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2016.06.15

身体運動制御学/高次脳機能学/発達神経科学とニューロリハビリテーション研究会のご案内

畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター主催 研究会のご案内 ニューロリハビリテーションは、神経科学に基づくリハビリテーションであり、神経科学に関する最新の知見の臨床的応用が要求されます。ヒトの多様で柔軟な身体運動の制御・学習を科学的に捉えるためには、運動学・運動力学を基礎としたバイオメカニクスだけでなく、神経科学の理解と応用が必要になります。これにより身体運動制御のメカニズムを包括的に解釈でき、各個人の呈する現象や病態に応じたリハビリテーションが可能になると考えられます。 また、ヒトにおいて生物学上最も進化した機能として、高次脳機能があります。高次脳機能は、認知・思考・行動・感情などヒトを人足らしめると同時に、我々の生活を効率的かつ豊かにしてくれるものです。また日常生活の様々な場面で、意識・無意識に関わらず、個人の行動を支え、特徴づけているのもまた高次脳機能が影響しています。このような高次脳機能に関する科学的知見を整理し理解することは、高次脳機能障害の臨床思考を高めると同時に、ヒトの理解につながると考えています。 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターでは、上述した2つの領域に関連した研究会を開催します。「身体運動制御学とニューロリハビリテーション研究会」ではヒトの身体動作の制御システムを神経科学に基づく新しい視点で理解すること、「高次脳機能学とニューロリハビリテーション研究会」では動物とヒトの間に共通する、あるいは解離する高次脳機能について理解し、新たなニューロリハビリテーションの創造を目指しています。本研究会では、これまでのニューロリハビリテーション研究と融合・発展させるために、セラピストと研究者が集まりディスカッションすることを通じて、日本におけるこの分野の発展と推進に貢献することを目的としています。   本研究会では、招待講演、指定演題発表、ポスター発表のプログラムを準備しております。参加のみでも可能ですが、是非ともポスター演題にも積極的にご応募いただき、活発なディスカッションの中から、これまでのセミナーとは違う学びの場、研究の場が創発されればと考えております。皆様のご参加をお待ちしております。   第2回 身体運動制御学とニューロリハビリテーション研究会 日 時:平成28年7月30日(土)午前10時開会(受付9:30)〜16時50分閉会 会 場:畿央大学   身体運動制御学とニューロリハビリテーション研究会プログラム 招待講演 ◆井澤 淳 先生(筑波大学システム情報系エンパワーメント情報学プログラム 准教授) 計算論からアプローチする運動学習・運動障害・機能回復 ヒューマノイドロボット開発の成果によって強調されるのは、機械工学の精密性や人工知能の汎用性では無くむしろ、素早く巧みな運動を繰り返し学習のみから獲得することのできる私達ヒトの脳が持つ高度な適応性である。このような意味で、脳は学習する機械である。運動制御・学習の研究は、過去20年、工学的な枠組みを用いることによって大きく発展してきた。本発表では、議論が収束しつつある運動学習の計算理論について概説し、この枠組を用いて脳の各部位の変性が、それぞれ特徴的な運動障害を生み出すメカニズムについて考察する。この考えを脳機能回復の理解へ適用し、リハビリテーションスケジュールの最適設計へ示唆を与えるようなエンジニアリング・サイエンスとしての脳科学の可能性を探る。     ◆今水 寛 先生(東京大学大学院人文社会系研究科心理学研究室 教授) 認知・運動学習と脳のネットワーク 人間は新たな生活環境に置かれたとき、さまざまなことを学習し、行動パターンを変え、環境に適応します。自分の脳や身体もケガ・病気・加齢などで変化することがあり、そのような場合にも新たな学習・適応を迫られます。人間が学習するときに、脳の一部が変化するだけでなく、脳全体に渡ってさまざまな変化が生じ、脳のネットワークはダイナミックに変わります。私たちの最近の研究の中から、1)学習に伴って短期と長期の運動記憶が獲得される様子を機能的磁気共鳴画像で捕らえた研究、2)安静状態の脳活動から脳のネットワークを解析し、個人の認知学習の結果を予測した研究、について説明します。計算モデルや数理統計解析の進歩により、人間の行動履歴や脳活動から、将来の行動や学習の結果をある程度予測することができるようになりました。このような成果をリハビリテーションに役立てる方法について議論したいと思います。   ケースディスカッションおよび指定演題を予定(詳細はプログラムを参照) ポスター発表: 詳細は「ポスター応募要領」をご覧ください。   第1回 高次脳機能学とニューロリハビリテーション研究会 日 時:平成28年7月31(日)午前10時開会(受付9:30)〜16時50分閉会 会 場:畿央大学   高次脳機能学とニューロリハビリテーション研究会プログラム 招待講演 ◆前田 貴記 先生(慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室 講師) 自己意識の神経心理学 神経心理学において扱われる自己意識(self-consciousness)には、自伝的(autobiographical)な側面など多様であるが、今回扱うのは、意図性・随意性に関する自己意識である。このような自己意識に異常を来たす高次脳機能障害として、神経学領域におけるalien hand syndrome、anarchic hand syndrome、道具の強迫的使用、運動開始困難、拮抗失行、使用行動や、精神医学領域における統合失調症の“させられ体験”などがある。脳卒中後の麻痺においてすら麻痺肢の随意性が低下するため、身体に関する自己意識が変容していることが伺われるが、当たり前のこととしてこれまできちんと扱われて来なかったかと思う。実のところ、そもそも健常人においても、或る行為が意図的・随意的か否かについて厳密に線引きすることは容易ではなく、当人の主観に依拠するしかないのだが、さらにその異常となると正確にとらえることはかなり難しい。方法論的にも定量評価が難しいため、定性的に記述するしかないのが現状である。   近年、意図性・随意性に関する自己意識について、「運動主体感・意志作用感(sense of agency:SoA)」というパラダイムで神経科学研究が進められている。SoAとは、自己が思考や行為の「主体(agent)」であるという主観的体験のことで、我々はSoAについて実証的に評価するために、「Sense of agency task (Keio method)」を作成し、主に統合失調症の自我障害について研究を進めてきた。 SoAの神経基盤については、Keio methodを用いたf-MRI研究にて、ACC、SMA、insula、IPL、PCC/precuneusなどが重要であることを明らかにしたが、興味深いのは、default mode network の中心領域であるcortical midline structure: CMSが含まれているという点である。CMSの中でも、特にposterior CMS(PCC/precuneus)は大脳皮質における最高度のhub領域であり、極めて重要な機能を担っているものと考えられているが、その役割については明らかではない。posterior CMSの機能について、SoAとの関連で研究を進めて行くことは重要と考えている。 統合失調症の基本病態については未だに不明であるが、脳の局在性の機能障害というよりも、脳領域間の結合性の異常(disconnection)と考えられており、近年、白質異常による神経生理学的な伝導障害(delayed prediction signal)、すなわちtemporal disconnection を支持する知見が得られつつある。治療的観点からは、この結合性の異常の改善がターゲットとなるが、共同研究者の今水寛先生らが進めているf-MRIを利用した結合ニューロフィードバック法という治療手法は、SoA異常を脳活動から矯正していくという治療方略であり、精神疾患に対する非侵襲的治療として大いに期待されるものである。 SoAという切り口から、精神疾患を含む高次脳機能障害の病態理解、治療、リハビリテーションのための新たな戦略を提案していきたいと思っております。 <参考文献> 前田貴記:自我の脳科学から考える統合失調症-精神病理学と脳科学のありうべき連繋-. こころの科学No.180: 79-86, 2015     ◆吉田 正俊 先生(生理学研究所認知行動発達研究部門 助教) マカクザルを用いた半側空間無視動物モデル 半側空間無視の病態メカニズムを明らかにするためには動物モデルの開発が有効であると考えられるが、これまでにヒトでの病態を充分に反映した動物モデルは確立していない。近年のヒトイメージング研究の知見から半側空間無視は背側注意ネットワーク、腹側注意ネットワークの失調であることが示唆されている。そこでわたしはマカクザルを対象動物として、背側注意ネットワーク、腹側注意ネットワークの相同部位に損傷を加えたあとでの行動を評価した。その結果、半側空間無視の症状と類似した行動が損傷後1ヶ月以上持続することを見出した。また、安静時自発脳活動をMRIによって計測し、マカクザルにおいても損傷後に注意ネットワークの失調が起きていることを示唆するデータを得た。以上の実験結果についてヒトでの知見に関しても紹介しながら順番にお話してゆきたい。   ケースディスカッションおよび指定演題を予定(詳細はプログラムを参照) ポスター発表: 詳細は「ポスター応募要領」をご覧ください。     第1回 発達神経科学とニューロリハビリテーション研究会 日 時:平成28年12月3日(土)午前10時開会(受付9:30)〜16時50分閉会 会 場:畿央大学   発達神経科学とニューロリハビリテーション研究会プログラム 招待講演 ◆乾 敏郎 先生(追手門学院大学心理学部心理学科 教授) コミュニケーション機能の脳内メカニズムと自閉症発症機構 言語・非言語コミュニケーション機能の主要な脳内基盤に関する我々の研究を紹介するとともに、自閉症発症機構の我々のモデルについても紹介する。     ◆中井 昭夫 先生 (兵庫県立リハビリテーション中央病院子どもの睡眠と発達医療センター 副センター長) 神経発達障害は身体障害である?~診察室から見えてきた子どもの発達における身体性の重要性~ 神経発達障害は高次脳機能の発達の問題であり、不器用、感覚、睡眠や食事など身体性の問題は中核症状とは関係ない、単なる併存状態とされてきたが、近年の当事者研究、脳研究、構成論的アプローチなど様々な学際的研究から、胎児期からの「身体性」と環境との相互作用が高次脳機能の発達、そしてその障害としての神経発達障害の進展に重要な役割を果たしている事が強く示唆されてきています。協調運動、睡眠、食事・・・ 診察室から見えてきた子どもの発達における身体性の重要性について、私達の臨床研究のご紹介や取り組みを交えてお話したいと思います。これからの発達障害診療のあり方や先制医療の可能性について社会みんなで考える契機となれば幸いです。   ケースディスカッションおよび指定演題を予定(詳細はプログラムを参照) ポスター発表: 詳細は「ポスター応募要領」をご覧ください。   発表応募要領 下記フォーマットをダウンロードして抄録を作成し、メール添付にて送信してください。 ※研究会により送信先アドレスが異なりますので、ご注意ください。   抄録書式   抄録サンプル   抄録データ作成送信先および注意事項 ●7月30(土)「身体運動制御学とニューロリハビリテーション研究会」 立位姿勢、歩行、その他の身体運動の制御、学習に関連した基礎研究から、臨床研究まで広く募集します。また、身体運動制御学に関連した症例報告も歓迎します。 提出先:m.ohsumi@kio.ac.jp   ●7月31日(日)「高次脳機能学とニューロリハビリテーション研究会」 特に研究領域の指定はありません。高次脳機能障害に関する基礎研究・臨床研究・症例報告はもちろん、人文科学分野、精神心理学分野、行動学分野などからの発表も歓迎します。 提出先:s.nobusako@kio.ac.jp   ●12月3日(土)「発達神経科学とニューロリハビリテーション研究会」 特に研究領域の指定はありません。発達障害に関する基礎研究・臨床研究・症例報告はもちろん、人文科学分野、精神心理学分野、行動学分野などからの発表も歓迎します。 提出先:s.nobusako@kio.ac.jp   文字数の制限はありません(但しA4用紙1枚以内)。 Microsoft Word(MS明朝・12ポイント)で作成ください。 アブストラクトの編集はこちらでは行いません。お送り頂いた状態を完成版として抄録集にまとめますので、誤字・脱字等のご確認をお願いします。 文字化け対策の為、WordとPDFの両ファイルをお送りください。   締切 ●「身体運動制御学とニューロリハビリテーション研究会」、「高次脳機能学とニューロリハビリテーション研究会」は、平成28年6月30日(木)着 《←7月15日(金)まで演題締切を延長します。》   ●「発達神経科学とニューロリハビリテーション研究会」は、平成28年11月20日(日)必着   参加申込について 事前申込およびポスター発表の受付は終了しました。当日参加は可能ですので、受付に直接お越しください。 参加費用 ●「身体運動制御学とニューロリハビリテーション研究会」、「高次脳機能学とニューロリハビリテーション研究会」2日連続参加:5,000円 どちらかの研究会のみ1日参加:3,000円 ●「発達神経科学とニューロリハビリテーション研究会」参加:3,000円   問い合わせ先 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター事務局(畿央大学 総務部) TEL 0745-54-1602  E-MAIL soumu@kio.ac.jp

2016.06.10

【満員御礼】8/27(土)ひらめき☆ときめきサイエンスご案内

【定員に達しましたので、申込を締め切りました】 運動中のからだのしくみを発見しよう~健康をたもつ運動と栄養の科学~ 運動すると心臓はドキドキするのはなぜでしょうか?筋肉をつけるには何を食べたらよいのでしょうか? このプログラムでは、運動中のからだのしくみを観察して、健康をつくる運動と栄養について考えます。 また、自分の食事バランスを調べて、体力をつくるためには何をどれだけ食べたらよいかを学びます。 体力をアップするための健康体操の実技を体験し、ランチタイムでは大学生との交流も行います。 みなさんの健康をたもつ運動と栄養の科学を一緒に学びましょう。   日 時 2016年8月27日(土)10:00~15:40 ▲クリックで拡大します。  会 場 畿央大学L101教室、生理機能実習室など    →アクセスはこちら 内 容 運動中のからだのしくみを発見しよう ※詳細内容(タイムテーブル等)は、 右のチラシをご参照ください。 対 象 小学校5・6年生 (原則、保護者同伴) 定 員 20名(先着順、参加無料) 持ち物 筆記用具、ノート、タオルなど   ▼昨年の「ひらめき☆ときめきサイエンス(運動すると体のなかはどうなる?~健康をつくる運動と食事のサイエンス~」の様子を見る   【参加申込方法】                    ① 小学生本人の氏名(ふりがな)、保護者の氏名、②性別、③学校名・学年、④〒住所、⑤電話番号、⑥保護者の同意の有無⑦保護者の見学の有無を明記のうえ、ハガキ、ファックス、もしくはメールでお申込みください。   【宛先】 〒635-0832  奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2  畿央大学教育推進部 サイエンス係あて        FAX:0745-54-1600   E-mail:uketsuke@kio.ac.jp   【お問い合わせ】  畿央大学教育推進部  ひらめき☆ときめきサイエンス担当係  TEL:0745-54-1601   ※個人情報については、本イベントの受付整理以外には使用いたしません。  本イベントは独立行政法人日本学術振興会の選定助成事業です。      

2016.05.31

「広陵町チャレンジデー2016」に理学療法学科教員とTASKが協力!

「チャレンジデー」とは笹川スポーツ財団の主催により毎年5月の最終水曜日に全国で実施されている住民参加型のスポーツイベントです。この日は、人口規模がほぼ同じ自治体同士が、午前0時から午後9時までの間に15分間以上継続して何らかの運動やスポーツをした住民の『参加率(%)』を競い合います。   ▼チャレンジデーポスター   対戦相手に敗れた場合は、相手自治体の旗を庁舎のメインポールに翌日から1週間掲揚し相手の健闘を称える、というユニークなルールが特徴です。本学の地元である広陵町は昨年から初参加し、奈良県で唯一参加している自治体です。昨年は長野県の東御市と対戦しましたが、ダブルスコアで敗れるという残念な結果に終わってしまいました。   2回目の挑戦となる今年は、昨年の中央体育館での1コーナーだけでなく、広陵町図書館会場、エコールマミ会場、イズミヤ会場に広陵町介護予防リーダー(KEEP)の皆様、TASKの学生達とも参加させて頂きました。介護予防リーダーKEEPの皆さんはこの他、さわやかホール、はしお元気村を加え計5会場に分かれて頑張って下さいました!TASKの参加は広陵町と本学が共同で実施している文部科学省の助成を受けた地域密着型研究プロジェクトである「広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト」の一環にもなっており、KEEPとTASK※の世代を超えたコラボレーションです。 ※TASKはThink, Action, Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を越えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。   ▼イズミヤ会場   「超高齢社会を乗り切る地域の底力!」と題してミニ講演させて頂いた図書館会場ではKEEPの活動を町内外へアピールするための報告会も行われ、KEEPのプロモーションVTRの上映から参加者への運動実践と盛りだくさんの内容でした。参加者は住民の方々に加えて県地域包括ケア推進室、香芝市、葛城市、大淀町、田原本町、橿原市など多くの行政担当者が見学に来られました。また今年生まれた香芝KEEPのメンバーも応援に来てくれました。   ▼図書館会場   ▼KEEPによる運動実践   午後からのエコールマミ会場では100人近くの地域の方々が来場され、KEEPによるロコモチェックコーナー、「奈良県健康長寿共同事業」とのコラボによる体組成計を用いた筋肉量チェックコーナーが好評でした。各会場のポスターもKEEPの皆さんの手作りで、一週間前に自主的に集まって作成したものです。     今年こそは!と臨んだチャレンジデーでしたが、結果はまたしても負けてしまいました…。しかし、今年はチャレンジデー参加率が昨年より20%増え、僅差での敗退でした。     結果は残念でしたが、それよりも本学と町との連携で養成したKEEPの皆さんの頑張りとTASK、KAGUYAなどのアピールにつながった1日になったことは間違いないと思います。     理学療法学科 准教授・ヘルスプロモーションセンター長 高取克彦 【昨年の様子】 町制施行60周年記念事業「広陵町チャレンジデー」に協力しました。

2016.05.25

5月29日(日)に「奈良県認知症ケア専門士会」第5回研修会が開催されます。

平成28年度奈良県認知症ケア専門士会研修会のご案内です。受付後に総会があり、続いて研修会が開催されます。講師の武田先生は地域ケアシステム「つなぐ明日香」を実践されており、以前は畿央大学の非常勤講師としても本学の教育活動にご協力いただいております。皆さまのご参加をお待ちしています。   平成28年度奈良県認知症ケア専門士会研修会 5月29日(日)13:00-16:00 13:00-13:30 奈良県認知症ケア専門士会 総会 13:00-15:00 @L101講義室 Dr.イチロー診療所 「認知症の人を理解するために」 講師 武田 以知郎先生 (明日香村国民健康保険診療所 所長) 15:20~ @L302講義室 ワールドカフェ 「認知症ケア 地域と人とのつながりをつくるには」     ▼詳細はPDFデータをご覧ください(クリックで開きます)。

2016.05.25

畿央大学現代教育研究所主催「学びを結ぶワークショップⅣ」を開催します。

教育現場における教育力向上の一助となることをねらいに、畿央大学現代教育研究所が主催するワークショップの第4回です。より多くの皆様に参加して頂きやすいよう「大阪府教育センター 平成27年度大阪府教職員自主研修支援事業 大学・専修学校等オープン講座」に参画させて頂いての実施です。 テーマである「学びを結ぶ」は、子供の未来のために、私たち大学教員とご参加いただく現職の教育関係者の皆様がワークショップで育む学びで結ばれることを願って設定したものです。夏季休業中の研修として利用していただけるよう、教育にかかわる多くの皆様のご参加をお待ちしております。   【日時】平成28年8月9日(火)10:00~15:30 ワークショップ1 10:00~15:30 【全校園教諭・教員、福祉関係者、保護者対象】 ポジティブな行動支援で発達障害のある子供とその家族を支える- 家族の多様性に応えるための科学的実践- Joseph Lucyshyn 博士(カナダ ブリティッシュコロンビア大学 教育学部 准教授) 大久保 賢一(教育学部 准教授) ワークショップ2 午前の部10:00~12:00 午後の部13:30~15:30 【小・中学校教諭・教員対象】 運動学習と学習意欲からアプローチする楽しい体育の授業づくり 辰巳 智則(教育学部 准教授) ワークショップ3 午前の部10:00~12:00 午後の部13:30~15:30 【全校園教諭・教員対象】 見て、ふれて、考える、インクルーシブ教育の視点からの図工の授業 西尾 正寛(教育学部 教授) 昼食交流会 12:10~13:20 R棟1階食堂にて,軽食を準備いたします。 食事しながら,日頃の教育に関する話題を交流しましょう。 ※講座の詳細はPDFでご確認ください。 ※ワークショップ1は午前・午後を通して行うため、2・3とあわせてお申込みいただくことはできません。 ※ワークショップ2と3の「午前の部」と「午後の部」は同一内容です。   ▼ワークショップ案内チラシ ▼ワークショップ詳細と申込用紙   申込方法  申し込み票に記載されてある必要事項を明記の上、E-mail または FAXにて送信してください。   【送付先】 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2  畿央大学総務部 畿央大学現代教育研究所ワークショップ係 宛 FAX:0745-54-1600 E-mail:rime@kio.ac.jp   問合せ先 TEL:0745-54-1602 畿央大学総務部

2016.05.19

8/25(木)教職員のための夏の公開講座を開催します。

校内研修では経験できないような「教育」や「健康科学」について、大学の教員による講義を開催し、教職員の方々に日々の教育実践に役立つ研修の機会を提供しています。参加を希望される先生方におかれましては、実施要項をご確認の上、お申し込みください。   番号日時内容講師 1 平成28年 8月25日(木) 10時30分~12時 (受付10時~)   会場:P棟2階 P203講義室   【定員】先着60名  子どもの発達を支え、心をはぐくむ ~神経発達症群(発達障害)の理解と子どもへの支援~   2013年のDSM-5(精神疾患の診断・統計マニュアル第5版)から神経発達症群(発達障害)について解説します。そして、「合理的配慮」や「基礎的環境整備」の考え方にも留意しながら、ICF(国際生活機能分類)を用いて、子どもの特性、行動、関係性、感情面に対する支援方法を、事例を通して具体的に考えましょう。   教育学部 現代教育学科  教授 小野 尚香 2 平成28年 8月25日(木) 13時30分~15時 (受付13時~)   会場:P棟2階 P202講義室   【定員】先着60名 子どもと家族を支える ~子どもをほめて育てるペアレント・トレーニングの考え方~   ペアレント・トレーングは、医療機関、療育機関、大学、発達障害の家族会やNPO団体など、さまざまな場所・形で行われています。いずれも子どもの行動観察を基本に、好ましい行動をほめ、適応行動を増やしていくものです。今回は、基本的な考え方について解説します。そして模擬セッションで『ほめるポイント』について具体的に考えていきましょう。  教育学部 現代教育学科  准教授 古川 恵美   【実施要領】 受講対象 県内の幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の教職員 会  場 畿央大学 P棟2階 P203教室(講座1) および P202教室(講座2) 募集定員 各60名(先着順) 申込方法 官製はがき、Fax、もしくはE-mailにて、①~④を記入の上、下記へ申し込んでください。 ①講座番号 ②氏名(フリガナ) ③連絡先の電話番号 ④所属学校名 を記入のうえ、下記へ申し込んでください。   〒635-0832 北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学教育推進部 教職員向け公開講座係Fax0745-54-1600 E-mail:kikaku@kio.ac.jp 申込締切 平成28年8月12日(金) 問合せ先 畿央大学教育推進部 教職員向け公開講座係 Tel:0745-54-1601 主  催 畿央大学 後  援 奈良県教育委員会   お問い合わせ 畿央大学教育推進部 教職員向け公開講座係 Tel:0745-54-1601   ※個人情報については、本イベントの受付整理以外には使用いたしません。 ※当日午前7時現在で奈良県内のいずれかの地域で警報が発令されている場合、講座は中止します。

2016.05.12

平城京天平祭で「さくら茶会」「天平行列」に参加!~茶道部

平成28年5月3日(火・祝)~5日(木・祝)に平城宮跡を会場にして行われた『平城京天平祭』で、茶道部の「さくら茶会」、またきらびやかな衣裳に身を包んで平城宮跡を練り歩く「天平行列」に、畿央大学が今年も参加しました。     畿央大学茶道部(指導教員:健康栄養学科冬木啓子教授、部員約20名)は、天平祭初日(5月3日)「さくら茶会」でお点前を披露しました。   部員にとって、日頃の練習の成果を披露できる貴重な場となっています。   また、3日のみに行われた「天平行列」には畿央大学生18名、職員3名が参加しました。 畿央大学付属幼稚園 宮本忠史園長が扮する光仁天皇役の後ろを、女官役の学生たちが列をつくり練り歩きます。天平行列に参加した学生よりレポートが届きましたので、ご紹介致します。     こんにちは!!現代教育学科2回生の本山朱音、宮下晴香、村田沙彩です。 5月3日(火) 平城京天平祭の天平行列に、ボランティアとして参加させていただきました! 天気予報を見ていると雨が降りそうで少し怪しい天気でしたが、なんとか雨は降らずにもってくれました。   平城京天平行列とは、平城宮跡の朝堂院基壇跡から大極殿まで伎楽隊を先頭に歴代天皇と貴族が練り歩き、大極殿前庭で「平城遷都之詔」を行う行事です。少し難しいので簡単に言うと、私たちのボランティアの役割はそれぞれの時代で少し違った衣装を着て、各歴代天皇の後ろを練り歩く、といったような感じです。     朝は9時前に奈良市役所に行き、受付をすると衣装が渡され、更衣室で着付けをしていただきました。なかなか着ることのできない煌びやかな衣装で、みなさんワクワクした様子でした。着付け、ヘアメイクはボランティアの方々に完璧にしてもらいます。私はショートヘアで不安だったのですが、みごとに綺麗にしていただきました(^o^)   11時になり、順番に行列出発です!!私たちは畿央大学付属幼稚園園長の宮本忠志先生が演じる光仁天皇の女官として、後ろを歩かせていただきました。     市役所から歩いて平城宮跡に向かう間、一般道を走っている車などから写真を撮られたり、見られたり、子どもに手を振られたりで、何だか女優になったような気分でした(^_^) 平城宮跡に着いてから、時代順に天皇が入場していきます。そのときに歴代の天皇の説明なども紹介されていて、中高生の時に勉強した天皇の名前がでてきて、歴史の感じられる時代行列に参加させてもらっているという実感が湧いてきました。 平城京での行列の間は、益々たくさんの方々に写真を撮っていただきました。   綺麗な衣装を着て行列に参加させていただき、 昔にタイムスリップした気分でした!     奈良の大学に来て1年が経ちましたがやっとこの天平祭で、奈良を実感できたような気がします(笑)貴重な経験ができたゴールデンウィークでした(^_^)   現代教育学科 2回生 本山朱音、宮下晴香、村田沙彩

2016.05.09

平成28年度「kio オレンジ喫茶(カフェ)in 御所市」のご案内

kioオレンジ喫茶(カフェ)in 御所市、今年も開催!   前年度同様に、御所市コミュニティカフェの「金曜カフェつどい」の場所を借りて開催します。kioオレンジ喫茶は、御所市や近隣の方に対して、認知症ケアの啓発活動や介護負担の軽減を目的としています。原則、隔月第2金曜に開催し、年間120人の認知症サポーター養成を目標としています。皆さまのご参加をお待ちしています。   日時:5月13日(金) 10時~14時 (12:00-13:00休憩)       10:00-12:00  認知症サポーター養成講座    13:00-14:00  家族介護相談「わかち合い」 場所:旧上田洋品店跡   なお、当日にお手伝いしてくださる学生ボランティアも募集中です。興味のある方は山崎(n.yamasaki@kio.ac.jp)までご連絡ください。   看護医療学科老年看護学領域 山崎・島岡・南部・寺田・松原   平成28年度御所市認知症カフェ(サポーター養成)スケジュール 【隔月第二金曜予定】 回数開催日内 容主担当者・講師予定人数 1 5/13(金)  10:00~12:00 認知症サポーター養成  13:00~14:00 認知症の人の介護について語る会 山崎 尚美 南部 登志江 20 2 6/10(金)  10:00~12:00 認知症サポーター養成  13:00~14:00 認知症の人の介護について語る会 20 3 9/9(金)  10:00~12:00 認知症サポーター養成  13:00~14:00 認知症の人の介護について語る会 20 4 11/11(金)  10:00~12:00 認知症サポーター養成  13:00~14:00 認知症の人の介護について語る会 山崎 尚美 20 5 2016年 1/13(金)  10:00~12:00 認知症サポーター養成  13:00~14:00 認知症の人の介護について語る会 20 6 2016年 2/10(金)  10:00~12:00 認知症サポーター養成  13:00~14:00 認知症の人の介護について語る会 20  【 他の御所コミュニティカフェイベント情報を見る 】   ▼kioオレンヂ喫茶ポスター(クリックで拡大します)  。      

2016.04.18

平成28年度 新入生宿泊研修レポートvol.5~現代教育学科、教員レポート

教育学部1回生207名、学生スタッフ18名、教職員12名、看護師1名、添乗員1名の合計239名は、4月6日(水)~7日(木)の1泊2日で、和歌山県西牟禮郡白浜町に宿泊研修に行ってきました。   入学式とオリエンテーションを終えたばかりの新入生、8:30に第二キャンパス駐車場に集合しました。前日下見に来た学生もいるようです。一人の欠席者も遅刻者もなく、晴天の中、バス6台で出発しました。     バスの中では、モニタテレビをお借りして、学生全員の自己紹介をしました。途中SAでの休憩をはさみ、3時間ほどで海が見えて来たら、そこはもう白浜!学生スタッフの誘導および声掛けで、昼食をいただきました。     昼食後は、2グループに分かれ、三段壁と千畳敷を見学。みんなで写真を撮ったり、自然の織り成す風景を楽しんだりしました。青い空、心地よい風、そして青い海、白い波。新年度のスタートにふさわしい白浜の景色でした。     ほどなく、お世話になる「ホテルラフォーレ南紀白浜」に到着しました。人数が多いこともあり、今年も貸し切りで使わせていただくこととなりました。本当にありがとうございます。 開講式では、安井学科長、そしてホテルラフォーレ南紀白浜様からもご挨拶いただくとともに、学生スタッフからは改めて新入生たちは「畿央大学の学生になったのだ」という気持ちを確認できたようでした。その気持ちを「夢をちからに」という入学の決意としてしたため、夕食までは(待っていた)フリータイム☆彡     この時点で、明日の悪天候は予想されていましたので、教職員、学生スタッフが一丸となって、白良浜での造形活動の「予習」をするために、学生を引率して、白浜の海岸を楽しみ、いえいえ、勉強しました。     豚の生姜焼き、煮込みハンバーグ、そしてホテルのお食事らしくおいしいプリンまである夕食をいただいた後は、コースに分かれてのグループワーク。くじでグループが決まったら、「なりきり」自己紹介。自分は、「野菜に例えるとキャベツです!なぜなら~」「なんでも温める電子レンジです」という声があちこちで聞こえました。ロビーの使用に関し、畳までご提供いただき、ありがとうございました。     23時に就寝…したと思ったら、あっという間に朝です!でも、残念ながら外は雨…。未明から降っていた雨は時折風も強く、安井学科長の判断により、白良浜での「砂の造形」活動は中止。体育館での「段ボール」造形活動となりました。 朝食後、体育科の生野先生の、リズミカルな号令とともに、ストレッチやコミュニケーションゲームで、体も気持ちも温まったら、図工科の西尾先生の出番です。学生スタッフが段ボールをはじめ、準備をテキパキとしてくれました。         段ボールは、2時間ほどで、いろいろな形になりましたが、その形をこちらで「決める」はやめましょう。すべてではありませんが、写真をご覧ください。昨晩、くじで決めたグループで、話し合いながら、いや、感性をつきあわせながらできた作品たちです。崩すのが惜しい!そんな気持ちも残りながら、みんなで片づけです。       ホテルで昼食をいただいたら、閉講式、そして全員での記念撮影です。1回生からは「来年また来たいな!」「スタッフしてみたい」そんな声もちらほら聞こえてきます。閉講式の様子は、数時間後にはお世話になった「ホテルラフォーレ南紀白浜」のFacebookページに掲載していただきました。その「きびきびとしたホスピタリティ」に感謝するとともに、「喜んでいただけるように…」という気持ちも学生に学ばせたいところです。   小雨の降る中バスに乗り込みましたが、五位堂駅に到着する頃には止み、無事に大学に帰ってきました。当方が2日間握りしめていた「緊急用携帯電話」は、一度も鳴ることもなく、かけることもなく、私たちの「お守り」となりました。   さて、最後になりましたが、この宿泊研修に参加した教育学部1回生学校教育コースの平田夏己君の感想を紹介します。 「不安と楽しみが半々で始まった宿泊研修。僕が一番心に残ったのは、新しくできていく友達とのコミュニケーションです。宿泊研修前は不安でしたが、バス内やグループワークでいろんな同級生と知り合うことができ、また面白い先輩や個性ある先生方が歓迎してくれて、当初の不安なども完全に吹き飛び、これからの大学生活もより楽しく豊かにすることができると感じられました。少し残念だった点は砂浜での工作ができなかったことですが、また来年今度は先輩としてぜひ参加したいと思います。」   来年、また一緒に、そして同じように不安に思っている後輩たちの支援をお願いします!   教育学部・1回生学年主任 西端律子    

2016.04.18

平成28年度 新入生宿泊研修レポート~現代教育学科、2回生の視点で!

2016年4月6日(水)~7日(木)、教育学部の「新入生宿泊研修」がホテルラフォーレ南紀白浜にて実施されました。研修進行をサポートしてくれた上回生スタッフによるレポートが届きました!   「1日目」 新入生は、最初は少し緊張している様子が見られましたが、現地に向かうバスの中で自己紹介をしていくうちに、だんだんと会話も弾むようになっていました。 最初の目的地は、とれとれ市場です。実は、畿央大学教育学部には、おいしいご飯がもっとおいしくなる、伝統の“おまじない”があります!!学生スタッフ、サポーターに続いて、全員で“おまじない”を唱え、昼食をいただきました。     そして、観光地として有名な千畳敷・三段壁へ。ここでは、自由見学と写真撮影をすることができました。各クラス、集合写真も撮影しました!!     その後、宿泊させていただくホテルラフォーレ南紀白浜に移動し、開講式が行われました。学科長の安井先生よりお話があり、新入生はみな真剣に聞いている様子でした。安井先生のお話にあった、壺に最初に入れるべき本当に大切な“大きな石”とは、何でしょうか。また、先生方の自己紹介、学生スタッフ・サポーターの自己紹介がありました。先生方のユニークな自己紹介に、笑いが起こる場面もありました(笑)   自己紹介の後、宿泊研修でテーマソングになっている「ガンガン」を新入生に紹介しました。私も去年「ガンガン」を歌ったことは、とても印象に残っています。   そして、上級生の体験談として、私を含め3名の2回生学生サポーターがお話をさせていただきました。様々な活動に積極的に参加した話、雰囲気に合わず悩んだ話、勇気を持って挑戦した話、など多くの新入生に当てはまるお話をさせていただけたと思います。この試みは今年が最初だそうで、私たちの話が、不安を抱えている新入生の支えになれば良いなと思います。   新入生は、毎年この宿泊研修で「夢をチカラに」という自らの思いを綴った作文を書きます。今年も、新入生はこの活動に真剣に取り組んでいました。     夕食の後、コースごとに分かれてその中でグループを作り、グループワーク「なりきり自己紹介」を行いました。新入生の皆さん、自分を物に例えると、何でしたか?このグループで、2日目の造形活動に取り組むことになります。     「2日目」 朝食を取った後、体育館へ移動し、コミュニケーションゲームと段ボールの造形活動が行われました。コミュニケーションゲームでは、ペアになったり、グループになったり、クラスごとに分かれて大縄跳びに挑戦したりして、身体を動かしました。より、友達との仲を深めることができたのではないでしょうか? 段ボールの造形活動では、西尾先生より最初にお話があり、その後グループに分かれて活動しました。どのグループも個性的な作品が完成しました!!     ホテルに戻り昼食を取った後は、閉講式です。学科長の安井先生から、お話がありました。開講式で仰っていた“大きな石”とは、“安全”だったそうです。当然のことですが、子どもの安全管理を第一に考えることは、教員に必要なことだと感じました。最後に記念撮影をしていただき、ホテルを後にしました。     2回生学生サポーターとして引率させていただき、新入生と関わることは本当に楽しかったです。もちろんそれ以上に、引率側ということで責任感も感じました。とても貴重な経験をさせていただくことができました。   新入生には、サークルやボランティアなど様々な活動に積極的に参加してみたり、新しいことに挑戦してみたりして、大学生活を全力で楽しんでほしいと思います!!     現代教育学科 2回生 刀谷直樹

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