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2018.01.17

第5回「Kioオレンヂカフェ 分かちあい in 御所」を開催!~看護医療学科

畿央大学と御所市、住民が共同して運営している「金曜日カフェ~つどい~」で平成30年1月12日(金)に「Kio オレンヂ喫茶(カフェ) 分かち合いin 御所」(認知症カフェ)が開催されました。 午前は認知症についての話で認知症サポーター養成講座としています。午後は「認知症の人の介護について語る会」として認知症の人とその家族、介護をされている方、介護経験者による認知症についての思いを語り合う場を設けています。 御所市認知症啓発事業として、御所市と畿央大学 健康科学部看護医療学科 老年看護学教員が共同で行っており、この日は地域のボランティアの方4名と畿央大学看護医療学科 老年看護学教員・山崎教授と松原臨床教授、南部、御所市地域包括支援センター職員2名で行いました。午前は地域の方、ボランティアの方を含めて13名の参加がありました。   <午前の部> 南部講師による『認知症の話』 「認知症とは」、「主な症状」、「対応の仕方」などについての具体的な話をしました。参加者の方から「何度聞いても損はない」などの意見がありました。   松原臨床教授による『フラダンス指導』 ふんわりと広がったスカートとレイや髪飾りをつけると皆さん少女のように華やかになって、初めてとは思えないような上手さです。「間違っても大丈夫、笑顔が大切ですよ!」という松原先生の言葉でさらに笑顔が広がりました。寒い日でしたが、皆さんの熱気と会場を貸してくださっている上田さんからのぜんざいの差し入れとでほっこりしたカフェとなりました。カフェの入り口には地元で作っている野菜が安く並んでいて、飛ぶように売れていました。野菜が高い日が続いているので安くて安全な地元野菜は助かります。     〈午後の部〉 介護者との体験談を交えて 午後は、認知症当事者の方とそのご主人、同じ奈良に住んでいる娘さん家族を初め、家族の会の方、地域の施設でケアマネージャ―をされている方、御所市地域包括支援センターの支援員、畿央大学教員の11人で、認知症についての思いを話しあいました。 今日の主な議題は、家族が認知症かと思ってもそれを認めることの難しさや、本人にどのようにして専門医を受診してもらったりデイサービスを利用してもらえばよいかについて、体験や助言を話してもらいました。家族の方は、「最近何かおかしい」「もしかして認知症かな」と思っても、受診させるなどの行動はなかなかできなかったと話されていました。血圧や健康を診てもらうと言って受診してもらったり、普段診てもらっている主治医からデイサービスを利用すると良いと言ってもらったりすることも一つの方法であるとのことでした。皆さん、悩みながらも様々な工夫をされてきたようです。     次回は2月9日(金)です。2017年度の「Kioオレンヂ喫茶(カフェ) 分かち合いin 御所」は2月で終わりとなります。 今後の予定は大学ホームページからもご覧いただけます。 2018年度も開催しますので、お近くの方は、ぜひご参加ください。 またお知り合いの方もお誘いください。   看護医療学科 准教授 南部登志江   【関連記事】 ・過去の「御所コミュニティカフェの取り組み」記事を読む

2018.01.04

広報「こうりょう」でのKAGUYAプロジェクト特集、連載第2弾!

広報「こうりょう」平成30年1月1日号が発行され、KAGUYAプロジェクト※特集の連載第2弾が掲載されています。   ※広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクトは、地元広陵町と畿央大学が連携して地域住民の健康を支援しながら「元気のヒケツ」を探る地域密着型研究プロジェクトです。詳細はホームページをご覧ください。   ▼画像をクリックすれば拡大できます     今回は、住民の皆さんの健康状態に関わる調査項目を取り上げ、結果の報告と簡単な解説をしています。 文准教授のほか、高取准教授、松本助教も登場して、紙面を盛り上げています。   連載はまだまだ続きますので、今後もどうぞご期待ください!   ●広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」ホームページ  KAGUYAプロジェクトに関する記事はコチラから!

2017.12.31

第6回ポジティブサイコロジー医学会学術集会でKAGUYAプロジェクトの研究成果を発表!~理学療法学科教員

平成29年11月25日(土)、慶應義塾大学日吉キャンパスで行われた第6回ポジティブサイコロジー医学会学術集会にて広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクトの研究成果に関するポスター発表を行いました。学会名称の通り、精神・心理系の学術集会であり、マインドフルネスやWell-Being、さらには禅といった非常に幅広い領域から心身への影響を医学的に捉えていくというものでした。   ※広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクトは、地元広陵町と畿央大学が連携して地域住民の健康を支援しながら「元気のヒケツ」を探る地域密着型研究プロジェクトです。詳細はホームページをご覧ください。   ▲慶應義塾大学日吉キャンパス正面。非常に綺麗です。   私は「地域高齢者の運動習慣形成に影響する心理的要因の検討:KAGUYAプロジェクト」というタイトルで発表をおこないました。内容は地域高齢者の中で一定の運動習慣形成がなされている方は主要5因子による性格分類で外向性・開放性性格を有しており、主観的健康感(自分自身を健康と感じる強さ)が高く、ある程度転倒に対して恐怖感を抱いている方々であるというものです。学会の主要テーマからはやや離れていることからディスカッションが活発にできるかやや心配でしたが、様々な職種の方から質問やアドバイスを頂きました。     ▲発表で用いたポスター   特別講演では「公衆衛生とポジティブサイコロジー」というテーマもあり、ソーシャルキャピタル(地域とのつながり)と要介護リスクとの関係性についてのお話など、本プロジェクトに関係の深い話も多くなされていました。普段参加するリハビリテーション関連や老年医学系の学会とは少し異色な学術集会でしたが,新しい研究に参考になるヒントなども得る事ができ有意義な時間でした。     理学療法学科准教授 高取克彦 ●広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」ホームページ KAGUYAプロジェクトに関する記事はコチラから!

2017.12.25

2018年2月23日(金)第3回畿央大学シニアキャンパスのご案内

  広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」 第3回畿央大学シニアキャンパス  シニア世代のためのオープンカレッジ~認知症について考えよう~   畿央大学は地元広陵町と連携して、健康に強いまちづくりをめざす「KAGUYAプロジェクト」を実施しています。畿央大学の教員や学生は、地域住民の皆さんと一緒に地域を活性化しながら健康増進、住民リーダー育成、認知症予防、健康意識の向上などにこれまで以上に取り組んでいます。KAGUYAプロジェクトの主催するイベントとして「畿央大学シニアキャンパス」を開催することになりました。畿央大学の教員、学生チーム、役場、住民ボランティアチームが協働して地域のシニア世代の方々の健康づくりを応援するイベントです。ぜひご参加ください! このイベントは、文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「ソーシャル・キャピタル創出とヘルスケアデータ一元化による地域包括ケアシステム研究拠点の形成」の助成を受けて実施されます。 ●2018年2月23日(金)開催 受付開始12:30~ 13:00~13:25 (L103教室) KAGUYAプロジェクト進捗報告会 平成27年、28年度に実施したアンケート調査の結果を中心に プロジェクトの中間報告を行います。 13:30~14:40 (L103教室) 認知症の人から学ぶ幸せな呆(ほう)け方 講師:谷向 知 先生(愛媛大学医学部 教授) 認知症に対し、不安ばかりを抱えていませんか? 認知症の人も幸せに暮らし続けるための知恵を学びましょう。 14:50~15:05 (R1食堂2) 介護予防のための運動教室 簡単な運動で、体と脳をほぐしましょう!   【同時開催】13:00~15:30 (R1食堂2) オレンヂ喫茶 ・iPadを用いた認知症アプリ体験 ・オレンジロバ作り ・本学教員による介護相談コーナー など ちょっと気になる認知症ついてのアレコレを、学びませんか? ※他のプログラムにご参加の方も、終了後に参加いただけます。   申込方法 下記①~⑥をご記入の上、メール・ハガキ・FAXのいずれかで、お申込みください。 ※受講証は発行いたしません。当日、直接会場にお越しください。  ①氏名(ふりがな)  ②年齢  ③住所  ④電話番号  ⑤メールアドレス  ⑥参加希望企画名      ▼チラシ・参加申込書PDF(画像はクリックすれば拡大できます)      【前回のシニアキャンパスの様子】 ●シニアキャンパスを開催しました。 ●シニアキャンパス「認知症カフェ」に協力 ●シニアキャンパス「体力測定」に協力!その1 ●シニアキャンパス「体力測定」に協力!その2    申込み・問合せ先 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学総務部 シニアキャンパス係 電話:0745-54-1602 FAX:0745-54-1600 E-mail:gene@kio.ac.jp

2017.12.21

2018年2月17日(土)第16回畿央大学公開講座のご案内

健康と教育のスペシャリストを育成する畿央大学では、2018年2月17日(土)に「健康と教育」に関連した3つの公開講座を開催します。受講料は無料ですので、ぜひご参加ください。      畿央大学公開講座(会場:P301教室) 講座1 11:00~12:10 (受付10:30) 先着200名 人生の終焉を自分らしく過ごすために-ACP(アドバンス・ケア・プランニング)について-  看護医療学科 学科長・教授 河野 由美 人生の終焉を自分らしく過ごすため、「平穏死」するため、そして看取る家族を自責の念で苦しめないために、どうすれば良いのか一緒に考えてみませんか? その一つの方法として近年、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)が注目を浴びています。ACP とは、一言で言えば「もしもの時にそなえた話し合い」の事ですが、本講座では実際に記入式パンフレットを使用しながら、ACPとは何か、その必要性と、望む看取りに関して一緒に考えたいと思います。 対象者:18 歳以上(死や看取りに関して考えることが嫌なかた以外はどなたでもご参加頂けます) 講座2 13:00~14:10 (受付12:30~) 先着100名 大切です!子どもの頃の食生活 ~将来の生活習慣病予防のために~ 健康科学部 健康栄養学科 助教 柴田 満 生活習慣病は遠い未来の話ではありません。大切な子どもたちの未来と健やかな成長は、現在の生活習慣の積み重ねでできています。知らないととても怖い生活習慣病について正しく理解し、現在の生活習慣について見直してみましょう。 特に食事と血糖値の関係について深く学びます。血糖値について正しく知るだけで、食生活は改善されると信じています。大切なご家族やあなた自身の健康について一緒に考える機会になりますように。 【対象者】子育て世代の皆様(全世代の皆様にもご参加いただけます) 講座3 14:30~15:40 (受付14:00~) 先着50名 グローバル人材を育成するには ~今日からできる3 つのスキルを育てる方法~ 教育学部 現代教育学科 講師 深田 將揮  昨今のグローバル化が加速する日本社会、また、2020 年の東京オリンピック・パラリンピックを直前に控え、「グローバル人材育成」が日本に課せられた重要な課題のひとつにもなっています。でも、「グローバル人材」って何でしょう?英語が堪能で、世界各国を走り回っている人がグローバル人材なのでしょうか。 そこで、本講座では、「グローバル人材って何?」を皮切りに、グローバル人材育成のため必要になる「3つのスキル」について考えます。さぁ、異文化コミュニケーションに必要な視点とスキルについて一緒に考えましょう。 【対象者】小学生、中学生、高校生の保護者の方、一般(中学生以上 申込方法 希望される①講座番号(複数可)、②氏名(ふりがな)、③住所、④電話番号をご明記の上、E-mail、電話、FAXいずれかの方法でお申し込みください。(先着順) 宛先 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学教育推進部 公開講座係 E-mail:uketsuke@kio.ac.jpTEL:0745-54-1601 FAX:0745-54-1600 ※受講証の発行は致しません。当日直接本学にお越しいただき、公開講座受付で会場をご確認ください。 ※公共交通機関を利用してご参加ください。 お問合せ 畿央大学教育推進部 TEL:0745-54-1601   ▼ポスターPDF   ▼チラシPDF  

2017.12.08

第76回日本公衆衛生学会でKAGUYAプロジェクト研究成果を発表!~看護医療学科教員

平成29年10月29日~11月1日、鹿児島県文化ホール(宝山ホール)他にて、第76回日本公衆衛生学会総会が開かれました。   会場となった宝山ホールのすぐ横には西郷さんの像が、そして10分くらい歩くと桜島が見えるというシチュエーションでの学会でした。     KAGUYAプロジェクト※では、2016年3月に行った高齢者ベースライン調査、同年11~12月に行った壮年期(40歳~64歳)ベースライン調査の両方が揃い、分析を始めることとなりました。   ※広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクトは、地元広陵町と畿央大学が連携して地域住民の健康を支援しながら「元気のヒケツ」を探る地域密着型研究プロジェクトです。詳細はホームページをご覧ください   今回の発表タイトルは、「地域住民のソーシャル・キャピタルと主観的健康感-KAGUYAプロジェクト」というものでした。このKAGUYAプロジェクトでは、「ソーシャル・キャピタル」(地域のつながり)が重視されていますが、このソーシャル・キャピタルと健康に関する調査は、国内では主に高齢者の方々を中心に調査されてきました。KAGUYAプロジェクトでは、①「高齢群」と「壮年群」を比較することで、何が見えてくるか、②主観的健康感(本当に病気があるかどうかとは別に、健康だと思う気持ち)の要因はどのようなものか、を調べてみました。     高齢群に比べて壮年群では、新興住宅地域に多く住み、教育年数が高く独居者は少ない結果となりました。一方、高齢群は睡眠状態が良かったものの主観的健康感が低く、生活習慣病の罹患、転倒が多いことがわかりました。ソーシャル・キャピタルについては、社会参加、近所付き合いの頻度、近隣への信頼という項目については壮年群より高齢群の方が高かったのですが、互酬性の規範(本プロジェクトでは「情けは人の為ならず」)に同意しているか、また、実践しているかという項目は壮年群の方が高い結果となりました。   これらより、高齢者と壮年期住民とでは違いがよく見えてきました。現役世代は、まだまだ働きに出ていることもあり、ご近所付き合いが密になりにくい環境にあるのかもしれません。しかしながら、互酬性の規範については壮年期の方が高かったのは、ご近所付き合いはまだそこまでできていないけれども、職場を含む日常生活においては「世のため人のため」を実践しており、高齢期になって地域に戻ってきた後に、地域活動等において大いに期待が持てるのではないでしょうか。   主観的健康感については、年齢、性別、居住地域を調整しても社会経済的状況及びソーシャル・キャピタルが主観的健康感に影響する要因であることが示されました。このことから、地域のつながりは、高齢者のみならず壮年期を含めても健康に影響を及ぼすことがわかります。健康の維持増進のためにも、地域とのつながりを保つことが大切であると言えます。   このように、KAGUYAプロジェクトは、地域住民のみなさまが健康で幸せに暮らしていけるよう、これからも研究を続けていきたいと考えています。   ※この事業は、文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(平成27 年度~平成31 年度)「ソーシャル・キャピタル創出とヘルスケアデータ一元化による地域包括ケアシステム研究拠点の形成」の助成を受けて実施されます。   看護医療学科 准教授 文 鐘聲   ●広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」ホームページ KAGUYAプロジェクトに関する記事はコチラから!

2017.12.07

ダイバーシケアに関するセミナー「異文化の理解と異文化におけるコミュニケーションのあり方」を開催!

異文化・多様性を実践的に学ぶ講演とワールドカフェを開催!   平成29年11月25日(土)にダイバーシケア(Diversicare)※1に関するセミナー『異文化の理解と異文化におけるコミュニケーションのあり方』(協力 在大阪オーストラリア総領事館)を開催しました。   ※1ダイバーシケア:1989年にクイーンズランド少数民族コミュニティ協議会(The Ethnic Communities Council of Queensland Ltd [ECCQ] )のコミュニティ・サービス部門として設立され、異なる言語や文化的背景を持つ高齢者や、障害を持つ若い人々とその介護者に対し、文化の多様性に配慮した自宅サービスを提供している組織です。   第1部は、講師にオーストラリアのブリスベンからMs. Jenni Pickrell ( Operation Manger Diversicare )をお迎えし、約140名がダイバーシケアについて講演を聴きました。   ▲公演中のMs. Jenni Pickrell   講演は「Cross Cultural Awareness 」「Cross Cultural Communication 」「Multicultural Service Delivery」、「Culture and End of Life Care」と盛沢山でした。その中から2つご紹介します。 皆さんも、ある指の形が国によって意味が異なることをご存じと思います。例えば「OK」の指。その意味はアメリカでは「Okay」、日本では「お金」、フランスでは「ゼロ」、トルコやブラジルでは「身体の一部」を現わすことを講義されました。また、異文化コミュニケーションへの恐れは、初めての人と会うときに感じるものと同じだと言われました。自分が恥をかくのではないか、相手に恥をかかせるのはないだろかという気持ちです。 では、異文化コミュケーションを円滑に行えるよう心がけることは何でしょうか?まずは「包摂(ほうせつ)」。多様な見方、見識を共有することです。 次にYes-Noで尋ねるのではなく、意見を言ってもらうことです。そして自分が意見を言う時は相手にも意見を求める、常に人を尊重する態度でいることです。これらのことはコミュニケーションを図るときの原則です。異文化であってもコミュニケーションを図る相手は「ひと」、コミュニケーションの原則が活かされます。   ▲多くの方にご参加いただきました。   第2部は、異文化における価値観の違い認識するために「自分が病気になったときして欲しいこと」をテーマについてインド料理(カレー、ナン、餃子)を食べながらのワールドカフェ※2実施しました。   ※2 ワールドカフェ:カフェで行うような自由な会話を通して、活き活きとした意見の交換や、新たな発想の誕生が期待できるという考えに基づいた話し合いの手法。   5つのテーブルにわかれてカフェを実施しました。 ・アジア圏では病気のときはお粥やリンゴジュース、アメリカではチキンスープを食べることが多い ・日本では病気になると病院を受診して回復するが、ケニアではお金がないと何もしてもらえず2日後に死亡した ・フィリピンやベトナムは家で亡くなると死亡診断書は不要 ・死者を家に入れないベトナムでは終末期は自宅に戻り、自宅で亡くなる ・日本は外国人を診察することを嫌がる ・日本の医療機関には通訳がいない など、他国の考え方を知ることができました。   ▲インド料理を食べながらのワールドカフェ   ▲参加者で記念撮影。参加国はアメリカ、ケニア、フィリピン、ベトナム、アルゼンチン、インド、オーストラリア、日本でした。   たくさんのご参加ありがとうございました。   看護医療学科 講師 寺田 美和子 【関連記事】 認知症高齢者の緩和ケアをテーマに「第1回 認知症高齢者の終末期ケア研修会」を開催しました。

2017.12.04

平成29年度 理学療法特別講演会を開催しました。

「地域を支える理学療法士を目指して~今後理学療法士にどのような動きが求められるか~」   2017年11月26日(日)、畿央大学L103教室にて「理学療法特別講演会」が開催され、約70名(うち卒業生35、学部生9)が参加されました。特別講演会は、畿桜会(同窓会)が主催し、理学療法学科卒業生に向けてリカレント教育(卒業後も幅広い知識を養う)のために行い、受講料1000円にて卒業生以外の医療関係者にも公開しています。   当日の様子を、同窓会幹事の藤原さんにレポートいただきます。     今回は、鹿児島大学医学部保健学科理学療法学専攻にて教授、また国立長寿医療研究センター 老年学・社会科学研究センターにて客員研究員をされている牧迫飛雄馬先生に「地域を支える理学療法士を目指して~今後理学療法士にどのような動きが求められるか~」というテーマで、ご講演頂きました。   導入部では、昨今問題となっている膨れ上がる介護費用と保険料の推移から今後の地域財源の問題を訴えられました。その社会保障費の低減には、要支援・要介護者に至る前の虚弱高齢者(=フレイル)である状態の高齢者を対象に、介護が必要となる前に予防していく必要があることを、フレイルの要介護発生率や社会保障費の推移といった数値で具体的に説明してくださいました。     前半では、フレイルの定義や概念についてご自身の研究データをもとに、そのフレイルの状態の高齢者を評価していく指標について説明。後半では、理学療法士が介護予防に対してどのような介入戦略が効果的なのかを、論文や先生が行っておられる健康教室の内容などを折りまぜご講義頂きました。   多くのデータや先生が行っている介入などを具体的に説明してくださり、理学療法士が予防分野でできることはとても多いことがわかり、今後増えていくであろう地域での健康教室での介入などを見直し、効果のあるものにしていこう、と感じました。   講演後には、卒業生や地域で働く現職者の方から、多くの質問があり、活発な意見交換が行われました。多くの卒業生が予防分野に介入し、超高齢社会に対してどうにかしていかないとと考えておられ、動いておられると感じました。       その後、学生食堂で卒業生・学部生の懇親会が開かれました。理学療法学科の先生方も参加してくださり、学生当時の思い出話から、現在の職場でのことなど幅広く話すことができ、懐かしい時間を過ごすことができました。また、さまざまな分野で働いている先輩や後輩、同級生などの話を聞くと、視野も広がり気が引き締まりました。       毎年さまざまなテーマでの講演で視野を広げてくれ、卒業生や先生方とお話できるこの機会は本当にありがたいと思います。来年も、多くの卒業生とお話できることを楽しみに企画していきたいと思います!   畿央大学理学療法学科6期生代表幹事 CIL豊中 重症心身障害児(者)多機能型通所事業所 ボーイズ&ガールズ 藤原 菜津

2017.11.30

第26回クリーン&歴史ウォークが行なわれました。

2017年11月25日(土)、畿央大学が後援しているイベント『第26回クリーン&歴史ウォーク』が実施されました。クリーン&歴史ウォークは「地域の活性化に貢献するには自らが地域をよく知ることから」という趣旨のもと年に2回開催されています。今回の行き先はエコール・マミ~三吉石塚古墳~牧野古墳の約5.5Km。気持ちの良いお天気に恵まれ約45名の方が参加してくださいました。     畿央大学からは、教職員2名、学生ボランティア7名(畿央パフォーマンスチームKiPT、災害復興ボランティアHOPEFULほか)が参加してイベントの運営をお手伝いしました。学生ボランティアのお仕事は朝の受付、一般参加者の皆さんの歩道横断時の補助、クイズ大会の盛り上げ等々…もちろん道中は清掃活動で地域貢献します。皆さんよろしくお願いします。     主催者挨拶に続き、実行委員長の深田將揮先生(現代教育学科 本学ボランティアセンター長)より「有意義な1日にしましょう」との挨拶がありました。引き続き松本大輔先生(理学療法学科)からストレッチとウォーキングのコツのご指導をいただきます。     寒いのでまずは腕や脇、太ももやふくらはぎをマッサージしてからストレッチしていきます。ウォーキング指導では腕をしっかりと後ろに引く、というアドバイスがありました。   【9:30】準備も整い、いよいよ出発 さて、ここからは「災害復興ボランティアHOPEFUL」の橋本唯さんにバトンタッチしてレポートしていただきます。     現代教育学科2回生の橋本唯です。今回初めて参加させていただいた感想を中心にまとめさせていただきます。 エコール・マミを出発し、清掃活動をしながら、一つ目の目的地である三吉石塚古墳に向かって2列で歩いて行きます。私たちも一緒にごみ袋片手に街を歩いていると、普段目につかないようなごみがたくさん落ちていることに気が付きました。また、参加者の中には、もうすでにごみ袋の半分ほど拾っている親子もいて驚きました。     そうこうしているうちに、三吉石塚古墳が見えてきました。     【9:55】三吉石塚古墳に到着 広陵町文化財ガイドの方に、古墳について説明していただきました。この古墳は前方部が小さくホタテ貝のように見えるため「帆立貝形古墳」と呼ばれるそうです。その後、実際に階段を上がって墳丘の頂上までのぼりました。出土遺物をもとに復元された円筒と朝顔形埴輪にぐるりと一周囲まれながら、広陵町全体を見渡すことができ、古墳時代にタイムスリップしたような気分を味わうことができました。   ▼集合写真を撮って、再出発します!(希望者は後日郵送していただけます)     三吉石塚古墳~牧野古墳間を清掃しながらどんどん歩いていくと、二つ目の目的地である「牧野(ばくや)古墳」が見えてきました。   【10:40】牧野古墳に到着 広陵町文化財ガイドの方の案内のもと、3つの班に分かれて順番に牧野古墳石室に入っていきます。懐中電灯で足元を照らしながら石室の中に入ってみると、天井が高く、巨大な石があり驚きました。玄室のサイズはなんと「長さ7.0m×幅3.3m×高さ4.5m」だそうです。     【11:00】KiPTによるクイズ大会 古墳にまつわる問題、地域に関する問題、畿央大学に関する問題などが〇×形式で出題されました。全問正解者には、景品があるということで、参加者の方々は悩みながらも一生懸命取り組んでおられ、共に楽しい時間を過ごすことができました。     【11:25】松本大輔先生(理学療法学科)による健康体操 終了後、岐路につきました。    【12:00】エコール・マミに到着 参加者は「疲れたけど、いい運動にもなり、楽しかった」と笑顔で話してくれました。高齢の参加者の方も多かったため、再び松本先生による丁寧なストレッチ体操が行われました。その後閉会式・アンケート記入があり、そこでクリーン&歴史ウォークは終了です。   今回、HOPEFULとしてこの活動に参加させていただき、街を歩いて清掃活動をしたり、この地域の歴史に触れたりすることを通して、地域のよさを、改めて知ることができました。また、普段あまり関わることのない地域の方々と交流させていただき、共に活動する楽しさを感じるとともに、ボランティアを通じて、人とつながる素晴らしさも感じました。これからも、災害復興ボランティア部「HOPEFUL」として積極的にこのような活動に参加し、少しでも社会に貢献していけたらと思います。  現代教育学科2回生 橋本 唯   橋本さん、詳細なレポートありがとうございました。半日という短い活動時間でしたが、学生ボランティアの皆さんは地域の歴史や近隣住民の方からたくさんのことを学べたようです。 畿央大学は地域に開かれた大学として、これからも地元のイベントに協力していきます。来春は第27回目のクリーン&歴史ウォークが開催されます。ご参加をお待ちしています。   【クリーン&歴史ウォーク】 主催:クリーン&歴史ウォーク実行委員会 後援:広陵町教育委員会、香芝市教育委員会、独立行政法人都市再生機構西日本支社、 畿央大学 協力:広陵古文化会、畿央大学学生 協賛:(株)関西都市居住サービス エコール・マミ営業所   ●過去の「クリーン&歴史ウォーク」の記事はこちら

2017.11.29

2017年度人間環境デザイン学科 卒業研究・作品展のご案内(学外)

2017年度の人間環境デザイン学科 『卒業研究・作品展』は、大和高田さざんかホールで行います。在学生の4年間の集大成となる卒業研究・作品45点が展示される予定です。ご来場を心よりお待ちしております。   ▼昨年の様子   会 場 大和高田さざんかホール 展示ホール奈良県大和高田市本郷町6-36【TEL】0745-53-8200  ※さざんかホールには一般来場者用の駐車場はございません。 お車でお越しの際は、JR高田駅西側の市営の立体駐車場をご利用ください。(有料) 主 催 畿央大学健康科学部人間環境デザイン学科 日 時 2018年3月10日(土)10:00~18:00 2018年3月11日(日)10:00~16:00 備 考 入場無料     ▲画像はクリックで拡大できます。    【関連リンク】 ●人間環境デザイン学科「2016年度卒業研究・作品展」を開催しました。 …昨年のイベントレポート ●人間環境デザイン学科 作品ギャラリー …過去の卒業作品をまとめた特設サイト

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