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2020年のイベント一覧

2020.03.16

令和元年度 卒業証書等授与式を行いました。

去る3月13日(金)に、令和元年度の卒業生・修了生に対して卒業証書や修了証書、学位記などが授与されました。新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、残念ながら今年度は各学科・専攻科・別科・研究科単位で講義室(別科は大阪のキャンパス)に分かれての実施となり、参加者は卒業生・修了生・教職員のみのこじんまりしたものとなりました。   出席がかなわなかった者も含め、総勢で健康科学部329名(理学療法学科76名・看護医療学科88名・健康栄養学科98名、人間環境デザイン学科67名)、教育学部198名、助産学専攻科10名、大学院17名(健康科学研究科修士課程13名、博士後期課程1名、教育学研究科修士課程1名、研究生2名)、臨床細胞学別科3名の合計557名は、これまでの学びや研究の証として学位記等を授与され、それぞれの強い想いを胸に新しいスタートを切りました。例年のような全体での式典は自粛し、様々な制約の元でのささやかな行事となりましたが、教職員の工夫や卒業生自身のアイデアで、畿央大学らしくほのぼのとした雰囲気の中で卒業生を送り出せたのではないかと思います。   保護者の皆様、ご親戚の皆様にはお子様の晴れの姿を見届けていただけず、大変申し訳ございませんでした。苦渋の決断ではありましたが、心よりお詫び申し上げます。   卒業・修了された皆さま、おめでとうございます。教職員一同、皆さまの飛躍を心よりお祈りしております。    

2020.03.07

【学生・保護者の皆さまへ】卒業証書等授与式に関するご案内(3/11・12追記)

既にお知らせいたしました通り、新型コロナウイルスによる感染症の拡大を受けて、今年度は卒業生、修了生全体での卒業式典および卒業パーティの実施を見送ることといたしました。   充実した学生生活の最後を飾る皆さんが楽しみにしてくださっている行事を見送ることは、本学といたしましてもまことに残念でなりませんが、現状では何よりも皆様の安全を守ることこそ第一と考え、このような結論に至りました。ご理解を賜れましたら幸甚に存じます。   なお、3月13日(金)には、各学科・専攻科・別科・研究科単位で卒業証書等授与式を、以下の通り実施することにいたしました。いずれも卒業生、修了生、教職員のみの場としますので、保護者等の付き添いの方の登学は控えていただきますようにお願いいたします。   【3月12日追記】 感染拡大防止を鑑み、下記に該当される方は出席をとりやめてください。 ・発熱等の風邪や咳などの呼吸器症状がみられる方 ・中国、韓国、イラン、イタリア、サンマリノなど新型コロナウイルスの感染が確認されている国から帰国して2週間以内の方 ◆3/13(金)卒業証書等授与式 会場◆ 【学部】 健康科学部  理学療法学科  10:00より P301講義室  看護医療学科  10:00より P201講義室  健康栄養学科  10:00より L101講義室  人間環境デザイン学科 10:00より R201講義室 教育学部  現代教育学科  10:00より KB04講義室   【大学院】 健康科学研究科  11:00より P302講義室   【専攻科】 助産学専攻科   11:00より P202講義室 【3月11日追記】 上記、本学会場で実施される卒業証書等授与式にお越しになる方は、遅くとも13:00までに学外へ退出、交通機関が空いている間に帰宅してください。 【別科】 臨床細胞学別科  16:00より 於:CTC梅田   ※本学各講義室は30分前より入室可能です。 ※出席を必須とする式典ではありません。ご自身の判断でお越しください。欠席された場合でも後日、学生支援センター窓口へお越しいただければ、卒業証書等は個別にお渡しいたします。 ※風邪の症状や発熱等がある場合は出席をお控えください。なお、マスク等のご用意もいたしかねますので、ご了承ください。 ※式の終了後は速やかに帰宅し、以後不要不急の外出は控えるようにしてください。 ※本学周辺の道路や、商業施設駐車場への駐停車は、短時間であっても地域住民の皆さまのご迷惑になりますので、厳にお慎みください。 ※在学生も登学の自粛期間ですので、残念ではありますが改めて登学自粛をお願いします。 ※今後、政府の方針を含めた情勢の変化によっては上記の予定の変更が生じる可能性はございます。その際にはホームページ等でお知らせをいたします。   新型コロナウイルスの動向はいまだ予断を許さぬものがあります。皆様くれぐれも体調管理にはお気を付けください。   

2020.03.02

大学に隣接する商業施設「エコール・マミ」のマーミン・ミーマンの巨大絵本制作~人間環境デザイン学科加藤プロジェクトゼミ

令和元年度最後の課題制作!    加藤プロジェクトゼミの最後のプロジェクトは「エコール・マミ(通称:エコマミ)」への提案です。バレンタイン装飾と100年後のエコマミ未来のショッピングセンターデザイン提案は終了し、最後の課題が残るだけになっていました。エコマミ様から与えられた課題はマーミン・ミーマンの巨大絵本の製作です。   提案場所は北館吹き抜けの1階です。提案に当たっての前提条件は ①エコマミのキャラクター「マーミン」と「ミーマン」が登場する物語であること ②明るく夢のある物語や楽しくなる物語であること ③900×1300のダンボールを1ページとし、10ページものとすること ④来館者の印象に残るもの、特にお子様によろこばれるもの という厳しいものでした。     巨大絵本の内容は、エコール・マミのイメージキャラクターのマーミンとミーマンが登場し、東京オリンピックを舞台に彼らが困っている子どもたちを助けるお話です。1ページが、縦90センチ、横130センチの10ページ構成なのでとても存在感がある作品になりました。1ページに盛り込める内容の少なさに苦しみ、楽しんでもらえるお話にするには、と考えるのが難しかったです。たくさんの子どもたちに読んでもらえたらいいなと思います。     ~制作メンバーからのコメント~ 絵本の制作で大変だったのは、物語の内容を考えることでした。どうしたら子どもたちに読んでもらいやすい内容になるのか、文字の分量、絵のアングル、全てが難しかったです。色を塗り始めると、1ページが大きいので迫力が出て、いい仕上がりになりました。実際に設置してみると小さいかなと思いましたが、設置している時に小さい子が来て、見てくれているのをみると、ちょうど良いサイズだったのかなと思いました。  2回生 岡所 絵里奈 大きな紙に絵を描くのは想像よりも大変でしたが、楽しかったです。絵本の構成を考えることにも苦労しましたが、みんなで話し合いを重ねた結果、まとめることができました。絵の具の塗り方も工夫することで、やわらかい印象の絵にすることができたと思います。来館者の方々に楽しんで見ていただけると嬉しいです。  2回生 橿山 知花   とにかく難しいと感じたことは、話の運び方、文章の構成、その中から一場面を切り取って絵を描くことです。絵本は、授業での発表などとは違い、相手が疑問に感じることがあったとしても、横に立って、ここはこうで‥と説明が出来ないものです。どうしても、自分達の脳内でのみ完結している部分があるのではないかととても不安になりました。幼い頃から何度となく読み聞かせてもらい、手にとってきた絵本ですが、まさかそんな苦労があっただなんて!という感じです。年齢的に、最近では手に取ることの少なくなった絵本ですが、こんなにも工夫が隠れていたのかと驚きと同時に面白さも感じました。今回、この素敵な企画を提案してくださったエコールマミ様にはとても感謝をしています。ありがとうございました。これからも精進していく所存です。 2回生 八田 采芽 今回のマーミン・ミーマン巨大絵本の制作は、最初に大まかな内容、次に絵本のページ割り、そしてキャラクター達の構図の順に進めていきました。展示対象者が未就学児と言うこともあり、初めての事が多く最初は戸惑いも多かったですが、色々な絵本をゼミ生で読んでみて研究し試行錯誤を何度も繰り返して今回の作品を完成させました。私が1番大変だと感じたことは内容を8(10)ページに収めることでした。未就学児対象ということもあり出来るだけ簡潔でわかりやすく言葉に起こそうとすると、どうしても文章が長くなってしまいかえって読みずらくなることもありました。何度も文章を添削し直して出来上がった作品なのでぜひ読んでみて欲しいです。全体を通して大変な事も多かったですが、子供が参加できるような工夫を入れてみたり、色々な工夫を施し無事終えることが出来たので良かったです。 2回生 麻田 彩花     【過去のエコール・マミへの提案】 2019年度 大学に隣接する商業施設「エコール・マミ」への令和初のデザイン提案 2018年度 大学に隣接する商業施設「エコール・マミ」へのデザイン提案! 2017年度 エコール・マミにバレンタインディスプレイと改修提案! 2016年度 エコール・マミで、バレンタインディスプレイを担当!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 2015年度 エコール・マミに改修提案とディスプレイ展示! 2015年度 エコール・マミ改修を提案!~人間環境デザイン学科プロジェクトゼミ(加藤ゼミ) 2014年度 エコール・マミに改修提案とディスプレイ展示!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 2013年度 さらに発展・エコマミ提案★人間環境デザイン学科加藤プロジェクトゼミ 2012年度 4年目のエコマミ提案★人間環境デザイン学科 加藤プロゼミ 2010年度 エコール・マミ 改善案 -人間環境デザイン学科 加藤プロジェクトゼミ報告-

2020.02.28

第18回 公開講座「当事者とともに創る認知症ケア」が開催レポートが届きました!~看護医療学科

2020年2月21日(金)、畿央大学では第18回目の公開講座が開講されました。参加者は82名で、プログラム内容は、畿央大学健康科学部看護医療学科教授の山崎尚美先生による「当事者とともに創る認知症ケア」をテーマとした講演と、まほろば倶楽部代表の平井正明氏による「若年性アルツハイマーと向き合って」というテーマでの講演、また希望された方の中から先着順での「きおトレ」アプリ体験でした。公開講座についてレポートさせていただきます。   山崎尚美先生による講演 「当事者とともに創る認知症ケア」   大きく分けて「認知症サポーター養成講座」「認知症施策」「オレンジプロジェクト」「当事者の語り」について講演してくださいました。講演を通して、認知症にならないことを目標にするのではなく「認知症になってもその人らしく、地域で暮らすことができるように支えあうこと」が大切だということを学びました。 講演の中で、2014年に国連障害者権利条約「Nothing About us,Without us.(私たちがいないときに、私たちのことを決めないで)」ということが提言され、また当事者の方が2004年に開催されたアルツハイマーの国際会議で発言したことの紹介がありました。2004年では、まだ認知症に対して良くないイメージを持つ人が多かったですが、そのような時代頃は認知症であることをカミングアウトすることによって、認知症の当事者が暮らしやすくなるのではないかと考えたようです。確かに認知症の当事者ではない私たちはその症状を想像するしかありません。そのため、想像してつくった政策は当事者が本当に困っていることを解決する政策になっていないかもしれません。だからこそ、「認知症だから話が通じない」というような偏見をもって、会話することをあきらめるのではなく、当事者の言葉を聞き、当事者・その家族の日常生活や困っていることを聴く、それが、当事者が困難に思っていることを解決することや互いに支えあい暮らしやすくするためにも重要なことだと再認識しました。     平井正明氏による講演 「若年性アルツハイマーと向き合って」   平井正明さんは、56歳の時に若年性アルツハイマーの初期と診断されました。この初期症状では物忘れはほとんどなく、身体のバランスがとりにくい、頭痛がするという症状があるようです。私は若年性アルツハイマーと言えば記憶障害が主症状であると思っていましたが、平井さんは体験談の中で記憶障害がほとんどないとおっしゃっていたので非常に驚いたとともに、認知症・若年性アルツハイマーといっても人によって症状は違うということを知ることができました。 その後平井さんは障がいをもつ子どものための「あおぞら倶楽部」を創設され、そのボランティアとして天理大学の学生と交流されています。その縁で結婚して日本に住むようになった外国の方がおり、その方が認知症となって日本語が話せなくなったときに、母国語での会話を楽しめるよう、天理大学に来ている留学生と会話できる機会をつくったと紹介されていました。このことから、できなくなったことを再びできるように努力するのではなく、今できることを続けその人の暮らしが少しでも豊かになるよう環境を整えることが大切だと学びました。また、様々な活動を行うことは人とのつながりを広げ、家庭というコミュニティ以外にもかかわりを持つことで孤独を感じることを防ぎ、社会性をもつことを促進すると感じました。認知症の進行を遅らせるには、規則正しい生活を送る・栄養をとる・十分な睡眠をとる・社会参加が大切で、私たちが所属するオレンジプロジェクトのサークルでも、参加してくださる方々のコミュニティを拡大し、社会参加の一部として機能するものになってくれる活動にしたいと思いました。     「きおトレ」アプリ体験 講座終了後は希望者20名を対象に、自分の認知機能を知ることができるアプリを体験していただきました。記憶の能力を知る課題をしているときに参加者の皆さんは「何があったかな」と必死に思い出そうとしてくださっていました。私も「きおトレ」アプリを体験したときは、野菜の絵があったことは覚えているのですが、何の野菜かを思い出すことができずもやもやしていました。「きおトレ」の結果をふまえて大切なことを忘れないようにメモをとる習慣をつけようと思いました。     今回の講座を通して、認知症の当事者が“その人らしく暮らす”ことができるように、周囲の人はどのように接したらよいのか、実際にどのような活動があるのかを学ぶことができました。授業でも認知症について学びますが、百聞は一見に如かずというように、当事者の方から話を聴くことは認知症についてより深く理解するいい機会となりました。多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。   Orange Project in KIO 看護医療学科 2回生 東條真納美   【関連記事】 認知症ケアに取り組む新サークル「Orange Project in KIO」が始動! ・過去の「オレンジカフェ」記事を読む ・過去の「RUN伴」記事を読む

2020.02.28

第18回畿央大学公開講座「当事者とともに創る認知症ケア」を開催いたしました。

毎年開催しております畿央大学公開講座も今回で18回目を迎えました。昨年度に引き続いての「認知症」をテーマに掲げ、本学看護医療学科の山崎尚美教授と、まほろば倶楽部代表の平井正明氏にご講演いただき、受講生82名の皆様をお迎えして実施いたしました。     プログラム1「当事者とともに創る認知症ケア」 【講師】山崎尚美氏(畿央大学健康科学部看護医療学科 教授)     昨年度に引き続き「認知症」をテーマとし、認知症患者に対する周囲の方々の理解やサポート、国や広陵町における施策の紹介のあと、熊本大学等で発足している「Orange Project」という“認知症になっても安心できるまちづくりに貢献する”をテーマとしたボランティアサークルについて紹介されました。また本学でも、学生主体のサークル(「Orange Project in KIO」)が立ち上がり、代表学生から外部のイベント等でも精力的に活動している様子が報告されました。   プログラム2 「若年性アルツハイマーと向き合って」 【講師】平井 正明 氏(まほろば倶楽部 代表)     認知症患者の当事者でもある平井氏からは、自身の認知症患者としての病との向き合い方をテーマにご講演いただきました。病気が判明してからの自身の変化や周囲のサポート、また「当事者」として行っている啓発活動の紹介をしていただきました。最後には「認知症になることは不便ではあるが決して不幸ではない」とお話しいただき、参加者の方々からの共感を得られていました。   講座終了後は、先着20名様を対象に「きおトレアプリ」を体験していただきました。この「きおトレアプリ」は、自身の認知機能を知ることが出来るスクリーニングアプリで、参加者の方々は、慣れないタブレットの操作に苦労されている様子もありましたが、学生スタッフによるサポートを受けながら進めていただきました。   ▼「きおトレアプリ」体験の様子     プログラム終了後のアンケートでは、「認知症に対してはいまだ多くの偏見があり、自分も以前はそうであったと感じた」「母が認知症となり、しっかりしていた母が……と日々思っていましたが、理解していかなければと再認識しました」「当事者の方の講演はすばらしく、心打たれました」などの感想があり、またきおトレアプリを体験いただきました方々からは「日頃意識しないで生活しているので、記憶することの大変さを改めて感じました」といった感想もいただきました。今回は当事者の方のお話も伺うことで、「認知症」の参加者自身の理解や意識が深まっただけでなく、地域社会でどのように認知症の方々を支えていくのかを考えていただく良い機会となったようです。   今年も多くの方々にご参加いただき、非常に活気ある講座となりました。ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。本学では、今後も受講者の皆さまにご満足いただけるような公開講座を開催してまいります。   第17回畿央大学公開講座「認知症の正しい理解」を開催しました。 第16回畿央大学公開講座を開催しました。 第15回畿央大学公開講座B・C(2日目)を開催しました。 第15回畿央大学公開講座 講座Aを開催しました。 第14回畿央大学公開講座を行いました。 第13回畿央大学公開講座を開催しました。 第12回畿央大学公開講座「健康長寿のための食と運動」を開催しました。

2020.02.21

冬のスポーツ実習2020(in 白馬村)レポート vol.1

2020年2月18日(火)~21日(金)まで、長野県北安曇郡白馬村の白馬五竜スキー場にて、学生137人、助力(支援学生)26人、教員12人の合計175人で、「スポーツ実習B・Ⅱ」が始まりました。 初日の様子を、学生の声でお伝えします。   ——————————————— 1日目:2/18(火) 今日はいつもより朝早く起きました。 バスの中でおもしろい自己紹介をして、とても楽しかったです。長時間のバスはとても疲れましたが、友達とおしゃべりしたり、スキーやスノーボードのビデオを見たりしてあっという間に過ぎました。 長野県に近づくにつれて雪景色が広がっていて、私のワクワクも高まりました。今年初めて見た雪はとても綺麗で、奈良県民の私はテンションが上がりました。     スキーウェアを着たり靴を履いたりするだけでも、明日のスキー実習がより楽しみになりました。     晩ご飯をみんなで配膳しました。晩御飯はとてもおいしく、話したことのない子ともたくさん話せて嬉しかったです。     明日の実習にむけてしっかりストレッチをして寝ます。     現代教育学科1回生 中井あすか・尾崎佳世   ●昨年の冬のスポーツ実習の様子はコチラから!

2020.02.20

カナダ短期語学留学2020 現地リポートvol.1~出発編(事前準備)

畿央大学の短期語学留学プログラムは、毎年春休みと夏休み中に行われます。これから行く春期実施分では、英語学習はもちろんのこと、カナダの文化に触れることができ、博物館見学や美術館での美術鑑賞、アイスホッケー観戦、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、カナダでの生活を満喫することもできます。   【畿央大学春期短期語学留学プログラム2020概要】 場  所:カナダのビクトリア(バンクーバーの西、フェリーで1時間半程の場所にあります) 研修場所:グローバルビレッジ イングリッシュセンター ビクトリア 期  間:2020年2月22日から20日間 内  容:2週間英語学習(ホームステイ滞在)、その後5日間のバンクーバーでの文化体験、観光等   昨年10月に募集を開始し、参加者14名がこれまで4回のオリエンテーションを重ね、現地での生活(特に安全について)やホームステイ先でのマナー、緊急時の対応や現地で必要な英語表現などを学んできました。日本で学んだことを現地で実際に使う経験がこれから始まります。   これから2週間の語学研修と5日間の自由時間について参加学生から順次レポートしてもらいます。まず、第1弾は、出発までに行ったオリエンテーションの内容を紹介してもらいます。 現代教育学科 准教授 深田將揮 【学生からのレポート:出発編】 こんにちは!現代教育学科2回生の西廣柊志です。今回は留学前に行ったオリエンテーションについて書きます。   ○第1回オリエンテーション 初めての参加者全員の対面!少しずつみんなの仲が良くなって一丸となって留学に行けるといいなと思います。 オリエンテーションの内容は、主にJTBの方に来ていただいて、留学関係の書類をたくさんいただき、説明していただきました。その他、引率をしてくださる現代教育学科の深田先生から今後の予定を聞きました。   ○第2回オリエンテーション 留学先での具体的なスケジュールやどんな感じの生活をするのか等、たくさんのお話を聞きました。自分がカナダに行った時にどのような生活を過ごすのか想像できて、とてもワクワクする反面、母語が全く通じない環境に行くことに対しての不安も募りました。   ○第3回オリエンテーション 現地での入国の仕方や持ち物などカナダ行きに必要なことをたくさん聞きました! 現地での通信環境には、モバイルWi-Fiかsimカードが必要になります。忘れないように申し込まないとカナダで誰とも連絡が取れません。テストの一ヶ月前でしたがテスト勉強と並行して手続きをしました。 オリテではあまり時間がなかったのですが、自分の自己紹介の動画をLINEのノート機能を使ってみんなで共有しました。自撮りで動画を撮ったのが、とても恥ずかしかったです。それぞれ英語の話し方や内容の違いがとてもあって面白いなぁ、と思いながら動画を見ていました。1人1人個性があってすごく楽しい留学になる予感がしました。 ▲LINEのノート機能を使ってお互いの自己紹介(英語)を共有しました   ○第4回オリエンテーション オリエンテーションの最終日。最終確認やホストファミリーの確定など、約3時間かかってたくさんのことを行いました。出発まであと1週間になりました。みんなどこに行くかなど、とてもワクワクしています!残り一週間で全て準備を完了します。 ▲最終のオリエンテーションの様子   カナダではホームステイ先の家族と積極的に交流して、英語を使ったコミュニケーションをする機会をたくさん作っていきたいです。どうしても通じない部分はあると思いますが、積極的に頑張ることを目標にして、有意義な時間を過ごしていきます。それでは行ってきます!!   現代教育学科 2回生 西廣柊志   【関連記事】 ●イギリス短期語学留学の記事はコチラから! ●カナダ短期語学留学の記事はコチラから!

2020.02.19

2019年度第4回「Kio オレンヂ喫茶(カフェ)in 御所」を開催!~看護医療学科

畿央大学と御所市高齢者対策課地域包括支援センター、住民が共同で運営している「金曜カフェ~つどい~」で「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合いin御所」(認知症カフェ)が2020年2月14日(金)に開催されました。「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合いin御所」は、御所市認知症啓発事業として畿央大学健康科学部看護医療学科老年看護学教員と御所市高齢者対策課地域包括支援センター、住民が共同して行っているものです。当日の様子をレポートさせていただきます。     今回は、地域の方17人、地域のボランティア4人、大学教員2人、オレンジプロジェクトの学生6人、社会福祉士の大学院生(見学者)1人、が参加しました。今回は、御所市(上田洋品店跡)で行われる最後のカフェ(延べ、27日間開店)になりました。そして、私たちオレンジプロジェクトの記念すべき第一回の活動日でした。 今回は午前の部に参加させていただきました。   <午前の部> ~ミニ講義~ 畿央大学の島岡助手による認知症サポーター養成講座が行われました。テーマは、「認知症を学び地域で支えよう」です。講義を聴いて印象に残っているのはデンマークのサポート制度についてです。高齢者の難聴が認知症に影響を及ぼす可能性があるということで、デンマークでは高齢者の補聴器の使用率が高く、補聴器の使用者の特徴にあわせた機能を追加することなどのアドバイスを、補聴器の使用歴が長い高齢者ボランティアが行うということに驚きました。補聴器についての助言をメーカーの人に聴くのではなく、実際に使用している人に聴くということは、これから補聴器を使用する人が相談しやすいということだけでなく、補聴器についてアドバイスをする人にとって人の役に立っている、社会に貢献しているという満足感を得ることができると思いました。こういった補聴器の使用のサポート体制は、加齢による老人性難聴が原因で日常生活に困難が生じることを防ぎ、これから補聴器を使用する人、これから使用する人に助言をする高齢者ボランティア両者のQOLを高めることにつながると思いました。 御所市の「金曜カフェ~つどい~」で講義の前に住民の方が百歳体操を行っていました。地域の人が集いやすい場所で、互いに健康を維持し支えようとする取り組みをおこなうことは認知症であろうとなかろうと社会から孤立しないため、お互いのQOLを高めるには大切な活動だと学びました。   ▲ミニ講義の様子   ~フリートーク~ 御所市の住民の方とフリートークをさせてもらいました。最初は緊張していましたが、参加してくださったかたが日常の生活での不安や趣味だったことをたくさん話してくださいました。多くの人と話し関わることで、自分とは違う生活の様子を知ることができました。話してくださっていることに対して相槌を打ちながら聴き、自分から発言をするということはあまりありませんでしたが、フリートーク後に「話を聴いてくれてすっきりできた」と言っていただきました。自分がその人の話に対して相槌を打ち聴こうとする態度をとることが大切だと改めて実感することができました。   ▲カフェで住民さんとの交流   初めてオレンジプロジェクトに参加させていただき、少ない時間でありましたが学ぶこともありました。今回で御所市でのオレンヂカフェの開催が最後ということで、1回しか参加できませんでしたがありがとうございました。   ▲ボランティアさんと集合写真   看護医療学科2回生 東條真納美   <午後の部> 午後は「認知症について語る会」を行いました。参加者は、認知症の方のご家族、地域包括支援センター職員、介護関連施設の職員、ボランティアの方、畿央大学(老年看護学)の教員、見学者2人などで、9人が集いました。 今回は、認知症のご家族を介護しておられた方の話が中心となりました。独居生活をされていた認知症の方のご家族が、真夜中に何度もご本人から電話がかかってその都度車で駆けつけたり、タクシーで迎えに行き受診したりしたご苦労を語られていましたが、その方のお顔には最後まで義父を看取った満足感のようなものを感じました。このように自分の介護経験を振り返り誰かに話すことで、ご家族にとっても心の整理になる。認知症カフェはいろんな職種や立場の違う方々が集い、認知症のことを真剣に話し合う場だからこそ、安心して介護の苦労も話すことができるのだと改めて実感しました。   6年間、御所市と共同・連携して行ってきた「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合いin御所」は今回をもって一旦終了となります。これまで参加してくださった皆様、ボランティアの方々、長い間本当にありがとうございました。   次年度からは、オレンジプロジェクトメンバーが中心となり、広陵町地域包括支援センターと協働で広陵町内にオレンジカフェ(認知症カフェ)を企画・運営する予定です。お近くの方や認知症にご興味のある方はぜひ立ち寄りください。私たちと一緒に認知症について考えましょう。   看護医療学科 助手 島岡昌代   【関連記事】 ・過去の「御所コミュニティカフェの取り組み」記事を読む

2020.01.27

【中止】2/29(土)佐藤香代先生の医療者向けセミナー「真に女性を支援するとはどのようなことなのか?」のご案内~助産学専攻科

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染症の拡散防止のため、受講される方の健康面を最優先に考慮し、イベント中止の判断をいたしました。ご理解のほどよろしくお願いいたします。       近年、妊婦の産む力、育てる力が弱まっている…そんな声が助産師の間から聞こえてきます。私たち医療者は何をすべきでしょうか? 昨年7月に本学において、妊婦様対象のマタニティカフェ「身体感覚活性化マザークラス」を企画させていただいた際には、ご尽力いただき誠にありがとうございました。お陰様で、妊婦様はじめご家族様に大変ご好評をいただきました。 今回はマザークラスに参加した人々の変容が全国で話題となっている、助産師の佐藤香代先生(国際医療福祉大学大学院助産学分野教授)をお招きし、医療者向けのセミナーを開催いたします。佐藤香代先生のセミナーを通して披露される「身体感覚活性化マザークラス」は、1996年から福岡市で、助産師の自主グループ「フムフムネットワーク」が始められた活動で参加した女性からの絶大な支持があり、リピーターの方も数多くいらっしゃいます。   このマザークラスの何が「もう一度参加したい」と思わせるのか、参加した人々(妊婦のみでなくスタッフや学生も)がどのように変わるのか?ということを、身体感覚活性化(世にも珍しい)マザークラスの技を通してご講演いただきます。  医療者(助産師 保健師 看護師 その他の医療者)様のご参加を心よりお待ち申し上げております。   日 時 2020年2月29日(土)10:00~15:50 会 場 畿央大学 P棟301教室 講 師 佐藤香代先生(国際医療福祉大学大学院 助産学分野 教授) 第1部 講演10:00~11:30 「女性を支援する ー身体感覚活性化(世にも珍しい)マザークラスの哲学と実践」 第2部 演習12:30~14:00 「妊娠期からの子育て支援」 妊婦になって世にも珍しいマザークラスを体験しよう 第3部 講演14:20~15:50 「女性を支援するための根底の能力ドゥーラ力」 なぜ、世にも珍しいマザークラスは人々の意識を変容させるのか? 対象・定員 対象:助産師・保健師・看護師・その他医療関係者 定員:80名(先着順) 参加費 4,000円、学生2,000円(当日、受付でお支払いください) 申込方法 申込用紙に必要事項を記入しFAXをしていただくか、下記資料のQRコード、 もしくは、kio-josan@kio.ac.jpまで下記内容をメールでお送りください。 ①所属先 ②ご氏名(ご一緒に参加する方も)及び、職種 ③申込責任者の連絡先 TEL・FAX・E-mail ※お送りいただきました個人情報は、今回のセミナー以外には使用いたしません。 ※公共交通機関をご利用いただきますよう、お願い申し上げます。   ▼画像クリックでPDFが開きます。裏面が申込用紙になっています。     【問い合わせ先】 畿央大学助産学専攻科 中居由美子 TEL:0745-54-1600  E-mail:kio-josan@kio.ac.jp  

2020.01.14

塩分控えめ 学校給食郷土料理レシピ集が完成しました~「社会的課題に対応するための学校給食の活用」事業

令和元年10月に奈良県教育委員会と連携協定を結び、上地加容子教授、玉井典子講師とともに11名の有志の学生が、本事業の主要な取り組みである「塩分控えめの学校給食郷土料理レシピ集」の作成に取り掛かりました。忙しい授業の合間に集まり、4グループに分かれて検討を進め、試作・試食と改善を繰り返し、ついにレシピ集の完成を迎えることができました。   これまではグループごとに分かれての検討を進めていましたが、レシピ集の完成と合わせて、令和2年1月8日(水)に全員で集まり、各グループのメニューを試食する披露会を実施しました。   ▲学生の調理の様子   本事業に参加をした学生からは、「減塩で、かつ美味しい献立を考えるのは難しく感じましたが、だしの風味を利かすなどの工夫をすることで、美味しく減塩をすることが可能だと分かりました。」「普段減塩を意識することはなかなかありませんが、今回の事業を通して、家庭のメニューについてももっと健康的なものにしてかないといけないと感じました。」「奈良県の郷土料理を作ったことはありませんでしたが、奈良県の伝統食や地域の特産物を活かしたメニュー開発を通して、新たな発見がありました。」などの声があり、実際に他の班のメニューを試食しながらも、その調理方法などを見てさらに議論している様子が見られました。   ▲完成したレシピ集をもっての集合写真     今回の事業を通して、多くの学生が日頃の学びに加えて実践的な経験を得ることができ、今後の学修につながり管理栄養士の資格取得を目指す気持ちがさらに強くなったと感想を述べていました。   畿央大学健康科学部健康栄養学科では、今後も学生の実践的な学びと社会貢献につながる活動を続けてまいります。   【関連記事】 奈良県教育委員会と「社会的課題に対応するための学校給食の活用」事業について連携協定を締結しました。