現代教育学科の新着情報一覧
2013.07.04
開学10周年記念 教育学部シンポジウムを開催しました。
6月29日(土)13:00から、畿央大学開学10周年記念事業の一環として、教育学部のシンポジウム「21世紀を生き抜く子どもの学力形成」を開催しました。 文部科学省は、21世紀の現代社会は激動し、知識が社会や経済を動かす「知識基盤社会」の時代が到来している、と捉えています。この知識基盤社会で教育者としてどのように子どもたちにその能力を育て、学力を形成すれば良いのか、という未来へのあり方を探るために、学力形成について第一線でご活躍中の先生方をお招きしてシンポジウムが行われました。 最初に冬木智子学長が、たゆまぬ熱い教育への思いについての開会挨拶をされました。 続いて、白石裕教育学部長が、「創造的な生きる力の根源には学力があり、生きる力を育てることで子どもたちの未来を明るいものにしたい」と、このシンポジウムの目的と講師を紹介されました。 その後の基調講演では、名古屋大学名誉教授の安彦忠彦先生が、「人類レベルでの生存・持続発展が必要な時代となった21世紀において、学力は発達を達成するための部分・手段であり、人格の発達が全体・目的である。」「人格形成ならびに読み書きなどの基礎的学力が基本(不易)であり、時代や社会の移り変わりによって変化する応用部分の学力(流行)については、各自が自由に個性を発展させることが出来るように伸ばすことが大切である。」と人格形成を大切にする学力観を展開されました。 その後、3人のシンポジストの先生方からそれぞれ提言をいただきました。京都大学の松下佳代教授は、「学力は単なる知識・技能ではなく人格的要素にまで繋がる能力のひとつであり、能力を対象世界・他者・自己の3つの軸で捉えて、これらが含まれる学習活動を通して学力を形成することが必要である。特に、中心教科・言語活動だけでなく、様々な教科を通した多様な個性への気づきや教科内容の深い理解が重要である。」と説明されました。 続いて、民間塾の立場から見た現在の子どもの学習課題として、学研エデュケーショナルの青木聡教務部長は、タブレット端末を使ったICT学習により子どもたちの学力が大きく変化した例を示し、「紙のプリント教材とデジタル教材双方の良さを認めつつ、双方の連携を図ることが子どもの学力を育てる上で大切である。」と意見を述べられました。 本学の西端律子教授は、本学卒業生で斑鳩町立斑鳩東小学校(奈良県)の北口克也教諭の授業実践の映像を例示し、「昨今の教育環境の変化に伴い、ICTを使った教育方法が有効である。」と解説され、「これらの機器を使う前提として教師本人の授業力が必要である。」ことも強調されました。 質疑応答では会場の参加者から4人の先生方に活発な質問が出され、先生方も熱心に答えてくださいました。このシンポジウムは、地域の先生方を含む一般の方、卒業生だけでなく本学学生も加わっての参加者250名以上の盛況で、共に子どもの学力形成について考えるという10周年を記念する有意義なひと時となりました。 シンポジウム後の情報交換会は安井義和現代教育学科長のお礼の言葉で和やかに始まり、参加者がシンポジストの先生方を囲んで直接にお話を伺う実り多い時間を過ごすことが出来ました。 シンポジウムに関するアンケートでは参加者の満足度は高く、一般の方々も80%以上の方が、得るものがあったと回答を寄せてくださいました。 教育学部は、今後とも、子どもの教育について現場の先生方や地域の皆様とともに考え、研究し、学生を育て、情報を発信していくことをめざして活動していきます。
2013.06.06
現代教育学科~中学校一日見学実習レポートvol.2
2013年5月30日(木)に中学校一日見学実習を香芝市立香芝北中学校で行いました。この実習は、教育学部の英語科教育実習(中学校)の授業の一環として、将来教師を目指す学生3名が参加しました。実習の目的は、中学校での英語科教育実習を直前に控え、教職を目指す者として中学校における学習指導、生徒指導及び生徒の実態を実践的、体験的に学ぶことです。 見学は英語の授業だけではなく、職員室での朝礼への参加から、理科・国語などの科目も見学し、最後には部活動を見せて頂きました。1限目から6限目にいたるまでハードなスケジュールでしたが、大変貴重な経験になりました。 出井先生の英語の授業はほとんど英語だけで進行し、生徒達が積極的に英語で先生とやりとりしている姿は感動的でした。 学生達は授業中に生徒達とも積極的に接し、教育現場の雰囲気を実感しました。 お昼を食べながら生徒達と交流するのも、先生の大切な仕事。 授業の一部を担当させて頂き、教壇に立つ経験を積むことができました。 そして最後に、ご担当の先生方に振り返り会に参加していただきました。授業の進め方などについて投げかけた学生の質問に対し、経験豊富な先生方から貴重なご助言をいただきました。ありがとうございました。 各授業が始まる前には、学生達は英語で自己紹介を行いました。初めて教壇に立って緊張していた学生達も、生徒たちからの積極的な質問に対応することでリラックスし、楽しくやり取りしていました。英語の授業で先生はパワーポイントを使用し、スライドに言及しながら常に生徒に英語で問いかけるなど、非常に実践的な学習方法を見学させて頂きました。 英語科教育実習事前指導では英語指導法や教材作成、模擬授業を行いましたが、実習に行く前に実際の教育現場を見学する貴重な機会になりました。この一日見学を通して、今まで勉強してきたことを確認し、英語で教えるイメージを実感できたのではないかと思います。 中学校への教育実習では今までの学びや見学したことを生かし、実習先の先生方のご指導のもと、さらに英語を教えるスキルをみがいて成長してくることを大きく期待しています。 教育学部現代教育学科 ムース・ランディ 【関連記事】 現代教育学科~中学校一日見学実習レポートvol.1
2013.06.04
平成25年度冬木智子特別奨励賞・畿央大学特別奨励賞授与式を執り行いました。
平成25年度冬木智子特別奨励賞ならびに畿央大学特別奨励賞の授与式が、6月4日(火)12時30分より、C棟エントランスホールにて執り行われました。 「冬木智子特別奨励賞」は、冬木智子理事長が私財を寄附し設立した特別奨励基金により、本学に在籍している学業・人物・諸活動で優秀な成績を上げた学生に、褒賞・奨励金の授与を行うもので、各学科から1名、合計5名が選ばれました。 「畿央大学特別奨励賞」は、学業成績・人物ともに優秀な学生を賞し更なる努力を期待して、褒賞・奨励金の授与を行うもので、各学科2~4回生各1名(教育学部は2名)を選考の結果、本年度栄誉に輝いたのは18名でした。 副学長・学部長をはじめ、多くの教職員や学生たちが見守るなか、理事長より賞状と奨励金が一人ひとりに手渡されました。 学長は挨拶のなかで「建学の精神を実践し、先生方のご指導に感謝しつつ、ますます勉学に励み、畿央大学の学生としての誇りを持った社会に役立つ人材になってください」と語られました。 授賞された学生のみなさん、おめでとうございました。
2013.06.01
現代教育学科~中学校一日見学実習レポートvol.1
2013年5月16日(木)に中学校一日見学実習を大阪教育大学附属天王寺中学校で行いました。 この実習は、教育学部の英語科教育実習(中学校)の授業の一環として、将来教師をめざす学生11名が参加しました。実習の目的は、中学校での英語科教育実習を直前に控え、教職をめざす者として中学校における学習指導、生徒指導及び生徒の実態を実践的、体験的に学ぶことです。 では、当日の様子を写真とともにご紹介します。 まず、大阪教育大学附属天王寺中学校、金井副校長先生より今日一日の過ごし方についてお話を聞かせて頂きました。金井先生ご自身も英語科を担当されていたご経験から、英語教師として今日の見学実習をいかに有益に過ごすかをわかりやすく、また的確に学生に伝えて頂きました。特に金井先生が学生に伝えた「授業観察の視点」は、先生ご自身のご経験等を織り交ぜ、学生にとって非常に有意義な授業観察前の指導となりました。 その後、学生たちは、英語の授業を見学させていただきました。まず、見せて頂いた授業は、3年生の授業。授業で使われている言葉のほとんどが英語で行われている事が特徴的な授業でした。その後の振り返りでも、「英語力の必要性をさらに痛感した」という学生が数多くおりました。また、授業内では、最新の音声機器やiPad等のタブレット端末を使った内容も展開され、随所に工夫や新しい試みがあふれる授業で、学生達が真剣にメモをとっている姿が印象的でした。 続いて、見学させて頂いた授業は、1年生の授業。この授業では、日本人英語教師と英語指導助手であるネイティブスピーカーの先生とのティーム・ティーチングの授業でした。中学1年生対象に全く日本語を使わず、英語の授業をゲームや活動を取り入れている姿は、学生達にとって大きな刺激になったようです。 午後からは、金井副校長先生よりご講話を頂きました。ご講話が始まると思いきや、さすが英語の先生。ウォーミングアップと称して「チャンツ」を使った活動が始まりました。チャンツとは、ジャズのリズムに合わせて、英語のイントネーション、リズム、ストレスを自然に学ぶ事が出来る指導法のひとつです。学生たちは、軽快なリズムとともに文を読み、快活なご講話のスタートとなりました。 ウォーミングアップの後は、今日の授業見学の振り返りを行います。授業での良かった点、私ならこうするといった点をディスカッション形式で意見交換します。さすがは、4回生です。数々の授業や実習、模擬授業等を経験しているため着目点も鋭く、成長を感じさせるディスカッションとなりました。 最後に金井先生から学生達に向け「良い英語教師の条件」が伝えられました。長年、英語教師として教壇に立たれたご経験から、先生の示唆に富んだお話に全員が真剣な眼差しをしているのが大変印象的でした。 では、この実習に参加した学生の声を紹介します。 授業が始まり、教師がほとんど日本語を使わず英語で授業をすすめていることにまず驚きました。一年生と三年生の両方を見学させていただきましたが、どちらの学年においても、ほぼ英語のみの授業であり、生徒がつまずいたとしても、それを英語で助言・支援されていたり、一度指示を出して、生徒が理解していない場合には、別の言葉や言い回しで生徒に指示を与えていたりと柔軟な対応をされていました。英語を教える際、教師の英語力がいかに重要か、ということを改めて痛感しました。 英語科の指導が生徒全員に理解させようとすることはいかに難しいか、また、理解させるために教師はしっかり教材研究や授業準備をしなければいけないし、教材研究や授業準備をすることの大事さを学びました。6月から始まる中学校英語科教育実習がとても不安でしたが、大阪教育大学付属天王寺中学校で1日実習をさせていただいて、早く実習に行きたい気持ちが強まりました。 この一日見学を通して、たくさんのことを学ぶことができたのはもちろん、大学で学んできたことを実際に現場で確認することができました。今まで学んできたことが自分の力になっていると実感できた一日でした。 学生達は、この一日見学実習を通して教師の仕事の大変さと偉大さを知り、教職を目指す気持ちがなおいっそう引き締まった様子でした。この実習を終えた学生達の顔は、以前と全く違ったようにも見えました。 いよいよこれから、中学校への英語科教育実習が始まります。畿央大学で得たこと、学んだことを糧に、中学校でさらにたくさんの事に気づき、学び、成長してくれることだと思います。学生達のこれからの飛躍に大いに期待しています! 教育学部 深田將揮
2013.05.29
学生広報スタッフblog vol.70~「Twitterかくれんぼ」レポート!
鬼はどこに消えた?居場所を教えて、探して Twitterかくれんぼ! 初めまして、教育学部4回生、新米学生広報スタッフこと小松です! 今回は西端律子先生の指導のもとで行われ、5月11日(土)の朝日新聞の記事にもなった『Twitterかくれんぼ』についてレポートしたいと思います! ※朝日新聞の記事は図書館入口通路に掲示されております。 Twitterとは? ミニブログ(一言ブログ)の一種。 140文字以内の投稿(ツイート)を投稿して、受信登録(フォロー)し合っている人たちと共有するサービスのこと。 文字だけでなく画像の投稿も可能になった。 Twitterかくれんぼ とは? その名の通りTwitterを使った遊びです。 鬼(隠れる人)はTwitterの画像投稿を使って自分が隠れている位置を見つける側に伝えます。 その画像を元に探す役の人たちが、どの場所にいるのか見当を立てて鬼を見つけに行きます。 勿論、鬼はそのままだとすぐに見つかってしまうので 画像を投稿した後に移動をして行方を眩ませます。 それを繰り返していき、鬼を捕まえたらゲーム終了です! ゲーム参加者だけでなく、世界中の誰もがこのゲームの様子をTwitter上で見ることができるのが特徴! 以前のTwitterかくれんぼの記事はこちらからどうぞ →twitterやUSTREAMなどSNSを活用した授業と学外演習に参加しました。 それではさっそく、Twitterの画面と共にTwitterかくれんぼの様子を見て行きましょう! まずはジャンケンで鬼を決めます。 鬼が無事に決まったら、鬼はさっそく隠れ場所を探しに出かけます。 この間、探し役はTwitterなどを見て鬼が隠れるのを待ちます。 ひとりで隠れる鬼の寂しげな言葉が聞こえてくるやもしれません。 ※#kionetcomというのはTwitterでタグと呼ばれるもので、Twitterで検索をすると#kionetcomというタグが付けられた投稿のみを見ることが出来ます 今回は隠れる鬼が1人に対して探す役が5名となっています。 場所は畿央大学の学内!ありとあらゆる場所に隠れ、ありとあらゆる場所を探していきます! 画像がTwitterに投稿されました。 どうやら鬼が無事に隠れたようです。 鬼が隠れたらTwitterかくれんぼ開始の合図! さっそく、Twitterが騒がしくなっていきます。 (さらに…)
2013.05.23
小学校科学クラブ活動支援事業2013年度の第1回目授業を行いました。
昨年度SPP採択事業に続く2013年度はレゴロボット組立に加えてたくさんの理科実験も計画! 2013(平成25)年5月20日午後、畿央大学からもっとも近く教育実習先でもある真美ヶ丘第2小学校科学クラブでの課外授業として今年度1回目の授業を行いました。この課外授業は昨2012年度はSPP(サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト)採択事業として実施しましたが、本年度は畿央大学(指導教員:奥田俊詞教育学部准教授、福森貢看護医療学科教授、協力:学部生)による独自の地域社会貢献事業として行います。 この日は科学クラブ32名(4~6年生)の新部員による初めての活動で、8班への班分けと部長・副部長選出に続いて、奥田先生から今年のテーマについて説明がありました。 教育用レゴロボットはいろんなパーツとセンサーの組み合わせで変幻自在なロボットが作れます。でもそれは人間がインプットしたプログラム(命令)に従って直角に曲がったり、障害物を検知すると止まったり音や光を察知して独自の動きをするなど夢が広がります。昨年は1年間10数回の授業で8班ごとに8種類のロボットを製作しました。今年はロボット製作に加えて、万華鏡やカラフルこまなど理科実験を多く取り入れて子どもたちの科学に対する好奇心を刺激する多彩なメニューを考えています。さて、この子たちの中から未来の科学者が誕生するでしょうか、とても楽しみです!! 昨年2012年度SSPレゴロボットを作ろう!ブログ
2013.05.16
海外ボランティアレポート~カンボジアで村の小学生に体育を教える活動
こんにちは、教育学部2回生の西川実輝です。先日の春休みに海外ボランティアとしてカンボジアに行ってきました。その時の報告をいたします。 私は教師になる上で、多様な視点から物事を考えられるようになりたい、視野を広げたいと思い、今回「カンボジアの村の小学校の子どもたちに体育を教える活動」という海外ボランティアに参加しました。カンボジアの小学校は午前と午後の二部制です。そのため子どもたちは1日4時間しか勉強できず、読み書きを優先すると体育の授業をする余裕がありません。丈夫な体をつくることだけでなく、勝敗による嬉しさ・悔しさやルールを守ること、最後まで諦めないことを伝えるためにも、私たちは運動会の開催を通して体育という授業を伝えてきました。また、遊具の少ない校庭にタイヤの遊具も作りました。 タイヤを使った遊具をつくり、遊び方を伝えました カンボジアの子どもたちは元気で活発でした。石や貝殻などがたくさんある校内を裸足で走り回ります。それでも怪我をしないことには驚きます。子どもたちとの交流の中で一番感じたのは、どこの国であれ子どもは子どもだということです。男の子にくすぐると、くすぐり返してきます。女の子には「行こう!行こう!」と手を引かれ、何度もすべり台をすべりました。いたずら好きな子もいれば恥ずかしがって後ろの方から見ている子もいます。机の中にあったノートには落書きがありました。 裸足でかけっこする子どもたち カンボジアの母語はクメール語です。ほとんど会話ができないので初めはどのように関わっていこうか戸惑いましたが、3人の子に「スォスダイ(こんにちは)」と話しかけると他の子も集まってきて、いつの間にかたくさんの子どもと輪になり遊んでいました。私が笑うと子どもたちも嬉しそうに笑い、私もそんな彼らを見て笑います。言葉が通じなくても子どもたちと笑って遊んでいる中で、笑顔は世界共通だと感じました。 そんな子どもたちは「勉強が好き」「家族が好き」「カンボジアが好き」「今が幸せだ」と迷わず言います。私はこれまで恵まれている国にいることだけで優越感のようなものを持っていたことに気付きました。でも考えてみると、日本の子どもにおいて不登校やひきこもり、自殺などの問題があるのが現実です。また、自殺者は日本の方がずっと多いのです。日本のすべての子どもたちに「今、幸せですか?」と聞いてみたいです。物質的な豊かさは世界でもトップであり、何不自由ない日本で今が幸せだと迷わず言える子どもはどれだけいるのでしょうか。当たり前の生活の中で、恵まれていることに気付くのは難しいと思います。でも日本は今よりもっと幸せを感じられるはずだし、感じるべきだと思います。カンボジアは確かに貧しい国でした。しかし、カンボジアってどんな国?という問われたとき、私は、笑顔の溢れるとても素敵な国だと答えます。私はカンボジアから生きていく上で本当に大切にすべきものを教わったように感じます。 「今 幸せですか?」という問いに答える子どもたち この活動では、全国から参加した26人の仲間と出会いました。運動会で行うオリジナルの応援合戦や準備体操をみんなで考え、夜には自分の思いや夢を語り合いました。同世代ということもあり、彼らから強い刺激をもらいました。活動後も今度は日本で何かできることはないかと話し合い、日本やカンボジアについて自分たちの感じたことや学んだことを、多くの人たちに伝えようということになりました。この方法は唯一私たちができることであり、さらに日本だけでなくカンボジアへのボランティアにも繋がるのではないかと考えています。 男組女組に分かれての綱引きの前に、応援合戦 (男の子に向かって応援中) 私はこの活動から、子どもたちに夢を与えられる教師になりたいと感じました。そのためには自分がたくさんのことを知らないといけません。 そこでまず、畿央大学で自分の専攻に加えて他の専攻も学ぶことを始めました。自分と違った夢をもつ人たちとも関わり、違った世界を見る。自分の視野を広げることが、子どもたちの夢を広げることに繋がると考えています。 これからも目標の教師像に向かって、様々なことに挑戦し、経験を重ねて成長していこうと思います。 現代教育学科2回生 西川実輝
2013.05.13
「マミポコ親子ひろば」の活動が始まりました!
近隣の未就園児の親子を対象に、毎週月曜日の午前10:00~、畿央大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。 4月から2013年度の活動が始まりました。4月は自由遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどの活動をしました。子どもたちがより楽しめるように、新しい玩具や絵本を増やして、学生が主体となって月に一回親子で出来る遊びの時間をとることにしました。 4月は歌遊びや手遊びを中心にしました。「♪あなたのお名前は」は歌に合わせて子どもの名前を聞いていく遊びで、子どもたちは保護者の方と元気に名前を言っていました。「♪とんとんとんとんひげじいさん」は親子で触れ合う遊びで、子どもたちは保護者の方と触れ合うことで自然に笑顔がでていて、とても嬉しかったです。 月に一回学生が主体となって遊びをする機会もいただくことが出来たので、これから学んだことを活かしていきたいと思います。今期も親子ひろばが良いものになるように学生スタッフ一同頑張っていきますのでよろしくお願いします。
2013.05.01
2013年6月29日(土)開学10周年記念 教育学部シンポジウム「21世紀を生き抜く子どもの学力形成」のご案内
教育学部シンポジウム(対象:教育関係者) 畿央大学は今年開学10周年を迎えました。これを記念して教育学部現代教育学科はじめ全学科において記念シンポジウムを開催します。 「21世紀を生き抜く子どもの学力形成」 文部科学省は、21世紀の知識基盤社会においては「課題を見いだし解決する力」、「知識・技能の更新のための、生涯にわたる学習」、「他者や社会、自然や環境と共に生きること」など、変化に対応するための能力が求められているといいます。私たちはどのようにして、そのような能力を子どもたちに養い、求められる学力を形成すれば良いのでしょうか。 10周年を迎えた畿央大学では、次の10年間を見据えて教育の未来のあり方を探るため、安彦忠彦先生に学力について論じて頂き、続いて学力形成についてのシンポジウムを下記要領にて行います。 日 時 2013年6月29日(土) 13:00開演 (開場12:30) 会 場 畿央大学冬木記念ホール →アクセスはこちら 内 容 【基調講演】 「21世紀を生き抜く子どもの学力とは何か」 13:00~14:15 講師 安彦忠彦氏 名古屋大学名誉教授 【シンポジウム】「子どもの学力形成について」 14:20~16:20 シンポジスト 松下佳代氏 京都大学教授 青木 聡氏 学研エディケーショナル教務部部長 西端律子氏 畿央大学教授 【情報交換会】 16:30~18:00 (於 食堂棟) 対 象 現職教職員、教員をめざす学生、ほか教育関係者 定 員 500名(先着順、参加無料) ▲講師、シンポジストの略歴、詳細内容等はこちら(クリックで拡大) 【参加申込方法】 ① 氏名、②ふりがな、③年齢、④勤務先、⑤〒住所、⑥電話番号、⑦情報交換会参加有無、⑧メールアドレスを明記のうえ、ハガキ、ファックス、もしくはメールで、6月24日(月)までにお申込みください。 なお、畿央大学卒業生、学部生の方は⑨卒業年度もしくは学籍番号を明記してください。 【宛先】 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学企画部 教育学部シンポジウム係あて FAX:0745-54-1600 E-mail:kio.e@kio.ac.jp 【お問い合わせ】 畿央大学企画部 水野、増田、横沢 TEL:0745-54-1601 ※個人情報については、本イベントの受付整理以外には使用いたしません。
2013.04.25
就職活動ガイダンススタート!
3回生の一般就職希望者は週1回、年間トータル29回、4回生の幼稚園・保育園・施設就職希望者は年間8回のキャリアガイダンスを受講し、就職活動の準備をしていきます。今日はその1回目、をご紹介します。 4月12日の3回生一般就職希望者対象のキャリアガイダンス「今日からスタート!就職活動基礎ガイダンス」ではレジュメやパワーポイントを使って就活の流れをイメージしてもらいました。 4月16日の4回生対象幼保施ガイダンスではアクセスアカデミーの西口講師をお招きし自己PRの作成に取り組みました。 参加した学生からは・・・ 「就活スタートに出遅れないよう準備していきたい」 「これから自分自身を見つめ直し文章や言葉で相手に分かりやすく伝えていく努力をしていきたい」 「学生生活の充実度が就職活動に反映されると思った。これから様々なことにチャレンジしていきたい」 不安を感じながらも、悔いの残らない就活にしたいという想いが伝わってきます。 さぁ、これからの8ヶ月間、一緒に頑張っていきましょう!!!