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2020.04.02
令和2年度入学生に学生証を交付しました。
2020年4月2日(木)、令和2年度の入学生に対して学生証等が交付されました。健康科学部349名(理学療法学科76名、看護医療学科99名、健康栄養学科101名、人間環境デザイン学科73名)、教育学部197名、健康科学研究科38名(修士課程35名、博士後期課程3名)、教育学研究科修士課程2名、助産学専攻科10名、臨床細胞学別科5名、あわせて601名の新しい畿央生が誕生しました。 新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、今年度は残念ながら式典を見合わせ、学科等の単位で講義室に分かれ、開講に向けて必要な手続きを短時間でおこないました。新入生と教職員だけのこじんまりとした雰囲気の中でしたが、キャンパス周辺の桜とともに、新たな門出を祝う一日となりました。 保護者の皆様、ご親戚の皆様にはお子様の晴れの姿を見届けていただけず、大変申し訳ございませんでした。心よりお詫び申し上げます。 本日、人生の新たな一歩を踏み出すことになった皆さま、おめでとうございます。このような形になりましたが、教職員一同心より歓迎の意を表するとともに、皆さまが入学当初の目標を達成することができるよう、全力を尽くしてまいります。厳しいスタートとなりましたが、夢を力に変えて、ともにがんばりましょう。
2020.03.31
令和元年度 名誉教授称号授与式を行いました。
2020年3月26日(木)11時30分より、本学冬木記念ホールにおいて、本学で3回目となる名誉教授称号授与式が執り行われました。 名誉教授の称号は、教育上または学術上の功績があり、かつ本学に対して功労があった方に授与されるもので、今年度は2名の方に授与されました。 続いて冬木学長から、2人の先生方に対して、本学に対する多大な貢献への感謝とお祝いの言葉が贈られた後、称号授与者の金内先生からは、本学教員が自ら作成した「生命倫理」の教科書の話や中城先生からは桜井女子短期大学にご着任されたときの思いなどを交えご挨拶をいただきました。 本学の発展に多大なる貢献をいただき、感謝申し上げます。先生方をお手本としながら、建学の精神「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」の実現に向けて、教職員一同、教育・研究・社会貢献に邁進してまいります。 令和元年度 名誉教授 称号授与者 金内 雅夫 (健康科学部 健康栄養学科 教授としての貢献による) 中城 進 (教育学部 現代教育学科 教授としての貢献による)
2020.03.27
管理栄養士、2年連続100%を達成!~2020年3月卒業生
2020年3月1日(日)に実施された管理栄養士国家試験の結果が3月27日(金)に発表されました。健康科学部健康栄養学科では90名が受験し、全員が合格しました。昨年に引き続き、2年連続での全員合格です。なお、全国平均の合格率(新卒のみ)は92.4%となっています。 <管理栄養士国家試験合格率 3年間推移> 2018年卒2019年卒2020年卒 受験者 89名 85名 90名 合格者 88名 85名 90名 現役合格率 98.9% 100% 100% 全国平均(新卒) 95.8% 95.5% 92.4% 畿央大学健康栄養学科の2020年3月卒業生は建学の精神である「知をみがく」を大いに実践し、受験者全員が合格を果たしました。学生諸君の努力の結果であり、拍手を贈りたいと思います。卒業生たちが今後、食と健康に関するあらゆる場面で活躍してくれることを願っています。 健康栄養学科 学科長 栢野 新市
2020.03.26
令和2年度入学式ならびに年度当初諸行事の対応について(3/26更新)
畿央大学へ入学予定の皆さま 保護者の皆さま 令和2年度入学式について畿央大学では、新型コロナウイルスの感染が拡大している現在の情勢の変化を見極めつつ、どのような形を取るべきか慎重に検討してまいりました。その結果、入学式を中止し、学生証の交付等、授業開始に必要な諸手続きを各学部学科・大学院・専攻科・別科に分かれて行う苦渋の決断をいたしました。参加者への感染やその拡大のリスクをできる限り回避することはもちろんですが、新学期に向け、教育というミッションを遂行するために必要な対応を優先するためでもあります。 縁あって本学で学ぶことになった新入生の皆さんを歓迎し、人生の大切な時期を一緒に過ごす最初の出会いの場として、入学式は誰にとっても記憶に残る大切な一日です。とりわけ新入生の皆さま、ご家族の皆さまにとっては、心待ちにされていた式典が開催されないことは、言葉にならない程の大きなショックであることは想像に難くありません。しかしながら新型コロナウイルスは免疫を持った人がいない新型のウイルスであり、式典に参加される皆さまへの感染と他者への感染拡大のリスクを最大限、考慮することが求められています。本学では、専門家委員会等の意見もふまえて、特別な対応を取るべきだと判断するにいたりました。皆さまの安心安全を最優先に考えた判断であることをご理解ください。 式典は中止といたしますが、私たち教職員一同、在学生一同は、新入生の皆さまのご入学を心より歓迎いたします。また、折に触れて、新入生の皆さまの入学をお祝いする企画を在学生とともに検討いたします。今回の事態に対する本学の判断をご理解いただき、引き続きご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。 2020年3月19日 畿央大学 学長 冬木 正彦 開講までの行事予定(当初のスケジュールと3/19現在の状況) 学部入学生(健康科学部・教育学部) 3月30日(月)プレイスメントテスト・キャンパス歓迎会等 「プレイスメントテスト」…4月以降に延期(日程は検討中) 「キャンパス歓迎会」…中止 いずれも中止もしくは延期といたしました。当日は登学の必要はありません。 4月2日(木)入学式 現在までの状況を考慮して、入学式は中止とし、以下の時間・場所にて、学生証等の必要物を交付することといたしました。新入学生を対象としていますので、保護者の皆さまにおかれましては、登学いただく必要はございません。 理学療法学科 4月2日(木) 集合10:00 P301講義室 看護医療学科 4月2日(木) 集合10:00 P201講義室 健康栄養学科 4月2日(木) 集合11:00 L101講義室 人間環境デザイン学科 4月2日(木) 集合11:00 E103講義室 現代教育学科 4月2日(木) 集合11:00 KB04講義室 各会場への入室は集合時刻の30分前から可能です。それまでは講義室の外でお待ちください。 当日は公共交通機関を利用して登学してください。ただし、当日発熱・風邪のような症状がある場合や海外(すべての国を対象とします)から帰国後2週間に満たない場合は登学を控えてください。 スーツ着用等の指定はありませんので普段着でお越しいただいても構いません。 各会場において、ノートパソコンをお渡しする予定です。『学生貸与ノートPC借用誓約書』に必要事項をご記入の上、必ずご持参ください(持ち帰り用の袋は大学で用意します)。 看護医療学科および健康栄養学科にご入学予定の皆さんは、白衣・実習着等の採寸を行います(販売日は後日のため、代金の準備は不要です)。 通学定期券を購入予定の方は、4月2日(木)に交付する学生証の裏面(通学定期券発行控)を記入後に、定期券販売窓口で定期券の購入が可能となります。なお、近畿日本鉄道では4月2日(木)に当日から有効の通学定期券を購入する場合に限り、当日の往路(行き)運賃の負担がないように取扱いされます。詳しくは当日、大学最寄駅(近鉄五位堂駅)の改札を出る前に駅員へ問い合わせてください。その他の公共交通機関を利用される方の当日運賃取扱いについては各自で問い合わせてください。 4月3日(金)~4月9日(木)オリエンテーション・新入生宿泊研修等 学び・学生生活オリエンテーション、健康診断、貸与パソコンの設定、奨学金説明会(対象者のみ)など実施の方向で検討中です。詳細は4月2日(木)にお伝えします。ただし、「新入生宿泊研修」につきましては、宿泊形式の研修は中止とさせていただきました。研修は時間を短縮し、期間内に本学で行う予定です。 4月10日(金)授業開始 4月10日(金)より授業開始予定ですが、今後の国の方針等によっては開始が遅れる可能性があります。 大学院(健康科学研究科・教育学研究科) 4月2日(木)入学式 現在までの状況を考慮して、入学式は中止といたしました。健康科学研究科・教育学研究科の皆さまは4月2日(木)については登学の必要はありません。学生証等の必要物や履修に関する資料を4月2日(木)頃に郵送いたしますので、内容を確認の上ご対応よろしくお願いいたします。不明点がある場合は、以下の問い合わせ先にご連絡ください。 助産学専攻科 4月2日(木)入学式 現在までの状況を考慮して、入学式は中止といたしました。助産学専攻科の皆さまは4月2日(木)については登学の必要はありません。郵送でご案内しました4月3日(金)以降のプログラムから登学してください。 臨床細胞学別科 4月2日(木)入学式 現在までの状況を考慮して、入学式は中止とし、以下の時間・場所にて、学生証等の必要物を交付することといたしました。新入生の皆さまは平服にてご参加ください。 臨床細胞学別科 4月2日(木) 集合16:00 P204講義室 会場は畿央大学です。CTC(臨床細胞学研修センター)ではありませんのでご注意ください。なお、P204講義室へは15:30より入室していただけます。 当日は公共交通機関を利用して登学してください。 問い合わせ窓口 畿央大学 学生支援センター Tel 0745-54-1601
2020.03.23
理学療法士、5年連続100%を達成!~2020年3月卒業生
第55回理学療法士国家試験(2020年2月23日実施)の合格発表が3月23日(月)に行われました。関西の私立4年制大学では最も多い14回目の卒業生となる健康科学部理学療法学科では、今春卒業した76名が受験し、全員が合格しました。全国平均は93.2%(新卒のみ)でした。 <理学療法士国家試験合格率の推移> 2016年卒2017年卒2018年卒2019年卒2020年卒 受験者 62名 67名 72名 64名 76名 合格者 62名 67名 72名 64名 76名 現役合格率 100% 100% 100% 100% 100% 全国平均(新卒) 82.0% 96.3% 87.7% 92.8% 93.2% 5年連続の全員合格を達成したのは関西の私立大学で唯一、受験者50名以上での5年連続全員合格は全養成校279校の中で本学のみとなっています。 試験の合格率(新卒者全国平均)は年により変動しますが、本学の学生はいつも通りのがんばりで、5年連続となる全員合格をはたしました。どのような問題にも対応するためには、普段からのたゆまぬ努力が大切です。来年にむけても気をゆるめることなく、一層の努力を期待したいと思います。 理学療法学科 学科長 庄本康治
2020.03.19
2020年卒の現役合格率 看護師98.9%、助産学専攻科は今年も100%
2020年2月に実施された看護師、保健師、助産師の国家試験の合格発表が3月19日(木)に行われました。9回目の卒業生となる健康科学部看護医療学科では、看護師国家試験に88名が挑戦し、87名が合格(98.9%)という結果でした。 <看護師国家試験合格率の推移> 2018年卒2019年卒2020年卒これまでの卒業生 受験者 93名 91名 88名 771名 合格者 93名 91名 87名 767名 現役合格率 100% 100% 98.9% 99.5% 全国平均(新卒) 96.3% 94.7% 94.7% ー 一方、保健師国家試験は13名が受験し、12名が合格しました。また今年が8回目の卒業生となった助産学専攻科では、卒業生10名が8年連続となる全員合格をはたし、4月から助産師としての一歩を踏み出すことになりました。 今回の看護師国家試験合格率の全国平均(新卒)は94.7%と、昨年に続いて厳しい結果となりました。本学の学生はよく頑張って、全国平均を上回る成果をあげてくれましたが、残念ながら3年連続の全員合格は達成できませんでした。今年を教訓として、なお一層の支援強化をはかりたいと思います。 看護医療学科 学科長 河野由美
2020.03.19
脳卒中後に自他帰属のエラーが生じることを上肢運動タスクで解明~ニューロリハビリテーション研究センター
私たちが動作の中で得ている感覚は、自分自身の運動により生じた「自己由来感覚」と、他者や外界から生じた「外界由来感覚」に大別できることが知られています。そして、これらの感覚を適切に区別する自他帰属のプロセスは、正確な運動を達成するために不可欠であることが明らかにされています。畿央大学大学院博士後期課程の宮脇裕氏と森岡周教授は、仁寿会石川病院リハビリテーション部の大谷武史室長と共同し、感覚運動障害を有する脳卒中患者が、運動に対する感覚フィードバックを適切に自他帰属できているのかを検証しました。この研究成果は、PLOS ONE誌(Agency judgments in post-stroke patients with sensorimotor deficits)に掲載されています。 研究概要 私たちは、日常生活において常に何らかの感覚刺激を得ながら動作を遂行しています。得られた感覚は、自分自身の運動によって生み出された感覚なのか、または自分が関与していない他者や外界から生じた感覚なのか、脳内で区別されると言われています。この区別は「自他帰属」と呼ばれており、これが上手くいかなくなると、「自分が運動を制御している感じ」である運動主体感が損なわれたり、不必要な感覚に基づいて運動を遂行してしまったりすることが明らかにされています。自他帰属の障害を招く疾患の一つとして脳卒中が疑われていますが、運動麻痺などの感覚運動障害が自他帰属に及ぼす影響は十分に明らかになっていません。 宮脇裕氏(畿央大学大学院博士後期課程、慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室)と森岡周教授は、大谷武史室長(仁寿会石川病院リハビリテーション部)と共同し、上肢運動課題を用いて、感覚運動障害を有する脳卒中患者の自他帰属について検証しました。その結果、健常高齢者に比べ脳卒中患者では、他者運動を自分の運動と判断してしまう誤った自他帰属をすることが示されました。また、興味深いことに、この誤帰属は非麻痺肢における運動でも同様に観察されました。 本研究のポイント ・脳卒中患者は、たとえ高次脳機能障害を有していなくとも、感覚フィードバックの誤帰属を起こしうる ・誤帰属は、非麻痺肢の運動でも起こりうる 研究内容 参加者は、モニタ上に水平に表示されたターゲットラインをなぞるように、ペンタブレット上で水平運動を遂行しました(図1)。この際、視覚フィードバックとしてカーソルが表示されました。カーソルの動きに、自分のリアルタイムの運動が反映されている場合(自己運動条件)と、事前に記録した他者運動が反映されている場合(他者運動条件)がありました。参加者は、自分の実際のペン運動とカーソル運動の時空間的な一致性に基づいて、カーソルが自己運動と他者運動のどちらを反映しているか判断することを求められました。 図1:実験装置 結果として、健常高齢者に比べ脳卒中患者では、他者運動条件において有意に誤帰属(他者運動のカーソルを自分の運動と判断)したことが示されました(図2)。また、この誤帰属は非麻痺肢で運動を遂行したときでさえ観察されました(図3)。 図2:脳卒中患者と健常高齢者間の比較 図3:麻痺肢と非麻痺肢間の比較 本研究の意義および今後の展開 正確な運動制御を達成するためには、適切な感覚の自他帰属が不可欠です。脳卒中患者の誤帰属がなぜ起こっているのか、またその影響はどのようなものなのかさらに精査することで、脳卒中リハビリテーションの新たな可能性を今後も探求していく必要があります。 論文情報 Yu Miyawaki, Takeshi Otani, Shu Morioka: Agency judgments in post-stroke patients with sensorimotor deficits. PLoS One, 2020. 問い合わせ先 畿央大学大学院健康科学研究科 博士後期課程 宮脇裕(みやわき ゆう) E-mail: yu.miyawaki.reha1@gmail.com Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600
2020.03.16
令和元年度 卒業証書等授与式を行いました。
去る3月13日(金)に、令和元年度の卒業生・修了生に対して卒業証書や修了証書、学位記などが授与されました。新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、残念ながら今年度は各学科・専攻科・別科・研究科単位で講義室(別科は大阪のキャンパス)に分かれての実施となり、参加者は卒業生・修了生・教職員のみのこじんまりしたものとなりました。 出席がかなわなかった者も含め、総勢で健康科学部329名(理学療法学科76名・看護医療学科88名・健康栄養学科98名、人間環境デザイン学科67名)、教育学部198名、助産学専攻科10名、大学院17名(健康科学研究科修士課程13名、博士後期課程1名、教育学研究科修士課程1名、研究生2名)、臨床細胞学別科3名の合計557名は、これまでの学びや研究の証として学位記等を授与され、それぞれの強い想いを胸に新しいスタートを切りました。例年のような全体での式典は自粛し、様々な制約の元でのささやかな行事となりましたが、教職員の工夫や卒業生自身のアイデアで、畿央大学らしくほのぼのとした雰囲気の中で卒業生を送り出せたのではないかと思います。 保護者の皆様、ご親戚の皆様にはお子様の晴れの姿を見届けていただけず、大変申し訳ございませんでした。苦渋の決断ではありましたが、心よりお詫び申し上げます。 卒業・修了された皆さま、おめでとうございます。教職員一同、皆さまの飛躍を心よりお祈りしております。
2020.03.07
【学生・保護者の皆さまへ】卒業証書等授与式に関するご案内(3/11・12追記)
既にお知らせいたしました通り、新型コロナウイルスによる感染症の拡大を受けて、今年度は卒業生、修了生全体での卒業式典および卒業パーティの実施を見送ることといたしました。 充実した学生生活の最後を飾る皆さんが楽しみにしてくださっている行事を見送ることは、本学といたしましてもまことに残念でなりませんが、現状では何よりも皆様の安全を守ることこそ第一と考え、このような結論に至りました。ご理解を賜れましたら幸甚に存じます。 なお、3月13日(金)には、各学科・専攻科・別科・研究科単位で卒業証書等授与式を、以下の通り実施することにいたしました。いずれも卒業生、修了生、教職員のみの場としますので、保護者等の付き添いの方の登学は控えていただきますようにお願いいたします。 【3月12日追記】 感染拡大防止を鑑み、下記に該当される方は出席をとりやめてください。 ・発熱等の風邪や咳などの呼吸器症状がみられる方 ・中国、韓国、イラン、イタリア、サンマリノなど新型コロナウイルスの感染が確認されている国から帰国して2週間以内の方 ◆3/13(金)卒業証書等授与式 会場◆ 【学部】 健康科学部 理学療法学科 10:00より P301講義室 看護医療学科 10:00より P201講義室 健康栄養学科 10:00より L101講義室 人間環境デザイン学科 10:00より R201講義室 教育学部 現代教育学科 10:00より KB04講義室 【大学院】 健康科学研究科 11:00より P302講義室 【専攻科】 助産学専攻科 11:00より P202講義室 【3月11日追記】 上記、本学会場で実施される卒業証書等授与式にお越しになる方は、遅くとも13:00までに学外へ退出、交通機関が空いている間に帰宅してください。 【別科】 臨床細胞学別科 16:00より 於:CTC梅田 ※本学各講義室は30分前より入室可能です。 ※出席を必須とする式典ではありません。ご自身の判断でお越しください。欠席された場合でも後日、学生支援センター窓口へお越しいただければ、卒業証書等は個別にお渡しいたします。 ※風邪の症状や発熱等がある場合は出席をお控えください。なお、マスク等のご用意もいたしかねますので、ご了承ください。 ※式の終了後は速やかに帰宅し、以後不要不急の外出は控えるようにしてください。 ※本学周辺の道路や、商業施設駐車場への駐停車は、短時間であっても地域住民の皆さまのご迷惑になりますので、厳にお慎みください。 ※在学生も登学の自粛期間ですので、残念ではありますが改めて登学自粛をお願いします。 ※今後、政府の方針を含めた情勢の変化によっては上記の予定の変更が生じる可能性はございます。その際にはホームページ等でお知らせをいたします。 新型コロナウイルスの動向はいまだ予断を許さぬものがあります。皆様くれぐれも体調管理にはお気を付けください。
2020.02.28
第18回畿央大学公開講座「当事者とともに創る認知症ケア」を開催いたしました。
毎年開催しております畿央大学公開講座も今回で18回目を迎えました。昨年度に引き続いての「認知症」をテーマに掲げ、本学看護医療学科の山崎尚美教授と、まほろば倶楽部代表の平井正明氏にご講演いただき、受講生82名の皆様をお迎えして実施いたしました。 プログラム1「当事者とともに創る認知症ケア」 【講師】山崎尚美氏(畿央大学健康科学部看護医療学科 教授) 昨年度に引き続き「認知症」をテーマとし、認知症患者に対する周囲の方々の理解やサポート、国や広陵町における施策の紹介のあと、熊本大学等で発足している「Orange Project」という“認知症になっても安心できるまちづくりに貢献する”をテーマとしたボランティアサークルについて紹介されました。また本学でも、学生主体のサークル(「Orange Project in KIO」)が立ち上がり、代表学生から外部のイベント等でも精力的に活動している様子が報告されました。 プログラム2 「若年性アルツハイマーと向き合って」 【講師】平井 正明 氏(まほろば倶楽部 代表) 認知症患者の当事者でもある平井氏からは、自身の認知症患者としての病との向き合い方をテーマにご講演いただきました。病気が判明してからの自身の変化や周囲のサポート、また「当事者」として行っている啓発活動の紹介をしていただきました。最後には「認知症になることは不便ではあるが決して不幸ではない」とお話しいただき、参加者の方々からの共感を得られていました。 講座終了後は、先着20名様を対象に「きおトレアプリ」を体験していただきました。この「きおトレアプリ」は、自身の認知機能を知ることが出来るスクリーニングアプリで、参加者の方々は、慣れないタブレットの操作に苦労されている様子もありましたが、学生スタッフによるサポートを受けながら進めていただきました。 ▼「きおトレアプリ」体験の様子 プログラム終了後のアンケートでは、「認知症に対してはいまだ多くの偏見があり、自分も以前はそうであったと感じた」「母が認知症となり、しっかりしていた母が……と日々思っていましたが、理解していかなければと再認識しました」「当事者の方の講演はすばらしく、心打たれました」などの感想があり、またきおトレアプリを体験いただきました方々からは「日頃意識しないで生活しているので、記憶することの大変さを改めて感じました」といった感想もいただきました。今回は当事者の方のお話も伺うことで、「認知症」の参加者自身の理解や意識が深まっただけでなく、地域社会でどのように認知症の方々を支えていくのかを考えていただく良い機会となったようです。 今年も多くの方々にご参加いただき、非常に活気ある講座となりました。ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。本学では、今後も受講者の皆さまにご満足いただけるような公開講座を開催してまいります。 第17回畿央大学公開講座「認知症の正しい理解」を開催しました。 第16回畿央大学公開講座を開催しました。 第15回畿央大学公開講座B・C(2日目)を開催しました。 第15回畿央大学公開講座 講座Aを開催しました。 第14回畿央大学公開講座を行いました。 第13回畿央大学公開講座を開催しました。 第12回畿央大学公開講座「健康長寿のための食と運動」を開催しました。