イベント一覧
2015.10.01
日本老年看護学会 2015年度生涯学習支援研修 基礎編(関西)が、畿央大学で開催されました。
9月27日(日)に日本老年看護学会による2015年度 生涯学習支援研修 基礎編(関西)が畿央大学L101講義室にて、開催されました。今までで最高の122名の参加があり、13:00~16:15の予定が延長となり、17:00近くなっても講師への質問が終わらず列をなすなど、熱気と興奮と意欲にあふれた講演会でした。 日本老年看護学会は、老年者への看護とその問題点を整理し、老年看護学としてのいっそうの理論的発展に向けて努力するとともに、老年看護専門職の育成に尽力していく組織として、1995年に設立された学会であり、老年看護に携わる実践者および老年看護学の教育者が、基礎的、実践的および応用的な知識とスキルを獲得することを目的とする生涯学習支援研修を毎年、実施されています。(日本老年看護学会HPより) 【プログラムⅠ】 「認知症高齢者の基礎知識とアセスメント」 講師:西 千亜紀氏(秋津鴻池病院 認知症看護認定看護師) 西先生のお話では、認知症の症状と要因・誘因や主な4病型の特徴と症状とその対処法についてわかりやすく説明され、新たに理解を深めることができました。そして、認知症医療の鍵は看護師が握っており、どれだけ高齢者の特徴と認知症の病態を理解しアボケイト※としての役割を担うかということが大切であると話されていました。またスタッフの教育も大切で、スタッフにストレスが出ないように必要時には支援をすることも必要であると述べておられました。 【ブログラムⅡ】 「急性期病院の認知症高齢者に対するケアの倫理と実際」 講師:柴田明日香氏(市立豊中病院 老年看護専門看護師) 柴田先生のお話では、急性期病院が患者の在院日数が短縮される中で、「患者が最後の時まで自分らしく過ごせるように支援する」ことが、看護師の役割であると話されました。急性期病院に入院した認知症高齢者の尊厳を支えるケアについて、また、認知症高齢者の入院で起こりやすい、せん妄※について意識して関わることが必要であると事例を交えながら話をされました。薬にばかり頼るのではなく、個別のアセスメントと看護をすることが、患者のせん妄を予防したり、早期に治るのだということがその実践報告からうかがえました。 2013年に全人口に占める65歳以上の高齢者の割合が25.1%となったわが国では、認知症高齢者数も増加しており、予防対策も必要ですが医療現場での看護師のかかわりは、認知症高齢者の生活と尊厳にかかわる重要な問題です。それだけに日々の看護で、よりよいかかわりをしたいと考える看護師が多いことが、今日の参加者の多さににつながっているのだと改めて感じました。また、奈良県の本学で研修会が催されたことも意義あることだと感じ、畿央大学看護医療学科の老年看護学の山崎尚美教授を始めとする教員6名が運営協力員として参加させていただきました。 看護医療学科 講師 南部登志江 【※語句説明】 せん妄・・・軽度ないし中等度の意識混濁に幻覚が加わり、不安や興奮をともなっている状態。高齢者はせん妄を起こしやすい病気が多いことや薬の影響、入院や治療など環境変化による影響を受けやすく、せん妄を起こしやすい。 アボケイト・・・本来個々人が持つ権利を何らかの理由で行使できない状況にある人に変わり、その権利を代弁・擁護し、権利実現を支援すること。
2015.10.01
畿央大学と橿原市・橿原商工会議所連携「橿原産しょうがを使った飲食店メニュー」商品化が橿原市広報誌10月号で紹介されました。
橿原市内7業者が10月1日から11月30日の2か月間限定で販売中! 畿央大学は2009(平成21)年橿原市・橿原商工会議所と連携して毎年さまざまな事業に取り組んできました。今年2015年度は「橿原産しょうがを使った飲食店メニュー開発プロジェクト」(健康栄養学科教授浅野恭代、助手中村華代、学生1回生33名)を実施し、9つのメニューが市内7業者のお店で10月1日から11月30日まで2か月間限定で販売中です。その詳細が橿原市広報誌10月号で2ページにわたって大きく掲載されましたのでご紹介します。 ▲クリックするとPDFページ(橿原市HP)にリンクします! 【関連記事】 橿原商工会議所「飲食店メニュー」案内チラシ 今年の取り組み 橿原市・橿原商工会議所との連携「橿原産しょうがを使った飲食店メニュー」開発事業がスタート! 産官学連携「橿原産しょうがを使った飲食店メニュー開発」~視察研修会を実施! 橿原市・橿原商工会議所連携「橿原産しょうがを使った飲食店メニュー開発」第1回勉強会開催 橿原市・橿原商工会議所連携「橿原産しょうがを使った飲食店メニュー開発」レシピ相談会を行いました。 橿原産しょうがを使った飲食店メニュー開発第3回勉強会(レシピ検討会)を実施しました。 橿原市・橿原商工会議所連携「橿原産しょうがを使った飲食店メニュー開発」マッチング審査会を行いました。 橿原市・橿原商工会議所連携「橿原産しょうが飲食店メニュー」が10月1日から販売されます。 一昨年の7つの商品 一昨年に生まれた7つの商品(橿原市ホームページ)
2015.10.01
第20回日本ペインリハビリテーション学会で後期博士課程学生が最優秀賞に選ばれました。~健康科学研究科
もう一名も優秀賞を受賞!1つの研究室からダブル受賞は快挙! 平成27年9月26・27日に、名古屋学院大学で開催された第20回日本ペインリハビリテーション学会学術大会に参加してきました。この学会ではその名の通り、痛みのリハビリテーションに関わる内容を議論する学術大会になります。そして、今年度よりペインコンソーシアムに加入し、痛み関連7学会と協働して、痛みで苦しんでいる当事者の方々への治療を含めたリハビリテーションの発展に取り組む意欲的な学会になります。 畿央大学大学院・畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターからも、演題発表や座長、パネリストや司会といった形で参加されていました。私は博士後期課程に在籍しており、現在研究中の「脊髄損傷後の痛み」に関する演題で発表させていただきました。今回の研究は、自分の中でも特に思い入れのある内容であり、無事に発表を終えるとともに発表内容を評価して頂き、「最優秀賞」に選ばれ大変喜んでおります。 また、今回の学会では、約40題の演題が発表される中、同じ博士後期課程の今井さんの演題も「優秀賞」に選ばれ、ダブルで受賞することができました。 研究内容を公表していくためには、多くの時間と労力がかかるものですが、こうして発表内容を評価して頂けることは大きな報酬となり、次の行動への良い動機づけとなります。今回の演題発表では、今後の研究の方向性や内容についてもご意見を頂くことができ、非常に良い時間となりました。これからも社会に貢献していけるよう研究活動と学会発表や論文として公表できるよう努力していきたいと思います。 今回の発表にあたり、研究活動に手厚い支援を頂きました畿央大学をはじめ色々なアドバイスをしていただいた大住倫弘特任助教と森岡周教授、実験補助をしてくれた職場の同僚に感謝を申し上げたいと思います。 健康科学研究科博士後期課程 佐藤剛介
2015.09.29
「畿央大学開学10周年記念プロジェクト研究成果報告会」を開催しました。
平成27年9月24日(木)に、P棟P201講義室にて「畿央大学開学10周年記念プロジェクト研究成果報告会」を開催しました。 プロジェクト研究は開学10周年事業の一環として、本学健康科学研究所が持つ研究リソースや社会的ニーズを踏まえた研究テーマ2領域を設定し、学内公募によるプロジェクト研究を実施してきました。平成24年度を初年度とした3ヵ年計画で、本年度は最終年度となるため、研究統括及び各研究代表者よりこれまでの成果の報告をいただきました。 始めに健康科学研究所 山本隆所長よりプロジェクト研究立ち上げの経緯についてふれていただきました。 続いて以下の通り、各研究代表者からの報告と研究統括からの総括をいただきました。 ■研究領域「心豊かな生活をおくるための健康科学」 研究統括:理学療法学科 森岡教授 ・研究テーマ「社会的相互作用の神経メカニズムの解明」(研究代表者:理学療法学科 松尾教授) ・研究テーマ「意欲的な学習を生み出すための社会的報酬の効果ならびにその神経メカニズム」(研究代表者:理学療法学科 冷水准教授) ・研究テーマ「自閉症スペクトラム児に対する教育的プログラムの効果検証」(研究代表者:現代教育学科 岡本教授) ・研究テーマ「負傷競技者の心理的要因が運動行動および動作回復に与える影響」(研究代表者:現代教育学科 辰巳准教授) ■研究領域「質の高い健康寿命をめざす健康科学」 研究統括:健康栄養学科 山本教授 ・研究テーマ「任意運動による2型糖尿病発生抑制と運動器への影響─糖尿病モデル動物による研究─」(研究代表者:理学療法学科 峯松教授) ・研究テーマ「健康長寿にかかわる食成分を疾患モデル動物を用いて探索する」(研究代表者:健康栄養学科 山本教授) ・研究テーマ「元気高齢者に学ぶアンチエイジング戦略の手掛かり」(研究代表者:健康栄養学科 金内教授) 最後に健康科学研究科 金子研究科長より講評をいただきました。 また、P203講義室では報告会に先立ち、ポスター報告が行われ、学内外の研究者や学生が訪れ、活発な議論が交わされました。 10周年記念としてのプロジェクト研究は今回の報告会で区切りとなりますが、健康科学研究所及びニューロリハビリテーション研究センターでは新たなプロジェクト研究がスタートし、活発な研究活動が行われています。このプロジェクト研究を機に畿央大学ならではの研究活動をさらにおし進め、社会に貢献していけるよう頑張っていきます。 最後になりましたが、ご多忙のところこの報告会にご参加頂いた皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。
2015.09.29
【満員御礼】10/18(日)大豆を使ったお菓子教室を開催します(先着30名)。
小麦粉の代わりに大豆粉を用いて、おいしいケーキを作ろう! (事前予約制・申込先着順) 【定員に達したため、申込を締め切りました】 GI値が低く、そしておいしいスイーツ(主に大豆を使ったスイーツ)として開発したスポンジケーキを親子で作成します。小麦アレルギーの方にも適応します。是非ご参加ください! 日 時 2015年10月18日(日)13:30~16:00 <13:00受付開始> ※畿央祭2日目のみの開催です。 会 場 畿央大学 C棟 第一調理実習室 対 象 小学生以上の方 ※小学生のお子様には保護者の同伴が必要です。 ※中学生以上は保護者の付き添いは必要ありません。 申込定員 30名 (要事前申込、先着順) 担当教員 健康栄養学科 林京子講師 参加費 100円 ※見学のみの保護者の方は参加費は必要ありません。 ※見学でも調理後に食事をされる場合は、参加費が必要です。 申込方法 定員に達したため、申込を締め切りました。 備 考 当日は三角巾およびエプロンを持参の上、ご参加ください。 【関連リンク】 第13回畿央祭~瞬(またたき)~ ウェルカムキャンパス(地域の皆様向け)
2015.09.29
平成27年度理学療法特別講演会のご案内
畿央大学は2015年度で開学12年を迎え、理学療法学科では9期にわたって卒業生を輩出しました。理学療法特別講演会は、毎年、畿央大学卒業生に対するリカレント教育(卒業後も幅広い知識を養う)を兼ねて公開で行っています。 今回の理学療法特別講演会では、奈良県下でスポーツリハにご尽力されている整形外科医の森本先生を迎え、講演をしていただきます。 なお本講演は専門的な内容になりますので、医療関係者を対象に一般公開させて頂きます。 日 時 2016(平成28)年1月31日(日) 14:00~16:30 (13:30~受付) 会 場 畿央大学 P棟2階 P201講義室 近鉄大阪線「五位堂」駅下車 ※公共交通機関をご利用ください。 講演 14:00~16:00 「上肢スポーツ障害に対する評価と治療(仮)」 森本 光俊 先生 ならやまと整形外科 スポーツクリニック 院長 / NPO法人 奈良野球少年を守る会 理事長 受講料 1000円(当日受付でお支払いください。) 申込方法 参加を希望される医療関係者の方は下記①~⑤の内容をE-mail、ハガキ、FAXのいずれかでお申し込みください。受講証の発行は致しません。当日、直接受付にお越しください。 ①氏名(ふりがな) ②住所(郵便番号から) ③電話番号 ④メールアドレス(お持ちの方) ⑤所属先(団体名、病院名等) 本学卒業生はコチラをご参照ください。 宛先 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2畿央大学 企画部 理学療法特別講演会係 FAX : 0745-54-1600 E-mail:info@kio.ac.jp (件名に「理学療法特別講演会」と明記) お問合せ TEL:0745-54-1601(担当:水野、増田) ※公共交通機関を利用してご参加ください。
2015.09.28
2015年9月19日~23日、JR奈良駅前で奈良県中央卸売市場連携「行楽弁当」を販売しました。
畿央大学健康栄養学科の学生たちが考えたこだわり大和なでしこ弁当が大人気!完売続出!! 畿央大学は平成25年に奈良県中央卸売市場(奈良県)と包括連携協定を締結、同市場の食材を使ったさまざまなレシピを開発し、26年度はその集大成として『大和野菜・卵・まぐろのレシピ集』『まぐろを使ったレシピ集』を刊行しました。そして今年27年度は新しい試みとして、市場活性化のために奈良県が整備した厨房施設でならいちばのキッチン料理教室を開催しています。今回もう一つの取り組みとしてJR奈良駅構内のアンテナショップ&レストラン「奈良のうまいものプラザ」で奈良県中央卸売市場の食材をふんだんに使った秋の行楽弁当こだわり大和なでしこ弁当(1日30食限定、税抜880円)が2015年9月19日から23日のシルバーウィーク5日間販売されました。 2015(平成27)年9月19日(土)売り出し初日は、健康栄養学科上地加容子教授、金一玲助手の教員と、メニュー開発に携わった4回生7名(土方彰子、藤原由佳、文友希、山本佳香、吉田朱里、吉田有希、和田美菜代)並びに外紙やメニュー紹介のイラストを担当した3回生1名(森下智代)のうち学生6名が10時現地集合、11時販売開始で奮闘しました。 学生たちが考えたレシピを実際に商品として作ってくださったのは「奈良のうまいものプラザ」(店長堂土健一0742-26-0088)で、お弁当箱の組立て、9種それぞれの食材と味の説明書、お手拭き、割り箸、オリジナリティ溢れる学生たちの写真入り外紙などセッティングは大学側が行いました。 19日(土)販売初日と22日(火)は奈良テレビが取材に来て、19日は18・20時の「ニュース」、22日は夜23時前の「県政フラッシュ」で放映されました。また22日には産経新聞でも紹介されたことから11時開始前には「テレビで観ました。」「朝刊で見て買いに来ました。」という方の予約も多く、ほぼ全日完売の売れ行きでした。 ▼奈良テレビの取材に応じる上地先生(写真左) この秋の行楽弁当企画は、奈良県中央卸売市場青果卸売協同組合(理事長西川恵二、㈱ならにっか社長)とのコラボで誕生したもので、初日は西川理事長、小島事務局長、増田中央市場場長さまも駆けつけて販売状況を見ていただきました。
2015.09.28
カーブス広陵馬見店との2015年度連携事業「骨密度測定および相談会」を実施しました。
カーブスでフィットネスして、骨密度測定・相談会で納得!! 畿央大学は、道路を隔てて隣接する商業施設エコールマミ内に2010(平成22)年春に開業した女性専用フィットネスクラブカーブスと連携し、「骨密度測定会」や「健康講座」を実施して、今年で5年目になります。この間、カーブス広陵馬見店の会員数もうなぎのぼりに増加、600名を超すに至っており、経営する店舗数もこの広陵馬見店を皮切りに大和高田店、羽曳野店と手広く展開されています。2015(平成27)年9月16日、18日の両日にわたり約120名のカーブス会員向け測定および相談会を実施しました。 2014年度、新しくできたP棟1階の広い理学療法実習室を使用して骨密度測定会を実施し、その結果を即座に会員さまにフィードバック、同年代との比較や過年度測定結果の推移を見て食事、栄養バランスのアドバイスを行いました。また、前回から骨盤のねじれの測定や血流速度測定、歩き方チェックなどの新しい測定機器や手法を取り入れてカーブス会員向けサービスの充実に努めています。 身体に機器をつけて歩くと「あなたの歩き方はきらきらフラミンゴ」(最高得点)、「アヒル」、「ペンギン」など動物になぞらえたチェック度がタブレットに表示され、足腰を上手く使って歩いているかどうか!がわかります。 このカーブス連携事業に参加している理学療法学科松本大輔先生(写真左)、健康栄養学科隅蔵菜海先生(写真右)からそれぞれの専門分野からのアドバイスを受けました。この日は約10名の学生が受付はじめ各測定メンバーとして加わってくれました。 カーブスは自分の好きな時に30分間程度の運動を続けることにより健康年齢を保とうという自律型スポーツクラブですので健康面での関心が高い方が多く、畿央大学健康科学部との連携事業にも積極的に参加していただいています。
2015.09.28
学生広報スタッフBlog vol.183~ネパール震災復興支援活動に参加!
こんにちは(^ω^) 学生広報スタッフ、きーさんです♪ 彼岸も過ぎて朝晩はすっかり秋らしくなりましたね(^^) 皆さん、27日は中秋の名月を見られましたか?☆彡 大学では後期授業もスタート! 学生生活も残り半年。後期も引き続き、さまざまな課外活動に参加し、授業や国試対策と両立していきたいと思います♪ さて、今回はそうした課外活動の一つとしてきーさんが参加している「畿央大学災害復興ボランティア部HOPEFUL」の活動についてレポートします☆HOPEFULメンバーとつながりのある関西大学の学生さんが企画したネパール震災復興支援活動に参加しました! 活動は8月下旬と9月上旬の2回に分けて行われ、第1回にはHOPEFULから2名が参加。きーさんは第2回の約1週間、現地入りしました(^^) ネパールはインドの北東に位置する細長い内陸国で、北は中国チベット自治区と接しています☆ 北海道の約1.8倍の面積で人口は約2,600万人。ちなみに、世界の屋根・ヒマラヤ山脈のうち、エベレストやマナスル等の8,000m級高峰が8座もネパール国内に属しているんです(^^) “南アジアで最も所得水準の低い後発開発途上国”(外務省の「対ネパール連邦民主共和国 国別援助方針」より)として、日本からも有償・無償資金協力や技術協力が提供されています☆ そのネパールで今年4月25日、M7.8の地震が発生。多くの建物が倒壊し、8,000名を超える死者を出しました。きーさんらは震災4か月後のネパールで、被災した子ども達とのふれ合いやコミュニティハウス整備などの活動を行ってきました☆ <トリブバン国際空港> (写真左)関空からタイ経由で約12時間☆ トリブバン国際空港に到着です。 (写真右)これがネパール国旗。世界で唯一の、四角形でない国旗! <首都カトマンズ周辺> 主な宿泊場所は首都カトマンズ☆ 人も車もバイクも多く、とても賑やかなところでした(^^) (写真左)野菜を売っています☆ 異国情緒たっぷりの光景ですね(^^) (写真右)電線がすごい状態!ちなみに、ネパールでは停電が日常茶飯事。1日に何回も停電に見舞われました (写真左)震災でダメージを受けた結果、解体される建物。こうした工事が各所で行われていました。 (写真右)交通戦争!ひっきりなしにクラクションが響いていました。 (写真左)観光地ダルバール広場。倒壊の危険があるので入れない建物が点在していました。 (写真右)同じくダルバール広場。こちらは完全に震災で倒壊していました。 <小学校訪問Ⅰ> カトマンズにあるプラバット小学校を訪問♪ 子どもらにお土産を配り、一緒に遊びました(^^) ネパール語はほとんど理解できませんでしたが、子どもらの元気さ、かわいさ、笑顔は世界共通! 災害に負けず強く生きていって欲しいなと思いました☆ (写真左)宗教色豊かな小学校の外観☆ ネパールは国民の8割がヒンドゥー教徒なのです (写真右)風船で大はしゃぎ♪ (写真左)ヒマラヤ山脈や寺院を描く子どもたち☆ (写真右)集合写真♪ 楽しんでもらえたでしょうか(^^) 少しでも癒しや心の支えとなれれば幸いです! <バルタリ村> 私たちは首都カトマンズの南東約40kmに位置する山あいのバルタリ村へも行きました。 こちらでは住民の皆さんとのふれ合い、生活体験、そして村内小学校での運動会などを行いました(^^) 4輪駆動車2台に分乗して約2時間。行程の最後の方は道路も整備されておらず、もの凄く揺れました(^^; (写真左)村が近づくとこういう絶景が車窓に広がっていました♪ (写真右)村内宿泊場所(ゲストハウス)屋上から撮った村の様子☆ のどかな風景です(^^) (写真左)村内を一周する時は川も渡りました☆ (写真右)農作業のお手伝い!草を刈りに行き、それを家庭で飼われている牛や羊に与えました(^^) (写真左)もぐもぐ♪ 動物たちは村の生活に欠かせない存在です☆ (写真右)村内のリゾート施設。震災の被害を受けていました。 <小学校訪問Ⅱ> バルタリ村内にある小学校では運動会を行いました♪ (写真左)ハチマキ巻いて整列~♪ (写真右)お菓子食い競争! (写真左)優勝チームに賞品のお菓子を配ります(^^) (写真右)巨大シャボン玉を披露☆ (写真左)子どもたちがネパールの歌を披露してくれました♪ (写真右)私たちも、ドラえもんの歌を披露♪ ドラえもんや忍者ハットリ君が村内でも人気なのだとか(^^) (写真左)夜は打ち上げ的に食事会!私たちはお好み焼きを作って食べてもらいました♪ 結構好評でしたよ(^^) (写真右)住民の方と一緒にダンス☆ この後、お互いの国歌も披露しました♪ <ブンガマティ村> カトマンズから車で50分程度のところにあるブンガマティでは、震災後住民同士のコミュニティが機能していなかったそうです。そこへさまざまなNGOが入り、それぞれ個別に支援活動をする結果、同じような施設を近傍に作るなど非効率さが目立ったところもあったとか。そこで、住民やNGOが集まり、情報を共有しつつ活動することができるように、コミュニティハウスを作ろうとしていました。地域の有力者であるナンダルさんと、いくつかの日本の団体とが協力し、倒壊した民家をハウスに再生させる活動を行っており、私たちも加わりました☆ (写真左)コミュニティハウスの庭になる予定の場所☆私たちの目標はこの瓦礫を取り除き、整地し、花壇に再生すること(^^) (写真右)村の子どもたちも加勢!何とも心強い♪♪ (写真左)時おり雨に見舞われながらの作業となりました☆ (写真右)ついに完成!!! (写真左)作業後はナンダルさんの家でお茶をご馳走になり、休憩♪ (写真右)現地でこのプロジェクトに携わる佐藤さんから、私たちが帰国後の花壇の写真を頂きました♪ <感想> きーさんはこの活動を通して、ネパールの文化や生活を学びつつ復興支援活動に携わることができました。 停電が頻発し、シャワーからは湯が出ず、交通は混沌としており道も悪い。衛生状態も決して良いとは言えず、バンダと呼ばれるゼネストの日は外出にさえ危険を伴う。こうした生活に震災が与えた影響はどのようなものであったか。実際に行き、体験してみないと分からないことがいっぱい! くしくも、私たちが帰国後すぐの9月20日、ネパールで新憲法が公布されました。 2008年の王制廃止以来、7年越しの新憲法。これで国名(ネパール連邦民主共和国)のとおり名実ともに連邦制へと舵を切ることとなります☆ これで政治が安定し、復興が加速するといいですね(^^) きーさんは、今後も微力ながら自分にできることをしていこうと思います。
2015.09.24
『夏の学習キャンプ2015』を開催しました!
夏の学習キャンプ2015が8月30日・31日に奈良県立野外活動センターで行われました。 『学習キャンプ』は、学生が主体となって考えた学びのある企画や野外活動を通じて他学科・他学年の人達と関わって、将来に人と関わる際に役立つスキルや能力、コミュニケーション力等を養うことを目的としたキャンプです。例年夏と秋に開催される、畿友会(学生自治会)の公式な行事です。今回はスタッフ26人、参加者76人の合計102人で行いました。 今年のテーマは翔来(トライ)です。 この学習キャンプで「何かに挑戦してほしい」「学んだことをこれからに生かしてほしい」という意味をこめてスタッフで考えました。 1日目 参加者が到着してからまずは担当のスタッフ3人によりアイスブレイクが行われました。初めて会った人同士でさまざまなゲームを通して心の壁を取り除くため、この後の活動でともに過ごすグループでのゲームも取り入れられていました。このアイスブレイクをきっかけに学習キャンプで一緒に活動していくメンバーと知り合うことができました。 次の夕方の活動(夕活)では担当のスタッフ2人の指導により、各グループで役割分担し、ピザ・焼きトウモロコシ・フルーツポンチをつくりました。 夕食の後はキャンプのプロ、吉藤先生によるキャンドルサービスです。雨という天候をあいにくの雨とは言わせない、雨でキャンプファイヤーができないからキャンドルサービスをするのではないということを実感できる素晴らしいものでした。プレイホールの中に全員が集まり、キャンドル台を囲み、先生やスタッフが準備したレクリエーションを行いました。最後には統括・副統括からのメッセージがあり、キャンドルサービスは終了です。そのあと外に出るとサプライズが・・・、火文字が置いていました。その火文字に吉藤先生が点火してくださり、全員で火文字を眺め、本当のキャンドルサービスの終了です。 1日目の活動がすべて終わり、シャワーを浴びて、各ロッジで次の日の活動に備えて就寝です。 2日目 早朝から担当のスタッフ2人の指導で、朝の集い(朝集)が行われました。体を起こすための体操は今回のスタッフ26人全員で作った学キャン体操をしました。そのあとは頭を起こす学習キャンプにまつわる○×クイズが行われました。この活動にはハヤマントというキャラクターが登場してくれました。 このあとは待ちに待った朝食です。グループごとに特徴のある“いただきます”をして朝食を食べました。朝食後はお世話になったセンターの掃除をしました。朝食後は、担当のスタッフ3人による朝の活動(朝活)が行われました。雨が降っていたので雨用のプログラムの「雨にも負けず 吐山キング」という名のプチ運動会を行いました。4つの種目をグループごとに競いました。各グループが協力して優勝を目指しましたが、優勝は4班でした。 次のお昼ごはんでは、2つの炊事場に分かれてハヤシライスを自炊しました。前日にも行った火おこしでかまどに火を燃やし、ご飯とルーを飯盒とお鍋で作りました。完成したハヤシライスはグループで揃って食べました。片付けもグループで行い、こびりついたススを頑張って綺麗に洗いました。 最後は2日間の振り返りであるフィードバックを担当のスタッフ3人から行われました。個人で振り返る時間、同じグループのメンバーへのメッセージを書く時間、グループのメンバーで振り返る時間が取られ、2日間を振り返りました。この2日間をこれからの生活の中で有意義なものになれば嬉しいです。 初めて参加する人、以前にも参加してくれていた人、スタッフを経験したことのある人など様々な人が参加してくれました。参加してくれたすべての人が今回の学習キャンプを通して何か一つでも学び、これからも翔来(トライ)していってくれればと思います。 夏の学習キャンプ2015統括 現代教育学科2回生 田中 光