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2024.12.25

就職レポートNo.804(大阪府・堺市・京都府/栄養教諭)健康栄養学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第804弾!   今回の合格体験では、栄養教諭の採用試験に合格された健康栄養学科の4回生4名に、お話をお聞きしました。協力してくれたのは、M.U.さん(大阪府・栄養教諭)、Si.N.さん(大阪府・栄養教諭)、Sa.N.さん(堺市・栄養教諭)、M.M.さん(京都府・栄養教諭)です。         【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 M.U. オープンキャンパスに参加した際に在学生の明るい雰囲気に魅かれたこと、また、栄養教諭になるために教育学部の先生の授業を受講できるという点に魅力を感じたからです。   Si.N. 私も、オープンキャンパスに参加して学生と先生との距離が近いと感じたことが、畿央大学を選んだ決め手です。栄養士や管理栄養士の他に栄養教諭の免許も取得できること、自宅から通学できる距離であることも魅力でした。   Sa.N. 私もなんですが、オープンキャンパスに行った際に説明がわかりやすかったこと、実際に体験授業を受ける機会があり、先生の印象が良かったことがきっかけですね。また、大学自体が落ち着いた雰囲気で、先生との距離が近く、安心して学べるように感じたことも大きな理由です。   M.M. 管理栄養士の国家試験の合格率がとても高かったことがまず挙げられます。幼いころからの夢であった管理栄養士になるにあたり、先生方の手厚いサポートを受けられる担任制や、座学だけでなく様々な実験や実習が充実していてより実践的な学びができるところに魅力を感じたのも、畿央大学を選ぶ際の決め手となりました。栄養教諭という職業に出会い、その魅力を感じて受験を決意し、合格をいただくことができたのは、教育学部の学生との交流や、先生方の手厚いサポートを受けることができた畿央大学ならではの強みだと感じています。     【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 M.M. 勉強、アルバイト、遊びのすべてに全力になれたとても充実した4年間だったと思います。管理栄養士必修の授業に加えて、栄養教諭必修の授業も取っていたため、決して楽な大学生活ではありませんでしたが、教職課程を履修している仲間や学科の先生方、教採・公務員対策室の先生方の支えのおかげで最後までやり遂げることができました。仲間と切磋琢磨して乗り越えた定期試験や実習、教員採用試験など大変なこともたくさんありましたが、今振り返ると学生生活のすべてがかけがえのない素敵な思い出となっています。   M.U. 他学部の人たちや先生方との距離がとても近くアットホームな学校でした。共に頑張ろうという気持ちの学生が多く、試験や行事ごとなど何事にも全力で楽しむことができ、最高の学生生活でした。     【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 M.U. 多くの子どもと関わるために3つの小学校と3つの子ども食堂へボランティアに行っていました。ICTが当たり前に使用されていることや1週間後には苦手なことができるようになっている子どもたちの日々の成長には驚きばかりでした。そして子どもたちが何を必要としているのか、何を大切にしているのかを考え、一人ひとりにあった対応が必要であるということを学びました。   Sa.N. 私も、子どもと関わる機会を作らないといけないと考え、地元の友達から紹介してもらったフリースクールに2回生の終わり頃からボランティアスタッフとして参加しました。そこでは、子ども達の得意なもの、興味のあることを伸ばすためにどんなサポートができるかについて学ぶことができました。また、大学のボランティアサークル「ヘルスチーム菜良」に所属していたのですが、子どもに関わることができるイベントには参加するようにしていました。4回生になってからは、小学校の現場の様子も知る必要があると考えて、スクールサポーターに参加しました。教室での子どもの様子、動機づけの方法、給食の時間の課題などたくさんのことを学ぶことができました。   Si.N. 私は3回生の9月から週に1日、スクールサポーターとして母校の小学校にボランティアに行っていましたが、ボランティア経験で得た学びは、教員採用試験の面接試験でも活かすことができました。学校現場の様子を知ることはもちろん、子どもたちとの関わりを通して、なぜ栄養教諭になりたいのか、栄養教諭になって何をしたいのか、たくさん自分と向き合って考えることができました。     【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 M.M. 栄養教諭の教員採用試験を受験すると決めてからは、とにかく必死に各対策講座を受講し、講座での配布プリント(教育関係の法規、時事)を暗記しました。また、問題集や各自治体の過去問を繰り返し何度も解き、苦手分野の克服に努めました。また、面接や論作文の練習は「週○回する!」と回数を決め、教採・公務員対策室の先生方に添削・助言をいただきながら取り組みました。     【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 Sa.N. 給食を通して子ども達を笑顔にできる栄養教諭になりたいです。学校の現場を見て、給食は子どもたちにとって楽しみの一つだとわかりました。そんな給食を通して食に関する色々なことを伝え、子どもたちを笑顔にし、さらに生涯にわたって食を楽しむことのできる子どもを育てたいです。   Si.N. 私は、一人ひとりの気持ちに寄り添える栄養教諭になりたいです。肥満や痩身、偏食、食物アレルギーなど、子どもたちが抱える悩みはそれぞれ異なります。栄養教諭として子どもや保護者の方の食に関する悩みや不安を受けとめ、その子どもにとっての最善を一緒に模索していきたいです。         【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 Si.N. 大切にしてほしいのは「周りの人に頼る」「絶対に諦めない」ことです。教員採用試験は長期戦です。取り組んでいくなかで、合格できるのかと不安になったり、終わりが見えずに辛くなったりすることがあるかもしれません。そういう時は、ひとりで抱え込まずに周りの人に相談するのが一番です。家族、教員を目指す仲間、先生方にたくさん頼って、最後まで諦めずに頑張ってほしいです。積み重ねた努力は絶対に無駄にはなりません。応援しています!   M.U. 栄養教諭になるためには、しんどいと思うこともたくさんあります。ですが自分のペースで落ち着いて少しずつ前に進んでください。また、ひとりでは何も乗り越えることができません。共に教員を目指す友達と「絶対一緒に合格するぞ」という思いで頑張ってください!応援しています。   Sa.N. 栄養教諭を目指すこと自体、結構な勇気がいると思います。でも、実際は、一緒に夢を目指す仲間がいて、教採・公務員対策室の先生、健康栄養学科の先生方がサポートしてくださるので大丈夫です!弱気にならずにむしろ強気で、時々ご褒美なんかも用意して、自分のペースで頑張ってください!   M.M. 教員採用試験はとても長期戦な上、栄養教諭は倍率が高く、先が見えないと不安になることもたくさんあります。実際、私も面接練習がうまくいかなかったり、模試の点数が伸びなかったりと何度も何度も心が折れそうになりました。しかし、周りを見るといつも頑張る友達がいて「一緒に頑張ろう」と励ましてくれました。私よりも私自身のことを考え、合格のために力を尽くしてくださる先生方もついています。周りと比べて落ち込む必要はありません。自分のやり方やペースを見つけ、無理なく試験勉強に取り組んでください。教採に挑む仲間、全力でサポートしてくれる先生方のお力を借りて、最後まで自分を信じて、合格を信じて頑張ってください。応援しています。   4名のみなさん、管理栄養士の国家試験の勉強で忙しい中、どうもありがとうございました。来年4月から、みなさんが学校現場でご活躍されることを楽しみにしています。     畿央大学では、教育学部のみなさんだけでなく、健康栄養学科、人間環境デザイン学科、看護医療学科で教員採用試験や公務員試験の受験を考えているみなさんへのサポートも行なっています。採用試験について何か聞きたいことがあれば、いつでも気軽に教採・公務員対策室まで足を運んでくださいね。

2024.12.25

就職レポートNo.805(大学病院/看護師)看護医療学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第805弾! 看護医療学科4回生   川西 聖弥さん 大学病院(看護師) 内定     あなたがその職種を志したきっかけを教えてください。 私が看護師という職種を志したきっかけは、母親が看護師であることが影響しています。幼い頃から看護師という職業が身近にあり、将来性を考えた時に看護師資格を取っておくことが、今後の役に立つと考えたため、看護師を選びました。このような母親の影響や将来性を考えて看護師を志したのですが、実際に看護の道へ行き、実習の中で患者さんと関わるうちに、自分の行った援助が、患者さんの治療や回復に繋がることにやりがいを実感し、看護師をより強く志すようになりました。 畿央大学に入学を決めた理由としては、大きくは2つあります。1つ目は畿央大学には、看護医療学科だけではなく理学療法学科や健康栄養学科といった学科もあり、他学科との交流ももてるという点に魅力を感じました。2つ目は、担任制度を導入している点です。看護医療学科は忙しいことや、男性である私が看護医療学科に馴染めるかどうか、不安を抱いていました。しかし、担任といった身近に相談できる先生がいることで、自分の精神的な緩和ができると考えました。   畿央大学での学生生活を振り返ってどうでしたか? 私が入学した当初は、ちょうど新型コロナウイルスの影響で、授業もオンラインになり、サークルや学園祭などが停滞している状況であったことから、充実した大学生活を送ったとは正直言えないです。しかし、友人に恵まれたため、有意義な時間を過ごせたと思います。 印象に残っていることといえば、実習に行ったことですね。それぞれの分野の実習を通して、様々な疾患をもつ患者さんと接してやりがいを感じ、より看護師になりたいと思えるようになりました。 力を入れたことといえば、勉強はもちろん自分の趣味やアルバイト、友人やパートナーと遊びに行き、学生生活を全力で楽しむことに力を注ぎました。 もう一度大学生活を送るのであれば、サークルや学園祭に積極的に取り組んで、自分の大学生活を充実させたかったと感じます。     就職活動について、その就職先に決めた理由を教えてください。 当院は、大阪市内で唯一の大学附属病院救命救急センターであることに加えて、三次救急医療施設であり、受け入れ患者数が多いことを知りました。また、専門看護師、認定看護師の資格取得のサポートをしており、私自身も将来は救急認定看護師になりたいという思いがあることから、救急外来で勤務したいという気持ちが強くなりました。 看護師としての知識や技術を身につけ、救急の認定看護師を取得し、より高度な医療スキルを身につけた看護師になり、緊急性が高い患者様にも適格な看護を提供したいと思い、この病院を志望しました。   就職活動を振り返っていかがでしたか? 大変だったことは、敬語が難しく感じたことです。普段から敬語を使う機会が少なかったため、就職活動を行ううえで敬語に慣れることに苦戦しました。しかし、社会人になると、敬語はコミュニケーションを取るうえで必要不可欠なので、就職活動を機に勉強し、普段から敬語を使うように心がけてよかったと感じます。 キャリアサポートに関しては、実際に対面で質疑応答や作法について教えてくださったので、緊張感をもってサポートを受けることができました。そのようにしていただけたおかげで、本番はあまり緊張せずに受け答えできたと感じます。また、自己PRなどの添削もしてくれたため、心強かったです。   就職活動で役立ったツールを教えてください。 ツールに関しては、過去に同じ病院に就職した体験記や、先輩からもらった過去の質問などが役に立ちました。そこから、どのような傾向があるのかを分析し、どのような角度から質問がきても徹底的に答えられるように備えていたので、自信を持って、本番に臨むことができました。   後輩のみなさんへメッセージをお願いします! これから先、記録や人間関係で精神的に追い詰められることがあるかもしれません。でも、自分は一人ではなく、看護医療学科で共に頑張る友人や先輩、担任の先生、そして親などの仲間や味方がいることを忘れないでほしいです。つらいことやしんどいと感じたら、仲間や味方に頼ってほしいと思います。 長々とご拝読ありがとうございました。勉強も頑張りつつ、学生生活を精一杯楽しんでください。    

2024.12.24

ボランティア活動報告!~子育て応援ボランティアサークルSmile

お祭りに参加しました 2024年12月14日(土)、ボランティアサークルSmileの学生4名は、看護医療学科の田中先生と訪問看護ステーションアイデルと重症児デイサービスアイデルームのお祭りに参加しました。このお祭りには、ケア児40名とそのご家族、スタッフやそのご家族を含む約100名の方々が参加されました。   学生たちは、わたあめコーナーや着ぐるみに入って子どもたちと一緒に楽しく交流しました。地域の皆さんと学生たちがともに過ごす時間は、笑顔が溢れる素晴らしいひとときとなりました。   ▼ 学生たちがわたあめを作る様子や、着ぐるみで子どもたちをお見送りした場面をご紹介します。 (写真掲載のご了解を頂いています)       クリスマスプレゼントを届けました また、畿央祭のウエルカムキャンパス「スマイル交流サロン」にお越しいただいた重症児ディサービス「わくわくホーム」、放課後等ディサービス「おむすび」、養護施設いかるが園の皆さんには、畿央祭でのわたあめの売り上げで購入したクリスマスプレゼントの絵本をお届けしました。子どもたちが絵本を手にした瞬間、喜びの表情を見せてくれました。       ボランティア活動を通じて、私たち学生は障がい児との遊びを通じて地域とのつながりを深め、交流を大切にしています。今後も地域と共に歩んでいけるような活動を続けていきたいと思っています。 ボランティア活動に参加しよう! 私たち「Smile」は、地域とのつながりを大切にし、障がい児との遊びを通じて交流する活動を行っています。毎回のボランティア活動では、子どもたちと一緒に遊んだり、楽しい時間を過ごすことができます!皆さま、地域の子どもたちに笑顔を届ける素敵な活動を一緒に体験してみませんか? 初心者の方も大歓迎!活動を通じて新しい友達もでき、貴重な経験を積むことができます。ボランティア活動が初めてでも、安心してください。障がい児とのかかわり方の研修会(障がい児サポーター養成講座)にも参加できます。   地域とのつながりを深め、共に成長する喜びを感じながら、ボランティアに参加してみてください!お待ちしています。   子育て応援ボランティアサークル Smile 代表 柴田あかり   (JSPS KAKENHI Grant Number  24K14212) 関連記事 畿央祭ウェルカムキャンパス「スマイル交流サロン」活動レポート~ 看護実践研究センター

2024.12.24

就職レポートNo.803(奈良県/小学校教諭)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第803弾! 現代教育学科4回生 村山 和大 さん 奈良県 小学校教諭 合格         【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 小さいころから、教師に憧れていつかなりたいと考えてきたので、教員育成に強いというこの大学を選びました。     【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 入学当初はまだコロナ禍であったために、オンデマンド型やオンラインでの授業が中心でした。そのため、当初は本当に友達をつくることができるか不安でした。しかし、出席番号の近かった人が話しかけてきてくれて、そこから輪が広がり、共に学生生活を送るようになりました。放課後、提出ギリギリの課題を焦りながら一緒にしたり、模擬授業の準備やその練習で追われていたりした日々は今でも印象的です。また、定期的に友達とたこ焼きパーティーや鍋パーティーをしたことも思い出に残っています。本当に楽しい毎日でした。         【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 教員を目指すきっかけは、小学校4年生の時の担任の先生に憧れたからです。児童と真正面から向き合い、優しくもあり厳しくもあったあの頃の先生のようになりたいと今でも思っています。     【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 子どもとの関わりを中心に、多くの人と関わるように意識してきました。塾講師のアルバイトを通して、子どもとのコミュニケーションを図ったり、今の子どもたちの実態を掴んだり、また飲食業のアルバイトを通して、幅広い世代の方とコミュニケーションをとったりしてきました。教師になった際に多くの方と向き合い、コミュニケーションを図ることができるように励んできました。     【教員採用試験対策はどのようにしてきましたか。】 一次試験に向けては、自分の弱点をつぶすことを意識してきました。採用試験が中学校の教育実習の時期と重なっていたこともあって、十分な演習がなかなか取れなかったので、ひたすら参考書を読むことに専念してきました。また自分の中で目標点数を決めることも意識しました。この点数を取るためには、どこが合えばいいか、どう勉強するべきかなど逆算的に考えて取り組んできました。 二次試験に向けては、面接の機会をできるだけ多く確保しました。対策講座の面接練習を活かしながら、数をたくさんこなしてきました。二次試験は、友達や同じ自治体を受ける仲間と面接練習を行うとなんだか心強いし、勇気をもらえるので、おすすめです。         【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 相手のことを考え行動ができる、そんな子どもたちを育成していきたいです。大きくなって世の中に出ればたくさんの人がいて、その分たくさんの考えや価値観があること、それは教室という小さな社会の中でも同じであると伝えていきたいです。その中で他者のことを認める気持ちや尊重する気持ちを育んでいきたいです。     【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 4年間は長いようで本当にあっという間でした。気づいたら教育実習で、気づいたら4回生で、気づいたら教採があってと、本当に目まぐるしかったです。でもだからこそ、今できることに誰かとともに何事にも全力で楽しんで、励んでいってほしいです。誰かと一緒に取り組むことで、大変なことも辛いこともきっと乗り越えられると思うので。

2024.12.23

就職レポートNo.802(堺市/中学家庭科教諭)人間環境デザイン学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第802弾! 人間環境デザイン学科4回生 中村 友香さん 堺市 中学家庭科教諭 合格         【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 高校の時に家庭科の教員免許を取得できる大学を探していました。共学で取得することができるうえに、建築やアパレルの専門分野にも興味があり魅力を感じて選びました。また、高校2年生のとき、学園祭に参加した際に先輩たちが楽しそうにしている姿を見ました。メリハリのある環境で4年間学びたいと考えたからです。         【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 最初の1年間はコロナの影響であまり登学できない日々でした。2年生からは大学で実技の授業がたくさんありました。私は裁縫がとても苦手でしたが、作品作りをしていくうちに苦手意識がなくなりました。また、教職の授業を並行して履修することで大変な時期もありましたが、私にとって苦手意識がなくなり、将来の目標ができた授業がとても多かったです。専門的な内容を学ぶことで、自信に繋がり、とても充実した4年間でした。     【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 きっかけは2つあります。大学での授業とアルバイトです。1つ目の大学の教職の授業を通して、家庭科教育の楽しさ、教員としての魅力を感じることができました。2つ目のアルバイトでは、塾で幅広い年齢の子どもたちと関わってきました。その中で、子どもと過ごす時間がとても楽しく、目標に向かってがむしゃらに頑張る子どもたちの背中を少しでも押すことができたときの達成感がありました。この2つのことから、私は家庭科教員を目指そうと思いました。     【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 堺市の教師ゆめ塾セミナーに3回生の11月~2月まで参加していました。そこでは主に家庭科の授業の裁縫実習に取り組みました。裁縫が苦手な生徒のサポートや一人ひとりの進捗状況を把握し、先生と情報を共有しながら、授業を円滑に進めました。また、4回生の11月からスクールサポーターとして、行事や調理実習のサポートを行なっています。     【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 まずは、筆記試験の勉強です。3回生の後期から行われる対策講座は欠かさずに受講しました。しかし、自習の時間は確保できていませんでした。春休みになり、対策講座に参加すると共に少しずつ自習時間を増やしました。4月頃からは本格的に教職教養と一般知能を並行し、スケジュールを逆算しながら行いました。勉強のスタートが遅かった分、量より質を重視しました。また、テキストは4冊に絞って行いました。反復練習を重ねることで、自信にも繋がりました。次に面接試験対策ですが、面接練習を週1回は必ず行うことを心がけました。面接は得意だったので、その分、より自分の思いを伝えられるように先生方の助言や周りの学生のアドバイスを実行するようにしました。         【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 一人ひとりの子どもたちと全力で向き合い、子どもの心にそっと寄り添い続けたいです。また、子どもたちがつまずいた時にもう一度頑張るきっかけや自信を与える存在になりたいです。そして、子どもたちが何か目標達成したときに一緒になって喜び合い、常にポジティブな声かけをし、背中を押し続けられるような教員を目指します。     【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 教員になるなら生まれ育った環境で教育をしたいと考えていました。そのため、地元の自治体に絞って勉強や対策を行いました。そのおかげで、絶対に合格を勝ち取りたいという思いが強くなっていきました。畿央大学には同じ道を目指す仲間がたくさんいるので、周りを頼りながら、前向きに採用試験対策に取り組んでください!皆さんの健闘を祈っています!^^

2024.12.23

第4回近畿学生住宅大賞で3回生が「企業賞」に!~人間環境デザイン学科

近畿建築士会協議会主催 第4回 近畿学生住宅大賞において、人間環境デザイン学科 3回生の吉田 美来さんが応募した、“賑わい、溢れる ー家族がつながる新しい住まいー ”が「企業賞」を受賞しました! ▼ 受賞作品の詳細についてはこちらをクリック ▼     吉田さんからの喜びの声が届きました!   近畿学生住宅大賞は、住宅を対象に設計課題で近畿の学生が設計した住宅案を募るコンテストです。今回私がいただいた企業賞は協賛の企業が作品を選ぶ住宅大賞の特色ともいえる賞です。     住宅大賞に挑戦する一月前に他のコンペに挑戦したのですが、結果が出せなかったことがあり、その悔しさから別のコンペに参加してもっと成長したいと考えたため参加しました。   今回私は、インテリアデザイン演習Bの課題であった、長屋の店舗兼住宅のリノベーション課題で応募しました。この長屋は生駒駅の近くに位置しており、とても特徴的で雰囲気も良い場所にも関わらず、現在は積極的な活用がされていません。そこで、昔あった賑わいを取り戻しその賑わいを地域へと広げていけるような計画を提案しました。   表彰式で、特にリノベーション事業を行っている方に好評をいただき、お話しさせていただいたことが、大学内での授業では経験できない貴重な体験でした。また、入賞した学生のプレゼンテーションも大きな刺激となり、今回の経験を糧に今後も学んでいこうと思いました。     人間環境デザイン学科 3回生 吉田 美来 関連記事 学生がデザインしたKIOオリジナルバッグを制作中!~人間環境デザイン学科 第6回エコマミ公開講座に人間環境デザイン学科 村田浩子教授と学生が参加しました!~ 人間環境デザイン学科 地域とデジタルをつなぐ – スマートフォン年賀状作成ワークショップの開催 ~人間環境デザイン学科 清水ゼミ 河合町佐味田地区の「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の動物将棋の制作活動 ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 学生視点で「畿央食堂なごみ」のリノベーション提案!! ~ 人間環境デザイン学科 李ゼミ 人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」 レポート vol.5 ~完成&セレモニー開催!

2024.12.23

英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.6 ~ もうすぐクリスマス!

2020年度に開設された現代教育学科英語教育コースでは、6か月間にわたって英語圏で生活し語学や異なる文化・価値観を学ぶ「セメスター留学」を2回生後期に開講。今年度は、2回生3名が、2024年9月21日(土)にカナダのビクトリアに出発しました。現地からの学生リポート第6弾です! こんにちは。教育学部 現代教育学科 2 回生の福岡 煌大です。   最近では気温が急激に下がっており、体調管理にさらに気を付けないといけない日々が続いております。街中はもうすぐクリスマスということもあり、イルミネーションやクリスマスツリーが設置され始められています。今回は前回のブログでは書けなかったことについて書いていこうと思います。   バンクーバーへ行ってきました。 バンクーバーでは最初にクリスマスマーケットに向かいました。人生で初めてクリスマスマーケットに行くことができ、また海外のクリスマスマーケットということで、どのような店があって来ている人や店員さんの雰囲気はどうなのかなど高揚感に駆られていました。店は個人経営しているお店がメインで様々な人の個性が出ていて、海外の良さであるのかなと感じました。     その後蒸気時計を見に行きました。蒸気時計は毎15分ごとに蒸気で音楽が奏でられるようになっていました。バンクーバーに行った日にテイラー・スウィフトさんのライブがあったため蒸気時計の音が変わっていました。そのため蒸気時計の周りにはファンの方や観光者などの方が見に来られていました。   イルミネーションが始まりました。 家から少し離れた場所にあるブチャードガーデンに行ってきました。日本のイルミネーションもとてもきれいなのですが海外のイルミネーションは規模が大きく、オブジェクトも大きなものがあり、近くにはメリーゴーランドがあり多くの人が楽しんでいました。このガーデンの中には数にちなんだオブジェクトがあり、現地の人に教えて頂いたのですが、行った時には無知だったので帰ってから気づきました。また行く機会があれば答え合わせをしたいと思います。   留学生活も半分が過ぎました。 留学の日数が残り半分を切り、残り日数が少なくなってきたことから最近焦ってきています。スピーキングやリスニング力がついてきており、日常会話は流暢に話せるようになってきました。しかし難しい話題についての説明をするときには、まだたどたどしく考えをまとめるのに時間が必要となっています。最近の授業で絶滅危惧種や動物の違法取引、不当な殺害などについて取り扱わせたときに、なかなかうまく話すことができませんでした。しかしこの失敗を無駄にせず自分のものになるようにボキャブラリーなどを吸収しようと考えています。この貴重な時間が当たり前にあると軽視せず、私の留学生活に携わって頂いているすべての人に感謝しながら、残りの貴重な留学生活を過ごしていこうと思います。     現代教育学科 英語教育コース 2回生 福岡 煌大 関連記事 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.1~今年は3人がカナダへ! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.2 ~ カナダに来て3週間がたちました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.3 ~ ウィンタースポーツ観戦を楽しみました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.4 ~ 祝日の過ごし方! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.5 ~ 誕生日を祝ってもらいました! ▶ イギリス短期語学留学2024についての記事は こちら ▶ カナダ短期語学留学2024の記事は こちら  

2024.12.21

健康工学部 健康イノベーション学科(仮称)のページの情報~業界の期待の声~を更新しました。

2024.12.20

パーキンソン病患者の移動支援に新たな可能性—足こぎ車椅子の有効性を確認~ニューロリハビリテーション研究センター

畿央大学の岡田洋平准教授らの研究グループは、すくみ足のあるパーキンソン病患者に足こぎ車椅子を導入し、従来の手動車椅子に比べてスムーズかつ十分な速度で駆動できることを明らかにしました。この研究成果は、Movement Disorders Clinical Practice誌に掲載されました(The Cycling Wheelchair as a New Mobility Aid for Individuals with Parkinson's Disease)。 研究概要 パーキンソン病患者は、疾患の初期段階から歩行能力が低下し、進行に伴いその傾向が顕著になります。その結果、日常生活で車椅子が必要となることがあります。しかし、手動車椅子を使用する際にも駆動能力が制限される場合が多いことが課題です。一方で、パーキンソン病患者は自転車のペダル操作能力が比較的保たれていることが知られています。本研究では、ペダル操作で駆動する足こぎ車椅子に着目し、その有効性を手動車椅子と比較しました。その結果、手動車椅子の駆動能力が著しく低下している患者でも、足こぎ車椅子ではスムーズかつ十分な速度で移動可能であることを確認しました。 本研究のポイント ・パーキンソン病患者に足こぎ車椅子を導入し、駆動能力を比較検証した。 ・手動車椅子の駆動が困難な患者でも、足こぎ車椅子でスムーズかつ十分な速度での移動が可能であることを実証した。   研究内容 本研究では、すくみ足を有するパーキンソン病患者2名を対象に、足こぎ車椅子(図1)と手動車椅子による10m直進路の駆動能力を比較しました。 症例1では、手動車椅子の約6倍の速度で足こぎ車椅子を駆動できました。   図1 足こぎ車椅子(COGGY,TESS) 症例2は強い前屈姿勢があり手動車椅子では途中で停止しましたが、足こぎ車椅子では十分な速度で完走可能でした。   図2 主な結果:車いすの駆動速度の比較(手動車椅子 vs 足こぎ車椅子)   これらの結果から、足こぎ車椅子は移動能力が低下したパーキンソン病患者にとって新しいモビリティエイドとしての可能性を示しています。   本研究の臨床的意義および今後の展開 本研究の結果、パーキンソン病患者の足こぎ車椅子の駆動能力は、従来の手動車椅子と比較して非常に高いことが明らかにされました。パーキンソン病患者にとって、日常生活で自由に動けることの意義は大変大きく、生活の質の向上への寄与が期待されます。今後は、方向転換や狭いスペースでの操作性など、より実用的な検証を進め、施設環境などでの有効性も調査できればと考えています。   論文情報 Okada Y, Narita M, Okamoto M, Osumi M, Morioka S. The Cycling Wheelchair as a New Mobility Aid for Individuals with Parkinson’s Disease. Mov Disord Clin Pract. 2024 Dec 5.   問い合わせ先 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 准教授 岡田 洋平(オカダ ヨウヘイ) Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: y.okada@kio.ac.jp

2024.12.20

次世代教育センター主催「ライフプランニング講座」「文章読解・作成能力検定講座」を開催!

2024年11月30日(土)に、次世代教育センタープログラム「ライフプランニング講座~大切な将来のために一度は聞いておきたいお金の話」を、12月7日(土)、14日(土)に同じく次世代教育センター主催の「文章読解・作成能力検定講座」を実施しました。   ※次世代教育センターは2021年4月、次世代社会のニーズに応えられる幅広い教養を身につけた人材の育成を目的として開設されました。毎年度、様々なテーマを取り上げた講座を実施しています。 ライフプランニング講座 「ライフプランニング講座」は、ファイナンシャルプランナーとして開業されている薬師寺洋子先生にお越しいただき実施しました。自分のキャリアをデザインしていく上で、生涯のライフイベントでどのくらいのお金が必要になるのか、また、資産形成を図る中で必要となる税金や社会保険などの基礎知識を学びました。     各学科から1・2回生中心に13名が参加。3グループに分かれて、「短時間のワーク⇒発表⇒先生の解説」を繰り返していきました。受講生は最初緊張していましたが、数多くのテーマを話すうちに徐々に打ち解け、また、先生のパワフルさ、気さくさに、和んだ雰囲気で講義が進んでいきました。「自分にとってのお金とは?」「1億円の使いみちは?」などについて自分の考えを述べ、また、メンバーの意見を聴くことで新たに視野も広がったことでしょう。先生の解説部分では、実体験に基づくお話をされたことで大変説得力があり、受講生には納得感得られる内容となったようです。         受講者の声 「お金や資産運用について独学で勉強していたが、今回の授業で自分が努力して得た知識が間違いではなかったと感じることができた。」 「将来のライフイベントでどれくらいのお金がかかるのかイメージできた。」 「将来知っておかなければならないお金にまつわる話を分かり易く学べた。」 「大学の授業では学べないことを聴くことができた。」   受講者からは、保険、FP検定、資産運用、NISAといった、更に深く金融関連の講座を学びたい、という声も上がってきています。興味のあるところから金融経済に触れることで、社会の仕組みが理解できたらいいですね。これからも新しい講座を企画していきますので、学生の皆さんの積極的な参加を期待しています! 文章読解・作成能力検定 「文章読解・作成能力検定」は、論理的なわかりやすい文章を書けるようになることを目的とする検定です。論理的な文章を書く力は、授業におけるレポート課題、就職活動におけるエントリーシート、採用試験における小論文試験などで自分の考えを相手にわかりやすく伝えることにつながるだけでなく、社会に出てからも求められる力です。   昨年度から開講しているこの講座ですが、受講したみなさんは、文法の確認からスタートして、レポートや報告書の構成、文章の要約、とステップアップしていき、最終的には原稿用紙を使って自分で文章を実際に書くことにチャレンジしていました。     本講座を担当してくださったのは、昨年に引き続き、株式会社ワークアカデミーの松尾啓史郎先生です。受講者からの質問にも、丁寧に個別にこたえてくださいました。2日目の最後に、文章を書く課題が出されましたが、こちらは、松尾先生に後日添削していただけることになっています。受講したみなさんは、2日間の総まとめのつもりで、しっかり課題に取り組んでくださいね。     受講者の声 「自分の文章力について再認識し、さらなる文章力向上に向けてどのような対策をすればよいのか理解できました。」 「自分が書いた文章を添削してもらえて、具体的なアドバイスをいただけてよかった。」   受講したみなさんからは、「もう1度この講座をしてほしい」という声も挙がりました。文章読解・作成能力検定2級の検定日は2025年2月16日(日)です。本講座を受講したみなさんが、今回学んだ内容をもとにさらに勉強を進めていき、合格されることを期待しています! 2024年度 次世代教育センタープログラム 畿央大学 次世代教育センター 次世代教育センター 関連記事 次世代教育センター主催「Excelの魅力発見・体験講座」を開催! 次世代教育センター主催「プレゼンテーション力養成講座~パワポで表現する自分の未来予想図~」を開催! 次世代教育センター主催:「コミュニケーション力養成講座~一生ものの自己紹介で自己発信力を高めよう~」を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催! 次世代教育センター主催「近未来テクノロジーの生かし方」を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~応用編~」を開催! 次世代教育センター主催「文章読解・作成能力検定講座」を開催しました!

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