2020年の人間環境デザイン学科の新着情報一覧
2020.11.05
正門からD棟へのアクセス紹介!~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.66
1回生の皆さんを応援する”新入生応援!やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクト”。「D棟への行き方がわからない」という声があった…ということで、本学卒業生でもある人間環境デザイン学科の小松先生にご協力いただき、D棟へのアクセスをご紹介します! 【1】正門を通って坂を登ったら、モニュメントの前を右にへ! 【2】渡り廊下の左側にあるドアを入って、C棟を通り抜けてください! 【3】C棟を通り抜けると目の前にP棟が見えるので、そこを右へ! 【4】ここを奥に行くと、D棟はあと少し! ※初めて来る人は、ここで引き返しちゃうみたいです… ⑤駐輪場をこえて、左手にある建物がD棟です! 新入生の皆さん、D棟2階の共同研究室でお待ちしています! 人間環境デザイン学科 助手 小松 智菜美
2020.10.26
加藤プロジェクトゼミ展示 茶室「禍庵」~人間環境デザイン学科
人間環境デザイン学科の加藤ゼミです。2・3回生合同の加藤プロジェクトゼミでは2011年から茶室を作っており、毎年畿央祭(学園祭)において展示しています。 早いもので茶室づくりも10年目となりましたが、今年はまさか新型コロナウィルスによって社会がこんなにも混乱するとは夢にも思っていませんでした。畿央祭も中止となりました。年度初めは茶室制作も難しいのではと思っていましたが、幸いにも後期から対面授業も一部再開してなんとか制作することができました。 毎年、茶室のテーマを設定しており、2020年は「禍庵(かあん)」と決まっていました。鴨長明の方丈記からデザインのヒントを得て茶室づくりを始めていきました。 ▶2020年コンセプト~茶室「禍庵(かあん)」《転生愚離茶・テンセグリティ》 ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。 ↑これは有名な鴨長明が書いた「方丈記」の冒頭です。 「方丈記」が書かれた背景には災厄に悩まされた乱世があります。晩年、長明は一丈四方(方丈)の小さな庵で余生を送ります。今年の茶室はテンセグリティ構造で成立しています。テンセグリティとはTension(張力)とIntegrity(統合)の造語であり、バックミンスター・フラーによって提唱されました。「転生愚離茶」というのはテンセグリティの当て字です。まるで重力を無視して浮いているように見える二畳茶室になっています。 設置するにあたり、現場は全然うまくいかず、翌日の遅くまでかかってしまいました。 完成時は浮いたような構造(テンセグリティ)が一瞬は成立していたのですが、次第に崩れて、天井部が下がってしまいました。2日目には床にまで天井部が落ちてしまい、テンセグリティが成立していませんでした。 コロナ禍のためすぐに学生は集まれませんので、急遽、リーダーの勝屋君が応急処置で直してくれました。面皮柱を立て、なんとかテンセグリティ構造が成立しました(写真一番上)。 ▶禍庵 1/10模型 1/10模型と原寸(1/1)の違いを思い知らされましたが、試行錯誤しながら完成させることができました。 【禍庵制作メンバーのコメント】 今回、テンセグリティという変わった構造を軸に作ってみましたが、やはり絶妙なバランス、サイズで作らないといけなく、難しかったです。 思っていた形にはならなかったですが、構造体への理解がより一層深まりました。次回何かを制作する時にこの失敗と学びを活かし、取り組みたいと思います。 (禍庵リーダー)人間環境デザイン学科3回生 勝屋翔太 失敗はつきものですが、その失敗がかえって作品の質を上げることもあるのです。禍庵は片流れ茶室の美しさをたたえ、面皮柱はインテリアのポイントになっています。 コロナ禍でも全員の力を結集して作ることができたのは本当に良かったと思っています。 完成した茶室は10月30日(金)までエントランスホールに展示していますので、登学された方はぜひ実物をご覧ください。 人間環境デザイン学科 教授 加藤信喜 ▼テンセグリティを実感できる動画(クリックで開始) 【加藤プロジェクトゼミメンバー】 勝屋翔太 米田雄人 麻田彩花 梅林沙采 川西梨々花 佐々木優帆 中林ゆき 前田瑠唯 西田瞬 井戸上希星 島本侑奈 殿村梨花 中井竜大 東田遥香 山口瑞生 【過去の茶室記事】 2011年 浮游庵 fu-you-an(浮く茶室) 2012年 PET庵(ペットボトル茶室) 2013年 「段庵」(ダンボール茶室) 2014年 「蹴鞠庵」(サッカーボール型茶室) 2015年 「ゲル庵」(モンゴル移住民の移動式住居) 2016年 「紙庵」(トイレットペーパーと古新聞の茶室) 2017年 「紐庵」(紅白の毛糸と木材を組み合わせたの茶室) 2018年 「角々庵(かくかくあん)」(三角と四角の幾何学デザインの茶室) 2019年 「吊庵(つりあん)」(吊る茶室)
2020.10.09
今井町のまちづくりをオンラインで学ぶ!~人間環境デザイン学科1年次配当「景観・まちづくり演習」
人間環境デザイン学科では、身近な建築やまちに直で触れることを目的とする「景観・まちづくり演習」という授業があります。毎年、実際に歴史あるまちを訪れ、そこに暮らす人の話を聞き、建築に触れることで、自分たちの身近な環境のデザイン、地域社会(コミュニティ)について考えていきます。 前半の授業では、橿原市にある「今井町」をテーマに課題を進めます。今井町は、重要伝統的建造物群保存地区に指定され、かつては『大和の金は今井に七分』といわれるほど繁栄した町です。現在も500軒もの町家が連なり、一般の方々が生活する「生きた町」であるのも魅力の1つです。今年度は遠隔での授業となりましたがMicrosoft Teamsを利用し、1回生74名、教員4名、今井町から5名の方が参加。自治会・今井町並保存整備事務所の方にゲストスピーカーとして講演していただきました。 今井町のまちづくりについて、住民の皆さん目線での今井町、そしてこれまでの今井町と畿央大学との交流についてお話していただきました。これまでもこれからも、今井町の魅力あるまちづくりにむけて住民の皆さんと共に様々な取り組みをされていることを教えていただきました。 【参考】今井町での活動が見える「人間環境デザイン学科」の一日 今後はグループに分かれて、各先生方から出題されたお題についての議論を行います。遠隔ではあるものの、1回生同士でのグループワークでどんな最終成果物が出るのか今からとても楽しみです。実際にみんなで現地に足を運ぶ事は出来ませんが、衛星地図を利用して今井町の町並みを見学し、頂いた資料を参考にチームワークが試されるときです! 先生方も遠隔でグループワークのアドバイスを行います。「畿央大学が奈良県にあるからこそできる学び」を存分に活かして、充実した授業になるように期待しています! 人間環境デザイン学科 助手 小松智菜美 【関連記事】 今井町“みんなでつくろう!”床几プロジェクト~人間環境デザイン学科 江戸時代の街並みが残る今井町を見学!~人間環境デザイン学科「景観・まちづくり演習」 三井田ゼミ「町家改善計画~今井町~」~人間環境デザイン学科 今井町のまちづくり見学会へ行ってきました!! 人間環境デザイン学科
2020.09.11
2025年大阪・関西万博ロゴマークデザインコンペ~人間環境デザイン学科加藤ゼミ
人間環境デザイン学科の加藤ゼミでは、学生とチームを組んでデザインコンペに積極的に応募しています。しかし、上手くいく事はほとんどなく落選の連続です。あまりにも落選が多いので、没になったデザイン案を「インポッシブル・デザイン」として、Kio Smile Blogに載せていただいております。 (2019.6.13 2019.8.13) 今回はみなさんご存知の「2025万博」ロゴマークデザインです。 全国から集まった総数5,894作品の中から、8/3に最終候補5作品が選ばれました。それについて寄せられた市民の意見を参考に、建築家の安藤忠雄氏が座長を務める選考委員会が選定したのが、こちらです。 昨年の秋、4回生橋本奈緒さんと3回生米田雄人さんと共同して我々も果敢に挑戦しました。 全く惜しくもなく落選してしまいましたが、悔しいので(恥ずかしながらも)インポッシブル・デザインとして披露させていただきます。 【学生からの感想】 今回は残念な結果となりましたが、良い経験になりました。いのちの輝きくんぐらい斬新なロゴマークを作れる感性を磨いていきたいと思います。(人間環境デザイン学科 4回生 橋本奈緒) まずは、我々が作成したロゴが落選してしまったことは残念です。 ですが、最終選考に残ったロゴ達を見ると、まだまだ良い物が作れたと思います。 今回選ばれたロゴは凄く斬新なデザインで、私は最終選考からあのデザインが選ばれるとは思っていませんでした。まだまだ勉強が必要だと感じました。(人間環境デザイン学科 3回生 米田雄人) 人間環境デザイン学科 教授 加藤信喜 【関連記事】 大学に隣接する商業施設「エコール・マミ」のマーミン・ミーマンの巨大絵本制作 大学に隣接する商業施設「エコール・マミ」への令和初のデザイン提案 福岡県理学療法士会ロゴマークデザインコンペ G20大阪サミット シンボルデザインコンペの思い出
2020.06.22
1回生担任紹介「村田先生」編~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.25
新型コロナウイルスの影響で大学に来れない1回生の皆さんを応援する”やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクトの一環で、先生方に7つの質問に答えていただきました。今回は人間環境デザイン学科の村田教授です! 【1】氏名・担任クラス 村田 浩子(むらた ひろこ) 人間環境デザイン学科 1回生2組担任 【2】研究分野と担当科目 研究分野 被服学 生活科学 衣服素材の研究を地域の伝統文化の調査、世代間交流と合わせて進めています。かつて養蚕が盛んだった、奈良県と三重県の県境である大和高原の山添村で地域の方々と白い繭をはじめ黄色の繭、桃色の繭などのお蚕さんを飼育しています。今年は残念ながら山添村への頻繁な行き来が出来なかったので、自宅でも飼育をしました。 また綿栽培が盛んであった広陵町や大和高田で地域の方々と綿作りを行っています。 またユニバーサルデザインの視点による衣服の研究開発も産官学連携で行っています。 担当科目の衣生活論、アパレル構成論、アパレル構成実習などでは衣服や衣素材に関する授業を担当しています。2回生後期、3回生前期後期配当のプロジェクトゼミでは、学外にでかけ、地域の方々や、企業、行政と関わり活動の場を広げています。例えば・・・ ①広陵町商工会、広陵町靴下組合と共催で「靴下デザインコンテスト及びファッションショー」を開催 ②大和高田商工会議所、地域の企業と協力し大和木綿「奈良さくらコットン」コラボ事業 ③奈良県繊維工業協同組合連合会と「奈良の靴下」のコラボ事業等地域との取り組み 4回生では卒業研究に取り組みますが、近年の村田ゼミの卒業研究テーマと作品をご紹介します。奄美大島の工房で大島紬を研究そして織りました。 「奄美の風を届ける―25日間の―本場大島紬体験記―」 大和高田の奈良さくらコットンの綿を素材に大和絣を再現。 「大和もめん―農民の知恵から生まれた大和のシンボル」 薬師寺の修二会花会式の造花を調査研究 「春待つ手仕事―花会式と造花―」 【3】モットーや好きな言葉、大切にしていること 「困ったことは起こらない」 今までに万事休す!と思ったことが何度かありました。「もうダメだ~」と落ち込んでいたところ、ある人から「困ったことは起こらない。あなたが解決できないような問題は降りかかってこない。困ったと思うのは、解決策が間違っているだけのこと。」と言われました。この助言をきっかけに、あきらめる前に、切り口を変えて考えたり、一度白紙に戻してみたり、柔軟かつ冷静に考えると、困ったと思っていたことがそれほど大きな問題ではないことに気づきます。 「生活に潤いを」 同じ時間を過ごすなら、気持ちよくそして楽しくをモットーにしています。学生時代に「生活科学は生活の中の問題点を見つけ出し解決し、潤いのある生活を目指す学問」と学んだのがきっかけです。 【4】好きなこと(趣味・特技など) ① 読書 最近読んだ本の中では「国宝」「路」など、吉田修一さんの作品がお気に入りです。 ② 庭や近隣の四季の移り変わりを楽しみそして生活に潤いを与えること 小さな庭ですが、その四季の移り変わりを楽しんでいます。6月には赤い実をつけるジューンベリー。香りのよいジャムを作ります。 今年はお蚕さん用に育てている桑の木にもたくさんのマルベリーが実り、おいしいジャムになります。 秋には十月桜の花、冬には椿の花、クリスマスローズも楽しんでいます。 庭のお花を花瓶にいけたり、オリーブの枝でクリスマスリースを作ったり、南天と水引でお正月飾りを作ったり、忙しい中にも季節を感じるひと時を大切にしています。 そろそろ半夏生の花が楽しみです。 【5】 苦手なことや嫌いなもの 昔から「蜘蛛」が怖いです。姿を見つけたら私の方がその場を去ります。 高いところ、ジェットコースター、お化け屋敷、ホラーものは苦手です。 【6】先生から見た畿央大学や畿央生の印象は? 畿央大学は「面倒見の良い大学」と言われていますがその通りだと思います。 それはとても頑張る学生さんが多く、それに応えて教員もさらに張り切るという、好循環を生む大学だと思います。 【7】1回生にメッセージを! 夢を持って大学に入学し、勉強も、部活も、サークルも、アルバイトもして大学生活を謳歌する予定でしたね。 私も本当に残念に思います。しかし授業や面談でのやり取りの中で、みなさんの前向きな様子に「感動」していました。課題に一生懸命取り組みながら興味のあった筋トレに励む人、お菓子作りにはまった人、どのようにこの状況をよりよく切り抜けていくか考え努力していました。友人作りに関して不安を感じているようですが、人生は長いのです。通学できるようになってからゆっくり友達つくりをしましょう。 みなさんと出会える日を楽しみにしています。 教員実績
2020.06.15
1回生担任紹介「藤井先生」編~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.14
新型コロナウイルスの影響で大学に来れない1回生の皆さんを応援する”やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクトの一環で、先生方に7つの質問に答えていただきました。今回は人間環境デザイン学科の藤井教授です! 【1】氏名・担任クラス 藤井 豊史(ふじい とよふみ) 人間環境デザイン学科1回生1組担任 【2】研究分野と担当科目(必要に応じて地域連携の取り組みなども) 専門は建築の設計で、独立して約30年間建築設計の実務を続けてきました。当然、大学での担当科目も建築系の専門科目が中心です。具体的には、次のものがあります。 ・建築設計演習(君たち自身が実際に建築を考え、設計し、表現する演習です。我々担当教員と君たち学生は、一対一で議論することになります。) ・建築一般構造(建築が、どのようにできているのかを話す授業です。) ・建築施工(建築を、どのように造るのかを話す授業です。) ・ゼミ(2回生後期から始まり、君たちは何れかの先生のゼミに所属します。僕のゼミでは、主に建築や都市に関するプロジェクトを扱いますが、社会や世界の幅広いテーマについても議論します。) ▼スペースアーツ:南の美容室(インテリア設計/撮影:喜多章) 【3】モットーや好きな言葉、大切にしていること 「盲従せず自律する」 残念ながら哲学者や大作家の名言では無く、藤井の迷言です。しかし僕はそう生きたいと願っています。親や先生や上司の指示に黙って従うのは楽です。考えなくて済むし文句も言われない。逆に我が道を行くのは大変です。自ら正しい道を探さねばならないし、失敗しても誰も庇ってくれない。 しかし、親も先生も上司も、必ず正しいことを言うとは限りません。更に世の中には、正解など無い選択が必要なことも多々あります。最後に信じるべきは、自分自身の判断しかないと思うのです。 ▼ダブルウォールコンプレックス(化学メーカー工場内管理施設のロビー/撮影:喜多章) 【4】好きなこと(趣味・特技など) クラシック音楽。聞くの演奏するのも。遠い昔学生時代には、男ばかり100名の合唱団を前にフェスティバルホールの指揮台に立ちました。 最近は聞く方がほとんどですが、このところ折角チケットを確保したオペラやコンサートが次々中止になり、ちょっとブルーな気分です。 ▼ラングサイド:集合住宅(写真は中庭/撮影:喜多章) 【5】苦手なことや嫌いなもの 規則正しい生活、時間を守ること、あった人の顔と名前を覚えること、健康のための適度な運動。誤解しないで下さい。これらはきっと、望ましいことだと思います。ただ残念ながら神様は、僕にその才能を与えて下さらなかったみたいです。 ▼堺の住宅(戸建て住宅/撮影:喜多章) 【6】先生から見た畿央大学(または所属学科)や畿央生の印象は? 君たち1回生のことは(担任にもかかわらず)今のところはよく分かりません。でも、あくまで個人の感想ですが、先輩達を見ると女性が優秀(例外はある)なのが長所、男性がそうでもない(もちろん例外はある)のが短所でしょうか。でも、君たちはまだスタートを切ったばかりです。これからのことは未知数です。 女性諸君、伝統を守って下さい! 男性諸君、君たちの学年こそ、逆転を! ▼池田の3世帯住宅(写真は中庭/撮影:喜多章) 【7】1回生にメッセージを! せっかく晴れて入学したと思いきやこの時代・・・しかも今の状況が後期や来年も続かない保証も無く、さぞやうんざりしていることと思います。僕たち教員も、一日も早く君たちの顔を見ながら教え、議論したいのです。しかしそれがいつになるのかは未だ誰にも解りません。今は、今できることを頑張って下さい。読書をするのも映画を見るのもよいでしょう。建築を学ぶ人は、例えバーチャルでも、多くの名建築を見ておくことはきっと役に立ちます。幸い、googleも新建築データも、いろんなツールがあることだし。 何? 授業の課題が大変で時間が無い?? 全ての授業を頑張る必要などありませんよ。興味のある科目は一所懸命学ぶ、そうでもないものはそれなりに・・・。その代わり、何か一つ、熱中して下さい。 何時の日かにっくきコロナが終息したとき、「あのコロナの時代は毎日、空から全世界の街を眺めていた(例)」と言って欲しいと思います。 教員実績
2020.04.02
令和2年度入学生に学生証を交付しました。
2020年4月2日(木)、令和2年度の入学生に対して学生証等が交付されました。健康科学部349名(理学療法学科76名、看護医療学科99名、健康栄養学科101名、人間環境デザイン学科73名)、教育学部197名、健康科学研究科38名(修士課程35名、博士後期課程3名)、教育学研究科修士課程2名、助産学専攻科10名、臨床細胞学別科5名、あわせて601名の新しい畿央生が誕生しました。 新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、今年度は残念ながら式典を見合わせ、学科等の単位で講義室に分かれ、開講に向けて必要な手続きを短時間でおこないました。新入生と教職員だけのこじんまりとした雰囲気の中でしたが、キャンパス周辺の桜とともに、新たな門出を祝う一日となりました。 保護者の皆様、ご親戚の皆様にはお子様の晴れの姿を見届けていただけず、大変申し訳ございませんでした。心よりお詫び申し上げます。 本日、人生の新たな一歩を踏み出すことになった皆さま、おめでとうございます。このような形になりましたが、教職員一同心より歓迎の意を表するとともに、皆さまが入学当初の目標を達成することができるよう、全力を尽くしてまいります。厳しいスタートとなりましたが、夢を力に変えて、ともにがんばりましょう。
2020.03.07
【学生・保護者の皆さまへ】卒業証書等授与式に関するご案内(3/11・12追記)
既にお知らせいたしました通り、新型コロナウイルスによる感染症の拡大を受けて、今年度は卒業生、修了生全体での卒業式典および卒業パーティの実施を見送ることといたしました。 充実した学生生活の最後を飾る皆さんが楽しみにしてくださっている行事を見送ることは、本学といたしましてもまことに残念でなりませんが、現状では何よりも皆様の安全を守ることこそ第一と考え、このような結論に至りました。ご理解を賜れましたら幸甚に存じます。 なお、3月13日(金)には、各学科・専攻科・別科・研究科単位で卒業証書等授与式を、以下の通り実施することにいたしました。いずれも卒業生、修了生、教職員のみの場としますので、保護者等の付き添いの方の登学は控えていただきますようにお願いいたします。 【3月12日追記】 感染拡大防止を鑑み、下記に該当される方は出席をとりやめてください。 ・発熱等の風邪や咳などの呼吸器症状がみられる方 ・中国、韓国、イラン、イタリア、サンマリノなど新型コロナウイルスの感染が確認されている国から帰国して2週間以内の方 ◆3/13(金)卒業証書等授与式 会場◆ 【学部】 健康科学部 理学療法学科 10:00より P301講義室 看護医療学科 10:00より P201講義室 健康栄養学科 10:00より L101講義室 人間環境デザイン学科 10:00より R201講義室 教育学部 現代教育学科 10:00より KB04講義室 【大学院】 健康科学研究科 11:00より P302講義室 【専攻科】 助産学専攻科 11:00より P202講義室 【3月11日追記】 上記、本学会場で実施される卒業証書等授与式にお越しになる方は、遅くとも13:00までに学外へ退出、交通機関が空いている間に帰宅してください。 【別科】 臨床細胞学別科 16:00より 於:CTC梅田 ※本学各講義室は30分前より入室可能です。 ※出席を必須とする式典ではありません。ご自身の判断でお越しください。欠席された場合でも後日、学生支援センター窓口へお越しいただければ、卒業証書等は個別にお渡しいたします。 ※風邪の症状や発熱等がある場合は出席をお控えください。なお、マスク等のご用意もいたしかねますので、ご了承ください。 ※式の終了後は速やかに帰宅し、以後不要不急の外出は控えるようにしてください。 ※本学周辺の道路や、商業施設駐車場への駐停車は、短時間であっても地域住民の皆さまのご迷惑になりますので、厳にお慎みください。 ※在学生も登学の自粛期間ですので、残念ではありますが改めて登学自粛をお願いします。 ※今後、政府の方針を含めた情勢の変化によっては上記の予定の変更が生じる可能性はございます。その際にはホームページ等でお知らせをいたします。 新型コロナウイルスの動向はいまだ予断を許さぬものがあります。皆様くれぐれも体調管理にはお気を付けください。
2020.03.06
カナダ短期語学留学2020 現地リポートvol.7~WEEK1編2
畿央大学の短期語学留学プログラムは、毎年春休みと夏休み中に行われます。春期実施分では、英語学習はもちろんのこと、カナダの文化に触れることができ、博物館見学や美術館での美術鑑賞、アイスホッケー観戦、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、カナダでの生活を満喫することもできます。 【畿央大学春期短期語学留学プログラム2020概要】 場 所:カナダのビクトリア(バンクーバーの西、フェリーで1時間半程の場所にあります) 研修場所:グローバルビレッジ イングリッシュセンター ビクトリア 期 間:2020年2月22日から20日間 内 容:2週間英語学習(ホームステイ滞在)、その後5日間のバンクーバーでの文化体験、観光等 参加学生からのレポート、第7弾をお届けします! 初めまして。人間環境デザイン学科2回生の砂田菜摘です。 現在カナダに滞在して1週間です。今回は“Week1”ということで、初めの1週間の出来事、主に学校終わりの放課後の過ごし方についてと、カナダならではのイベント“Pink Shirt Day”についてご紹介します。 まず、放課後の過ごし方。Global Villageの学生のほとんどが午後の1コマを選択しているため、授業終了時刻は14時10分です。そこから私たちはみんなでビクトリアの街を散策したり、学校のアクティビティに参加したりしています。ビクトリアにはたくさんの観光地があり、毎日少しずつ観光をして回れるので、とても楽しいです。ビクトリアで有名な観光地と言えば、インナーハーバー、ビーコンヒルパーク、州議事堂、ブッチャートガーデンなどがあります。どれもとても景観の綺麗なところです。 学校付近の街はダウンタウンというビクトリアの中心部の街で、多くの観光地が集まっているため、私たちは歩いて観光をしました。大きくて立派な州議事堂に圧倒され、夕暮れのインナーハーバーの美しさに感動しました。 学校のアクティビティでは、カナダで有名なスポーツ、アイスホッケーの試合を見に行きました。初めて見るスポーツでしたが、間近で行われる迫力あるプレーに見入り、日本とはまた違った会場の盛り上がりや一体感を体感し、とても興奮しました。 こういったカナダの文化に触れることができて、満足しています。 次に、“Pink Shirt Day”について。これは「いじめをなくそう」と呼びかける日、いじめ反対運動を意味するカナダ発祥のイベントです。きっかけは、ある学校でピンクのシャツを着た男の子がホモセクシャルだといじめられ、他の生徒がそれを見ていじめをなくしたいと思い、みんなに「明日ピンクの服を着ていこう」とみんなに呼びかけをしたところ、次の日学校がピンクであふれ、そこからいじめがなくなったという話です。私たちもこれに参加しました。まだまだあまりメジャーなイベントではないそうですが、とても素敵で大切な話なのでぜひもっと多くの人に広めたいと思いました。 残りのカナダでの生活、またとない機会、たくさんの人と交流し、色んな所を観光し、有意義に過ごしたいと思います! 人間環境デザイン学科 2回生 砂田菜摘 【関連記事】 カナダ短期語学留学2020 現地リポートvol.6~WEEK1編 カナダ短期語学留学2020 現地リポートvol.5~ホームステイがスタート カナダ短期語学留学2020 現地リポートvol.4~ホームステイ先に到着 カナダ短期語学留学2020 現地リポートvol.3~出発編(羽田からビクトリアまで) カナダ短期語学留学2020 現地リポートvol.2~出発編(羽田からバンクーバーへ) カナダ短期語学留学2020 現地リポートvol.1~出発編(事前準備)
2020.03.02
大学に隣接する商業施設「エコール・マミ」のマーミン・ミーマンの巨大絵本制作~人間環境デザイン学科加藤プロジェクトゼミ
令和元年度最後の課題制作! 加藤プロジェクトゼミの最後のプロジェクトは「エコール・マミ(通称:エコマミ)」への提案です。バレンタイン装飾と100年後のエコマミ未来のショッピングセンターデザイン提案は終了し、最後の課題が残るだけになっていました。エコマミ様から与えられた課題はマーミン・ミーマンの巨大絵本の製作です。 提案場所は北館吹き抜けの1階です。提案に当たっての前提条件は ①エコマミのキャラクター「マーミン」と「ミーマン」が登場する物語であること ②明るく夢のある物語や楽しくなる物語であること ③900×1300のダンボールを1ページとし、10ページものとすること ④来館者の印象に残るもの、特にお子様によろこばれるもの という厳しいものでした。 巨大絵本の内容は、エコール・マミのイメージキャラクターのマーミンとミーマンが登場し、東京オリンピックを舞台に彼らが困っている子どもたちを助けるお話です。1ページが、縦90センチ、横130センチの10ページ構成なのでとても存在感がある作品になりました。1ページに盛り込める内容の少なさに苦しみ、楽しんでもらえるお話にするには、と考えるのが難しかったです。たくさんの子どもたちに読んでもらえたらいいなと思います。 ~制作メンバーからのコメント~ 絵本の制作で大変だったのは、物語の内容を考えることでした。どうしたら子どもたちに読んでもらいやすい内容になるのか、文字の分量、絵のアングル、全てが難しかったです。色を塗り始めると、1ページが大きいので迫力が出て、いい仕上がりになりました。実際に設置してみると小さいかなと思いましたが、設置している時に小さい子が来て、見てくれているのをみると、ちょうど良いサイズだったのかなと思いました。 2回生 岡所 絵里奈 大きな紙に絵を描くのは想像よりも大変でしたが、楽しかったです。絵本の構成を考えることにも苦労しましたが、みんなで話し合いを重ねた結果、まとめることができました。絵の具の塗り方も工夫することで、やわらかい印象の絵にすることができたと思います。来館者の方々に楽しんで見ていただけると嬉しいです。 2回生 橿山 知花 とにかく難しいと感じたことは、話の運び方、文章の構成、その中から一場面を切り取って絵を描くことです。絵本は、授業での発表などとは違い、相手が疑問に感じることがあったとしても、横に立って、ここはこうで‥と説明が出来ないものです。どうしても、自分達の脳内でのみ完結している部分があるのではないかととても不安になりました。幼い頃から何度となく読み聞かせてもらい、手にとってきた絵本ですが、まさかそんな苦労があっただなんて!という感じです。年齢的に、最近では手に取ることの少なくなった絵本ですが、こんなにも工夫が隠れていたのかと驚きと同時に面白さも感じました。今回、この素敵な企画を提案してくださったエコールマミ様にはとても感謝をしています。ありがとうございました。これからも精進していく所存です。 2回生 八田 采芽 今回のマーミン・ミーマン巨大絵本の制作は、最初に大まかな内容、次に絵本のページ割り、そしてキャラクター達の構図の順に進めていきました。展示対象者が未就学児と言うこともあり、初めての事が多く最初は戸惑いも多かったですが、色々な絵本をゼミ生で読んでみて研究し試行錯誤を何度も繰り返して今回の作品を完成させました。私が1番大変だと感じたことは内容を8(10)ページに収めることでした。未就学児対象ということもあり出来るだけ簡潔でわかりやすく言葉に起こそうとすると、どうしても文章が長くなってしまいかえって読みずらくなることもありました。何度も文章を添削し直して出来上がった作品なのでぜひ読んでみて欲しいです。全体を通して大変な事も多かったですが、子供が参加できるような工夫を入れてみたり、色々な工夫を施し無事終えることが出来たので良かったです。 2回生 麻田 彩花 【過去のエコール・マミへの提案】 2019年度 大学に隣接する商業施設「エコール・マミ」への令和初のデザイン提案 2018年度 大学に隣接する商業施設「エコール・マミ」へのデザイン提案! 2017年度 エコール・マミにバレンタインディスプレイと改修提案! 2016年度 エコール・マミで、バレンタインディスプレイを担当!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 2015年度 エコール・マミに改修提案とディスプレイ展示! 2015年度 エコール・マミ改修を提案!~人間環境デザイン学科プロジェクトゼミ(加藤ゼミ) 2014年度 エコール・マミに改修提案とディスプレイ展示!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 2013年度 さらに発展・エコマミ提案★人間環境デザイン学科加藤プロジェクトゼミ 2012年度 4年目のエコマミ提案★人間環境デザイン学科 加藤プロゼミ 2010年度 エコール・マミ 改善案 -人間環境デザイン学科 加藤プロジェクトゼミ報告-