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在学生の方へ一覧

2014年の在学生の方へ一覧

2014.06.14

橿原市・橿原商工会議所連携「しょうが給食献立開発」第2回勉強会を行いました。

プロの料理家から、しょうが調理の基本を学ぶ!   今年で6年目を迎えた橿原市・橿原商工会議所と畿央大学健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授、金一玲助手、登録参加学生40名)の連携事業は昨年に続いて「橿原産しょうが」をテーマに就学前児童向け『しょうが給食献立』開発を行なっています。   2014(平成26)年6月12日(木)16時30分、4限目授業が終わった学生32名が集まって第2回目の勉強会が始まりました。クッキングスタジオバンビ主宰、フードコーディネーター、シニア野菜ソムリエとして活躍中のプロの料理研究家である松田弘子氏を講師にお招きして、しょうが料理の基本を教えていただきました。 松田先生には昨年しょうがを使用した新商品開発事業で、やはりしょうが調理のコツをわかりやすく説明していただいています。 今回も香辛料としてクセのある素材・しょうがを難しい対象である幼児向けの給食献立にどう活かすか難しいところです。     生姜の90%以上は水分で、生姜に含まれる辛味成分はジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロンの3種の油状物質です。 生姜の切り方(みじん切り、千切り、すりおろし、薄切り)や、調理法(加熱、水にさらす、油分を加える、たんぱく質を加える、甘味を加える)により辛味が緩和されます。 また、今の時期は新生姜が出回っていますが、年中あるひね生姜とは調理方法、分量が大きく異なることに注意が必要です。 献立開発後に9月ごろ橿原市内の幼稚園で給食が提供される予定ですので、このプロジェクトでは新生姜を使って献立を考えます。     この日松田先生が用意していただいたレシピは、「しょうがご飯」です。 しょうがの量と一緒に加える具材を考え、 ①1%みじん切り ②3%みじん切り ③5%みじん切り ④5%水にさらしたみじん切り ⑤5%すりおろし ⑥5%すりおろしにバター入り ⑦5%すりおろしに鶏ひき肉入り ⑧5%すりおろしにツナ缶入り 以上8種類のしょうがご飯を各調理台で炊飯して、8つの班分を取り分け、みんなで風味の違いを食べ比べしました。 しょうがの量の違いと加える具材でこんなにも差が出るのか、と感心させられました。   前回の5月22日第1回勉強会の講師をしてくださった橿原市こども未来課管理栄養士の阪本晶子氏にも来ていただき、勉強会の様子を見てもらうとともに、最後の質問タイムでは松田先生と学生たちに囲まれて相談を受けていただきました。   次回は7月10日(木)のレシピ検討会を経て、いよいよ7月19日(土)には最終の創作メニュー審査会となります。 どのような幼児向け給食献立ができるか、今から楽しみです!   【関連記事】 橿原市・橿原商工会議所との連携「橿原産しょうがを使った給食献立」開発事業がスタート! 産官学連携「橿原産しょうがを使った給食献立開発」~保育所見学ツアーを実施! 橿原市・橿原商工会議所連携「しょうが給食献立」開発第1回勉強会を行いました。  

2014.06.09

本学ニューロリハ研究センターのメンバーが、日本理学療法学術大会で25演題について発表!

2014年(平成26年)5月30日~6月1日にかけて、神奈川県のパシフィコ横浜にて第49回日本理学療法学術大会が開催され、森岡教授を中心とした畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター(以下、研究センター)の多くのメンバーが参加・発表を行いました。 本学会は、日本理学療法士協会が主催する理学療法に関する最も大きな学術大会であり、ニューロリハビリテーションのみならず、理学療法に関する多種多様な分野の学術的発表が行われます。   研究センターからは学部卒業生から院生、修了生そして教員までと非常に多くの者が演題発表を行い、関連演題も合わせると25演題にもおよぶ新たな知見を世に示すことができました。 なかでも、優秀な演題のみが選ばれる「セレクション発表」といわれるものがあり、これには林田(学部卒業生)・辻本(修士課程修了生・現生理学研究所)・今井(修士課程)・片山(修士課程)・大住(博士課程)の5演題が選ばれ、理学療法の更なる発展に向けた活発な意見交換を行いました。   また、大会での発表後は研究センターがより円滑に機能し、前向きな研究活動を行うために、総勢30名での懇親会も開催されました。 研究センターの特徴の1つとして、各々の地位や立場に関係なく非常に仲が良いという点が挙げられます。そのため、真面目な研究に関する話以外にも、お酒の場ならではの、くだけた話でも皆で共に盛り上がることができ、研究センター内の絆を更に強めることが出来ました。     また、この場には、研究センターと共同で研究を進めている、国立障害者リハビリテーションセンター研究所の河島則天氏も参加してくださいました。 ここでは、研究センター内だけでの研究に留まらず、広く対外的に繋がりをもつことで、更に社会的意義のある研究へと発展させることのできる、前向きな場を得ることができました。   このように学会においては演題発表のみならず、他の研究機関や領域の研究者との交流も非常に重要な参加目的であります。 今回も多くのメンバーが自身の発表や意見交換を通じて、新たな問題意識や仮説を共有することによって、対外的な繋がりを新たに作ることができ、多くの研究機関とのコラボレーションに向けた大きな一歩を得ることができました。 このような対外的に新たな可能性を見出せるのは、研究センターの全員が単に研究実績のためだけでなく、真に臨床や社会に対して還元できる研究成果を見出したいという、強い未来志向的な意志があるためではないでしょうか。 その結果、領域や所属の垣根を超えて、前向きなコラボレーションを実現させていくのではないかと、私自身、身を以て実感することができた学会でありました。 そして、このような環境に身を置くことができる、本学大学院の環境の良さに関しても改めて実感することができ、今後の研究活動への意欲をより一層高めることができました。   最後に、畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターは、未来志向的な意思のもと、センター内のみに留まらず、広く対外的な繋がりを形成し、真に臨床や社会に還元できる研究成果を公表できるよう、今後も更なる研究活動に励んでまいりたいと思います。      畿央大学大学院 健康科学研究科 修士課程2年 石垣 智也

2014.06.09

積水ハウス「納得工房」を見学!~人間環境デザイン学科

2014年5月17日、人間環境デザイン学科3回生は「ユニバーサルデザイン」の授業で京都府木津川兜台にある株式会社積水ハウス総合住宅研究所納得工房に行きました。   納得工房の案内人さんの案内のもと、窓ガラスの性能を体感することによって、 「暑い夏を快適に過ごすためにはどのような加工のされた窓ガラスが使用されるのか」 耐震・制震・免震の説明を模型を使って受けることによって 「大きな地震が来た時、どんな家の構造だと揺れを最小限に抑えることが出来るのか」 さまざまなことを学びました。   実際に車椅子に乗って生活するとき、どの高さにコンセントがあれば使いやすいのか、蛇口の長さやシンクの深さについても改めて考えさせられました。 その後案内された、実際にお客様の声をもとにつくられた収納を重視したLDKが特に印象的でした。 授業の時とはまた違う、図面ではなく実際に目の前にある工夫された家具や照明にすごく感激しました。   私たちはよく「全ての人に使いやすいような」、「~のための」といった提案をします。 けれどそれは 「本当にその人の視点から考えられたものなのか」 「誰かの為に空間を提供するなら、その人と同じ目線になって体験することから始めるべきではないか」 ということを考えさせられる授業でした。   内部は撮影を禁止されているため、最後に納得工房の玄関の前で記念撮影をしました!! 工房の写真をお見せできないのが残念です。   人間環境デザイン学科 3回生 上田 加奈

2014.06.07

奈良県中央卸売市場連携「マグロを使ったメニュー開発プロジェクト」で「海の幸たっぷりランチ」登場!

 今年のテーマ食材はもっともポピュラーな「マグロ」です!   畿央大学と奈良県中央卸売市場との連携事業は2年目を迎え、今年も健康栄養学科の前期授業「給食経営管理論実習Ⅱ」(指導教員:上地加容子准教授、冨岡華代助手、小西佳奈助手、3回生76名)のなかで、「マグロを使ったメニュー開発」でマグロをテーマに取り組んでいます。 2014年4月17日の第1回目授業では同市場内の水産物卸協同組合(吉田理事長)から当日朝一に競り落とされたキハダマグロ体長1.5m約40kgの解体実演が調理実習室内において行なわれ、そのあと新鮮なお刺身にしていただきました。   2014(平成26)年6月5日、この日学生たちが作ったメニューは、「海の幸たっぷりランチ」という愛称の昼食で、あさりのピラフ、さばのイタリアングリル、手作りツナマヨのマリンサラダ、ミルクプリンのブルーベリーソースかけでした。     この給食は実習学生とともに教職員や一般の学生も食券を350円で事前購入して合計約100人がお昼のランチとして食べます。魚介類がメインになると鳥肉や豚肉よりもコストがかかるので経費面で難しいところがありますが、今年の11月15日・16日に天皇陛下をお招きして奈良県で「豊かな海づくり大会」が開催されるのにちなんでテーマが魚になりました。健康、食育をめざす健康栄養学科にぴったりのテーマに学生たちも張り切っています。     食堂のホワイトボードやテーブル上のコピーは手作り感いっぱいです!     給食調理室内ではみんながそれぞれの役割分担をこなし協力して大量調理実習を行います。まるで戦場の炊き出し班のようで、上地先生の号令が声高く聞こえてきます。     実はこの奥の部屋では、別の班によって「マグロを使ったメニュー開発プロジェクト」のための試作メニューが進行中で、和風と洋風のマグロ丼、パスタなどが試作されていました。     この給食実習のランチは、冬木智子学長先生が欠かさずお昼に食べていらっしゃいます。 学長先生は食事を届けてくれる担当の学生とお話することも楽しみのひとつにされています。

2014.06.06

「梅雨バテ防止食材」の特集番組に、健康栄養学科教員が出演!

村木先生が読売テレビに登場! 「梅雨を乗り切る食材 トウガラシ」を紹介   読売テレビで月曜~金曜の午後4:47~放映されている情報番組「かんさい情報ネット ten!」の金曜企画“カラクリ”コーナーにて、本学健康栄養学科准教授の村木 悦子先生が取材を受け、2014年6月6日(金)の番組内で放送されます。   6月4日に関西地方でも梅雨入りが発表され、雨の降る日が多くなってきましたが、今回はこれから始まる梅雨を乗り切り、元気に夏を迎えるための「梅雨バテ防止の食材」についての特集です。   そして今回このコーナーで梅雨を乗り切るカラクリとして紹介されるのはトウガラシです! トウガラシに含まれるカプサイシンの発汗促進(熱産生)作用と熱放散作用を利用し、梅雨とその先の夏に向けて今から体温調節のできる身体づくりをして、「梅雨バテ」だけでなく「夏バテ」予防にも繋げていくことが今回のポイントです。   ▼取材を受ける村木先生。   特集のなかでトウガラシを使った料理も紹介されます。   ▼その料理に使う食材はこちらです!   トウガラシのカプサイシンだけでなく、鶏肉に含まれるカルノシン、アンセリンの疲労回復効果など、今回のテーマにぴったりな食材を使用しています。 トウガラシそのものだと辛いものが苦手な方には抵抗があるかもしれませんが、トウガラシを使用した食品であるキムチを用いたり、その辛みを抑えるために、ある調味料や食材を使ったりと、食欲のなくなるこの季節でも食べやすい料理となっているようです。 「ある調味料」とは、何か??? とても気になりますね! トウガラシに関するさらに詳しいお話や料理のレシピは、6月6日の放送をぜひご覧ください!!   健康栄養学科 助手 隅蔵 菜海  

2014.06.06

本学ホームページに「レスポンシブWEBデザイン」を導入しました。

  2014年6月、PC・タブレット、スマートホン等の端末により画面表示が自動的に変わる「レスポンシブWEBデザイン」を導入しました。特にスマートホンでは文字や画像の大きさが最適化され、より見やすく、使いやすいサイトになりました。 お好みのデバイスで、快適になった畿央大学のホームページをぜひ、ご活用ください。   レスポンシブWEBデザイン導入サイト 畿央大学オフィシャルサイト 入試総合サイト 畿央大学公式ブログ KIO Smile Blog 入学センターBlog KIOキャリアナビ  公式SNSでも、本学の最新情報をリアルタイムに発信しています。 facebook twitter Youtube

2014.06.06

本学大学院生の論文が「Behavioural Brain Research」に受理されました。

現在、畿央大学神経リハビリテーション学研究室(大学院:森岡研究室)に在籍しております、博士後期課程の大松です。   先月、私がまとめた論文、“Activation of the serotonergic system by pedaling exercise changes anteior cingulate cortex activity and improves negative emotion.”が“Behavioural Brain Research (IF: 3.327)” に受理されました。   この研究は、私が修士課程の時に行った実験を論文にまとめたものです。 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=ohmatsu+s     本研究は、運動の日課がある人に対し中等度のペダリング運動を行うことで、緊張・不安といった不快情動の軽減、活力といった快情動の増強といった情動面に対する効果に関して、主観的な情動面の変化、尿中セロトニン生成量、EEGの測定(前頭葉非対称性、sLORETA解析によるhight-alpha波帯域での前帯状回の活動減少)から検証しました。 今回の結果から、ペダリングといった周期的運動により5-HT神経が活性化され、その結果ACCの活動が低下し、情動の変化をもたらすのではないかと示唆されました。今後、森岡研究室では運動による下降性疼痛抑制のメカニズムの解明につなげて発展させていく予定です。   この論文が受理されたBehavioural Brain Researchは、行動神経科学の分野における国際的かつ複数の学問から構成される学際的な学術雑誌で,IF3点代と比較的影響度の高いものとなっています。自分の研究が,世界の方々の目に触れることに感動すると同時に、さらなる研究に励んでいきたいと身の引き締まる思いです。修士課程入学当時は、全く研究をしたこともなく、漠然と臨床現場で疑問に思うことを少しでも明らかに出来たら嬉しいという思いでした。当時思い描いていた研究の内容とは少し形が変わりましたが、周囲のサポートにより徐々に形になっていきました。研究について全くの素人だった私が、国際雑誌に自分の論文が掲載されたのは、教授の指導や授業による知識はもちろん、異なる専門性や知識を持った研究室のメンバーと多くのディスカッションを行っていく中で、より良いものに作り上げていけたからだと強く感じます。     最後に、この研究や論文作成の全過程で指導して下さった森岡周教授をはじめとする、本学の神経リハビリテーション学研究室のメンバー、また尿中セロトニンに関して助言や指導して頂きました坂田進教授、西井康惠助手に深くお礼申し上げます。ありがとうございました。そして、今後も研究室のメンバーとリハビリテーションの専門家として互いに切磋琢磨し、少しでも社会に貢献できるような研究を行えるよう前進していきたいと思います。 畿央大学大学院 健康科学研究科博士後期課程 大松 聡子

2014.06.06

母性看護学実習前の実技試験を実施しました ~看護医療学科

「赤ちゃんのおむつ交換」実技試験   6月5日(木)1・2時限目に、看護医療学科3回生配当科目 「母性看護学援助論Ⅱ」授業内で、「新生児期の看護の実際」の演習として『赤ちゃんのおむつ交換の試験』が実施されました。 この試験は、後期の臨地実習「母子看護学実習」に行く前の準備として、「赤ちゃん人形」を使って実技テストを行ったものです。     みんな、何度も練習して、衛生面や作業時間に気を配りながら、試験に臨みました。 リラックスして赤ちゃんに話しかけながらする人、新生児(人形)の扱いに緊張で指が震えている人、それぞれ。 採点する先生の視線も真剣です!   ちなみに、生まれたての赤ちゃんの便は真っ黒! まさに、海苔の佃煮のようでした…。     今後も実習に向けて、試験は続きます…。 学生さん、ガンバレ!!! 看護医療学科 母性看護学担当教員 鷲尾 弘枝  

2014.06.04

中学校一日見学実習レポートvol.2~現代教育学科

2014年5月22日(木)に中学校一日見学実習を大阪教育大学附属天王寺中学校で行いました。 この実習は、教育学部の英語科教育実習(中学校)の授業の一環として、将来教師をめざす学生7名が参加しました。 実習の目的は、中学校での英語科教育実習を直前に控え、教職をめざす者として中学校における学習指導、生徒指導及び生徒の実態を実践的、体験的に学ぶことです。   では、当日の様子を写真とともにご紹介します。     はじめに、大阪教育大学附属天王寺中学校、金井副校長先生より本日の注意事項等のご説明をいただき、附属天王寺中学校の歴史や校風について、さらに先生ご自身も英語を担当されていたというご経験から、本日の実習で見るべき大切な視点をご指導いただきました。 「良い点はもちろんながら、自分が授業者だったらどうする」といった改善点も見るようにとの指示を頂き、私達学生を一教師として見ていただいている先生の心の広さに感動をしました。     授業観察一つ目は、中学2年生の英語の授業でした。 担当の先生はクラスルームイングリッシュを多く用いられ、生徒に生きた英語の手本を示されていました。後の振り返りで、「英語力の必要性を痛感した」という意見が多く、私達学生にとってとても良い刺激になったと感じています。また、学習の中に新しい単元だけではなく、前回に習った単元などを織り交ぜ、さらには、一つ、一つの活動に意義を持たせるようにし、授業の中で有意義な活動をされているのが非常に印象的でした。     続いて、見学させていただいた授業は、3年生の英語の授業。 3年生にもなると1年生から積み上げてきた英語力を発揮するために、初めに1人の生徒が1分間スピーチを英語で行うなど生徒主体の活動があり、また生徒の発問に対して「褒める」というのが特徴だと感じました。 生徒が英語に対して意欲的に活動ができる場をつくる指導方法に感銘を受けました。     午後からは、金井副校長先生よりご講話をいただきました。ご講話が始まる前に、ウォーミングアップと称して「チャンツ」を使った活動が始まりました。 チャンツとは、ジャズのリズムに合わせて、英語のイントネーション、リズム、ストレスを自然に学ぶ事が出来る指導法のひとつです。このチャンツで緊張していた気持ちも治まり、活気あるご講話のスタートとなりました。     ウォーミングアップの後は、学生たちによる授業の振り返りや金井副校長先生の長年の経験を活かしたお話を聞かせていただきました。 特に先生のお話の中で「英語指導における効果的な五箇条」をご教授頂いたことは、これから私達が実習に向けて改めて見直さなければいけない点を頂いた気がし、なお一層実習に向けて気持ちが引き締まりました。     それでは、最後に参加した学生の声を紹介します。   ☆生徒たちも英語で行われている授業に対して、教師の説明を日本語に訳したり、スムーズに活動に移ったりとしっかり反応することができており、英語を話すことや聞くといった環境に慣れており、英語力の高さを感じました。実際にそのような授業を見学させていただくことで、教師の英語力が生徒の英語力につながっていくということをすごく感じました。   ☆たくさん生徒を褒めていたところ、そして褒めるだけではなくて、次につながる課題を伝えていたところがとても良いところだと思いました。   ☆先生方は授業に対する事前準備をとてもしっかりとされている上に、生徒たちを惹きつける方法をたくさん持っていると思いました。本文の内容の暗唱や単語以外での発音指導、スピーキングカードの利用などを通して、教師としての授業への意識の高さを生徒たちに示したり、生徒たちのモチベーションを上げたりすることができていたように思います。   ☆副校長先生のご講話より、音声の大切さも改めて感じました。 『「言える」ということは、「書ける」や「聴ける」につながる』 という先生のお言葉は強く印象に残っています。 たしかに我々も母語を習得する際は、主に母親からの音声を模倣し繰り返すことで習得してきました。第二言語でも同じようにできるとは限らないかもしれませんが、それでもやはり音声による教授は大切であると心にとどめ、実習で活かしていこうと思います。   もうすぐ教育実習が始まります。 今回学んだこと、また大学で学んできたことをしっかりと活かせるように頑張ります。本日の中学校一日見学で、教育実習への意欲もますます高まり、よい緊張感を持って実習に臨めそうです。 現代教育学科4回生 田仲 真規 山口 大輔  

2014.06.04

新校舎(P棟新築・R棟増築)が完成しました。

平成25年8月に着工したP棟新築工事及びR棟増築工事が約8.5ヶ月の工事を無事に終えて完成しました。 平成26年5月29日(木)吉日大安には、冬木智子理事長はじめ冬木学園役員及び関係者、清水後援会会長、株式会社日建設計関係者(基本設計・工事監理業務請負会社)、株式会社大林組関係者(実施設計・施工請負会社)の立会いの下、竣工式が執り行われ、これからの畿央大学の発展が祈念されました。     P棟は地上3階建て鉄筋コンクリートと鉄骨の複合構造の建物となっており、2階と3階でC棟に接続されています。1階は理学療法実習室、運動機能実習室、ニューロリハビリテーション研究センターがあります。運動療法実習室と運動機能実習室は実習や研究活動、学生の自己学習の場としての活用に加え、元気塾等の取り組みにおいても活用されます。 ニューロリハビリテーション研究センターは、ガラス張りの個人研究室にオープンラボが併設され、大学院生や研究員、外部からこられる研究者等が交流できるスペースとなっています。さらに、脳波計やfNIRSやtDCSなどの脳神経科学に関する研究機器が配備されるシールドルームや測定室が設置されており、オープンラボとあわせて高いレベルでの研究活動が期待されます。 2階には210人収容の大講義室が1室、120人収容の講義室が2室、50人収容の講義室が1室配置されました。なお、講義室には集中管理をすることで操作方法が簡単便利になった視聴覚機器が設置され、より教育効果が期待できる環境となります。 3階には3面ガラス張りでタブレットPCを完備したアクティブラーニングルームと壁面一体がホワイトボードとなっているゼミ室5室を配置。ディスカッションやプレゼンテーションでの使用、参加型学習、体験型学習といった受身ではない能動的な取り組みを促す新たな学習環境が整備されました。また、その他には個人研究室と院生研究室、講義室が配置されています。     R棟は地上3階建の鉄筋コンクリート造となっており、2階部分でC棟とL棟と接続されています。 1階には木目調の床とテーブルに、赤・白・黒の椅子が色鮮やかに配置された新たな食堂ができました。既存の食堂は定食や丼ぶり、麺類主体で限られたメニューしかありませんでしたが、新たな食堂は好きなものを選択できるカフェテリア方式の提供となっており、自分なりのランチが楽しめます。なお、照明は全てセンサー方式で省エネにも配慮しています。 2階には講義室と学生の福利厚生施設である畿友会室、クラブボックスが配置されました。 3階は人間環境デザイン学科の教員が入居する個人研究室とデザイン実習室、デザインゼミ室が配置されています。教員と学生の居室が近いことは、よりきめ細やかな対応や指導が行われ、密接な関係の構築に結びつくことが期待できます。     開学当初はC棟とL棟からはじまった校舎建築もD棟、E棟、K棟の建築を経て今回で5期目の校舎建築となりました。着実に前進してきたキャンパス整備も一段落となります。貴重な学生生活を送る学び舎として大切にし、またこの学び舎からすぐれた教育や研究の成果を社会に送り出していきたいと考えています。   ▲クリックで、キャンパスマップに移動します。

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