イベント一覧
2018.08.20
畿央大学現代教育研究所主催「学びを結ぶワークショップⅥ」を開催しました。
畿央大学現代教育研究所では、教育に携わる現場の方々の一助となることを目的として、設立2年目(2013年)から毎年、夏季のワークショップを開催して参りました。6回目を迎える今年は2018年8月9日(木)、昨年のアンケートで再度のご要望の多かったものに加え、新しい学習指導要領のキーワードの一つである「社会に開かれた教育課程」と関連して家族との関わりを位置づけた内容を準備し、「学びを結ぶワークショップⅥ」として行いました。 ワークショップ1及び2は、午前と午後にそれぞれ1回ずつ、ワークショップ3は一日を通しての開催となり、実人数で101名の皆様のご参加をいただきました。 当日の様子を紹介します。 ワークショップ1 「速さを活用して、ロボットを思い通りに動かそう」 講師:奥田俊詞(教育学部 教授) ワークショップ1では、2020年度から小学校で必修化されるプログラミング教育への対応がメインテーマとなりました。当日は、まず講師が地域の小学生を対象とした実践授業を行い、授業を参観した参加者が講師とともに研究協議を行うというかたちで進みました。 実践授業では、PCと専用ソフトを使って自動車型ロボットの走行プログラムを作成し、実際にコースで走らせてみるという活動が行われました。ロボットをコースに沿って正確に走らせるためには距離と速さに関する計算スキルが必要になります。この授業は算数科におけるプログラミング学習の導入を想定したものでした。 その後の研究協議では、プログラム教育必修化の背景とねらいを再確認した上で、プログラミング学習の目指すところについて議論が交わされました。その中で講師が強調していたのは、プログラミング学習の最終目標はPC等の駆使能力を子どもたちに身につけさせる点にあるのではなく、複数の動きの組み合わせの結果どのような活動が生じるのかを子どもたち自身に考えさせ、理解させる点にあるということでした。猛烈な速度で進化するテクノロジーに対し私たち人間はどのように関わっていくべきか。プログラミング学習には、この重要な課題を子どもたちにしっかり認識させるという役割も期待されています。 ワークショップ2 『特別の教科 道徳』の授業づくり 講師:島 恒生(教育学部 教授) 2018年度から道徳が「特別の教科」として位置づけられました。ワークショップ2では、最初に、「道徳科の授業づくり」、「教育活動全体で行う道徳教育」、「チームとして取り組む体制づくりと実行」が重要であることを確認しました。そして、中学3年生対象の「二通の手紙」、小学3年生対象の「まどガラスと魚」を題材として、それぞれ「規則遵守」、「正直・誠実」をテーマとして、発問のポイント、児童・生徒の考えが深まる展開などについてグループ討議を通して、「国語科ではない道徳科の授業の在り方」について検討を重ねました。 道徳の評価は「Assessment」(診断)や「Evaluation」(値踏み)ではない「Appreciation」(真価を認めて励ます)であるという視点を共有しながら、道徳科の評価のポイントについても具体例を交えながら検討しました。 教材を読み解く「状況理解レベル」や登場人物の心情を読み取る「心情読解レベル」に留まらない「道徳的価値レベル」にまで授業を展開させることの深さと重要性を実感するワークショップとなりました。 ワークショップ3 「ペアレント・トレーニング指導者の基礎を学ぼうー発達障害のある子供を育てる家族支援として」 講師:古川 恵美(教育学部 准教授) ペアレント・トレーニング(以下ペアトレ)とは、発達障害児とその家族の支援としての心理社会的治療法である行動療法の一つです。実際には複数回からなるプログラムですが、今回は午前・午後を通した4時間でペアトレの体験を行いました。 今回のねらいは、ワークショップ参加者が、発達障害児をもつ親が困ることを具体的に知り、ペアトレのファシリテータ的な関わり方を経験することにより発達障害児とその家族との良好な関わり方に基づく支援を行えるようになることです。 教員はその専門的な知識や経験から、子供との良好な関係のつくり方を知っていますが、多くの保護者はそうではありません。特に発達障害児の保護者は子供の好ましくない行動が気になり、認めることができずに大きな困難を抱えられることになります。そこに教員が専門用語で助言することは、多くの場合その意図とは逆の結果を導くことになります。教員として、そのことを理解することからワークショップが始まりました。 午前中は、ペアトレの内容の講話、ゲスト講師としてお招きした大阪LD親の会「おたふく会」副代表である石本アツ子様の子育てのお話より「よい関わり」の例を知り、ワークシートによる子供を「褒める」体験、ビデオ映像の「行動」を「許しがたい(なくしたい)行動」「好ましくない(減らしたい)行動」「好ましい(増やしたい)行動」に分ける活動などに取り組みました。 午後からは実際のペアトレのプログラムからロールプレイングやホームワークなどをトレーニング参加者として体験したり、感情のコントロールが苦手な子への関わり方の実例をビデオ映像で見たりして指導者(ファシリテータ)として、その基礎となる体験をしたりました。途中、石本アツ子様のお話を伺ったり、お子様の絵日記を拝見したりと実例を参考にすることを重視する内容でした。 発達障害児をもつ親の苦労を知り合い、その頑張りを褒められることで、親自身が褒められることに馴染み、我が子の「行動」を褒めることができるようになる。そのプロセスに教師が関われる具体的なてがかりを学びました。 恒例となりました昼食交流会は、教育学部 前平泰志 学部長による現代教育研究所及びワークショップの紹介とこれまでの経緯を含めた挨拶で始まりました。 参加者同士で話されたり、講師に質問されたりして午前中のワークショップの成果を深められるだけではなく、手伝いの学生に現場のお話をくださるなど、大学と教育現場との学びのつながりが生まれていました。 参加者アンケートでは、多くの方にワークショップにご参加いただいたことへの満足を示す多くの声をいただきましたが、中には物足りなさや不十分さへのご指摘もありました。現代教育研究所では、よりよいワークショップの実施を目指し、満足いただいた点を伸ばしご指摘いただいた課題を補えるよう皆様のお声を受けとめていく所存です。 以下、講座に対するご意見やご要望を抜粋して紹介させていただきます。 ワークショップ1 ・プログラミング的な思考について理解が進みました。 ・プログラミングに関しては学校現場での活用を考慮していただいていたので、具体的なイメージができてよかったです。 ・小学生が多数参加していることに驚きました。上手くいかなくても楽しみながら、次はこうやってみようと再挑戦している姿が印象的でした。 ・プログラミング教育について、少し詳しく考えることができました。また、実際に指導されているところをみれてイメージがわきました。 ・自分が計算してプログラミングしたことがすぐに(目の前で)成果としてみることができて、子どもにとっておもしろいと思いました。 ・初めて、このようなスタイルの研修を受けることができて勉強になりました。具体的な姿が見れて良かったです。 ・あれだけの内容をするとなると準備がとても大変だったと思います。その分、現場で実践するとなるとかなりきついことが分かりました。 ・カリキュラムがどこまで出来ているのか、具体的に知りたかったです。 ワークショップ2 ・発問を自分で考えていくので、より自分事として学べました。とても分かりやすかったです。 ・自分が道徳の年間計画を作成しなければならなくなり、学習をはじめました。そのせいか、今日は深く学べたと思います。 ・発問のつくるポイント、どういうところから取り掛かればいいのかもう少し知りたかったです。 ・いろいろと考えさせられる内容でした。また分かりやすく学びの多い話とたくさんの資料に感謝、現場で具体的に役立ちそうです。 ・とても分かりやすく、実践的なことを聞くことができた。ぜひ、校内で講習をしたいと思います。 ・“教師が喋らない授業”をいつも目指していますが、なかなか難しいです。9月からの授業づくり、不安と楽しみが交ざっています。 ・ねらいと発問がとても大切であることを再認識した。 しかし、担任の先生方が、毎時間ここまで深く考えることは現状難しいため、どのようにこれを広めていくかと感じました。 ・今回のワークショップにて学んだ事が、参加者個々にとどめない為にも、その一部でも現場に還元できる様に努めます。 ワークショップ3 ・保護者の方の声があり、分かりやすかったです。 ・親として自分の子どもの接し方に役立てることができそうです。 ・保護者には難しいと思われている、という言葉が印象的でした。 ・子どもだけでなく保護者の方に対しても、どう対応したらよいのかなど、保護者の方々が学校に対して感じておられることを知れて良かったです。 ・ロールプレイングをいろんな研修でやり、疲れ気味です。日常園で活かしたいです。 ・その子をほめるのではなく「行動」をほめる、という視点はとても大切だと思いました。 ・今日学んだ「待つ」「繰り返す」「ほめる」このキーワードを忘れずにしたいです。 ・ビデオで子どもへの対応の仕方を見せていただけて指導法・対応についてよく分かりました。 ・内容について親に伝わるようにペアトレを実施するのは大変高度な事であると思いました。 あまり難しく捉えすぎると親に大変そうなのが伝わる気がしました。 ・親の会代表の保護者の話が聞けたのも良かったです。 次回以降の内容を伺うアンケートでは今回の内容を継続発展させるご希望が多くありました。他では、今回扱わなかった教科などの指導法、生活指導、総合的な学習の時間の指導、キャリア教育といった教育内容についてが主でしたが、「教材の交流」という、より実践に即したものから「応用行動分析の基本について」といったやや専門的なものまでありました。 大学のスタッフの陣容を考慮し、教育の幅広い意味での現場の皆様にご期待に答えることができるようにしたいと思います。 畿央大学現代教育研究所では、現職の先生方を対象とするワークショップを継続して実施いたします。不易の面と現代的な面との双方から教育課題の研究に取り組み、その成果をもとに充実した研修の場を提供できるよう努力いたしますので、今後ともよろしくお願いいたします。 【関連記事】 「学びを結ぶワークショップⅠ」開催報告 「学びを結ぶワークショップⅡ」開催報告 「学びを結ぶワークショップⅢ」開催報告 「学びを結ぶワークショップⅣ」開催報告 「学びを結ぶワークショップⅤ」開催報告
2018.08.13
「バーンデザイン」農家小屋アート!第3弾~人間環境デザイン学科加藤ゼミ
人間環境デザイン学科加藤ゼミの取り組み、今年で3回目となる「バーンデザイン」の報告です。 今夏の暑さは尋常ではありません。連日40℃近くまで気温が上昇し、プロジェクトの実現が危ぶまれるほどでした。熱中症患者が続出しているため対策をして臨みましたが、幸いにも台風の影響で当日は涼しく最適の作業日といえるぐらいでした。快適さのためか作業が予定より早く進み、2日間を想定していましたが、なんと平成30年8月9日(木)の1日だけで完成してしまいました!1日で完成できたのは初めてのことです。 今年度も、Aバーン・Bバーンと2つの農家小屋をペイントアートしました。またAバーンの所有者である松井様から、ぶどうの温室に屋号を入れてほしいという要望があり、今回初めての試みとして、24メートルの長―いサインも制作しました。当初は少し躊躇しましたが、何事もチャレンジ!とみんなで頑張り、Kioのロゴも入れさせていただきました。 Aバーンは関屋駅から西側の南。(一番下の地図参照) A・Bバーンともに、近鉄電車からよく見えます。五位堂駅から上り線(大阪に向かって)左側にあります。関屋駅の界隈にきましたら、集中して外を見てバーンを見つけて下さい。 Aバーンリーダー:丸山瑞季さんのコメント 今回のぶどうのデザインは、ステンドグラス特有のメリハリのついたデザインが遠くから見た時でも綺麗に見えると思って考えました。作業はチョークで下描きをしてペンキで塗るという初めての経験でとても新鮮に感じました。背の高い人や細かい作業が得意な人などそれぞれの個性が発揮できて面白かったです。全員が手伝ってくれたおかげで、暑い中の作業も楽しくすることができました。また一からデザインするということをしてみたいと感じました。 ▼Aバーンの原画 ▼Aバーン Bバーンは関屋駅東側の南にあります。(一番下の地図参照)2年前(バーンアートを始めた年)にアートさせてもらった農業小屋です。今年は同じ小屋の手前のコーナー部分をアートさせてもらいました! Bバーンリーダー:西垣明花さんのコメント 縮尺1/20で原画を描いていたので、考えていたデザインを実際に原寸大の大きなバーンに描くと、規模の違いもあって想像以上に難しかったです。今回、2・3回生で行う初めての大きなプロジェクトだったのですが、作業を通じて学年を超えての信頼も深まり良い機会であったと思います。また、今回のバーンデザインをたくさんの人に見ていただいて、関屋の農業の更なる促進に繋がれば嬉しいです。施主の山田様にはぶどうを御馳走になり、またご自宅で休憩させていただき本当にお世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。 ▼Bバーン A,Bバーンの両方掛け持ちした2回生:亀岡功嗣君のコメント 自分で仕事を探して積極的に動くのは私的には少し難しいことでしたが、今回は結構頑張れた気がしています。また、先輩方とも接することができて良かったですし、少しでも仲良くなれていたら幸いです。完成したバーンを見ると心が充足しました。 飛び入り参加の1回生:勝屋翔太君のコメント 今回、加藤プロジェクトゼミのお手伝いをさせていただいて、大変な作業も多かったですが完成した時の達成感、協力してくださった農家の方々の完成したデザインを見た時の笑顔が素敵で、とても嬉しかったです。また参加したいです。 ▼バーンデザイン周辺地図 人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜 【関連記事】 人間環境デザイン学科教員が「百舌鳥・古市古墳群」世界遺産のぼりデザインで入賞! 人間環境デザイン学科プロデュース「KIOビニールバッグ」が完成! 近畿大学アカデミックシアターを見学!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 不要な建物を再利用する「空家コンバージョン」で卒業制作!~人間環境デザイン学科 エコール・マミにバレンタインディスプレイと改修提案!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 「バーンデザイン」農業小屋アート~人間環境デザイン学科
2018.07.30
9月12日(水)「第4回畿央大学シニア講座」を開催します。
畿央大学では、地域のシニア世代の皆さまが「健康」と「教育」について学びを深めるための「畿央大学シニア講座」を開催しています。今回は、大学の施設・設備での体験型の学習も取り入れながら、「腰痛」について最新の知見を学んでいただけます。学びに年齢は関係ありません。この機会に畿央大学で学んでみませんか? ▲昨年度の様子 ●プログラム・募集要項 日時 9月12日(水) 13:00~15:00 (受付12:30~) テーマ 「肩こり・腰痛を運動でやわらげる」 講師:畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 助教 大住倫弘 ・座学での授業を中心に、補足的に体験を交えた形式で進めます(適宜休憩を挟みます)。 ・軽いストレッチを行いますので、動きやすい服装でお越しください。 会場 畿央大学P棟1階 理学療法実習室 対象 シニア世代の方 申込定員 30名(要事前申込、先着順) 受講料 無料 主 催 畿央大学教育推進部、畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 申込方法 住所、氏名(ふりがな)、電話番号、年齢、「シニア講座申込み希望」を明記して、 メール、またはFAXでお申し込みください。 【問い合わせ・申込み先】 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学教育推進部 シニア講座係 電話:0745-54-1601 FAX:0745-54-1600 E-mail:kikaku@kio.ac.jp
2018.07.30
平成30年度 夏季エコパトロールを行いました~エコキャンパス推進委員会~
エコキャンパス推進委員会では、省エネやリユース、リサイクルを通して自然にやさしく、人にも優しい学内環境づくりを目指した活動を行っています。 なかでも、夏季と冬季の学内エコパトロールは、緑のタスキをかけた委員会メンバーが、各教室や研究室を巡回することが、広く周知されすっかりお馴染みの活動として定着しています。 今回は、猛暑の平成30年7月17日(火)から27日(金)までの期間の巡回について報告します。 ▲この日の巡回メンバー。猛暑を感じさせない笑顔でいざ出発! 今年の夏は、日本列島を揺るがすほどの猛暑となっており、先週1週間の熱中症患者が2万人を超えるほどです。連日体温を超える最高気温が続き、早くも夏バテで元気が出ないという方も多いのではないでしょうか。その影響もあって、学内の電力使用量も使用上限を超える日が続いています。 ▲巡回当日の電力使用量も13時30分には最大電力を超過していました パトロール班は2手に別れて学内を巡回します。この日リポートしている巡回は、16時30分ごろで4限目の授業が終了したころでしたが、試験中でもあるため、多くの学生が教室に残って勉強に励んでいました。教室内の温度は概ね、25℃~26℃程度になっているところが多く、クーラーも25℃に設定されていることが一般的でした。 使用していない教室で、クーラーが切れている状態では30℃を超過していることもあり、さすがに蒸し暑く感じましたが、教室内の温度計が27℃~28℃を示している場合は快適に過ごせる印象を受けました。 猛暑の屋外から教室に入った直後は、クーラーの設定温度を一気に下げることで快適さを求めようとするのか、いくつかの部屋で設定温度が20℃や23℃になっていました。この状態の教室に外から入っていくと肌寒さを感じますが、ずっとその温度の室内に居続けるとその状態に身体が慣れてしまうので、低い設定温度のままになっていることが考えられます。 ▲総務部前の温度計は28℃ クーラーの設定温度も28℃とエコのお手本です ▲使用していない教室に電気やクーラー ▲クーラーをつけても扉が開放された教室 巡回中、誰もいないのに電気やクーラーがつけっぱなしの教室やクーラーがつけられていても前後の扉が開けっ放しの教室も数か所ありました。このような無駄をなくせば、節電につながるような気がします。 ●教室を出るときは、電気やクーラーを消す ●クーラーをつけた教室では必ず扉を閉める ●室温がある程度下がったらクーラーの設定温度を28℃にする この3つを心がけることで省エネにつながりますので、皆さんのご協力をお願いします。 今年の猛暑は例年よりも厳しいため、熱中症から身を守るためには適切にクーラーを使用することが必要です。加えて、体をしめつける服装を避け、風通しが良く熱が放散されやすい着衣を選ぶことや後頚部に保冷剤をあてることなど、ひと工夫で暑さを軽減することができます。良質な睡眠をとることや栄養と水分、塩やミネラルを補給することも元気に夏を乗り切るためには大切なことでしょう。スイカやキュウリなど夏に収穫できる食べ物は塩との相性がよく、水分も多く含まれるのでこの時期に食べると体を冷やしてくれます。 まだまだ暑い日は続きますが、乗り切るための策を見つけて、楽しい夏の思い出をたくさん作ってください。 ☆エコキャンパス推進委員会では、古紙リサイクルや傘R(忘れ傘のリユース)などの活動をしています。環境にやさしい大学づくりのための活動に今後も協力をお願いします。 エコキャンパス推進委員会 看護医療学科講師 大友絵利香 【関連記事】 平成29年度 夏季エコパトロールを行いました~エコキャンパス推進委員会 平成28年度 冬季エコパトロールを行いました~エコキャンパス推進委員会
2018.07.26
第16回畿央祭実行委員Blog vol.9~冬木学長に決意表明&幹部自己紹介!
こんにちは!第16回畿央祭副実行委員長の坂本知香です。 7月後半に入りテスト勉強に忙しいなか畿央祭に向けて、各部署で作業が順調に行われています。 今年は例年と比べ早い段階で準備が進み、新しい企画も考えています! 畿央祭に向け、幹部全員で学長先生に挨拶を行いました。一人ひとり自己紹介をし、学長先生に畿央祭への意気込みを伝えました。 そして学長先生から激励の言葉を頂きました。 遅くなりましたが、畿央祭幹部全員の自己紹介と一言です! 実行委員長 健康栄養学科 千葉茜 今年のテーマ「掌」通り、実行委員をもとに畿央祭を盛り上げてくれる皆さんの全員の手で最高な畿央祭を作り上げていきたいです!よろしくお願いします(・ω・)v 副実行委員長 健康栄養学科 車谷美紅 幹部みんなで協力して最高の畿央祭にしましょう! 副実行委員長 看護医療学科 滝尾愛 今年は実行委員の人数が280人と過去最高に多い人数が集まりました!この280人ひとりひとりが楽しんで、力をあわせて良い畿央祭にできたらと思います!よろしくお願いいたします。 副実行委員長 現代教育学科 仲田航希 学生だけでなく、地域の人にもたくさん来ていただける熱い畿央祭にしたいです!! 副実行委員長 看護医療学科 坂本知香 来場者のみなさま、実行委員、畿央大学の学生、先生、職員のみんなに楽しんでもらえて、さらに「今年はちょっと違うな」と思って頂けるような畿央祭を作らせて頂きます!よろしくお願いします。 模擬部署 現代教育学科 冨永雄太 安全に配慮して最高の畿央祭にします!!! 模擬部署 現代教育学科 直井魁杜 去年度に引き続き、事故の無いように安全第一で来校者の方に楽しんで頂けるように頑張ります! 展示部署 人間環境デザイン学科 奥村綾 今年度は昨年度よりももっと華のある、煌びやかな畿央祭になるよう、全力で展示物の制作に取り組みたいと思います。 展示部署 現代教育学科 野村真子 最高の畿央祭になるように頑張ります!よろしくお願いします! 学内企画部署 現代教育学科 仲井遥 「今年のお化け屋敷が一番怖くて一番楽しかった」と来場者の方々に言って頂けるように、一緒に頑張ってくれる実行委員たちと最高のお化け屋敷を作りたいと思います!よろしくお願いします! 学内企画部署 健康栄養学科 山中理緒 最高の畿央祭だったと言ってもらえるような学祭にしたいです!よろしくお願いします! 舞台部署 健康栄養学科 井上菜々子 みんなの思い出に残るような最高の舞台を作り上げるように頑張ります! 舞台部署 健康栄養学科 田淵日花里 畿央祭を盛り上げるために、最高の舞台を作り上げます! 広報部署 健康栄養学科 植林由里子 部署長として1、2回生を引っ張って、素敵なパンフレットを届けられるように頑張りたいです。 広報部署 健康栄養学科 井上朱音 今年も来場者の皆さま素敵な一冊をお届けできるように頑張ります。よろしくお願いします。 アリーナ部署 現代教育学科 岡田舞香 初めての実行委員ですが、新しいことも始めて、来てくれる人達がみんな笑顔になれるようなアリーナ企画にします! アリーナ部署 理学療法学科 仲川綾恵 みんなで楽しい畿央祭を作っていきましょう! 以上、畿央祭実行委員幹部17名です!よろしくお願いします! 畿央祭まであと3ヶ月、各部署全力で準備を進めていきます。 ぜひ10月20日(土)、10月21日(日)にお越しください。 お待ちしております!! 第16回畿央祭副実行委員 看護医療学科2回生 坂本知香 ●畿央祭イベント紹介ページ ●これまでの実行委員Blogはこちらから!
2018.07.25
10/20(土)・21(日)第16回畿央祭~「掌」を開催します。
手と手を取り合い、最高の学園祭へ! 実行委員がお送りする畿央祭のイベント情報ページです。プログラムや企画などの詳細が決まり次第、随時更新していきます!畿央祭は当日だけではなく、準備から力を合わせて行っています。畿央祭を一からつくりあげる学生の様子は実行委員ブログでご覧になれます! ! 日時 10月20日(土)10:00~17:00 10月21日(日)10:00~16:00 会場 畿央大学 アクセスはこちら 駐車場はありませんので、 公共交通機関を利用してご参加ください。 大学周辺道路や近隣商業施設への駐・停車は 地域住民の皆様へのご迷惑となりますので、 ご遠慮くださいますようお願い申し上げます。 同時開催 ウェルカムキャンパス ミニオープンキャンパス ▲クリックで拡大します。 子ども向け企画 スマイルファンタジー 両日開催 アリーナ(体育館)では、「ぞうさん」「ふわふわ迷路」「ポールプール」「ストラックアウト」「幼児コーナー」、小体育館では「折り紙」「ぬりえ」「プラバン」「スライム」を開催!サンクンガーデンでは「ヨーヨーすくい」も実施します!様々な遊びが盛りだくさん!ぜひご参加ください! 吉本お笑いLIVE 21日(日)10:00~11:00 かまいたち・ダイアン・span! 畿央祭のテーマと実行委員長からのメッセージ 第16回畿央祭テーマ: 掌(てのひら) 「手」は繋ぐことができます。一人ひとりは小さいけれども、手を取り合うことで、その輪ができ、大きくなります。畿央祭を皆一眼となってとても大きな良いものに作り上げていきたいという意味を込めています。人と人とが手を取り合う時、支え合い手を差し伸べる時など、必ず「掌」が出てきます。誰にでも「掌」を向けられるような支え合える仲間がいる、畿央大学もそのような大学であり続けたいということで掌に決めました。最高の畿央祭を作っていきます!ぜひお越しください!! 第16回畿央祭実行委員長 千葉 茜 畿央祭に向けて頑張る、実行委員たちの奮闘記!畿央大学公式ブログ「KIO Smile Blog」でご覧いただけます。 ●昨年の記事・写真はこちらから! 第15回畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました。facebookフォトレポート
2018.07.18
オープンキャンパスで「サッとシステム体験会」を開催!~ヘルスチーム菜良
平成30年7月14日(土)、15日(日)は、畿央大学オープンキャンパス「夏休み有効活用キャンパス」が開催されました。 そこでヘルスチーム菜良※1は、食育サッとシステム※2 を用いた「栄養バランスチェック体験会」を行いました。1日目は健康栄養学科3回生3名、1回生7名、2日目は3回生4名、1回生5名のスタッフが参加協力しました。 (※1)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 (※2)食育サッとシステム…フードモデルを用いて1食分の食事バランスを栄養価で計算し、5段階で評価されるシステムです。 猛暑の中でしたが、2日間で約200名の参加がありました! ▼高校生が普段食べている食事の栄養バランスを食育サッとシステムで評価。☆の数で採点されます。 ▼選んだ食事に対しての栄養指導の様子 「普段の自分の食事バランスを目で見て確認することができて良かった。」 「自分で選んだもので栄養の事を知ることができて楽しかった。」 「日頃から気にしていない食事に思った以上に脂質があるのに驚いた。気を付けて食べようと思う。」 という感想を書いてもらえました。 不慣れな1回生も一生懸命に結果を説明していて、高校生や保護者の方に楽しんでサッとシステムを体験してもらえたようで良かったです。 【スタッフの感想】 高校生へのアドバイスでは戸惑ってしまうこともありましたが、自分の知識が生かせた時は嬉しかったです。人に教えることは自分自身にとっても役に立つと思い、勉強になりました。 1回生 川端ひとみ 初めての参加で少し緊張しましたが、高校生や保護者の方に的確なアドバイスをすることが出来たと思います。私も栄養についてまだまだ知らないことがあって勉強になりました。 1回生 藤堂 夏帆 1回生も徐々にサッとシステムの扱いに慣れてきました!自分たちも楽しみながら今後のイベントにも参加していこうと思います。 来月のオープンキャンパスにも参加しますのでよろしくお願いします。 健康栄養学科3回生 ヘルスチーム菜良 山田さくら 【過去の「ヘルスチーム菜良」のBLOG記事を読む】
2018.07.11
9/17(月・祝)第1回現代教育特別講演会「主体的・対話的で深い学びを生むクラスづくりのために」のご案内
現代教育学科はじめての卒後教育研修会を開催! 現代教育学科も2018年3月に9回目の卒業生を送り出しました。これまでも卒業生が集まるイベントはありましたが、今回は初めて卒後教育・リカレント教育の一環としてNPO授業づくりネットワーク理事長の石川先生をお招きした講演会・ワークショップ・交流会を開催いたします。卒業生以外の教育関係者の方にも受講料1,000円にて公開させていただきますので、ぜひご参加ください! 「主体的・対話的で深い学びを生むクラスづくりのために」 「社会に開かれた教育課程」が次の指導要領のキーワードの一つです。疲弊する地方の状況の中で、地域の子どもたちを育てる場としての学校の意義は本当に重要です。それをクラスの真ん中で、具体化してきたプロセスをお話しします。 また、生涯にわたって学び続けていく力の土台を育てるために、主体的・対話的で深い学びを生む国語の授業の展開もまた重要です。では、主体的・対話的で深い学びを生む国語の授業を展開するための要点とはなんでしょうか?教室の映像を見ていただいたり、実際にワークショップを体験していただき、どっしりとした実感を持ってお帰りいただきます。 日 時 2018年9月17日(祝・月)13:00~16:00 (12:30~受付) 第1部:講演会 13:00~15:00 第2部:交流会 15:00~16:00 ※軽食・ソフトドリンクをご用意します 会 場 畿央大学 R201教室(予定) 講 演 主体的・対話的で深い学びを生むクラスづくりのために 講 師 石川普氏 NPO授業づくりネットワーク理事長 全国の幼保小中高大の現場を訪問し、国語授業提案、校内研修支援などを担当。 主要なコンテンツは、ワークショップ型授業、教室読み聞かせ、 学級通信、合唱指導、校内研修づくりなど。 日本児童文学者協会会員、元北海道公立中学校教諭、日本児童文学者協会会員 対 象 現職教員または教員志望の学生(本学卒業生以外も参加可) 受講料 無料(卒業生以外は1000円) 申込方法 「現代教育特別講演会参加希望」とご記入の上、 下記①~⑥の必要事項をE-mail、FAXのいずれかでお申し込みください。 受講証の発行は致しません。当日、直接受付にお越しください。 畿央大学 広報センター 現代教育特別講演会係 FAX : 0745-54-1600 E-mail:dousoukai@kio.ac.jp ①氏名(ふりがな) ②卒業年度 ※本学卒業生の場合 ③住所(郵便番号から) ④電話番号 ⑤メールアドレス(お持ちの方) ⑥所属先 申込締切 2018年9月10日(月) 問合せ先 TEL:0745-54-1603(担当:畿央大学広報センター増田、鈴木、伊藤) ※公共交通機関を利用してご参加ください。
2018.07.11
9/8(土)「第2回健康栄養卒業生交流会」開催のお知らせ
すべての健康栄養卒業生のための交流会! 昨年9月、卒業年次をこえて卒業生と教員が交流できる機会として初めて開催された健康栄養卒業生交流会。好評につき、第2回の開催が決定しました!4年間を過ごした母校で、久しぶりに授業を受けたり、旧交を温めながら新たな出会いを創出できる機会として活用いただければ幸いです。退職された先生も含めて、多数の教員も参加予定ですので、ぜひご参加ください! 【昨年の様子】第1回健康栄養卒業生交流会を開催しました。 日 時 2018年9月8日(土) 13:00~16:00 (12:30~受付) 会 場 畿央大学KB04講義室、畿央カフェカトレア 第1部 13:00-14:00 特別講演「今ならわかる公衆衛生」 講師:北田善三客員教授(畿央大学健康栄養学科 前学科長) 今年3月に沖縄で始まった麻疹(はしか)の流行は、 その後愛知県や東京都など各地に広がり、 患者数も沖縄だけで100人を超えました。 また、ノロウイルスによる食中毒は、 今年3月に新聞等で報道されただけでも全国で13件発生し、 患者数も600人近くになりました。 学生時代にはあまり身近に感じなかった感染症や食中毒も 今ならよくわかると思います。 卒業生の皆さんに、そんな話をさせていただきます。 第2部 14:00-16:00 卒業生交流会 畿央カフェ カトレア(新食堂)にて軽食を用意しています。 子連れ参加も歓迎! 参加料 無料 【出席予定の先生方】 北田善三先生、栢野新市先生、冬木啓子先生、熊本登司子先生、柴田満先生、北野文理先生、小西佳奈先生、島田実佳先生、隅蔵菜海先生 ※出席確定次第更新します。 ※都合により出席教員は変更になる可能性があります。予めご了承ください。 申込方法 参加を希望される方は「健康栄養卒業生交流会参加希望」と明記の上、下記①~⑥の内容を、メール・FAXのいずれかでお申し込みください。参加証などの発行は致しません。当日、直接受付にお越しください。 【メール】dousoukai@kio.ac.jp【FAX】0745-54-1600 ①氏名(旧姓) ②卒業年(西暦●年3月) ③所属先(会社名等) ④住所 ⑤電話番号 ⑥メールアドレス 申込み締め切り 2018年9月3日(月) ※当日参加も可能ですが、食事手配の都合上できるだけ事前申込へのご協力をお願いいたします。 お問合せ TEL:0745-54-1603(同窓会事務局 担当:増田、伊藤、鈴木) ※公共交通機関を利用してご参加ください。
2018.07.09
エコール・マミにて食育展(第1弾)を実施しました!~健康栄養学科
平成30年6月27日(水)に大学に隣接する「エコール・マミ」で来店者を対象とした食育展を実施しました。「体に良い間食のとり方」、「高血圧を防ごう」、「お肉を食べて長生きしよう」などライフステージ別にテーマを設定し、クイズ等を取り入れた体験コーナー、パワーポイントによる5分間栄養教室、食育の現状と課題からテーマを設定した展示コーナーを行いました。 5分間栄養教室は、栄養指導を行う対象者を決め、その対象者に向け各自でテーマを考えて発表するコーナーでした。授業では全員が発表をしたのですが、栄養教室では各グループの代表2人を選び、計12人が発表を行いました。授業中に、先生や学生にアドバイスをもらい、より良い発表をできるよう試行錯誤し臨みました。実際に行ってみて、栄養指導をする難しさを知り、言葉遣いや表現の仕方、媒体作成の仕方や工夫を学びました。 〈体験コーナー〉 体験コーナーは6つの班に分かれて行いました。班ごとにライフステージ別のテーマを設定し、15分~20分の体験型の栄養教育を行いました。テーマにあった内容が対象者にしっかり伝わるよう模造紙を使った掲示資料に加え、紙芝居やクイズを取り入れるなどの工夫をしました。 参加していただいた方に配布する参加賞は、自作のレシピやマグネット等どれもクオリティの高いものばかりで受け取った方々に喜んでいただけたと思います。 〈5分間栄養教室〉 〈展示コーナー〉 対象者の年代によって媒体の文字の大きさや見やすさを考え、どうしたら興味も持って最後まで聞いてもらえるのか考えるのに苦労しました。話し方や声の大きさなども意識して各班で事前に何度も練習していくうちにどんどんうまく発表できるようになりました。実際に聞きに来てくださった方が真剣に聞いてくださっている姿に接し、とても嬉しく、やりがいを感じました。また、一から班のメンバーで協力して作り上げることの難しさを感じましたが、終わったときの達成感は格別で、「頑張ってやってよかった」と心から思えました。 健康栄養学科3回生 大津留黎・加藤杏奈・金子千夏 【関連記事】 奈良県中央卸売市場連携「ならいちばのキッチン・第8回料理教室」を開催しました。 畿央祭・ウェルカムキャンパス企画展示「食育にチャレンジ!」を開催!~健康栄養学科 エコール・マミにて栄養教室を開催!~健康栄養学科