ&Ⅱ」を開催しました(対象:全学年)。 ※次世代教育センターは2021年4月、次世代社会のニーズに応えられる幅広い教養を身につけた人材の育成を目的として開設されました。毎年度、様々なテーマを取り上げた講座を実施しています。   次世代教育センターで実施する今回の講座は今年で3年目。1回生の前期必修科目「キャリア入門セミナー」でも講師としてもお世話になっている、一般社団法人 KYOENの林田先生・足立先生を講師にお招き、畿央生へのオリジナルプログラムでご講義をいただきました。 講座Ⅰ:「自分ブランディング講座~一生ものの自己紹介で未来を切り拓こう~」 この講座のゴールは 「コミュニケーションの基礎知識を得る」 「自分自身をプレゼンする自己紹介を作る」 「実際に自己紹介」 の3つ。   学生たちはインプット(知識の修得)とアウトプット(グループワークによる実践)を組み合わせながらスキルの向上をめざしました。     まずアイスブレイクとして、一人ひとりが自己紹介を行いました。話し手の伝える力だけでなく、聴き手の「聴く力」の重要性も学ぶことで、自然と受講生の皆さんによって話しやすい雰囲気となりました。   ▼アイスブレイクの様子     次に、自己紹介で発表した自分の最近のニュースをPREP法(※「Point:結論」「Reason:理由」「Example:具体例」「Point:結論」の流れで情報を伝える文章構成のこと)を用いて、相手にさらに伝わるように工夫しながら発表しました。この手法を用いることで、より具体的に相手に届いたようです。   ▼グループワークの様子     最後は印象に残る自己紹介のシナリオ作りのために、「過去・現在・未来」と自分のことを振り返るワークを行いました。自分のことを改めて振り返ることでいろんなことを思い出しながら、とても集中してワークに取り組んでいました。   受講生の声 コミュニケーションが子どものころから苦手で、課題があると考えていたのですが、今日の講座を受けて楽しくコミュニケーションについて学ぶことができました。 自身の経験と将来のことを改めて考え直す機会になりました。 自分のストーリーを考えるのも友達のストーリーを聞くのも楽しかったです。 インプットとアウトプット(実践)で、伝え方を身につけることができた。 講座Ⅱ:「ビジョン&プレゼン講座~人生の基本コンセプトと未来予想図をつくる~」 午後の講座は「プレゼンテーション養成講座」です。午前中の講座から引き続き参加の受講生が大半となり、早速学んだスキルをさらに深め、高めようと意欲的に取り組む姿が見られました。参加者の中には就活中の学生もいたことから、講師の林田先生より「きっと就職活動にも役立てられるような内容になるはずです」と冒頭にお話しいただきました。     この講座のゴールは 「価値観に基づく人生のコンセプトを探る」 「ビジョンシートでやりたいことを確認する」 「自己PRプレゼンの実践」の3つ。 たくさんのワークとディスカッションを行いながら、自己表現についての方法やコツを学びました。まずは、自分の未来をつくるための「ビジョンシート」を用いて人生のコンセプトを深堀りし、自身の未来予想図を探っていきます。   ▼たくさん付箋に書き出しています。     そのあとは2人ペアとなり、プレゼンの練習を兼ねて自分の作成したビジョンシートの発表です。   ▼お互いに質問を交えながら発表しています。     参加した学生たちの発表がとても良く、急遽講座の内容を変更し、せっかくなので一人ひとりプレゼンをしてもらうこととなりました。ビジョンシートにも個性があふれ、時には笑いが起こるなど、素敵なプレゼンの場となりました。   受講生の声 就活で自己PRをする機会があるので参考にします。 人生における秘訣を学ぶことができて面白かったです。 自己を振り返り、自分にとって大切な価値観を再発見することができたため。 今後の授業や就活、また社会に出たときにも活用できるような内容ばかりでした。また自己表現を学ぶだけでなく、自分自身を振り返る良い機会となったようです。受講した学生の皆さん、ぜひ今後の活動に活かしていってくださいね。     次世代教育センターでは、今後も学生の皆さんにとって役立つスキルを磨いていける講座を企画していきます。学生の皆さんの多くのご参加お待ちしています。 2025年度 次世代教育センター プログラムスケジュール   畿央大学 次世代教育センター 次世代教育センター 関連記事  次世代教育センター主催:「コミュニケーション力養成講座~一生ものの自己紹介で自己発信力を高めよう~」を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催! 次世代教育センター主催「近未来テクノロジーの生かし方」を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~応用編~」を開催! 次世代教育センター主催「文章読解・作成能力検定講座」を開催しました! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催!(今年度3回目) 次世代教育センター主催「プレゼンテーション力養成講座~PowerPointの活用~」を開催! 次世代教育センター主催「コミュニケーション力養成講座~相手に伝わる発信力強化~」を開催!  

2025.09.09

【小学生対象】畿央祭で「おしごと体験イベント」を開催します(事前予約制)

    健康・デザイン・教育のスペシャリストを育てる畿央大学ならではの「おしごと体験」企画です。 畿央大学は「大学をもっと身近に、そして、子どもたちの未来に寄り添いたい」という想いから、このイベントを企画しました。小学生が大学で楽しく職業体験をすることで、新しい発見や夢につながるヒントを得てもらいたいと考えています。地域とともに成長し、未来を担う子どもたちを応援する特別な体験を、ぜひご一緒に楽しんでください。 ↓クリックすると、各プログラムに移動します。 ①ファッションデザイナー ②理学療法士 ③栄養教諭 ④建築士 ⑤小学校教諭 ⑥看護師 申込方法(事前予約制) 下記申込フォームよりお申込みください。 ※10月19日(日)23:59まで/申込多数の場合は抽選予定   10/25(土)申込フォーム 10/26(日)申込フォーム 10/25(土)イベント概要 ①【ファッションデザイナー】親子でお揃い服をデザインしよう(スカート作り) 日時 10月25日 (土)  午前の部 10:30~12:00/午後の部 13:30~15:00 会場 R棟3階 デザイン実習室 内容 親子でおそろいスカートをつくろう! スカートの形をデザインして、少しだけミシンにもチャレンジ! お手伝いするので、はじめてでも大丈夫。 世界にひとつだけのスカートができあがると、とってもワクワクします。 デザインのお仕事に触れながら、自分だけのおしゃれづくりを体験しましょう。 対象 小学校3年生~6年生 定員:14組(午前の部、午後の部それぞれ7組) ※保護者様同伴必須   10/25(土)申込フォーム ②【理学療法士】遊びながら学ぼう!リハビリをする理学療法士ってどんなお仕事? 日時 10月25日 (土) 15:15〜16:00 会場 P棟1階 理学療法実習室 内容 「人のためになる仕事ってかっこいい」「体のしくみって面白そう」と思ったら、理学療法士のお仕事を体験してみよう。 けがをした人や病気になった人をまた元気に動けるようにするお仕事です。 ゲームや体験を通して、リハビリのことや体の動きについて楽しく学べます。参加者にはうれしい景品もあります。 ぜひ気軽に参加ください! 対象 小学校1年生~6年生 定員:30組 10/25(土)申込フォーム 10/26(日)イベント概要 ③【栄養教諭】体験!学校の“給食”を守るお仕事〜栄養教諭ってどんな人?〜 日時 10月26日 (日)  10:00~11:00 会場 C棟1階 栄養教育実習室 内容 みなさんが食べている学校の“給食”は、毎日どのように作られているのでしょうか? 給食をつくる調理室の見学や、献立づくりの体験をしながら、栄養の先生や調理員さんなど、給食にかかわる人たちのお仕事を学びます。 栄養バランスを考えたりアレルギーに対応したりと、おいしくて安全な給食をみなさんに届けるためにはさまざまな工夫があります。給食の大切さや栄養バランスの工夫について、楽しく知ってみましょう! 対象 小学校1年生~6年生 定員:20組 10/26(日)申込フォーム ④【建築士】段ボールでつくる法隆寺五重塔 日時 10月26日 (日) 午前の部 10:30~11:30 / 午後の部 13:30~14:30 会場 R棟2階 R201講義室 内容 あなたは未来の建築士!パーツを組み合わせて、法隆寺五重塔の模型を作る体験イベントです。 建物のしくみやデザインを学びながら、楽しくものづくりにチャレンジしましょう! 大工さんになったつもりで取り組めば、ものづくりのおもしろさや達成感が感じらます。ぜひ親子でご参加ください! 対象 小学校1年生~6年生 定員:20組(午前の部、午後の部それぞれ10組) 保護者様のご参加大歓迎! 10/26(日)申込フォーム ⑤【小学校教諭】せんせい体験!はじめての学級通信づくり 日時 10月26日 (日) 11:00~11:45 会場 E棟2階 オープン教室 内容 先生が配る「学級通信」づくりにチャレンジ!自分のクラスを想像して学級通信を作ります! 自己紹介やクラスの目標を考えて、オリジナルの1枚を完成させよう! 学生スタッフがマンツーマンでしっかりサポートするから安心。完成したら修了証もゲット! 先生のしごとを体験できる特別な時間です。 対象 小学校5年生~6年生 定員:5組 10/26(日)申込フォーム ⑥【看護師】「やってみよう!看護師のお仕事体験」~生まれてすぐの赤ちゃんの抱っこや衣類の交換をしてみましょう~ 日時 10月26日 (日)  13:30~14:15 会場 K棟1階 看護実習室 K棟地下 KB01講義室(保護者様待機場所) 内容 小さな命を守るお仕事にふれてみませんか? 看護師さんのお仕事体験では、赤ちゃんのお世話にチャレンジできます。 沐浴やお着替えなど、やさしさと気づかいが求められるケアを実際に体験しながら、命を支える仕事のやりがいや魅力を感じてみましょう。 未来の自分の姿を思い描きながら、楽しく学べる貴重な時間です! 対象 小学校5年生~6年生 定員:10組 ※お子様のみのご参加となります(保護者様別室待機可) 10/26(日)申込フォーム     その他の情報等は、畿央祭公式Instagramで随時更新中!ご確認ください! 皆様のご来場を心よりお待ちしております! 畿央大学 こども夢サポートプロジェクト

2025.09.06

奈良県立大学国際交流サマースクール2025に健康栄養学科の学生が参加!

奈良県立大学国際交流サマースクール2025は、奈良県および奈良県立大学が、グローバル社会における東アジア・ユーラシア地域の発展を目指すために、次世代の人材育成を目的として開催されています。 今年度は、2025年8月17日(日)~8月29日(金)までの13日間、国内外の大学より推薦された大学生ら22名が参加し、歴史や文化、観光などをテーマに、多彩な講演やフィールドワークに取り組みました。本学からは、健康科学部健康栄養学科2回生の市原未咲さんが参加しました。   ▶ 奈良県立大学国際交流サマースクール2025の日程表はこちら   今回参加した学生の感想をご紹介   コミュニケーションの苦手意識を克服したい、せっかくの長期休みを有意義なことに使いたいという思いで本サマースクールに参加しました。国内では北海道や福井県、宮城県などから、国外ではウズベキスタンから来られていました。ウズベキスタンについて何も知らなかったのですが、グループ討議や成果発表作成を通じて、レギスタンという有名な観光地やおいしい食べ物、パスポート事情など興味深い話をたくさん知ることができました。     講義を受け、自分は奈良県民であるにもかかわらず、奈良について何も知らなかったことを痛感しました。寺や宮跡が多くあり、日本の始まりの地ともいわれる奈良について知る良い機会となりました。   成果発表制作では時々、方向性に迷うこともありながらも、うまく進めることができました。情報収集が上手い人、意見をまとめ、グループを導く人、的確なアドバイスができる人、新たな視点を見いだせる人など、それぞれが得意とすることをうまく発揮できたため、成果発表が成功したと感じています。     2週間は長いと感じていましたが、いざ参加してみると驚くほど時間が過ぎるのが早く、もっと他の人と話しておけばよかった、1か月くらい時間があればよかったのにと思うほど、記憶に色濃く残るものでした。いつかまた22人全員で会えることを願い、自身の勉強に励むとともに、ウズベク語の挨拶を勉強しておきたいと思います。     健康栄養学科 2回生 市原 未咲 関連記事 「東アジア・サマースクール2023」に健康栄養学科1回生が参加しました! 「東アジア・サマースクール2017」で留学生と交流を深めました! 「東アジア・サマースクール2016」参加レポート!  

2025.09.02

2025年9月から香芝SAで健康栄養学科の学生が考案した「ヤマトポークを使った丼」が販売開始!

  本学と株式会社家族亭の連携事業である「メニュー開発プロジェクト」の第1弾として、香芝サービスエリア『新メニュー開発コンテスト』を実施しました。 7/12(土)のコンテストでグランプリ・準グランプリを受賞した丼メニューがこの度9/1(月)より期間限定で販売されることとなりました。 食欲の秋にふさわしい、奈良県の魅力をたっぷり盛り込んだ新メニューを学生が考案してくれました、この機会にぜひお楽しみください!   販売概要 販売期間 2025年9月1日(月)~11月中旬 販売場所 西名阪自動車道香芝サービスエリア上下線フードコート「とくとく」 販売商品 ヤマトポークと根菜の彩り丼セット(うどん・そば) 1,100円(税込) ヤマトポークと根菜の彩り丼 単品(味噌汁付) 900円(税込)   ご飯泥棒!ヤマトポークのジューシー角煮風丼セット(うどん・そば) 1,260円(税込) ご飯泥棒!ヤマトポークのジューシー角煮風丼 単品(味噌汁付)1,060円(税込)   ※販売予定数を完売次第終了します。 ※1日の販売数に限りがあります。 ※仕入状況により販売を中断・中止、または販売終了時期が店舗により前後する場合があります。   関連リンク 「新メニュー開発コンテスト」の様子|畿央大学HP

2025.08.22

広陵町「いのちを守るまちづくり」イベントに畿央大学の教員・学生が参加!

広陵町 けんこう推進課主催の体験型イベント「いのちを守るまちづくり」が、2025年8月3日(日)にさわやかホールにて開催されました。本イベントは、参加者が「いのち」の大切さについて考えるきっかけとなるよう、さまざまな体験型コーナーが設けられています。当日は、およそ600名の来場者がお越しになり、大変賑わいました。   畿央大学からは、教員と学生総勢33名が【食育コーナー】【親子体力チェック】【積み木コーナー】【認知症予防の啓発コーナー】の4つのブースを担当しましたので、その様子をそれぞれご紹介します。 食育コーナー 健康栄養学科 野原 潤子講師、岩田 惠美子准教授と学生8名が参加し、会場内に食の大切さを楽しく学べるコーナーを設けました。魚釣りゲームでは、魚のペープサートを釣りながら魚の種類を学び、すごろくでは好きな野菜を答えたり、ご飯を作ってくれる人に「ありがとう」を伝えたりするマスを通して、食の知識や感謝の心を育みました。かるたでは家族や友達と一緒に楽しく学び、ペアマッチゲームでは旬の食材をペアにして季節の野菜について理解を深めました。     魚釣りゲームやすごろく、かるたは特に子どもたちに人気で、ペアマッチゲームは保護者やご高齢の方にも好評でした。同じ会場には食育SATシステムと大塚製薬コーナーも設置し、保護者は子どもたちが遊んでいる間に、栄養バランスチェックや健康クイズに参加してくださいました。食育SATシステムでは食品模型を使って1食分の栄養価や栄養バランスを確認、大塚製薬コーナーではクイズの後に啓発チラシやポカリスエットを配布しました。世代を問わず、楽しみながら学べる時間となりました。   参加学生の感想 ● 今回の食育イベントでは、魚釣りゲームが特に人気で、子どもたちが釣った魚の名前をどんどん覚えていく様子を身近に見ることができました。最初は知らなかった魚の名前も、2回目以降には自信を持って答えてくれる姿に、楽しみながら学んでいるんだと実感しました。小さな子どもも上手に魚を釣っていて、その集中力や吸収の早さに驚かされました。 また、ペアマッチゲームでは子どもたちが真剣に取り組む姿も印象的で、保護者の方も一緒に参加してくださるなど、親子で楽しく食について学ぶ場になりました。私は子どもたちの目線に合わせてしゃがみながらゆっくり説明し、入り口で来場者に声をかけて各コーナーへ案内することを心がけました。 今回の経験を通して、楽しみながら子どもたちと関わる上で役立つ貴重な経験を積むことができました。地域の方々と直接触れ合うことで、教室では学べない現場の実情を知ることができ、自分自身の成長も実感しています。   健康栄養学科 4回生 林 実樹     ● 食育に関するブースでは、「旬の野菜についての神経衰弱」、「食事についてのかるた」など、一度は遊んだことのある遊びを用いたものだったので、小さい子どもでも旬の野菜や食事について楽しく遊びながら学ぶことができるので、参加してくれた子どもたち、みんなが楽しんでいてくれて嬉しかったです。 特に、「旬の野菜についての神経衰弱」では、小さい子どもだけでなくご高齢の方や親子でも楽しんで旬の野菜について学んでくれていてとてもよかったです。旬の野菜をただ知ってもらうだけでなく、「一年中売っている野菜でも、旬の時に食べると栄養価が一番高いですよ」などの声掛けも行うことで、より、理解が深まったのではないかと思います! 今回、スタッフとして参加させていただいて、小さい子どもにどうしたら食事に関して興味を持ってもらえるのかを考えながら小さい子と関わることができ、すごく貴重な経験をできたと思っています。   健康栄養学科 4回生 奥本 しずく     ● 食育のブースでは"魚釣り"や"食事についてのすごろく"など、子供も楽しめるようなものが、多くて小さいお子さんと関わることが多かったです。その中でお子さんが少しでも食に興味を持ってもらえるように、また楽しんでもらえるように声掛けを行いました。参加してくださったお子さんは例外なく、夢中になって遊んでくれました。 また、すごろくでは、マスの一つに「ご飯を作ってくれている人にありがとうを伝える」というマスがあるのですが、お子さんが保護者の方に素直にありがとうを伝えている姿を見てすごく感動しました。 今回参加させていただいて、小さいうちから遊びを通して食育を行うことで、日常生活に不可欠な食事に興味を持ってもらえることがわかりました。今後の学業に活かしていきたいです。   健康栄養学科 4回生 三堀 紗穂 親子体力チェック ご自身の体力を知り、日頃の運動の啓発を目的としたコーナーです。理学療法学科 松本 大輔准教授、梶原 由布助教と理学療法学科の学生16名が参加しました。     子どもからご高齢の方まで幅広い世代の方々が約300名も興味を持って参加してくださいました。握力測定に加え、本学が開発にもかかわった足指筋力測定や、世代に合わせて、子どもには立ち幅跳び、ボール的狙い、大人には筋肉量やロコモチェック、歩行・バランスチェックなどを実施しました。     実習を終えた4年生が中心だったので、学生との会話も弾み、笑顔あふれるブースとなりました。 参加学生の感想 ● 小学生を対象にしたブースでは全身運動や協調運動をする課題でした。短い練習時間の中で全身での動きを一致させ、大きな力を発揮したり、力の調節をしたりする難しい課題でしたが、動きの上達が見られました。これを通して子供たちに身体を動かす楽しさを感じてくれたらと思います! 理学療法学科 4回生 高田 翔平     ● 小学生に向けたブースではポイントを確認して何度も挑戦する様子が見られました。練習、試行錯誤することで記録が伸びるお子さんが多かったです。子どもたちの喜ぶ顔を見ることができて、こちらまで嬉しい気持ちになりました! 理学療法学科 4回生 菅野 愛子     ● 私はご高齢の方々の体力測定を担当しました。なかなか普段測定する機会の少ない項目を用意していたので、特に理解しやすいルール説明に力を入れ、安全に楽しんでいただける環境づくりに努めました。多くの方々に喜んでいただけたことが、何よりうれしかったです。 理学療法学科 4回生 森岡 真優 積み木コーナー 現代教育学科の永渕泰一郎先生と幼児教育コース2回生の学生6名が参加。児童文化演習で積み木の授業を受けた学生が、子どもと直接かかわる実践編にもなっています。子どもたちは、自由に積み木を積んだり並べたりしながら想像力を発揮。学生たちは、そんな子どもの姿を見守りながら一緒に作品づくりを楽しみました。     教育学科2回生幼児教育コースの学生は、この夏はじめて保育所実習に2週間行きます。実習に行く前に子どもとかかわりたいと思う学生が集まってくれました。子どもたちの積み木の表現は素朴なものですが、積んだバランス感や規則正しい並べ方に保護者が「うまいね」「すてき」と喜んでいることがとても素敵でした。 参加学生の感想 ● 今回の積み木コーナーで子ども達と関わった経験から、沢山のことを得ることができました。まず、一人ひとり性格や表現が全く異なることに気が付き、それに合った言葉がけや、関わり方をすることが大切だと感じました。しかし同時に、実際に行うことの難しさを感じました。 このような沢山の子ども達と関わる機会は、今まであまり経験したことが無かったので、最初緊張していた子どもに対する接し方が難しかったですが、段々と笑顔になって積み木で遊んでいる姿が見られて、安心しました。最後、もう少し遊びたい、楽しかった、などと子ども達が話しているのを聞き、凄く嬉しく感じました。実習前にこのように子どもと関わることができて良い時間を過ごせたと思います。この経験を実習や将来に活かしていきたいと思いました。 現代教育学科 幼児教育コース 2回生 石口 真衣   ● 私は今回、「いのちを守るまちづくり」イベントのスタッフとして参加させて頂きました。当日には、積み木コーナーで乳児期の子どもから小学生の子どもまで色々な年齢の子どもたちと一緒に積み木で遊びました。年齢によって積み方や遊び方などが異なり、保育士を目指している身としてとても良い学びとなりました。 また、高く積み上げたり、積み木を電車のレールに見立てたり、家を作ったりなど遊び方は子どもたちみんなが違っていたのもとても興味深かったです。積み木が完成した時には喜んでくれたり、途中で崩れてしまった時には悔しがったりと一緒に遊ぶ中で様々な経験を子どもたちと共有することができ、参加して良かったと心から思いました。今回、このボランティアを通して沢山の貴重な体験ができました。 現代教育学科 幼児教育コース 2回生 伊藤 千聖 認知症予防の啓発コーナー 看護医療学科 島岡 昌代講師と本学の認知症啓発のための学生ボランティア団体Orange Projectの学生3名が参加。認知症クイズやブレスレットの作成体験を通じて、認知症について楽しく学べる機会を提供しました。また、ブースではオレンジ色の花をみなさんに作ってもらい、それをロバ隊長に貼り付けて「オレンジロバ」を作る催しも行いました。     オレンジ色は認知症サポートの象徴であり、ロバ隊長は認知症サポーターキャラバンのマスコットで、認知症の人々を応援する活動に参加しているというメッセージが込められています。小さなお子様からご年配の方までたくさんの方々にご協力を頂いて、素敵な「オレンジロバ」が完成しました。   参加学生の感想 ● 普段あまり認知症について考えることがない方でも、ブレスレットづくりやクイズを通して認知症について考える機会になったように思います。オレンジリングやロバ隊長を見つけたときに、今回のことを少しでも思い出してもらえたらうれしいです。たくさんの笑顔に触れることができて、私も一緒になって楽しむことができました。   看護医療学科 4回生 大久保 翼   ● 歯科検診に来られるお子さんを対象に認知症のシンボルカラーであるオレンジ色をベースとしたビーズブレスレットづくりのお手伝いをさせていただきました。子どもたちはみんな頑張ってビーズに糸を通して好きなビーズを組み合わせ個性が出るものが完成し、嬉しそうにする様子が可愛かったです。子どもたちがブレスレットを作成している間、親御さんたちが認知症のクイズをしており、広陵町のこういった幅広い世代を対象に啓発活動を行う工夫が素敵だと感じました。   看護医療学科 3回生 森 愛華   ● 私は今回、子どもとビーズ作りに参加しました。子どもの年齢によっては、ビーズを糸に通すのが簡単な子どももいれば、難しく手助けが必要な子どももいました。そこで、子どもが率先してビーズブレスレットの作成に取り組めるよう、個別性に合わせて楽しく話しかけることができました。また、子どもと関われるボランティアに参加することで、子どもが達成感や喜びを感じられるよう支援でき、自分自身も貴重な経験を積むことができました。   看護医療学科 3回生 福田 光紗 地域連携センターより 朝10時過ぎに会場へ伺ったところ、すでに多くの町民の皆さんが来場されており、にぎわいを見せていました。乳幼児や小学生などお子さま連れのご家族をはじめ、中高年のご夫婦やお友人同士など、幅広い年代の方々が、たくさんある体験コーナーを楽しみながら回られていました。待ち時間には、スタッフとの会話を楽しまれる様子も見受けられ、町民の皆さまに親しまれているイベントであることを強く感じました。 学生たちは、それぞれの役割を笑顔でしっかり果たしており、大学での学びに加えて、このような地域とのかかわりの中で多くのことを経験し、勉強以外の面でも大きく成長していることを実感しました。 このような貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。   地域連携センター 関連記事 【畿央大学×家族亭】香芝サービスエリア「新メニュー開発コンテスト」を開催!~健康栄養学科 今年度2回目となる畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! 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2025.08.15

次世代教育センター主催「Excelのすごさ講座」「アンケート集計とグラフ作成マスター講座」を開催しました!

2025年8月7日(木)に、次世代教育センタープログラム「Excelのすごさ講座」と「アンケート集計とグラフ作成マスター講座」を開催しました(対象:2回生~4回生)。1回生必修科目「情報処理演習Ⅰ・Ⅱ」をご担当いただいている、福森貢教授(次世代教育センター長)のご指導により、「Excelシリーズ」を学びました。 Excelのすごさ講座 「Excelって難しそう…」「何ができるのかよく分からない」そんな声に応える形で、Excel活用講座を開催しました。   今回の講座では、社会人に求められるExcelスキルの理由や、職種を問わず現場で使われている背景を紹介しながら、基本操作から実務に役立つ機能までをわかりやすく解説していただきました。 Excelは、データ整理や業務効率化に欠かせないツールです。今回の講座をきっかけに、もっと身近に感じてもらえたら嬉しく思います。   受講学生の声 「臨床現場で必要だと感じる技術を学べた」 「分からないところをすぐに聞けたのが、すごく良かったです」 「最初から答えをセルに移すのではなく、過程を知りながら答えを知ることができたので、楽しかったし、学びになりました」 アンケート集計とグラフ作成マスター講座 本講座では、卒業研究や専門科目で必要となるアンケートの後処理(クロス集計など)や、視認性の高いグラフの作成方法について学びました。Excelに苦手意識を持つ学生も多い中、基本的な関数やグラフ作成の操作を短期間で習得することをめざし、実践的な内容で構成されています。   パソコンスキルは、業種を問わず社会人に求められる重要な能力です。 しかし、大学在学中に体系的に学ぶ機会は限られているのが現状です。 本講座は学生にとって非常に有意義な学びの場となりました。 受講学生の声 「エクセルの便利さを知ることができ、より使いこなしたいと思えた」 「新しいグラフ作成の知識を得られた」   少人数で、参加してくれた学生一人一人の満足度の高い講座となりました。今後も、実務に直結するスキルを身につける機会を積極的に提供していきたいと考えています。参加してくれた学生の皆さん、ありがとうございました。是非活用してください!   Excelに関する次回講座のご案内 次回のExcelシリーズは、10月上旬に「卒研のためのExcel統計講座」を開催します。   次世代教育センター 関連記事 次世代教育センター・キャリアセンター主催「MOS PowerPoint資格取得講座」を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~応用編~」を開催! 次世代教育センター主催「ライフプランニング講座」「文章読解・作成能力検定講座」を開催! 次世代教育センター主催「Excelの魅力発見・体験講座」を開催! 次世代教育センター主催「プレゼンテーション力養成講座~パワポで表現する自分の未来予想図~」を開催! 次世代教育センター主催:「コミュニケーション力養成講座~一生ものの自己紹介で自己発信力を高めよう~」を開催!

2025.08.13

ひらめき☆ときめきサイエンス「昔の絵本で調べよう 男の子・女の子のくらし・遊び・ファッション」を実施しました。

「ひらめき☆ときめきサイエンス」とは… 独立行政法人日本学術振興会の採択を受けて実施されるイベントで、最先端の研究成果を未来を担う小学生と中学生、高校生に楽しく伝えることで科学(学術)の面白さを知ってもらう取り組みです。 2025年8月9日(土)小学5年生から中学生、高校生対象の体験講座『昔の絵本で調べよう 男の子・女の子のくらし・遊び・ファッション』(日本学術振興会「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ」採択事業/課題番号25HT0140))を開催しました。申込者は12名と昨年よりも増え、またジェンダーに関心のある高校生の申し込みが目立ちました。   ▼▼ 昨年度実施した”ひらめき☆ときめきサイエンス”の様子はこちら ▼▼ ひらめき☆ときめきサイエンス「戦時期の絵本をみんなで分析!―歴史とジェンダー(男の子らしさ、女の子らしさ)」を実施しました。      当日は小学生3名と中学生4名そして高校生3名が大阪市、奈良県内(奈良市、大和郡山市、河合町、広陵町)から参加し、講師の現代教育学科森岡 伸枝 准教授、森岡ゼミ生を中心とした大学生9名と共に戦時期の絵本を読み解き、ジェンダーは変わることを学びました。なお、この日は保護者7名、本学教員や自治体、メディアの方などにもお越しいただき、様々な方々が児童生徒の様子をご覧くださいました。     授業「博士(研究者)って何?」では、森岡先生がクイズをしながら進めました。森岡先生は、小さいころから戦争体験者の声を聞くことが多かったこと、また大学生の時に小学校の男女別学の実態を調べることでジェンダーの実情に興味を持ったことから、科研費の研究テーマに繋がったことを説明しました。そして今も日本はジェンダーの問題が残っていること、ジェンダーは歴史的につくられるということを強調し、歴史の視点でジェンダーについて学び続けることの大切さを伝えました。 参加者は全員が博士に会ったことがないと言い、博士の世界を知ろうと耳を傾けてくれました。また、授業内で森岡先生がクイズを出すたびに、活発に手を上げる児童生徒の姿がみられました。     そして、授業の後半では、全員で戦時期のすごろくを見て、読み解くヒントをもとに全員で分析する練習をしました。そこで児童生徒が発見したのは、当時の生活の中に障害を持った兵隊さんがいたという男性の姿、ランドセルの色が今のように男女別の色分けが無いこと、母親が子どもを見守っていること等で、児童生徒は戦時期という時代とジェンダーの視点を身につけたようでした。     実習体験では、実物の古書を分析するためのマナーの指導を受け、研究者になりきって絵本の分析を行いました。参加者は、手袋を身に着けて絵本をそっと箱から取り出し、用意された「博士発見シート」を元に、絵本の秘密を読み解いていきました。その際、発見をチェキで写して、自分の分析を実証するという研究手法も疑似体験してもらいました。チェキの撮影は学生スタッフが手厚くサポートしました。       その後、分析結果を小中校のグループごとに集まり、「畿央毎日新聞」を作成し、発表し、保護者も交えて意見交換を行いました。「満州国の国旗がある」「男の子と女の子の遊びが違う」「兵隊が『かっこいい』と描かれている」など戦争の姿、そしてその時のジェンダーについてたくさんの発見がありました。児童生徒の活発な意見交換に、教育学部の森岡ゼミのスタッフがうまく対応していることも印象的でした。         講義の後の昼食タイムでは森岡ゼミスタッフと児童生徒が仲良くなり、どんな新聞を作るのかを話し合っていました。また、実習の間にはお楽しみのクッキータイムがあり、クッキーを食べながら、自己紹介や好きなこと得意なことなど森岡ゼミとみんなが笑いながら楽しく過ごしました。     「未来博士号」の修了証書授与式では、一人ずつ名前を呼ばれ、畿央大学学長冬木正彦先生から修了証書を受け取りました。また、学長先生より「今回の学びや体験をさらに高めて欲しい」とあたたかいお言葉をいただきました。     参加された児童生徒の感想 研究者にとてもなりたいと思った。授業がとても分かりやすかったし、とても楽しかった。 戦争について絞った授業を聞いたことがなかったので、戦争のことがよく分かった。 古い絵本に触れて、チェキで撮影できて楽しかった。大学生との交流も楽しかった。 ジェンダーについて、学んだことがなかったので、このイベントで初めて知ることが出来た。 SDGsの一貫としてジェンダーは学んでいたが、ジェンダーについて知らなかったことが多かった。 今回も楽しく学べた。また来年も来たい(去年から二度目の参加者) ジェンダーの関連図書をたくさん初めて見て、その内容に驚いた(保護者)。 去年と内容が変わっていて、来てよかった。またお願いします(二回目参加の保護者) 募集人数を絞っての開催でしたので、参加した児童・生徒のみなさんが仲良くなって一体となって活動できたことがとても良かったと感じました。森岡先生からは、「これからもいろいろなイベントや資料館に出かけて学び続けて下さい。また疑問に思ったことにはすぐに答えを出さずに調べて考え続けてください。私も一緒に考え続けていきます」と参加した皆さんに呼びかけていました。参加者からは、ぜひ研究者になりたいといった声が多く聞かれ、このイベントの目的は達成できたようです。   畿央大学では、これからも本学教員の特色ある研究成果や取り組みを地域貢献の一つとして様々な年代の方にご参加いただけるイベントを開催していきたいと考えます。冬木学長はこのイベントも大切にしておられ、準備の段階から実施に至るまでご参加下さり、参加した児童生徒はもとより学生スタッフ達も緊張しながらも喜んでおりました。今後はさらにたくさんの方がご参加いただければと願っています。 関連記事 2024年「戦時期の絵本をみんなで分析!―歴史とジェンダー(男の子らしさ、女の子らしさ)」 【森岡准教授が読売新聞に】8/17(土)夏の無料体験講座「ひらめき☆ときめきサイエンス」 2020年「身体と脳との不思議な関係~身体運動の脳科学~」 2019年「運動と脳との不思議な関係~運動の脳科学~」 2018年「運動中のからだのしくみ」 2017年「運動中の体の不思議を探る~健康をつくる運動と栄養のサイエンス入門~」 2016年「運動中のからだのしくみを発見しよう~健康をたもつ運動と栄養の科学~」 2015年「運動するとからだの中はどうなる?~健康をつくる運動と食事のサイエンス~」 2014年「運動中のからだの不思議を科学する~健康を支える運動と食事を学ぼう~」 2013年「世界から注目される『日本料理』のおいしさをサイエンスするーおだしの文化の調理科学実験ー」 2012年「お母さんの手作り料理の味は一生忘れないってホント?調理科学の不思議体験」 2011年「食から環境を考える」 2010年「食べ物の『おいしさ』と『こく』をサイエンスする」 2009年「食育をサイエンスする」  

2025.08.12

10/5(日)オープンキャンパス&公募推薦選抜プレチェックテスト

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