2016年のイベント一覧
2016.12.26
広陵町・香芝市連携「介護予防リーダー養成講座」説明会が開催されました。
団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向けて「元気な高齢者が虚弱高齢者を支える仕組みづくり」が重要課題になっており、地域における健康づくり・介護予防の担い手の育成が急務となっています。しかし、その養成と養成後に実際の地域活動につなげるのは容易ではありません。 広陵町と香芝市では自主的な健康づくりの活動を行える地域支援の「リーダー」を養成することを目指しており、その一環として、「介護予防リーダー養成講座」を開講しております。 この養成講座を修了すると、受講者はKEEP(Koryo/Kashiba Elderly Encouragement Project)として認定され、地域における介護予防の担い手として地域イベントやサロン等で地域の健康づくりに貢献されます。 平成28年度の介護予防リーダー養成講座は2月から3月にかけて全11講座が開講され、広陵町は3期生、香芝市は2期生を輩出することとなります。その、事前説明会が平成28年12月21日(水)に畿央大学で開催され、広陵町と香芝市から23名の方が参加されました。 畿央大学では、この取り組みに理学療法学科 高取准教授と松本助教が全面協力し、今年度は広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト(私立大学戦略的研究基盤形成支援事業)の一環として協働していきます。 【関連記事】 畿央大学ヘルスプロモーションセンター連携「広陵町・香芝市介護予防リーダー養成講座」修了式を開催しました。 広陵町連携 介護予防リーダー養成講座の取り組みが「奈良介護大賞2015」に選ばれました。
2016.12.20
畿友会(学生自治会)だよりvol.42~「クリスマス会」開催レポート!
こんにちは。畿友会です。12月16日(金)畿友会主催クリスマス会を開催しました!! アフリパのダンスから始まり、すごけん。(弾き語り)、ヒューマンビートボックス、アカペラ、ばんびっ子、ティンカーズと多くの有志の方々にクリスマス会を盛り上げていただきました。 ▲会場の飾りつけ ▲サンタとトナカイに扮して... ▲アカペラ ▲ティンカーズ クリスマス会にはオードブル・おにぎり・ジュース・お菓子さらにケーキまで盛りだくさんでした!! 最後には恒例のビンゴ大会を開催!!豪華景品から少し面白い景品がたくさん用意されていました。畿友会一押し景品は空気清浄器でした!!!来年もお楽しみに!!! ちなみに、クリスマス会で使ったツリーがエントランスに飾られています。皆さんぜひクリスマスを味わってください!! Merry Christmas… 畿友会 広報部
2016.12.13
第2回奈良メディカルラリーに在学生・卒業生・教員が参加!~看護医療学科
12月3日(土)、第2回メディカルラリーが奈良県立医科大学・附属病院で開催されました。メディカルラリーとは、医師、看護師、救急救命士など救急医療に携わる者が主に病院前救護(プレホスピタル)における知識、技術を競う競技会です。多くは、医師、看護師を含む4-6名を1チームで行われ、外傷、内因性疾患、心肺停止患者に対する心肺蘇生法、現場での安全確保の手順、トリアージなど多数傷病者への対応などが問われます。第2回目となる今年は、熊本や鹿児島、福岡などを含む県内外の医療機関から15チームがエントリーしました。会場の設定や傷病者役などボランティアは500人にも及びました。畿央大学からは、卒業生1名(看護医療学科2期生)、看護医療学科3回生1名、とTASKメンバー6名(2回生1名、1回生5名、いずれも看護医療学科)が参加しました。TASKメンバーは、11月の学習会で学んだムラージュ(傷病者メイク)を卒業生とともに任されました。 地下鉄構内での爆発事故やパニックで2階から飛び降りた精神疾患の患者さん、大規模交通災害など、シナリオは9つでした。 ▼スタッフと同じTシャツを着て、なかなかの活躍でした。ランチタイムで一度集合、記念写真。 ▲地下鉄駅構内火災と爆発 けが人やパニックになっている人でごったがえす…という想定 ▼列車事故 トリアージの現場(大学病院内外来の待合室を使って) このブースのムラージュも畿央大学の学生が担当しました。 ▼真剣にムラージュ 今回、ムラージュ隊としてボランティアをしてくれたTASKメンバーから感想を頂きました。 救急の現場で医療者がどのようなことをしているのか見ることができ、貴重な時間をすごすことができました。もし私が働いているときに南海トラフが起きた場合、看護師としてどのようなことをしなければならないのか考えることにもつながった経験でした。(看護医療学科1回生 佐藤莉子) 非常に貴重な体験であり、看護師になりたいという気持ちが高まりました。また、実際のDMATの活動をみて、医療従事者それぞれどのような対応をしているのか、学ぶことが多くありました。再びこのような機会があれば参加させていただきたいと思います。 (看護医療学科1回生 山上真末) 実際に現場で活躍されている方々のチームワークや技術を間近で見ることができ、とても貴重な体験をすることができました。また、ムラージュを通して、こんな事故があったらどのような怪我をするのかということを考える勉強にもなりました。ぜひまた参加させていただきたいです。 (看護医療学科1回生 佐藤愛月) このメディカルラリーを通して実際にDMATの方々がどのように災害現場で活動を行っているのかを間近で見ることができました。中でも印象的だったのは、熊本のDMATの方々で、他のチームの半分ほどのスピードで、救助を行っており、あまりの速さと正確さ、連携のとれたチームワークに驚きを隠せませんでした。同時に、災害現場ではこのような迅速さが1人でも多くの患者を救い出すためには最重要なスキルとなるのだと感じました。他にも、実際に病院内で勤務する医師や看護師、他の大学の学生や専門学校生と交流を深めることができ、丸一日、一秒一秒がとても貴重な時間であったと感じました。 (看護医療学科1回生 畑中陽太郎) 奈良メディカルラリーには、去年も参加させていただいたのですが、少し去年よりも理解できる部分が増え、より学びが多い、また、部活に所属していない私にとって、ボランティアは先輩や後輩と関わることのできる機会であり、様々な話ができて楽しかったです。(看護医療学科2回生 徳尾野楓) 災害は、いつでもだれにでも遭遇する可能性があります。先を読む力があれば、自身の身を守ること、また医療職者として、自身のもつ知識や技術をより効果的に使うことができます。今回は、ボランティアとして第3者的に全体を見ることができ、イメージ力を高める機会になったと思います。こうした訓練(競技会)への参加の意義はそこにあります。皆さん、早朝の準備から暗くなっての片づけまで、本当にお疲れ様でした。 看護医療学科 教授 堀内美由紀 【関連記事】 TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.32~傷病者メイクを体験!
2016.12.12
橿原市・橿原商工会議所連携「橿原産イチゴを使った新商品」が販売されます。
6事業者により7つのメニュー(商品)が、12月17日(土)から販売開始! 橿原市・橿原商工会議所との連携は2009年に始まり、2016年で8回目となります。今年は「イチゴを使った新商品開発」をテーマに健康栄養学科1回生14組58名が参加しました。勉強会(5月12日)、橿原市市内見学バスツアー(5月15日)、試作会(6月2日、16日)、プレゼンテーション大会(6月30日)を経て、学生たちはイチゴの特性を生かしたメニューを提案しました。 新商品マッチング会(9月23日)では、6事業者により7つのレシピが新商品のアイデアとして採用され、2016年12月17日(土)より販売されることになりました。 「ちそうけーき」 「A大和三山の秘宝」 「古代チーズと苺のぷるさくタルト」 「飛鳥の秘宝」 「奈良の宝石コロッケ」 「かしじんようかん」 「苺と生ハムのクリームパスタ」 詳細は橿原商工会議所作成のチラシでご覧になれます。ぜひご賞味ください! ▼画像クリックでPDFが開きます。 【これまでの流れ】 橿原市・橿原商工会議所連携「いちごを使った新商品開発プロジェクト」マッチング審査会を行いました。 橿原市・橿原商工会議所連携 「橿原産いちごを使ったメニュー開発プロジェクト」プレゼンテーション大会を実施しました。 橿原市・橿原商工会議所連携「イチゴを使ったメニュー開発プロジェクト」 視察研修バスツアーに参加! 橿原市・橿原商工会議所連携 「橿原産いちごを使ったメニュー開発プロジェクト」第1回勉強会を開催! 橿原市・橿原商工会議所連携 「橿原産いちごを使ったメニュー開発プロジェクト」がスタートしました。
2016.12.08
川西町の親子減塩教室に参加しました!~ヘルスチーム菜良
こんにちは!ヘルスチーム菜良(*)、健康栄養学科3回生の村岡です。 12月4日(日)、川西町文化会館にて中和保健所の主催する親子減塩教室が開催されました。イベントでは近畿大学のヘルスチーム菜良のメンバーも参加しており、畿央大学からは健康栄養学科3回生7名、2回生2名、1回生3名が参加しました! ヘルスチーム菜良(*)…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており食育啓蒙活動に取り組んでいます。 子ども向けコーナーでは、紙芝居や減塩ソング&ダンス、クイズがありました。 減塩の紙芝居や、歌に合わせてダンスをすることで、子どもたちにもわかりやすく減塩の大切さを広めることができたのではないかと思います! 大人向けコーナーではヘルスチーム菜良のメンバーで考え、作成した食品に含まれる食塩の量を示した展示、減塩クイズがありました。 体験コーナーとして塩分濃度の異なるみそ汁の試飲を行い、ご家庭のみそ汁はどの濃度が1番近いかを体験していただきました。 みそ汁の塩分濃度は0.6%、0.8%(出汁なし)、0.8%(出汁あり)、1.0%の4種類を用意しました。 試飲のみそ汁を作る時に出汁や味噌の量を少しでも入れ過ぎてしまうと正確な塩分濃度とならないため、作るのが難しかったです。 また、SATシステムを用いて昼食の内容をフードモデルから選んでもらい、食事チェックをしました! 塩分が過剰な方に食品や料理の選び方、食べるときにできる減塩方法をアドバイスさせていただきました。例えばラーメンやうどんを食べるときに汁を残したり、しょうゆやソースはかけるのではなくつけて食べることによって塩分摂取量を減らすことができます。 様々なコーナーを通して減塩について楽しく学んでいただけたのではないかと思います! 来年2/25(土)の葛城市 親子減塩教室に参加を予定しております!次回も楽しいイベントになるよう頑張ります!! 健康栄養学科 3回生 村岡美喜 ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。
2016.12.08
日本理学療法学生協会「畿央大学主催 関西支部大会」2016 活動報告!
テーマ「生活期リハビリテーション 〜充実した暮らしを求めて〜」 こんにちは!理学療法学科 2回生の兵野瑛祐(日本理学療法学生協会 畿央大学運営委員広報部)です。2016(平成28)年12月4日(日)に畿央大学で行われた日本理学療法学生協会 畿央大学主催 関西支部大会について、書かせていただきます。よろしくお願いします! ※日本理学療法学生協会についてはこちらをご参照ください。 中部・近畿・中国地方の大学から約80名の学生が集まりました!! ▼前日リハーサルから気合い十分です! ▼受付の様子 今回の講演は、次の2名の先生をお招きいたしました。 ①訪問リハビリテーションなどの分野で理学療法士としてご活躍されている株式会社 gene 代表取締役の張本浩平先生には、生活期のリハビリテーションや訪問リハビリテーションとはどういうものなのか、張本先生の経験をもとにお話ししていただきました! ②旅行リハビリテーションの第一人者としてご活躍されている リハビリ推進センター株式会社 代表取締役の阿部勉先生には未知の領域「旅行リハビリテーション」の実際をお話ししていただきました! 2人の先生のお話の中で共通したことは、リハビリテーションの主体は利用者さんであり、理学療法士はあくまでそのお手伝いをさせていただく心構えが大事ということと、生活におけるあらゆる動作が一番良いリハビリテーションになるということです。生活期リハにおいて大切なことをたくさん教えていただきました。 午前のディスカッションでは、自己紹介を通してのアイスブレーキングと、もしも自分が怪我をして、ADLに支障が出たら普段無意識に行なっていた日常動作にどのような不都合が生じるかを考えました。午後のディスカッションでは、学生らしい柔軟な発想で新たな領域のリハビリテーションを企画し、理学療法士の「無限の可能性」を考えました。どの班も発想力豊かで活発な意見交換をすることができ、大成功でした。 また講演の他に学生発表も行いました。「脊髄損傷患者の生活におけるリハビリテーション」という題で『患者さん自身の能力を最大限に発揮させつつ、介護する側の負担も少なくなる様なアプローチ方法を編みだしたいという思い』はみなさんに伝わったでしょうか。 懇親会では、ワードウルフと負けビンゴを行い、参加者全員で盛り上がることができたと思います! 私は畿央大学の運営委員で2年間広報部として活動したことで、他大学の友達や畿央大学の先輩・後輩と出会い、たくさんのつながりを持つことができました。今回の先生のお話を聞いて、このつながりを卒業してからも大切にし、同じ医療者として協力し合える仲であり続けたいと強く感じました。 来年も畿央大学にて支部大会が開催される予定です。少し気が早いですが、自分たちで新たに作り上げる支部大会がすごく楽しみです!最後になりましたが、開催にあたりご協力してくださった方々、参加してくださったみなさま、本当にありがとうございました。 日本理学療法学生協会 畿央大学運営委員広報部 理学療法学科2回生 兵野 瑛祐 【関連記事】 12/4(日)日本理学療法学生協会「畿央大学主催 関西支部大会」のお知らせ!
2016.12.02
奈良県連携「咲良史歌鹿ファッションショー」を開催しました!~人間環境デザイン学科村田ゼミ
人間環境デザイン学科4回生、村田ゼミ所属の宮村光輝です。 11月10日(木)奈良県庁本庁舎前東回廊にて奈良県繊維工業協同組合連合会、畿央大学、奈良県地域産業課主催、(株)井上天極堂、川西町商工会協力による「咲良史歌鹿ファッションショー」が開催されました。 私はこのショーのプロデュースを任せていただきました。 「咲良史歌鹿」とは産官で取り組んできた奈良のシンボルともいえる植物「葛」から生まれたエコスタイル衣料です。2年前から畿央大学もかかわり、このショーでお披露目することになりました。 開催された「咲良史歌鹿ファッションショー」は2部構成になっています。1部では奈良県庁オフィスで着る「咲良史歌鹿」とプライベートでの「咲良史歌鹿」を、職員と畿央大の学生がモデルとなってコーディネートの提案をしました。 2部は学生が考える「咲良史歌鹿」です。 畿央大学人間環境デザイン学科村田ゼミでは、「自分たちで素材つくりから作品制作まで」、をテーマにしたものつくりに取り組んでいます。奈良で育てた「綿、絹」を私たち畿央大学の学生が糸にし、染め、織り、編んで制作したものと「葛和紙布」で制作した学生作品を披露しました。 ショー前日の11月9日(水)早朝からセットが組み立てられ、業者の方と照明及び音源の確認を打ち合わせした後に学生のリハーサルを行いました。 ▲ショーの舞台 夕方には、退社後の県庁職員さんに舞台上での動き方を説明しました。その後、音楽をかけ念入りにリハーサルをしました。出演する順番は裏の楽屋に掲載し、出るタイミングは上手、下手に1人ずつ配置し対応しました。 ▲リハーサルの様子です。学生のコーディネートの部では早着替えがあったのでその調整も念入りにしました。 いよいよ本番、11月10日!!ゼミ生そして有志モデルが到着し衣装の確認、舞台の動き方の最終確認、ヘアメイクをして本番にのぞみます。 昼の部が開始!たくさんの観客に見守られながら宮村光輝作曲による和の音楽に合わせ、モデルの登場です。 綿、絹、葛を素材にした衣装です。絹のドレスやベスト、友禅の型染めを施した葛和紙布の浴衣、パッチワークの葛スカート、チューリップ染めのドレス、綿のドレスなど、1年かけて制作した作品です。モデルは最大限に衣装の見どころをアピールしました。観客席でも大いに盛り上がっていました。ショー終了後、テレビや新聞の取材を受けました。 いよいよ夜の部です。 ショーが始まるころには、日が暮れて気温も低くなってきました。舞台はライトアップされ、美しい舞台ですが、今回の咲良史歌鹿の服は、春夏向きの葛和紙糸を使用したエコスタイル衣料ですし、他の衣装も室内で着用するおしゃれ着です。モデルのみなさんは寒さに耐えながらアドリブを交えながらウォーキングをしてくれました。 ショー終了後観客の方から、「すべての衣装がすばらしかった」「モデルの職員さん、学生さんの楽しんでいる様子が伝わってきた」「成功おめでとう」そしてアメリカからの観光客の方からは「Exciting!」と感想をいただきました。 ショー開催にあたり構成やスケジュールの管理、そして授業の合間の練習など困難なことが山積で本当に実現できるのかと不安になることもありましたが、ショーに関わってくださった皆様のおかげで成功することができました。 心より感謝申し上げます。 【関連記事】 奈良県連携「咲良史歌鹿ファッションショー」を開催!~人間環境デザイン学科村田ゼミ
2016.11.21
奈良公園登大路で行われた「奉祝マルシェ」に参加しました!~ヘルスチーム菜良
こんにちは!ヘルスチーム菜良(*)、健康栄養学科3回生の横田です。 11月11日(金)~13日(日)の3日間、奈良公園登大路にて奉祝マルシェが行われました。このイベントは春日大社の正遷宮を記念し、奈良の伝統的な料理や食品、ご当地グルメ等を頂きながらお祝いしようというものです。 (*)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており食育啓蒙活動に取り組んでいます。 今回は4大学合同で、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学のヘルスチーム菜良のメンバーも参加しており、畿央大学からは、11日(金)が3回生4人、12日(土)は2回生2人、1回生1人、13日(日)は3回生2人、2回生2人、1回生1人が参加しました! 会場には、大和ポークを使ったコロッケや三輪そうめん、はくたくうどん等、奈良ならではの屋台がたくさん並んでいました。そのなかで私達は、食文化研究会の方が作った大和雑煮の販売やニシキ醤油さんのお手伝いをさせていただきました。下の写真が大和雑煮です! 大和雑煮とは奈良の郷土料理で、白みその汁に丸餅や大根・人参・里芋などが入っています。お雑煮の中に入っている餅を取り出し、きな粉につけて食べるのが大和雑煮の特徴です。この食べ方は全国で唯一奈良だけです!珍しい食べ方ですね。 買いに来られたお客様ひとりひとりに雑煮の食べ方を説明しながら、販売しました。大和雑煮を知らない方に食べ方を伝えると、みなさん意外な食べ方に驚いていました。また、外国人観光客の方も多数おり、雑煮やきな粉がどんな食べ物かを説明するのがとても難しかったです。 雑煮は好評で予定より2時間ほど早く完売しました! 販売のお手伝いが終わった後、お弁当をいただきました。咀嚼力が弱い方でも食べられる「そふまる」というお弁当です。見た目は一般の方が食べる食事と変わりませんが、とても柔らかく、美味しかったです! 今まで知らなかった奈良の食文化を学ぶことができてよかったです。また、雑煮を販売するということを通してたくさんの方と関われてとても楽しかったです。同時にもっとたくさんの人に奈良の食文化を伝えていきたいと思いました。 今回参加したメンバーの感想です。 私は大和雑煮の販売をお手伝いさせていただきました。始めに、大和雑煮についての説明を聞き、雑煮の中のお餅は取り出してきな粉につけて食べるということ、このような食べ方は奈良県にしかないということを知りました。奉祝マルシェでは他にも、県の特産品を使った食べ物がたくさん販売されており、奈良県の伝統ある食文化にふれることができました。また、今回のお手伝いは4大学合同で行ったので、他大学の方と交流できたのも良かったです。これからも、ヘルスチーム菜良での活動を通して様々なことを学んでいきたいです。 1回生 竹元 優花 今回は奈良の郷土料理を販売することで奈良県の食文化というものを知ることができ、また知識を得ることができてよかったです。久しぶりの4大学でのコラボだったのでこういったイベントもまた行いたいと感じました。 2回生 板越 優希 様々な奈良の特産品を知ることで、奈良の食文化に触れることが出来ました。他大学の活動のお話を聞くことができたので、これからの活動に活かしたいです。また、学年を超えて先輩方や後輩と協力して1つの活動ができたことがとても楽しかったです! 2回生 䋆田 ななえ ヘルスチーム菜良ではこれからもさまざまな活動に取り組んでいきます!活動ごとにブログも更新していくのでこれからもよろしくお願いします!! 健康栄養学科 3回生 横田綾乃 ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。
2016.11.17
平成28年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~学生によるレポート
2016年11月4日(金)、5日(土)に開催された理学療法学科卒業研究発表会。参加した4回生と3回生からレポートが届きました! 4回生から見た卒業研究発表会 理学療法学科4回生、高取ゼミの井上です。卒業研究についてブログを書かせていただきます。 【卒業研究発表会当日までの流れ】 理学療法学科では、3回生の前期にある「理学療法研究法」という授業で「自分の研究したいテーマと合致するゼミ」や「好きな教員のゼミ」また「教員方のプレゼンの印象」などで希望するゼミを選択し配属されていきます。 そして、3回生の後期から本格的にゼミ活動(理学療法研究法)が始まります。 卒業研究の準備段階として研究のテーマを決めるため興味のあることについて調べ、それに関する様々な先行研究の資料や文献を探し知識を集めます。私の所属する高取ゼミは毎年【地域リハビリテーション】に関する研究を行っているので、私たちが決めたテーマに沿って介護予防教室に参加している方々に私たちが直接、測定や調査をして、それらのデータからテーマに沿った考察を行っていきます。 私たちのゼミは大半の多くのゼミとは異なり自分で被験者を募ったりすることはなく考察のする時間やデータの解析の時間が多く取れるので、焦ることはあまりなく進めていくことができましたが、途中考えがまとまらず進行が停止したこともありました。そんな時に担当教員の高取先生に助けてもらうことが多かったです。 これらのことを踏まえて、後輩へアドバイスとして、「できることは早くに研究に取りかかり、わからないことはまずは同じゼミ生に相談をして、それでもわからなかったら担当教員に聞き早めに問題解決していくこと」です!! 【発表会当日】 平成28年11月4日(金)~5日(土)の2日間にかけて、48演題の卒業研究発表会が行われました。興味深いものや内容がとても分かりやすいもの、中には内容が難しいものもあったりしましたが最後の最後まで有意義な発表会になったと感じます。 このように有意義な卒業研究発表会になったのは、協力してくださった教員方や研究をできる環境を提供してくださる大学、そして研究に対する学生の熱い思いが現れた結果だと思います。 私たちは【ロコモ度テストにおける自己身体能力の認知誤差の要因】という演題で発表させていただきました。研究していくうちに研究テーマに愛情をもって取り組むことができた上に卒業研究のトリをさせていただきました。トリのプレッシャーを勝手に感じてしまい緊張が伝わってしまうような発表になりましたがそれもとても良い経験になりました。 発表を終えた後は、ゼミの学生と教員で打ち上げをすることが多く私が所属している高取ゼミは大学付近のお鍋屋さんで飲み会を行い、少しの反省と褒め合い合戦ととても楽しく有意義な時間を過ごすことができました。 卒業研究は1年間の活動で終えますがその経験や結果はこれからもずっと残るものです。この経験を今後も生かしていき他者の人生の中での自分の役割を見つけていきたいと思います。 3回生から見た卒業研究発表会 3年生の井本です!卒業研究発表会について簡単に書かせていただきます! 1、2回生の時は発表を聞いても分からないことだらけだったのですが、今回はようやく授業などで知識が増えたことで、以前よりは理解できることが増えたように思います。質問しようと思っていたのですが、それでも難しい内容が続き、研究内容を理解することに精一杯でした。 発表は7分と短い時間ではありましたが、どの先輩方も堂々と発表し、分かりやすくまとめており、とても聞きやすかった印象でした。本学の先生は有名な方ばかりなので鋭い質問が多く、それでも、先輩方は質問の意図を理解し、きっちりと質問に答えていました。 そんな先輩方の発表を聞いてカッコイイなと思った反面、来年には自分たち発表すると思うと全然想像できません。。。来年僕たちの番なのでいい発表ができるよう頑張ろうと思います!! 【関連記事】 平成28年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート
2016.11.14
「サイエンスアゴラ2016」でJST賞・フジテレビ賞のW受賞!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークルKSCC
国立開発研究法人科学技術振興機構の科学イベントで、JST賞・フジテレビ賞をダブル受賞! こんにちは。KSCC(畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル)代表、現代教育学科3回生の宮武です。 さて、いきなりですが、11/3(木)~6(日)の4日間『サイエンスアゴラ 2016』が開催されました。「サイエンスアゴラって何?」という方も多いと思いますが、全国から200を超える企画が東京お台場に集合する大規模なイベントです。 私たち畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル(KSCC)は「科学にチャレンジ―親子でミッションをクリアーしよう!-」という企画で参加しました。下はサイエンスアゴラのHPに掲載された紹介ページです。 準備の段階ではサークルのメンバーだけでなく多くの人に協力していただきました。「電磁石の仕組みを理解しておもちゃを作ろう」という企画に使う材料として、サランラップの芯を多数提供していただいたり、200近いコイル巻を手伝っていただいたりなど、本当に多くの人に支えられて実現した企画でした。 アゴラ開催のお台場へは、3回生3名、4回生3名のメンバーが参加しました。授業のために参加できなかった1回生、2回生の思いとともに頑張ってきました。 ▲KSCCが出展したフジテレビ湾岸スタジオ会場 ▲出展したブース 企画ではたくさんの方に訪れていただき、親子でミッションにチャレンジしていただきました。子どもたちは保護者の方と協力しながら取り組みはじめますが、しばらくすると自分で考えミッションをクリアーすることに夢中になります。そして、その姿を見ながら保護者の方はとてもうれしそうでした。 自分で考えながら試行錯誤し目標を達成する中で、科学的・論理的思考を育てるこの企画は大成功だったと思います。 多くの理系大学や企業が参加されていた中で、私たちKSCCの企画が表彰されました。しかも「JST賞」と「フジテレビ賞」のダブル受賞となりました。思ってもいなかった結果に、メンバー全員が驚きで一杯でした。「JST賞」は、日ごろの取り組みがサイエンスコミュニケーションの趣旨によって評価されたもので、「フジテレビ賞」は当日の企画内容そのものに対する評価で、200以上ある企画の中で唯一選ばれました。 先日、学長先生に授賞報告させていただき、激励のお言葉とともに今後の活動に向けてのご指導をいただきました。その後お願いして記念写真も撮らせていただきました。 KSCCの先生方よりコメントをいただきましたのでこちらに掲載させていただきます。 就学前~小学校6年までの子どもと親に学生が企画の指導をするのですが、教える(説明する)だけではなくて、親子でしっかりと考えさせるように、年齢に応じて指導している様子をみていて感動しました。畿央大学の学生を代表するような見事な振る舞いでした。多くの親子から何度もお礼を述べられて大成功でしたが、このような学生たちがいるということがなにより誇りに感じました。 あるお母さんからは、「アンケートにここが一番楽しかったと書きましたからね」と言っていただきました。それが何のアンケートかを私は理解していなかったのですが、後になれば受賞の理由のひとつになったのかなとも思いました。 最後にKSCCについて書かせていただきます。 子どもたちにサイエンスの楽しさを伝えるために奥田先生が取り組んでおられた活動に福森先生が賛同され、小学校科学クラブでのレゴロボットを活用したプログラミング指導や、地域や学校での天体観測の指導など協力して取り組んでおられました。その活動にサポート役として参加していた学生が中心になり、発足したのが畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル(KSCC)です。小学校で科学に取り組むことの楽しさをわかってもらい、理系に対するネガティブな印象を少しでも改善できればと思い、活動しています。またその活動を通じて、私たち学生も多くのことを学ぶことができます。たとえば、一緒にいる保護者の方がともに活動を楽しむことで子どもの活動意欲が高まるということや、子どもが達成感を感じている表情により私たちのモチベーションが高まることなど、科学そのものに対する学びだけでなく、科学を通じたコミュニケーションの大切さを実感できます。 実験の内容そのものよりも、「子どもにかかわる場面をどのようにすればいいのか」を大切にして、今後も活動していきたいと思います。 KSCC代表 現代教育学科3回生 宮武政充