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2023.06.26
8/18(金)「教職員のための夏の公開講座」を開催します。
校内研修では経験できないような「教育課題」について、大学の教員による講義を開催し、教職員の方々に日々の教育実践に役立つ研修の機会を提供します。参加を希望される先生方におかれましては、実施要項をご確認の上、お申し込みください。 テーマ 「子どもが世界を理解し、世界に発信する力の謎に心理学はどう応えるか」 子どもは発達の中で様々な形で世界を理解し、また世界に働きかける行動をします。特に幼児期以降、子どもは世界を「ことば」で理解し、また「ことば」を使って発信をすることがほとんどとなります。本講座では、「読む」「書く」という「ことば」の行動に焦点を当て、それらのメカニズムと発達についての心理学的な知見を紹介しながら、子どもの学びと育ちについて考えていきたいと思います。 開催日時 2023年8月18日(金)13時~15時 ※受付12時30分開始 講師 畿央大学 教育学部 現代教育学科 准教授 小山内 秀和 実施要項 受講対象 県内の幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校の教職員 会場 畿央大学 P棟 2階201講義室 申込方法 下記のQRコードもしくは申込ページより必要箇所を入力し、お申込みください。 申込ページ 募集定員 100名 受講料 無料 申込期間 2023年6月26日(月)~7月28日(金) 主催 畿央大学 後援 奈良県教育委員会 その他 気象警報発令時の講座の開催について (正午現在で奈良県北葛城郡広陵町を含む地域に暴風警報または特別警報が発令されている場合、講座は中止します。) お問い合わせ 畿央大学教育推進部 教職員向け公開講座係 Tel:0745-54-1601 E-mail:info@kio.ac.jp
2023.06.26
令和5年度 冬木智子特別奨励賞・畿央大学特別奨励賞授与式を開催しました。
2023年6月22日(木)の昼休みに、令和5年度冬木智子特別奨励賞ならびに畿央大学特別奨励賞の授与式がC棟1階エントランスホールにて執り行われました。 冬木智子特別奨励賞は、冬木智子名誉理事長が私財を寄付し設立した特別奨励基金により、学業成績・人物ともに優秀な学生に対して表彰状および奨励金の授与を行うもので、各学科から1名、合計5名が選ばれました。 畿央大学特別奨励賞は、学業成績・人物ともに優秀な学生のこれまでの努力を賞し、今後さらなる活躍を期待し表彰状および奨励金の授与を行うものです。2回生~4回生の各学科1名(教育学部は2名)、合計18名が選ばれました。 多くの教職員、在学生がホールに集まって見守る中で、冬木正彦理事長より一人ひとりに表彰状と奨励金が手渡されました。学外実習で参加できなかった学生の皆さんには後日お渡しする予定です。 冬木理事長からは、受賞学生の日々の努力を称えられるとともに、「先の読めない困難な時代の中で、数理・データサイエンス・AIなどの次世代型教養も身に付け、仲間と協力しながら問題解決ができる人材になってほしい」と、今後の活躍を願う言葉が送られました。 受賞された学生の皆さん、おめでとうございました。
2023.06.25
8/8(火)畿央大学現代教育研究所主催「学びを結ぶワークショップⅪ」を開催します。
2023.06.22
【20周年記念】人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」
建築家のルイス・カーンは、学校について次のような言葉を残している。 「1本の樹の下で語り始めた人の、話を聞きに人が集まる―それが学校の起源である」 そこには建築はなく、話し手と聞き手が集う場所、空間があるのみである。しかし、1本の樹は人々の活動を促し、そしてその活動を包み込むような空間を確実につくりだしている。対話や教育は、そんな素朴であるが快い場所から始まる。 今回のデザインコンペでは、開学20周年を迎えた畿央大学において、あらためて学びの空間を考えてほしい。普段の学生生活においてあたりまえの様に享受しているキャンパス空間を見つめ直し、そこに潜む問題や可能性をまずは発見する。そしてそこから、様々な活動やコミュニケーション、対話、教育、安らぎを生み出すような、新たな学びの空間を創出してほしい。 さらにそうした空間を、学生自らの手でつくることを前提に提案してほしい。与えられた空間ではなく、自ら必要な空間を考え、自らその空間をつくり出す、これを実践してほしい。セルフビルドの利点を活かすならば、維持管理や改造を将来の学生たちが自ら行うことを視野に入れることも可能であろう。これにより、大学空間はより学生のための場所として、すなわち「みんなの学び舎」として持続し成長していくだろう。 畿央大学の次の時代を見据え、大学での学びを豊かにするような学び舎を提案してほしい。 素朴であるが革新的なアイデアを期待している。 学内コンペ募集要項 応募者情報資料 質疑応答 【関連リンク】 10/21(土)人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」二次審査開催について
2023.06.20
生成系AIの利用について
2023.06.19
【事前予約受付中】7/16(日)オープンキャンパス開催します!
2023.06.19
【事前予約受付中】7/9(日)オープンキャンパス開催します!
2023.06.13
6/11(日)畿央大学開学20周年・畿央大学付属広陵こども園開園記念式典・シンポジウムを開催しました。
2023(令和5)年6月11日(日)、冬木記念ホールにおいて、13時から「畿央大学開学20周年・畿央大学付属広陵こども園開園記念式典」、14時から「畿央大学開学20周年・畿央大学付属広陵こども園開園記念シンポジウム」を行い、総勢300名弱の方にご参加いただきました。 「記念式典」には、本学教職員・学園関係者・学生・卒業生の他、来賓として行政関係、大学、高等学校、関連企業の方々のご出席を賜りました。 冒頭の畿央大学アカペラ部「ADVANCE#」による学歌斉唱に引き続き、冬木智子名誉学園長の動画で建学の精神「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」を振り返りました。 冬木正彦学長の式辞では、原点に立ち返り、自身の経験と建学の精神に触れられ、畿央大学付属広陵こども園と共に将来の展開と皆さまへの感謝の気持ちが述べられました。 引き続き、健康科学部長の植田政嗣、教育学部長であり畿央大学付属広陵こども園園長の前平泰志が挨拶をしました。 ご来賓を代表して山村吉由広陵町長から、広陵町における就学前教育の整備とさらなる包括連携の強化を期待しています、とのご祝辞をいただきました。 その後は、本学職員(人間環境デザイン学科4期生)による「大学開学20年のあゆみ(スライドショー)」と、畿央大学付属広陵こども園副園長による「畿央大学付属広陵こども園紹介(動画)」で、式典は閉会となりました。 14時からは、幼児教育施設や子育てに関心のある一般の方も加わり、「子どもの世界から見えてくるもの」と題して「記念シンポジウム」が行われました。 本シンポジウムでは、幼児教育にさまざまな方面で活躍している4名を登壇者としてお招きしました。前半はご自身の活動についてお話いただきました。 齋藤美和氏(しぜんの国保育園 園長) しぜんの国保育園は東京都町田市にある社会福祉法人東香会が運営する認可保育園であり、にぎやかな街並みから少し離れた場所にある当園は、「small village」という愛称があります。 園の特色として「すべてが子ども中心」という理念から始まっており、子どものやりたいことを優先してその日のスケジュールを決め、子どもたちの「今」を尊重した保育を実践しているとお話しいただきました。 岡本麻友子氏(森のようちえんウィズ・ナチュラ 代表) 森のようちえんウィズ・ナチュラは天理市内のキャンプ場にて、年間を通して野外での保育を実践しています。 雨の日でもカッパを着て外で活動を行って雨の日しかできない遊びを行うことで自然の中での体験活動を大切にしています。また、季節の行事やイベントを大切にし、誕生日であれば、誕生月の子を想いながら採ったものを木でできたケーキに飾り、その時だけの特別なケーキを作っています。 「自然保育はやり方ではなく在り方」であり、それを考えることが大事であるとお話しいただきました。 阪田隼也氏(リーベ式運動遊び) 「こどもがこどもを満喫できる環境づくり」を大事にしており、跳び箱やマット運動などの技術練習を並んで順番を待ち、一人ずつ行う指導スタイルではなく、とにかく動き続けることがリーベ式運動あそびの特徴の一つであり、子どもたちが不安や緊張を感じることなく自然と動き出せることを重要視しています。 「楽しい先にこそ育ちがある」と考え、今できることを大人も一緒に楽しんでほしいとお話しいただきました。 小泉昭男氏(造園家) 「答えより問いを探して」との考え方から、草木や虫、鳥などの自然環境を子どもたちが楽しく学んでいけるように、子どもの視線や感覚にもとづいて、園庭づくりをされています。 園庭を通して季節を感じ、生き物に出会うこと。五感を研ぎ澄まし、そこから得た経験が、その後の育ちや学び重要であること。子どもたちにとって、管理された環境よりも、多様性のある自然が保証された遊びの場こそが子どもの心や体を豊かに育んでいくとお話しいただきました。 後半は、会場からの質疑応答・ディスカッションが行われ、子どもに対しての大人のあり方について、意見が交わされました。 外から見ると参加していないように見えても、他の子どもが遊ぶ様子を見て自分も参加している気持ちをもっており、「楽しい」という気持ちがそこには存在するとの意見がありました。 子どもは未熟であるために、大人主導の保育となりがちですが、子どものペースを知ると、子どもがよく見えるので、子ども主体の保育が必要であると結びました。 子どもの世界を考える貴重な機会になり、大変有意義なシンポジウムとなりました。 16時からは、会場を食堂棟に移して「情報交換会」を行い、シンポジストを含む全ての参加者の方に交流していただきました。 途中、本学の発展にご尽力いただきました冬木学園の理事や同窓会長、栄誉教授・名誉教授から、開学に至る経緯や学園への思いや激励の言葉等をいただき、教職員は建学の精神のもと一丸となって次の10年に向かって教育を進めていく決意を新たにしました。 2003年の開学当初、1学部2学科200名の入学生でスタートした畿央大学ですが、現在は2学部5学科2研究科1専攻科1別科にまで成長し、7,000名以上の卒業生が社会で活躍しています。 そして、今年4月には、畿央大学付属広陵こども園を開設し、212名の園児を迎えることができました。 これもひとえに、皆さまのご支援とご厚情の賜と深く感謝し、今後とも畿央大学および畿央大学付属広陵こども園に、さらなる温かいご支援とご協力をお願いいたします。 畿央大学開学20周年特設サイト 畿央大学付属広陵こども園ホームページ
2023.06.09
7/15(土)・16(日)開催!夢ナビライブに本学も参加します!
2023.06.08
2023年度 教職課程FD研修会を開催しました。
2023年6月1日、教職課程FD※研修会を開催し、80名を超える教職員が参加しました。今回は奈良県教育委員会教育長 吉田育弘先生を講師としてお招きし、「今、求められる教員」をテーマにご講話いただきました。 ※教職課程を有する大学が行うFD(ファカルティ・ディベロップメント:教員が授業内容や方法を改善し、向上させるための取り組み)です。 はじめに、今後の県内教員採用予定数と今後の教員に求められるであろうことについてお話がありました。小学校、中学校、高等学校の各校種では、学級数、教員採用数が少子化により右肩下がりである中、特別支援学校の需要は今後も伸び、学級数、教員採用数は大きな変動がない予測であるとのことでした そして、小学校についてはインクルーシブ教育の充実が、中学校、高等学校についてはすべての教科の教員を各学校に効率的に配置することが重要になってくるとのお話がありました。 続いて、今問題となっている教員の勤務の状況について、「学校における働き方改革推進プラン」についてのご説明がありました。教員が過重な負担なく子どもと向き合う時間を確保し、教育の質の向上を図ることを目的とし、勤務時間の割振りが可能な対象業務の拡大、休日の学校部活動の段階的な地域移行、教育研究所に「メンタルヘルス推進室」を設置する等により、教員をサポートできる体制づくりをすすめておられることが紹介されました。 最後に、これからの教員に求められる資質について、県内学校で実施している「人権を確かめあうアンケート」の回答内容を示され、教員として一番大事なことは「想像力」、すなわち目先の事象だけを見るのではなく、その先のことをイメージして子どもたちと接していく力であるとのお話がありました。 研修を受講した教職員からは、 奈良県教育のリーダーである教育長が、10年先を見据えて考えていることを直接伺うことができ、AIに負けない想像力のある教員を養成していきたいと思いました。 奈良県の教育行政のトップから、奈良県学校教育の現在の状況や求められる教員の姿を伺うことができて、業務内容の参考になりました。 等の感想が寄せられました。 ご講話くださいました吉田先生に、厚く御礼申し上げます。 畿央大学では、「生命への畏敬の念と子どもに対する深い理解と愛情を持ち、専門的な知識と実践力を備えた『タフで元気な教員』を養成する」という目標を掲げています。今後は、本日お話しいただいた「時代が要請する教員像」をもしっかりと認識し、豊かな「想像力」をもち、さまざまな現場で、より高い実践力を発揮できる教員の養成を推し進めてまいります。 【関連記事】 教職員対象「令和4年度 FD研修会」を開催しました。 令和4年度SD研修を実施しました。 令和2年度 遠隔授業説明会(研修会)を開催しました。 平成30年度FD研修会を開催しました。 平成29年度「FD研修会」を開催しました。 教職員対象「平成28年度FD研修会」を開催しました。 平成27年度FD研修会を開催しました