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トピックス一覧

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2026.03.27

管理栄養士の現役合格率は87.3%~2026年3月卒業生

2025年3月に実施された管理栄養士国家試験の結果が3月27日(金)に発表され、20回目の卒業生となる健康科学部 健康栄養学科では71名が受験し、62名が合格(87.3%)をはたしました。 本学の過去10年間平均現役合格率は95.6%(795/832名)となり、毎年全国平均を大きく上回る、高水準で安定した合格実績をキープしています。 管理栄養士国家試験合格率 10年間推移 2026年卒 2025年卒 2024年卒 2023年卒 2022年卒 受験者 71名 81名 93名 88名 87名 合格者 62名 73名 85名 84名 86名 合格率  87.3%  90.1% 91.4% 95.5% 98.9% 全国平均(新卒) 79.3% 80.1% 80.4% 87.2% 92.9% 2021年卒 2020年卒 2019年卒 2018年卒 2017年卒 受験者 82名 90名 85名 89名 66名 合格者 77名 90名 85名 88名 65名 合格率 93.9% 100% 100% 98.9% 98.5% 全国平均(新卒) 91.3% 92.4% 95.5% 95.8% 92.4%   健康栄養学科20期生も例年同様、全国平均を大きく上回る結果を出してくれました。建学の精神「知をみがく」を実践した皆さんの姿勢に、心からの敬意を表します。国家試験の全員合格に向けて、健康栄養学科としてさらに支援強化をはかっていきたいと思います。 健康栄養学科 学科長 栢野新市 卒業目前の4回生が成長を振り返るムービー 栄養教諭にも2名が現役合格! 2026年3月卒業生のうち3名が栄養教諭の教員採用試験に挑戦し、そのうち2名が現役合格(66.7%)を手にしました。教採・公務員対策室のバックアップで、2025年卒(4名)、2024年卒(3名)、2023年卒(4名)、2023年卒(2名)に続いて、5年連続で現役合格者を輩出しています。 教員採用試験結果詳細へ 栄養教諭合格者インタビュー 現役合格者に聞きました!竹中さん編|1分でわかる畿央大学#80 現役合格者に聞きました!田宮さん編|1分でわかる畿央大学#81  

2026.03.24

小学校教諭7年連続70%超、公立幼・保100%、養護教諭40.9%が現役合格!~2026年3月卒業生

教育学部 現代教育学科4回生は、小学校教諭49名、養護教諭9名、特別支援学校教諭4名、中・高教諭(英語)3名が教員採用試験を突破しました。また健康栄養学科からも栄養教諭2名が現役合格。2026年3月卒業生全体では、のべ95名(実67名)が現役合格をはたしています!また、公立幼稚園教諭・保育士採用試験ではのべ39名(実25名)が現役合格を達成。教員・保育士をめざすなら、畿央大学で! 小学校教諭の現役合格率は、7年連続7割超となる72.1%に!長期間にわたって高い水準をキープしています。   小学校教諭 現役合格率 受験者 合格者 2026卒 72.1% 68 49 2025卒 81.4% 70 57 2024卒 74.0% 77 57 2023卒 85.4% 82 70 2022卒 77.8% 90 70 2021卒 71.2% 73 52 2020卒 75.6% 82 62   難関の養護教諭は、過去2番目に多い9名が合格!現役合格率は40.9%となりました。 狭き門を突破して、安定して合格者を輩出しています。   養護教諭 現役合格率 受験者 合格者 2026卒 40.9% 22 9 2025卒 40.9% 22 9 2024卒 50.0% 10 5 2023卒 64.7% 17 11 2022卒 35.7% 14 5 2021卒 36.4% 22 8 2020卒 46.2% 13 6   その他、中・高教諭(英語)で75.0%、特別支援学校教諭で80.0%、栄養教諭で66.7%が現役合格をはたしています。 教採・公務員対策室では、学科教員と連携した「ダブル担任制」で教員志望の学生をサポートしています。一人ひとりに合わせて情報提供と対策、個別指導などオーダーメイドの支援を実施し、伴走してきました。結果が出るまで頑張った4回生の皆さんと、熱意のこもった教育・サポート・対策に奔走いただいた先生方にも敬意を表します。 講師等の採用も含め、畿央生を最後の一人まで応援していきます。夢に向かって頑張れ、畿央生! 教採・公務員対策室 公立学校教員採用試験 現役合格率ならびに都道府県・市別の合格者数 公立小学校教諭 72.1% 合格者49名/受験者68名(現代教育学科) ➡7年連続で7割以上が現役合格! ※のべ合格者72名 都道府県・市 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 大阪府 23 22 - 22 18 大阪市 18 18 4 14 12 堺市 2 2 - 2 2 奈良県 22 21 1 20 13 京都府 1 1 - 1 1 静岡県 3 3 - 3 1 鳥取県 13 13 6 7 6 島根県 1 1 - 1 1 高知県 32 30 17 13 10 茨城県 3 3 1 2 2 千葉県 7 6 4 2 2 東京都 2 2 1 1 1 横浜市 1 1 - 1 1 川崎市 5 5 2 3 2   公立学校養護教諭 40.9% 合格者9名/受験者22名(現代教育学科) ➡過去2番目に多い合格者! ※のべ合格者10名 都道府県・市 受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 大阪市 6 3 - 3 3 愛媛県 3 2 - 2 2 高知県 6 3 - 3 2 茨城県 11 1 - 1 1 東京都 6 2 - 2 1 鹿児島県 1 1 - 1 1   特別支援学校教諭 80.0% 合格者4名/受験者5名(現代教育学科) ➡毎年安定した現役合格率! ※のべ合格者7名 都道府県・市 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 大阪府 1 1 - 1 1 兵庫県 2 2 - 2 2 奈良県 2 2 - 2 1 鳥取県 3 3 1 2 2 大分県 1 1 - 1 1   公立中学・高校教諭(英語) 75.0% 合格者3名/受験者4名(現代教育学科) ➡3年連続全員合格は逃したものの、高い合格率! ※のべ合格者4名 都道府県・市 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 大阪府 3 2 - 2 2 大阪市 1 1 - 1 1 名古屋市 1 1 - 1 1   公立学校栄養教諭 66.7% 合格者2名/受験者3名(健康栄養学科) ➡6年連続で現役合格! 都道府県・市 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 大阪府 1 1 - 1 1 大阪市 2 1 - 1 1 公立幼稚園教諭・保育士採用試験 現役合格率ならびに自治体別の合格者数 公立幼稚園教諭・保育士100% 合格者25名/受験者25名(現代教育学科) ➡4年連続全員合格!8年連続で9割をこえる現役合格率! ※のべ合格者39名(併願合格含む) 都府県・市(町) 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 最終合格者 奈良県大和郡山市 10 10 3 1 奈良県橿原市 10 7 1 5 奈良県香芝市 11 11 7 4 奈良県葛城市 3 3 1 1 大阪府大阪市 10 9 1 7 大阪府堺市 3 3 1 1 大阪府吹田市 7 6 4 1 大阪府豊中市 3 3 0 1 大阪府和泉市 4 4 0 2 大阪府八尾市 5 4 0 3 大阪府柏原市 3 3 0 2 大阪府泉南市 1 1 0 1 大阪府藤井寺市 2 2 0 2 大阪府大阪狭山市 1 1 0 1 大阪府田尻町 1 1 0 1 兵庫県尼崎市 3 3 0 1 兵庫県加西市 1 1 0 1 兵庫県伊丹市 1 1 0 1 京都府京田辺市 1 1 0 1 京都府木津川市 1 1 0 1 滋賀県甲賀市 1 1 0 1 注1.過年度卒業生を含みません(すべて2026年3月卒業生) 注2.2025年12月19日現在の判明者数です。今後変動する場合があります。 注3.一部試験での1次試験免除者を含みます。 注4.小学校教諭(奈良県)は、2024年度実施の3年次選考で合格した4名を含みます。   現役合格者の声(YouTube) 現役合格者の声(大学公式ブログ) 関連リンク 2023年、教育学部がさらに「深化」! 小学校教諭81.4%、公立幼・保100%、養護教諭40.9%が現役合格!〜2025年3月卒業生 小学校教諭74.0%、養護教諭50.0%、公立幼稚園・保育士100%!〜2024年3月卒業生 小学校教諭85.4%、養護教諭64.7%、公立幼稚園・保育士100%!〜2023年3月卒業生 

2026.03.24

看護師・保健師・助産師国家試験、6年連続全員合格!~2026年3月卒業生

  2026年3月24日(火)に合格発表が行われ、15回目の卒業生となる健康科学部看護医療学科では看護師国家試験に96名、保健師国家試験に13名が受験し、全員が合格しました。また、助産学専攻科でも助産師国家試験に9名が受験し、開設以来14年連続の全員合格を達成しています。   畿央大学としては、看護職3資格で6年連続全員合格という快挙となります。これからもすべての学生が夢をかなえ、その一歩を踏み出せるようサポートしていきます。   国家試験現役合格率 6年間推移 看護師 保健師 助産師 2026卒 100% (96/96) 100% (13/13) 100% (9/9) 2025卒 100% (92/92) 100% (13/13) 100% (9/9) 2024卒 100% (94/94) 100% (11/11) 100% (9/9) 2023卒 100% (90/90) 100% (9/9) 100% (10/10) 2022卒 100% (85/85) 100% (12/12) 100% (10/10) 2021卒 100% (95/95) 100% (15/15) 100% (10/10) 本学の学生はよく頑張り、看護医療学科卒業生・助産学専攻科修了生全員が現役合格をはたしてくれました。コロナ禍はもちろん学内外の実習に国家試験、卒業研究などのハードルを乗り越え、心を折ることなくしっかり学修に励んでくれたことに敬意を表します。国家試験の合格を確実にしていくために、なお一層の支援強化をはかりたいと思います。 看護医療学科 学科長 河野由美 卒業目前の4回生が成長を振り返るムービー 関連リンク ▶看護医療学科ホームページ ▶オープンキャンパス特設サイト

2026.03.23

理学療法士国家試験、4年連続で100%!~2026年3月卒業生

  第61回理学療法士国家試験の合格発表が3月23日(月)に行われ、理学療法学科では75名全員が合格をはたしました。全国平均は94.9%(新卒のみ)でした。2023年3月卒業生から4年連続での全員合格となります。   過去10年間現役合格率も99.9%(696/697)と、引き続き全国随一の現役合格率を堅持しています。   関西私大初の理学療法士養成校として1,200人をこえる卒業生を輩出し、病院はもちろん、企業、スポーツ分野、他大学教員など幅広いフィールドで活躍しています。これからも高い技術と志はもちろん、リハビリの現場でリーダーシップを兼ね備えた理学療法士の育成をすすめていきます。 理学療法士国家試験 現役合格率の10年間推移 2026卒 2025卒 2024卒 2023卒 2022卒 受験者 75名 68名 68名 71名 75名 合格者 75名 68名 68名 71名 74名 合格率  100%  100% 100% 100% 98.7% 全国平均(新卒) 94.9% 95.2% 95.2% 94.9% 88.1% 2021卒 2020卒 2019卒 2018卒 2017卒 受験者 61名 76名 64名 72名 67名 合格者 61名 76名 64名 72名 67名 合格率 100% 100% 100% 100% 100% 全国平均(新卒) 86.4% 93.2% 92.8% 87.7% 96.3%   いつも通りの力をいかんなく発揮し、4年連続となる全員合格を達成してくれました。やるべきことを日々積み重ねてきた成長の結果だと思います。国家試験の合格には、普段からのたゆまぬ努力が大切です。来年に向けても、教職員一同更なる対策強化をはかっていきます。 理学療法学科 学科長 庄本康治 卒業目前の4回生が成長を振り返るムービー   関連リンク ▶理学療法学科ホームページ ▶3分でわかるKIO元気塾~理学療法学科の学生・教員が地域の「元気」をサポート!(YouTube) ▶オープンキャンパス特設サイト

2026.03.09

卒業後のメールアカウント停止のお知らせ

平素より本学のサービスをご利用いただきありがとうございます。 畿央大学では、これまで在学中のメールアカウントを卒業後も継続してご利用いただいておりましたが、セキュリ ティを確保した運用が難しいことから、大学内で慎重に検討した結果、下記のとおり停止することになりました。 停止後は、大学メール等、Microsoft365へのログインができなくなります。 大学メールを受信用としてご利用の場合は、停止時期までに個人のメールアドレスへ変更をお願いします。 ご利用の皆様におかれましては、何卒ご理解いただけますようお願いいたします。 対象 2024年度以前に卒業された方 アカウント停止時期 2027年3月末日 お問い合わせ アカウント停止に関するお問い合わせは、教育学習基盤センター(infprm@kio.ac.jp)までご連絡ください。  

2026.03.09

第25回畿央大学公開講座を開催しました。

畿央大学では、地域の皆様に生涯学習の場を提供することを目的とした「畿央大学公開講座」を毎年開催しています。今年度は2026年2月21日(土)に畿央大学L103講義室において、人間環境デザイン学科 𠮷村 理教授と現代教育学科 大城 愛子准教授が講演いたしました。 大学の役割は教育基本法にも明記されている通り、高等教育を修得する場であり、新たな知見を追求する場でもあります。そしてその成果を社会の発展のために広く提供するという大きな役割を担っています。つまり社会に貢献するということです。畿央大学は、広陵町や河合町をはじめ奈良県やその他多くの自治体や企業とも協定を結び、様々な連携事業を行っています。 この畿央大学公開講座においては、本学の教員の専門的な教育内容や最先端の研究の中から、地域の皆さまのお役に立つようさまざまな内容を提供しています。毎年この公開講座を楽しみにしてくださる方がたくさんいらっしゃいます。 講座①「地産地消の町と建築」講師:人間環境デザイン学科 𠮷村 理 教授 𠮷村教授の専門は建築設計で、研究テーマは「木造」「再生」「地域」です。葛城山麓に位置する江戸・明治からの歴史的町並みが残る御所まちの古民家をリノベーションして自宅兼事務所を構え、大学教員の傍ら近畿圏を中心に建築設計なども行っています。     今回の講座は、「地産地消の町と建築」という興味深いテーマでの講演でした。地産地消と聞くと地元の食材を地元で消費することをイメージしますが、町や建築の地産地消とは、地元の素材を使って、地元の職人の手でつくられる町や建築のことです。それは地域の人々の暮らしを豊かにし、地域の魅力を高め、地域にとって大きな財産になる素晴らしいことです。 地域の資源である「まち」(民家・町並み)、「やま」(里山・木材)、「ひと」(住民・職人)の3要素をどう育て、どう料理して暮らしを豊かにしていくかということに主眼を置いて、自身が推進しておられるプロジェクト等を紹介しながらわかりやすく説明してくださいました。 𠮷村教授は12年前に、御所町内にある築180年の反物を扱う商家であった古民家「花内屋」をリノベーションし、自宅兼事務所にしています。自宅の一部は町の人々にも開放しており、どんな用途にも対応できる柔軟性を持ったコミュニケーションを生む空間が町の人々の憩いの場所となっています。 ▼クリックで吉村教授のサイトに遷移します   建物をつくることを町の景観保全や里山再生につなげることを考えながら、戸建て住宅、宿泊施設、レストラン、店舗、酒蔵、蒸溜所、古民家のリノベーション・地域計画など、数多くのプロジェクトに取り組んでおられます。 また建築材料は、主に地元の産材を使用します。奈良県は樹齢100年を超える大径木スギ人工林の蓄積量が極めて豊富です。このスギ丸太を有効活用し断熱、調湿、耐震に優れた板壁を作り出し、様々な建築物に利用しておられるということです。 吉野など県内の山では、桧や杉の大径木を伐採する際に、条件に合わない大径木を山に残したまま捨てている現状があります。輸送コスト等で採算が合わずにそのまま山に捨てられた残材を見て、先生は非常に「もったいない」と感じられ、それらの捨てられている木材を生かして、地元の優れた大工さんや左官屋さんに施工を依頼し建築材として役立てているということです。まさに材や人についてあらゆる面で地産地消をめざしています。 吉村教授は10年以上にわたって事務所周辺の町家を改修し、酒蔵、蒸溜所、宿泊施設、レストラン、カフェ、事務所、住宅などにコンバージョンしてきました。今後も地域と協力しながら、多くの町家群のリノベーションを通して町に賑わいを生む町並みを生み出していただけることでしょう。 皆さんの身の回りにもきっと沢山の素晴らしい地域資源があります。それを見つけてひとや町が元気になるコミュニティーを生み出すことができたら、とても素晴らしいことではないでしょうか?   参加者の声 とても丁寧に分かりやすく教えて頂きました。時間があっという間に過ぎてもっと講義を聞きたいと思いました。ありがとうございました。 身近なところのマレバージョンの実例を紹介していただき、大変興味深く聴かせていただきました。機会を見つけて現地を訪れたいと思いました。 聞きたかったような話が聞けて満足できております。先生の人柄もよく楽しくお話が聞けました。 とてもキレイな家で一度訪れてみたいと思いました。レストランは良いですね。 土間のある空間はとても好きです。これからも地域に根差した設計を続けてください。 日常生活以外のことが知れてよかったです。特に吉野山の道づくり、今朝のテレビで報道していました。よくわかりました。 題名からは予想できない貴重なお話ありがとうございます。 建築における地産地消の意味がとてもよく分かりました。 地域が抱える課題と先生のご研究そして学生の活動等がリンクして着実に成果を上げておられることに感銘を受けました。多くの人を巻き込むことは大変難しく、見通しを立てることと、見通しを現実的なものにしていくこと、そして正解に導いていくことなど、日々頭も身体もフル回転させておられるのでしょう!素敵なお話を聞かせていただきました。ありがとうございました。 奈良の地域の文化から実務における既存材や土間の室内環境の利用に活かしている話が聞けて本当に良かったと思います。 この講義を受講出来るのを楽しみにしています。平々凡々な刺激の無い毎日を送っているので色々なジャンルの講座は脳に活を入れる意味でも、又、昔の大学の講座を聴いて知識を深めていた頃に戻った気分になれる意味でも私には貴重です。講座の開設に感謝します。 本日は貴重な講演、ありがとうございました。私自身、県内工業高校建築科教員として民家のもつ魅力を現代に活かす取り組みに感銘を受けました。今後も広く県民にPRをお願いします。 講座②「多文化社会スウェーデンの現状 ~その光と影~」講師:現代教育学科 大城 愛子 准教授 大城准教授の専門は「教育制度学」「幼児教育学」「保育学」で、研究テーマは「スウェーデンの幼児教育制度・子育て支援に関する研究」、そして「幼児教育・保育と義務教育の接続に関する研究」です。 高校時代をスウェーデンで過ごされ、畿央大学教育学部開設当初から教鞭を取っています。その間もたびたびスウェーデンを訪れ、研究を進めています。     福祉国家として有名なスウェーデンは、積極的に移民や難民を受け入れてきたことでも知られています。異なる文化的背景をもつ人々を社会に統合することで労働力を確保して発展してきた「移民に寛容な社会」というイメージが強い国です。しかし最近では、銃犯罪の増加や犯罪の低年齢化といった深刻な治安上の懸念を抱えており、平和で安全な福祉国家というイメージが変わりつつあります。 今回の講座は、スウェーデンで暮らした経験をもとに多文化化の現状について、私たち日本人が同様の課題にどう向き合うべきかについて考える機会となりました。スウェーデンでは、1990年代以降、戦争紛争地域から移民・難民の受け入れを積極的に行ってきました。しかし近年の状況をみると、そうしたバックグラウンドをもつ人たちの中で、スウェーデン社会に馴染めず疎外されたと感じて生きづらさや不満を抱えた少年たちをギャングが取り込み、銃撃の実行犯やドラッグの運び屋として使っているという現状があります。 日本でも、外国人労働者に頼る面は多々あり、そのおかげで成り立っている現状があります。ただ、「手軽で安価な労働力」ではなく、異なる文化的背景を持つ一人の人として受け入れる際に、どのような支援と受け入れる側の「覚悟」が必要なのかを考える必要があるのではないでしょうか? また、日本ではどのような価値観を大切にしていて、将来どのような国を子どもたちに残したいかという国家観から政策を検討する必要性も示唆されました。多文化化や移民政策という難しい課題についても、大城准教授の実体験を交えてわかりやすく解説しました。   参加者の声 スウェーデンは、平和な国だというイメージだったのですが、先生の講座を受講し、移民・難民の受け入れは大変な現状に陥って解決するには難しいということが良くわかりました。 スウェーデンの現状を理解できた。福祉国家で老後は安心と思っていた。 ご経験からお話をいただいたので、大変分かりやすかった。今、日本でも問題となっている事だったので、テーマも良かった。 スウェーデンは福祉社会で光の多い国かと思っていましたが、影の部分が深刻であることを知れた。日本が今後、移民・難民を受け入れるための指標となる。 これからの日本が進む方向を考える一つの大きなヒントであると思います(とりわけ外国人政策について) 福祉国家としてのスウェーデンのイメージしかありませんでしたが、本日の講座にて実情を知ることとなりました。また、移民の問題は日本にとっても重大な問題であり、大きな課題であると感じました。 日本でも今後考えなくてはいけない問題。先生の経験談なども交えてのわかりやすい講座でした。話の流れが良く聞きやすかったです。 今、日本でも多くの外国人の方がいらっしゃるので、共に生きることの難しさ、これからの日本の在り方も考えさせられました。とても素晴らしい講義でした。もっと先生のお話をお聞きしたかったです。ありがとうございました。 今日のような講座を社会人講座として定期的に開催いただけたらありがたいです。 実体験に基づく、現地での空気感が伝わる講演で、とても良かったです。豊かな福祉国家というイメージとは異なる側面を知る機会となりました。   講演会終了後も参加された皆様が熱心に質問され、先生方がお一人お一人の質問に丁寧に回答している姿が印象的でした。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。 畿央大学では、今後も受講者の皆様に満足いただける公開講座を開催してまいります。 関連記事 第24回畿央大学公開講座を開催しました。  第23回畿央大学公開講座を開催しました。 第22回畿央大学公開講座を開催しました。 第21回畿央大学公開講座を開催しました。     

2026.03.06

教職員対象「令和7年度ハラスメント防止委員会および人権教育推進委員会主催学内研修会」を開催しました。

2026年2月26日(木)、本学にて教職員対象の「ハラスメント防止委員会および人権教育推進委員会主催学内研修会」を開催し、70名の教職員が参加しました。   今年度の研修では大阪大学名誉教授(教育学博士)の小野田正利先生をお迎えし、「対応困難な保護者対応トラブルとは何か~親の権利と教師の尊厳の両立のために」をテーマにご講演いただきました。     小野田先生は、保護者や顧客などの苦情の中で無理難題と感じてしまうものを「イチャモン」と呼び、特に学校現場において、学校と保護者の建設的な営みの手がかりがあるとお考えで、その対応のあり方を長年研究されてこられました。退職後の現在でも年に数十の講演活動を精力的に展開されており、本日本学での講演の運びとなりました。   講演では、近年増加している学校現場での保護者対応の課題について、保護者対応はもはや逃れることは不可避で、単なるクレーム処理ではなく、教育を支える大切な仕事の一つであることが強調されました。小野田先生は、実際に全国の学校現場へ足を運び、教職員への丁寧な聞き取りを重ねてこられた経験をもとに、具体的事例を交えながら説明されました。   「現場に行かなければ見えないことがある。」その言葉が示す通り、数字や報告書だけでは把握できない現実があります。当事者の声を直接聞き、その背景を知ることで初めて、本質的な対応の在り方が見えてくるとの説明もありました。     また、対応困難とされる事例においても、相手の立場に立ち、「なぜその言葉が出ているのか」その背景を考えることが重要だと示されました。同時に誠実な対応をしていくには、感情論に流されるのではなく、法的知識を基盤とし、ICレコーダーやスマホ等によって記録を残すなどの危機管理も不可欠だと強調されました。 また、保護者対応は決して個人で抱え込むものではなく、学校全体で組織的に対応していくことが重要であるとの指摘もありました。教員一人に責任を集中させるのではなく、組織として支える体制づくりこそが、教職員の尊厳を守ることにつながります。   後半では、小野田先生監修のビデオを視聴し、実際の対応場面を通して理解を深めました。     人権とは、権利の主張だけを意味するものではありません。そこには他者の尊厳を尊重しながら共に在るという姿勢が含まれています。   対立ではなく対話へ。個人対応ではなく組織対応へ。そして思い込みではなく事実に基づいた誠実な対話を積み重ねることが、信頼される教育環境の基盤となります。とりわけ、教職員が孤立したまま問題を抱え込むことは、心理的にも大きな負担になり、結果としてハラスメントにつながることになりかねません。       本日の講演で小野田先生がお話しいただいたことは、健全な教育環境を維持するためのハラスメント防止の観点からも重要であり、組織全体で支え合う環境整備につながるものと考えられます。現場に学び、人に向き合うという積み重ねこそが、安心して教育に取り組める環境を支える基盤であることを改めて考える機会となりました。

2026.03.05

プレパパ・プレママのための「マタニティクラス」を開催します~看護実践研究センター

畿央大学マタニティクラス「Kioマミfes」は、畿央大学看護実践研究センター(母子包括ケア部門)が主催するプレパパ、プレママのためのお産と育児に関する体験プログラムです。大学でトレーニングを重ねた看護学生と一緒に、大学の豊富な教材を用いて抱っこやおむつ交換、沐浴などを体験してみませんか?助産師でもある大学教員も一緒に参加しています。妊婦さんの疑似体験もできます。 妊婦さんとご家族が、赤ちゃんを迎える準備に、気軽に参加してください。 実施要項 受講対象 妊娠16週以降の妊婦さんとパートナー、ご家族など 開催日 ① 4月19日(日)13:30~15:30 ② 6月28日(日)13:30~15:30 ③ 8月23日(日)13:30~15:30 ④ 9月20日(日)13:30~15:30 ⑤ 10月25日(日)13:30~15:30 ⑥ 12月13日(日)13:30~15:30 ⑦ 2027年2月28日(日)13:30~15:30 各回 定員15組(先着順) 会場 畿央大学K棟1階 看護実習室 申込方法 申込フォームより必要箇所を入力し、お申込みください(申込先着順となります) 申込ページ 参加費 無料 持ち物 水分補給のための飲み物、バスタオル(足元にかけるもの) 服装 足湯をされる方はひざ下を出せる服装   お問い合わせ 畿央大学総務部 Tel:0745-54-1602 E-mail:i.oka@kio.ac.jp

2026.03.02

2025年度「教職課程FD研修会」を開催しました。

2026年2月19日(木)、教職課程FD研修会を開催し、49名の教職員が参加しました。   今回の研修会は、「教採・公務員対策室での指導を通して考える学生の”いま、これから”」をテーマに、進路支援部 教採・公務員対策室の藤田 和義先生にご講話いただきました。   藤田先生は奈良県立の高等学校において21年もの間、教員として勤務され、さらに奈良県立教育研究所や奈良県教育委員会では人権教育の推進に尽力されました。奈良西養護学校、高田高校等の校長を経て本学に着任された後は、本学教採・公務員対策室で学生の指導に当たってこられました。また、健康科学部の正課科目「人権教育」の授業もご担当いただいています。今回の研修会では、そうしたさまざまな立場から学生を見てこられた先生だからこそわかる「本学の学生の姿」や「その変化」、私たちの指導の在り方について語っていただきました。     まず前段として教員採用試験、公務員試験の実情についてご説明がありました。   教員採用試験は近年、志願倍率が低下傾向にあります。また、3回生受験制度の導入や試験の共同実施の導入が計画されたり、SPIが一部導入されたりするなど大きな変化が起きています。   公務員試験においても同様に志願者の減少傾向が見られます。今回のお話では2019年3月以降の本学卒業生の公務員合格者数の推移や、実際に合格を手にした卒業生の声(いつ頃から、どのような受験対策をしていたか)など具体的な事例を交えながら、特にコロナ禍以降、顕著になっている試験方法の変化に関する実情が紹介されました。さらには、こうした変化が学生のモチベーションや試験に向かう姿勢にどのような影響を与えているかについて、先生の見方が示されました。   長年のご指導を経て特に感じておられることとして挙げられたのは「自身の経験や思考、仕事へのイメージを言語化する力」の低下とそれを高める重要性でした。先に述べた試験実施方法の変化には教科の知識よりも多様な手法の面接(録画面接・ディベート等)によって「行動に表れる能力、特性」や「結果や成果と結びつく能力、特性」を図ろうとする「コンピテンシー型評価」への移行という特徴が見られます。急速に進化する生成型AI等の影響で、従来のエントリーシート等では個人差を測りにくくなったことも要因と考えられますが、このような試験を突破するためには自身の経験を自身の言葉で説明する力がより強く求められることになります。   「予測不能な時代」といわれる今、社会で活躍する学生を送り出すためには、学生の「内にある思い」に火をつけることが大切であると述べられました。そして「明るい未来は熱い思いをもつところにやってくると信じて」という言葉でご講話を締め括られました。     今回の研修会では、教員採用試験や公務員試験の最新の動向を知ることができただけでなく、長年にわたり学生指導の前線に立ってこられた先生の熱い思いを共有していただけたと感じています。真面目で熱心な学生の皆さんと、高校の担任以上に距離が近いともいわれる教職員の存在――そうした本学の特色をいかして、ここでしか学べない魅力ある教育をこれからも推し進めていかなければならないと改めて感じました。 貴重なお話を聞かせていただいた藤田先生に改めて感謝申し上げます。

2026.02.27

入院中の脳卒中者はなぜ歩行を重要と認識しているか-歩行に関する語りから重要性を探索~ ニューロリハビリテーション研究センター

脳卒中を発症すると、多くの人が歩行能力の低下を経験し、日常生活や社会参加にさまざまな影響を受けます。しかし、入院中の脳卒中者が、どのような理由で歩行を重要と捉えているのかについては、これまで十分に明らかにされていませんでした。畿央大学大学院博士後期課程の三枝 信吾氏と森岡 周教授らは、回復期リハビリテーション病棟に入院中の脳卒中者19名を対象にインタビュー調査を行い、歩行の重要性に関する認識を質的に分析しました。この研究成果は Frontiers in Neurology誌(Perceived importance of walking among hospitalized patients with stroke: A thematic analysis)に掲載されています。 本研究のポイント 回復期リハビリテーション病棟に入院中の脳卒中者を対象に、歩行の重要性について半構造化インタビューを行い、質的に分析した。 歩行は、日常生活の再開や健康の促進および機能低下の予防に加え、歩行に伴う不安、他者との関係性、歩行能力低下のラベリング、さらに社会環境とも深く結びついていることが明らかとなった。 研究概要 脳卒中を発症すると、多くの人が歩行能力の低下を経験します。歩行は移動手段としてだけでなく、日常生活の自立や社会参加、健康維持にも深く関わる重要な活動です。しかし、入院中の脳卒中者が、どのような理由で歩行を重要と捉えているのかについては、これまで十分に明らかにされていませんでした。畿央大学大学院博士後期課程の三枝 信吾氏と森岡 周教授らの研究チームは、回復期リハビリテーション病棟に入院中の脳卒中者19名を対象に、歩行の重要性について半構造化インタビューを実施し、質的分析を行いました。その結果、歩行は発症前の生活を再開するための重要な要素として強調されていました。一方で、歩行は健康を維持するために重要ではあるが、環境への適応に対する不安も示されました。そして、参加者は歩行能力低下が他者との関係性に悪影響を及ぼすことを懸念していることや、他者からの視線を通じて脳卒中者として捉えられることを避けたいという思いも示されました。さらに、歩行の重要性は経済的負担や交通手段、外部支援の必要性といった、より広範な社会的課題にまで及んでいました。本研究は、入院中の脳卒中者が歩行を重要と捉える理由を質的に明らかにした初めての研究です。 研究内容 本研究では、回復期リハビリテーション病棟に入院中の脳卒中者19名を対象に、歩行の重要性に関する対面での半構造化インタビューを実施しました。インタビューに先立ち、Community Integration Questionnairを用いて、発症前の生活状況や社会参加の背景を把握しました。次に、歩行の自立性、バランス、質、距離、速さの5つの歩行要素の中から、参加者が最も重要と認識している要素を選択してもらい、その理由について詳しく語ってもらいました。インタビューはすべて音声録音され、逐語録として文字起こしされた後、体系的にコーディングされてテーマを生成するための分析が行われました(図1)。     図1.インタビューの手順と内容   結果、6つの主要なテーマが抽出されました。 (1) 日常生活の再開:歩行は、発症前に行っていた活動や生活習慣に戻るために不可欠な要素として認識されていました。 (2) 健康の維持および機能低下の予防:参加者は、歩行は健康を維持し、身体機能の低下を防ぐために重要であると捉えていました。 (3) 歩行に伴う不安:参加者は、歩行時に生じる身体的および環境的な困難について語っていました。 (4) 他者との関係性:歩行の困難さが、家族や周囲の人々との関係性に影響を及ぼす可能性について懸念が示されていました。 (5) 歩行能力低下のラベリング:参加者は、自身の歩き方が他者からどのように見られているかを強く意識していました。 (6) 社会環境:歩行は、仕事や交通手段といった、より広範な社会的要因と結びついていました。   研究グループは、これらの結果から、入院中の脳卒中者にとって歩行は、発症前の生活の再構築や健康の維持、人間関係および社会環境への再適応と深く関わる行為であると考えています。一方で、歩行は他者からの視線をはじめとする周囲との関係性といった心理社会的側面からもその重要性が形づくられており、今後の歩行リハビリテーションでは、身体機能や移動能力といった視点に加えて、個々人が認識する歩行観を踏まえた包括的な支援が必要であると考察しています。 本研究の臨床的意義および今後の展開 本研究の臨床的意義は、理学療法士等が歩行リハビリテーションを行う際に、脳卒中者自身が歩行に見出している意味や価値に着目する必要性を示しています。今後は縦断データを使用し、時間の経過に伴歩行の捉え方の変化を検討する必要があります。なお、本研究は科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業CREST研究領域「生体マルチセンシングシステムの究明と活用技術の創出」における研究課題「ナラティブ・エンボディメントの機序解明とVR介入技術への応用」の支援を受けて実施しました。 論文情報 Mitsue S, Ogawa T, Minamikawa Y, Shimada S and Morioka S (2026) Perceived importance of walking among hospitalized patients with stroke: a thematic analysis. Front. Neurol. 17:1742132. 関連記事 本研究の出版報告は、NARRATIVE EMBODIMENT PROJECT(NARRA BODY)のウェブサイトにも掲載されています。 問い合わせ先 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 博士後期課程 三枝 信吾 教授 森岡 周 Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: s.morioka@kio.ac.jp    

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