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2018.10.02

畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.15(自由時間編3)

畿央大学の短期語学留学プログラムは、毎年夏休み期間中に行われます。英語学習はもちろんのこと、英国文化に触れることができ、博物館見学や美術館での美術鑑賞、サッカー観戦、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫することもできます。 【畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018概要】 場  所:イギリスのカンタベリー(ロンドンの南、車で2時間程の場所にあります) 研修場所:コンコルドインターナショナルスクール 期  間:2018年9月1日から20日間 内  容:2週間英語学習(ホームステイ滞在)、その後5日間のロンドン文化体験(観光等) では、夏期短期語学留学の日々の様子を参加学生にリポートしていただきます。     こんにちは、看護医療学科1回生の今上実玖です。イギリスでの自由時間の過ごし方についてリポートさせていただきます。   イギリスで過ごして約2週間が経ち、帰国予定日まで後わずかとなりました。ホストファミリーの方とお別れした後は、ロンドン市内で自由行動なので友人と計画を立ててさまざまなところに訪れることができました。   こちらはビートルズで有名なアビー・ロードです。人気の観光スポットなので常にたくさんの観光客の方が、車が通らなくなるタイミングを待っているというような状況でした。うまく真正面から撮影するためには、安全地帯まで行かなければならず、観光客どうしの譲り合いや交通量が多いこともあって、良い写真を撮影するのはなかなか難しかったです。ですが、それも良い思い出となりました。   ▲アビー・ロード (Abbey Road)にて   こちらはクイーンズ劇場というところです。こちらの劇場で、レ・ミゼラブルのミュージカルを鑑賞しました。初めてのミュージカルでしたが、迫力がすごくて終始鳥肌が立っていました。日本のミュージカルよりかなり安いお値段で鑑賞できて、本当にこの値段で鑑賞して良いのだろうかと考えさせられるほど素晴らしかったです。イギリスに来た際はぜひミュージカルを鑑賞してみてください。映画で観るより、やはり生で観ることで登場人物それぞれの感情が物凄く伝わってきて、英語が聞き取れなくても非常に楽しむことができました。 また、さまざまなミュージカルに挑戦してみようと思いました。   ▲劇場街ピカデリーサーカスの中心部にある1907年オープンの劇場、『レ・ミゼラブル』を上演中   ▲座席から見た舞台   こちらはシャーロック・ホームズで有名なベイカーストリートで撮影した写真です。 時間の関係でシャーロック・ホームズ博物館の中に入ることはできなかったのですが、博物館に入る際はツアーのようなスタイルで説明を受けながら楽しむことができるみたいなので、次イギリスに訪れた際には行ってみようと思います。 ベイカーストリートはしんみりとしていて人通りも少なく、少し怖い雰囲気の街というのを想像していましたが、全くそんなことはなくて、さまざまな飲食店が立ち並ぶ繁華街でした。教科書や映画でよく見ていたこの街に来ることができて良かったです。   ▲シャーロック・ホームズ博物館   ▲ベイカーストリートにて   ▲シャーロック・ホームズの銅像   こちらは英国王室御用達ブランドの紅茶・ジャム・マーマレードなどが売られているフォートナムメイソンというショップです。イギリスといえば紅茶なので、家族や友人のお土産を買うために訪れました。紅茶だけでも数え切れない程の種類があったので真剣に選びながら周ると3時間ぐらいはかかるだろうと思いました。本当にオシャレで、店の中に居るだけでわくわくしました。迷いましたが、シンプルなロイヤルブレンドティーやクラシックティーなどいくつかの味がセットになって売られているものを購入しました。     ▲イギリス・ロンドンを拠点とするフォートナム&メイソン (Fortnum & Mason) にて   こちらは夕食に日本食の店へ行ったときのものです。初めはイギリスで日本食に挑戦することに抵抗がありましたが、あまりに美味しそうだったので購入してみることにしました。一口食べてみると、本当に日本のものと変わりがなくてお箸がとまらなかったです。アボカドのお寿司は初めてでしたが、かなり美味しくて日本でも普及したら良いのになと思いました。お値段は日本とほぼ同じでした。   ▲サーモンとアボカドのお寿司   こちらは映画『ハリーポッター』で9と4分の3番線のホームに行くために主人公ハリーが壁に入っていくシーンで有名なキングスクロス駅の中にある9と4分の3番線です。このように、荷物を積んだかごが半分だけ壁に埋まっていました。こちらは常に、撮影のために行列ができていました。私も30分程並んで撮影してもらうことができました。その時はスタッフの方が3名いらっしゃって、好きな色のマフラーを首に巻いてくださり魔法の杖を持つと専用のカメラをスタンバイして、おすすめのポーズを教えてくださるのでそれに従い写真を撮っていただきました。 各自のスマートフォンでの撮影は行っておらず、並んでいる他の観光客の方に皆さん頼んで撮ってもらっていました。人気の撮影スポットということもあり、スタッフの方がとても元気で気分を上げてくれるような掛け声をしてくださるので、まるでテーマパークに来たかのように楽しみながら撮影できました。   ▲9と4分の3番線にて   こちらは、命綱をつけて3時間かけて各自でゴールを目指すというサバイバルゲームが行える‘Go Ape!‘というところです。こちらの写真はゴールをし終えて賞状をいただいた時に撮影したものです。こちらは、この日目指していた目的地とは異なるところに行ってしまったため急遽予定を変更して訪れたところなのですが、スタッフの方もたいへん優しく日本人相手でも理解するまで丁寧に説明してくださいました。アスレチックはすべて体全体を使って進んで行くので、腕の力がかなり必要なところやバランスを保っていないと危険なところなどが多く、終始ドキドキしながら友人と協力してゴールを目指しました。 女子にはかなりきついコースであるように感じましたが、無事ゴールできて良かったです。終わったときはヘトヘトでした。常に命綱を装着して進んで行くくらい高いところで、下を見ると本当に怖くてずっと叫んでいました。ターザンのときは友人と何度もカウントダウンしてはやめてという繰り返しでした。途中で諦めそうになりましたが、落ち着いて進んで行くことができました。ロープはとても頑丈で何種類ものロープでつながれているので安心です。イギリスに来てこのような体験をするとは思ってもいなかったですが、日本でもなかなかできるようなことでもないので挑戦してみて良かったです。 インターネットやガイドブックでもあまり紹介されてない場所で、知る人ぞ知るというような観光スポットなのでぜひ訪れてみることをおすすめします。達成感が本当にすごかったです。   ▲Go Apeイメージキャラクターの猿の彫刻と共に   こちらは夜景を見に行ったときの写真です。日中の街並みも素晴らしいロンドンですが、やはり夜景もまた雰囲気ががらりと変わって美しかったです。 日本とは違うイギリスの歴史的な建築物をずっと目にしていた留学生活でしたが、毎日が新鮮で飽きなかったです。将来イギリスに来たときに「ここはこうだったね」というように友人と語り合えたら良いなと思います。   ▲イギリスのロンドン市内を流れるテムズ川に架かる跳開橋   ▲ピカデリーサーカスにて   何年後になるかはわかりませんが、またイギリスに訪れる日を楽しみにしています。次に海外へ行くときには今より成長した自分であることを目標に、この留学生活で学んだ自分で乗り越えることや友人と協力することや時には人に頼ることや挑戦してみることや勇気を持って話しかけることの大切さなどをこれからの生活に活かしていこうと思います。これからどんなにつらいことがあっても、この留学のことを思い出して自信に変えていきたいです。この短期語学留学に参加できて本当に本当に良かったです。 ありがとうございました。   看護医療学科1回生 今上実玖   【関連記事】 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.14(自由時間編2) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.13(自由時間編1) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.12 (WEEK2編4) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.11 (WEEK2編3) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.10 (WEEK2編2) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.9 (WEEK2編) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.8 (WEEK1編4) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.7 (WEEK1編3) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.6 (WEEK1編2) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.5(Week1編) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.4 (ホームステイ編2) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.3 (ホームステイ編) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.2 (現地オリエンテーション編) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.1 (イギリス出発編) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.0(事前オリエンテーション編)

2018.10.02

畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.17(帰国後編2)

畿央大学の短期語学留学プログラムは、毎年夏休み期間中に行われます。英語学習はもちろんのこと、英国文化に触れることができ、博物館見学や美術館での美術鑑賞、サッカー観戦、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫することもできます。 【畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018概要】 場  所:イギリスのカンタベリー(ロンドンの南、車で2時間程の場所にあります) 研修場所:コンコルドインターナショナルスクール 期  間:2018年9月1日から20日間 内  容:2週間英語学習(ホームステイ滞在)、その後5日間のロンドン文化体験(観光等) では、夏期短期語学留学の日々の様子を参加学生にリポートしていただきます。     こんにちは。夏期短期語学留学に参加をしました健康栄養学科2回生の新田奈穂です。イギリスで過ごした生活についてリポートさせていただきます。   ホームステイをしたカンタベリーは小さな街でした。英国らしい風景や可愛らしいお店がたくさん並んでいました。中でも、カンタベリー大聖堂はとても大きく雰囲気がありました。   ▲カンタベリー大聖堂   それぞれのホームステイ先では、食を共にしたりお出かけしたりとホストファミリーと2週間過ごしました。最初は慣れない地で不安も大きかったですが、コミュニケーションが増えるにつれどんどん楽しくなっていき、お別れが寂しく感じました。   ▼ホストファミリーとの様子   またホームステイ中には、「Concord International」でクラス毎に授業を受けました。もちろん、授業はすべて英語なので、先生が言っていることを聞き取れなかったり意味が分からなかったりして、追いつけないこともありました。他国の人とコミュニケーションをとる際は英語のみで話すため、諦めそうになることもありました。しかし、根気強く畿央生の仲間と共に頑張ることで乗り越えられたし、初めより早く英文が頭に浮かぶようになりました。 2週間の授業を経て、授業最終日には全員が無事修了証書をいただくことができました。   ▼授業での様子   ロンドン滞在中には、引率の深田先生のもとウォーキングでの観光ツアーや自由時間も各自で過ごしました。大英博物館やロンドンアイ,キングスクロス駅(ハリーポッターの93/4番線がある)など、世界的に有名なものや教科書に載っているような美術品もたくさん見ました。地下鉄で少し離れた場所へショッピングに行くこともありました。一緒に参加した畿央生の仲間とも打ち解け、とても素晴らしい時間を過ごしました。英国の街並みはどこを切り取っても絵になり、みんな写真をたくさん撮っていました。   ▼ロンドンの風景   今回の語学留学では、言葉の壁がある海外へ行き語学を学びながら、少しずつその壁を壊していく感じがしました。初めの方は、聞き取りも難しく自然と口数が減ってしまい寂しくなることもありました。しかし、一緒に参加した仲間と共に授業に積極的に取り組んでいくことでモチベーションも高まり英語力も伸びていきました。また、文法などは日本でも学ぶことができますが、独特の言い回しや声掛けなど、現地に赴かないと知ることのできないことも多く、参加して本当によかったなと感じました。 世界共通の言語としての英語力をもっと身につけられるよう、これからも取り組んでいきたいです。   健康栄養学科2回生 新田奈穂   【関連記事】 畿央大学夏季短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.16(帰国後編1) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.15(自由時間編3) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.14(自由時間編2) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.13(自由時間編1) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.12 (WEEK2編4) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.11 (WEEK2編3) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.10 (WEEK2編2) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.9 (WEEK2編) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.8 (WEEK1編4) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.7 (WEEK1編3) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.6 (WEEK1編2) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.5(Week1編) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.4 (ホームステイ編2) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.3 (ホームステイ編) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.2 (現地オリエンテーション編) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.1 (イギリス出発編) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.0(事前オリエンテーション編)

2018.10.02

近鉄連携「香芝SAフードコード丼メニュー開発プロジェクト」質問会を開催しました。

畿央大学は今年も㈱近鉄リテーリングと連携し、今年で5回目となる西名阪道 香芝SAで提供する「メニュー開発」に取り組んでいます。昨年は「麺メニュー開発」を行い、「奈良の野菜山うどん」がグランプリを受賞し、準グランプリ受賞の「柿揚げうどん」と「大和のふるさとうどん」とあわせた3メニューが香芝SAのフードコートで販売されました。また、特別賞受賞の「大和芋のぶた都旅虜(とろろ)そば」と「ヤマトポークのみそ豆乳醤ラーメン」の2メニューが岸和田SAで販売され、いずれも人気メニューとして好評でした。   今年のテーマは「鶏肉を使用した丼メニュー」。健康栄養学科学生7グループ26名が7月にプレゼンテーションを行い、夏休み中に試作を重ねてきました。その試作の中で出た疑問を質問させていただく機会として、平成30年9月28日(金)に㈱近鉄リテーリング香芝SA支配人 山中 久次氏、同副支配人 永田 敦史氏をお招きして質問会を行い、7グループのうち5グループが参加しました。        あらかじめグループで考えた質問・疑問についてお聞きし、その回答を学生たちは熱心にメモを取っていました。「下準備で〇〇は用意できますか」や「自分たちの考案したメニューのターゲットは、香芝SAのターゲット層とマッチしているでしょうか」など、具体的な質問も多く出ていました。また試作した丼メニューを見ていただき、見た目のアドバイスを頂戴するグループもありました。   ▼試作した丼メニューにアドバイス!       山中支配人、永田副支配人からは質問の回答だけでなく「さらにPRできるような何か“ひとひねり”あれば良いのでは」等、多くのアドバイスをいただきました。   6月に始動したプロジェクトも、いよいよコンテスト本番が近づいてきました。今後のスケジュールは、10月24日にレシピ検討会、そして11月17日(土)にコンテストを実施し、2019年1月~2月には西名阪道 香芝SA上下線にて発売開始予定です。ぜひご期待ください!     【過去の商品化関連記事】 平成30年度 近鉄連携「香芝SAフードコート 丼メニュー開発プロジェクト」第5弾が始動しました。 平成29年度 畿央生が考案した麺メニューが香芝SA・岸和田SAで販売されます~近鉄連携「香芝サービスエリアメニュー開発プロジェクト」 平成28年度 近鉄連携 西名阪自動車道香芝サービスエリアで畿央生が作った「大和ポークを使った丼メニュー」が発売されます。 阪和自動車道 岸和田サービスエリアで畿央生が作った「大和ポークを使った丼メニュー」が発売されます。 平成27年度 近鉄連携 西名阪自動車道香芝サービスエリアで畿央生が作ったカフェメニューが発売されます。 平成26年度 西名阪香芝サービスエリアで畿央生が創作した新メニュー試食会が行われました。

2018.09.18

11/25(日)理学療法特別講演会「心疾患併存患者の理学療法におけるリスク管理」を開催します。

畿央大学卒業生向けのリカレント教育(卒後教育)を兼ねて行われている「理学療法特別講演会」。今年は独立行政法人国立病院機構 姫路医療センターの鈴木裕二先生(本学理学療法学科3期生)に、心疾患併存患者の理学療法におけるリスク管理についてお話し頂きます。なお、本講演は受講料1000円にて卒業生以外の医療関係者にも公開させて頂きます。    ▲昨年の様子 日 時 2018(平成30)年11月25日(日)10:30~12:00 (10:00~受付) 会 場 畿央大学 L棟1階 L103講義室 講 演 心疾患併存患者の理学療法におけるリスク管理 講 師 鈴木 裕二 氏 /理学療法学科3期生  独立行政法人国立病院機構 姫路医療センター勤務 受講料 無料(卒業生以外は1000円) 懇親会 (卒業生のみ) 12:30~14:00 講演会終了後、懇親会を予定しています。軽食・ソフトドリンクを用意しています(無料) 申込方法 下記①~⑥を明記の上、E-mail、ハガキ、FAXのいずれかでお申し込みください。受講証の発行は致しません。当日、直接受付にお越しください。 ①氏名(ふりがな) ②卒業年度 ③住所(郵便番号から) ④電話番号 ⑤メールアドレス(お持ちの方) ⑥所属先(団体名、病院名等) 申込締切 2018年11月20日(火)必着 申込先 〒635-0832  奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学 広報センター 理学療法特別講演会係 FAX : 0745-54-1600 E-mail:dousoukai@kio.ac.jp (件名に「理学療法特別講演会」と明記) 問合せ先 TEL:0745-54-1603(担当:畿央大学広報センター増田、鈴木、伊藤) ※公共交通機関を利用してご参加ください。

2018.09.18

第1回現代教育特別講演会・交流会を開催しました。

現代教育学科初めての卒後教育イベントを開催!   2018年9月17日(月・祝)、畿桜会(同窓会)主催で初の「現代教育特別講演会・交流会」を開催しました。「主体的・対話的で深い学びを生むクラスづくりのために」をテーマにした特別講演と交流会に、2010年に卒業した1期生から8期生、教職員、現職教員や大学院生、学部生あわせて30人が集まり、学びと交流を深めました。   今回は、発起人である教育学部現代教育学科6期生の片岡利允さんに思いや当日のことを寄稿していただきました。     教育学部の卒後教育と同窓会を兼ねて、特別講演会を企画・運営させていただきました。 講師として、NPO法人授業づくりネットワーク理事長の石川晋さんをお招きし、講演会を開いたあと、懇親会という流れです。     まずはじめに、石川晋さんのご講演。 ざっくりとした内容を紹介します。   【第1部:特別講演会】 ①合唱コンクールの映像 合理的に考えれば、指揮を見るのではなく、目の前のオーディエンスに向かって歌うべき。しかし、「こんな指導をしたい!」と思ってそうしたときに、どんなハレーション(悪影響)が起こるか。そして、それに対してどう対応するか。 そこまで考えたときに、具体的な対応策がなければやらない方がいい。自分にとって良くないし、そうなると、子どもたちにとっても良くない。 先生として何より大切なことは、子どもたちの前で常に笑顔でいられること。 若いうちはこういった壁にぶち当たるが、年齢とともに解消されていく。保護者対応も然り。10年は我慢。それまで蓄える。     ②「さるとかに」 対話型読み聞かせ 「かにの横ばい」「ひしゃく」「柄」など…。立ち止まって、ひとつひとつの言葉の意味を教えてあげる。 さるが柿を投げるシーン。どうやって投げる?やってみて?そんな投げ方だと木から落っこちるよ?もう一度…というように、イメージする力もつけてあげること。 お話の中の一文一文が、合理的にあとの話につながるようにできている。 そのことに気づけたらさらに深い読みができる。いわゆる伏線。 読み聞かせの合間に、度々、対話を織り交ぜながらみんなで読み進めていく、対話型読み聞かせ。 全体での発表は1、2回。授業の中でも1時間のうちに何度もペアトーク→全体発表を繰り返すと、テンポが悪くなるのであまりよくない。 子どもたちが好きな絵本は何回でも読んであげる。飽きるまで。飽きるころには、お話の型が身に付く。     ③ライフヒストリー 石川晋さんの教員生活について。海沿いの荒れた学校から、田舎ののんびりした学校まで、あらゆる学校を経験。 60歳まで教員生活を過ごすにあたって、一校目にして、このままじゃ続かないと感じ、何度かインターバルを挟みながら歩んでいくという人生設計を立てる。大学院に通ったり、育児休暇を取ったり、今は、フリーで全国各地の学校に訪れる。来年からまた現場に復帰する予定。 このように、長いスパンで人生設計することも必要。     ④説明文教材「イースター島にはなぜ森林がないのか」 まずは、グループ音読。2ページを丸読みで、1分半以内に読み切るという、ゲーミフィケーションを取り入れた活動。勝ち負けにこだわる子がいる場合には、グループごとにタイムを設定させたりもする。最後は達成感を味わえるような工夫も必要。 即興劇の手法を取り入れたインタビューの活動。ただ読み進めるだけでなく、モアイやラット、ポリネシア人などになりきってインタビューし合うことで、楽しく、かつ、文章も読み深められる。このように、工夫次第で短時間、かつ、楽しく学ぶことができる。   以上のように授業づくりのことから教員としての人生設計まで、多岐に渡ってお話していただきました。 明日から生かせるアイデアと、これから先も大切にしていきたい教師としての在り方を考えられる、貴重な時間でした。 最後には、大学とつながりを持つことの大切さについても触れられていました。 苦しくなったときには、かつてお世話になった大学の先生方に頼ることも必要ですね。   【第2部:交流会】 そして、講演後は懇親会。 食事をいただきながら、久しぶりに再会した仲間と情報交換したり、講師の石川晋さんから個別に相談をしていたり、盛んに交流が行われました。 教育について語るもよし、他愛もない話に笑い合うもよし、そんな空間に、学生時代の懐かしさが感じられました。      今回、これが教育学部としては初めての試みでした。 これをきっかけに、卒業後の教員同士のつながりも大切にしていきたいという思いもあります。来年はどのような形になるかわかりませんが、第2回も開催したいと思います。その時は、さらに多くのご参加をお待ちしています。   教育学部現代教育学科6期生 片岡利允     当日の参加アンケートからは「楽しく学ぶことができた」「久しぶりに仲間に会えた」「いろいろな人と交流できた」というご意見をいただきました。畿桜会(同窓会)では卒業生同士の交流を活発化し、また卒業後も学べる場としてさまざまな取り組みやイベントを進めていく予定です。次回は10月20日(土)、21日(日)の同窓会サロン in 畿央祭にぜひご参加ください!   【関連記事】 畿央祭2018 ウェルカムキャンパス in 畿央祭   【今年の卒後教育イベント】 5/20(日)看護医療学科卒後教育研修会 9/8(土)健康栄養卒業生交流会 11/25(日)理学療法特別講演会

2018.09.14

第4回畿央大学シニア講座「肩こり・腰痛を運動でやわらげる」を開催しました。

平成30年9月12日(水)、畿央大学では地域のシニア世代の方々を対象に、「健康」と「教育」について学びを深めるための「畿央大学シニア講座」を開催しました。恒例となったこの講座は、今回で4回目の開催となります。   今回は「肩こり・腰痛を運動でやわらげる」と題して、昨年に引き続き、畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 大住倫弘先生が講師となっていただき、参加者32名の皆さまに最近の知見を学んでいただきました。     まず、講義形式で配布資料を確認しながら「腰痛のメカニズム」や「痛み」について学びました。参加者の皆さんは日々生活する中で、体の痛みと付き合いながら生活をされているためか、講義内容に熱心に耳を傾けておられました。     少し休憩をはさんだ後、実際に参加者の方々と一緒に、腰痛の方でもできる簡単な運動・ストレッチを行いました。また大住先生から、『毎日少しだけでも簡単な運動(ストレッチ)をしていただくことが大切なこと、またストレッチすることで痛くなるのであれば無理をする必要はありません』、とアドバイスもありました。ストレッチする前とした後での身体の反り具合の違いに感動される方や、「体がスッキリした」とご満足頂く参加者の方が多く見受けられました。     講座終了後も、ストレッチの具体的な方法や、また自分自身が腰痛に効果があると思い実践していることは本当に効果があるのか、正しい方法なのか等、熱心に質問されている様子も見られました。   参加者の方からは、「痛みの原因を正しく把握することが大切、ということを認識できた」「今までは腰痛がひどくて運動はやってはいけないと思っていたが、今日お話をお聞きして運動が良いことが分かりました」「軽い運動で改善が期待出来ます」などの声を数多くいただき、第4回シニア講座はご好評のうちに終了しました。   畿央大学では今後も地域社会と連携し、様々な形で地域貢献、社会貢献に取り組んでまいります。     【関連記事】 第3回畿央大学シニア講座 第2回畿央大学シニア講座 第1回畿央大学シニア講座

2018.09.11

第2回健康栄養卒業生交流会を開催しました。

卒業年度をこえた、タテのつながりを創出! 2018年9月8日(土)13時から、畿桜会(同窓会)主催で2回目となる「健康栄養卒業生交流会」を開催しました。2007年に卒業した1期生から今年卒業した12期生と退職教職員、現教職員をあわせて50名が集まりました。中には東京から飛行機で駆け付けたり、埼玉から7時間運転して久しぶりに母校に戻ってきた卒業生もいました。     畿桜会では卒業年度ごとに1名の代表幹事(役員)を選出しており、「同学年だけでなく先輩・後輩とのパイプも太くしていきたい」という思いで、企画から広報、実施までを卒業生が中心になって進めています。   第一部では、健康栄養学科の前学科長である北田善三先生に「今ならわかる公衆衛生」をテーマにして講演いただきました。     久しぶりに講義…の前に、北田先生の計らいで役員の紹介と、参加した卒業生全員による「30秒自己紹介」が始まりました。病院、施設、メーカー、卸、学校給食組合、大学教員、フィットネスジム、バレリーナへの栄養指導、特定保健指導・・・など、主に「食」にかかわる幅広い業界で卒業生が活躍していることを共有しました。     講演に入ると、医療費の増加、人口減少と高齢化、健康寿命、日本の主要死因、がんのリスクを減らす食習慣、食中毒発生状況などさまざまなデータを確認しながらテンポよく進めていく北田先生。短い時間でしたが大学時代を思い出しながら、食と管理栄養士という存在の大切さを実感する貴重な機会になりました。     講演後は学生食堂カトレアに会場を移して、1期生の鈴木慶一さんの司会のもと第二部「卒業生交流会」がスタート。岡崎眞名誉教授の乾杯の発声で、食事を楽しみながら旧交を温めました。         歓談後には広報センター職員で以前健康栄養学科の就職担当だった伊藤さんによる「健康栄養学科のこれまでと畿央大学の発展」をテーマにしたプレゼンテーションを挟んで、司会の鈴木さんがより多くの交流を生むためのグループワーク(猛獣狩り)を実施。「先輩・後輩とつながれてよかった」「いろんな年代の方と交流できた」という声が寄せられました。   中締めのあいさつでは栢野教授が、「次回はもっと友達も誘って大人数で開催しましょう!」と力強いお言葉を頂戴して交流会は終了…となりましたが、昨年同様に交流会は終了時刻をこえても続くほど盛り上がっていました。     当日の様子は大学公式Facebookページでもフォトレポートしています。   終了後に回答いただいたアンケートの結果も確認しながら、今後の卒後教育イベントの展開・発展を検討して行く予定です。 なお、10月20日・21日の畿央祭(学園祭)では、例年300人以上の卒業生が集まる同窓会サロンを開催いたします。多数のご来場、心よりお待ちしております。   【関連記事】 畿央祭2018 第1回健康栄養卒業生交流会

2018.09.10

畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.2(現地オリエンテーション編)

9月1日(土)から20日間、 イギリスで行われる夏期短期語学留学プログラムに参加!   畿央大学の短期語学留学プログラムは、毎年夏休み期間中に行われます。英語学習はもちろんのこと、英国文化に触れることができ、博物館見学や美術館での美術鑑賞、サッカー観戦、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫することもできます。   【畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018概要】 場  所:イギリスのカンタベリー(ロンドンの南、車で2時間程の場所にあります) 研修場所:コンコルドインターナショナルスクール 期  間:2018年9月1日から20日間 内  容:2週間英語学習(ホームステイ滞在)、その後5日間のロンドン文化体験(観光等) では、夏期短期語学留学の日々の様子を参加学生にリポートしていただきます。     2018年9月2日(日)  こんにちは。教育学部1回生の田邉愛実です。私たちは9月1日の夕方にロンドンに着き、そのままロンドン市内のホテルに宿泊しました。 夜が明けて、9月2日。この日は、畿央大学の2年前の卒業生の西川実輝さん、ロンドン在住の田代さん、そして、その旦那さんのアラン先生(ロンドン大学の教員)がわざわざ私達の泊まっているホテルまで足を運んで、現地オリエンテーションをしてくださいました。 ホテル近くのラッセルスクエアという緑あふれる公園に行き、田代さんから、英国での生活や注意点などについて詳しく説明していただきました。     その後、アラン先生と英語で自己紹介する時間が設けられ、私達の今持っている知識を使って自分の好きなこと、学んでいることなどを伝えました。 でも、実際に話してみて思ったことは、単語や文法がある程度わかっていても、いざ話すとなった時、頭の中で組み立てることが難しく、結局文法がバラバラになってしまったり、単語が出てこなかったり、ということが頻繁にあるということです。 聞き取ることも難しく、普段のリスニングではわかるような単語も焦ってしまってうまく聞き取れないこともありました。     まぁ、そんなこんなで、アラン先生との自己紹介が終わり、全員で公園近くのパブに行き、昼食を取ることになりました。パブと聞くと日本の居酒屋さんを連想されるかもしれませんが、お酒を飲むわけではなく、食事を摂ることもできます。連れて行ってくださったパブには様々な食べ物があり、私達はみんなで分け合ってイギリス料理、“フィッシュアンドチップス”を食べました!白身魚のフライはパリパリしていてとても美味しかったです。     そして、食後はパブにて卒業生である西川さんにお話を伺うことが出来ました。西川さんは2年前に卒業して、1年間ワーキングホリデーを使ってニュージーランドで過ごされ、その後、こちらに来られたそうです。今は、シェアハウスをしながらブランドBURBERRYで働いていて、面接の時の話やなぜBURBERRYで働くことになったか、など詳しく話して頂きました。今、学んでいることだけに囚われるのではなく、外国で働くという選択もあるなぁ、といい刺激を受けることが出来ました。     そして、今日からはホームステイです!     こちらは私のホストファミリーのLindaとPaulです。日本からのお土産を渡すととても喜んでくれました。これからの生活が楽しみです!!!   現代教育学科1回生 田邉愛実   【関連記事】 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol. 1 (イギリス出発編) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.0(事前オリエンテーション編)

2018.09.10

畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.5(Week1編)

9月1日(土)から20日間、 イギリスで行われる夏期短期語学留学プログラムに参加!   畿央大学の短期語学留学プログラムは、毎年夏休み期間中に行われます。英語学習はもちろんのこと、英国文化に触れることができ、博物館見学や美術館での美術鑑賞、サッカー観戦、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫することもできます。 【畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018概要】 場  所:イギリスのカンタベリー(ロンドンの南、車で2時間程の場所にあります) 研修場所:コンコルドインターナショナルスクール 期  間:2018年9月1日から20日間 内  容:2週間英語学習(ホームステイ滞在)、その後5日間のロンドン文化体験(観光等) では、夏期短期語学留学の日々の様子を参加学生にリポートしていただきます。     こんにちは!現在イギリスのカンタベリーに留学中の現代教育学科4回生、向井誠です。こちらでの生活についてリポートさせていただきます。   イギリス到着からそろそろ1週間が経ちます。ロンドンから少し離れたカンタベリーでは2週間のホームステイをし、平日は語学学校に通います。バス通学の人もいますが、私は徒歩通学。ただ歩いているだけでもカンタベリーの素敵な街並みが目の前に広がってとても気持ちいいです!   ▲通学路にて。建物の間からカンタベリー大聖堂が見えます!   語学学校では、入学した日に受けたテストの結果に応じてクラスが振り分けられます。私のクラスには驚くことに日本人の方が!既に数か月間この学校にいる彼女曰く、「日本人は消極的な人が多いため、留学の場でも日本人同士で集まってしまい、日本語で話しがち」とのこと。私たち畿央生もそうならないために、日本人同士が学校で出会っても基本的に英語で会話することにしました。せっかく英語に囲まれた環境なのですから、どんどんTryしていかなければもったいないです! さて、授業についてですが、この学校ではとにかく学生の積極的な参加が求められます!授業というよりも議論の場のようで、会話は非常にスピーディ。しかし先生はユーモアたっぷりに話してくださるので終始すごく楽しく、自分から発言しやすい雰囲気のおかげでたくさん英語を話せます。もちろん文法上のミスや正しい伝え方は先生がすぐ指摘してくださるので、授業の度に新たな発見があります!   ▲クラスメイトと   また、休憩時間にはクラスメイト達との会話を楽しめますし、それが英語の実践的な練習にもなります!皆さんイタリアやデンマークなど様々な国々から来られているのですが、本当に英語がお上手です(母国で英語教師をされている方も!)。私の拙い英語も熱心に聞き返しながら理解しようとしてくださるし、こちらが聞き返したらわかりやすく再度説明してくださいます。失敗を恐れずにどんどん喋るのが一番大事だと改めて感じました。 英語にどっぷり浸かった生活は緊張感がありますが、とてもやりがいがありますし、まだ滞在1週間ですが、英語を使ったコミュニケーションに少しずつ慣れてきたように思います。これは海外に「住む」ことがなければ絶対に経験できません!この貴重な経験を少しでもより良くするために、常に多くのことを学び、感じとりながら生活していきたいです。   ▲ホームステイ先の猫ちゃん。疲れが否応なく癒されます。   現代教育学科4回生 向井誠     【関連記事】 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol. 4 (ホームステイ編2) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol. 3 (ホームステイ編) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol. 2(現地オリエンテーション編) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.1 (イギリス出発編) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.0(事前オリエンテーション編)

2018.09.04

平成30年度「現職教員の資質能力向上に関わる校内研修プロジェクト」活動報告~畿央大学現代教育研究所

畿央大学現代教育研究所と香芝市教育委員会は平成29年10月3日に「現職教員の資質能力向上に関わる校内研修プロジェクト」の開発について連携協力に関する協定書を締結しました。   平成30年度のプログラム「学校教育の今日的課題の解決を基に学校づくりを目指す、研修リーダーの育成と支援からなる校内研修プログラムの開発」を独立行政法人教職員支援機構が行う「平成30年度教員の資質向上のための研修プログラム開発支援事業」に申請した結果、同機構の審査を経て採択されました。平成30年度は同事業との契約の下、委嘱経費を得て運用します。プログラム概要は畿央大学現代教育研究所のWebサイトをご覧ください。   本件は、本プログラムの一つの柱である「教育の情報化」の取り組みの報告です。   2020年から実施される次期学習指導要領では、初等教育においてプログラミング教育が始まることとなりました。 これは教科の学習の中で、子どもたちがプログラミングを体験しながら「論理的思考力」を身につけることを目的としています。 プロジェクト「教育の情報化」では、各学校の校内研修を通してプログラミング教育の主旨の理解と教材化及び授業づくりができるよう、学校主体となり大学と連携して取り組める校内研修計画を具体化することを目指しています。 5月23日の記事でも紹介しましたが、このプログラムは香芝市教育委員会との連携のもとで進めています。   「教育の情報化」については、香芝市立真美ヶ丘西小学校を拠点校に研修プログラムの開発に取り組んでいます。一学期中の学校の現状把握や研修計画の立案を経て、プログラミング教育に関する校内教員研修を夏季休業中に2回行いました。   7月17日に行いました1回目では、プログラミング教育の目的を学ぶとともに、公開されている様々な教材を体験し、プログラミングへのイメージを膨らませました。   2回目(8月29日)は、実際の教科の中でのプログラミングの活用について、教科ごとにわかれ授業アイディアについて検討を行いました。予めの研究所内の打ち合わせでは、理科、社会科、国語科、図画工作科の各担当者が授業づくりに参画できることを確認、当日の研修には研究所から情報教育担当で本プロジェクトの主担である西端、本研究所所長で図画工作科の西尾、理科教育専門の奥田、社会科の小谷、国語科の八木、情報教育の福森の6名で真美ケ丘西小学校に伺いました。     研修の前半では、1時間程度を使って、3〜4名ずつのグループに分かれ、1回目研修で得たプログラミング教育のイメージを基に、各教科においてプログラミング的な思考力を育てる授業や指導について協議し、アイデアを付箋に書き出したり、模造紙にまとめたりする活動をしました。先生方の意欲が高く、どのグループからも、すぐに授業になりそうなアイデアが出ていました。後半の20分程度の時間では、討議した内容を発表、共有し、その後15分程の時間で西端と各教科担当より講話を行いました。   今後は2学期に向けて授業実践を行う予定です。 単元選択、授業づくり、授業実践と評価の過程で連携を深めていきたいと考えています。   【関連記事】 本学現代教育研究所と香芝市教育委員会の連携事業が、「教員の資質向上のための研修プログラム開発支援事業」に採択されました。 香芝市教育委員会と「校内研修プログラム開発」について連携協定を締結しました。

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