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2025年のすべての新着情報一覧

2025.05.20

人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2025 vol.2~事前準備とワークショップ初日

人間環境デザイン学科では2年次前期配当「フィールドワーク演習」の一環として、2025年5月14日(水)から18日(日)まで、『明日香村国際ワークショップ2025(International Workshop in Asuka 2025)』を開催します。今回は、事前準備からワークショップ初日の様子をレポートします。   このワークショップの活動目的は、畿央大学と台湾の大学生が明日香村で交流活動を行うことで、旧集落における地域課題の発見と解決方法の模索・提案を行うことです。明日香村の地域活性化へつながることを期待しています。活動内容は以下の3つです。 岡地区の賑わいづくり(岡の町並み景観に調和する屋台の提案と模型の発表) 岡つどいの館の活用(「岡みんなの格子縁側」※の組み立てと設置) 岡地区における行灯の製作と設置 ▼ ▼※「岡みんなの格子縁側」についてはこちらをご覧ください ▼▼ 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2025 vol.1~事前準備編「岡みんなの格子縁側」の設計と加工     学生は、4チームに分かれ、屋台の提案、縁台の製作、行灯の製作に取り組みます。成功大学、高雄大学の先生、学生さんとのオンライン会議では、屋台、行灯のデザイン案を発表しました。   畿央大学の学生は、ワークショップ当日の作業がスムーズに行われるよう、学内で事前準備を進めました。毎週木曜日と金曜日の放課後に、提案内容のブラッシュアップと製作準備を行いました。 製作準備のようす 縁台、行灯の製作準備 ワークショップ期間は、言葉の壁がある中での作業が必要です。そんな中でも、安全に、スムーズに作業ができるように試行錯誤を重ねました。     屋台提案 事前のオンライン会議では、台湾の学生さんの案に圧倒されてしまいました。設計案だけでなく、様々な発表ツールを活用し、レベルの高いプレゼンテーションを拝聴することができました。畿央大学の学生は、明日香らしい設計案に挑戦します。面格子、格子、抜き、水路をイメージしたや提案ができあがりました。           ワークショップ1日目 橿原市今井町で交流し、まちあるきと歓迎会を開催しました。今回のワークショップでは、ホスト役として、参加学生が中心となって台湾の大学生をお迎えします。歓迎会では、ウェルカムボードを準備し、学生さんたちを歓迎しました。                   いよいよ明日から畿央大学の学生が合流し、制作活動が始まります。昨年の明日香村ワークショップや台湾ワークショップで仲良くなった学生さんとの再会を楽しみに、3日間の製作活動頑張りましょう!     人間環境デザイン学科 助教 小松 智菜美 関連記事   ▼ 明日香村国際ワークショップ2025の様子はこちらから 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2025 vol.1~事前準備編「岡みんなの格子縁側」の設計と加工   ▼ 人間環境デザイン学科関連記事はこちら 青垣園 Cafeあおりん の外構の設計連携活動 ~ 人間環境学科 陳ゼミ 「佐味田みんなの縁側」の塗り替えおよび春の板絵描き・障子替え ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2025年度 新入学生研修 学科別レポート vol.2 ~ 人間環境デザイン学科 社会と医療の未来をデザインする~人間環境デザイン学科「Japan Venous Talk 2025参加記」  

2025.05.19

6/29(日) 人間環境デザイン学科 吉村 理教授が奈良県建築士会主催の講演会にて講師を務めます。

    6/29(日)に奈良県建築士会が主催する「地産地消を具現化するまちと建築を考える~御所プロジェクト~」において、人間環境デザイン学科 吉村 理教授が講師を務めます。 吉村教授は御所市内の古い街並みを活かし、多くの町家群のリノベーションを通して町に賑わいを生み新たな価値を創出させる御所プロジェクトを10年以上に渡り展開してきました。本イベントでは、御所プロジェクトの見学、講演会の二部構成となっており、吉村教授の取組や思いについて知ってもらえる内容となっております。是非お申込みください。   詳細チラシ   申込フォーム     概要と申込方法について 日 時 2025年6月29日(日) ① 10:10~11:30(受付開始9:50~) 街歩き ② 13:30~16:30(受付開始13:30~)講演会 講 師 【講師】健康科学部 人間環境デザイン学科 吉村 理 教授 会 場 ① JR御所駅前 ② 御所市防災交流館 Mimoro(ミモーロ)会議室A・B(3階) 受講料 無料 定 員 ① 20名程度 ② 100名 対象 一般市民、学生、関係団体等 申込 方法 申込フォームより必要事項を入力の上、お申込みください。 申込フォーム 注意事項 可能な限り公共交通機関を利用してご来場ください。 急遽プログラムが変更になる可能性がございます。予めご了承ください。 問合せ 奈良県建築士会 事務局 【Tel】0742-33-4333 【mail】info@nara-kenchikushikai.or.jp   チラシデータ

2025.05.19

卒業生の高橋京花さんが、フットサル女子日本代表としてアジアカップ初優勝に貢献しました。

本学卒業生である高橋京花さん(現代教育学科2021年3月卒)が5/6(火)~5/17(土)の期間開催された、AFC女子フットサルアジアカップ中国2025に女子日本代表として出場し、優勝に貢献しました。   高橋さんは準決勝、決勝戦でも得点を決めるなどの活躍を収め、決勝まで中1日で6試合を戦うハードスケジュールを最後まで戦い抜きました。優勝おめでとうございます。   フットサル女子日本代表は今年11月に初開催されるフットサル女子W杯(会場:フィリピン)にアジア王者として出場します。   高橋さんのますますの活躍をこれからも応援しています。   関連リンク フットサル女子 2025年 | JFA|公益財団法人日本サッカー協会 JFAなでしこサッカー(@jfa_nadeshiko)さん / X

2025.05.16

ならコープ「らくらくお料理パック」レシピ開発に挑戦!vol.3「商品化が決定しました!」~健康栄養学科

5/16…※商品企画を終えた声を追加しました   ならコープのグループ会社 株式会社CWS とのご協力のもと、健康栄養学科の学生が1年間をかけて考案した「らくらくお料理パック」* の商品化が決定しました! 今回商品化される新メニューは、以下の2品です。   鶏肉の梅塩あんかけ 野菜を食べるちゃんぽんスープ   *「らくらくお料理パック」 ならコープのグループ会社CWSが製造する栄養のバランスを考えて作られたミールキット。お肉や野菜などの必要な食材と付属のタレが入っており、家で煮たり焼いたりするだけで、1品約15分程度で完成する手軽なキットです。   株式会社CWS担当の大嶋様よりこれらの商品をご紹介いただきました。 畿央大学学生の方々にご提案いただいたメニューの中から、株式会社CWSで商品化させていただいた2品をご紹介させていただきます。 「鶏肉の梅塩あんかけ」は、通常より多くタレを使用しており、3~4人前の大容量で商品開発を行い大家族にも満足していただける一品となっています。 「野菜を食べるちゃんぽんスープ」は、そのままでも美味しく食べていただけますが、中華麺を入れて食べたくなる味に仕上がっています。 2品とも野菜がたくさん取れるメニューとなっていますので、是非、この機会にご利用をお願いいたします。   学生の情熱と思いが込められたこれらの新メニューは、2025年4月4回のならコープの案内書『COMET2』の表紙に掲載される予定です。お楽しみに!   商品企画案内を終えて 多くの方々のご協力のもと、チラシの表紙に大きく掲載していただいたり、配達部門の方々にお声がけいただいた結果、『鶏肉の梅塩あんかけ』743個、『野菜を食べるちゃんぽんスープ』1104個、合計1847個をならコープ組合員の食卓にお届けすることができました。これは、同期間に企画案内された「らくらくお料理パック(ミールキット)」12品の総受注数の約59%に相当します。 携わっていただいた皆さまに心より感謝申し上げます。また、ご購入いただきました組合員の皆さま、誠にありがとうございました。なお、本商品については、今後も案内が予定されています。   完成品を調理・試作した学生からのコメントです。 ミールキットの開発に参加したことで、食品開発の大変さや楽しさを知ることができました。普段意識することが少ない販売価格や原価を考慮しながらレシピを開発することで、管理栄養士として必要な給食の原価管理の意識が身につき、大学の授業で学ぶ際にもスムーズに知識が入ってきました。   今回、自分たちが考えたミールキットの完成商品を試作させていただき、自分たちが考えたレシピがプロの手によってブラッシュアップされ、より魅力的な商品へと仕上がっていることに感動しました。「野菜を食べるちゃんぽんスープ」は、野菜がたっぷり入っておりあっさりとした味付けで、満足感が高く中華麺にもよく合いそうでした。「鶏肉の梅塩あんかけ」は、梅の風味がしっかり際立っており、ご飯が進む味付けに仕上がっていました。 自分たちのアイデアが形となり、商品化され、組合員のみなさまの手に渡っていることが、とても嬉しいです。   畿央大学 地域連携センター 関連記事 野迫川村「郷土料理研究交流実習会」に参加しました!~ 健康栄養学科 奈良県中央卸売市場で「第17回ならいちばのキッチン料理教室」を開催!~ 健康栄養学科  地域とデジタルをつなぐ – スマートフォン年賀状作成ワークショップの開催 ~人間環境デザイン学科 清水ゼミ 河合町佐味田地区の「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の動物将棋の制作活動 ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 畿央祭にて ”がんカフェ「きらめき」” を開催しました!~ 看護実践研究センター 今年度3回目!畿央大学×ならコープ『こども寺子屋』を開催しました!  

2025.05.16

脳卒中後疼痛の病態特性-サブタイプ別の包括的分析-~ニューロリハビリテーション研究センター

脳卒中では、発症から遅れて感覚障害を伴った痛みや肩を動かした際の痛みが生じる時があります。この症状は、単一の症状のみならず複数の症状が組み合わさり、生活の質に不利益をもたらします。畿央大学健康科学研究科博士後期課程の井川祐樹 氏と大住倫弘 准教授らは、多施設および大阪大学大学院医学系研究科 細見晃一医師らと共同で、簡易的定量的感覚検査、質問紙検査、脳画像解析を実施し、神経障害性疼痛と侵害性疼痛を有する脳卒中患者の臨床症状の特性と異常感覚および痛みに関連した脳損傷部位を明らかにしました。この研究成果はBrain communications誌(Pathological features of post-stroke pain: a comprehensive analysis for subtypes)に掲載されています。   本研究のポイント 脳卒中後疼痛の特徴を、痛みの質問紙、簡易的定量的感覚検査、画像解析で詳細かつ包括的に分析した。 中枢性脳卒中後疼痛(CPSP)は、体性感覚・痛覚系に関わる脳領域およびネットワークの破綻によって異常感覚を伴うことが関係する。 侵害性疼痛(non-CPSP)の場合は筋骨格系疼痛(関節を動かした際に生じる痛み)の要因が関係する。   研究概要 脳卒中患者では、脳卒中発症直後あるいは発症数カ月後に「触れられると痛い」、「電気が走るような痛みがある」といった感覚障害を伴う神経障害性疼痛の痛みと「動かした時に痛みがある」といった筋骨格系の痛み(侵害性疼痛)の症状を有することがあります。これらの痛みは、臨床上において多くの場合、複数の症状が重なり合って現れるため、適切な治療が困難です。このように、様々なタイプが存在する脳卒中後疼痛の症状は、さまざまな側面の評価(感覚機能評価、画像評価)を詳細かつ包括的に調べる必要があります。これまでにも脳卒中後の痛みに関する研究は行われてきましたが、神経障害性疼痛と侵害性疼痛の違いに注目し、二つの痛みのタイプを対比させ、感覚評価や画像解析などを含めた包括的な調査を行った研究はほとんどありませんでした。そこで、畿央大学大学院健康科学研究科博士課程 井川祐樹 氏、大住倫弘 准教授らの研究グループは、大阪大学大学院医学系研究科 細見晃一医師らの研究グループと共同で、脳卒中後疼痛患者を対象に、サブタイプごとの痛みの病態特性について、痛みの質問紙、簡易的定量的感覚検査、脳画像分析により詳細かつ包括的に調査を行いました。その結果、中枢性脳卒中後疼痛(Central Post-Stroke Pain: CPSP)の患者は、冷覚刺激に対して感覚が鈍いにもかかわらず痛みが誘発されやすく、安静時でも強い痛みが持続するという特徴があり、その症状は脳の皮質および皮質下の損傷部位、連絡線維の破綻に依存していることがわかりました。一方、侵害性疼痛(non-CPSP)の患者は、主に関節を動かしたときに一時的な痛みが生じることが特徴であることが明らかとなりました。   研究内容 本研究では、中枢性脳卒中後疼痛(CPSP)グループ、非中枢性脳卒中後疼痛(non-CPSP)グループ、痛みなしグループの3群に分け、痛みの質問紙、簡易的定量的感覚検査、脳画像所見をもとに、これらのグループにおける臨床特性を調査しました。 その結果、CPSPグループの患者は、冷覚刺激に対して感覚鈍麻あるいは痛覚過敏を伴い、神経障害性疼痛における誘発・自発痛の項目におけるスコアが高いことが特徴として示されました(図)。さらに、このような冷覚刺激に対する痛みは、体性感覚系、痛覚系に関わる神経経路に隣接した脳皮質下の被殻後部、島皮質、内包レンズ後部などの部位が関係し、それだけでなく帯状回と海馬を結ぶ連絡線維の断絶も関係することが明らかとなりました。一方、non-CPSPグループでは、異常感覚は認めず、関節を動かした際に一時的な痛みがあるのみで、筋骨格系の問題が直接的に関係することが示唆されました。     本研究の臨床的意義および今後の展開 本研究成果は、脳卒中後疼痛におけるサブタイプ別の特徴を指標とした意思決定を促し、適切かつ正確な治療へ繋げられる可能性があります。今後は中枢性脳卒中後疼痛の縦断的な観察をする予定です。   論文情報 Yuki Igawa, Michihiro Osumi, Yusaku Takamura, Hidekazu Uchisawa, Shinya Iki, Takeshi Fuchigami, Shinji Uragami, Yuki Nishi, Nobuhiko Mori, Koichi Hosomi, Shu Morioka Pathological features of post-stroke pain: a comprehensive analysis for subtypes. Brain Communication, 2025.   問い合わせ先 畿央大学大学院健康科学研究科 博士後期課程 井川 祐樹 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 准教授 大住 倫弘 Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: m.ohsumi@kio.ac.jp

2025.05.15

活躍する大学院修了生vol.4~飯野 薫さん(大阪市立公立小学校 教諭 勤務/ 教育学研究科 教育実践学専攻修士課程修了)

働きながら学べる畿央大学大学院を経て、現場で活躍する修了生をご紹介!大学院への進学を考えている方、あるいは研究に興味をお持ちの方に向けて、これまでのキャリアや大学院での経験、研究の魅力などを振り返っていただきました! 飯野 薫さん 教育学研究科 教育実践学専攻修士課程 2024年9月修了)   現在のお仕事・研究を教えてください! 大阪市立公立小学校教諭。現在は勤務校にて3年生の担任しています。その他に研究部長も担当しています。 これまでのキャリアを教えてください! 畿央大学を卒業後、大阪市の小学校に7年間勤務し、8年目に畿央大学大学院 教育学研究科に入学しました。その後、3年半かけて修士号を取得しました。 これまで取り組んできた研究、また今関心のある研究テーマ・キーワードは? 学院では、道徳教育における体験的な活動(構成的グループエンカウンターを取り入れた道徳科の授業の在り方)について、島先生のもとで研究をさせていただきました。修了してからも、日々の道徳の学習の仕方についてあれこれ考えながら実践を行っています。研究と呼べるようなものではないかもしれませんが、日々楽しんで道徳の実践をすることができています。 大学院に進学したきっかけや目的は? 自分の学級経営の在り方がこれでいいのか、また、道徳をもっと勉強したいという思いが背景にありました。そして、同じような思いで一緒に大学院に進学しようと声を掛けてくれた友人がいたのも進学に大きく影響したと思います。 大学院での時間を一言でいうと? 一言で言うと、「楽しい」ものでした。先生方の講義で学んだことを次の日の授業や学級経営にすぐ生かすことができたのが大きな魅力だったと思います。また、大学院には様々な年齢、職業の人たちがいたので、自分の世界や価値観が大きく広げられました。リモートで講義に参加することができたので、働いている自分にとってはとてもありがたかったです。課題ももちろん出ますが、それも教授たちが働きながらだと大変だということで相談しながら進めていくことができ、自分のペースで進めていくことができました。 今の仕事や研究に、大学院での学びはどう活きていますか? 大学院での学びは、学級経営の場面で非常に役立っています。振り返ると、それまでの学級経営は自分の考えに固執してしまうところがあったかと思います。もちろん一生懸命はやっていたのですが、、、大学院で学んでからは、以前より柔軟に対応ができるようになったかなと思っています。特に、大学院では特別支援や心理学に関係する講義が多かったので、そういったアプローチの仕方があるのかと、大変勉強になりました。   また、今は勤務校で研究部長をしているので、研究の進め方などは大学院での学びが非常に役立っています。大学院での研究テーマとは全く違う教科で苦労していますが(笑) 修士論文を書いた時の経験や研究のアプローチの仕方を生かして、勤務校で頑張っています。 これから大学院進学を考えている方へのメッセージを! 畿央の大学院は、同じ院生はもちろん、先生方との距離が非常に近いので、困っているときにいつでも相談に乗っていただけました。自分のペースで研究を進めていくことができるので、働きながらでも行くことができます。仕事との両立で不安なこともあるかもしれませんが、行ったことでマイナスになったことは何一つありませんでした。大学院は、これまでの自分自身の経験と講義の内容が繋がっていき、大きく成長することができる場でしたね。仕事をしながらも大学院への進学を考えている方は、ぜひ。

2025.05.14

人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2025 vol.1~事前準備編「岡みんなの格子縁側」の設計と加工

人間環境デザイン学科では2年次前期配当「フィールドワーク演習」の一環として、2025年5月14日(水)から18日(日)まで、『明日香村国際ワークショップ2025(International Workshop in Asuka 2025)』を開催します。今回は「岡みんなの格子縁側」※を事前準備する様子をご紹介します! ※「岡みんなの格子縁側」…「明日香村と畿央大学との相互連携に関する協定」に基づき、明日香村岡大字の地域住民の交流場所および居場所の創出を目的に製作・設置される予定です。設計担当は畿央大学の陳ゼミで、プロゼミ活動として、現地実測調査および明日香村岡大字の地域住民との意見交換会が行われました。この縁側の使われ方は休憩だけではなく、岡地区のことの掲示・展示、古い写真や歴史の語り、住民や来訪者の交流場所になることが想定されています。 『明日香村国際ワークショップ(International Workshop in Asuka 2025)』において、参加の3大学【畿央大学+国立成功大学(台湾)+国立高雄大学(台湾)】の学生たちと教員によって組み立て、明日香村の岡地区に設置する予定です。 事前準備を2025年3月10日、11日、12日の3日間行いました。春休み期間ではありましたが、ワークショップ参加者の多くの学生と「岡みんなの格子縁側」の準備を始めることができました。初日から2日間は、最終日の組立に向けて、材料の加工を行いました。 2025年3月10日、11日 墨付け・加工 今回使用した木材は、奈良県産の吉野桧です。 桧の香りが漂う、素敵な空間で準備をすることができました。桧は、比較的柔らかく、傷が付きやすい欠点があります。そのため、より慎重に加工をする必要がありました。         材料の切断、長さ調整をチームに分かれて実施しています。         制作作業 製作作業は、A班(庇)、B班(フレーム)、C班(格子)、D(縁側ベンチ横材)、E班(縁側ベンチ脚と座面)に分かれ、設計図によって墨付け・加工が行われました。       初めて鋸を触る学生や、大きな木材を初めて扱う学生もいましたが、先輩後輩関係なく、自分たちの持っている知識を出し合って、協力し合うことで、作業を進めることができました。 加工で大変だったことは、ミリ単位の小さなズレが大きなズレを起こすことでした。何度も微調整を繰り返し、加工を行いました。   ▼Aチーム   ▼ Bチーム   ▼ Cチーム   ▼ Dチーム   ▼ Eチーム   2025年3月12日 組立と調整 最後の調整を全員で行い、組み立てに向けて進んでいます。細かい作業があるため、真剣なまなざしで、集中して作業しています。 ついに骨組から組み立てが始まりました。 掲示板の骨組からつくっていきます。大きな材料をみんなで支え一つの骨組みの完成をめざします。     次に座面の組み立てが始まりました。人が一番触れる部分なので慎重に組み立てを行います。       骨組の組み立てが終わり地面に立ち上がりました!肘木の取り付け、座面の設置を行いました。     格子以外の掲示板の組み立て、座面の設置が完了したので座れるようになったところで記念写真です!     肘木の加工です。かわいい模様を掘り入れました。細かいところにもこだわりを込めています。     格子も取り付け一度すべての組み立てが完了しました。 模型を上に並べてみましたが、大きさの違いが一目瞭然です。       完成したものと一緒にみんなと記念写真!3日間一緒に作業ありがとうございました! 3日間で墨付けから組み立てまでの作業を行い、事前準備の大切さ、連携を取っての作業が大切だということを知りました。事前に図面を完成させて加工図なども用意していたためそれぞれの班が各自で作業を進めることができ、よかったなと思いました。また、今回いつも作業しているメンバーとは違うこともあり、お互いに何をしているか何をすべきかなど確認、連携をとって進めることが大事だなと改めて感じました。3日間でしたが、学びが多く楽しかったです。 今までは、自分たちで設計した建築は、模型でしか見ることができませんでしたが、今回初めて実際に作るという経験ができました。自分たちの設計したものが、模型ではなく、実際のカタチになるということ、そして、将来の利用者を想定して製作を進めることが建築の楽しさであると気づくことができました。 人間環境デザイン学科  3回生 吉川 香帆子、櫻井 祐美香 関連記事 ▼ 昨年度実施の明日香村国際ワークショップ2024の様子はこちらから 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.1~台湾から大学生・教員が到着! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.2~課題への取組がスタート! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.3~現地調査や意見交換を進めました! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.4~活性化案を発表しました! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.5~最終日を迎えました!   ▼ 人間環境デザイン学科関連記事はこちら 青垣園 Cafeあおりん の外構の設計連携活動 ~ 人間環境学科 陳ゼミ 「佐味田みんなの縁側」の塗り替えおよび春の板絵描き・障子替え ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2025年度 新入学生研修 学科別レポート vol.2 ~ 人間環境デザイン学科 社会と医療の未来をデザインする~人間環境デザイン学科「Japan Venous Talk 2025参加記」

2025.05.14

大阪・関西万博で万博BENTOを販売!26日の販売を終えて~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良~

2025年4月13日(日)に開幕した大阪・関西万博。4月19日(土)、20日(日)に続き、26日(土)にも、関西パビリオン多目的ホールにて行われた万博BENTOの販売に本学のヘルスチーム菜良※が参加しました。   ※ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 万博BENTO 販売最終日! 万博BENTOは、ヘルスチーム菜良の学生が奈良県産の食材を用いて開発したレシピを和食井上様のご協力のもと、完成させることができました。26日も、前回同様に限定100食・税込1000円で販売しました。大阪・関西万博での最後の販売の様子をお届けします。     26日も、20日と同様に時間帯ごとに販売数を制限して実施しました。11時からの60食は1時間で完売し、13時の30食、15時の10食は、いずれも15分で完売しました。19日、20日の販売が好評だったこともあり、26日も多くの方にご来場いただき、どの時間帯も勢いが衰えることなく、すぐに完売しました。   販売に参加した学生の感想   販売時間前から長蛇の列ができており、あっという間に完売して嬉しかった。もう少し販売数を増やしてもよかったと思った。 メニュー一つひとつに興味を持ってくださる方が多く、1年間頑張ってきてよかったと思った。 ポスターやレシピをご覧になり、お弁当やヘルスチーム菜良のことを事前に知ってくださっていた方がいたのが嬉しかった。 テレビ出演を見てくださった方から「見たことある!」と声をかけていただいて、多方面から興味を持ってもらえていることを実感し、喜びを感じた。 他大学との学生とも交流ができ、販売活動以外にも貴重な経験ができた。 食べ終わった後に「おいしかった」と声をかけてもらえたことが嬉しかった。 手に取ってくださったお客様、並びに関係者の皆様へ 万博BENTO企画は、大規模イベントへの出店ということもあり、準備段階から不安や緊張を感じていました。しかし、多くの方々の支えにより、3日間で合計300食を無事に完売することができました。心より感謝申し上げます。   来場者の方々からは、「おいしかった」「また食べたい」といった温かいお言葉を直接いただくことができ、大きな励みとなるとともに、今後の活動に活かせる貴重な学びにもなりました。また、長時間にわたる準備や搬入、販売対応にご尽力いただいたスタッフの皆様、そして準備段階からご支援くださった関係者の皆様にも、深く御礼申し上げます。   万博という大きな舞台で、奈良の魅力を“食”という形で多くの方にお届けできたことは、私たちにとってかけがえのない経験となりました。この経験を活かし、今後も奈良の魅力を伝える活動に一層取り組んでまいります。   引き続き、温かいご支援をよろしくお願いいたします。 "万博BENTO" 今後の販売情報 8月9日(土)、8月10日(日) 奈良のうまいものプラザでの店頭販売決定! ~詳細は後日公開~   Instagramではヘルスチーム菜良の活動をリアルタイムでチェックできます。万博BENTOに関する投稿もたくさんしていますので、以下のリンクから、ぜひご覧ください!     ヘルスチーム菜良協議会 ヘルスチーム菜良 畿央 nutrition egg 健康栄養学科 3回生 岡田 こころ 2回生 外池 美那、畠山 日那、吉原 実瑠 関連記事 万博BENTOの売れ行き好調!19日、20日を終えてのレポート~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良~ “奈良県産食材”使用「万博BENTO」を大阪関西万博会場で販売します!~ヘルスチーム菜良 大阪関西万博 奈良県公式ホームページ 万博BENTO

2025.05.14

新入生歓迎会を行いました!〜健康栄養学科・ヘルスチーム菜良

2025年5月10日(土)、ヘルスチーム菜良※の新入生歓迎会を行いました。 ※ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ4年制大学(畿央大学・近畿大学・帝塚山大学・奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。   新入生に、ピザバトルで販売予定のピザと、畿央祭で販売予定のドーナツを味わってもらうため、朝から2・3回生で集まり、準備を進めました。   ▼ 準備の様子     ▼ 梅しそ薫るごろっと大和丸なすとじゅわっとハラスのピッツァ   ▼ 3種のドーナツ(枝豆・きなこ・チョコバナナ)   当日は、約30人の新入生が参加してくれました。自己紹介を聞く中で、ヘルスチーム菜良に魅力を感じて入学したという学生や、商品開発に興味を持っている学生がいてとても嬉しく感じました。   様々な思いを胸に入部してくれた新入生たちがのびのびと活動できるよう、私たち上回生がたくさんサポートしていきたいと思います。   ▼ 新入生歓迎会の様子   ▼ 新入生歓迎会に参加した現幹部メンバー   これから、1回生のみなさんと一緒に活動できるのがとても楽しみです!   健康栄養学科 3回生 薮田 真歩   ヘルスチーム菜良協議会 ヘルスチーム菜良 畿央 nutrition egg   関連記事 万博BENTOの売れ行き好調!19日、20日を終えてのレポート~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良~ 大阪・関西万博にて販売する万博弁当の開発に参加!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良~ 【全国4位】フードスペシャリスト資格認定試験で特別表彰!~健康栄養学科 第1回みどり戦略学生チャレンジ近畿大会で4回生が「近畿農政局長賞」を受賞!~健康栄養学科 大和食材を使用したジェラートを考案し、完成発表会が開催されました! ~ 健康栄養学科 ならコープ「らくらくお料理パック」レシピ開発に挑戦!vol.1~健康栄養学科 野迫川村「郷土料理研究交流実習会」に参加しました!~ 健康栄養学科 ラジオ「FMヤマト」で、4大学対抗ピザバトルを紹介!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良

2025.05.14

日仏国際共同研究CREST-ANR NARRABODY 3rd Meetingが開催されました!~ニューロリハビリテーション研究センター

2025年4月25日に、フランス・リヨンで日仏国際共同研究CREST-ANR NARRABODY 3rd Meetingが開催されました。   ▼ 前回の様子はこちら ▼ 日仏国際共同研究CREST-ANR NARRABODY 2nd Meetingが開催されました!~ニューロリハビリテーション研究センター     CREST:国立研究開発法人科学技術振興機構による戦略的創造研究推進事業 ANR:The French National Research Agency (ANR) NARRABODY:Narrative embodiment: neurocognitive mechanisms and its application to VR intervention techniques (ナラティブ・エンボディメントの機序解明とVR介入技術への応用)   CRESTは国内の競争的科学研究費としてはトップに位置するもので、本学森岡周教授らの日仏合同研究チームが2.74億円(5年6ヵ月/3研究室合同)の研究費を取得しています。   【プレスリリース】森岡周教授らの共同研究が2023年度 CRESTに採択されました。 スケジュール <Research Progress Reports> □Eric Chabanat: Introduction □Osumi Michihiro: Rehabilitation for phantom limb pain □Yvan Sonjon: Social influences on chronic pain: investigating cognitive mechanisms of pain perception □Yuki Nishi: Quantifying real-world upper limb activity using accelerometers □Anaëlle LEBATTEUX: Presentation of  self-efficacy questionnaire in pain management     Online Session (Shotaro Tachibana, Chair) □ Discussion on Interview Reports □ General Discussion   Extra Session □Yuki Nishi: How to measure real-world upper limb activity using accelerometers     日本側は森岡 周 教授(畿央大学)、大住 倫弘 准教授(畿央大学)、大松 聡子 客員准教授(畿央大学)、西 祐樹(長崎大学)が現地参加し、嶋田 総太郎 教授(明治大学)、田中 彰吾 教授(東海大学)がWebで参加されました。フランス側からはJean-Michel Roy 教授(ENS-Lyon)、Eric CHABANA 助教授(リヨン神経科学研究センター,INSERM)、Shotaro Tachibana 研究員(リヨン大学病院)、Hugo ARDAILLON(リヨン神経科学研究センター)をはじめ、多くの共同研究者、大学院生らが参加されました。   今回のミーティングでは、疼痛分野におけるナラティブ・エンボディメントの枠組みで、自己効力感や脳波のネットワーク解析、上肢運動など、各研究に関する進捗報告が行われました。方法論に関する助言や革新的なアイデアの提案がなされ、活発な議論が交わされました。また、議論の中で国際共同研究が創発され、貴重な機会となりました。   フランス側の研究者のおもてなしや心配りに感銘を受けるともに、信頼関係を深める契機にもなりました。本ミーティングは国際的かつ学際的な研究展開にとって、極めて意義深く、今後の研究の深化と連携の発展に向けた確かな基盤が築かれたといえます。   関連記事 森岡周教授らの共同研究が2023年度 CRESTに採択されました。  日仏国際共同研究CREST-ANR NARRABODY 1st Meetingが開催されました!~ニューロリハビリテーション研究センター 日仏国際共同研究CREST-ANR NARRABODY 2nd Meetingが開催されました!~ニューロリハビリテーション研究センター  

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