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2024.05.27

『実習に活かす高齢者看護技術』高齢者の個別性に合わせた援助を考える~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」Vol.2

看護医療学科3年次配当「老年看護学援助論Ⅱ」は、高齢者看護に必要とされる生活機能の視点からのアセスメントや看護技術、紙面上の事例による看護過程の展開を行い、高齢者の日常生活の維持に必要な援助技術を演習し学修します。前回のブログでは、外部講師を迎え、摂食嚥下障害のある患者さんを支えるケアについて学んだ様子をお届けしました。今回、令和6年5月17日(木)の授業では、実習に活かす高齢者看護技術について演習を行い、日常生活援助の活動・移動介助と身体ケア技術の安楽・リラクゼーションについて学びました。 老年看護学援助論Ⅱの授業では、ペーパーペイシェント(文章で書かれた事例の患者)を用いて看護過程を学んでいます。今回の講義は、実際の臨床現場をイメージし、看護師役・患者役・観察者などを経験し、ディスカッションを通して看護援助を考えました。   移動介助では、グループに分かれて左麻痺のある患者を想定しベッドから車いすへの移乗の演習を行いました。基礎看護学の演習ではすでに車いす移乗について学修済みですが、麻痺のある患者に介助するとなると難易度は上がります。事前学習をしてきた内容を踏まえ、「車いすの位置はここでいいの?」「右手は動かせるからどこを握ってもらったらいいかな?」「ベッドを起こした方が移動しやすくない?」など、学生たちは様々な意見を出し合いながら、ベストなケア方法を検討していきました。   その後、人形を使って自分達で考えた方法をデモンストレーションし、他のグループとの意見交換をしました。「このグループは麻痺側の腕の保護まで意識しているところがいいと思った」「患者さんへの声かけが上手で、(患者さんが)安心できると思った」など、他のグループからの学びもたくさん得られたようです。     リラクゼーションでは、まず五感(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)の大切さやタッチケアの効果を伝えました。実践では、オルゴール音楽が流れる中、アロマの香りや互いの手の温かさを感じながら、優しく丁寧にハンドマッサージを行いました。最初は、「触れる」ことに照れている学生もいましたが、マッサージを行っていくうちに、お互いにリラックスしていく様子がみられました。このケアは、実習先の高齢者の方だけでなく、友達や家族など身近な人にも行えるケアだと思います。是非、活用してみてください。     講義後の学生感想より ※原文を一部抜粋   ●「車いす移乗の時にどのようにすればよいのかグループで話し合い、積極的に意見を出し合って実施することができた。看護者として、患者にとってどのようにすることが一番いいのか考えることが難しかった」   ●「車いす移乗では、教科書に書いてある通りに行ってもなかなか上手くいかず、その患者さんにあった方法を探すといいのかなと思いました」   ●「みんなで試行錯誤試し、患者役の意見も聞きながら実施したことで、最後には対象者にとってより良い移乗方法をみんなで考えることができた」   ●「リラクゼーションが初めての体験で楽しかったです。リラックスできて疲労回復になるのを身体で実感できて驚きました」   ●「ハンドケアはやってもらうのも相手にするのも初めてでこんなにリラックス効果があることを知って驚いた」   ●「ハンドケアではどうすれば対象者に心地よく安楽に感じてもらえるかを考えてコミュニケーションを取りながら雰囲気よく実施できた」     これらの経験が、個別性のある看護を考える力につながりますようにと願いながら、また次の講義からも一緒に看護について考えていきましょう。   看護医療学科 助教 伊藤 千春・島岡 昌代   【参考記事】 外部講師による講義『食べたい!』を支えるケア ~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」 外部講師による講義「看取りを体験した遺族に対する看護の課題」~看護医療学科「終末期ケア論」 看護学生と企画した「性教育セミナー」を高校で実施!~看護医療学科「母性看護実習」 堺市総合防災センターで体験学習をしました~看護医療学科「災害看護II」 ハンセン病療養所を訪問、当事者家族の声を聴き「医療と人権」を学ぶ~看護医療学科「健康学特論」 外部講師による講義「筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の看護について」~看護医療学科「慢性期看護学援助論Ⅰ  

2024.05.27

第22回畿央祭実行委員Blog Vol.3~今年の実行委員が全員集合!!

皆さんこんにちは。畿央祭統括 アリーナ部署担当の船田樹希です。 先日、2024年5月16日(木)に畿央祭実行委員の全部署が集まる「全体会議」を行いました。 実行委員になってくれた方との初の顔合わせだったので幹部もドキドキでした!   全体会議では、幹部紹介、レクリエーションの日時、夏休みの活動日、実行委員全員で着るつなぎについてなどをお話しました!     レクリエーションはそれぞれの部署だけで集まる初めての活動になるので、ぜひみなさん参加して、楽しんでくださると嬉しいです♡   また夏休みの活動は実行委員になった責任感を持ち、できるだけ活動に参加していただくようお願いします!   6月17日(月)〜21日(金)のお昼休みにつなぎの採寸を行います! 実行委員の証であるかっこいいつなぎを着ることが出来るので届くその日まで楽しみにしていてください!   最後に来てくださった皆さんと今年のポーズである「かがりびポーズ」で写真を撮り、無事に全体会議を終えることが出来ました☆   ▼こう見ると迫力がありますね!!   お昼休みの短い時間でしたが実行委員の皆さんと会えたことを嬉しく思います! 247人でこれから畿央祭を作りあげていきます! 学年、学部を越えて新しく出会った仲間と助け合い、素晴らしいものをつくることができるよう頑張っていきましょう!   畿央祭副実行委員長 統括 アリーナ部署 船田樹希   ▶畿央祭実行委員会に関連するブログ記事 畿央大学|KIO Smile Blog    

2024.05.24

ABCテレビ「やすとものいたって真剣です」に本学教員が設計した住宅が登場!~人間環境デザイン学科

ABCテレビの毎週木曜日23:17~放送されている「やすとものいたって真剣です」の番組内のコーナーで人間環境デザイン学科講師の吉永先生が設計した住宅が紹介されました。   藤崎マーケットの田崎さんがマイホーム購入のために勉強するコーナー「いつかは家を買いたい田崎」の中で、一流建築士の名刺代わりになるような代表的な注文住宅を見学する中の一つとして紹介されました。   撮影当日は吉永先生が紹介し、「安くてカッコよくして」というご友人の要望に対して、元々プレハブ小屋だったものを木のぬくもりあふれる一軒家に生まれ変わらせたものです。 また吉永先生が設計する上での一番苦労した要望や、リフォームするうえでのポイント、住人が住んでみてわかったプチ後悔など、これから注文住宅をオーダーしたいと考える人にとって参考になることも含めて、余すことなく紹介いただきました。   ▼画像クリックで吉永先生のHPにリンクします       TVerやABEMAでも見逃し配信中ですので、ぜひご覧ください!     番組ホームページ   吉永講師プロフィール

2024.05.24

プロジェクト研究成果発表会を開催しました!~看護実践研究センター

看護実践研究センター は、建学の精神である「徳をのばす」、「知をみがく」、「美をつくる」を基本理念に置き、保健、医療または看護を専門とする職業人、および研究者に対して、最新の看護実践に関する情報を提供し、看護実践研究を推進することを目的とし 2019年4月に開設されました。開設2年目には「その人らしく幸せに生きる」をテーマとしてプロジェクト研究の公募を行いました。     そして、2024年5月22日(水)看護実践研究センタープロジェクト研究成果発表会を開催しました。   指定研究「認知症高齢者のための意思決定支援ツールの開発(研究代表者 對中百合准教授/研究分担者 大友絵利香准教授、山崎尚美前看護実践研究センター長(現、四天王寺大学看護学部長))」が、3年間の計画でスタートしました。しかし、折しもCOVID-19の猛威によりデータ収集が難航し、1年の研究期間の延長を経て、成果発表に至りました。   今回は「軽度認知症高齢者の看取りを含めた終末期プロセスにおける意思決定支援ガイドラインの作成」について、高齢者の看護にあたる地域包括ケア病棟、特別養護老人ホーム、訪問看護ステーションの看護師を対象に実施した予備調査としてのインタビュー調査、および本調査としてのグループインタービュー調査の結果に絞り、研究代表者の對中准教授より発表されました。     この調査では、軽度認知症高齢者の看取りを含めた終末期プロセスにおける意思決定支援と意思確認の手がかりが明らかとなりました。前者については①対象者の意思を尊重、②家族の意思を支援、③地域、多職種との連携、④ACP※(アドバンスケアプランニング)の普及の4カテゴリーが生成され、後者については①生活状況から意思を推測、②チームで対象者の意思を推測、共有、③対象者の言動から推測、④嗜好から意思を推測、⑤性格から意思を推測、⑥治療や看護に拒否を示す態度、⑦家族からの情報、⑧多側面からの理解、⑨今までの様子を辿る、⑩書面に残された意思表示、⑪繰り返される言葉が手掛かり、⑫示された行動の12カテゴリーが生成されたことが報告されました。また、地域包括ケア病棟、特別養護老人ホーム、訪問看護ステーションのそれぞれの施設による特徴も見出されたことが報告されました。 ※ACPとは、将来の変化に備え、将来の医療及びケアについて、 本人を主体に、そのご家族や近しい人、医療・ ケアチームが、繰り返し話し合いを行い、本人による意思決定を支援する取り組みのことです。   多死社会を迎える我が国において、死すべき運命にある人の尊厳ある死を視野に入れた『QOD(Quality of Death)』を高めるための医療の必要性が叫ばれ、その整備が喫緊の課題となる中、大変示唆に富んだ結果が示されたといえ、今後の発展に大いなる期待が寄せられます。     発表会には20名を超える教職員の参加があり、熱心に耳を傾ける姿がありました。また、発表後の質疑応答は時間を超過してもなお、質問が続くなど活発な討論がなされ、関心の高さが窺えました。     看護実践研究センターでは、看護実践にかかわる研究拠点として、研究の活性化を支援し、地域社会への還元を進めて参ります。現在、第2期プロジェクト研究も公募中です。今後とも皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。     看護実践研究センター長 山本裕子   【関連記事】 看護実践研究センター 認知症予防講座「歌って、笑って若返り」を開催しました~看護実践研究センター認知症ケア部門 看護実践研究センター認知症ケア部門主催「高齢者看護・ケアに活かすホリスティック・ナーシング」講演会を開催しました。 看護実践研究センター第9回研修会「地域共生社会の実現に向けて~様々な在留資格による外国人介護職受け入れの現状と課題~」を開催しました。 新たな産育コミュニティをめざして「マタニティクラス」を開催しました!〜看護実践研究センター 2023畿央祭・ウェルカムキャンパスで、がんカフェ「きらめき」開学20周年記念拡大版を開催!~看護医療学科 看護実践研究センター「親子のつどいサロン秋祭り」を開催しました

2024.05.22

畿友会(学生自治会)だよりvol.100~インスタグラムで「新入生対象 謎解き企画」を実施中!

皆さんこんにちは、畿友会です! 畿友会では2024年5月20日(月)から5月31日(金)にかけて「新入生対象!謎解き企画」を実施しております!     豪華景品もご用意しております^^ 景品にはBluetoothマウスや携帯バッテリーなどが…!是非景品をゲットして大学生活にお役立てください‼ 新入生対象!謎解き企画   【実施期間】 5月20日(月)~5月31日(金)   【参加方法】 *畿友会インスタグラムのストーリーにて毎日(土日除く)謎解きを出題します。 *24時間以内にformsにて回答してください。正答率・回答率が高いほど当選率アップ‼   厳選なる抽選のもと当選された方にはメールをお送りいたします。質問等ございましたら畿友会インスタグラムまでご気軽にご質問お願いします。また、畿友会インスタグラムは学生用掲示板(なごみから地下食堂へ降りる階段付近、なごみ・カトレアの入り口付近、L棟2階、E棟地下)にてポスターを掲示しております。   たくさんのご参加お待ちしております!^^ 畿友会 広報部 健康栄養学科3回生 稲垣 幸寿   Instagram:@kiyukai_kio X(Twitter):  @kiyukai_kio LINE:@kiyukai_kio   ▶畿友会に関連するブログ記事 畿央大学|KIO Smile Blog

2024.05.20

フレンドリーをめざす「認知症ケア論」のご紹介!~看護医療学科

看護医療学科1年次の選択科目に「認知症ケア論」があります。「認知症ケア」と聞くと難しいイメージがあるかもしれませんが、今年は新1回生の担任になった科目担当教員(室谷と申します)が、オリエンテーションの時からフレンドリーに講義を紹介した甲斐があり、21名の履修者が集まりました。 初回講義は緊張ムードが漂う中、フレンドリーなグループワークで盛り上がり、知らず知らずのうちに「認知症フレンドリー社会」をめざすMuroya Worldに引き込まれていく学生たち。この講義は、「認知症」に対する理解を深め、学生が社会の一員として正しい知識を備え、主体的に行動していく基盤を作ることが目的です。学生が思ったことを発言し、他者の意見を受け止めつつ、自らの考えを深め、疑問や望みに対して主体的に学習するために活動し、出会う専門職や認知症の人、家族、地域の人々、他学の学生等、新たな社会とつながりを持ち、自己課題を見出し、今後の活動に生かせるよう、アクティブラーニングを取り入れています。     5月18日(土)は地域の認知症カフェの見学を経て、学生が一人ずつ学びを発表し、KJ法※で「認知症カフェってどんなところ?」「認知症カフェが地域にあるメリットは?」「認知症カフェの課題は?」「自分たちがやってみたい認知症カフェは?」をお題にグループワークを実施しました。初めてKJ法に取り組む学生もいましたが、どのグループも笑顔で意見を出し合い、気づき+αで活発に意見交換を行っていました。   ※KJ法:付箋等の紙に情報を記し並べ変えたりグループ化したりすることで断片的な意見・アイデアを効率的かつ論理的に整理するための手法。       「認知症カフェ」が地域の交流の場になり、ある人にとっては活動の場や居場所であり、生きがいを感じる場であること、相談やためになる話がきけること、珈琲豆の香りをかぎ好きな豆を選別して自身で豆をひき楽しみながら味わうことができる場もあること、マイナスな気持ちをプラスに変える場であること、地域の色々な方が参加して情報交換や連携が図られる場であることなどなど、1回生とは思えない、多くの気づきや学びを語り合うことができました。     9月の世界アルツハイマー月間には、履修者有志で「認知症カフェ」を開催してみよう!と盛り上がり、今日の講義は終了しました。   今後も、認知症サポーター養成講座の受講、若年認知症サポートセンターへの訪問、他大学との交流会など、わくわくするメニューが目白押しの「認知症ケア論」。学生フレンドリーな教員(室谷、伊藤、島岡)は、学生がすでに「認知症フレンドリー社会」の一員になりつつあることを嬉しく・頼もしく感じ、「認知症ケア論」により力を注ぎ、満足度の高い授業運営をめざしています。     どうぞ続報をお楽しみに、引き続きよろしくお願いいたします。   看護医療学科 准教授 室谷 牧子   【参考記事】 新たに「認知症ケア論」が開講しました!~看護医療学科|KIO Smile Blog 「認知症ケア論」で学外施設へフィールドワーク! ~看護医療学科|KIO Smile Blog 「認知症ケア論」で学外施設へフィールドワーク第2弾! ~看護医療学科|KIO Smile Blog 「認知症ケア論」フィールドワークでの学びを共有!〜看護医療学科|KIO Smile Blog

2024.05.19

外部講師による講義『食べたい!』を支えるケア ~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」vol.1

令和6年5月10日(金)の3年次配当「老年看護学援助論Ⅱ」の授業では、講師として大和高田市立病院の伊丹 幹人先生を迎えました。伊丹先生は、摂食・嚥下障害看護認定看護師・特定行為研修終了者(在宅・慢性期コース)・DMAT(災害派遣医療チーム/Disaster Medical Assistance Team)で活躍されています。   講義では「口から食べること」を考えることから始まりました。単に生命維持のためだけでなく、日常生活の楽しみという点、生理的・精神的・社会的側面から喜びを得る活動であることを再認識できました。     伊丹先生は、摂食嚥下障害のある患者さんは「看護の力」で食べられるようになると学生に力強く伝えてくれました。学生たちは、解剖生理、摂食嚥下の定義、食べる仕組みを復習し、高齢者の摂食嚥下についての講義を真剣に受けていました。   講義の中で実際に、反復唾液嚥下テストや頚部聴診を行い、嚥下体操や唾液腺マッサージなどを体験する場面もありました。患者さんの「食べる喜び」「生きる喜び」を通して、食べる意味を考え、支えていく必要があり、「看護の力」の凄さを教えていただきました。     講義終了後には、認定看護師、DMATとして活動に興味がある学生たちと伊丹先生を囲んで茶話会を行いました。   認定看護師やDMATになるためにはどうしたらいいのか、能登半島地震ではどんな活動をしたのかなど、学生の質問に対してとても丁寧に話をしていただきました。講義や実習以外でこのような貴重な時間を過ごせたことは、きっとこれから学生たちの未来に何か響くものがあったのではと感じました。     ※講義後の学生感想より 一部抜粋(原文まま) 食事摂取量現象、低栄養、筋力低下・認知機能悪化、嚥下機能低下、という負のサイクルが起こることで、摂食嚥下障害が起こると学んだ。この負のサイクルを断つことが医療者に求められることであり、それをNSTで行っているということが興味深かった。 摂食嚥下の仕組みや障害、ケアについて詳しく知ることができてよかった。摂食嚥下についてあまり深く考えたことはなかったが、口から食べることは生命維持のための栄養摂取だけでなく、楽しみや生きる喜びにつながる重要なものであり、アセスメントするうえでも重要な項目であると感じた。今日学んだことを事例や実習でアセスメントする際に役立てたい。 嚥下という身近なものを意識して体験する時間があって、身をもって学ぶことができてよかったです。上を向いて水分を飲んだ時の嚥下の困難さには驚きました。 聴診器を使って嚥下の音を聞いたことが面白かった。今まで嚥下についてあまり考えたことがなかったが、今日意識して嚥下する演習を行って、食道を通っていく感じや飲み込む際の喉頭蓋が閉じる感じなどを感じ取ることができて面白かった。 授業後にDMATや認定看護師についてお話を聞けて貴重な経験ができました。オーハット(口腔アセスメントシート)は初めて知ったので実習で活用したいです。 看護医療学科 助教 伊藤 千春 【関連記事】 外部講師による講義「看取りを体験した遺族に対する看護の課題」~看護医療学科「終末期ケア論」 外部講師による講義「筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の看護について」~看護医療学科「慢性期看護学援助論Ⅰ」 外部講師による講義「国外における国際看護と国際看護活動に必要な能力について」~看護医療学科「国際看護学Ⅰ」 外部講師による講義「看取りを体験した遺族に対する看護の課題」~看護医療学科「終末期ケア論」 摂食嚥下障害看護認定看護師の講師を招いて 「高齢者の摂食・嚥下のための看護」演習を行いました!~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」

2024.05.18

第36回フィンスイミング日本選手権大会に出場しました!~水泳部

こんにちは! 水泳部の上野 心優です。   第 36 回フィンスイミング日本選手権大会が、2024 年 5 月 11 日(土)から 12 日(日)に横浜国際プールで行われました。     このプールは全国大会や国際大会が開催される大規模なプールです。       標準タイムを突破している数種目のうち、今回は 50mアプニアと 100mサーフィスに絞って出場しました。どちらも「モノフィン」というイルカの足ひれのような 1 枚のフィンで泳ぎます。50mアプニアはモノフィンを履いて両腕を頭上で組み潜水で息継ぎなしで泳ぎ切る競技です。100mサーフィスは同じくモノフィンを使用しますが、こちらはシュノーケルを使用して呼吸しながら泳ぎます。但し常に身体の一部が水面から出ていなければならない競技です。両競技ともイルカのように体をしならせながら泳ぐのが特徴で、スピードが魅力の競技です。     去年タイムが伸びず悔しい思いをしたので、今年はリベンジ戦として挑みました。結果は目標タイムをクリアし、どちらの種目も自己ベストを更新することができました。     50mアプニアは国際大会大学生派遣標準記録まであと 1 秒 87 です。 今後も応援よろしくお願いします!   水泳部 看護医療学科 2 回生 上野心優   【参考記事】 第20回フィンスイミング日本学生選手権大会に出場! ~水泳部|KIO Smile Blog 第35回 フィンスイミング日本選手権大会に出場!~水泳部|KIO Smile Blog

2024.05.17

【快挙】大学院生の研究において、脳卒中患者の物体把持の測定における新しいアプローチを開発しました。

本学大学院博士後期課程/摂南総合病院の 赤口 諒氏)らの研究グループによる成果がClinical neurophysiologyに掲載されています。     本研究では、慢性期脳卒中患者の把持力調節の特徴把握のために、物体重量に応じた力調節、動作安定性、予測制御の3つの観点から評価し、①過剰な力発揮、②把持動作時の安定性低下、③予測制御の停滞という3つの特徴を見出しました。これらの運動制御の停滞が運動麻痺よりもむしろ感覚障害に強く影響を受けることが明らかになりました。 また今回の評価方法の測定には、把持力計測装置を使用し、既存の研究で明らかにされた制御方略と計測・解析方法を臨床に応用できる新しいアプローチを開発しました。運動制御のどの側面に停滞が生じているのかを感覚障害との関連から見極めた上で適切な課題設定や動作指導を行うことができれば、残存機能を最大限に活用した動作獲得を目指す上での足掛かりとなる可能性があります。これは脳卒中リハビリテーションの分野における大きな進歩を示しており、今後の治療法の発展に寄与することが期待されます。 尚、本研究で使用した把持力計測装置は、国立障害者リハビリテーションセンター研究所・神経筋機能障害研究室の研究成果をもとに、株式会社テック技販が既に製品化しています。   関連記事 運動出力の調節には「感覚フィードバック」が重要~ニューロリハビリテーション研究センター

2024.05.16

その人らしさに寄り添う理学療法~理学療法学科 第11回「やさしさをチカラに変える次世代リーダー育成セミナー」

最前線で活躍する卒業生が講演! 第11回テーマは「その人らしさに寄り添う理学療法」   理学療法学科では一昨年度から「やさしさをチカラに変える次世代リーダー育成セミナー」を開催しています。 リーダーシップをもった次世代の理学療法士育成を目的にし、臨床現場はもちろん、スポーツ現場や地域リハ、教育機関など幅広い分野の第一線で活躍する卒業生がその魅力や想いを後輩のためだけに語ります。在学生にとっては入学後早期から職業理解を深め、自らのキャリアを考えることやモチベーション向上へとつなげる絶好の機会になります。 他大学に先駆けて理学療法学科を開設した畿央大学にしかできない先進的な取り組みです。   2024年4月12日(金)今年度最初となる第11回は岡本美彩子さん(5期生/特別養護老人ホーム ベルライブ)を講師に迎え、「その人らしさに寄り添う理学療法」をテーマに講演いただきました。岡本さんは理学療法学科を卒業後、急性期・回復期の病棟で活躍する中で、自宅退院できずに施設へ行かれる方がいることを知り、施設での理学療法士の役割や関わりについて学びたいと考え、介護老人保健施設、その後に特別養護老人ホームへ異動されました。     講演では、退院後も自宅に戻ることができず特別養護老人ホームに入居する方やその家族の方々との関わり合い方や、施設内における理学療法士の役割についてご説明いただきました。 また、患者さんの看取りについても講演の中で触れていただき、身体機能の評価だけではなく、日々の生活の中でそれぞれの患者様が最期まで「その人らしい生活」を送るために多職種協働や家族の方々とのコミュニケーションが非常に重要であるとお話しいただきました。     講演後の質疑応答では、患者さんやその家族の方とのコミュニケーションの取り方や、施設内でのリハビリにおける患者様へのアプローチの方法など、病棟におけるリハビリとは異なる状況での対応方法について多く質問がされました。在学生にとっても新たな発見のある実りある講演になったのではないでしょうか?   岡本さんから後輩の皆さんへのメッセージ この度は、次世代リーダー育成セミナーに参加いただきありがとうございました。予想を上回るたくさんの方々に参加していただき、うれしく思っています。 実際に特別養護老人ホームで勤務している中で、感じているのは理学療法士だけでなく、多職種・ご家族様との連携が非常に重要だということです。理学療法士一人の力では生活の支援にはつながりません。多職種で多角的に話し合い、実際の生活場面でどのような支援をしていくのかについて話し合い、協力していくことでよりよいケアができます。 またセミナーの中でも何度もお伝えしましたが、その人らしさに向き合うことが大切です。特別養護老人ホームに入居されてから、患者様がいかにその人らしく日々を過ごせるか。それは、理学療法士はもちろん、多職種共同でその人を多角的にアセスメントし、ケアに当たることで実現されると私は考えています。その中で理学療法士は身体機能を評価するだけでなく、生活場面での様子を観察、多職種と意見交換し、生活の中で患者様のできることを支援していくことが重要です。その人らしい生活に向き合い、最期までその人らしく過ごしていただける支援を行う。まだまだ私も勉強中ですが、少しでも皆様の今後のヒントになればよかったかなと思います。 今回のセミナーのお話を頂いたとき、学生の皆様に特別養護老人ホームで働く理学療法士というものが興味を持っていただけるか不安もありました。セミナー終了後たくさんのご質問いただき、本当にうれしかったです。質問も具体的で私自身考えさせられるような場面もたくさんありました。 これから勉強や実習など大変なことも多いと思います。つらいことやしんどいこともあると思います。しかし、臨床へ出て、患者さん一人ひとりとのかかわりやその中での笑顔、「ありがとう」と言ってくださるお言葉などは本当にかけがえのないものです。大学生活4年間は長いようであっという間です。後悔のないように日々頑張ってください。応援しています。       【関連リンク】 理学療法学科 理学療法士としての目覚め~理学療法学科 第10回「やさしさをチカラに変える次世代リーダー育成セミナー」 生活期リハビリテーションにおける理学療法士の役割と働き方~理学療法学科 第9回「やさしさをチカラに変える次世代リーダー育成セミナー」 回復期リハビリテ−ション病棟で勤務する理学療法士の魅力~理学療法学科 第8回「やさしさをチカラに変える次世代リーダー育成セミナー」 急性期病院で勤務する理学療法士の魅力~理学療法学科 第7回「やさしさをチカラに変える次世代リーダー育成セミナー」 「臨床・教育・研究」が揃ったスポーツ理学療法士の魅力~理学療法学科 第5回「やさしさをチカラに変える次世代リーダー育成セミナー」 女性理学療法士が活躍できる場所~理学療法学科 第4回「やさしさをチカラに変える次世代リーダー育成セミナー」 卒業生に学ぶチーム医療のリアル~理学療法学科 第3回「やさしさをチカラに変える次世代リーダー育成セミナー」 大学病院で働くということ~理学療法学科 第2回「やさしさをチカラに変える次世代リーダー育成セミナー」を開催 第1回「やさしさをチカラに変える次世代リーダー育成セミナー」を開催!~理学療法学科  

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